JP4757179B2 - 情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに、詳細には、情報記録媒体に格納されたコンテンツに対応する情報、例えば曲名、作品名などのコンテンツ関連情報の取得処理を行なう情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
CD(Compact Disc)においては、CDに格納された曲名情報等をネットワーク接続された外部サーバから取得可能としたサービスが実現されている。これは、例えば、音楽CDに予め記録されているいわゆる目次情報であるTOC(Table of Contents)情報をサーバに送信して、サーバ側ではTOCに基づいて対応して登録された曲名等のコンテンツ関連情報をユーザに提供するサービスもある。なお、ディスクに記録された情報に基づくコンテンツ関連情報取得構成を開示した従来技術としては特許文献1などがある。
昨今、音楽、映画等のコンテンツの記録媒体として、DVD(Digital Versatile Disc)、BD[Blu−ray Disc(登録商標)]などが利用されている。これらDVDやBDは、CDに比較してはるかに大容量のデータを記録できるというメリットがある。しかし、CDに記録されているTOC情報のような、管理情報を用いた場合は、必ずしも一意に特定ができない場合があるという問題点がある。さらに、特許文献1では、識別信号としてTOCのカタログナンバー、ISRC(International Standard Recording Code)を用いているが、それぞれCDに記録するか否かは任意の情報であり、必ずしもCDに記録されるとは限らない。また、CDのオーサリング時に挿入するものであり、オーサリング時に間違えて重複して記録すること等もありえる。
特許第3104628号公報
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、確実にコンテンツを一意に特定して、コンテンツ関連情報の取得処理を実現する情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理装置であり、
前記コンテンツ証明書に付加された電子署名の署名検証を行う検証部と、
不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子を取得するデータ取得部と、
前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行う再生手段とを有し、更に、
前記取得したコンテンツ証明書識別子をコンテンツ関連情報提供サーバに送信するデータ送信部と、
コンテンツ関連情報提供サーバから、前記コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツに対応するコンテンツ関連情報を入力するデータ受信部と、
前記データ受信部を介して入力するコンテンツ関連情報を出力するデータ出力部と、
を有することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ取得部は、前記コンテンツ証明書に記録された複数の識別データの組み合わせからなるコンテンツ証明書識別子を取得する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ取得部は、
前記コンテンツ証明書に記録された、下記データ、すなわち、
(a)情報記録媒体に記録されたコンテンツのコンテンツプロバイダもしくは情報記録媒体の製造者であるディスク工場を特定する識別子としてのアプリカントID、
(b)前記アプリカントID及び情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応する識別子としてのコンテンツシーケンスナンバー、
上記(a),(b)の識別データの組み合わせデータからなるコンテンツ証明書識別子を取得する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記コンテンツ証明書は、コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、前記データ取得部において、前記コンテンツ証明書に記録された電子署名の署名検証処理を実行し、コンテンツ証明書およびコンテンツが改ざんのない正当なデータであることが確認されたことを条件として、前記コンテンツ証明書からコンテンツ証明書識別子を取得し、前記データ送信部において、前記コンテンツ証明書識別子の送信処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、さらに、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生制御を実行する再生制御部を有し、前記データ受信部は、前記コンテンツ関連情報の入力に併せて、前記コンテンツ関連情報提供サーバから、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)を入力し、前記再生制御部は、前記コンテンツリボケーションリスト(CRL)に基づいて、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの正当性確認を実行し、正当性の確認がなされたことを条件としてコンテンツ再生処理を行なう構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ受信部は、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの作品名を含むデータを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信し、前記データ出力部は、前記コンテンツの作品名を含むデータを表示部に出力する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ受信部は、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信し、再生制御部が、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理および前記コンテンツ関連情報提供サーバからの受信データの再生処理を行なう構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ受信部は、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信し、再生制御部が、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理および前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信する字幕データの再生処理を行なう構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ受信部は、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報を前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信し、記録再生制御部は、前記コピー許容情報の受領の確認を条件として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの他の記録媒体へのコピー処理を行なう構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
ユーザデバイスに装着された情報記録媒体の記録コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに提供するサーバとしての情報処理装置であり、
情報記録媒体記録コンテンツに対応して前記情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子をユーザデバイスから受信するデータ受信部と、
コンテンツ証明書識別子と、該コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報とを対応付けて格納したデータベースと、
前記データ受信部を介して入力するコンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報を前記データベースから取得するデータ検索部と、
前記データ検索部の取得したコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに送信するデータ送信部を有し、
前記コンテンツ証明書識別子は、前記ユーザデバイスにおいて前記コンテンツ証明書の署名検証によるコンテンツ証明書正当性確認の後、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)に記録されているか否かを確認してコンテンツの正当性と再生可否判定を行うために適用する識別子であることを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記コンテンツ証明書は、コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ検索部は、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの作品名を含むデータを前記データベースから取得し、前記データ送信部は、前記コンテンツの作品名を含むデータを前記ユーザデバイスに送信する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ検索部は、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータを前記データベースから取得し、前記データ送信部は、前記コンテンツの再生に併せて出力するデータを前記ユーザデバイスに送信する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ検索部は、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記データベースから取得し、前記データ送信部は、前記コンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記ユーザデバイスに送信する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ検索部は、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報を前記データベースから取得し、前記データ送信部は、前記コピー許容情報を前記ユーザデバイスに送信する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理装置であり、
前記コンテンツ証明書に付加された電子署名の署名検証を行う検証部と、
不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子を取得するデータ取得部と、
前記データ取得部の取得したコンテンツ証明書識別子に対応したコンテンツ関連情報を記録したテーブルを検索する検索部と、
前記検索したコンテンツ関連情報を出力するデータ出力部と、
前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行う再生手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記コンテンツ証明書は、コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする。
さらに、本発明の第4の側面は、
情報記録媒体であり、
コンテンツと、
前記コンテンツの正当性を証明するコンテンツ証明書とを記録データとして含み、
前記コンテンツ証明書は、
前記コンテンツに対応する識別情報として利用可能なコンテンツ証明書識別子を記録した構成を有し、
前記情報記録媒体を装着してコンテンツ再生を行なう情報処理装置において、前記コンテンツ証明書識別子に基づくコンテンツ関連情報の取得処理と、前記コンテンツ証明書識別子が不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)に記録されていないことの確認により、前記コンテンツの正当性の確認処理を実行可能としたことを特徴とする情報記録媒体にある。
さらに、本発明の情報記録媒体の一実施態様において、前記コンテンツ証明書は電子署名データを含み、前記情報処理装置において、前記電子署名データに基づく署名検証によるコンテンツ証明書の正当性の確認を条件として、前記コンテンツ証明書識別子に基づくコンテンツ関連情報の取得を実行させることを可能としたことを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録媒体の一実施態様において、前記コンテンツ証明書は、前記コンテンツの正当性を証明するデータとして、情報記録媒体の記録コンテンツのハッシュ値に基づく生成データを記録した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の側面は、
情報処理装置において、コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理方法であり、
データ取得部が、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子を取得するデータ取得ステップと、
再生手段が、前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行う再生ステップと、
データ送信部が、前記取得したコンテンツ証明書識別子をコンテンツ関連情報提供サーバに送信するデータ送信ステップと、
データ受信部が、コンテンツ関連情報提供サーバから、前記コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツに対応するコンテンツ関連情報を入力するデータ受信ステップと、
データ出力部が、前記データ受信部を介して入力するコンテンツ関連情報を出力するデータ出力ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ取得ステップは、前記コンテンツ証明書に記録された複数の識別データの組み合わせからなるコンテンツ証明書識別子を取得するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ取得ステップは、前記コンテンツ証明書に記録された、下記データ、すなわち、
(a)情報記録媒体に記録されたコンテンツのコンテンツプロバイダもしくは情報記録媒体の製造者であるディスク工場を特定する識別子としてのアプリカントID、
(b)前記アプリカントID及び情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応する識別子としてのコンテンツシーケンスナンバー、
上記(a),(b)の識別データの組み合わせデータからなるコンテンツ証明書識別子を取得するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記コンテンツ証明書は、コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ取得ステップは、前記コンテンツ証明書に記録された電子署名の署名検証処理を実行し、コンテンツ証明書およびコンテンツが改ざんのない正当なデータであることが確認されたことを条件として、前記コンテンツ証明書からコンテンツ証明書識別子を取得するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ受信ステップは、前記コンテンツ関連情報の入力に併せて、前記コンテンツ関連情報提供サーバから、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)を入力し、再生制御部が、前記コンテンツリボケーションリスト(CRL)に基づいて、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの正当性確認を実行し、正当性の確認がなされたことを条件としてコンテンツ再生処理を行なうことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ受信ステップは、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの作品名を含むデータを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信するステップであり、前記データ出力ステップは、前記コンテンツの作品名を含むデータを表示部に出力する処理を実行するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ受信ステップは、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信するステップであり、再生制御部が、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理および前記コンテンツ関連情報提供サーバからの受信データの再生処理を行なうことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ受信ステップは、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信するステップであり、再生制御部が、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理および前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信する字幕データの再生処理を行なうことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ受信ステップは、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報を前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信するステップであり、記録再生制御部が、前記コピー許容情報の受領の確認を条件として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの他の記録媒体へのコピー処理を行なうことを特徴とする。
さらに、本発明の第6の側面は、
情報処理装置において、ユーザデバイスに装着された情報記録媒体の記録コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに提供する情報処理方法であり、
データ受信部が、情報記録媒体記録コンテンツに対応して前記情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子をユーザデバイスから受信するデータ受信ステップと、
データ検索部が、前記データ受信部を介して入力するコンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報を、コンテンツ証明書識別子と、該コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報とを対応付けて格納したデータベースから取得するデータ検索ステップと、
データ送信部が、前記データ検索部の取得したコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに送信するデータ送信ステップを有し、
前記コンテンツ証明書識別子は、前記ユーザデバイスにおいて前記コンテンツ証明書の署名検証によるコンテンツ証明書正当性確認の後、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)に記録されているか否かを確認してコンテンツの正当性と再生可否判定を行うために適用する識別子であることを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記コンテンツ証明書は、コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする。
さらに、本発明の第7の側面は、
情報処理装置において、コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理方法であり、
検証部が、前記コンテンツ証明書に付加された電子署名の署名検証を行う検証ステップと、
データ取得部が、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子を取得するデータ取得ステップと、
検索部が、前記データ取得ステップにおいて取得したコンテンツ証明書識別子に対応したコンテンツ関連情報を記録したテーブルを検索する検索ステップと、
データ出力部が、前記検索ステップにおいて検索したコンテンツ関連情報を出力するデータ出力ステップと、
再生手段が、前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行う再生ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ検索ステップは、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータを前記データベースから取得し、前記データ送信ステップは、前記コンテンツの再生に併せて出力するデータを前記ユーザデバイスに送信することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ検索ステップは、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記データベースから取得し、前記データ送信ステップは、前記コンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記ユーザデバイスに送信することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ検索ステップは、コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報を前記データベースから取得し、前記データ送信ステップは、前記コピー許容情報を前記ユーザデバイスに送信することを特徴とする。
さらに、本発明の第7の側面は、
情報処理装置において、情報記録媒体の記録コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理方法であり、
データ解析部が、情報記録媒体の記録コンテンツに対応して情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書を読み取り、該コンテンツ証明書からコンテンツ証明書識別子を取得するデータ解析ステップと、
検索部が、前記データ解析ステップにおいて解析したコンテンツ証明書識別子に対応したコンテンツ関連情報を記録したテーブルを検索する検索ステップと、
データ出力部が、前記検索ステップにおいて検索したコンテンツ関連情報を出力するデータ出力ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記コンテンツ証明書は、コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする。
さらに、本発明の第8の側面は、
情報処理装置において、コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得させるコンピュータ・プログラムであり、
データ取得部に、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子を取得させるデータ取得ステップと、
再生手段に、前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行わせる再生ステップと、
データ送信部に、前記取得したコンテンツ証明書識別子をコンテンツ関連情報提供サーバに送信させるデータ送信ステップと、
データ受信部に、コンテンツ関連情報提供サーバから、前記コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツに対応するコンテンツ関連情報を入力させるデータ受信ステップと、
データ出力部に、前記データ受信部を介して入力するコンテンツ関連情報を出力させるデータ出力ステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
さらに、本発明の第9の側面は、
情報処理装置において、ユーザデバイスに装着された情報記録媒体の記録コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに提供させるコンピュータ・プログラムであり、
データ受信部に、情報記録媒体記録コンテンツに対応して前記情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子をユーザデバイスから受信させるデータ受信ステップと、
データ検索部に、前記データ受信部を介して入力するコンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報を、コンテンツ証明書識別子と、該コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報とを対応付けて格納したデータベースから取得させるデータ検索ステップと、
データ送信部に、前記データ検索部の取得したコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに送信させるデータ送信ステップを有し、
前記コンテンツ証明書識別子は、前記ユーザデバイスにおいて前記コンテンツ証明書の署名検証によるコンテンツ証明書正当性確認の後、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)に記録されているか否かを確認してコンテンツの正当性と再生可否判定を行うために適用する識別子であることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能なコンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、DVD、CD、MOなどの記録媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例の構成によれば、情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応するコンテンツ証明書からコンテンツ証明書識別子を取得して、サーバに送信し、サーバにおいてコンテンツ証明書識別子に基づいてコンテンツを特定して、コンテンツ対応のコンテンツ関連情報、例えば曲名や作品名、あるいはジャケット写真などの様々なコンテンツ関連情報を取得してユーザデバイスとしての情報処理装置に提供する構成としたので、確実にコンテンツを一意に特定して、コンテンツ関連情報の取得処理と同様のサービス提供処理構成が実現される。
以下、図面を参照しながら本発明の情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。なお、説明は、以下の項目に従って行なう。
1.本発明の適用可能なシステム構成例の概要
2.情報記録媒体の格納データについて
3.コンテンツ証明書識別子(CCID)を利用したコンテンツ関連情報の取得処理例
4.コンテンツ証明書識別子(CCID)を利用したサービス提供処理例
5.情報処理装置の構成
[1.本発明の適用可能なシステム構成例の概要]
まず、本発明の適用可能な1つの構成例の概要について図1を参照して説明する。図1には、ユーザ10が利用する情報記録媒体の再生装置としての情報処理装置11を示している。情報処理装置11は、DVD(Digital Versatile Disc)、BD[Blu−ray Disc(登録商標)]などの情報記録媒体12の再生機器として利用可能な情報処理装置である。
情報記録媒体12には、例えば音楽、あるいは映画等のコンテンツが記録されており、ユーザ10は、情報記録媒体12を情報処理装置11にセットしてコンテンツの再生を行なう。ユーザ10は、情報記録媒体12に格納されたコンテンツの情報、例えば、音楽であれば曲名やアーティスト名、あるいはジャケット写真画像など、また映画であれば、映画の題名、監督、出演者、あるいはポスター写真画像など、様々なコンテンツ関連情報を取得したい場合、情報処理装置11から、所定のコンテンツ識別情報をネットワーク13を介して、コンテンツ関連情報提供サーバ14に送信する。
コンテンツ関連情報提供サーバ14は、様々なコンテンツに対応するコンテンツ関連情報を格納したデータベースを保有し、情報処理装置11から受信するコンテンツ識別情報に基づいて、データベースから、コンテンツ識別情報に基づいてそのコンテンツ対応のコンテンツ関連情報(曲名、作品名など)を取得して、情報処理装置11に送信する。情報処理装置11は、コンテンツ関連情報提供サーバ14から受信したコンテンツ関連情報をディスプレイに表示する。ユーザ10は、ディスプレイに表示されたコンテンツ関連情報を見ることで、情報処理装置11にセットした情報記録媒体12に格納されたコンテンツに対応する様々なコンテンツ関連情報を確認することができる。
このように、ユーザ側からコンテンツ識別情報を送信して、サーバからコンテンツ関連情報を得るシステムはCDにおいてはCDに記録されているTOC(Table of Contents)情報を利用して、TOC情報をサーバに送信し、サーバにおいてTOCに基づいて対応するコンテンツ関連情報を抽出してユーザ側に提供するシステムt@考えられる。しかし、TOC情報は必ずしも一意ではないため、TOCがデータベース上で重複してしまった場合には、コンテンツに対応するデータを得られるとは限らない。
本発明は、情報記録媒体に記録されているコンテンツ証明書(CC:Content Certificate)を利用して、サーバからコンテンツ関連情報の取得を可能とする構成を実現する。以下では、情報記録媒体としてBD[Blu−ray Disc(登録商標)]を利用した実施例について説明する。コンテンツを記録したBD[Blu−ray Disc(登録商標)]には、コンテンツ管理機関としてのAACS(Advanced Access Content System)の発行したコンテンツ証明書が格納されており、このコンテンツ証明書を利用してコンテンツ関連情報の取得を行なう。なお、本発明は、BDに限らず、情報記録媒体に格納したコンテンツに対応するコンテンツ証明書を情報記録媒体に記録する構成とすることでその他の様々な種類の情報記録媒体においても適用可能である。
[2.情報記録媒体の格納データについて]
図2に情報記録媒体100の格納情報の例を示す。情報記録媒体には、コンテンツ101、およびコンテンツ証明書(CC)102、コンテンツリボケーションリスト(CRL)が記録されている。なお、これらのデータの他にも、例えばコンテンツ101に対応する管理情報や、利用制御情報、暗号化コンテンツの復号に適用する情報等が格納されているが、図では省略している。
コンテンツ101は、例えば音楽や映画などのコンテンツである。コンテンツは複数のコンテンツの場合もある。コンテンツ証明書102は、情報記録媒体100に記録されたコンテンツ101に対応する証明書であり、コンテンツ101がコンテンツの管理機関(例えばAACS)が承認している正当なコンテンツであることを証明するための証明書である。コンテンツ証明書(CC:Content Cert)102には、管理機関(例えばAACS)の電子署名が付加されており、改ざんの検証が可能な構成を持つ。
コンテンツリボケーションリスト(CRL:Content Revocation List)は、不正なコンテンツを判定するためのリストである。すなわち不正に流通している例えば不正コピーコンテンツなどのリストである。情報記録媒体100の格納コンテンツ101の再生処理に際して、情報処理装置(再生装置)はコンテンツ再生アプリケーションの実行に際して、コンテンツリボケーションリスト(CRL)を参照して、情報記録媒体100の格納コンテンツ101のIDがコンテンツリボケーションリスト(CRL)103に記録されていないコンテンツであることの確認を実行して再生が許容される。
図3以下を参照してコンテンツ証明書(CC:Content Cert)102の構成について説明する。コンテンツ証明書(CC:Content Cert)102は、図3に示すように情報記録媒体100に記録されたコンテンツ101の「改竄の有無」を検証可能なデータとしてのコンテンツハッシュダイジェスト201等のデータを格納しているとともに、情報記録媒体に記録されたコンテンツのコンテンツプロバイダもしくは情報記録媒体の製造者であるディスク工場を特定する識別子としてのアプリカントID202、さらに、前記アプリカントIDおよび情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応する識別子としてのコンテンツシーケンスナンバー203などの情報を含み所定のコンテンツ管理機関(例えばAACS)の電子署名204が付加された証明書として構成される。
コンテンツ証明書に登録されるハッシュダイジェストについて、さらに、図4を参照して説明する。図4(a)は、コンテンツ証明書の構成を示している。ヘッダ以下、複数のハッシュダイジェスト(0)〜(n)が登録され、署名が付与されている。
ハッシュダイジェストは、図4(b)に示すコンテンツハッシュテーブルに登録されたハッシュユニットのダイジェスト値である。コンテンツハッシュテーブルは、情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応して設定される。例えば1つのコンテンツあるいは部分コンテンツに対応して設定されるユニットであるCPSユニットに対応して1つのコンテンツハッシュテーブルが設定される。コンテンツハッシュテーブルには、複数のコンテンツハッシュが記録される。
コンテンツハッシュは、図4(c)に示すコンテンツの構成データから選択されるハッシュユニット(例えば192KB)に基づいて生成されるハッシュ値である。図4(c)は例えば1つのCPSユニットに属する1つのコンテンツであり、このコンテンツから複数のデータ部分がハッシュユニットとして設定され、それぞれのハッシュユニットの構成データに基づいて算出されたハッシュ値が、コンテンツハッシュテーブルに記録される。
さらに、コンテンツハッシュテーブルの登録データ全体に基づいて新たなハッシュ値が算出され、これがハッシュダイジェストとして図4(a)に示すコンテンツ証明書に登録されることになる。すなわちハッシュダイジェストは、情報記録媒体に記録されるコンテンツ(CPSユニット)毎に設定されるハッシュ値となる。
図4(b)に示すコンテンツハッシュテーブルは、例えばコンテンツ再生を実行する前に実行するコンテンツの改ざん検証処理に適用される。例えば、再生対象コンテンツに設定されたハッシュユニットを選択して、予め定められたハッシュ値算出アルゴリズムに従ってハッシュ値を算出し、この算出ハッシュ値が、コンテンツハッシュテーブルに登録されたコンテンツハッシュと一致するか否かによって、コンテンツが改ざんされているか否かを判定する処理を行なう。
コンテンツ証明書には、このようなコンテンツ自体の改ざんを検証するコンテンツハッシュテーブルの改ざん検証用のハッシュダイジェストの他、前述したように、情報記録媒体に記録されたコンテンツのコンテンツプロバイダもしくは情報記録媒体の製造者であるディスク工場を特定する識別子としてのアプリカントID202、さらに、前記アプリカントID及び情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応する識別子としてのコンテンツシーケンスナンバー203などの情報を含む。コンテンツ証明書102の全体データ構成例を図5に示す。
コンテンツ証明書には以下のデータが含まれる。
(a)証明書タイプ(Certificate Type):電子証明書の種類を示すデータ
(b)ハッシュユニット総数(Total_Number_of_HashUnits):コンテンツに基づいて生成されたハッシュユニットの総数
(c)レイヤ総数(Total_Number_of_Layers):情報記録媒体のレイヤ(Layer)の総数
(d)レイヤナンバー(Layer_Number):コンテンツ証明書に対応するレイヤ(Layer)ナンバー
(e)ハッシュユニット数(Number_of_HashUnits):コンテンツ証明書に対応するレイヤ(Layer)上のハッシュユニット数
(f)ダイジェスト数(Number_of_Digests):該当するLayer上のClip AVストリーム数
(g)アプリカントID(Applicant ID):ライセンスされたコンテンツプロバイダもしくはディスク工場に与えられるユニークな識別子(ID)
(h)コンテンツシーケンスナンバー(Content Sequence Number):ライセンスされたコンテンツプロバイダもしくはディスク工場のコンテンツ中で、各コンテンツに対してユニークに付与されるコンテンツ識別子(ID)
(i)最低CRLバージョン(Minimum CRL Version):参照可能なCRL(コンテンツリボケーションリスト)の最低バージョン(Version)番号
(j)フォーマット固有セクション長(Length_Format_Specific_Section):フォーマット特有のデータのバイト数(コンテンツ証明書は、種々のフォーマットで使えるようになっている)
(k)マネージドコピー・マニフェストファイルハッシュ値(Hash_Value_of_MC_Manifest_File):Managed Copy Manifest Fileの改竄を検出するためのハッシュ値
(l)BD−Jルート証明書ハッシュ値(Hash_Value_of_BDJ_Root_Cert):BD-J Root Certificateの改竄検出するためのハッシュ値
(m)CPSユニット数(Num_of_CPS_Unit):情報記録媒体の記録コンテンツに設定されたCPSユニット数
(n)CPSユニット利用制御情報ファイルハッシュ値(Hash_Value_of_CPS_Unit_Usage_File):CPSユニット利用制御情報ファイルのハッシュ値
(o)コンテンツハッシュテーブルダイジェスト(Content Hash Table Digest):コンテンツハッシュテーブルの各クリップAVストリームに該当する部分のハッシュ値
(p)電子署名(Signature Data):コンテンツ証明書に対する管理機関(例えばAACS)の電子署名
これらの各データが含まれる。
上記データは、コンテンツの記録されたBD[Blu−ray Disc(登録商標)]に対して、管理機関(AACS)の規定に基づいて格納されるコンテンツ証明書の一例である。上記データ中、
(g)アプリカントID(Applicant ID)
(h)コンテンツシーケンスナンバー(Content Sequence Number)
(i)最低CRLバージョン(Minimum CRL Version)
(p)電子署名(Signature Data)
これらのデータは、管理機関(AACS)によって作成される。これ以外のデータは、コンテンツプロバイダや、ディスク工場において生成が許容されるデータである。
図3、図4を参照して説明したハッシュダイジェストは、(o)コンテンツハッシュテーブルダイジェスト(Content Hash Table Digest)に相当する。
また、図3を参照して説明した情報記録媒体に記録されたコンテンツのコンテンツプロバイダもしくは情報記録媒体の製造者であるディスク工場を特定する識別子としてのアプリカントID202は、(g)アプリカントID(Applicant ID)に相当し、情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応する識別子としてのコンテンツシーケンスナンバー203は、(h)コンテンツシーケンスナンバー(Content Sequence Number)に相当する。
(g)アプリカントID(Applicant ID)と、(h)コンテンツシーケンスナンバー(Content Sequence Number)とのデータの組み合わせ、すなわち、
アプリカントID(Applicant ID(2B))+コンテンツシーケンスナンバー(Content Sequence Number(4B))を、
コンテンツ証明書識別子(CCID:Content Certificate ID(6B))と呼ぶ。
このコンテンツ証明書識別子(CCID)は、コンテンツ証明書(CC)に対応する固有識別子として設定される。コンテンツ証明書は、情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応して設定される証明書であり、このコンテンツ証明書識別子に基づいて、情報記録媒体に記録されたコンテンツの特定が可能となる。本発明では、このコンテンツ証明書に格納されたコンテンツ証明書識別子(コンテンツ証明書ID)をコンテンツの特定情報として適用し、コンテンツ関連情報の取得に利用する。すなわち、コンテンツ証明書は、コンテンツ自体の改ざんを検証するコンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含んでおり、更に、第三者である管理機関によって、電子署名と共に付与されるコンテンツ証明書識別子(アプリカントIDおよびコンテンツシーケンスナンバー)を用いることにより、必ず一意にコンテンツを特定できる。すなわち、コンテンツ証明書は、管理機関が電子署名を付与して発行するためIDを変更すると電子署名の値が変わるため、ディスク工場、又はオーサ側でIDを変更することはできない。また、管理機関では、コンテンツに対して一意に定まるコンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して、コンテンツ証明書識別子を付与するため、同じコンテンツ証明書識別子に対しは、コンテンツ(コンテンツハッシュテーブル)が一意であることが保証される。更に、コンテンツ改ざんの検証用に使用できるコンテンツ証明書のIDを用いることにより、新たに特別に他の管理機関により、ISRC等を付与してもらう必要は無い。
[3.コンテンツ証明書識別子(CCID)を利用したコンテンツ関連情報の取得処理例]
図6を参照してコンテンツ証明書識別子(CCID)を利用してコンテンツ関連情報を取得する処理例について説明する。図6には、コンテンツ関連情報提供サーバ(BDDB:BD DataBase)310と、情報記録媒体からのコンテンツ再生を行なうユーザデバイスとしての再生装置(例えばBDプレーヤ)320を示している。
再生装置320は、コンテンツの記録された情報記録媒体321をセットして、コンテンツの再生を行なう機器である。再生装置320は、情報記録媒体321に記録されたコンテンツに対応するコンテンツ関連情報、例えば曲名、作品名、ジャケット写真などのコンテンツ関連情報の取得を行なう場合、情報記録媒体321に記録されたコンテンツ証明書(CC:Content Certificate)322を読み出し、読み出したコンテンツ証明書(CC)322に記録されたコンテンツ証明書識別子(CCID)323を取得する。コンテンツ証明書識別子(CCID)323は、前述したように、
コンテンツ証明書識別子(CCID)(6B)=アプリカントID(Applicant ID(2B))+コンテンツシーケンスナンバー(Content Sequence Number(4B))
である。
再生装置320は、コンテンツ証明書(CC)322から取り出したコンテンツ証明書識別子(CCID)323をコンテンツ関連情報提供サーバ310に送信する。例えば、CCID=Xの場合、値Xをネットワークを介してコンテンツ関連情報提供サーバ310に送信する。
コンテンツ関連情報提供サーバ(BDDB)310は、コンテンツ関連情報を格納したデータベース311を保有している。データベース311は、コンテンツ証明書識別子(CCID)によって特定されるコンテンツに関するコンテンツ関連情報、例えば曲名、作品名、ジャケット写真などの様々なコンテンツ関連情報を格納したデータベースである。データベース311は、コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づいてコンテンツ関連情報が取得可能な構成となっており、コンテンツ関連情報提供サーバ(BDDB)310は、再生装置320から受信したコンテンツ証明書識別子(CCID)をキーとしてデータベース検索を行いコンテンツ証明書識別子(CCID)に対応するコンテンツのコンテンツ関連情報を取得して、再生装置320に送信する。
再生装置320は、コンテンツ関連情報提供サーバ(BDDB)310からコンテンツ関連情報324を受信すると、例えば再生装置320のディスプレイに受信したコンテンツ関連情報、例えば監督、俳優、ジャンル、曲名、作品名、ジャケット写真などのコンテンツ関連情報を表示する。
このように、情報記録媒体321には記録コンテンツに対応するコンテンツ証明書(CC)が記録されており、コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子(CCID)は、コンテンツを特定する情報として利用可能となる。
なお、コンテンツ証明書識別子(CCID)は、前述したように、コンテンツプロバイダやディスク製造者に対応する識別子(アプリカントID)と、コンテンツ対応の識別子であるコンテンツシーケンスナンバーとの組み合わせによって構成されており、コンテンツに対応するユニークな識別情報であるが、例えば、同一コンテンツを異なるコンテンツプロバイダやディスク製造者が提供するような場合には、同一のコンテンツに異なる複数のコンテンツ証明書識別子(CCID)が設定される。
コンテンツ関連情報提供サーバ310は、同一コンテンツに複数のコンテンツ証明書識別子(CCID)が設定されている場合においても、各コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づいて、対応コンテンツのコンテンツ関連情報を取得可能としたデータベースを設定する。具体的には、例えば、2つの異なるCCID、
CCID=101222、
CCID=103222、
これらが同一コンテンツに対応するCCIDとして設定されている場合、いずれのCCIDからも同一のコンテンツ関連情報を取得可能な設定とする。
なお、複数のコンテンツ証明書識別子(CCID)が1つのコンテンツに対応することはあっても、1つのコンテンツ証明書識別子(CCID)が複数のコンテンツに対応することはないので、基本的にコンテンツ証明書識別子(CCID)が特定されれば、1つのコンテンツが特定され、そのコンテンツに対応するコンテンツ関連情報がデータベース311から取得可能となる。
図6に示す再生装置320の処理シーケンスについて、図7に示すフローチャートを参照して説明する。まず、再生装置は、情報記録媒体(例えばBD−ROM)を再生装置に装着し、データ読み取りを開始する。ステップS101において、情報記録媒体からコンテンツ証明書(CC)を読み取る。ステップS102において、コンテンツ証明書(CC)に記録されたコンテンツ証明書識別子(CCID)を取得する。
次に、再生装置は、ステップS103において、コンテンツ証明書識別子(CCID)をコンテンツ関連情報提供サーバに対してアップロードする。次に、ステップS104において、再生装置は、コンテンツ関連情報提供サーバからコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)をダウンロードし、ステップS105において、ダウンロードしたコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)を再生装置のディスプレイ等に表示する処理を行なう。なお、図6の例では、コンテンツ証明書識別子(CCID)に対応するデータベースは、ネットワークを介して接続するサーバが保持するように構成したが、再生装置自体にコンテンツ証明書識別子と、コンテンツ関連情報との対応データベースを再生装置が既にもっている構成であっても良い。この場合であっても、コンテンツ証明書識別子(CCID)を用いることにより、一意にコンテンツを特定することができる。
図7を参照して説明した再生装置の処理シーケンスでは、情報記録媒体から読み取ったコンテンツ証明書(CC)が正当な証明書であることを前提とした処理であるが、コンテンツ証明書(CC)が不正な証明書である場合もあり得る。図8に示すフローを参照して、コンテンツ証明書(CC)の正当性確認を実行する処理例について説明する。
まず、再生装置は、情報記録媒体(例えばBD−ROM)を再生装置に装着し、データ読み取りを開始する。ステップS151において、情報記録媒体からコンテンツ証明書(CC)を読み取る。次に、ステップS152において、再生装置は、コンテンツ証明書(CC)に記録された電子署名の検証処理を実行する。先に図3〜図5を参照して説明した通り、コンテンツ証明書(CC)には、コンテンツの管理機関(例えばAACS)による電子署名が記録されている。再生装置は、コンテンツの管理機関(例えばAACS)の公開鍵を適用して署名検証処理を実行する。
ステップS153において、署名検証に成功、すなわち、コンテンツ証明書(CC)が改ざんのない正当な証明書であることが確認された場合には、ステップS154に進む。一方、ステップS153において、署名検証に失敗、すなわち、コンテンツ証明書(CC)が改ざんのない正当な証明書であることが確認されなかった場合には、ステップS161に進み、コンテンツ再生を中止する。
ステップS153において、署名検証に成功した場合は、ステップS154において、コンテンツ証明書(CC)に記録されたコンテンツ証明書識別子(CCID)を取得する。次に、再生装置は、ステップS155において、コンテンツ証明書識別子(CCID)をコンテンツ関連情報提供サーバに対してアップロードする。次に、ステップS156において、再生装置は、コンテンツ関連情報提供サーバからコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)をダウンロードし、ステップS157において、ダウンロードしたコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)を再生装置のディスプレイ等に表示する処理を行なう。
図8に示すフローでは、情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書(CC)の正当性確認を行い、正当性が確認された場合にのみコンテンツ関連情報の取得処理および再生を行なう構成としている。従って、正当でないコンテンツ証明書を保持していてもコンテンツ関連情報の取得やコンテンツの再生は実行されないことになり、コンテンツ関連情報の不正取得が防止される。
次に、図9を参照して、再生装置320がコンテンツ証明書識別子(CCID)を利用してコンテンツ関連情報提供サーバ310からコンテンツ関連情報を取得する際に、コンテンツリボケーションリスト(CRL)を併せてコンテンツ関連情報提供サーバ310から取得する構成例について説明する。
コンテンツリボケーションリスト(CRL:Content Revocation List)は、先に図2を参照して説明したように、不正なコンテンツ、例えば、不正コピーコンテンツなどの不正コンテンツに対応するコンテンツ識別子などの情報を記録したリストである。再生装置はコンテンツ再生アプリケーションの実行に際して、コンテンツリボケーションリスト(CRL)を参照して、情報記録媒体の格納コンテンツのIDがコンテンツリボケーションリスト(CRL)に記録されていないかを確認し、記録されていないことの確認がなされたことを条件としてコンテンツ再生が許容される。
コンテンツリボケーションリスト(CRL)は、先に図2を参照して説明したように、情報記録媒体にも記録されている。しかし、コンテンツリボケーションリスト(CRL)は逐次バージョンアップされ、リストされているデータが逐次更新される。従って、コンテンツの再生処理において実行するCRLに基づくコンテンツ確認は、より新しいバージョンのリストを適用することが好ましい。図9に示す処理例は、より新しいバージョンのコンテンツリボケーションリスト(CRL)をコンテンツ関連情報提供サーバから提供することで、より新しいCRLを利用したコンテンツ確認を再生装置320に実行させることを可能としている。
図9に示すように、コンテンツ関連情報提供サーバ310は、コンテンツリボケーションリスト(CRL)312をデータベース311に格納しており、再生装置320から、コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報の取得要求を受信した際に、コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づいてデータベース311からコンテンツ関連情報を取得して再生装置320に提供するとともに、データベースから最新バージョンのコンテンツリボケーションリスト(CRL)312を取得して再生装置320に送信する。
再生装置320は、コンテンツ関連情報提供サーバ310から受領したコンテンツ関連情報324を例えばディスプレイに表示し、さらに、コンテンツ関連情報提供サーバ310から受領したコンテンツリボケーションリスト(CRL)325をディスプレイに表示し、さらに情報記録媒体321からのコンテンツ再生に際してコンテンツリボケーションリスト(CRL)325に基づくコンテンツ正当性の判定処理を行なう。コンテンツリボケーションリスト(CRL)325に基づいて、情報記録媒体321の記録コンテンツが不正であることが判明した場合は、コンテンツ再生が禁止されることになる。これらの処理は、コンテンツ再生アプリケーションにおいて実行される。
図9に示す再生装置320の処理シーケンスについて、図10に示すフローチャートを参照して説明する。まず、再生装置は、情報記録媒体(例えばBD−ROM)を再生装置に装着し、データ読み取りを開始する。ステップS201において、情報記録媒体からコンテンツ証明書(CC)を読み取る。ステップS202において、コンテンツ証明書(CC)に記録されたコンテンツ証明書識別子(CCID)を取得する。
次に、再生装置は、ステップS203において、コンテンツ証明書識別子(CCID)をコンテンツ関連情報提供サーバに対してアップロードする。次に、ステップS204において、再生装置は、コンテンツ関連情報提供サーバからコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)をダウンロードするとともに、コンテンツリボケーションリスト(CRL)をダウンロードし、ステップS205において、ダウンロードしたコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)を再生装置のディスプレイ等に表示する処理を行なう。
図10を参照して説明した再生装置の処理シーケンスでは、情報記録媒体から読み取ったコンテンツ証明書(CC)が正当な証明書であることを前提とした処理であるが、コンテンツ証明書(CC)が不正な証明書である場合もあり得る。図11に示すフローを参照して、コンテンツ証明書(CC)の正当性確認を実行する処理例について説明する。
まず、再生装置は、情報記録媒体(例えばBD−ROM)を再生装置に装着し、データ読み取りを開始する。ステップS251において、情報記録媒体からコンテンツ証明書(CC)を読み取る。次に、ステップS252において、再生装置は、コンテンツ証明書(CC)に記録された電子署名の検証処理を実行する。先に図3〜図5を参照して説明した通り、コンテンツ証明書(CC)には、コンテンツの管理機関(例えばAACS)による電子署名が記録されている。再生装置は、コンテンツの管理機関(例えばAACS)の公開鍵を適用して署名検証処理を実行する。
ステップS253において、署名検証に成功、すなわち、コンテンツ証明書(CC)が改ざんのない正当な証明書であることが確認された場合には、ステップS254に進む。一方、ステップS253において、署名検証に失敗、すなわち、コンテンツ証明書(CC)が改ざんのない正当な証明書であることが確認されなかった場合には、ステップS261に進み、コンテンツ再生を中止する。
ステップS253において、署名検証に成功した場合は、ステップS254において、コンテンツ証明書(CC)に記録されたコンテンツ証明書識別子(CCID)を取得する。次に、再生装置は、ステップS255において、コンテンツ証明書識別子(CCID)をコンテンツ関連情報提供サーバに対してアップロードする。次に、ステップS256において、再生装置は、コンテンツ関連情報提供サーバからコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)をダウンロードするとともに、コンテンツリボケーションリスト(CRL)をダウンロードし、ステップS257において、ダウンロードしたコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)を再生装置のディスプレイ等に表示する処理を行なう。
図11に示すフローでは、情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書(CC)の正当性確認を行い、正当性が確認された場合にのみコンテンツ関連情報の取得処理および再生を行なう構成としている。従って、正当でないコンテンツ証明書を保持していてもコンテンツ関連情報の取得やコンテンツの再生は実行されないことになり、コンテンツ関連情報の不正取得が防止される。
次に、再生装置において、コンテンツ関連情報提供サーバから取得したコンテンツリボケーションリスト(CRL)を適用して情報記録媒体の記録コンテンツの正当性を確認して再生実行の可否を判定する処理シーケンスについて、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、再生装置は、情報記録媒体(例えばBD−ROM)を再生装置に装着し、データ読み取りを開始する。ステップS301において、情報記録媒体からコンテンツ証明書(CC)を読み取る。ステップS302において、コンテンツ証明書(CC)に記録されたコンテンツ証明書識別子(CCID)を取得する。
次に、再生装置は、ステップS303において、コンテンツ証明書識別子(CCID)をコンテンツ関連情報提供サーバに対してアップロードする。次に、ステップS304において、再生装置は、コンテンツ関連情報提供サーバからコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)をダウンロードするとともに、コンテンツリボケーションリスト(CRL)をダウンロードし、ステップS305において、ダウンロードしたコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)を再生装置のディスプレイ等に表示する処理を行なう。
次に、再生装置は、ステップS306においてコンテンツ関連情報提供サーバからダウンロードしたコンテンツリボケーションリスト(CRL)に登録された情報、例えば不正コンテンツのコンテンツIDと、再生対象としている情報記録媒体の格納コンテンツのIDとの照合処理を実行する。再生対象としている情報記録媒体の格納コンテンツのIDがCRLに記録されている場合は、そのコンテンツは不正コンテンツであると判定(ステップS307でNo)し、ステップS309に進みコンテンツ再生を停止する。
一方、再生対象としている情報記録媒体の格納コンテンツのIDがCRLに記録されていない場合は、そのコンテンツは正当なコンテンツであると判定(ステップS307でYes)し、ステップS308に進みコンテンツ再生を実行する。
図12を参照して説明した再生装置の処理シーケンスでは、情報記録媒体から読み取ったコンテンツ証明書(CC)が正当な証明書であることを前提とした処理であるが、コンテンツ証明書(CC)が不正な証明書である場合もあり得る。図13に示すフローを参照して、コンテンツ証明書(CC)の正当性確認を実行する処理例について説明する。
まず、再生装置は、情報記録媒体(例えばBD−ROM)を再生装置に装着し、データ読み取りを開始する。ステップS351において、情報記録媒体からコンテンツ証明書(CC)を読み取る。次に、ステップS352において、再生装置は、コンテンツ証明書(CC)に記録された電子署名の検証処理を実行する。先に図3〜図5を参照して説明した通り、コンテンツ証明書(CC)には、コンテンツの管理機関(例えばAACS)による電子署名が記録されている。再生装置は、コンテンツの管理機関(例えばAACS)の公開鍵を適用して署名検証処理を実行する。
ステップS353において、署名検証に成功、すなわち、コンテンツ証明書(CC)が改ざんのない正当な証明書であることが確認された場合には、ステップS254に進む。一方、ステップS353において、署名検証に失敗、すなわち、コンテンツ証明書(CC)が改ざんのない正当な証明書であることが確認されなかった場合には、ステップS371に進み、コンテンツ再生を中止する。
ステップS353において、署名検証に成功した場合は、ステップS354において、コンテンツ証明書(CC)に記録されたコンテンツ証明書識別子(CCID)を取得する。次に、再生装置は、ステップS355において、コンテンツ証明書識別子(CCID)をコンテンツ関連情報提供サーバに対してアップロードする。次に、ステップS356において、再生装置は、コンテンツ関連情報提供サーバからコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)をダウンロードするとともに、コンテンツリボケーションリスト(CRL)をダウンロードし、ステップS357において、ダウンロードしたコンテンツ関連情報(作品名、ジャケット写真等)およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)を再生装置のディスプレイ等に表示する処理を行なう。
次に、再生装置は、ステップS358においてコンテンツ関連情報提供サーバからダウンロードしたコンテンツリボケーションリスト(CRL)に登録された情報、例えば不正コンテンツのコンテンツIDと、再生対象としている情報記録媒体の格納コンテンツのIDとの照合処理を実行する。再生対象としている情報記録媒体の格納コンテンツのIDがCRLに記録されている場合は、そのコンテンツは不正コンテンツであると判定(ステップS359でNo)し、ステップS362に進みコンテンツ再生を停止する。
一方、再生対象としている情報記録媒体の格納コンテンツのIDがCRLに記録されていない場合は、そのコンテンツは正当なコンテンツであると判定(ステップS359でYes)し、ステップS361に進みコンテンツ再生を実行する。
図12、および図13に示すフローでは、情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理に際して、コンテンツ関連情報提供サーバからダウンロードしたコンテンツリボケーションリスト(CRL)を適用してコンテンツの正当性確認を実行する構成としている。コンテンツ関連情報提供サーバが再生装置に提供するコンテンツリボケーションリスト(CRL)は、その時点での最新バージョンのものであり、再生装置は、最新バージョンのCRLを適用したコンテンツ正当性確認が可能となり、情報記録媒体に格納されたCRLが古いバージョンのままであっても、より新しいバージョンのCRLを適用したコンテンツ正当性確認が実行され、不正コンテンツの利用を効果的に防止することが可能となる。
[4.コンテンツ証明書識別子(CCID)を利用したサービス提供処理例]
上述した処理例では、コンテンツ証明書識別子(CCID)を利用してサーバから曲名、作品名、ジャケット写真などのコンテンツ関連情報を取得する処理例について説明した。さらに、コンテンツ証明書識別子(CCID)を利用してサーバから取得するコンテンツ関連情報として、情報記録媒体からのコンテンツ再生に併せて再生する字幕データ等の情報や、情報記録媒体の格納コンテンツの他媒体へのコピー処理を許可するコピー許容情報等を適用した処理例について説明する。
(4.1.情報記録媒体からのコンテンツ再生に併せてサーバ提供情報の再生を行なう処理例)
まず、情報記録媒体からの再生に併せてサーバ提供情報の再生を行なう処理例について、図14を参照して説明する。図14は、例えば、情報記録媒体410に映画コンテンツが記録され、再生装置420において映画コンテンツの再生を行なう場合に、映画コンテンツに対応する字幕等のデータをコンテンツ関連情報としてサーバ430から取得する処理例であり、この場合のコンテンツ特定情報としてコンテンツ証明書識別子(CCID)を利用した処理例である。
図14に示す例は、3つのコンテンツ管理アプリケーションを組み合わせて処理が実行される処理例である。まず、これらの3つのコンテンツ管理アプリケーションの実行する処理について説明する。
(1)第1コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ1)
この第1コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ1)は、サーバとの接続前に実行されるアプリケーションであり、以下の処理を実行する。
(a)ユーザにダウンロードを実行するか否かを確認する処理
(b)再生装置が、ネットワーク接続やAACSのオンライン機能に対応しているかを確認する処理
(c)アクセスすべきURLを提供する処理
(d)ローカル記憶手段の管理データ(org_id, disc_id), AACS関連データの更新処理
(e)課金処理(オプション)
これらの処理を実行する。
(2)第2コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ2)
この第2コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ2)は、サーバから取得して実行されるアプリケーションであり、以下の処理を実行する。
(a)ユーザに商品(ダウンロードデータ)を選ばせる処理
(b)ユーザの選択した商品をサーバに伝える処理
(c)課金処理(オプション)
これらの処理を実行する。
(3)第3コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ3)
この第3コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ3)は、サーバから取得して実行されるアプリケーションであり、ダウンロードデータのローカル記憶手段に対する記録時に実行され、以下の処理を実行する。
(a)複数のファイルシステムを統合して処理を実行させるVFS(バーチャルファイルシステム)の使用可能状態に設定し、AV関連ファイル(再生対象コンテンツ)をローカル記憶手段に記録する処理
(b)VFSでの処理可能状態にしてAACS関連ファイル(管理情報)をローカル記憶手段に記録する処理
このように、各アプリケーションの処理を特化し、各アプリケーションを適宜、ディスクやサーバなどから取得する構成とすることで、アプリケーションの更新処理などの自由度が増加し、より使いやすい環境や、高度なサービスの提供が可能となる。
図14を参照して本処理例の処理シーケンスについて説明する。まず、再生装置420は、情報記録媒体(例えばROMディスク)410に記録されたコンテンツ管理アプリケーション(BD−J1)を起動する。このコンテンツ管理アプリケーション(BD−J1)により、再生装置420はステップS501において、ROMディスク410に記録されたコンテンツ証明書識別子(CCID)412を取得し、サブコンテンツ等の提供処理を行なうサーバ430に送信する。
サーバ430は、ステップS502において、受信データに含まれるコンテンツ証明書識別子(CCID)に基づいてデータベースからコンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ2)431を選択して再生装置420に提供する。サーバ430は、例えばコンテンツ証明書識別子(CCID)によって特定されるコンテンツに対応するコンテンツ利用条件情報を保持しており、この情報に基づいて、コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ2)431を選択して再生装置420に提供する。
再生装置420は、サーバ430から受信したコンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ2)422を適用した処理を実行する。再生装置420は、コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ2)422に含まれる許容処理リストをディスプレイに表示して、ステップS503において、ユーザが実行する処理、例えばダウンロードコンテンツの選択を行なう。
この選択に基づいて、再生装置420は、サーバ430との間で決済データ461の転送による決済処理を実行する。例えば再生装置のディスプレイに決済画面が表示され、ユーザは、決済画面に例えばクレジットカード番号等の決済に必要なデータを入力して送信する。次に、ステップS504において、サーバ430が処理を許可して許可情報を再生装置420に送信する。
再生装置420は、ステップS504において、再生装置420に提供する暗号化コンテンツ434、管理データ433、記録処理を実行するコンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ3)432を含むデータを併せて再生装置420に送信する。なお、これらのデータにはサーバ430の署名を付与する。
再生装置420は、サーバ430から受信したコンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ3)423の実行に際して、署名検証を行い、改ざんのない正当なデータであることを確認する処理を行なう。正当性が確認されたことを条件として、記録制御部に対してステップS505において、例えば情報記録倍他410に記録されたコンテンツの再生に適用する字幕等の暗号化コンテンツ442と、管理データ441とをローカル記憶手段440に対する記録処理を実行させる。この結果、ローカル記憶手段440には、暗号化コンテンツ442と、管理データ441とが記録される。
情報記録倍他410に記録されたコンテンツの再生に際しては、ローカル記憶手段440に記録された字幕等の暗号化コンテンツ442を併せて再生する。この処理によって、情報記録媒体410に当初記録されていない字幕等のデータを、コンテンツ証明書識別子に基づいて取得可能なコンテンツ関連情報としてサーバ430から取得して再生することが可能となる。
なお、本処理例では、コンテンツ管理アプリケーションを細分化して複数のアプリケーションを設定し、各アプリケーションの処理を特化して各アプリケーションを適宜、ディスクやサーバなどから取得する構成としたので、アプリケーションの更新処理などの自由度が増加し、より使いやすい環境や、高度なサービスの提供が可能となる。
なお、サーバ430から取得して再生する情報は字幕等に限らず、その他のコンテンツ関連情報、たとえば作品名や、エピソード情報、出演者情報などでもよい。また、サーバ430から取得して再生する情報は、情報記録媒体410の格納コンテンツに並列して実行してもよいし、個別に再生を行なう構成としてもよい。
(4.2.情報記録媒体の格納コンテンツの他媒体へのコピー処理の管理をサーバが行なう処理例)
次に、図15を参照して情報記録媒体の格納コンテンツの他媒体へのコピー処理の管理をサーバが行なう処理例について説明する。すなわち、コピー処理に際してコンテンツ関連情報としてサーバからコピー許容情報を取得して、コピー許容情報の受領確認に基づいてメディア間のコンテンツコピー処理(MC:Managed Copy)を行なう処理例について説明する。
図15には、左からコンテンツ記録済みの情報記録媒体(例えばROMディスク))510、情報記録媒体510からコンテンツ等のデータを読み取り、データ記録可能なメディアであるR/REディスク550に記録する処理を行なう再生装置520、コンテンツのコピー先であるデータ記録可能なR,RE型のディスクとしてのR/REディスク550、さらに、このコンテンツコピー処理の許可、管理データの提供処理を実行するサーバ540を示している。再生装置520は、例えばPC、再生装置などによって構成され、情報記録媒体(ROMディスク)510からの読み取りデータを入力して、R/REディスク550に対する記録データを出力する機能を有する情報処理装置である。R/REディスク550は、データを書き込むことが可能なメディアであり、具体的には例えばR型、RE型のBlu−ray Disc(登録商標)、DVDディスクなどである。
情報記録媒体(ROMディスク)510には、図に示すように利用制御対象コンテンツである暗号化コンテンツ513が記録されている。暗号化コンテンツ513は、例えば高精細動画像データであるHD(High Definition)ムービーコンテンツなどの動画コンテンツのAV(Audio Visual)ストリーム、あるいは音楽データ、ゲームプログラム、画像ファイル、音声データ、テキストデータなどからなるコンテンツである。さらに、暗号化コンテンツの復号に適用する鍵情報、利用制御情報などによって構成される管理データ(AACS Data)512、さらに、情報記録媒体(ROMディスク)510に格納されたコンテンツに対応するコンテンツ証明書(CC)が記録され、コンテンツ証明書には、コンテンツ証明書識別子(CCID)511が格納されている。さらに、本処理例においては、コンテンツコピー処理において必要となる処理を実行させるプログラムであるコンテンツ管理アプリケーション514が情報記録媒体(ROMディスク)510に記録されている。
コンテンツ管理アプリケーション514は、コンテンツコピー処理において必要となる処理を実行させるプログラムであり、図15に示すステップS600の処理を実行する。再生装置520は、コンテンツのコピー処理の実行に際してコンテンツ管理アプリケーション514をディスク510から取得して実行する。ステップS600においてコンテンツ管理アプリケーションを実行する。具体的な、コンテンツ管理アプリケーションの処理は、
(a)コンテンツ証明書識別子(CCID)511のサーバへの送信処理、
(b)サーバからの許容処理リストの取得処理、
(c)ユーザによる処理選択情報のサーバへの送信処理
(d)決済処理、
(e)サーバからのコピー許可情報の取得処理、チェック処理、コピー許可情報の記録制御部への出力、
(f)記録制御部の実行するコンテンツコピー処理の監視処理、
(g)記録制御部の実行するサーバからのダウンロードデータの書き込み処理の監視処理、
これらの処理であり、これらの処理がシーケンシャルに実行される。
なお、BD−Jアプリの実行時に例えば案内画面などにおいて動画再生などを行なう場合は、コンテンツ管理アプリケーションプログラム562によって指定されるプレイリスト、クリップファイルを適用した動画再生が実行されることになる。
コンテンツ管理アプリケーションによる処理について、図15を参照して説明する。コンテンツ管理アプリケーションは、図15に示すステップS600において開始される。なお、この処理の実行に際しては、再生装置520のディスプレイに、例えば図16に示すようなコンテンツ管理アプリケーションの提供するユーザインタフェースとしての案内画面が提示される。まず、コンテンツ管理アプリケーションを開始すると、図16(a)に示す選択画面が表示される。すなわち、コンテンツのコピー(Managed Copy)を行なうか、コンテンツダウンロード(Mod/EST)を行なうかを選択する画面である。コンテンツのコピー(Managed Copy)の処理要求がユーザから入力されると、コンテンツ管理アプリケーションは、このユーザ要求に基づいて、コンテンツ証明書識別子(CCID)511をサーバ540に送信する。
図15に示すサーバ540は、ステップS601において、コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づいて、処理許容リストを生成して、再生装置520に送信する。例えば、コンテンツコピーが許容されるか否か、コピー処理の料金などの情報からなるリストであり、例えば図16(c)に示すリストである。
再生装置520は、許容処理リストをディスプレイに表示して、ステップS602において、ユーザが実行する処理を選択する。例えば図16(d)に示すように、
2.白雪姫(¥300)
をコピー対象コンテンツとして選択したとする。
この選択に基づいて、再生装置520は、サーバ540との間で決済データ531の転送による決済処理を実行する。例えば図16(e)に示す決済画面が表示され、ユーザは、決済画面に例えばクレジットカード番号等の決済に必要なデータを入力して送信する。次に、ステップS603でサーバ540がメディア間のコンテンツコピー処理を許可してコピー許容情報を再生装置520に送信する。
再生装置520は、サーバ540から受信したコピー許容情報である許可情報522を記録制御部に渡し、暗号処理プログラムを開始させる。ここまでがコンテンツ管理アプリケーション510を適用した処理として実行される。なお、許可情報の記録制御部への提供および暗号処理プログラムの開始処理はAPIを利用して行なわれる。
記録制御部では、図15に示すステップS604以下の処理が行われる。すなわち、情報記録媒体(ROMディスク)510から読み込んだ管理データ512を、R/REディスク550に記録するコピーコンテンツ対応の管理データに変換する処理を実行する。例えば、コピーコンテンツ対応の暗号鍵(ユニット鍵)の追加や、使用許諾情報、コンテンツ証明書等をコピーコンテンツ対応のデータに変更する処理を行なう。これらのデータ変換に必要な情報は、許可情報522に含まれる。変換された管理データ(CPデータ)551はR/REディスク550に記録される。
再生装置520は、さらに、ステップS605において、情報記録媒体(ROMディスク)510に記録された暗号化コンテンツ513を入力し、例えばフォーマット変換などのデータ変換を実行したコンテンツコピーデータを出力する。このようにして、情報記録媒体(ROMディスク)510に記録されたコンテンツのコピーデータが、R/REディスク550に暗号化コンテンツ552として記録される。なお、R/REディスク550に記録される管理データ551は、R/REディスク550に記録するコンテンツに対応する使用許諾情報、コンテンツ証明書や、その他の管理データから構成される。
このステップS604,S605の記録制御部の処理実行中は、図16(f)に示すような案内画面、すなわち、コピー処理が実行中であることを示す画面が、ディスプレイに提示される。この処理もコンテンツ管理アプリケーションによって行なわれ、記録制御部におけるコンテンツコピー処理が完了すると、コンテンツ管理アプリケーションは、図16(g)に示すような次の処理を指定可能とした表示データをディスプレイに出力する。ユーザが処理終了を選択入力すると、一連のコンテンツコピー処理が完了する。
なお、本処理例では、コンテンツコピー処理において、再生装置が実行する処理を以下の2つの処理、すなわち、
(1)コンテンツ管理アプリケーションによる処理、
(2)記録制御部による処理、
これらの2つの処理に区分し、記録制御部による処理以外の処理を、すべてコンテンツ管理アプリケーションが実行する構成とした。例えばコンテンツコピーに際して必要となるユーザおよびサーバ間のインタラクションを実行し、必要な情報の受領、提示などを一連のシーケンスで実行し、最終的にコンテンツコピーの許可情報をサーバから得て記録制御部に提供し、記録制御部におけるコンテンツコピーの完了を確認し、さらにユーザからの処理終了確認を受領して処理を終了する構成としているので、許可情報の不正取得、不正利用等の発生する余地が減少し、不正な処理を排除した安全な処理が実現される。
[5.情報処理装置の構成]
次に、図17、図18を参照してコンテンツ証明書識別子(CCID)をサーバに送信してコンテンツ関連情報等の取得処理を実行する情報処理装置(例えば再生装置)およびコンテンツ証明書識別子(CCID)を受信してコンテンツ関連情報等の送信処理を実行するサーバを構成する情報処理装置の構成例について説明する。
まず、図17を参照して、コンテンツ証明書識別子(CCID)をサーバに送信してコンテンツ関連情報等の取得処理を実行する情報処理装置の機能、構成について説明する。情報処理装置は、図17に示すように、サーバとのデータ送受信を実行するデータ送受信部801、情報処理装置におけるデータ処理の統括的制御を実行する制御部802、情報記録媒体810の記録コンテンツに対応して情報記録媒体810に記録されたコンテンツ証明書811を読み取り、コンテンツ証明書811からコンテンツ証明書識別子を取得するデータ解析部803と、情報記録媒体810の記録コンテンツの再生処理や記録処理(コピー処理等)の制御を実行する記録再生制御部804と、処理プログラム等を記憶した記憶部805、データ表示処理を実行するディスプレイ等からなる出力部806、情報記録媒体(メディア)810に対する媒体I/F807を有する。
データ解析部803は、情報記録媒体810からコンテンツ証明書811を読み取り、コンテンツ証明書811からコンテンツ証明書識別子を取得する。具体的には、先に説明したように、
(a)情報記録媒体に記録されたコンテンツのコンテンツプロバイダもしくは情報記録媒体の製造者であるディスク工場を特定する識別子としてのアプリカントID、
(b)アプリカントID及び情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応する識別子としてのコンテンツシーケンスナンバー、
上記(a),(b)の識別データの組み合わせデータからなるコンテンツ証明書識別子を取得する。
なお、データ解析部803は、先に説明したように、必要に応じてコンテンツ証明書811に記録された電子署名の署名検証処理を実行し、コンテンツ証明書811が改ざんのない正当な証明書であることが確認されたことを条件として、コンテンツ証明書811からコンテンツ証明書識別子を取得する処理を実行する。
データ送受信部801は、データ解析部803の解析したコンテンツ証明書識別子をコンテンツ関連情報提供サーバに送信し、コンテンツ関連情報提供サーバから、コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報を入力する。データ送受信部801介して入力するコンテンツ関連情報はデータ出力部806において例えばディスプレイに表示される。
なお、データ送受信部801は、コンテンツ関連情報として、例えば、情報記録媒体810に格納されたコンテンツの曲名、作品名、ジャケット写真などのデータをコンテンツ関連情報提供サーバから受信し、データ出力部806は、これらのデータを表示部に出力する。
また、先に、図14を参照して説明したように、データ送受信部801は、コンテンツ関連情報として、情報記録媒体810に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータ、例えば字幕データをコンテンツ関連情報提供サーバから受信する。この場合、記録再生制御部804は、情報記録媒体810に記録されたコンテンツの再生処理およびコンテンツ関連情報提供サーバからの受信した字幕データの再生処理を行なう。
また、データ送受信部801は、コンテンツ関連情報の入力に併せて、コンテンツ関連情報提供サーバから、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)を入力し、記録再生制御部804は、コンテンツリボケーションリスト(CRL)に基づいて、情報記録媒体810に記録されたコンテンツの正当性確認を実行し、正当性の確認がなされたことを条件としてコンテンツ再生処理を行なう。
またデータ送受信部801は、先に図15を参照して説明したように、コンテンツ関連情報として、情報記録媒体810に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報をコンテンツ関連情報提供サーバから受信する。この場合、記録再生制御部804は、サーバからのコピー許容情報の受領の確認を条件として、情報記録媒体810に格納されたコンテンツの他の記録媒体へのコピー処理を行なう。
次に、図18を参照して、コンテンツ証明書識別子(CCID)をユーザデバイスから受信して、コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づいて対応コンテンツのコンテンツ関連情報を取得してユーザデバイスに対して送信する処理を実行するサーバの構成、機能について説明する。
図18に示すようにコンテンツの提供処理を実行するサーバは、出力データの生成、出力の全体制御を実行する制御部901、データベース905の検索を実行するデータ検索部902、ユーザデバイスとのデータ送受信を実行するデータ送受信部903、コンテンツ証明書識別子(CCID)対応コンテンツ関連情報911を格納したデータベース905、各種のデータ処理プログラム等を記憶した記憶部906を有する。
データ送受信部903が、ユーザデバイスに装着された情報記録媒体の記録コンテンツに対応して情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子をユーザデバイスから受信すると、データ検索部902は、コンテンツ証明書識別子(CCID)対応コンテンツ関連情報911を格納したデータベース910を検索して、コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報をデータベース910から取得する。さらに、データ送受信部903は、データ検索部902の取得したコンテンツ関連情報をユーザデバイスに送信する。
データ検索部902は、コンテンツ関連情報として、例えば、ユーザデバイスに装着された情報記録媒体の記録コンテンツの曲名、作品名、ジャケット写真などのデータや、情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータ(字幕データ)、あるいは、情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報をデータベース910から取得する。データ送受信部903は、これらのコンテンツ関連情報をユーザデバイスに送信する。なお、図17、図18と再生装置とデータベースを保持するサーバに分けて記載して説明したが、予め再生装置がデータベースを持っていても良いし、又は、このデータベース自体をサーバから取得する構成であって、再生装置においてコンテンツ証明書識別子に対応するコンテンツ関連情報の取得のため、データベースの検索処理を行ってもよい。
例えば、再生装置がデータベースを持つ構成とした場合の再生装置の構成は、情報記録媒体の記録コンテンツに対応して情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書を読み取り、該コンテンツ証明書からコンテンツ証明書識別子を取得するデータ解析部と、データ解析部の解析したコンテンツ証明書識別子に対応したコンテンツ関連情報を記録したテーブルを検索する検索部と、検索したコンテンツ関連情報を出力するデータ出力部とを有する情報処理装置として構成される。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例の構成によれば、情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応するコンテンツ証明書からコンテンツ証明書識別子を取得して、サーバに送信し、サーバにおいてコンテンツ証明書識別子に基づいてコンテンツを特定して、コンテンツ対応のコンテンツ関連情報、例えば曲名や作品名、あるいはジャケット写真などの様々なコンテンツ関連情報を取得してユーザデバイスとしての情報処理装置に提供する構成としたので、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、BD[Blu−ray Disc(登録商標)]などにおいても、CDにおけるTOC(Table of Contents)を利用したコンテンツ関連情報の取得処理と同様のサービス提供処理構成が実現される。
本発明の適用可能なシステム例について説明する図である。 情報記録媒体の格納データの構成について説明する図である。 コンテンツ証明書のデータ構成例について説明する図である。 コンテンツ証明書およびコンテンツハッシュテーブルの構成について説明する図である。 コンテンツ証明書のデータ構成例について説明する図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報の取得処理例について説明する図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報の取得処理シーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報の取得処理においてコンテンツ証明書の署名検証を実行する処理シーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)の取得処理例について説明する図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)の取得処理シーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)の取得処理においてコンテンツ証明書の署名検証を実行する処理シーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)の取得およびCRLに基づくコンテンツ検証処理シーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報およびコンテンツリボケーションリスト(CRL)の取得処理およびCRLに基づくコンテンツ検証においてコンテンツ証明書の署名検証を実行する処理シーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づいて、サーバから付加情報(字幕データ等)を取得する処理例について説明する図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づいて、メディア間のコンテンツコピー処理(MC:Managed Copy)を行なう処理例について説明する図である。 ユーザインタフェースとしての案内画面について説明する図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報取得処理を実行する装置の構成および機能について説明する図である。 コンテンツ証明書識別子(CCID)に基づくコンテンツ関連情報提供処理を実行するサーバの構成および機能について説明する図である。
符号の説明
10 ユーザ
11 情報処理装置
12 情報記録媒体(メディア)
13 コンテンツ関連情報提供サーバ
14 ネットワーク
100 情報記録媒体
101 コンテンツ
102 コンテカツ証明書(CC)
103 コンテンツリボケーションリスト(CRL)
201 ハッシュダイジェスト
202 アプリカントID
203 コンテンツシーケンスナンバー
204 署名
310 コンテンツ関連情報提供サーバ
311 データベース
312 コンテンツリボケーションリスト(CRL)
320 再生装置
321 情報記録媒体
322 コンテンツ証明書(CC)
323 コンテンツ証明書識別子(CCID)
324 コンテンツ関連情報
325 コンテンツリボケーションリスト(CRL)
410 情報記録媒体
411 コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ1)
412 コンテンツ証明書識別子(CCID)
420 再生装置
421 コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ1)
422 コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ2)
423 コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ3)
430 サーバ
431 コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ1)
432 コンテンツ管理アプリケーション(BD−Jアプリ3)
433 管理データ
434 暗号化コンテンツ
440 ローカル記憶手段
441 管理データ
442 暗号化コンテンツ
510 情報記録媒体
511 コンテンツ証明書識別子(CCID)
512 管理データ
513 暗号化コンテンツ
514 コンテンツ管理アプリケーション
520 再生装置
521 許容処理リスト
522 許可情報
531 決済データ
540 サーバ
541 管理データ
550 R/REディスク
551 管理データ
552 暗号化コンテンツ
801 データ送受信部
802 制御部
803 データ解析部
804 記録再生制御部
805 記憶部
806 データ出力部
807 媒体I/F
810 情報記録媒体
811 コンテンツ証明書
901 制御部
902 データ検索部
903 データ送受信部
905 データベース
906 記憶部
911 コンテンツ証明書識別子対応コンテンツ関連情報

Claims (38)

  1. コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理装置であり、
    前記コンテンツ証明書に付加された電子署名の署名検証を行う検証部と、
    不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子とを取得するデータ取得部と、
    前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行う再生手段とを有し、更に、
    前記取得したコンテンツ証明書識別子をコンテンツ関連情報提供サーバに送信するデータ送信部と、
    コンテンツ関連情報提供サーバから、前記コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツに対応するコンテンツ関連情報を入力するデータ受信部と、
    前記データ受信部を介して入力するコンテンツ関連情報を出力するデータ出力部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記データ取得部は、
    前記コンテンツ証明書に記録された複数の識別データの組み合わせからなるコンテンツ証明書識別子を取得する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ取得部は、
    前記コンテンツ証明書に記録された、下記データ、すなわち、
    (a)情報記録媒体に記録されたコンテンツのコンテンツプロバイダもしくは情報記録媒体の製造者であるディスク工場を特定する識別子としてのアプリカントID、
    (b)前記アプリカントID及び情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応する識別子としてのコンテンツシーケンスナンバー、
    上記(a),(b)の識別データの組み合わせデータからなるコンテンツ証明書識別子を取得する構成であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記コンテンツ証明書は、
    コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、
    前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、
    前記データ取得部において、前記コンテンツ証明書に記録された電子署名の署名検証処理を実行し、コンテンツ証明書およびコンテンツが改ざんのない正当なデータであることが確認されたことを条件として、前記コンテンツ証明書からコンテンツ証明書識別子を取得し、
    前記データ送信部において、前記コンテンツ証明書識別子の送信処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生制御を実行する再生制御部を有し、
    前記データ受信部は、
    前記コンテンツ関連情報の入力に併せて、前記コンテンツ関連情報提供サーバから、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)を入力し、
    前記再生制御部は、
    前記コンテンツリボケーションリスト(CRL)に基づいて、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの正当性確認を実行し、正当性の確認がなされたことを条件としてコンテンツ再生処理を行なう構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記データ受信部は、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの作品名を含むデータを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信し、
    前記データ出力部は、
    前記コンテンツの作品名を含むデータを表示部に出力する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記データ受信部は、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信し、
    再生制御部が、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理および前記コンテンツ関連情報提供サーバからの受信データの再生処理を行なう構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記データ受信部は、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信し、
    再生制御部が、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理および前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信する字幕データの再生処理を行なう構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記データ受信部は、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報を前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信し、
    記録再生制御部は、
    前記コピー許容情報の受領の確認を条件として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの他の記録媒体へのコピー処理を行なう構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  11. ユーザデバイスに装着された情報記録媒体の記録コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに提供するサーバとしての情報処理装置であり、
    情報記録媒体記録コンテンツに対応して前記情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子をユーザデバイスから受信するデータ受信部と、
    コンテンツ証明書識別子と、該コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報とを対応付けて格納したデータベースと、
    前記データ受信部を介して入力するコンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報を前記データベースから取得するデータ検索部と、
    前記データ検索部の取得したコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに送信するデータ送信部を有し、
    前記コンテンツ証明書識別子は、前記ユーザデバイスにおいて前記コンテンツ証明書の署名検証によるコンテンツ証明書正当性確認の後、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)に記録されているか否かを確認してコンテンツの正当性と再生可否判定を行うために適用する識別子であることを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記コンテンツ証明書は、
    コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、
    前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記データ検索部は、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの作品名を含むデータを前記データベースから取得し、
    前記データ送信部は、
    前記コンテンツの作品名を含むデータを前記ユーザデバイスに送信する構成であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記データ検索部は、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータを前記データベースから取得し、
    前記データ送信部は、
    前記コンテンツの再生に併せて出力するデータを前記ユーザデバイスに送信する構成であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  15. 前記データ検索部は、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記データベースから取得し、
    前記データ送信部は、
    前記コンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記ユーザデバイスに送信する構成であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  16. 前記データ検索部は、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報を前記データベースから取得し、
    前記データ送信部は、
    前記コピー許容情報を前記ユーザデバイスに送信する構成であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  17. コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理装置であり、
    前記コンテンツ証明書に付加された電子署名の署名検証を行う検証部と、
    不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子とを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部の取得したコンテンツ証明書識別子に対応したコンテンツ関連情報を記録したテーブルを検索する検索部と、
    前記検索したコンテンツ関連情報を出力するデータ出力部と、
    前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行う再生手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  18. 前記コンテンツ証明書は、
    コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、
    前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 情報処理装置において、コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理方法であり、
    データ取得部が、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子とを取得するデータ取得ステップと、
    再生手段が、前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行う再生ステップと、
    データ送信部が、前記取得したコンテンツ証明書識別子をコンテンツ関連情報提供サーバに送信するデータ送信ステップと、
    データ受信部が、コンテンツ関連情報提供サーバから、前記コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツに対応するコンテンツ関連情報を入力するデータ受信ステップと、
    データ出力部が、前記データ受信部を介して入力するコンテンツ関連情報を出力するデータ出力ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  20. 前記データ取得ステップは、
    前記コンテンツ証明書に記録された複数の識別データの組み合わせからなるコンテンツ証明書識別子を取得するステップであることを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  21. 前記データ取得ステップは、
    前記コンテンツ証明書に記録された、下記データ、すなわち、
    (a)情報記録媒体に記録されたコンテンツのコンテンツプロバイダもしくは情報記録媒体の製造者であるディスク工場を特定する識別子としてのアプリカントID、
    (b)前記アプリカントID及び情報記録媒体に記録されたコンテンツに対応する識別子としてのコンテンツシーケンスナンバー、
    上記(a),(b)の識別データの組み合わせデータからなるコンテンツ証明書識別子を取得するステップであることを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法。
  22. 前記コンテンツ証明書は、
    コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、
    前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  23. 前記データ取得ステップは、
    前記コンテンツ証明書に記録された電子署名の署名検証処理を実行し、コンテンツ証明書およびコンテンツが改ざんのない正当なデータであることが確認されたことを条件として、前記コンテンツ証明書からコンテンツ証明書識別子を取得するステップであることを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  24. 前記データ受信ステップは、
    前記コンテンツ関連情報の入力に併せて、前記コンテンツ関連情報提供サーバから、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)を入力し、
    再生制御部が、前記コンテンツリボケーションリスト(CRL)に基づいて、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの正当性確認を実行し、正当性の確認がなされたことを条件としてコンテンツ再生処理を行なうことを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  25. 前記データ受信ステップは、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの作品名を含むデータを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信するステップであり、
    前記データ出力ステップは、
    前記コンテンツの作品名を含むデータを表示部に出力する処理を実行するステップであることを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  26. 前記データ受信ステップは、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信するステップであり、
    再生制御部が、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理および前記コンテンツ関連情報提供サーバからの受信データの再生処理を行なうことを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  27. 前記データ受信ステップは、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信するステップであり、
    再生制御部が、前記情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理および前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信する字幕データの再生処理を行なうことを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  28. 前記データ受信ステップは、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報を前記コンテンツ関連情報提供サーバから受信するステップであり、
    記録再生制御部が、前記コピー許容情報の受領の確認を条件として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの他の記録媒体へのコピー処理を行なうことを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  29. 情報処理装置において、ユーザデバイスに装着された情報記録媒体の記録コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに提供する情報処理方法であり、
    データ受信部が、情報記録媒体記録コンテンツに対応して前記情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子をユーザデバイスから受信するデータ受信ステップと、
    データ検索部が、前記データ受信部を介して入力するコンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報を、コンテンツ証明書識別子と、該コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報とを対応付けて格納したデータベースから取得するデータ検索ステップと、
    データ送信部が、前記データ検索部の取得したコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに送信するデータ送信ステップを有し、
    前記コンテンツ証明書識別子は、前記ユーザデバイスにおいて前記コンテンツ証明書の署名検証によるコンテンツ証明書正当性確認の後、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)に記録されているか否かを確認してコンテンツの正当性と再生可否判定を行うために適用する識別子であることを特徴とする情報処理方法。
  30. 前記コンテンツ証明書は、
    コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、
    前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする請求項29に記載の情報処理方法。
  31. 前記データ検索ステップは、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの作品名を含むデータを前記データベースから取得し、
    前記データ送信ステップは、
    前記コンテンツの作品名を含むデータを前記ユーザデバイスに送信することを特徴とする請求項29に記載の情報処理方法。
  32. 前記データ検索ステップは、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力するデータを前記データベースから取得し、
    前記データ送信ステップは、
    前記コンテンツの再生に併せて出力するデータを前記ユーザデバイスに送信することを特徴とする請求項29に記載の情報処理方法。
  33. 前記データ検索ステップは、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記データベースから取得し、
    前記データ送信ステップは、
    前記コンテンツの再生に併せて出力する字幕データを前記ユーザデバイスに送信することを特徴とする請求項29に記載の情報処理方法。
  34. 前記データ検索ステップは、
    コンテンツ関連情報として、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツについての他記録媒体に対するコピー許容情報を前記データベースから取得し、
    前記データ送信ステップは、
    前記コピー許容情報を前記ユーザデバイスに送信することを特徴とする請求項29に記載の情報処理方法。
  35. 情報処理装置において、コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する情報処理方法であり、
    検証部が、前記コンテンツ証明書に付加された電子署名の署名検証を行う検証ステップと、
    データ取得部が、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子とを取得するデータ取得ステップと、
    検索部が、前記データ取得ステップにおいて取得したコンテンツ証明書識別子に対応したコンテンツ関連情報を記録したテーブルを検索する検索ステップと、
    データ出力部が、前記検索ステップにおいて検索したコンテンツ関連情報を出力するデータ出力ステップと、
    再生手段が、前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行う再生ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  36. 前記コンテンツ証明書は、
    コンテンツ証明書識別子、コンテンツハッシュテーブルのダイジェスト値を含むデータに対して署名が付与されたコンテンツ証明書であり、
    前記コンテンツ証明書識別子、及び、署名は第三者の管理機関が付与したデータであることを特徴とする請求項35に記載の情報処理方法。
  37. 情報処理装置において、コンテンツと、前記コンテンツに対応したコンテンツ証明書が記録された情報記録媒体の前記コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得させるコンピュータ・プログラムであり、
    データ取得部に、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)と、前記コンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子を取得させるデータ取得ステップと、
    再生手段に、前記取得したコンテンツ証明書識別子が、前記取得したコンテンツリボケーションリストに含まれないことを確認することにより、前記コンテンツの正当性を確認してから、前記コンテンツの再生を行わせる再生ステップと、
    データ送信部に、前記取得したコンテンツ証明書識別子をコンテンツ関連情報提供サーバに送信させるデータ送信ステップと、
    データ受信部に、コンテンツ関連情報提供サーバから、前記コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツに対応するコンテンツ関連情報を入力させるデータ受信ステップと、
    データ出力部に、前記データ受信部を介して入力するコンテンツ関連情報を出力させるデータ出力ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  38. 情報処理装置において、ユーザデバイスに装着された情報記録媒体の記録コンテンツに対応するコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに提供させるコンピュータ・プログラムであり、
    データ受信部に、情報記録媒体記録コンテンツに対応して前記情報記録媒体に記録されたコンテンツ証明書に含まれるコンテンツ証明書識別子をユーザデバイスから受信させるデータ受信ステップと、
    データ検索部に、前記データ受信部を介して入力するコンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報を、コンテンツ証明書識別子と、該コンテンツ証明書識別子に基づいて特定されるコンテンツ対応のコンテンツ関連情報とを対応付けて格納したデータベースから取得させるデータ検索ステップと、
    データ送信部に、前記データ検索部の取得したコンテンツ関連情報を前記ユーザデバイスに送信させるデータ送信ステップを有し、
    前記コンテンツ証明書識別子は、前記ユーザデバイスにおいて前記コンテンツ証明書の署名検証によるコンテンツ証明書正当性確認の後、不正コンテンツのリストであるコンテンツリボケーションリスト(CRL)に記録されているか否かを確認してコンテンツの正当性と再生可否判定を行うために適用する識別子であることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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