JP2008142386A - 遊技媒体補給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技媒体を搬送するためのコンベア構成にかかわらず、各遊技媒体使用機に対する遊技媒体の補給を適切に行えるようにする。
【解決手段】遊技媒体を搬送する媒体搬送手段11と、前記媒体搬送手段11上へ遊技媒体を供給する媒体供給手段12と、前記媒体搬送手段11上から遊技媒体使用機に繋がる媒体補給路への遊技媒体の移載を行う媒体進路切り換え手段13とを備え、前記媒体搬送手段11上への遊技媒体の供給後、媒体搬送時間が経過すると、前記媒体進路切り換え手段13が動作して、前記媒体搬送手段11が搬送してくる遊技媒体を移載するように構成された遊技媒体補給装置5において、遊技媒体の供給から前記媒体進路切り換え手段13への到達までの所要時間を計測する時間計測手段と、時間設定モードが指示されると前記時間計測手段での計測結果を基に前記媒体搬送時間を設定する時間設定手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機島にて用いられ、その遊技機島を構成する遊技媒体使用機への遊技媒体の補給を行う遊技媒体補給装置に関する。
一般に、遊技場に設置される遊技機島は、複数の遊技媒体使用機(例えば、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機、これに付設されるメダル貸機や玉貸機等の遊技媒体貸し機)が並設されて構成されているが、各遊技媒体使用機に対して必要に応じて遊技媒体(メダルやパチンコ玉等)を適宜補給しなければならないため、各遊技媒体使用機への遊技媒体の補給を行うための遊技媒体補給装置を備えている。
遊技媒体補給装置としては、遊技機島の長手方向(各遊技媒体使用機の並設方向)に沿って延びる補給コンベアを備えるとともに、その補給コンベア上における各遊技媒体使用機のそれぞれに対応した位置にて、搬送される遊技媒体を補給コンベアから受け取って遊技媒体使用機へ供給するか、あるいはそのまま補給コンベアに載せた状態で搬送方向下流側へ搬送させるかの切り換えをシャッタで行う分岐ユニットを備え、補給コンベアにより遊技媒体が搬送される時間を基に分岐ユニットの動作切り換えを行うことで、複数の遊技媒体使用機が一列に並設されていても、いずれかの遊技媒体使用機からの補給要求に応じて、その遊技媒体使用機に対する選択的な遊技媒体の補給を行うことを可能にするものが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。また、補給コンベアによる各分岐ユニットまでの遊技媒体の搬送時間については、補給コンベアの全長と分岐ユニットの総数とに基づいて算出することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−275383号公報 特開2003−284812号公報
ところで、近年、遊技媒体補給装置の中には、各遊技媒体使用機の並設方向に沿って配された複数のコンベアを用いて遊技媒体の搬送を行うものがある。具体的には、あるコンベアの媒体搬送方向下流側端を、他のコンベアの媒体搬送方向上流側端の上方側に配し、当該あるコンベアと当該他のコンベアとの間で遊技媒体の自然落下を利用して受け渡しを行い、これにより各コンベア間で遊技媒体を受け渡しつつ複数のコンベアを繋ぎ合わせて当該遊技媒体の搬送を行うように構成されたものがある。このような連結構造を採用することで、例えば長手方向に沿って湾曲した部分を有して配される、いわゆるR島にも対応し得るといったように、遊技機島の構成の自由度が増し、様々なレイアウトの遊技場にも遊技機島を設置し得るようになるからである。
しかしながら、複数のコンベアの連結構造を採用した遊技媒体補給装置では、当該連結構造ゆえに、各遊技媒体使用機に対する遊技媒体の補給を適切に行えないおそれがある。複数のコンベアの連結構造を採用すると、複数のコンベアを繋ぎ合わせることから、コンベア長×コンベア数=遊技媒体の搬送距離とはならず、当該コンベア上への遊技媒体の供給箇所から各分岐ユニットまでの搬送距離を正確に特定するのが困難だからである。また、各コンベア間で遊技媒体を受け渡すことから、その受け渡し部分で遊技媒体の挙動が不安定になることも考えられ、各コンベアのコンベア長と搬送速度を基にしても、各分岐ユニットまでの到達時間を正確に求めるのが困難だからである。
そこで、本発明は、遊技媒体を搬送するための構成にかかわらず、各遊技媒体使用機に対する遊技媒体の補給を適切に行うことのできる遊技媒体補給装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するための遊技媒体補給装置である。すなわち、請求項1に係る発明は、遊技媒体使用機へ補給する遊技媒体の搬送を行う媒体搬送手段と、前記媒体搬送手段上への遊技媒体の供給を行う媒体供給手段と、前記媒体搬送手段が搬送する遊技媒体の当該媒体搬送手段上から前記遊技媒体使用機に繋がる媒体補給路への移載を行う媒体進路切り換え手段とを備え、前記媒体供給手段が供給した遊技媒体を前記媒体搬送手段が搬送するとともに当該供給から予め設定されている媒体搬送時間が経過すると前記媒体進路切り換え手段が動作して前記媒体搬送手段が搬送してくる遊技媒体を前記媒体補給路へ移載するように構成された遊技媒体補給装置において、前記媒体供給手段による前記媒体搬送手段上への遊技媒体の供給から当該遊技媒体の前記媒体進路切り換え手段への到達までの所要時間を計測する時間計測手段と、時間設定モードが指示されると前記時間計測手段での計測結果を基にして前記媒体搬送時間の設定を行う時間設定手段とを備えることを特徴とする遊技媒体補給装置である。
上記構成の遊技媒体補給装置では、時間設定モードが指示されると、時間設定手段が媒体搬送時間の設定を行う。このとき、時間設定手段は、その設定を、時間計測手段での計測結果、すなわち媒体搬送手段上への遊技媒体の供給から当該遊技媒体が媒体進路切り換え手段へ到達するまでの所要時間の計測結果を基にして行う。ここで、「到達するまでの所要時間」には、例えば複数の遊技媒体が一つの単位として扱われる場合であれば、当該複数の遊技媒体のうち最も速く到達するものについての所要時間と、当該複数の遊技媒体のうち最も遅く到達するものについての所要時間との両方を含む。すなわち、「所要時間」は、一つの時間ではなく、時間帯の場合もあり得る。また、「基にして」であるから、「所要時間」=「設定時間」である必要はなく、マージンや計測精度等を考慮して設定したものであっても構わない。そして、時間設定手段が媒体搬送時間の設定を行うと、それ以降は、その設定された媒体搬送時間を基にして、媒体進路切り換え手段が切り換え動作を行う。したがって、媒体進路切り換え手段は、実際に遊技媒体が搬送されてくるまでの時間を基に切り換え動作を行うことになる。
請求項2に係る発明は、前記媒体搬送手段が、複数のコンベアを用いて遊技媒体を搬送するとともに、各コンベア間で当該遊技媒体の受け渡しを行うように構成されたものであることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体補給装置である。
上記構成の遊技媒体補給装置では、媒体搬送手段が複数のコンベア間で遊技媒体の受け渡しを行うことによって、その媒体搬送手段を備える遊技機島の構成の自由度を十分に確保し得るようになるが、その場合であっても、時間設定手段が時間計測手段での計測結果を基にして媒体搬送時間の設定を行うので、その媒体搬送時間の設定結果に各コンベア間での遊技媒体の受け渡しの際の当該遊技媒体の挙動が反映されることになる。
請求項3に係る発明は、前記時間設定手段が、前記時間計測手段での複数の計測結果の平均値を前記媒体搬送時間の設定に用いることを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体補給装置である。
上記構成の遊技媒体補給装置では、時間計測手段での一つの計測結果ではなく、複数の計測結果の平均値を、媒体搬送時間の設定に用いるので、当該時間計測手段での計測結果のバラツキの影響を排除して、当該媒体搬送時間の設定精度向上を図ることができる。
請求項4に係る発明は、前記時間設定手段が、前記時間計測手段での複数の計測結果の最悪値を前記媒体搬送時間の設定に用いることを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体補給装置である。
上記構成の遊技媒体補給装置では、時間計測手段での一つの計測結果ではなく、複数の計測結果の最悪値を、媒体搬送時間の設定に用いるので、当該媒体搬送時間の設定精度向上を図りつつ、当該媒体搬送時間について十分なマージンを確保することができる。
本発明によれば、実際に遊技媒体が搬送されてくるまでの所要時間の計測結果を基に媒体搬送時間の設定を行うので、例えば媒体搬送手段による遊技媒体の搬送距離や搬送速度等が明らかになっていなくても、媒体進路切り換え手段が切り換え動作を行うべきタイミングを適切かつ容易に特定することができる。しかも、例えば遊技媒体が媒体進路切り換え手段に到達するまでに当該遊技媒体の挙動が不安定になり得る場合であっても、そのことが媒体搬送時間の設定、すなわち媒体進路切り換え手段の動作タイミングに確実に反映されることになる。さらに、媒体搬送時間の設定は、時間設定モードの指示に応じて時間設定手段にて行われるので、その設定のために設定作業者はモード指示操作を行うだけでよく、煩雑な作業を要してしまうこともない。したがって、遊技媒体を搬送するための構成にかかわらず、実際に遊技媒体が搬送されてくるタイミングで媒体進路切り換え手段での切り換え動作を行うことになり、その結果、各遊技媒体使用機に対する遊技媒体補給の適切化を容易かつ確実に図ることができる。
以下、図面に基づき本発明に係る遊技媒体補給装置について説明する。なお、ここでは、本発明を、複数のパチスロ機が並設された遊技機島にて用いられる、メダルの補給装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
先ず、本発明に係る遊技媒体補給装置の説明に先立ち、その遊技媒体補給装置が用いられる遊技機島について簡単に説明する。
図1は、遊技機島の一例を示す説明図である。図例のように、遊技機島は、パチスロ機1と、これに付設されるメダル貸し機2とが、複数並設されてなるものである。また、遊技機島内には、これらの他に、メダルの計数機3が設けられていてもよい。これらの各装置は、いずれも、遊技媒体であるメダルを使用する遊技媒体使用機として機能するものである。
パチスロ機1およびメダル貸し機2の下方側には、これらパチスロ機1およびメダル貸し機2並びに計数機3からのメダルの回収を行う回収コンベア4が設けられている。回収コンベア4は、パチスロ機1およびメダル貸し機2の並設方向に沿って延びるように配されたもので、例えばオーバーフローによって各パチスロ機1若しくは各メダル貸し機2から排出されるメダル、または計数機3に投入されて計数された後のメダルを受け取って、パチスロ機1およびメダル貸し機2が並ぶ列に沿って、水平方向に向けて搬送するものである。
回収コンベア4の上方側には、パチスロ機1およびメダル貸し機2に代表される遊技媒体使用機に対してメダルの補給を行うためのメダル補給装置5が設けられている。すなわち、メダル補給装置5は、遊技媒体使用機に対する遊技媒体の補給を行う遊技媒体補給装置として機能するものである。このメダル補給装置5は、パチスロ機1およびメダル貸し機2の並設方向に沿って延びるように配されており、その一端側にて供給された所定量のメダルからなるメダル群を、パチスロ機1およびメダル貸し機2が並ぶ列に沿って、回収コンベア4による搬送方向とは逆方向に向けて搬送するようになっている。なお、メダル補給装置5によるメダル搬送方向下流側には、当該メダル補給装置5から受け取ったメダルを、例えば自然落下を利用して回収コンベア4上へ案内する回収シュート6が設けられていてもよい。
また、遊技機島には、その一方の端側、さらに詳しくは回収コンベア4によるメダル搬送方向の下流端側でメダル補給装置5によるメダル搬送方向の上流端側には、回収コンベア4から受け取ったメダルを上方側に向けて揚送するメダル揚送機7が配設されている。そして、このような構成により、遊技機島では、その島内でメダルを循環させるようになっている。すなわち、遊技機島では、必要に応じてメダル揚送機7の側から排出されたメダルを、メダル補給装置5がパチスロ機1またはメダル貸し機2に対して補給するとともに、パチスロ機1やメダル貸し機2等から排出されたメダルを回収コンベア4が回収すると、これをメダル揚送機7が受け取って上方へ揚送する、といったメダル循環動作を行うようになっている。
なお、メダル揚送機7には、回収コンベア4が回収したメダルを貯留する回収タンク(ただし不図示)と、回収タンクから排出されたメダルを受け取って洗浄する洗浄機(ただし不図示)と、洗浄機出の洗浄後のメダルでメダル補給装置5へ供給してパチスロ機1およびメダル貸し機2への補給に供するためのものを貯留する補給タンク8と、が設けられている。そして、回収コンベア4が回収したメダルを回収タンクまで揚送して当該回収タンク内に貯留するとともに、必要に応じて回収タンクから排出されたメダルを洗浄機が洗浄すると、その洗浄済みのメダルを補給タンク8まで揚送して当該補給タンク8内に貯留し、その後必要(例えば、パチスロ機1またはメダル貸し機2からのメダル補給要求)に応じて当該補給タンク8内の貯留メダルを排出してメダル補給装置5へ供給するように構成されている。ただし、これらのうちの回収タンクおよび洗浄機は必須の構成ではなく、他の遊技機島との間に架設された島間コンベア(ただし不図示)を介してメダルの受け渡しが可能であれば、当該他の遊技機島に配設された回収タンクおよび洗浄機を利用することも考えられる。その場合には、回収コンベア4が回収したメダルを島間コンベアまで揚送して当該島間コンベアを介して回収タンクおよび洗浄機を備えた他の遊技機島へ受け渡すとともに、当該島間コンベアを介して他の遊技機島から洗浄済みのメダルが送られてくると、そのメダルを受け取って補給タンク8内に貯留し、その後必要に応じて当該補給タンク8内の貯留メダルを排出してメダル補給装置5へ供給するように構成すればよい。
続いて、このような遊技機島にて用いられるメダル補給装置5、すなわち本発明に係る遊技媒体補給装置の一具体例について、さらに詳しく説明する。
図2は本発明に係る遊技媒体補給装置の一具体例を示す説明図であり、図3はその遊技媒体補給装置の一部分についての構成例を示す説明図である。
ここで例に挙げて説明するメダル補給装置5は、図2に示すように、補給コンベア11と、メダル供給機構12と、シャッタ機構13と、図示せぬ動作制御部と、を備えて構成されている。
補給コンベア11は、パチスロ機1またはメダル貸し機2へ補給するメダルを、これらパチスロ機1およびメダル貸し機2が並ぶ列に沿って搬送するものである。すなわち、補給コンベア11は、遊技媒体使用機へ補給する遊技媒体の搬送を行う媒体搬送手段として機能するものである。
ただし、補給コンベア11は、配置や構成の自由度を十分に確保すべく、複数のコンベア11a,11b,11c…を用いてメダルを搬送するとともに、各コンベア11a,11b,11c…間で当該メダルの受け渡しを行うように構成されている。さらに詳しくは、あるコンベア11aのメダル搬送方向下流側端を、次のコンベア11bのメダル搬送方向上流側端の上方側に配し、コンベア11a,11bの間でメダルの自然落下を利用して受け渡しを行い、またコンベア11bのメダル搬送方向下流側端を、さらに次のコンベア11cのメダル搬送方向上流側端の上方側に配し、コンベア11b,11cの間でメダルの自然落下を利用して受け渡しを行い、これらにより各コンベア11a,11b,11c…間でメダルを受け渡しつつ複数のコンベア11a,11b,11c…を繋ぎ合わせて当該メダルの搬送を行うように構成されている。
なお、ここでは、端部が重なるように階段状に連結された複数のコンベア11a,11b,11c…によって補給コンベア11が構成されている場合を例に挙げているが、当該補給コンベア11がこのような構成に限定されることはない。例えば、重なった部分を有することなく平面的に連結された構成のものであっても、コンベア間のメダル受け渡しが可能であれば、補給コンベア11として用いることが可能である。また、構成の自由度確保等が不要であれば、複数のコンベアを用いたものではなく、一本のコンベアを用いるようにしても構わない。
メダル供給機構12は、動作制御部からの指示に従いつつ、メダル揚送機7の補給タンク8が貯留しているメダルの当該補給タンク8内からの排出を行って、そのメダルの補給コンベア11上への供給を行うものである。すなわち、メダル供給機構12は、補給コンベア11(媒体搬送手段)上への遊技媒体供給を行う媒体供給手段として機能するものである。なお、メダル供給機構12は、例えば電磁ソレノイド等によって開閉するシャッタ機構とメダルの自然落下を利用して構成したり、あるいは補給タンク8の下端近傍にコンベアを配し当該コンベアの動作により補給タンク8内からメダルを繰り出すように構成するといったように、公知技術を利用して実現すればよく、またどのような機構を採用するかはメダル補給装置5またはメダル揚送機7の配置位置や大きさ等の都合に応じて適宜決定すればよいことから、ここではその詳細な説明を省くものとする。
シャッタ機構13は、パチスロ機1およびメダル貸し機2のそれぞれに対応した補給コンベア11上の位置、すなわち補給コンベア11上に設定された複数の補給箇所のそれぞれに配されたもので、補給コンベア11が搬送するメダルを、その補給コンベア11から受け取ってパチスロ機1またはメダル貸し機2に繋がるメダル補給路への移載を行うか、あるいはその補給コンベア11にそのまま搬送方向下流側へ搬送させるかの切り換えを行うものである。つまり、必要に応じて補給コンベア11が搬送するメダルの当該補給コンベア11上から遊技媒体使用機に繋がる媒体補給路への移載を行う媒体進路切り換え手段ととして機能するものである。
このようなメダルの移載を行うために、シャッタ機構13は、図3に示すように、フラッパ13aと、ソレノイド13bと、補給シュート13cと、を有して構成されている。なお、シャッタ機構13の詳細な構成は、補給コンベア11が搬送するメダルに対して以下に述べる切り換えを行い得るものであれば、必ずしも図3に示したものに限定されることはなく、他の公知技術を利用して実現したものであってもよい。
フラッパ13aは、上下方向に移動可能なものであり、上昇時には補給コンベア11の側壁を塞ぎつつその補給コンベア11上における搬送経路を開放する一方で、下降時には補給コンベア11上における搬送経路をその搬送方向に対して斜めに遮蔽しつつ当該遮蔽に対応した箇所にて補給コンベア11の側壁を開放するように形成されたものである。
ソレノイド13bは、フラッパ13aを上下方向に移動させる駆動源となるものである。
補給シュート13cは、各シャッタ機構13と、これに対応するパチスロ機1やメダル貸し機2等との間を、それぞれ個別に連結するもので、補給コンベア11から受け取ったメダルを、例えばメダルの自然落下を利用して、パチスロ機1やメダル貸し機2等まで移送するものである。つまり、遊技媒体使用機に繋がる媒体補給路として機能するものである。そのために、各補給シュート13cは、フラッパ13aで補給コンベア11上の搬送経路を搬送方向を斜めに遮蔽しながら開放した補給コンベア11の側壁部分からメダルを受け取るための部分が、例えば漏斗状に形成されている。
また、シャッタ機構13には、シュートセンサ13dが設けられている。シュートセンサ13dは、各補給シュート13cに配された光透過型または光反射型の光電センサ等からなるもので、その配設箇所にて補給シュート13cに移載されたメダルの通過有無を検出するものである。
これと同様に、センサを補給コンベア11上に設けてもよい。すなわち、補給コンベア11による搬送経路上に、光透過型または光反射型の光電センサ等からなる通過センサ13eを設け、この通過センサ13eの配設箇所にて補給コンベア11によって搬送されるメダルの通過有無を検出するようにしてもよい。
動作制御部は、所定プログラムを実行するコンピュータとしての機能を有したもので、その所定プログラムの実行により、メダル補給装置5を含む遊技機島全体の動作制御を行うものである。
動作制御部が行う動作制御には、パチスロ機1またはメダル貸し機2からのメダル補給要求に応じて行う補給コンベア11によるメダル搬送動作の制御、メダル供給機構12におけるメダル排出動作の制御、および、各シャッタ機構13における切り換え動作の制御がある。具体的には、動作制御部は、メダル補給要求を受け付けると、メダル供給機構12から所定量のメダルよりなるメダル群を排出させ、当該メダル群を補給コンベア11上に供給するとともに、供給したメダル群を補給コンベア11に搬送させ、メダル補給要求の発行元に対応した箇所におけるシャッタ機構13までのメダル群の到達時間として予め設定されている「媒体搬送時間」が経過すると、当該シャッタ機構13に切り換え動作を行わせ、当該シャッタ機構13に補給コンベア11が搬送してくるメダル群の補給シュート13cへの移載を行わせる、といった動作制御を行うようになっている。
また、動作制御部は、所定プログラムを実行することにより、時間計測手段および時間設定手段として機能するようになっている。
時間計測手段は、メダル供給機構12による補給コンベア11上へのメダル群の供給から当該メダル群のシャッタ機構13への到達までの所要時間を計測するための機能である。補給コンベア11上へのメダル群供給は、メダル供給機構12のメダル排出動作の有無に基づいて認識すればよい。シャッタ機構13へのメダル群到達は、当該シャッタ機構13におけるシュートセンサ13dまたは補給コンベア11上の通過センサ13eによる検出結果に基づいて認識することが考えられる。また、時間計測は、公知技術であるタイマー計測機能を利用して行えばよい。ただし、補給コンベア11上には複数のシャッタ機構13が存在しているのに対して、当該補給コンベア11によるメダル群搬送は定速で行われる。そのため、メダル群供給からメダル群到達までの所要時間は、当該各シャッタ機構13の配設位置(各メダル補給箇所)によって異なるものとなる。このことから、時間計測手段では、各シャッタ機構13の配設位置別に、当該配設位置と関連付けつつ、メダル群供給からメダル群到達までの所要時間を計測し得るようになっている。
時間設定手段は、メダル補給要求に応じて行うメダル補給動作の制御に必要となる「媒体搬送時間」の設定を行うための機能である。ただし、時間設定手段は、動作制御部と接続する上位装置(例えば、ホストコンピュータ)または操作装置(例えば、保守の際に用いる操作パネル)から時間設定モードが指示されると、「媒体搬送時間」の設定を行うようになっている。また、時間設定手段は、「媒体搬送時間」の設定にあたり、時間計測手段での計測結果を基にして、当該設定を行うようになっている。
次に、以上のような構成のメダル補給装置5における処理動作例について説明する。なお、ここでは、特徴的な処理動作である「媒体搬送時間」の設定動作について説明を行い、他の処理動作(メダル補給動作等)については従来と同様であるため説明を省略する。
上述した構成のメダル補給装置5では、時間設定モードが指示されると、動作制御部が「媒体搬送時間」の設定を行う。このとき、補給コンベア11上には複数のシャッタ機構13(メダル補給箇所)が存在しているが、動作制御部は、各メダル補給箇所のそれぞれに対して順次「媒体搬送時間」の設定を行うものとする。設定順としては、例えば補給コンベア11によるメダル搬送方向の上流側(メダル供給機構12に近い側)から順とすることが考えられるが、これに限定されることはなく、他の設定順(例えばメダル搬送方向の下流側から順)としても構わない。なお、メダル補給箇所の存在数や並び順等については、遊技機島の設置時に設定される当該遊技機島の構成に関する情報を基にして認識することが考えられる。
ここで、補給コンベア11によるメダル搬送方向の最も上流側に位置するシャッタ機構13についての「媒体搬送時間」を設定する場合を例に挙げ、以下、当該設定の際の動作制御部による制御処理の手順を説明する。
図4は、本発明に係る遊技媒体補給装置の一具体例における時間設定動作の手順を示すフローチャートである。
「媒体搬送時間」の設定にあたり、動作制御部は、先ず、メダル供給機構12を駆動して当該メダル供給機構12による補給コンベア11上へのメダル群の供給を開始し、補給コンベア11を駆動して当該補給コンベア11によるメダル群の搬送を開始し、さらにシャッタ機構13におけるソレノイド13bを駆動して当該シャッタ機構13が補給コンベア11上から補給シュート13cへのメダル移載を行い得る状態にするとともに、これらの動作開始と併せて時間計測手段によるタイマー計測を開始する(ステップ101、以下ステップを「S」と略す)。
そして、メダル供給機構12が所定量のメダルからなるメダル群を排出するための動作時間として予め設定されている「メダル補給時間」が経過する前に(S102)、補給シュート13cに設けられたシュートセンサ13dがメダルの通過を検出すると(S103)、動作制御部では、シュートセンサ13dによるメダル検出までの時間計測手段でのタイマー計測値について、これを時間設定手段が「ソレノイドON時間」として動作制御部がアクセス可能なメモリ領域内にセット(格納)しておく(S104)。
一方、シュートセンサ13dがメダルの通過を検出することなく、「メダル補給時間」が経過した場合には、当該「メダル補給時間」の経過時点でメダル供給機構12の駆動を停止して、当該メダル供給機構12による補給コンベア11上へのメダル群の供給を終了する(S105)。これにより、補給コンベア11上には、所定量のメダルからなるメダル群が、パチスロ機1またはメダル貸し機2に対する一つの補給単位として、メダル供給機構12を通じて補給タンク8から供給されることになるのである。
これらの補給コンベア11上に供給されたメダル群は、補給コンベア11によってシャッタ機構13に向けて搬送される。このとき、動作制御部では、時間計測手段でのタイマー計測についての監視を行っており(S106)、タイマー計測値に異常(想定し得る時間を大幅に超えている等)があった場合には、アラーム出力等の異常処理を行う(S107)。
その後、タイマー異常を生じることなく、補給シュート13cに設けられたシュートセンサ13dがメダルの通過を検出すると(S108)、動作制御部では、シュートセンサ13dによるメダル検出までの時間計測手段でのタイマー計測値について、これを時間設定手段が「ソレノイドON時間」として動作制御部がアクセス可能なメモリ領域内にセット(格納)しておく(S109)。
また、ここでも、動作制御部では、時間計測手段でのタイマー計測についての監視を行っており(S110)、タイマー計測値に異常(想定し得る時間を大幅に超えている等)があった場合には、アラーム出力等の異常処理を行う(S111)。
そして、補給コンベア11によるメダル群の搬送およびシャッタ機構13による当該メダル群の移載を継続して行った結果、タイマー異常を生じることなく、当該メダル群の終端が補給シュート13cに設けられたシュートセンサ13dを通過し、当該シュートセンサ13dにおける検出状態がメダル有からメダル無に変化すると(S112)、動作制御部では、当該シュートセンサ13dにおける検出状態変化までの時間計測手段でのタイマー計測値について、これを時間設定手段が「ソレノイドOFF時間」として動作制御部がアクセス可能なメモリ領域内にセット(格納)しておく(S113)。
「ソレノイドOFF時間」のセット後は、動作制御部は、補給コンベア11の駆動を停止するとともに、シャッタ機構13におけるソレノイド13bを駆動して当該シャッタ機構13がメダル移載を行わない状態にし、さらに時間計測手段によるタイマー計測を終了する(S114)。そして、以上のような一連の処理動作(S101〜S114)を、時間設定モード時における処理動作回数として予め設定されている規定回数の分だけ行うまで(S115)、繰り返して行う。
以上のような一連の処理動作を経て、「ソレノイドON時間」および「ソレノイドOFF時間」について、規定回数の分だけ計測した後は、動作制御部では、当該規定回数の分の「ソレノイドON時間」および「ソレノイドOFF時間」、すなわち時間計測手段での計測結果を基にして、時間設定手段が「媒体搬送時間」の設定を行う。
「媒体搬送時間」の設定は、以下に述べるようにして行うことが考えられる。先ず、時間設定手段は、規定回数の分の「ソレノイドON時間」および「ソレノイドOFF時間」がメモリ領域内にセットされていることから、当該規定回数の計測結果の平均値または最悪値のいずれかを抽出する。なお、最悪値としては、「ソレノイドON時間」であれば最短の時間計測値を、「ソレノイドOFF時間」であれば最長の時間計測値を、それぞれ採用することが考えられる。
ところで、「ソレノイドON時間」としてセットされた時間は、シュートセンサ13dでの検出結果、すなわちシャッタ機構13による移載後のメダルについての検出結果である。したがって、それよりも前の時点で、シャッタ機構13は、補給コンベア11上から補給シュート13cへのメダル移載を行い得る状態になっている必要がある。この点については、時間設定手段は、予め設定されている「マージン時間」を加味して、「媒体搬送時間」の設定を行えばよい。例えば、「ソレノイドON時間」から「マージン時間」を差し引いた時間値を「媒体搬送時間」とする、といった具合である。「ソレノイドOFF時間」については、「マージン時間」を加味してもよいし、加味しなくてもよい。このように、時間設定手段は、時間計測手段での計測結果である「ソレノイドON時間」および「ソレノイドOFF時間」を基にして、「媒体搬送時間」の設定を行うのである。なお、ここでいう「媒体搬送時間」には、シャッタ機構13のソレノイド13bをON状態(メダル移載を行い得る状態)にする立ち上がりタイミングを特定する時間と、その後当該ソレノイド13bをOFF状態(メダル移載を行わない状態)にする立ち下がりタイミングを特定する時間と、の両方を含んでいるものとする。
このようにして設定された「媒体搬送時間」は、それ以降、時間設定モードから通常動作モードに遷移すると、その通常動作モード時に、動作制御部が、パチスロ機1またはメダル貸し機2に対するメダル補給動作を制御するのに用いられる。
以上に説明したように、本実施形態で例に挙げたメダル補給装置5では、時間計測手段での計測結果、すなわち補給コンベア11上へのメダル群の供給から当該メダル群がシャッタ機構13へ到達するまでの所要時間の計測結果を基にして、時間設定手段が「媒体搬送時間」の設定を行うようになっている。ここで、「到達するまでの所要時間」には、メダル群のうち最も速く到達するものについての所要時間(具体的には「ソレノイドON時間」)と、当該メダル群のうち最も遅く到達するものについての所要時間(具体的には「ソレノイドOFF時間」)との両方を含み、一つの時間ではなく時間帯に相当することになる。また、「基にして」であるから、「所要時間」=「設定時間」である必要はなく、「マージン時間」を加味したり、規定回数分の平均値または最悪値のいずれかを抽出したりすることが考えられる。そして、時間設定手段が「媒体搬送時間」の設定を行うと、それ以降は、その設定された「媒体搬送時間」を基にして、シャッタ機構13が切り換え動作を行うことになる。
したがって、本実施形態で説明したメダル補給装置5によれば、実際にメダル群が搬送されてくるまでの時間を基に、シャッタ機構13が切り換え動作を行うことになるので、例えば補給コンベア11によるメダルの搬送距離や搬送速度等が明らかになっていなくても、シャッタ機構13が切り換え動作を行うべきタイミングを適切かつ容易に特定することができる。しかも、例えばメダル群がシャッタ機構13に到達するまでに当該メダル群の挙動が不安定になり得る場合であっても、そのことが「媒体搬送時間」の設定、すなわちシャッタ機構13の動作タイミングに確実に反映されることになる。さらに、「媒体搬送時間」の設定は、時間設定モードの指示に応じて時間設定手段にて行われるので、その設定のために設定作業者はモード指示操作を行うだけでよく、煩雑な作業を要してしまうこともない。これらのことから、本実施形態におけるメダル補給装置5では、補給コンベア11の構成にかかわらずに、実際にメダルが搬送されてくるタイミングでシャッタ機構13での切り換え動作を行うことになり、その結果、各遊技媒体使用機に対するメダル補給の適切化を容易かつ確実に図れると言える。
特に、本実施形態で説明したメダル補給装置5のように、補給コンベア11が複数のコンベア11a,11b,11c…を用いてメダルを搬送するとともに、各コンベア11a,11b,11c…間で当該メダルの受け渡しを行うように構成されていると、各コンベア11a,11b,11c…間でのメダル受け渡しの際にメダルの挙動が不安定になるおそれがあり、また複数のコンベア11a,11b,11c…を繋ぎ合わせることからコンベア長×コンベア数=メダル搬送距離とはならない場合であっても、実際にメダル群が搬送されてくるまでの時間を基にシャッタ機構13が切り換え動作を行うことで、各遊技媒体使用機に対するメダル補給を適切に行うことができるので、当該メダル補給の適切化を図る上で非常に有効なものとなる。
また、本実施形態で説明したメダル補給装置5では、規定回数分の計測結果の平均値または最悪値のいずれかを抽出しているので、計測誤差やばらつきの影響を極力排除することが可能となり、結果として「媒体搬送時間」の設定の高精度化実現が期待できる。また、平均値を抽出した場合であれば、最悪値を抽出した場合に比べて、メダル補給動作の迅速化や高効率化等が実現可能となる。一方、最悪値を抽出した場合であれば、平均値を抽出した場合に比べて、十分な動作マージンを確保し得るようになるので、確実なメダル補給動作の実現が可能となる。
なお、本実施形態では、本発明の好適な実施具体例について説明したが、本発明はその内容に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、本実施形態では、シュートセンサ13dでの検出結果を利用して時間計測を行う場合を例に挙げたが、例えば通過センサ13eでの検出結果を利用する場合であっても、当該検出結果に対応した「マージン時間」を加味することによって、本実施形態と全く同様に「媒体搬送時間」の設定を行うことが可能である。すなわち、メダル到達までの所要時間の計測は、何らかのセンサ検出結果を用いて行うものであれば、その手法が特に限定されるものではない。
また、本実施形態では、メダル到達までの所要時間の計測を規定回数分だけ繰り返すことで時間設定精度の向上を図る場合を例に挙げたが、必ずしも規定回数分の繰り返しは必要ではなく、一度の計測結果に基づいて「媒体搬送時間」の設定を行うことも可能である。
また、本実施形態では、メダル供給機構12が補給コンベア11上にメダル群を供給することから、「ソレノイドON時間」と「ソレノイドOFF時間」との両方を基にして「媒体搬送時間」の設定を行う場合を例に挙げたが、例えばメダル群ではなく単独のメダルが供給されるような場合には、いずれか一方のみを基にすることも考えられる。
また、本実施形態では、時間設定モードが指示されると、これに応じて時間計測手段が所要時間の計測を行う場合を例に挙げたが、時間計測手段による時間計測については、通常動作モード中、すなわち通常のメダル補給動作を通じて行い、その計測結果を動作制御部がアクセス可能なメモリ領域内にセットしておき、時間設定モードが指示されると、そのセット内容に基づいて「媒体搬送時間」の設定を行うことも考えられる。
また、本実施形態では、遊技媒体がパチスロ機1等で使用されるメダルである場合を例に挙げたが、パチンコ玉等の他の遊技媒体についても、全く同様に本発明を適用することは可能である。
遊技機島の一例を示す説明図である。 本発明に係る遊技媒体補給装置の一具体例を示す説明図である。 本発明に係る遊技媒体補給装置の一部分についての構成例を示す説明図である。 本発明に係る遊技媒体補給装置の一具体例における時間設定動作の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…パチスロ機、2…メダル貸し機、3…計数機、4…回収コンベア、5…メダル補給装置、6…回収シュート、7…メダル揚送機、8…補給タンク、11,11a,11b,11c…補給コンベア、12…メダル供給機構、13…シャッタ機構、13a…フラッパ、13b…ソレノイド、13c…補給シュート、13d…シュートセンサ、13e…通過センサ

Claims (4)

  1. 遊技媒体使用機へ補給する遊技媒体の搬送を行う媒体搬送手段と、
    前記媒体搬送手段上への遊技媒体の供給を行う媒体供給手段と、
    前記媒体搬送手段が搬送する遊技媒体の当該媒体搬送手段上から前記遊技媒体使用機に繋がる媒体補給路への移載を行う媒体進路切り換え手段とを備え、
    前記媒体供給手段が供給した遊技媒体を前記媒体搬送手段が搬送するとともに当該供給から予め設定されている媒体搬送時間が経過すると前記媒体進路切り換え手段が動作して前記媒体搬送手段が搬送してくる遊技媒体を前記媒体補給路へ移載するように構成された遊技媒体補給装置において、
    前記媒体供給手段による前記媒体搬送手段上への遊技媒体の供給から当該遊技媒体の前記媒体進路切り換え手段への到達までの所要時間を計測する時間計測手段と、
    時間設定モードが指示されると前記時間計測手段での計測結果を基にして前記媒体搬送時間の設定を行う時間設定手段と
    を備えることを特徴とする遊技媒体補給装置。
  2. 前記媒体搬送手段は、複数のコンベアを用いて遊技媒体を搬送するとともに、各コンベア間で当該遊技媒体の受け渡しを行うように構成されたものであることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体補給装置。
  3. 前記時間設定手段は、前記時間計測手段での複数の計測結果の平均値を前記媒体搬送時間の設定に用いることを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体補給装置。
  4. 前記時間設定手段は、前記時間計測手段での複数の計測結果の最悪値を前記媒体搬送時間の設定に用いることを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体補給装置。
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