JP2007175027A - インライン集卵方式における卵の処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 例えば、卵の供給量が低下した場合に発生する洗浄不良や乾燥不良等の問題点を抑制することのできるインライン集卵方式における卵の処理方法を提供する。
【解決手段】 分配整列装置5の入口側近傍に設けられた卵供給量検出手段7にて集卵コンベア4から供給されてくる卵の供給量を検出するとともに、前記検出された単位時間当たりの卵の供給量が制御手段8内に予め設定された規定値を下回った場合、前記検出された卵の供給量に応じた処理能力となるよう、自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 分配整列装置5の入口側近傍に設けられた卵供給量検出手段7にて集卵コンベア4から供給されてくる卵の供給量を検出するとともに、前記検出された単位時間当たりの卵の供給量が制御手段8内に予め設定された規定値を下回った場合、前記検出された卵の供給量に応じた処理能力となるよう、自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、鶏舎に並設された原卵コンベアから搬出される卵を、集卵コンベアに移し替えて下流側の卵の処理装置へ送り込むインライン集卵方式における卵の処理方法に関するものである。
鶏舎で産卵された卵は、鶏舎毎に並設された原卵コンベヤにて外に搬出され、原卵コンベアと直交して接続された集卵コンベヤへ移し替えられる。
そして、集卵コンベヤに移し替えられた卵は、該集卵コンベアにより所定方向に搬送されるとともに、搬送方向下流側において洗卵・乾燥、選別、パック詰めを行なう自動選別包装装置や、アメリカントレー等の輸送用仮容器に自動的に充填するファームパッカーに送り込まれる。
このように、鶏舎で産卵された卵を前記自動選別包装装置あるいはファームパッカー(以下、処理装置と記す。)等に直接導く形態のことを通常、インライン集卵方式と呼ぶ。
前記インライン集卵方式において、処理装置へ供給される卵の量は、産卵する鶏の日齢や鶏のコンディション、あるいは、鶏舎の配置条件等(例えば、各鶏舎と処理装置までの距離等)により一定ではない。その結果、あるときは多量で、あるときは少量となる。
これに対して処理装置の処理速度は、卵の供給量の変動に関わらず、例えば、常時定格処理能力で運転するよう一定速度に設定されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
ところで、図2は、処理装置(自動選別包装装置)の洗卵部と乾燥部の一部を説明する概略側面図である。図2に示すように、洗卵部10は、大略、ケーシング11と、卵Eを搬送するためのバーとバーを多数連結したチェーンからなるバーコンベア12と、卵Eの表面を洗浄する複数の洗浄ブラシ13と、卵Eの上方から温水を噴出するノズル14と、ノズル14の近傍に設けられたブロワ15と、温水を案内する手段として機能する樋16とから構成されている。
そして、図2に示すように、前記樋16は、搬送方向(X方向)下流側の方が上流側よりも高くなるよう勾配が設けられている。
前記洗卵部10の作動について簡単に説明する。図2および図3に示すように、ノズル14から噴出された温水が樋16に案内されて搬送方向(X方向)下流側から上流側に流れる。そして、洗卵部10に送り込まれてきた卵Eは、バーコンベア12の駆動により樋16上を転がりながら、樋16を流れる温水の流れ方向とは逆方向に搬送される。
これにより、卵Eの表面は温水と常に接触し、卵殻表面に付着している汚れが落ちやすい状態となる。その状態で洗浄ブラシ13が作用して卵Eの卵殻表面が洗浄された後、卵Eの表面に付着している水分がブロワ15により吹き飛ばされる。その後、洗浄された卵Eは乾燥部に送り込まれ、温風による乾燥処理が行なわれる。
前述のように、卵の供給量の変動とは無関係に、処理装置の処理速度を常時定格処理能力となるよう一定に設定すると、特に、卵の供給量が低下した場合に次のような問題が発生する。
すなわち、図4に示すように、卵Eの供給量が低下すると、卵Eが疎らな状態で洗卵部10内に送り込まれてくる。このように、樋16内に所定個数の卵Eがないと、樋16を流れる温水の水位が不十分となってしまう。その結果、卵Eが温水に十分に浸されなくなるため、卵Eの卵殻表面に付着している汚れを浮かせることが困難になる。
しかも、バーコンベア12は、そのような状態の卵Eを定格処理能力に相当する速度で搬送しているため、洗卵部10の通過時間が極めて短くなり、洗浄ブラシ13が作用しても十分に汚れを除去することができず、洗浄不良が発生してしまうという問題があった。
また、乾燥部では、卵の上方から温風を吹き付けて卵に付着している水分を乾燥させる処理が行なわれるが、該乾燥部に卵が疎らな状態で送り込まれてくると、温風は、コンベア(図示せず)の空隙から下方に通り抜けてしまうため、卵の乾燥にほとんど作用せず、卵の卵殻表面に付着している水分を乾燥させることが困難になる。
しかも、前記コンベアは、そのような状態の卵を定格処理能力に相当する速度で搬送しているため、乾燥部の通過時間が極めて短くなり、乾燥不良が発生してしまうという問題があった。
したがって、本発明は、前記問題点を解決することを課題としてなされたものであり、その目的とするところは、インライン集卵方式における卵の処理方法において、前記集卵コンベアから卵を洗浄する洗浄部および洗浄後の卵を乾燥させる乾燥部を備えた処理装置へ供給される卵の供給量を検出するとともに、前記検出された卵の供給量に応じて前記洗浄部および乾燥部における少なくとも一方の卵所要通過時間を制御することで、特に、卵の供給量が低下した場合に発生する洗浄不良や乾燥不良等の問題点を抑制することのできるインライン集卵方式における卵の処理方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のインライン集卵方式における卵の処理方法の発明では、鶏舎に並設された原卵コンベアから搬出される卵を集卵コンベアに移し替え、前記移し替えられた集卵コンベアにより卵を所定方向に搬送したのち、前記卵を所定列に区分けして分配整列させ、前記分配整列させた卵を、下流側に設けられた卵を洗浄する洗浄部および洗浄後の卵を乾燥させる乾燥部を備えた処理装置へ供給するインライン集卵方式における卵の処理方法であって、前記卵を所定列に区分けして分配整列させる工程、あるいは、その工程の上流側近傍において集卵コンベアから供給される卵の供給量を検出するとともに、前記検出された卵の供給量に応じて前記洗浄部および乾燥部における少なくとも一方の卵所要通過時間を制御することを特徴としたものである。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかるインライン集卵方式における卵の処理方法は、前記集卵コンベアから卵を洗浄する洗浄部および洗浄後の卵を乾燥させる乾燥部を備えた処理装置へ供給される卵の供給量を検出するとともに、前記検出された卵の供給量に応じて前記洗浄部および乾燥部における少なくとも一方の卵所要通過時間を制御するようにした。
したがって、特に、卵の供給量が低下した場合、洗卵工程においては卵と温水との十分な接触時間を確保することができるので卵の洗浄効率が従来に比して低下することがなく、また、乾燥工程においては卵と温風との十分な接触時間を確保することができるので卵の乾燥効率が従来に比して低下することがないという効果を奏する。
次に、本発明にかかるインライン集卵方式における卵の処理方法の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明を採用したインライン集卵方式における卵の処理システムを説明する概略平面図である(卵は図示せず)。
図1に示すように、本発明を採用したインライン集卵方式における卵の処理システムは、大略、複数の鶏舎1a〜1cと、各鶏舎に並設され、産卵された卵をY方向に搬出する原卵コンベア2a〜2cと、前記原卵コンベア2a〜2cに直交して配置され、各原卵コンベアから移し替えられた卵をX方向に搬送する集卵コンベア4と、前記集卵コンベア4によりランダムに搬送されてくる卵を所定列に区分けして下流側の自動選別包装装置6に送り込む分配整列装置5と、前記分配整列装置5から送り込まれてきた卵を洗浄・乾燥、計量、選別包装する自動選別包装装置6とから構成されている。
また、前記卵の処理システムには、集卵コンベア4から自動選別包装装置6へ供給される卵の供給量を検出する卵供給量検出手段7が備えられている。
前記卵の処理システムには、さらに、自動選別包装装置6が、前記卵供給量検出手段7にて検出された卵の供給量に応じた処理能力となるよう、該自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御する制御手段8が備えられている。
前記各原卵コンベア2a〜2cの近傍には、コンベアの起動および停止を操作する操作盤3a〜3cがそれぞれ備えられており、前記各操作盤3a〜3cを操作することにより、各原卵コンベア2a〜2cが起動し、各鶏舎1a〜1cで集卵された多数の卵がY方向に搬出され、前記集卵コンベア4上に移し替えられる。
前記集卵コンベア4は、原卵コンベア2a〜2cから搬出されてきた卵をモータGの駆動により下流側の自動選別包装装置6に向けてX方向に搬送する手段である。この集卵コンベア4としては、公知のバーコンベアあるいはベルトコンベアが用いられる。
また、前記集卵コンベア4のモータGには、制御部(図示せず)が内蔵されており、後述する分配整列装置5に設けられているオーバーフローセンサーSから出力されてきたオーバーフロー検出信号を受信すると集卵コンベア4の駆動を停止し、復帰信号を受信すると集卵コンベア4を起動するよう構成されている。
前記分配整列装置5は、集卵コンベア4の排出端に接続されており、集卵コンベア4からランダムに搬送されてくる卵を例えば、6列あるいは12列の所定列に区分けして下流側の自動選別包装装置6に供給する手段である。この分配整列装置5としては、例えば、本出願人が特願2005-192928号(未公開)で提案している分配整列装置が用いられる。
また、前記分配整列装置5には、卵の量が過剰な状態を検出するオーバーフローセンサーSが設けられている。そして、オーバーフローセンサーSは、卵の量が過剰であることを検出すると、オーバーフロー検出信号を集卵コンベア4のモータGの制御部(図示せず)に出力し、また、前記過剰な状態が解消すると、復帰信号を前記モータGの制御部(図示せず)に出力する構成となっている。なお、センサーの形態としては、公知のリミットスイッチや光電センサーが用いられる。
前記自動選別包装装置6は、分配整列装置5の排出端に接続されており、公知の洗浄部、乾燥部、選別部および包装部(共に図示せず)から構成されている。また、前記自動選別包装装置6は、インバータ等のモーターコントローラVにより該自動選別包装装置6の処理能力に対応するコンベア(図示せず)の搬送速度が制御される構成となっている。
また、自動選別包装装置6には、CPU(図示せず)が備えられており、洗浄部、乾燥部、選別部および包装部の作動を自動制御するよう構成されている。
次に、本発明を採用したインライン集卵方式における卵の処理システムの特徴的な構成について説明する。図1に示すように、分配整列装置5の入口側近傍には、集卵コンベア4にて供給されてくる卵の供給量を検出する卵供給量検出手段7が設けられている。
詳述すると、卵供給量検出手段7は、分配整列装置5の入口側近傍の上方位置に、発光素子と受光素子とが一体形成された光学式センサー(図示せず)を幅方向に複数個(例えば、6個以上)取り付けられた構成となっている。これにより、卵が卵供給量検出手段7の下方を通過すると、該卵供給量検出手段7の発光素子から出射された光が卵に反射され、その反射光を受光素子が受光することで卵を検出し、その個数(供給量)がカウントされるようになっている。
また、この卵供給量検出手段7には、卵の個数を所定時間、例えば、3分間連続してサンプリングし、サンプリングされたサンプリングデータから卵の供給量を単位時間当たりの卵の供給量に換算する演算部(図示せず)が内蔵されている。そして、演算部により換算された単位時間当たりの卵の供給量信号が例えば、アナログ信号となって、後述する制御手段8へリアルタイムに出力される構成となっている。なお、前記卵の個数をサンプリングする時間は適宜変更可能である。
なお、本実施例では、光学式センサーにて卵の供給量を検出する例を説明しているが、これに代えて例えば、リミットスイッチ等で、供給されてくる卵に接触子を接触させて卵の供給量を機械的に検出してもよいし、また、例えば、モニタカメラで分配整列装置5上の卵の混雑度合いを検出してもよい。
さらに、例えば、分配整列装置5内に重量計を内蔵しておいて、その重量情報から分配整列装置5上の卵の集積状態を検出してもよいし、分配整列装置5の駆動機構(図示せず)の負荷トルク、すなわち、電流値を測定し、得られた電流値から分配整列装置5上の卵の集積状態を検出してもよい。
図1に示すように、本発明を採用したインライン集卵方式における卵の処理システムには、さらに、制御手段8が備えられている。
この制御手段8は、前記卵供給量検出手段7にて検出された単位時間当たりの卵の供給量が該制御手段8内に予め設定された規定値を下回った場合、前記検出された卵の供給量に応じた処理能力となるよう、自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御する手段である。
詳述すると、制御手段8には、自動選別包装装置6の運転制御を、「定速運転(定格処理能力)」から「自動制御運転」、あるいは、「自動制御運転」から「定速運転(定格処理能力)」に切り換えるための規定値を設定する設定器(図示せず)が備えられている。具体的には、この設定器に例えば、「2万卵/hr」と設定する。なお、この規定値は適宜設定変更可能である。
前記構成により、前記制御手段8は、次のような制御を行なう。卵供給量検出手段7から出力されてきた単位時間当たりの卵の供給量信号を受信し、その供給量が設定器に設定された前記規定値を下回った場合、前記検出された卵の供給量に対応したアナログ信号を自動選別包装装置6のモーターコントローラVに出力する。
そして、前記アナログ信号を受信したモーターコントローラVが作動し、自動選別包装装置6が前記卵供給量検出手段7にて検出された卵の供給量に応じた処理能力となるよう、該自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御する。
また、前記制御手段8は、卵供給量検出手段7から出力されてきた単位時間当たりの卵の供給量が前記規定値を上回った場合、自動選別包装装置6の運転制御を「自動制御運転」から「定速運転(定格処理能力)」に切り換える制御を行なう。
したがって、卵の供給量が所定量以下となった場合、自動選別包装装置6が前記卵供給量検出手段7にて検出された卵の供給量に応じた処理能力となるよう、該自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御するので、特に、卵の供給量が低下した場合、洗卵工程においては卵と温水との十分な接触時間を確保することができるので卵の洗浄効率が従来に比して低下することがなく、また、乾燥工程においては卵と温風との十分な接触時間を確保することができるので卵の乾燥効率が従来に比して低下することがない。
なお、卵の供給量を検出する位置については、例えば、集卵コンベア4上で鶏舎1a〜1cに近い位置等、供給量の変動の激しい位置で検出すると、「定速運転(定格処理能力)」から「自動制御運転」、あるいは、「自動制御運転」から「定速運転(定格処理能力)」に切り換えが頻繁になってしまうため、本実施例で説明したように、分配整列装置5の入口側近傍で検出するか、該分配整列装置5内で卵を所定列に区分けする位置で検出することが望ましい。
本実施例では、卵供給量検出手段7から出力されてきた単位時間当たりの卵の供給量情報と、制御手段8の設定器に設定された規定値とを比較し、前記卵の供給量が規定値を下回った場合に、自動選別包装装置6が前記卵供給量検出手段7にて検出された卵の供給量に応じた処理能力となるよう、該自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御する例を説明しているが、本実施例に限定するものではなく、次のようにしてもよい。
制御手段8の設定器に、定常状態のとき例えば、3分間に供給される卵のカウント個数を規定値として設定する。具体的には、例えば、「1500個」と設定する。そして、卵供給量検出手段7で3分間計測した卵の実測個数と、前記規定値とを比較し、前記実測個数が前記規定値の例えば、67%以下となった場合に自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御してもよい。なお、前記規定値並びに自動選別包装装置6を自動制御するタイミングについては適宜変更可能である。
前述のように、卵の供給量が所定量以下まで低下した場合のみ、自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を自動制御するのではなく、例えば、前記自動選別包装装置6のコンベア(図示せず)の搬送速度を、卵の供給量の変動に追随させるように該自動選別包装装置6を自動制御してもよい。
この場合、自動選別包装装置6の処理能力に対応するコンベアの搬送速度を卵の供給量に対してリニアに自動制御してもよいし、また、例えば、自動選別包装装置6の処理能力に対応するコンベアの搬送速度を、卵の供給量の1.1倍となるよう自動制御してもよい。
また、前記制御手段8の設定器に、例えば、卵の供給量に対して前記自動選別包装装置6の処理能力に対応するコンベアの搬送速度を段階的に設定するようにしてもよい。
このように、自動選別包装装置6の処理能力に対応するコンベアの搬送速度を卵の供給量の変動に応じて制御するようにすれば、自動選別包装装置6の電気エネルギー損失を抑制することができるとともに、卵に与える衝撃を最小限に抑えることができる。
1a〜1c 鶏舎、2a〜2c 原卵コンベア、3a〜3c 操作盤、4 集卵コンベア、5 分配整列装置、6 自動選別包装装置、7 卵供給量検出手段、8 制御手段、E 卵、G モータ、S オーバーフローセンサー、V モーターコントローラ
Claims (1)
- 鶏舎に並設された原卵コンベアから搬出される卵を集卵コンベアに移し替え、
前記移し替えられた集卵コンベアにより卵を所定方向に搬送したのち、前記卵を所定列に区分けして分配整列させ、
前記分配整列させた卵を、下流側に設けられた卵を洗浄する洗浄部および洗浄後の卵を乾燥させる乾燥部を備えた処理装置へ供給するインライン集卵方式における卵の処理方法であって、
前記卵を所定列に区分けして分配整列させる工程、あるいは、その工程の上流側近傍において集卵コンベアから供給される卵の供給量を検出するとともに、
前記検出された卵の供給量に応じて前記洗浄部および乾燥部における少なくとも一方の卵所要通過時間を制御することを特徴とするインライン集卵方式における卵の処理方法。
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- 2005-12-28 JP JP2005380108A patent/JP2007175027A/ja active Pending
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