JP2001250135A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP2001250135A
JP2001250135A JP2000059355A JP2000059355A JP2001250135A JP 2001250135 A JP2001250135 A JP 2001250135A JP 2000059355 A JP2000059355 A JP 2000059355A JP 2000059355 A JP2000059355 A JP 2000059355A JP 2001250135 A JP2001250135 A JP 2001250135A
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pusher
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pusher mechanism
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードを屈曲させずに、カードの搬送方向を
変えることができるカード処理装置を提供する。 【解決手段】 取り込み搬送部110と排出搬送部15
0との間に、昇降自在なエレベータ可動部130を設け
る。取り込み搬送部110に供給されたICカードが、
取り込み搬送部110とエレベータ可動部130との間
に橋渡しとなったとき、第1プッシャ122は取り込み
搬送部110からエレベータ可動部130に向けてIC
カードを押し出す。エレベータ可動部130が上昇し、
このエレベータ可動部130に載せられたICカードが
排出搬送部150のカード搬送路R2の高さに到達する
と、ICカードは第2プッシャ141により押し出さ
れ、排出搬送部150に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード等を搬
送媒体としたカード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駅構内等においては、省力化を目的とし
た自動券売機が設置されている。図6は、現在広く利用
されている自動券売機の概略構成を示す図である。自動
券売機300は、この自動券売機300の装置各部の制
御を司る制御部310と、乗車券等の購入操作を行うた
めの操作部301と、操作部301において指定された
乗車区間等の磁気情報を磁気式カードに書き込み、磁気
情報の書き込まれた乗車券等(以下、磁気カードとい
う)を発行する発券部302と、発券部302において
発行された磁気カードを搬送する搬送部303と、搬送
部303を介して搬送された磁気カードが排出される取
り出し口304とを備えている。図7は、搬送部303
における磁気カードの搬送動作を模式的に示した図であ
る。搬送部303は、発券部302において発行された
磁気カードを搬送路Hに沿って移動させる搬送機構31
3、314、315と、磁気カードの搬送方向を変える
ためのR形状ガイド323とを備えている。搬送機構3
13、314、315は、磁気カードの搬送路Hを形成
する内側搬送機構313aと外側搬送機構313bとに
より構成されている。この内側搬送機構313aと外側
搬送機構313bは、発券部302から磁気カードが供
給されると、この磁気カードを内側搬送機構313aと
外側搬送機構313bとの間で挟持して矢印方向に搬送
する。なお、各搬送機構は、図示せぬ駆動モータの動力
が搬送機構を構成するプ−リ400に伝達されることで
駆動する構成となっている。R形状ガイド323は、搬
送機構313、314、315によって搬送される磁気
カードの搬送方向を変えるためのガイドである。図7に
示すように、発券部302から搬送部303に供給され
た磁気カードは、搬送機構対313によって図中右側か
ら左側に搬送される。搬送機構313によって搬送され
た磁気カードは、R形状ガイド323によって折り曲げ
られた後、搬送機構314によって図中上方向に搬送さ
れる。このように、従来の自動券売機300において
は、搬送する磁気カードを屈曲させることで搬送方向を
変える屈曲搬送が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年カード
を媒体とした改札及び料金徴収システムの開発、普及化
が進んでいる。例えば、レジャー施設等においては入場
から場内での有料施設の利用、及び退場時における精算
に至るまで、1枚のICカードで処理するカード応用シ
ステムが普及しつつある。このICカードを用いたカー
ドシステムは、レジャー施設のみならず、自動改札機、
自動券売機を多数備える駅等においても導入することが
検討されている。しかしながら、このICカードは、集
積回路(IC)チップがカード媒体に搭載される構成と
なっているため、上述した磁気カードと比較して外部か
らの衝撃(例えば、外部から加わる曲げ応力等)に弱い
という欠点がある。従って、このICカードを用いて従
来の自動券売機300を利用した場合には、搬送部30
3においてICカードが搬送される際、R形状ガイド3
23により、ICカードが折り曲げられ、ICチップが
破損する等の問題が生じる。本発明は、以上説明した事
情を鑑みてなされたものであり、搬送するカードを屈曲
さずに、カードの搬送方向を変えることができるカード
処理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
ため、請求項1に記載のカード処理装置は、カードの搬
送経路上の第1の通過点と第2の通過点との間に、前記
第1の通過点を通過したカードをカード面に垂直な方向
に搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段から
カードを受け取り、受け取ったカードをカード面に平行
な方向に搬送することにより、前記第2の通過点を通過
させる第2の搬送手段とを具備することを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載のカード処理装置
は、請求項1に記載の構成において、カード面に平行な
方向にカードを搬送することにより、前記第1の通過点
を通過させる第3の搬送手段と、前記第3の搬送手段に
よって搬送されたカードを前記第1の搬送手段側に押し
出す取り込みプッシャ機構と、前記第1の搬送手段側か
ら前記第2の搬送手段側に前記カードを押し出す排出プ
ッシャ機構とを具備することを特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載のカード処理装置
は、請求項2に記載の構成において、前記第3の搬送手
段と前記第1の搬送手段との間にカードがあるか否かを
検知するカード検知センサを有し、前記取り込みプッシ
ャ機構は、前記カード検知センサが前記第3の搬送手段
と前記第1の搬送手段との間にカードがあることを検知
した場合に前記第3の搬送手段によって搬送されたカー
ドを前記第1の搬送手段側に押し出すことを特徴とす
る。
【0007】また、請求項4に記載のカード処理装置
は、カードの搬送経路上の第1の通過点と第2の通過点
との間に、第1及び第2の搬送手段を有すると共に、第
1及び第2プッシャ機構を有し、順送指示に応じ、前記
第1の搬送手段は、前記第1の通過点を通過したカード
をカード面に垂直な方向に搬送し、前記第1プッシャ機
構は、前記第1の搬送手段によって搬送されたカードを
前記第2の搬送手段側に押し出し、前記第2の搬送手段
は、前記第1プッシャ機構により押し出されたカードを
カード面に平行な方向に搬送することにより、第2の通
過点を通過させ、逆送指示に応じ、前記第2の搬送手段
は、カードをカード面に平行な方向に搬送することによ
り、前記第2の通過点を通過させ、前記第2プッシャ機
構は、前記第2の搬送手段によって搬送されたカードを
前記第2の搬送手段側から前記第1の搬送手段側に押し
出し、前記第1の搬送手段は、前記第2プッシャ機構に
より押し出されたカードをカード面に垂直な方向に前記
第1の通過点に向けて搬送することを特徴とする。
【0008】また、請求項5に記載のカード処理装置
は、請求項4に記載の構成において、前記第2の搬送手
段と前記第1の搬送手段との間にカードがあるか否かを
検知するカード検知センサを有し、逆送指示に応じて前
記カード検知センサが前記第2の搬送手段と前記第1の
搬送手段との間にカードがあることを検知した場合に
は、前記第2プッシャ機構は前記カードを前記第1の搬
送手段側に押し出すことを特徴とする。
【0009】また、請求項6に記載のカード処理装置
は、請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載の構成に
おいて、前記カードはICカードであることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに理解しやす
くするため、実施の形態について説明する。かかる実施
の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明
を限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可
能である。
【0011】A.本実施形態 図1は、本実施形態に係る搬送装置100の構成を示す
図である。本実施形態に係る搬送装置100は、図中右
方下側に示すカード入口に供給されるICカードを、同
図左方上側に示すカード出口まで搬送する搬送装置であ
り、図6に示す発券部302において発行されるICカ
ードを取り出し口304に搬送することを想定した搬送
装置である。この搬送装置100は、取り込み搬送部1
10と、第1プッシャ機構120と、エレベータ可動部
130と、第2プッシャ機構140と、排出搬送部15
0とにより構成されている。
【0012】取り込み搬送部110は、ICカードの搬
送路R1を形成する内側搬送機構111と外側搬送機構
112とにより構成されている。この内側搬送機構11
1と外側搬送機構112は、カード入口に供給されるI
Cカードを内側搬送機構111と外側搬送機構112と
の間で挟持して矢印方向(カード面に平行な方向)に搬
送する役割を担っている。内側搬送機構111は、回転
可能な1対のプーリとこのプーリの内周面に掛け渡され
たエンドレスベルトにより構成されている。この内側搬
送機構111を構成するプーリは、外側搬送機構112
が駆動することにより、回転する構成となっている。
【0013】外側搬送機構112は、中径プ−リ101
と、この中径プーリ101より僅かに径の大きな大径プ
ーリ102と、中径プーリ101及び大径プーリ102
の外周面に掛け渡されたエンドレスベルト103とによ
り構成されている。この外側搬送機構112を構成する
中径プーリ101と大径プーリ102との間には小径プ
ーリ104が配置されている。また、同図に示すレバー
105が、ねじりコイル型バネにより押し上げられ、レ
バー105に繋がった小径プーリ104を押し上げてい
る。このような構成の取り込み搬送部110における内
側搬送機構111及び外側搬送機構112の駆動機構、
すなわちICカードを搬送する際の各搬送機構の駆動方
法については、内側搬送機構111が外側搬送機構11
2に応じて駆動することを除けば前述した図7に示す内
側搬送機構313a及び外側搬送機構313b同様であ
るため、その説明を省略する。
【0014】第1プッシャ機構120は、カード検知セ
ンサ121と、第1プッシャ122とにより構成されて
いる。カード検知センサ121は、ICカードの有無を
検知するセンサであり、取り込み搬送部110とエレベ
ータ可動部130との間にICカードがあるか否かを検
知する。このカード検知センサ121は、取り込み搬送
部110によって搬送されたICカードが取り込み搬送
部110とエレベータ可動部130とによって保持され
ている(以下、橋渡しという)場合には、ICカードが
ある旨の検出信号を制御部(図示略)に出力する。制御
部は、このカード検知センサ121からICカードがあ
る旨の検出信号を受け取ると、第1プッシャ122の駆
動を開始させるべく駆動制御信号を生成し、この駆動制
御信号を第1プッシャ122に出力する。
【0015】第1プッシャ122は、ヒンジ122aを
介して図1に示す矢印方向aに回動可能な構成となって
おり、取り込み搬送部110とエレベータ可動部130
との間において橋渡しとなったICカードを、エレベー
タ可動部130に完全に載せる役割を担っている。具体
的には、この第1プッシャ122は、制御部からの駆動
制御信号に従い、ヒンジ122aを支点として矢印a方
向へ回転を始める。図2は、この第1プッシャ122の
動作を説明するための上面図である。第1プッシャ12
2は、一対の押し出しレバーにより構成されている。こ
の第1プッシャ122を構成する各押し出しレバーは、
各搬送機構を構成するプーリ、及びベルトの側面から離
間した位置に配置されている。このような構成により、
第1プッシャ122を構成する各押し出しレバーは、取
り込み搬送部110とエレベータ可動部130との間に
おいて橋渡しとなったICカードを押し出す場合におい
ても、各搬送機構を構成するプーリ等に接触することな
く、ICカードの後端を押し出すことが可能となる。再
び図1に戻り、第1プッシャ122の動作説明を続け
る。
【0016】ICカードが取り込み搬送部110とエレ
ベータ可動部130との間において橋渡し状態になる
と、制御部は第1プッシャ122に駆動制御信号を出力
する。第1プッシャ122が矢印a方向への回転を始め
ると、まず取り込み搬送部110とエレベータ可動部1
30との間において橋渡しとなったICカードの後端
(取り込み搬送部110に係るICカードの一部)が、
第1プッシャ122と接触する。ICカードの後端と接
触した第1プッシャ122の回転がさらに進むと、IC
カードの後端は、この第1プッシャ122の回転に応じ
てエレベータ可動部130側に押されていく。そして、
第1プッシャ122が図1に示す一点鎖線の位置に達す
ることにより、ICカードはエレベータ可動部130に
完全に載せられることとなる。前掲図2に示すように、
第1プッシャ122を構成する各押し出しレバーは各搬
送機構を構成するプーリ等から離間した位置に配設され
ている。従って、第1プッシャ122は、図1の一点鎖
線で示す軌道を描きながら回転することができるのであ
る。
【0017】エレベータ可動部130は、第1プッシャ
122によってエレベータ可動部130に載せられたI
Cカードをカード面に垂直な方向に排出搬送部150の
高さまで移動させる移動手段である。このエレベータ可
動部130は、1対の昇降軸131に昇降自在に取り付
けられており、図示せぬエレベータ可動ベルトによって
支持されている。エレベータ可動ベルトは、公知のクラ
ンク機構等を介して駆動モータ(図示略)に接続されて
おり、駆動モータの正、逆転方向の回転に応じてエレベ
ータ可動部130を上昇、あるいは下降させるようにな
っている。このエレベータ可動部130を昇降させるた
めの動力源となる駆動モータの回転速度、回転方向等
は、図示せぬ制御部によって制御される。
【0018】ただし、このエレベータ可動部130に
は、エレベータ可動部130に載せられたICカードを
搬送するための搬送手段及び駆動源は搭載されていな
い。すなわち、このエレベータ可動部130は、第1プ
ッシャ122によってエレベータ可動部130に載せら
れたICカードを排出搬送部150の高さまで移動させ
るのみであり、排出搬送部150の高さにまで持ち上げ
られたICカードを、エレベータ可動部130から排出
搬送部150に橋渡しするための搬送手段は具備してい
ないのである。
【0019】このエレベータ可動部130に載せられた
ICカードを図1に示す右方向から左方向に移動させる
と共に、このICカードをエレベータ可動部130から
排出搬送部150に橋渡しする役割は第2プッシャ機構
140が担っている。この第2プッシャ機構140に関
する説明は後述するため省略し、ここではエレベータ可
動部130に載せられたICカードを排出搬送部150
の高さまで移動する際の、エレベータ可動部130の具
体的な動作について説明することとする。
【0020】第1プッシャ122によって、ICカード
が完全にエレベータ可動部130に載せられると、制御
部はICカードが載せられたエレベータ可動部130を
上昇させるべく、駆動モータにモータ制御信号を出力す
る。ここで、制御部は、第1プッシャ122が所定位置
まで振り切ったことを検知するプッシャ検知センサ(図
示略)からの検出信号に基づき、ICカードが完全にエ
レベータ可動部130に載せられたか否かを判断する。
このプッシャ検知センサには、例えば受光部及び発光部
を有するフォトセンサを採用することができる。具体的
には、第1プッシャ122が所定位置まで振り切った場
合に、第1プッシャ122が発光部から発光される光を
遮る構成とする。制御部は、受光部からの受光量に応じ
た検出信号に基づき、第1プッシャ122が所定位置ま
で振り切ったことを検知すると、この検知結果に基づ
き、ICカードが完全にエレベータ可動部130に載せ
られたと判断する。なお、前述したカード検知センサ1
21からICカードがある旨の検出信号が供給されなく
なったこと、すなわち橋渡し状態となっていたICカー
ドが完全にエレベータ可動部130に載せられたこと等
に基づいてICカードがエレベータ可動部130に完全
に載せられたか否かを制御部が判断するようにしても良
い。
【0021】駆動モータは、制御部からモータ制御信号
を受け取ると、このモータ制御信号に従い回転を始め
る。この駆動モータの動力がクランク機構を介してエレ
ベータ可動ベルトに伝達されることにより、エレベータ
可動ベルトに支持されたエレベータ可動部130は、昇
降軸131に沿って上昇していく。そして、このエレベ
ータ可動部130が、一点鎖線で示す位置に到達する
と、制御部はエレベータ可動部130をこの位置で維持
させるべく、モータの回転を停止させる制御信号を駆動
モータに出力する。このようにして、エレベータ可動部
130を排出搬送部150の高さで保持させた後、制御
部は第2プッシャ機構140を起動させる。
【0022】第2プッシャ機構140は、エレベータ可
動部130に載せられたICカードを排出搬送部150
に移動させる第2プッシャ141を備えている。この第
2プッシャ141は、ヒンジ141aを介して図1に示
す矢印方向に回動可能な構成となっている。具体的に
は、第2プッシャ141は、制御部から供給される駆動
制御信号に従い、ヒンジ141aを支点として矢印b方
向へ回動する構成となっている。図3は、第2プッシャ
141の動作を説明するための上面図である。第2プッ
シャ141は、一対の押し出しレバーにより構成されて
いる。この第2プッシャ141は、ヒンジ141aを支
点として矢印b方向に回転した場合においてもエレベー
タ可動部130と接触しないように構成されている。こ
のような構成の第2プッシャ141がエレベータ可動部
130に載せられたICカードを排出搬送部150に移
動させる際には、第2プッシャ141を構成する押し出
しレバーがエレベータ可動部130と接触することな
く、ICカードの後端を押し出すこととなる。再び図1
に戻り、説明を続ける。
【0023】制御部は、エレベータ可動部130が一点
差線で示す位置に到達すると同時に、駆動制御信号を第
2プッシャ141に出力する。第2プッシャ141は、
この駆動制御信号に従い、ヒンジ141aを支点として
矢印b方向へ回転を始める。第2プッシャ141は、一
点鎖線で示す軌道を描きながらエレベータ可動部130
に載せられたICカードを図中右側から左側へと押して
いく(図3参照)。そして、この第2プッシャ141が
一点差線で示す位置に到達すると、第2プッシャ141
によって左方向に押され続けたエレベータ可動部130
上のICカードは、排出搬送部150を構成する内側搬
送機構151と外側搬送機構152との間(図1に示す
カード搬送路R2)に挿入される。このようにして、エ
レベータ可動部130から排出搬送部150へのICカ
ードの受け渡し操作が完了する。
【0024】そして、内側搬送機構151と外側搬送機
構152との間に挿入されたICカードは、図示せぬ駆
動モータによって駆動される内側搬送機構151と外側
搬送機構152との間に挟持され、図1に示すカード出
口に搬送されることとなる。なお、この排出搬送部15
0を構成する内側搬送機構151及び外側搬送機構15
2の構成及び駆動機構等については、前述した図7に示
す内側搬送機構313a及び外側搬送機構313bと同
様であるため、その説明を省略する。
【0025】以上説明したように、本実施形態に係る搬
送装置100は、カード入口に供給されたICカードを
カード出口まで搬送する際、搬送装置100に設けた昇
降自在なエレベータ可動部130を利用することによ
り、ICカードを屈曲させることなく、ICカードの搬
送方向を変えることができる。
【0026】このように、本実施形態に係る搬送装置1
00は、ICカードを屈曲させることなく搬送すること
ができるため、ICカードを構成するICチップの破
損、あるいはICチップ内部に記憶されている情報の消
失を防止することができる。また、本実施形態に係る搬
送装置100は、取り込み搬送部110からエレベータ
可動部130へのICカードの受け渡し、及びエレベー
タ可動部130から排出搬送部150へのICカードの
受け渡しを第1プッシャ機構120及び第2プッシャ機
構140を用いて行う構成としている。すなわち、エレ
ベータ可動部130は、昇降手段としてのみ機能するも
のであれば良く、ICカードを搬送するための搬送手
段、駆動源等をこのエレベータ可動部130に搭載する
必要はない。このため、本実施形態においては、エレベ
ータ可動部130を簡単に構成することができるととも
に、エレベータ可動部130に起因する故障の発生(例
えば搬送手段における繰り返し往復運動時のケーブル破
断等)を抑えることが可能となる。
【0027】B.応用形態 上述したように本実施形態に係る搬送装置100は、カ
ード出口の高さよりも低い位置に設けられたカード入口
にICカードが供給された場合のみ、エレベータ可動部
130を利用してICカードを搬送する構成であった。
これに対し、応用形態に係る搬送装置100’は、カー
ド出口にICカードが供給された場合にも、エレベータ
可動部130を利用してICカードを搬送することがで
きる構成となっている。具体的には、この応用形態に係
る搬送装置100’は、ICカードを交換する場合等に
用いられる。ICカードを交換する場合における搬送装
置100’の具体的搬送手順については、次の通りであ
る。
【0028】搬送装置100’は、図6に示す自動券売
機303の取り出し口304からユーザによってICカ
ードが投入されると、この投入されたICカードを図示
せぬカード収容部に収容すべく、カード出口側からカー
ド入口側にICカードを搬送する。一方、発券部302
においては、交換用のICカードを新たに発行し、発行
したICカードをカード入口に供給する。搬送装置10
0’はカード入口にICカードが供給されると、この供
給されたICカードをカード出口側に搬送する。カード
出口に搬送されたICカードは、図示せぬR/W部にお
いてデータの書き込み等(例えば、乗車区間、カード利
用料金の書き込み等)が行われる。自動券売機303の
取り出し口304からICカードを投入したユーザは、
R/W部において新たにデータの書き込まれたICカー
ドを取り出し口304から受け取ることとなる。応用実
施形態に係るカード搬送装置100’は、このようなカ
ード搬送を想定したものである。
【0029】図4は、応用形態に係る搬送装置100’
の構成を示す図である。この搬送装置100’は、図1
に示す搬送装置100に対して第3プッシャ機構160
及び第4プッシャ機構170を設けたものである。ま
た、搬送装置100’の排出搬送部150’は、同図に
示す取り込み搬送部110と同じ構成を有している。そ
の他の構成については、前述した図1に示す搬送装置1
00と同様であるため、対応する部分には同一符号を付
し、説明を省略する。
【0030】第3プッシャ機構160及び第4プッシャ
機構170は、それぞれカード出口に供給されたICカ
ードをカード入口まで搬送するために設けられたもので
ある。同図から明らかなように、第3プッシャ機構16
0及び第4プッシャ機構170は、それぞれ第1プッシ
ャ機構120及び第2プッシャ機構140に対応して設
けられている。すなわち、第3プッシャ機構160は、
カード出口に供給されたICカードが、排出搬送部15
0’と図4の一点差線で示すエレベータ可動部130と
の間において橋渡しとなった場合に、ICカードを完全
にエレベータ可動部130に載せるための動作を行う。
また、第4プッシャ機構170は、ICカードが載せら
れたエレベータ可動部130が排出搬送部150から取
り込み搬送部110の高さまで下降してきた場合に、I
Cカードを取り込み搬送部110に供給すべく、エレベ
ータ可動部130に載せられたICカードを図中左側か
ら右側へ押していく。
【0031】このような構成の搬送装置100’を用い
ることにより、カード入口に供給されたICカードをカ
ード出口まで搬送する場合のみならず、カード出口にI
Cカードが供給された場合にも、カードを屈曲させずに
ICカードをカード入口まで搬送することができる。具
体的には次の通りである。
【0032】図6に示す取り出し口304を介してカー
ド出口にICカードが供給されると、搬送装置100’
の装置各部の制御を司る制御部(図示略)は、カード出
口に供給されたICカードをカード入口に搬送する旨の
指令(以下、順送指令という)を装置各部(例えば、排
出搬送部150’、エレベータ可動部130等)に送
る。この制御部からの指令に応じて装置各部が動作する
ことにより、搬送装置100’は、カード出口→排出搬
送部150’→エレベータ可動部130→取り込み搬送
部110→カード入口という経路(以下、順送経路とい
う)を介してICカードを搬送する。
【0033】一方、カード入口にICカードが供給され
ると、搬送装置100’の制御部は、上述した順送指令
とは逆の指令、すなわちカード入口に供給されたICカ
ードをカード出口に搬送する旨の指令(以下、逆送指令
という)を装置各部(例えば、取り込み搬送部110、
エレベータ可動部130等)に送る。この制御部からの
指令に応じて装置各部が動作することにより、搬送装置
100’は、カード入口→取り込み搬送部110→エレ
ベータ可動部130→排出搬送部150’→カード出口
といった経路(以下、逆送経路という)を介してICカ
ードを搬送する。
【0034】このように、本実施形態に係る搬送装置1
00’は、順送経路を介してICカードを搬送するのみ
ならず、逆送経路を介してICカードを搬送することが
可能である。
【0035】C.その他 以上説明した搬送装置100及び搬送装置100’のエ
レベータ可動部130においては、ICカードを搬送す
るための搬送手段及び駆動源を搭載しない構成とした
が、これに限定する趣旨ではなく、エレベータ可動部1
30にICカードを搬送するための搬送手段及び駆動源
を搭載するようにしても良い。図5は、エレベータ可動
部130’に搬送機構600と、この搬送機構600を
駆動するための駆動源610を設けた搬送装置900の
構成を示す図である。エレベータ可動部130’をこの
ように構成することで、図4に示す第1〜第4プッシャ
機構120、140、160、170は不要となる。プ
ッシャ機構が不要となる理由について詳述すると、例え
ば取り込み搬送部110からエレベータ可動部130へ
ICカードが橋渡された場合、エレベータ可動部13
0’は駆動源610から供給される電力に基づき搬送機
構600を駆動させ、橋渡し状態となっているICカー
ドをこのエレベータ可動部130’に取り込む。従っ
て、ICカードを押し出すことによりICカードの受け
渡しを行うプッシャ機構は、不要となるのである。この
ように、ICカードの受け渡し(押し出し)を行うプッ
シャ機構を設けずに搬送装置を構成することも可能であ
る。なお、以上説明した本実施形態及び応用形態におい
ては、搬送装置100及び搬送装置100’の搬送対象
としてICカードを例示したが、これは搬送対象をIC
カードに限定することを意味するものではなく、例えば
折り曲げて搬送することができないカード類、あるいは
小包等の搬送に適用することも可能である。また、搬送
装置100及び搬送装置100’は、前述した自動券売
機300に適用できるのは勿論、その他搬送手段を具備
する機器全て(例えば、自動改札機等)に適用可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送するカードを屈曲させずに、カードの搬送方向を変
えることができるカード処理装置を提供することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における搬送装置100の構成を
示す図である。
【図2】 第1プッシャ122の動作を説明するための
図である。
【図3】 第2プッシャ141の動作を説明するための
図である。
【図4】 応用実施形態における搬送装置100’の構
成を示す図である。
【図5】 搬送装置900の構成を示す図である。
【図6】 自動券売機300の概略構成を示す図であ
る。
【図7】 自動券売機300の搬送部303の構成を示
す図である。
【符号の説明】
100・・・搬送装置 110・・・取り込み
搬送部 120・・・第1プッシャ機構 130・・・エレベー
タ可動部 140・・・第2プッシャ機構 150・・・排出搬送
部 160・・・第3プッシャ機構 170・・・第4プッ
シャ機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードの搬送経路上の第1の通過点と第
    2の通過点との間に、前記第1の通過点を通過したカー
    ドをカード面に垂直な方向に搬送する第1の搬送手段
    と、 前記第1の搬送手段からカードを受け取り、受け取った
    カードをカード面に平行な方向に搬送することにより、
    前記第2の通過点を通過させる第2の搬送手段とを具備
    することを特徴とするカード処理装置。
  2. 【請求項2】 カード面に平行な方向にカードを搬送す
    ることにより、前記第1の通過点を通過させる第3の搬
    送手段と、 前記第3の搬送手段によって搬送されたカードを前記第
    1の搬送手段側に押し出す取り込みプッシャ機構と、 前記第1の搬送手段側から前記第2の搬送手段側に前記
    カードを押し出す排出プッシャ機構と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載のカード処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の搬送手段と前記第1の搬送手
    段との間にカードがあるか否かを検知するカード検知セ
    ンサを有し、 前記取り込みプッシャ機構は、前記カード検知センサが
    前記第3の搬送手段と前記第1の搬送手段との間にカー
    ドがあることを検知した場合に前記第3の搬送手段によ
    って搬送されたカードを前記第1の搬送手段側に押し出
    すことを特徴とする請求項2に記載のカード処理装置。
  4. 【請求項4】 カードの搬送経路上の第1の通過点と第
    2の通過点との間に、第1及び第2の搬送手段を有する
    と共に、第1及び第2プッシャ機構を有し、順送指示に
    応じ、 前記第1の搬送手段は、前記第1の通過点を通過したカ
    ードをカード面に垂直な方向に搬送し、 前記第1プッシャ機構は、前記第1の搬送手段によって
    搬送されたカードを前記第2の搬送手段側に押し出し、 前記第2の搬送手段は、前記第1プッシャ機構により押
    し出されたカードをカード面に平行な方向に搬送するこ
    とにより、第2の通過点を通過させ、逆送指示に応じ、 前記第2の搬送手段は、カードをカード面に平行な方向
    に搬送することにより、前記第2の通過点を通過させ、 前記第2プッシャ機構は、前記第2の搬送手段によって
    搬送されたカードを前記第2の搬送手段側から前記第1
    の搬送手段側に押し出し、 前記第1の搬送手段は、前記第2プッシャ機構により押
    し出されたカードをカード面に垂直な方向に前記第1の
    通過点に向けて搬送することを特徴とするカード処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2の搬送手段と前記第1の搬送手
    段との間にカードがあるか否かを検知するカード検知セ
    ンサを有し、 逆送指示に応じて前記カード検知センサが前記第2の搬
    送手段と前記第1の搬送手段との間にカードがあること
    を検知した場合には、前記第2プッシャ機構は前記カー
    ドを前記第1の搬送手段側に押し出すことを特徴とする
    請求項4に記載のカード処理装置。
  6. 【請求項6】 前記カードはICカードであることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載のカ
    ード処理装置。
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