JP2001249707A - プログラマブルコントローラシステム - Google Patents

プログラマブルコントローラシステム

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JP2001249707A
JP2001249707A JP2000061685A JP2000061685A JP2001249707A JP 2001249707 A JP2001249707 A JP 2001249707A JP 2000061685 A JP2000061685 A JP 2000061685A JP 2000061685 A JP2000061685 A JP 2000061685A JP 2001249707 A JP2001249707 A JP 2001249707A
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JP2000061685A
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Hideo Furuno
英夫 古野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Hardware Redundancy (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、稼働系から待機系へ制御権を移行
する際に待機系で必要となるデータの生成及び/又は転
送を高速化することができるプログラマブルコントロー
ラシステムを提供することにある。 【解決手段】 稼働系CPU11のアドレスAは稼働系
主メモリ21に入力される。同時に、稼働系CPU11
のアドレスAは、バッファ61から中継後バッファメモ
リアドレスバス122、バッファ71、トラッキング伝
送路200を介してバッファ72からアドレス変換メモ
リ42に入力される。そして、アドレス変換メモリ42
では、待機系バッファメモリ32内の領域を指すアドレ
ス情報Bに変換して変換後主メモリアドレスバス142
に出力し、アドレス切換器92を経由して待機系バッフ
ァメモリ32にこのアドレス情報Bが供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラシステムの2重化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラマブルコントローラシス
テムにあっては、図9に示すように、2個のプログラマ
ブルコントローラを必要とする待機冗長方式が知られて
いる。このうち一方のプログラマブルコントローラが被
制御対象に制御信号の入出力を実行する稼働系(100
1)として動作し、他方は被制御対象に出力を行わない
待機系(1002)として動作することとなる。
【0003】ここで、稼働系の停止には故意に停止する
正常停止と、故障などによる異常停止があるが、このい
ずれの場合にも、待機系は稼働系に昇格し被制御対象に
対する制御信号の出力を開始する。
【0004】このような待機系から稼働系への昇格の際
に、旧稼働系が直前まで行っていた制御に対し連続して
制御を継続させようとすると、待機系は直前の制御入出
力および旧稼働系の内部状態を知る必要がある。
【0005】このため、トラッキングデータ転送を行っ
ていた。トラッキングデータ転送は、稼働系での処理結
果のうち少なくとも待機系が稼働系に昇格した際に必要
になる情報を、稼働系から待機系にデータ転送する方法
である。プログラマブルコントローラは、定周期にて制
御入出力を行い、かつ繰り返し同じプログラムを起動し
てスキャン実行し、リアルタイム性を確保していた。
【0006】詳しくは、スキャン実行の出力は、実際に
被制御対象に出力される制御出力と、被制御対象に直接
には出力されない内部状態への出力からなっており、制
御入力の変化、時間の経過、処理の繰り返し回数などに
より変化する。
【0007】すなわち、各スキャン実行毎に制御出力と
内部状態への出力の情報が確定するので、これらの情報
があればプログラマブルコントローラの物理的な位置に
よらず、次のスキャン実行を行うことができることにな
る。
【0008】トラッキングデータ転送は、各スキャン実
行毎にこのような情報を稼働系から待機系へと転送する
方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トラッキン
グデータ転送において、最も問題となるのはその処理時
間である。冗長のないシステムに比べると、トラッキン
グデータ転送の処理時間分だけプログラマブルコントロ
ーラの処理能力が低下することになる。
【0010】このトラッキングデータ転送の負荷の大部
分を占めるものは、以下の通りである。
【0011】以下、図9に示す従来のプログラマブルコ
ントローラシステムを参照して、稼働系の負荷、待機系
の負荷、データ転送の負荷などについて説明する。
【0012】(1)稼働系の負荷 トラッキングデータ転送においては、必要最小限のデー
タを転送するパッキング処理が有効であり、稼働系主メ
モリ21の中から必要な部分だけを探し出し、稼働系バ
ッファメモリ31に圧縮して格納する処理により実現さ
れ、高速化に貢献することとなる。
【0013】しかしながら、パッキング処理は、転送す
べきデータを稼働系主メモリ21上のアドレス毎に予め
テーブルを設定しておく場合でも、手間のかかる複雑な
処理となる。また、全てのデータが各スキャン毎に変化
するとは限らず、上述したように圧縮したとしても、前
回から変化しないデータをもパッキング処理の対象とな
り、無駄な処理時間が生じる。
【0014】(2)待機系の負荷 (1)のように稼働系から送られてきたデータが圧縮さ
れているとすると、待機系では、これを解凍して待機系
主メモリ22に展開するアンパッキング処理が必要にな
る。待機系は、基本的に制御プログラムを実行していな
いため、アンパッキング処理を実行しても2重化系全体
の処理速度に影響を及ぼさないように見える。
【0015】しかしながら、実際には、待機系のアンパ
ッキング処理は稼働系のパッキング処理と同期して行う
処理であるため、時間的に余裕のある処理とは言えな
い。また、パッキング処理の高速化と合わせて高速化が
必要となるものである。
【0016】(3)データ転送の負荷 稼働系と待機系の両者に各々バッファメモリ31,32
が設けられている場合、実際はバッファメモリ間のデー
タ転送となる。一般に、データ転送に使用する伝送路の
形態によって転送速度の大部分が決定される。
【0017】しかしながら、これはパッキング処理とア
ンパッキング処理の間に挟まれて実行されるので、両処
理には高速化が要求される。
【0018】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、稼働系から待機系へ制御権を移行す
る際に待機系で必要となるデータの生成及び/又は転送
を高速化することができるプログラマブルコントローラ
システムを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、一方が稼働系となり他方が待
機系となる2台のプログラマブルコントローラのそれぞ
れに、制御処理を実行するCPUと、CPUから出力さ
れるデータを記憶する主メモリと、稼働系から待機系へ
制御権を移行する際に待機系で必要となるデータを記憶
するバッファメモリとを備えたプログラマブルコントロ
ーラシステムにおいて、前記待機系プログラマブルコン
トローラは、稼働系CPUから稼働系主メモリへ出力さ
れるアドレスのうち特定アドレスを待機系バッファメモ
リへ出力するアドレスに変換するアドレス変換メモリを
備え、アドレス変換メモリにより変換されたアドレスに
応じて稼働系CPUから稼働系主メモリに出力される特
定データを待機系バッファメモリにも同時に記憶するこ
とを要旨とする。
【0020】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記待機系プログラマブルコントローラは、待
機系CPUから前記待機系バッファメモリに出力される
アドレスのうち特定アドレスを待機系主メモリへ出力す
るアドレスに変換するアドレス変換メモリを備え、アド
レス変換メモリにより変換されたアドレスに応じて待機
系バッファメモリから読み出される特定データを待機系
主メモリに記憶することを要旨とする。
【0021】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記待機系バッファメモリを一体化して備えた
ことを要旨とする。
【0022】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、一方が稼働系となり他方が待機系となる2台の
プログラマブルコントローラのそれぞれに、制御処理を
実行するCPUと、CPUから出力されるデータを記憶
する主メモリと、稼働系から待機系へ制御権を移行する
際に待機系で必要となるデータを記憶するバッファメモ
リとを備えたプログラマブルコントローラシステムにお
いて、前記稼働系プログラマブルコントローラは、稼働
系CPUから稼働系主メモリへ出力されるアドレスのう
ち特定アドレスを稼働系バッファメモリへ出力するアド
レスに変換するアドレス変換メモリを備え、アドレス変
換メモリにより変換されたアドレスに応じて稼働系CP
Uから稼働系主メモリに出力される特定データを稼働系
バッファメモリにも同時に記憶することを要旨とする。
【0023】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記待機系プログラマブルコントローラは、待
機系CPUから前記稼働系バッファメモリに出力される
アドレスのうち特定アドレスを待機系主メモリへ出力す
るアドレスに変換するアドレス変換メモリを備え、アド
レス変換メモリにより変換されたアドレスに応じて稼働
系バッファメモリから読み出される特定データを待機系
主メモリに記憶することを要旨とする。
【0024】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記稼働系バッファメモリを一体化して備えた
ことを要旨とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0026】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るプログラマブルコントローラシス
テムのブロック構成図である。
【0027】第1の実施の形態に係るプログラマブルコ
ントローラシステムは、図1に示すように、稼働系プロ
グラマブルコントローラ1と待機系プログラマブルコン
トローラ2から構成されている。
【0028】詳しくは、稼働系プログラマブルコントロ
ーラ1は、稼働系CPU11、アドレス変換メモリ5
1、アドレス切換器81、稼働系主メモリ21、バッフ
ァ61、アドレス変換メモリ41、アドレス切換器9
1、稼働系バッファメモリ31、バッファ71から構成
されている。
【0029】また、待機系プログラマブルコントローラ
2は、待機系CPU12、アドレス変換メモリ52、ア
ドレス切換器82、待機系主メモリ22、バッファ6
2、アドレス変換メモリ42、アドレス切換器92、待
機系バッファメモリ32、バッファ72から構成されて
いる。
【0030】まず、稼働系プログラマブルコントローラ
1に設けられた稼働系CPU11は、内部ROMに記憶
された制御プログラムに従って制御処理を実行する。
【0031】アドレス変換メモリ51は、入力されるア
ドレスのうち特定アドレスを稼働系主メモリ21へ出力
するアドレスに変換する。
【0032】詳しくは、アドレス変換メモリ42は、書
込サイクルにおいて、稼働系CPU11から出力される
稼働系主メモリ21の特定番地を指すアドレスが待機系
バッファメモリ32への割付がなされているアドレスの
場合、このアドレスに対応した待機系バッファメモリ3
2のアドレスを出力する。稼働系主メモリ21への書込
は書込パルスWRによって完了するが、待機系バッファ
メモリ32への書込も同じタイミングの書込パルスWR
によって完了する。これにより稼働系主メモリ21への
データの更新と待機系バッファメモリ32への更新が同
時に完了する。
【0033】一方、アドレス変換メモリ42は、稼働系
主メモリ21への書込サイクルにおいて、稼働系CPU
11から出力される稼働系主メモリ21の特定番地を指
すアドレスが待機系バッファメモリ32への割付がなさ
れていないアドレスの場合、無効なアドレスを出力す
る。このとき、待機系バッファメモリ32の内容は書き
換えられないか、予め無効と定めた番地のデータを書き
換えることとする。
【0034】アドレス切換器81は、アドレス変換メモ
リ51から出力されるアドレスとプロセッサアドレスバ
ス101上のアドレスから一方のアドレスを選択して稼
働系主メモリ21に出力する。稼働系主メモリ21は、
稼働系CPU11から出力されるデータを記憶する。
【0035】バッファ61は、アドレスバス101,1
21とデータバス111,131の入出力方向を切り替
える。アドレス変換メモリ41は、入力されるアドレス
のうち特定アドレスを稼働系バッファメモリ31へ出力
するアドレスに変換する。アドレス切換器91は、アド
レス変換メモリ41から出力されるアドレスと中継後バ
ッファメモリアドレスバス121上のアドレスから一方
のアドレスを選択して稼働系バッファメモリ31に出力
する。待機系バッファメモリ31は、稼働系CPU11
から出力される特定アドレス上のデータを記憶する。
【0036】バッファ71は、中継後バッファメモリア
ドレスバス121とバッファメモリデータバス131、
トラッキング伝送路200との間で入出力方向を切り替
える。
【0037】なお、待機系プログラマブルコントローラ
2に設けられた各部の構成は上述した稼働系プログラマ
ブルコントローラ1の基本的構成と同様であるので、そ
の説明を省略する。
【0038】次に、図2を参照して、本実施の形態に係
るプログラマブルコントローラシステムの書込サイクル
の動作を説明する。
【0039】まず、稼働系CPU11が稼働系主メモリ
21へデータAを書込む場合、稼働系CPU11から出
力されたアドレスAは、プロセッサアドレスバス101
からアドレス切換器81を介して稼働系主メモリ21に
入力される。
【0040】同時に、稼働系CPU11から出力された
アドレスAは、バッファ61から中継後バッファメモリ
アドレスバス122、バッファ71、トラッキング伝送
路200を介して待機系プログラマブルコントローラ2
に設けられたバッファ72からアドレス変換メモリ42
に入力される。
【0041】そして、アドレス変換メモリ42では、予
め初期化などによって登録された内容に従い、無効アド
レスまたは有効な待機系バッファメモリ32内の領域を
指すアドレス情報Bに変換して変換後主メモリアドレス
バス142に出力し、アドレス切換器92を経由して待
機系バッファメモリ32にこのアドレス情報Bが供給さ
れる。
【0042】この結果、稼働系CPU11から出力され
たデータAは、稼働系主メモリ21上のアドレスAに書
込まれ、同時に、待機系バッファメモリ32のアドレス
Bにも書込まれることとなる。
【0043】このように、アドレス変換メモリ42によ
り変換されたアドレスに応じて稼働系CPU11から稼
働系主メモリ21に出力される特定データを待機系バッ
ファメモリ32にも同時に記憶することで、稼働系CP
U11から主メモリ21に記憶される特定データを同時
に待機系バッファメモリ32にも記憶することができ、
稼働系から待機系へ制御権を移行する際に待機系で必要
となる待機系バッファメモリ32上のデータを高速に生
成することができる。この結果、ソフトウエア処理の介
在なしにパッキング処理が完了することとなる。
【0044】次に、図3を参照して、本実施の形態に係
るプログラマブルコントローラシステムの読出サイクル
の動作を説明する。
【0045】まず、待機系CPU12が待機系バッファ
メモリ32からアドレスC上のデータCを読込む場合、
待機系CPU12は待機系プロセッサデータバス102
からバッファ62、中継後バッファメモリアドレスバス
122、アドレス切換器92、バッファメモリアドレス
バス152を介して直接に待機系バッファメモリ32に
アドレス情報Cを与える。
【0046】ここで、待機系バッファメモリ32から読
み出されたデータCを同じアドレスに書き戻す書込サイ
クルでは、待機系CPU12から待機系プロセッサアド
レスバス102を介しアドレス変換メモリ52にアドレ
ス情報Cが与えられる。
【0047】アドレス変換メモリ52は、予め初期化な
どによって登録された内容に従い、待機系主メモリ22
の領域内のアドレス情報Dに変換して主メモリアドレス
バス172に出力し、アドレス切換器82を介して待機
系主メモリ32に出力する。
【0048】このように、アドレス変換メモリ52によ
り変換されたアドレスに応じて待機系バッファメモリ3
2から読み出される特定データを待機系主メモリ22に
記憶することで、待機系バッファメモリ32から読み出
されるデータのうち特定データを待機系バッファメモリ
22に同時に書き込むことができ、稼働系から待機系へ
制御権を移行する際に待機系バッファメモリ32上のデ
ータを高速に待機系主メモリに転送することができる。
この結果、アンパッキング処理のうちアドレス変換に係
る処理が軽減される。
【0049】また、書込サイクルと読出サイクルとで待
機系バッファメモリ32を一体化して備えたことで、稼
働系CPU11から待機系バッファメモリ32に直接デ
ータを書き込むことができ、稼働系から待機系へ制御権
を移行する際に待機系で必要となるデータの生成及び転
送を高速化することができる。
【0050】すなわち、稼働系と待機系でバッファメモ
リが独立していると、パッキング処理とアンパッキング
処理の間に稼働系と待機系のバッファメモリ間でのデー
タ転送が必須であるが、本実施の形態のように、バッフ
ァメモリを共用化すると、稼働系主メモリ21から待機
系主メモリ22へデータを移動する際に、バッファメモ
リ間のデータ転送を省くことができる。
【0051】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態に係るプログラマブルコントローラシス
テムのブロック構成図である。
【0052】図4に示すプログラマブルコントローラ
1′は、図1に示した第1の実施の形態に係るプログラ
マブルコントローラ1から、アドレス変換メモリ51、
アドレス切換器81、バッファ61、アドレス変換メモ
リ41、アドレス切換器91、待機系バッファメモリ3
1、バッファ71を削除し、上述した書込サイクル及び
読出サイクルを動作させるのに必要な最小限の部分のみ
を抜き出して構成するものである。
【0053】なお、第2の実施の形態に係るプログラマ
ブルコントローラシステムの書込サイクルでは、稼働系
CPU11から出力されたアドレスAは、プロセッサア
ドレスバス101から直接に稼働系主メモリ21に入力
される。
【0054】また、第2の実施の形態に係るプログラマ
ブルコントローラシステムの読出サイクルは、第1の実
施の形態に記載した動作内容と同様であり、また、同様
の効果を有するので、その説明を省略する。
【0055】(第3の実施の形態)図5は、本発明の第
3の実施の形態に係るプログラマブルコントローラシス
テムのブロック構成図である。
【0056】第3の実施の形態に係るプログラマブルコ
ントローラシステムは、図5に示すように、稼働系プロ
グラマブルコントローラ201と待機系プログラマブル
コントローラ202から構成されている。
【0057】詳しくは、稼働系プログラマブルコントロ
ーラ201は、稼働系CPU11、稼働系主メモリ2
1、バッファ61、アドレス変換メモリ41、アドレス
切換器91、稼働系バッファメモリ31、バッファ71
から構成されている。
【0058】また、待機系プログラマブルコントローラ
202は、待機系CPU12、アドレス変換メモリ5
2、アドレス切換器82、待機系主メモリ22から構成
されている。
【0059】なお、図5に示す各部の構成は、第1の実
施の形態において説明した内容と基本的に同様であるの
で、その説明を省略する。
【0060】次に、本実施の形態に係るプログラマブル
コントローラシステムの書込サイクルの動作を説明す
る。
【0061】まず、稼働系CPU11が稼働系主メモリ
21へデータを書込む場合、稼働系CPU11から出力
されたアドレスは、プロセッサアドレスバス101から
直接に稼働系主メモリ21に入力される。
【0062】同時に、稼働系CPU11から出力された
アドレスは、バッファ61から中継後バッファメモリア
ドレスバス121を介してアドレス変換メモリ41に入
力される。
【0063】そして、アドレス変換メモリ41では、予
め初期化などによって登録された内容に従い、無効アド
レスまたは有効な稼働系バッファメモリ31内の領域を
指すアドレス情報に変換して変換後主メモリアドレスバ
ス141に出力し、アドレス切換器91を経由して稼働
系バッファメモリ31にこのアドレス情報が供給され
る。
【0064】この結果、稼働系CPU11から出力され
たデータは、稼働系主メモリ21上のアドレスに書込ま
れ、同時に、稼働系バッファメモリ31のアドレス上に
も書込まれることとなる。
【0065】このように、アドレス変換メモリ41によ
り変換されたアドレスに応じて稼働系CPU11から稼
働系主メモリ21に出力される特定データを稼働系バッ
ファメモリ31にも同時に記憶することで、稼働系CP
U11から主メモリ21に記憶される特定データを同時
に稼働系バッファメモリ31にも記憶することができ、
稼働系から待機系へ制御権を移行する際に待機系で必要
となる稼働系バッファメモリ31上のデータを高速に生
成することができる。
【0066】次に、本実施の形態に係るプログラマブル
コントローラシステムの読出サイクルの動作を説明す
る。
【0067】まず、待機系CPU12が稼働系バッファ
メモリ31からアドレス上のデータを読込む場合、待機
系CPU12は待機系プロセッサデータバス102から
バッファ72、トラッキング伝送路200、バッファ7
1、中継後バッファメモリアドレスバス121、アドレ
ス切換器91、バッファメモリアドレスバス151を介
して直接に稼働系バッファメモリ31にアドレス情報を
与える。
【0068】ここで、稼働系バッファメモリ31から読
み出されたデータを同じアドレスに書き戻す書込サイク
ルでは、待機系CPU12から待機系プロセッサアドレ
スバス102を介しアドレス変換メモリ52にアドレス
情報が与えられる。
【0069】アドレス変換メモリ52は、予め初期化な
どによって登録された内容に従い、待機系主メモリ22
の領域内のアドレス情報に変換して主メモリアドレスバ
ス172に出力する。
【0070】このように、アドレス変換メモリ52によ
り変換されたアドレスに応じて稼働系バッファメモリ3
1から読み出される特定データを待機系主メモリ22に
記憶することで、稼働系バッファメモリ31から読み出
されるデータのうち特定データを待機系主メモリ22に
同時に書き込むことができ、稼働系から待機系へ制御権
を移行する際に稼働系バッファメモリ31上のデータを
高速に待機系主メモリ22に転送することができる。
【0071】また、稼働系バッファメモリ31を一体化
して備えたことで、待機系CPU12により稼働系バッ
ファメモリ31から直接データを読み出すことができ、
稼働系から待機系へ制御権を移行する際に待機系で必要
となるデータの生成及び転送を高速化することができ
る。
【0072】(第4の実施の形態)図6は、本発明の第
4の実施の形態に係るプログラマブルコントローラシス
テムのブロック構成図である。
【0073】第4の実施の形態に係るプログラマブルコ
ントローラシステムは、図6に示すように、稼働系プロ
グラマブルコントローラ301と待機系プログラマブル
コントローラ302から構成されている。
【0074】詳しくは、稼働系プログラマブルコントロ
ーラ301は、稼働系CPU11、稼働系主メモリ2
1、バッファ61、アドレス変換メモリ41、稼働系バ
ッファメモリ31、バッファ71から構成されている。
【0075】また、待機系プログラマブルコントローラ
302は、待機系CPU12、アドレス変換メモリ5
2、アドレス切換器82、待機系主メモリ22、待機系
バッファメモリ32、バッファ62、バッファ72から
構成されている。
【0076】なお、図6に示す各部の構成は、第1の実
施の形態において説明した内容と基本的に同様であるの
で、その説明を省略する。
【0077】次に、本実施の形態に係るプログラマブル
コントローラシステムの書込サイクルの動作を説明す
る。
【0078】まず、稼働系CPU11が稼働系主メモリ
21へデータを書込む場合、稼働系CPU11から出力
されたアドレスは、プロセッサアドレスバス101から
直接に稼働系主メモリ21に入力される。
【0079】同時に、稼働系CPU11から出力された
アドレスは、バッファ61から中継後バッファメモリア
ドレスバス121を介してアドレス変換メモリ41に入
力される。
【0080】そして、アドレス変換メモリ41では、予
め初期化などによって登録された内容に従い、無効アド
レスまたは有効な稼働系バッファメモリ31内の領域を
指すアドレス情報に変換してバッファメモリアドレスバ
ス151に出力し、稼働系バッファメモリ31にこのア
ドレス情報が供給される。
【0081】この結果、稼働系CPU11から出力され
たデータは、稼働系主メモリ21上のアドレスに書込ま
れ、同時に、稼働系バッファメモリ31のアドレス上に
も書込まれることとなる。
【0082】このように、アドレス変換メモリ41によ
り変換されたアドレスに応じて稼働系CPU11から稼
働系主メモリ21に出力される特定データを稼働系バッ
ファメモリ31にも同時に記憶することで、稼働系CP
U11から主メモリ21に記憶される特定データを同時
に稼働系バッファメモリ31にも記憶することができ、
稼働系から待機系へ制御権を移行する際に待機系で必要
となる稼働系バッファメモリ31上のデータを高速に生
成することができる。
【0083】次に、本実施の形態に係るプログラマブル
コントローラシステムの読出サイクルの動作を説明す
る。
【0084】ここで、稼働系バッファメモリ31の記憶
内容は、例えば待機系CPU12に設けられた周知のD
MA転送機能により待機系バッファメモリ32に転送さ
れることとする。
【0085】そして、待機系CPU12が待機系バッフ
ァメモリ32からアドレス上のデータを読込む場合、待
機系CPU12は待機系プロセッサデータバス102か
らバッファ62を介して直接に待機系バッファメモリ3
2にアドレス情報を与える。
【0086】ここで、待機系バッファメモリ32から読
み出されたデータを同じアドレスに書き戻す書込サイク
ルでは、待機系CPU12から待機系プロセッサアドレ
スバス102を介しアドレス変換メモリ52にアドレス
情報が与えられる。
【0087】アドレス変換メモリ52は、予め初期化な
どによって登録された内容に従い、待機系主メモリ22
の領域内のアドレス情報に変換してアドレス切換器82
を介して主メモリアドレスバス172に出力し、アドレ
ス切換器82を介して待機系主メモリ32に出力する。
【0088】このように、アドレス変換メモリ52によ
り変換されたアドレスに応じて待機系バッファメモリ3
2から読み出される特定データを待機系主メモリ22に
記憶することで、待機系バッファメモリ32から読み出
されるデータのうち特定データを待機系バッファメモリ
22に同時に書き込むことができ、稼働系から待機系へ
制御権を移行する際に待機系バッファメモリ32上のデ
ータを高速に待機系主メモリに転送することができる。
【0089】(第5の実施の形態)図7は、本発明の第
5の実施の形態に係るプログラマブルコントローラシス
テムのブロック構成図である。
【0090】第5の実施の形態に係るプログラマブルコ
ントローラシステムは、図6に示すように、稼働系プロ
グラマブルコントローラ401と待機系プログラマブル
コントローラ402から構成されている。
【0091】詳しくは、稼働系プログラマブルコントロ
ーラ401は、稼働系CPU11、稼働系主メモリ2
1、バッファ61、アドレス変換メモリ41、稼働系バ
ッファメモリ31、バッファ71から構成されている。
【0092】また、待機系プログラマブルコントローラ
402は、待機系CPU12、待機系主メモリ22、待
機系バッファメモリ32、バッファ62、バッファ72
から構成されている。
【0093】なお、図7に示す各部の構成は、第1の実
施の形態において説明した内容と基本的に同様であるの
で、その説明を省略する。
【0094】次に、本実施の形態に係るプログラマブル
コントローラシステムの書込サイクルの動作を説明す
る。
【0095】まず、稼働系CPU11が稼働系主メモリ
21へデータを書込む場合、稼働系CPU11から出力
されたアドレスは、プロセッサアドレスバス101から
直接に稼働系主メモリ21に入力される。
【0096】同時に、稼働系CPU11から出力された
アドレスは、バッファ61から中継後バッファメモリア
ドレスバス121を介してアドレス変換メモリ41に入
力される。
【0097】そして、アドレス変換メモリ41では、予
め初期化などによって登録された内容に従い、無効アド
レスまたは有効な稼働系バッファメモリ31内の領域を
指すアドレス情報に変換してバッファメモリアドレスバ
ス151に出力し、稼働系バッファメモリ31にこのア
ドレス情報が供給される。
【0098】この結果、稼働系CPU11から出力され
たデータは、稼働系主メモリ21上のアドレスに書込ま
れ、同時に、稼働系バッファメモリ31のアドレス上に
も書込まれることとなる。
【0099】このように、アドレス変換メモリ41によ
り変換されたアドレスに応じて稼働系CPU11から稼
働系主メモリ21に出力される特定データを稼働系バッ
ファメモリ31にも同時に記憶することで、稼働系CP
U11から主メモリ21に記憶される特定データを同時
に稼働系バッファメモリ31にも記憶することができ、
稼働系から待機系へ制御権を移行する際に待機系で必要
となる稼働系バッファメモリ31上のデータを高速に生
成することができる。
【0100】次に、本実施の形態に係るプログラマブル
コントローラシステムの読出サイクルの動作を説明す
る。
【0101】ここで、稼働系バッファメモリ31の記憶
内容は、例えば待機系CPU12に設けられた周知のD
MA転送機能により待機系バッファメモリ32に転送さ
れることとする。
【0102】そして、待機系CPU12が待機系バッフ
ァメモリ32からアドレス上のデータを読込む場合、待
機系CPU12は待機系プロセッサデータバス102か
らバッファ62を介して直接に待機系バッファメモリ3
2にアドレス情報を与える。
【0103】ここで、待機系バッファメモリ32から読
み出されたデータは、待機系CPU12から待機系プロ
セッサアドレスバス102を介して待機系主メモリ32
に出力する。なお、待機系バッファメモリ32から読み
出されたデータは、ソフトウェア的処理によって待機系
主メモリ22の対応するアドレスを計算した上で待機系
主メモリ22に書き込まれる。
【0104】(第6の実施の形態)図8は、本発明の第
6の実施の形態に係るプログラマブルコントローラシス
テムのブロック構成図である。
【0105】第6の実施の形態に係るプログラマブルコ
ントローラシステムは、図8に示すように、稼働系プロ
グラマブルコントローラ501と待機系プログラマブル
コントローラ502から構成されている。
【0106】詳しくは、稼働系プログラマブルコントロ
ーラ501は、稼働系CPU11、稼働系主メモリ2
1、バッファ61、稼働系バッファメモリ31、バッフ
ァ71から構成されている。
【0107】また、待機系プログラマブルコントローラ
502は、待機系CPU12、アドレス変換メモリ5
2、アドレス切換器82、待機系主メモリ22、待機系
バッファメモリ32、バッファ62、バッファ72から
構成されている。
【0108】なお、図8に示す各部の構成は、第1の実
施の形態において説明した内容と基本的に同様であるの
で、その説明を省略する。
【0109】次に、本実施の形態に係るプログラマブル
コントローラシステムの書込サイクルの動作を説明す
る。
【0110】まず、稼働系CPU11が稼働系主メモリ
21へデータを書込む場合、稼働系CPU11から出力
されたアドレスは、プロセッサアドレスバス101から
直接に稼働系主メモリ21に入力される。
【0111】同時に、稼働系CPU11から出力された
アドレスは、バッファ61から中継後バッファメモリア
ドレスバス121を介して稼働系バッファメモリ31に
このアドレス情報が供給される。
【0112】この結果、稼働系CPU11から出力され
たデータは、稼働系主メモリ21上のアドレスに書込ま
れ、同時に、稼働系バッファメモリ31のアドレス上に
も書込まれることとなる。
【0113】次に、本実施の形態に係るプログラマブル
コントローラシステムの読出サイクルの動作を説明す
る。
【0114】ここで、稼働系バッファメモリ31の記憶
内容は、例えば待機系CPU12に設けられた周知のD
MA転送機能により待機系バッファメモリ32に転送さ
れることとする。
【0115】そして、待機系CPU12が待機系バッフ
ァメモリ32からアドレス上のデータを読込む場合、待
機系CPU12は待機系プロセッサデータバス102か
らバッファ62を介して直接に待機系バッファメモリ3
2にアドレス情報を与える。
【0116】ここで、待機系バッファメモリ32から読
み出されたデータを同じアドレスに書き戻す書込サイク
ルでは、待機系CPU12から待機系プロセッサアドレ
スバス102を介しアドレス変換メモリ52にアドレス
情報が与えられる。
【0117】アドレス変換メモリ52は、予め初期化な
どによって登録された内容に従い、待機系主メモリ22
の領域内のアドレス情報に変換してアドレス切換器82
を介して主メモリアドレスバス172に出力し、アドレ
ス切換器82を介して待機系主メモリ32に出力する。
【0118】このように、アドレス変換メモリ52によ
り変換されたアドレスに応じて待機系バッファメモリ3
2から読み出される特定データを待機系主メモリ22に
記憶することで、待機系バッファメモリ32から読み出
されるデータのうち特定データを待機系バッファメモリ
22に同時に書き込むことができ、稼働系から待機系へ
制御権を移行する際に待機系バッファメモリ32上のデ
ータを高速に待機系主メモリに転送することができる。
【0119】なお、始めに説明した書込サイクルでは、
稼働系バッファメモリ31と同様の内容のデータを待機
系バッファメモリ32にも書き込むので、必ずしも稼働
系バッファメモリ31への書込は必要としない。
【0120】以上説明したように第1乃至第6の実施の
形態によれば、稼働系では、従来のような手間のかかる
複雑なパッキング処理におけるデータの選別の手順を省
くことができる。また、待機系では、トラッキングデー
タ転送されてきたデータを主メモリに展開するときのア
ドレス計算を省くことができる。さらに、稼働系から待
機系へのデータ転送時間を最低限に省くことができる。
この結果、非冗長系に対する性能低下を最小限に押さえ
ることができる。
【0121】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、待機系
プログラマブルコントローラは、稼働系CPUから稼働
系主メモリへ出力されるアドレスのうち特定アドレスを
待機系バッファメモリへ出力するアドレスに変換するア
ドレス変換メモリを備え、アドレス変換メモリにより変
換されたアドレスに応じて稼働系CPUから稼働系主メ
モリに出力される特定データを待機系バッファメモリに
も同時に記憶することで、稼働系CPUから主メモリに
記憶される特定データを同時に待機系バッファメモリに
も記憶することができ、稼働系から待機系へ制御権を移
行する際に待機系で必要となる待機系バッファメモリ上
のデータを高速に生成することができる。
【0122】また、請求項2記載の本発明によれば、待
機系プログラマブルコントローラは、待機系CPUから
待機系バッファメモリに出力されるアドレスのうち特定
アドレスを待機系主メモリへ出力するアドレスに変換す
るアドレス変換メモリを備え、アドレス変換メモリによ
り変換されたアドレスに応じて待機系バッファメモリか
ら読み出される特定データを待機系主メモリに記憶する
ことで、待機系バッファメモリから読み出されるデータ
のうち特定データを待機系バッファメモリに同時に書き
込むことができ、稼働系から待機系へ制御権を移行する
際に待機系バッファメモリ上のデータを高速に待機系主
メモリに転送することができる。
【0123】また、請求項3記載の本発明によれば、待
機系バッファメモリを一体化して備えたことで、稼働系
CPUから待機系バッファメモリに直接データを書き込
むことができ、稼働系から待機系へ制御権を移行する際
に待機系で必要となるデータの生成及び転送を高速化す
ることができる。
【0124】請求項4記載の本発明によれば、稼働系プ
ログラマブルコントローラは、稼働系CPUから稼働系
主メモリへ出力されるアドレスのうち特定アドレスを稼
働系バッファメモリへ出力するアドレスに変換するアド
レス変換メモリを備え、アドレス変換メモリにより変換
されたアドレスに応じて稼働系CPUから稼働系主メモ
リに出力される特定データを稼働系バッファメモリにも
同時に記憶することで、稼働系CPUから主メモリに記
憶される特定データを同時に稼働系バッファメモリにも
記憶することができ、稼働系から待機系へ制御権を移行
する際に待機系で必要となる稼働系バッファメモリ上の
データを高速に生成することができる。
【0125】また、請求項5記載の本発明によれば、待
機系プログラマブルコントローラは、待機系CPUから
稼働系バッファメモリに出力されるアドレスのうち特定
アドレスを待機系主メモリへ出力するアドレスに変換す
るアドレス変換メモリを備え、アドレス変換メモリによ
り変換されたアドレスに応じて稼働系バッファメモリか
ら読み出される特定データを待機系主メモリに記憶する
ことで、稼働系バッファメモリから読み出されるデータ
のうち特定データを待機系主メモリに同時に書き込むこ
とができ、稼働系から待機系へ制御権を移行する際に稼
働系バッファメモリ上のデータを高速に待機系主メモリ
に転送することができる。
【0126】また、請求項6記載の本発明によれば、稼
働系バッファメモリを一体化して備えたことで、待機系
CPUにより稼働系バッファメモリから直接データを読
み出すことができ、稼働系から待機系へ制御権を移行す
る際に待機系で必要となるデータの生成及び転送を高速
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプログラマブ
ルコントローラシステムのブロック構成図である。
【図2】プログラマブルコントローラシステムの書込サ
イクルの動作を説明するための図である。
【図3】プログラマブルコントローラシステムの読出サ
イクルの動作を説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るプログラマブ
ルコントローラシステムのブロック構成図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るプログラマブ
ルコントローラシステムのブロック構成図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係るプログラマブ
ルコントローラシステムのブロック構成図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係るプログラマブ
ルコントローラシステムのブロック構成図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態に係るプログラマブ
ルコントローラシステムのブロック構成図である。
【図9】従来のプログラマブルコントローラシステムの
ブロック構成図である。
【符号の説明】
10 稼働系プロセッサ 11 待機系プロセッサ 21 稼働系主メモリ 22 待機系主メモリ 31 稼働系バッファメモリ 32 待機系バッファメモリ 41 稼働系主メモリアドレス変換メモリ 42 待機系主メモリアドレス変換メモリ 51 稼働系バッファメモリアドレス変換メモリ 52 待機系バッファメモリアドレス変換メモリ 61 稼働系プロセッサバス・バッファメモリバス接続
信号バッファ 62 待機系プロセッサバス・バッファメモリバス接続
信号バッファ 71 稼働系バッファメモリバス・トラッキングバス接
続信号バッファ 72 待機系バッファメモリバス・トラッキングバス信
号バッファ 81 稼働系主メモリアドレス切換器 82 待機系主メモリアドレス切換器 91 待機系バッファメモリアドレス切換器 92 稼働系バッファメモリアドレス切換器 101 稼働系プロセッサアドレスバス 102 待機系プロセッサアドレスバス 111 稼働系プロセッサデータバス 112 待機系プロセッサデータバス 121 稼働系中継後バッファメモリアドレスバス 122 待機系中継後バッファメモリアドレスバス 131 稼働系バッファメモリデータバス 132 待機系バッファメモリデータバス 141 稼働系変換後バッファメモリアドレスバス 142 待機系変換後バッファメモリアドレスバス 151 稼働系バッファメモリアドレスバス 152 待機系バッファメモリアドレスバス 161 稼働系変換後主メモリアドレスバス 162 待機系変換後主メモリアドレスバス 171 稼働系主メモリアドレスバス 172 待機系主メモリアドレスバス 200 トラッキング伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B018 GA04 HA05 KA13 MA01 MA03 QA20 5B034 BB02 CC05 5H209 CC03 DD04 SS01 SS04 SS08 TT01 5H220 BB03 BB13 CC05 CX04 HH04 JJ12 JJ38 KK01 MM08 9A001 BB04 CC01 DD10 EE02 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が稼働系となり他方が待機系となる
    2台のプログラマブルコントローラのそれぞれに、制御
    処理を実行するCPUと、CPUから出力されるデータ
    を記憶する主メモリと、稼働系から待機系へ制御権を移
    行する際に待機系で必要となるデータを記憶するバッフ
    ァメモリとを備えたプログラマブルコントローラシステ
    ムにおいて、 前記待機系プログラマブルコントローラは、 稼働系CPUから稼働系主メモリへ出力されるアドレス
    のうち特定アドレスを待機系バッファメモリへ出力する
    アドレスに変換するアドレス変換メモリを備え、 アドレス変換メモリにより変換されたアドレスに応じて
    稼働系CPUから稼働系主メモリに出力される特定デー
    タを待機系バッファメモリにも同時に記憶することを特
    徴とするプログラマブルコントローラシステム。
  2. 【請求項2】 前記待機系プログラマブルコントローラ
    は、 待機系CPUから前記待機系バッファメモリに出力され
    るアドレスのうち特定アドレスを待機系主メモリへ出力
    するアドレスに変換するアドレス変換メモリを備え、 アドレス変換メモリにより変換されたアドレスに応じて
    待機系バッファメモリから読み出される特定データを待
    機系主メモリに記憶することを特徴とするプログラマブ
    ルコントローラシステム。
  3. 【請求項3】 前記待機系バッファメモリを一体化して
    備えたことを特徴とする請求項1及び2項に記載のプロ
    グラマブルコントローラシステム。
  4. 【請求項4】 一方が稼働系となり他方が待機系となる
    2台のプログラマブルコントローラのそれぞれに、制御
    処理を実行するCPUと、CPUから出力されるデータ
    を記憶する主メモリと、稼働系から待機系へ制御権を移
    行する際に待機系で必要となるデータを記憶するバッフ
    ァメモリとを備えたプログラマブルコントローラシステ
    ムにおいて、 前記稼働系プログラマブルコントローラは、 稼働系CPUから稼働系主メモリへ出力されるアドレス
    のうち特定アドレスを稼働系バッファメモリへ出力する
    アドレスに変換するアドレス変換メモリを備え、 アドレス変換メモリにより変換されたアドレスに応じて
    稼働系CPUから稼働系主メモリに出力される特定デー
    タを介して稼働系バッファメモリにも同時に記憶するこ
    とを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。
  5. 【請求項5】 前記待機系プログラマブルコントローラ
    は、 待機系CPUから前記稼働系バッファメモリに出力され
    るアドレスのうち特定アドレスを待機系主メモリへ出力
    するアドレスに変換するアドレス変換メモリを備え、 アドレス変換メモリにより変換されたアドレスに応じて
    稼働系バッファメモリから読み出される特定データを待
    機系主メモリに記憶することを特徴とするプログラマブ
    ルコントローラシステム。
  6. 【請求項6】 前記稼働系バッファメモリを一体化して
    備えたことを特徴とする請求項4及び5項に記載のプロ
    グラマブルコントローラシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007266666A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器
US8161138B2 (en) 2004-06-25 2012-04-17 Nec Corporation Replication system having the capability to accept commands at a standby-system site before completion of updating thereof
WO2017013785A1 (ja) * 2015-07-23 2017-01-26 三菱電機株式会社 二重化プロセス制御装置

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