JPH05282508A - 運賃箱 - Google Patents

運賃箱

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JPH05282508A
JPH05282508A JP8011392A JP8011392A JPH05282508A JP H05282508 A JPH05282508 A JP H05282508A JP 8011392 A JP8011392 A JP 8011392A JP 8011392 A JP8011392 A JP 8011392A JP H05282508 A JPH05282508 A JP H05282508A
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card
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JP8011392A
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Kazuo Fuse
一雄 布施
Yasuhiro Hosoe
靖浩 細江
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード式乗車券を収容したカード収納箱の取
扱いを容易にする。 【構成】 カード式乗車券28を収納したカード収納箱
17は金庫14内に収容されている。制御部18がカー
ド式乗車券を購入することを検出すると、カード送出機
構33を制御してカード式乗車券28の一番下のものを
カード収納箱17および金庫14から送り出し、ベルト
23,25よりなるカード搬送機構19を通じてカード
取出口21に、そのカード式乗車券28を送り出す。カ
ード収納箱17は金庫14内に収容されているため、金
庫14を営業所との間で持ち運びをすれば、カード収納
箱17も自動的に持ち運びが行われ便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カード式乗車券を車
内販売するようにされたワンマンバスなどに設けられ、
運賃の金銭が投入される運賃箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、バス車両内でカード式
乗車券(プリペイド乗車券)を販売するために、カード
式乗車券を収納した金庫を運行前に持込み、運賃箱にセ
ットしている。また、その運賃箱には運賃の金銭を収容
する金庫も別にセットされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、乗務
員は運行開始前にカード式乗車券を収容した金庫と、運
賃用の金庫とを運賃箱に取付け、運行終了後に両金庫を
取り外して営業所に持ち帰っており、その取付け、取り
外しに手間がかかっていた。またカード式乗車券を収容
した金庫はバス車両内に取付けたまゝとすることもあ
る。この場合は、運行停止状態にあるバスから、カード
式乗車券が盗難されるおそれがあり、かつカード式乗車
券の売上げ管理を乗務員が行う必要があり、乗務員の負
担が大きくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、投入された金銭が収納される金庫内にカード収納箱
が収納され、そのカード収納箱内にカード式乗車券が収
容される。その金庫内のカード収納箱内のカード式乗車
券を搬送機構によりカード取出口へ搬送することができ
るようにされる。カード購入が判断されると、制御部は
カード収納箱からカード式乗車券をカード取出口へ送る
制御を行う。
【0005】請求項2の発明によれば、投入された金銭
が収納される金庫内にカード収納箱が収納され、そのカ
ード収納箱内にカード式乗車券が収容されている。その
カード収納箱をカード取出口の近くに搬送機構で搬送す
るようにされ、制御部はその搬送機構を制御することが
でき、かつカード購入を判断すると、カード取出口の近
くに配されたカード収納箱からカード式乗車券をカード
取出口へ送る制御を行う。
【0006】
【実施例】図1Aに請求項1の発明の実施例の概略を示
す。運賃箱の匣体11の上板に硬貨投入口12が設けら
れ、その硬貨投入口12に投入された硬貨は硬貨計数器
13においてその金種が識別され、かつ、その各金種ご
との枚数が数えられて金庫14に収容される。運賃箱の
匣体11の一側面に紙幣挿入口15が設けられ、この紙
幣挿入口15に挿入された紙幣は紙幣識別器16によ
り、その紙幣の真偽および金種が識別された後、金庫1
4に収容される。
【0007】この発明においては金庫14内にカード収
納箱17が収容される。カード収納箱17内には乗車券
カードが収容されている。乗客が乗車券カードを購入す
るために図に示していない乗車券カード購入操作ボタン
を操作して料金としての紙幣を紙幣挿入口15に挿入す
るか、または硬貨投入口12に硬貨を投入すると、その
紙幣の識別結果が正しい料金であり、あるいは硬貨計数
器による計数結果が正しい料金であると判断されると、
制御部18によりカード購入と判断されて金庫14内の
カード収納箱17から乗車券カードが1枚送り出され
て、カード搬送機構19を通じ匣体11の一側板に設け
られたカード取出口21に乗車券カードを送り出し、そ
の乗客がカード取出口21に突出したカードを引き取る
ことができるようにされている。
【0008】このカード搬送機構19は、例えば図1B
に示すように無端ベルト23が適当に配置された複数の
ローラー24によりその一部の通路が搬送路25を構成
するように、つまりカード収納箱17のカードの出口か
らカード取出口21までの通路を構成するようにローラ
ー24が配される。またその通路に対向してもう一つの
無端ベルト26が複数のローラー27によって構成さ
れ、その通路25の部分において無端ベルト23と26
とによってカードを挟んでそのカードを搬送することが
できるように構成される。
【0009】カード収納箱17内にはカード式乗車券2
8が重ねて収容され、その積み重ねられたカード式乗車
券の上と収納箱17との上板との間にばね29が介在さ
れ、カード式乗車券28が下側に押されている。カード
収納箱17の底面および金庫14の底面に共通の孔が形
成され、その孔に臨んだ一番下のカード式乗車券28と
接するように無端ベルト31が設けられる。無端ベルト
31は適当に配された複数のローラー32により案内さ
れ、無端ベルト31を回転することによってカード式乗
車券の一番下のものがカード搬送機構19へ送り出され
るように構成される。無端ベルト31,ローラー32,
図に示してないモータはカード送出機構33を構成して
いる。カード搬送機構19もそのベルト23,26を駆
動するためのモーターが図に示してないが設けられてい
る。従って、先に述べたようにカード購入と判断された
場合は、制御部18においてカード送出機構33のモー
タを駆動し、かつカード搬送機構19のモータを駆動し
てカード収納箱17から1枚のカード式乗車券28をカ
ード取出口21に送り出す制御が行われる。
【0010】図には示していないが、運賃箱であるから
その運賃である硬貨あるいは紙幣を硬貨投入口12ある
いは紙幣挿入口15に挿入されたものを、それぞれ硬貨
計数器13,紙幣識別器16を通じて金庫14内に収容
し、その際に釣銭が必要な場合は釣銭を釣銭払出口に払
い出すようなことが行われる。また整理券を使用する運
行系においては整理券の投入口も設けられ、整理券の読
み取りや収集も行われるようになっている。
【0011】次に図2および図3を参照して請求項2の
発明の実施例を説明する。これらの図においては、この
発明における要部を示し、その他の部分は省略してあ
る。この場合もカード式乗車券28を収納したカード収
納箱は金庫14内に収納されるが、そのカード収納箱1
7は金庫14より取り出されて箱搬送機構35によりカ
ード取出口21の近くに搬送することができるようにさ
れる。即ち、箱搬送機構35は運賃箱匣体11内の下部
における金庫14内に収容されたカード収納箱17を運
賃箱匣体11の上部に搬送するように構成された場合
で、この位置において上下に延長した一対の案内板3
6,37が対向して配され、これら間に配されたカード
収納箱17のその対向する一対の側板より突出したそれ
ぞれ係合突起38,39を案内板36,37が両側から
挟むように係合案内している。またカード収納箱17の
他の対向する側面とそれぞれ対向して上下に延長した無
端ベルト41,42がそれぞれ一対のローラー43,4
4により案内されて架長されて設けられ、これらベルト
41,42間にわたって可動板45が取付けられ、この
可動板45上にカード収納箱17を配置し、ベルト4
1,42を同時に正回転あるいは逆回転してカード収納
箱17を上下するようにされている。
【0012】その可動板45が最下端部まで降ろされる
と、案内板36,37の配列方向に延長した一対の無端
ベルト46,47上にカード収納箱17が乗せられ、無
端ベルト46,47を駆動することによって、そのカー
ド収納箱17は金庫14内に収納される。この際、案内
板37が邪魔にならないように案内板37は案内板36
より短くされている。カード収納箱17を金庫14から
箱搬送機構35へ送り出すため、図に示していないモー
タによって回転板48が回転自在に設けられ、回転板4
8の回転軸に対して偏心してクランク49の一端が取付
けられ、クランク49の他端は押出板51に取付けられ
ている。回転板48の回転軸に対してクランク49の取
付け位置が押出板51と反対側にある時は、押出板51
は引っ込んだ状態となっており、これに対し回転板48
を半回転回転して、その回転軸に対してクランク連結点
が押出板51側となる時、押出板51はカード収納箱1
7を金庫14より押し出し、ベルト46,47上に配置
されることになる。
【0013】この状態でベルト46,47を駆動してカ
ード収納箱17の先端が案内板36と接近した状態と
し、その後ベルト41,42を駆動して可動板45を上
方に移動させることによってカード収納箱17を上方に
移動し、その可動板45を最上位置に上げた状態におい
て、カード収納箱17の上面に形成した孔52内に送り
出しベルト53の一部が挿入されてカード式乗車券28
の最上位にあるものと弾性的に接触する。つまりカード
式乗車券28はカード収納箱17内において、その一番
下のものと底板との間にばね54が配されて、カード式
乗車券28は常に上側に押されている。送り出しベルト
53は図に示していないモータによって駆動され、これ
によりカード収納箱17から1枚のカード式乗車券28
が送り出され、その送り出したカード式乗車券28はベ
ルト式搬送機構55を通じてカード取出口21へ送り出
される。この際、そのカード式乗車券28の送り出しに
邪魔にならないように案内板36の上端は案内板37よ
り短くされている。
【0014】つまり、この例においては運行開始に当た
って金庫14内のカード収納箱17が箱搬送機構35へ
押し出され、箱搬送機構35によりカード収納箱17が
カード取出口21の高さ位置まで搬送されて、送り出し
機構56を構成する送り出しベルト53の位置に、その
最上位のカード式乗車券28が対接するように位置させ
る。このようにした状態でバスを運行し、途中で先に述
べた場合と同様に、カード式乗車券28を乗客が買おう
としてその操作をすると共に、それに対応した料金を払
い込むと制御部は送り出しベルト53を駆動し、また搬
送機構55を駆動して1枚のカード式乗車券をカード取
出口21へ送り出す。運行が終わると制御部18の制御
によってカード収納箱17を箱搬送機構35により降ろ
して金庫14内に挿入する。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によればカ
ード式乗車券を収納した収納箱17が金庫14に収容さ
れているため、乗務員は金庫14を営業所とバスとの間
で持ち運びすればよく、2個の金庫を持ち運びする必要
がなく、また2つの取付けも、取り外しの操作もする必
要がなく、それだけ作業が簡単である。かつ夜間などに
おいて高価なカード式乗車券をバス車両内に置いたまゝ
にし、盗難のおそれが生じるようなこともない。また金
庫を営業所に持ち帰ってそのカード収納箱内のカード式
乗車券を調べることによって、そのカード式乗車券の売
上げ管理を行うことができる。また営業所内においてカ
ード収納箱を金庫14に対して取り出し、また装填する
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは請求項1の発明の概略を示す機能的ブロッ
ク図、Bはその要部であるカード搬送機構19とカード
送出機構の具体例を示す図である。
【図2】請求項2の発明の実施例の要部を示す概略図。
【図3】Aは図2の箱搬送機構35の左側面図、Bは箱
搬送機構35の平面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された金銭が収納される金庫と、そ
    の金庫内に収納され、カード式乗車券が収容されたカー
    ド収納箱と、そのカード収納箱内のカード式乗車券をカ
    ード取出口へ搬送するカード搬送機構と、カード購入を
    判断して上記カード収納箱からカード式乗車券を上記カ
    ード取出口へ送る制御を行う制御部と、を具備する運賃
    箱。
  2. 【請求項2】 投入された金銭が収納される金庫と、そ
    の金庫内に収納され、カード式乗車券が収容されたカー
    ド収納箱と、そのカード収納箱をカード取出口の近くに
    搬送する箱搬送機構と、その箱搬送機構を制御し、かつ
    カード購入と判断して、上記カード取出口の近くに配さ
    れたカード収納箱からカード式乗車券を上記カード取出
    口へ送る制御部と、を具備する運賃箱。
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JP2014085989A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Lecip Holdings Corp 発券機能付き運賃箱
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