JP2001244122A - トランス - Google Patents

トランス

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JP2001244122A
JP2001244122A JP2000050605A JP2000050605A JP2001244122A JP 2001244122 A JP2001244122 A JP 2001244122A JP 2000050605 A JP2000050605 A JP 2000050605A JP 2000050605 A JP2000050605 A JP 2000050605A JP 2001244122 A JP2001244122 A JP 2001244122A
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terminal
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transformer
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Kenichi Kuriyama
兼一 栗山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子の巻線巻付用部にからげた巻線の切断を
防止し、信頼性を向上したトランスを提供することを目
的としている。 【解決手段】 本体と、この本体を覆った絶縁ケース8
とを備え、前記本体は両端部間に貫通孔を形成したコイ
ルボビン2と、このコイルボビン2に巻回した1次巻線
3および2次巻線4と、端子植設部に植設した端子1
と、コイルボビン2の貫通孔に挿入した磁芯とを有す
る。端子1は、端子植設部から下方向に突出する実装用
部と、端子植設部から横方向に突出する巻線巻付用部と
を有したL字形状にするとともに、端子植設部の上方か
ら下方に向かって挿入している。絶縁ケース8は、端子
1の巻線巻付用部に上方から当接する凸部12よりなる
当接部10を有しており、絶縁ケース8の当接部10に
よって、端子1を位置規制した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器等に用
いるトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のトランスについて図面を参
照しながら説明する。
【0003】図4は従来のトランスの分解斜視図であ
る。
【0004】図4において、従来のトランスは、両端部
に端子植設部を形成するとともに、両端部間に貫通孔を
形成したコイルボビン22と、このコイルボビン22に
巻回した1次巻線23および2次巻線24と、端子植設
部に植設した端子21と、コイルボビン22の貫通孔に
挿入した磁芯とを有した本体と、この本体を覆った絶縁
ケース27とを備えている。
【0005】また、端子21は、端子植設部から下方向
に突出する実装用部と、端子植設部から横方向に突出す
る巻線巻付用部とを有したL字形状にするとともに、端
子植設部の上方から下方に向かって挿入している。
【0006】さらに、磁芯は、E型ラミネート鉄芯25
とI型ラミネート鉄芯26とを組み合わせて形成してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
端子21が端子植設部の上下方向に大きく移動するおそ
れがあり、この場合、端子21の巻線巻付用部にからげ
た1次巻線23または2次巻線24が切断されてしまう
ことがあり、信頼性が低下するという問題点を有してい
た。
【0008】本発明は上記問題点を解決するもので、端
子植設部に植設した端子の動きを抑制することにより、
端子の巻線巻付用部にからげた巻線の切断を防止し、信
頼性を向上したトランスを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、両端部に端子植設部を形成するとともに、
両端部間に貫通孔を形成したコイルボビンと、前記コイ
ルボビンに巻回した巻線と、前記端子植設部に植設した
端子と、前記コイルボビンの前記貫通孔に挿入した磁芯
とを有した本体と、前記本体を覆った絶縁ケースとを備
え、前記端子は、前記端子植設部から下方向に突出する
実装用部と、前記端子植設部から横方向に突出する巻線
巻付用部とを有したL字形状にするとともに、前記端子
植設部の上方から下方に向かって挿入しており、前記絶
縁ケースは、前記端子の巻線巻付用部に上方から当接す
る当接部を設けており、前記絶縁ケースの前記当接部に
よって、前記端子を位置規制した構成である。
【0010】上記構成により、端子の巻線巻付用部に上
方から当接する当接部を絶縁ケースに設けているので、
この絶縁ケースで本体を覆うと、必然的に絶縁ケースの
当接部によって、端子を位置規制することができ、巻線
の切断を防止して信頼性を向上することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
両端部に端子植設部を形成するとともに、両端部間に貫
通孔を形成したコイルボビンと、前記コイルボビンに巻
回した巻線と、前記端子植設部に植設した端子と、前記
コイルボビンの前記貫通孔に挿入した磁芯とを有した本
体と、前記本体を覆った絶縁ケースとを備え、前記端子
は、前記端子植設部から下方向に突出する実装用部と、
前記端子植設部から横方向に突出する巻線巻付用部とを
有したL字形状にするとともに、前記端子植設部の上方
から下方に向かって挿入しており、前記絶縁ケースは、
前記端子の巻線巻付用部に上方から当接する当接部を設
けており、前記絶縁ケースの前記当接部によって、前記
端子を位置規制した構成である。
【0012】上記構成により、端子の巻線巻付用部に上
方から当接する当接部を絶縁ケースに設けているので、
この絶縁ケースで本体を覆うと、必然的に絶縁ケースの
当接部によって、端子を位置規制することができ、巻線
の切断を防止して信頼性を向上することができる。
【0013】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、絶縁ケースの当接部を凸部とした
構成である。
【0014】上記構成により、的確に端子を位置規制す
ることができ、巻線の切断を防止して信頼性を向上する
ことができる。
【0015】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明において、絶縁ケースの当接部を凹部とした
構成である。
【0016】上記構成により、的確に端子を位置規制す
ることができ、巻線の切断を防止して信頼性を向上する
ことができる。
【0017】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明において、端子植設部には、端子の巻線巻付
用部と同方向に向かって、突出部を設けた構成である。
【0018】上記構成により、端子と巻線とを半田接続
する際、端子の巻線巻付用部を半田槽等に浸すが、この
とき、突出部によって、絶縁ケースに付着する半田の量
を抑制し、半田による絶縁ケースの溶融を防止すること
ができる。
【0019】本発明の請求項5記載の発明は、請求項1
記載の発明において、端子植設部に溝部を設け、前記溝
部に端子の巻線巻付用部を配置した構成である。
【0020】上記構成により、的確に端子を位置規制す
ることができ、巻線の切断を防止して信頼性を向上する
ことができる。
【0021】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施の形態における
トランスの分解斜視図である。
【0023】図1において、本発明の第1の実施の形態
におけるトランスは、本体と、この本体を覆った絶縁ケ
ース8とを備えている。前記本体は両端部に端子植設部
を形成するとともに、両端部間に貫通孔を形成したコイ
ルボビン2と、このコイルボビン2に巻回した1次巻線
3および2次巻線4と、端子植設部に植設した端子1
と、コイルボビン2の貫通孔に挿入した磁芯とを有す
る。
【0024】また、端子1は、端子植設部から下方向に
突出する実装用部と、端子植設部から横方向に突出する
巻線巻付用部とを有したL字形状にするとともに、端子
植設部の上方から下方に向かって挿入している。絶縁ケ
ース8は、端子1の巻線巻付用部に上方から当接する凸
部12よりなる当接部10を有しており、絶縁ケース8
の当接部10によって、端子1を位置規制している。
【0025】さらに、磁芯はI型ラミネート鉄芯6とE
型ラミネート鉄芯5を組み合わせて形成している。また
端子植設部には溝部11を設け、この溝部11に端子1
の巻線巻付用部を配置した構成である。
【0026】上記構成により、端子1の巻線巻付用部に
上方から当接する当接部10(具体的には凸部12が当
接)を絶縁ケース8に設けているので、この絶縁ケース
8で本体を覆うと、必然的に絶縁ケース8の当接部10
によって、端子1を位置規制することができ、巻線の切
断を防止して信頼性を向上することができる。
【0027】また、絶縁ケース8の当接部10を凸部1
2とし、さらに、端子植設部には溝部11を設け、この
溝部11に端子1の巻線巻付用部を配置しているので、
的確に端子1を位置規制することができ、巻線の切断を
防止して信頼性を向上することができる。
【0028】このように第1の実施の形態によれば、絶
縁ケース8の当接部10によって、端子1を位置規制す
ることができ、1次、2次巻線3,4の切断を防止して
信頼性を向上することができる。
【0029】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0030】図2は本発明の第2の実施の形態における
トランスの分解斜視図である。
【0031】図2において、本発明の第2の実施の形態
におけるトランスは、第1の実施の形態におけるトラン
スにおいて、絶縁ケース8の当接部10を凹部14にし
た構成である。
【0032】上記構成により、端子1の巻線巻付用部に
上方から当接する当接部10を絶縁ケース8に設けてい
るので、この絶縁ケース8を本体に覆うと、必然的に絶
縁ケース8の当接部10によって、端子1を位置規制す
ることができ、1次、2次巻線3,4の切断を防止して
信頼性を向上することができる。
【0033】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0034】図3は本発明の第3の実施の形態における
トランスの分解斜視図である。
【0035】図3において、本発明の第3の実施の形態
におけるトランスは、第1の実施の形態におけるトラン
スにおいて、端子植設部には、端子1の巻線巻付用部と
同方向に向かって、突出部19を設けた構成である。
【0036】上記構成により、端子1と巻線とを半田接
続する際、端子1の巻線巻付用部を半田槽等に浸すが、
このとき、突出部19によって、絶縁ケース8に付着す
る半田の量を抑制し、半田による絶縁ケース8の溶融を
防止して、信頼性を向上することができる。
【0037】なお、本発明の実施の形態では、磁芯は2
つのU字型ラミネート鉄芯を組み合わせて形成してもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、端子の巻
線巻付用部に上方から当接する当接部を絶縁ケースに設
けているので、この絶縁ケースで本体を覆うと、必然的
に絶縁ケースの当接部によって、端子を位置規制するこ
とができ、巻線の切断を防止して信頼性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるトランスの
分解斜視図
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるトランスの
分解斜視図
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるトランスの
分解斜視図
【図4】従来のトランスの分解斜視図
【符号の説明】
1 端子 2 コイルボビン 3 1次巻線 4 2次巻線 5 E型ラミネート鉄芯 6 I型ラミネート鉄芯 8 絶縁ケース 10 当接部 11 溝部 12 凸部 14 凹部 19 突出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に端子植設部を形成するととも
    に、両端部間に貫通孔を形成したコイルボビンと、前記
    コイルボビンに巻回した巻線と、前記端子植設部に植設
    した端子と、前記コイルボビンの前記貫通孔に挿入した
    磁芯とを有した本体と、前記本体を覆った絶縁ケースと
    を備え、前記端子は、前記端子植設部から下方向に突出
    する実装用部と、前記端子植設部から横方向に突出する
    巻線巻付用部とを有したL字形状にするとともに、前記
    端子植設部の上方から下方に向かって挿入しており、前
    記絶縁ケースは、前記端子の巻線巻付用部に上方から当
    接する当接部を設けており、前記絶縁ケースの前記当接
    部によって、前記端子を位置規制したトランス。
  2. 【請求項2】 絶縁ケースの当接部を凸部とした請求項
    1記載のトランス。
  3. 【請求項3】 絶縁ケースの当接部を凹部とした請求項
    1記載のトランス。
  4. 【請求項4】 端子植設部には、端子の巻線巻付用部と
    同方向に向かって突出部を設けた請求項1記載のトラン
    ス。
  5. 【請求項5】 端子植設部に溝部を設け、前記溝部に端
    子の巻線巻付用部を配置した請求項1記載のトランス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007294810A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Shindengen Electric Mfg Co Ltd プリント基板実装品
JP2009111048A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Shindengen Electric Mfg Co Ltd コイル部品およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007294810A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Shindengen Electric Mfg Co Ltd プリント基板実装品
JP2009111048A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Shindengen Electric Mfg Co Ltd コイル部品およびその製造方法

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