JP4080575B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば駅に設置される券売機に組み込まれる紙葉類処理装置及び券売装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の紙葉類処理装置は、その前面の投入口から複数枚の紙幣を一括した状態で投入でき、また、釣札あるいは取消返却紙幣も一括した状態で返却口から受取ることができるようになっている。
【0003】
投入口より投入された紙幣は、紙幣取込搬送機構によって取り込まれ、順次1枚ずつ分離されて鑑別部へと搬送される。鑑別部を通過した後は縦搬送路により搬送され、その券種に応じて千円1次保留部、5千円1次保留部、あるいは1万円1次保留部にそれぞれ最大20枚まで保留される。
【0004】
ある特定金種の紙幣が21枚以上投入された場合は1次保留していた紙幣を2次保留部(千円2次保留部、5千円2次保留部、1万円2次保留部)へと搬送する。41枚以上投入された場合には2次保留紙幣を金庫(千円収納金庫、5千円収納金庫、1万円収納金庫)へと一時収納し、再び、受付→1次保留→2次保留を繰り返す。
【0005】
この時点で購入ボタンを押下すれば1次保留部の紙幣は2次保留部へ移送され、場合によっては2次保留部から収納金庫へと押し込んだ上で釣札を返却する。
客が取消ボタンを押した場合は、全ての1次保留紙幣を返却した後、2次保留紙幣は一度、収納金庫に収納した後で繰り出し、返却部で集積されたのち、放出される。
【0006】
ところで、収納金庫から繰り出される紙幣は、2枚取り検知センサによって2枚取りされたか否かが検出され、2枚取りされた場合には、リジェクト紙幣として装置内の別の場所に収容され、収納金庫からは新たな紙幣が繰り出されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リジェクト紙幣が多いと、釣札として返却できる紙幣の枚数が減少するため、頻繁に補充しなければならなくなるとともに、リジェクト収納庫の容量にも制限があるため、満杯になる毎に、機械の稼働を停止し、紙幣を抜き取らねばならなくなる。
【0008】
このため、機械の稼働効率が低下し、ユーザの利便性が損われるという不都合があった。
また、多数枚の紙幣を受付けるために紙幣収納金庫を一次保留部として使用する場合、取り消し処理の際には、収納金庫からの取り出しが発生する。
【0009】
しかしながら、紙幣の2枚取り等が発生したからといってリジェクトしてしまうと、客の紙幣そのものを返却できなくなる(最後にはユーザの用意した紙幣が客の手に渡る)という欠点がある。
【0010】
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、紙葉類の2枚取りが発生しても、リジェクトすることなく、再度の取り出しを可能とし、リジェクト紙葉類の発生を極力減少できるようにした紙葉類処理装置及び券売装置を提供することを特徴とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、紙葉類を一時的に保留する一時保留部と、この一時保留部に保留された紙葉類を移送する移送手段と、この移送手段により移送された紙葉類を収納する収納部と、この収納部内に収納された紙葉類を取り出す取出手段と、この取出手段により取り出された紙葉類を送り出す送出手段と、この送出手段により送り出される紙葉類を一枚ずつ分離する分離手段と、この分離手段により分離されて送り出された紙葉類を搬送する搬送手段と、前記分離手段により紙葉類が一枚ずつ分離されたか否かを検出する検出手段と、この検出手段により前記紙葉類が分離されていないことが検出されたとき、前記搬送手段を逆駆動させて前記一時保留部に戻す第1の制御手段と、前記一時保留部に保留された紙葉類を前記移送手段を動作させることにより、前記収納部に移送させたのち、前記取出手段及び送出手段を動作させて紙葉類を再度、取出して送り出させる第2の制御手段とを具備する。
【0019】
本発明は収納部から取り出される紙葉類(紙幣)が2枚取りされた場合には、この紙葉類(紙幣)を収納部に戻して再度、取り出して送り出すことにより、リジェクト紙葉類(紙幣)の発生を低減できるようにする。
【0020】
【実施例】
以下、本発明を図面に示す一実施の形態を参照して説明する。
図1は、本発明の紙葉類処理装置としての紙幣処理装置1が組込まれた券売機2を側面から見た状態を概略的に示し、図2は券売機2の接客面2A側から見た状態を示すものである。
【0021】
券売機2の接客面2Aには、紙葉類としての紙幣4を複数枚一括して投入し得る紙幣投入口6、紙幣4を複数枚一括して返却し得る紙幣返却口8、硬貨を投入する硬貨投入口10、連絡券,カード,回数券,切符等の指定、金額の指定、及び枚数の指定を行うための複数の押し釦を配置してなる券売手段としての操作部12、金額および「発売中止」等を表示する表示部14、カード等の排出口16、切符の排出口18、および硬貨釣り銭口20等が配設されている。
【0022】
図3は、紙幣処理装置1の構成を示すものであり、装置本体としての筐体22のフロント側(図において左側)には、券売機2の接客面2Aから先端部が突出する状態で、紙幣投入口6および紙幣返却口8が配設されている。
【0023】
また、筐体22内の幣投入口6に対応する位置には、紙幣投入口6から複数枚重ねた状態で一括挿入された紙幣4を取込むと共に、順次一枚ずつ分離して筐体22内上部に配設された鑑別部24に向けて搬送する紙幣取込み搬送機構26が設けられている。
【0024】
鑑別部24を通過した紙幣4は、筐体22内の前後方向の略中央部、かつ、上下方向に亘って形成された搬送機構28に送り込まれるようになっている。
さらに、筐体22内には、搬送機構28を挟むようにして各種処理部が配設されている。
【0025】
すなわち、搬送機構28のフロント側に位置して、千円紙幣一次保留部30、5千円紙幣一次保留部32、1万円紙幣一次保留部34が配設されている。
また、搬送機構28のリア側に位置して、紙幣補充カセット36および紙幣取出し機構38を有する紙幣補充部40、千円紙幣2次保留部42および収納金庫44を有する千円紙幣金庫ユニット46、5千円紙幣2次保留部48および収納金庫50を有する5千円紙幣金庫ユニット52、1万円紙幣2次保留部54および収納金庫56を有する1万円紙幣金庫ユニット58が順次設けられている。さらに、1万円紙幣金庫ユニット58の下方には、リジェクト紙幣収納部60、満杯紙幣収納部62が配設されている。
【0026】
また、搬送機構28の下端側は、紙幣返却口8に対応して設けられた後述する返却紙幣一括返却部66に至る搬出路68と連通した状態となっている。
搬送機構28と2次保留部42,48,54とは接続用搬送機構28a(28b,28c)を介して接続されている。接続用搬送機構28a(28b,28c)は第1の駆動モータ70a(70b,70c)により正逆回転され、搬送機構28によって搬送されてくる紙幣を2次保留部42,48,54に送り込み、また、収納金庫44(48,56)から送り出されてくる紙幣を搬送機構28を搬送するようになっている。
【0027】
また、筐体22内には、紙幣処理装置1の各部のベルト,ローラ,歯車等の駆動源となるモータ70A,70B,70C,70Gが配設されている。
筐体22の上面リア側には、紙幣処理装置1の動作制御を行う第1及び第2の制御手段としての後述する制御部118が設けられている。
【0028】
つぎに、図4および図5を参照して、上記のように構成された紙幣処理装置1の処理動作の概略について説明する。
まず、図4を参照して入金処理動作について説明する。
【0029】
紙幣投入口6から一括投入された紙幣4…は、紙幣取込み搬送機構26により筐体22内に取込まれ、順次一枚ずつ分離して取出され鑑別部24に送り込まれる。
【0030】
鑑別部24では、紙幣4の金種や真偽が判別される。鑑別部24を通過した紙幣4は搬送機構28を搬送され、千円紙幣一次保留部30、5千円紙幣一次保留部32、及び1万円紙幣一次保留部34にそれぞれ最大20枚まで一次保留される。(図4の実線矢印参照)
紙幣4が20枚以上投入された場合には、一次保留部30,32,34に保留されていた紙幣4…は、搬送機構28及び接続用搬送機構28a(28b,28c)を介して千円紙幣金庫ユニット46の千円紙幣2次保留部42、5千円紙幣金庫ユニット52の5千円紙幣2次保留部48、及び1万円紙幣金庫ユニット58の1万円紙幣2次保留部54に保留され、次の顧客による取引が開始されるまで保留される。(図4の破線矢印参照)
そして、次の顧客による取引が開始されると、各2次保留部42,48,54に保留されていた紙幣4…は、各収納金庫44,50,56に収容される。(図4の一点鎖線矢印参照)
また、各金庫ユニット46,52,58の収納金庫44,50,56が満杯になった場合には、満杯紙幣収納部62に収納されるようになっている。
【0031】
つぎに、図5を参照して釣札発行および顧客による返却要求が出された場合の返却処理動作について説明する。
釣札発行時には、千円紙幣金庫ユニット46の収納金庫44、5千円紙幣金庫ユニット52の収納金庫50から必要枚数の紙幣4を取出し、接続用搬送機構28a(28b,28c)及び搬送機構28を介して搬出路68に送り込まれ、返却紙幣一括返却部66の返却紙幣収容箱74に全ての紙幣4…が保留される。ついで、返却紙幣収容箱74の一部が紙幣返却口8から突出するように移動して紙幣返却口8に返却紙幣収容箱74ごと返却される。(図5の実線矢印参照)
なお、釣札発行時において、汚れがひどい紙幣は、リジェクト紙幣収納部60に回収される。
【0032】
また、顧客による返却要求が出された場合には、全ての一次保留紙幣を返却したのち、二次保留紙幣を一度、収納金庫44(50,56)に収納してから搬送機構28に順番に搬出される。(図5の破線矢印参照)
そして、前述の釣札発行時と同様にして返却紙幣一括返却部66の返却紙幣収容箱74に収容され、紙幣返却口8に返却紙幣収容箱74ごと返却される。
【0033】
また、例えば千円紙幣金庫ユニット46の紙幣4が少なくなった場合には、紙幣補充部40に装填した紙幣補充カセット36から千円紙幣4を取出して搬送機構28に搬出される。(図5の一点鎖線矢印参照)
そして、前述の入金処理時と同様にして2次保留部42を介して収納金庫44に収容されるものとなっている。
【0034】
図6は2次保留部42,48,54に設けられる紙幣取込機構70及び紙幣押込機構80さらに、紙幣押出し機構90及び紙幣送出し機構100を示すものである。
【0035】
紙幣取込み機構70は、紙幣搬送機構28から接続用搬送機構28a〜28cを介して搬送されてくる紙幣を収納金庫44,50,56に取り込むものであり、図7にも示すように、収納金庫44,50,56の両側部に配設される第1の紙幣取込みベルト71A,71Bと、これらの紙幣取込みベルト71A,71Bの上方に配設された第2の紙幣取込みベルト72A,72Bと、これらの紙幣取込みベルト71A,71B,72A,72Bを旋回駆動する駆動プーリ73A,73B,73C,73Dと、これらの駆動プーリ73A,73B,73C,73Dを回転駆動する駆動軸74A,74Bとを備えている。紙幣取込み機構7の駆動軸74Aには、駆動軸74Bに取り付けられたギヤ75Bを駆動するためのギヤ75Aが取り付けられている。
【0036】
紙幣押込み機構80は、紙幣取込み機構70により取り込まれた紙幣を収納金庫44,50,56の内部に押し込むものであり、図6および図8に示すように、収納金庫44,50,56の中央部に配設された押込み部材81と、この押込み部材81を上下方向に移動可能に支持する複数の支持部材82,83,84,85と、これらの支持部材82,83,84,85を介して押込み部材81を駆動する駆動軸86とを備えている。
【0037】
紙幣押出し機構90は、収納金庫44,50,56に収納された紙幣を収納金庫44,50,56の前端部へ押し出すものであり、図9に示すように、紙幣取込み機構70の駆動軸74Bに回動自在に取り付けられたローラ支持部材91と、このローラ支持部材91に回転自在に支持された取出手段としての紙幣押出しローラ92とを備えている。
【0038】
紙幣押出しローラ92は、紙幣取込み機構70の駆動軸74Bに取り付けられたギヤ93の回転がギヤ94、プーリ95、動力伝達ベルト96およびプーリ97を介して駆動軸98に伝わることによって回転するようになっている。紙幣押出しローラ92は、紙幣取込み機構7が紙幣を取り込むときには、ローラ支持部材91の上方への回動により紙幣の取込みに支障をきたない位置に退避している。
【0039】
紙幣送出し機構100は、紙幣押出し機構90により押し出された紙幣を収納金庫44,50,56から1枚ずつ送り出すものであり、図9に示すように、紙幣取込み機構7の駆動軸74Aに取り付けられた送出手段としての紙幣送出しローラ101と、この紙幣送出しローラ101の下側に配置された分離手段としての紙幣分離ローラ102とから構成されている。
【0040】
紙幣送出し機構100により収納金庫44,50,56から送り出された紙幣は、本体1の正面下部に設けられた紙幣排出口8(図1参照)へ搬送されるようになっている。収納金庫44,50,56に収納された紙幣は、収納金庫44,50,56の内部に設けられた押上げ板112により上方に押し上げられている。
【0041】
紙幣取込み機構70、紙幣押込み機構80、紙幣押出し機構90および紙幣送出し機構90は、収納金庫44,50,56の側部に設けられた駆動機構113(図6参照)によって駆動されるようになっている。
【0042】
図10は収納金庫44(50,56)から、取り出された紙幣が2枚取りされたか否かを検出する検出手段としての光センサ115を示すものである。
光センサ115は収納金庫44,50,56の紙幣送出し側に配置され、発光器115a、この発光器115aから発光された光を受光する受光器115bからなる。
【0043】
受光器115bには信号路(図示しない)を介して上記した制御部118が接続され、制御部118は受光器115bが受光した光量に応じて、取り出された紙幣が1枚であるのか、或いは複数枚重なった状態(以後、2枚取りという)であるかを判定する。この判定は、紙幣の長手方向全体の透過光量を測定した上で行われるので、紙幣通過、直後に判定結果が得られる。
【0044】
制御手段118は上記した判定結果により、接続用搬送機構28a〜28cの駆動モータ70a(70b,70c)と、紙幣取込み機構70、紙幣押込み機構80、紙幣押出し機構90及び紙幣送出し機構100の駆動機構113を構成する駆動モータ114a,114b,114cの駆動を制御するようになっている。
【0045】
次に、収納金庫44,50,56からの紙幣4の放出動作について図17をも参照しながら説明する。
紙幣の放出が要求されると、駆動モータ114a(114b,114c)の駆動により、図9に示すように、送出機構90が押し下げられるとともに、ギア93及び94、並びにベルト等を介して押出ローラ92が回転される。これにより、収納金庫44,50,56内の紙幣4がその上部側より取り出される(図17に示すステップST1)。
【0046】
この取り出された紙幣4は送出ローラ101(送り方向に回転)と分離ローラ102(固定)との間で図11に示すように1枚ずつに分離され、最終的に1枚ずつ金庫44,50,56から送り出される。
【0047】
しかし、この送り出し時においては、図12に示すように、紙幣4が分離されずに2枚取りされて送り出されてしまうことがある。このときには、3枚目の紙幣4cが分離ローラ102に被さった状態になっている。
【0048】
この2枚取りされた紙幣4a,4bは図13に示すように、接続用搬送機構28a(28b,28c)により搬送され、光センサ115の発光器115aから発光された光を遮光する。この遮光により、受光器115bの受光量が所定値以下に低下すると、制御手段118は紙幣が2枚取りされたと判定し(図17に示すステップST2)、第1及び第2の駆動モータ70a(70b,70c)、114a(114b,114c)を停止させる(図17に示すステップST3)。しかるのち、第2の駆動モータ114a(114b,114c)の駆動により、送出機構90が押し下げられ(図17に示すステップST4)、第2の駆動モータ114a(114b,114c)の逆駆動により押出ローラ92が逆回転されて図14に示すように3枚目の紙幣4cが収納金庫44,50,56内に戻される(図17に示すステップST5)。ここで、3枚目の紙幣4cを押し戻さなければ、分離ローラ102が覆われたままなので再び送り出しを行ってもやはり2枚取りとなる。3枚目の紙幣4cを押し戻したのち、第2の駆動モータ114a(114b,114c)の駆動により、押出ローラ92が上昇されて初期位置に復帰される(図17に示すステップST6)。しかるのち、第1及び第2の駆動モータ70a(70b,70c)が逆駆動される。これにより、接続用搬送機構28a(28b,28c)、114a(114b,114c)及び2次保留部42,48,54の紙幣取込み機構70が逆回転され、2枚取りされた紙幣4a,4bは図15に示すようにゲート120を介して2次保留部42(48,54)内に送り込まれる(図17に示すステップST7)。この2次保留部42(48,54)に送り込まれた紙幣4a,4bは押込み部材81の下降により、図16に示すように、収納金庫44,50,56内に押し込められて収納される(図17に示すステップST8)。
【0049】
この収納された紙幣4,4は上記したと同様に、送出機構90が押し下げられてその押出ローラ92が回転されることにより、収納金庫44,50,56内から取り出され、分離されて送り出される(図17に示すステップST9)。
【0050】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、収納部から紙葉類(紙幣)が2枚取りされた場合には、2枚取りされた紙葉類を収納部に戻して再度、取り出すようにしたから、2枚取り紙葉類のリジェクト回数を低減できる。
【0051】
したがって、収納部への紙葉類(紙幣)の補充回数を削減できるとともに、リジェクト収納部からのリジェクト紙葉類(紙幣)の抜き取り回数も削減でき、稼働効率を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙幣処理装置が組込まれた券売機を示す側面図。
【図2】券売機を示す正面図。
【図3】紙幣処理装置を示す内部構成図。
【図4】紙幣処理装置の紙幣入金動作を示す説明図。
【図5】紙幣処理装置の紙幣返却動作を示す説明図。
【図6】2次保留部の内部構成を示す平面図。
【図7】紙幣取込機構を示す側面図。
【図8】紙幣押込み機構を示す側断面図。
【図9】紙幣押出し機構を示す側断面図。
【図10】紙幣の2枚取り検知機構を示す図。
【図11】紙幣が分離ローラで分離された状態を示す図。
【図12】紙幣が分離ローラで分離されずに2枚取りされた状態を示す図。
【図13】紙幣が2枚取りされたときの戻し紙幣の流れを示す図。
【図14】紙幣が2枚取りされたときの戻し紙幣の流れを示す図。
【図15】紙幣が2枚取りされたときの戻し紙幣の流れを示す図。
【図16】紙幣が2枚取りされたときの戻し紙幣の流れを示す図。
【図17】紙幣が2枚取りされたときの戻し動作を示すフローチャート図。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置
2…券売機
4…紙幣(紙葉類)
6…投入口
8…紙幣返却口
12…操作部(券類発行手段)
22…筐体(装置本体)
24…鑑別部
26…紙幣取込み搬送機構
28…搬送機構
28a〜28c…接続用搬送機構(搬送手段)
30…千円紙幣一次保留部
32…5千円紙幣一次保留部
34…1万円紙幣一次保留部
42…千円紙幣2次保留部
44…収納金庫(収納部)
46…千円紙幣金庫ユニット
48…5千円紙幣2次保留部
50…収納金庫(収納部)
52…5千円紙幣金庫ユニット
54…1万円紙幣2次保留部
56…収納金庫(収納部)
58…1万円紙幣金庫ユニット
70a〜70c…第1の駆動モータ
81…押込み部材(移送手段)
114a〜114c…第2の駆動モータ
115…検出センサ(検出手段)
118…制御部(制御手段)

Claims (1)

  1. 紙葉類を一時的に保留する一時保留部と、
    この一時保留部に保留された紙葉類を移送する移送手段と、
    この移送手段により移送された紙葉類を収納する収納部と、
    この収納部内に収納された紙葉類を取り出す取出手段と、
    この取出手段により取り出された紙葉類を送り出す送出手段と、
    この送出手段により送り出される紙葉類を一枚ずつ分離する分離手段と、
    この分離手段により分離されて送り出された紙葉類を搬送する搬送手段と、
    前記分離手段により紙葉類が一枚ずつ分離されたか否かを検出する検出手段と、
    この検出手段により前記紙葉類が分離されていないことが検出されたとき、前記搬送手段を逆駆動させて前記一時保留部に戻す第1の制御手段と、
    前記一時保留部に保留された紙葉類を前記移送手段を動作させることにより、前記収納部に移送させたのち、前記取出手段及び送出手段を動作させて紙葉類を再度、取出して送り出させる第2の制御手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
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