JP3346288B2 - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

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JP3346288B2
JP3346288B2 JP20890898A JP20890898A JP3346288B2 JP 3346288 B2 JP3346288 B2 JP 3346288B2 JP 20890898 A JP20890898 A JP 20890898A JP 20890898 A JP20890898 A JP 20890898A JP 3346288 B2 JP3346288 B2 JP 3346288B2
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coil
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core groove
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由美 大西
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は民生用あるいは産業
用電子機器に使用されるコイル部品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のコイル部品を図5、図6を用いて
説明する。
【0003】同図によると、両端につば部9を有し、上
記つば部9の一方の2辺に対向するように端子10を植
設し、この端子10を植設した部分の間に磁芯溝11を
設け、この磁芯溝11の一端は磁芯溝11を塞ぐ橋渡し
部12を形成したコイルボビン13に、コイル14を巻
装し、このコイルボビン13の磁芯溝11に、I字形状
の磁芯16aを組込み、他方にE字形状の磁芯16bを
組込んで構成していた。
【0004】この時、橋渡し部12は、コイルボビン1
3に磁芯16a,16bを組込んで、接着剤等で固着す
る際に、I字形状の磁芯16aのストッパーとして、I
字形状の磁芯16aのズレを防止するために設けてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図5、図
6の構成においては、コイルボビン13に磁芯16a,
16bを組込んで、接着剤等で固着する際に、I字形状
の磁芯16aのズレを防止するために、コイルボビン1
3の磁芯溝11の一端に橋渡し部12を設けて、I字形
状の磁芯16aのストッパーとする必要があるため、コ
イル部品の取付実装面積が大きくなってしまうという課
題があり、上記橋渡し部12と、周辺に実装される他の
部品とが接触してしまうことがあった。
【0006】また、上記橋渡し部12の取付実装面積に
関わる方向の厚み寸法を小さくして形成した場合、外部
からの耐衝撃性が低くなってしまうという課題があっ
た。
【0007】また、コイルボビン13に橋渡し部12を
設けずに形成した場合、コイルボビン13に磁芯16
a,16bを組込んで、接着剤等で固着する際に、I字
形状の磁芯16aがズレを生じた場合、インダクタンス
が規格から外れてしまうという課題や、リーケージフラ
ックスの発生量が大きくなってしまうという課題があっ
た。
【0008】本発明は以上のような従来の課題を解決す
るもので、コイルボビンに磁芯を組込んで、接着剤等で
固着する際に、I字形状の磁芯のズレが防止でき、しか
も取付実装面積の小さいコイル部品を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のコイル部品は、両端につば部を有し、この一
方のつば部の2辺に対向するように端子を植設し、この
端子を植設したつば部の中間に両側面に貫通する磁芯溝
を設け、この磁芯溝の一端に磁芯溝の一部を塞ぐような
突起部を設けたコイルボビンと、このコイルボビンに巻
回したコイルと、上記磁芯溝に突起部によって位置決め
されて組込まれるI字形状の磁芯と、このI字形状の磁
芯に端部が当接されるようにコイルボビンに組込まれる
E字形状の磁芯で構成したものである。
【0010】上記構成により、コイルボビンに磁芯を組
込んで、接着剤等で固着する際に、I字形状の磁芯のズ
レが防止でき、しかも取付実装面積の小さいコイル部品
が提供できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、両端につば部を有し、この一方のつば部の2辺に対
向するように端子を植設し、この端子を植設したつば部
の中間に両側面に貫通する磁芯溝を設け、この磁芯溝の
一端に磁芯溝の一部を塞ぐような突起部を設けたコイル
ボビンと、このコイルボビンに巻回されたコイルと、上
記磁芯溝に突起部によって位置決めされて組込まれるI
字形状の磁芯と、このI字形状の磁芯に端部が当接され
るようにコイルボビンに組込まれるE字形状の磁芯から
構成したものであり、磁芯の位置決めが確実に行えると
ともに取付実装面積の小さなものとすることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、突起部が磁芯溝
の両サイドに設けられた構成であり、I字形状の磁芯の
位置決めが確実に行うことができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、突起部が磁芯溝
の両サイドに磁芯溝の高さ方向の一部を塞ぐように設け
られた構成であり、磁芯を接着する接着剤があふれても
逃がすことができ、磁芯特性の安定したものとすること
ができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、突起部が磁芯溝
の片サイドに設けられた構成であり、構成が簡単で磁芯
接着時のあふれた接着剤を逃がしやすく、特性的に優れ
たものとすることができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2、図3、図4を用いて説明する。
【0016】図1はコイル部品の完成品の斜視図、図2
は構成を示す分解斜視図であり、図3は他の実施の形態
の突起部を示す要部の斜視図、図4はさらに他の実施の
形態の突起部を示す要部の斜視図である。
【0017】同図によると、両端につば部1を有し、こ
の一方のつば部1の2辺に対向するように端子2を植設
し、この端子2を植設したつば部1の中間に両側面に貫
通する磁芯溝3を設け、この磁芯溝3の一端の両サイド
に磁芯溝3の一部を塞ぐような突起部4を形成したコイ
ルボビン5に、コイル6を巻装し、コイル6の引出線を
端子2に接続した後、コイルボビン5の一方のつば部1
の磁芯溝3にI字形状の磁芯7を突起部4によって位置
決めするように組込み、他方からコイルボビン5にE字
形状の磁芯8を組込んでE字形状の磁芯8の端部をI字
形状の磁芯7に当接させ、その当接部を接着剤で結合し
て構成されている。
【0018】以上のように構成することにより、コイル
6を巻装したコイルボビン5の磁芯溝3に、I字形状の
磁芯7を組込み、他方にE字形状の磁芯8を組込んで、
接着剤等で固着する際に、I字形状の磁芯7のズレが磁
芯溝3の突起部4によって位置決めされて防止でき、し
かも取付実装面積も最小限にすることが可能となるもの
である。
【0019】この時、上記突起部4の取付実装面積に関
わる方向の厚み寸法は、従来の橋渡し部12の取付実装
面積に関わる方向の厚み寸法より小さくして形成してあ
る。
【0020】また、突起部4の形状を、図3のように磁
芯溝3の両サイドに設け、かつ磁芯溝3の高さ方向の一
部を塞ぐようにしてもよく、図4のように磁芯溝3の片
サイドのみに設けても同様の効果が得られることは言う
までもない。
【0021】この構成とすることにより、磁芯7,8の
当接部を接着剤で固着するとき、接着剤の塗布量が多す
ぎても接着剤を逃がしやすくなり、両磁芯7,8の当接
面が安定し、特性的に優れたものとすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のコイル部品は構成
されるため、I字形状の磁芯のズレが磁芯溝の一端に設
けた突起部で位置決めされて防止でき、しかも取付実装
面積も最小限にすることができるという有利な効果が得
られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるコイル部品の完成
品の斜視図
【図2】同コイル部品の分解斜視図
【図3】他の実施の形態の突起部を示す要部の斜視図
【図4】さらに他の実施の形態の突起部を示す要部の斜
視図
【図5】従来のコイル部品の完成品の斜視図
【図6】従来のコイル部品の分解斜視図
【符号の説明】
1 つば部 2 端子 3 磁芯溝 4 突起部 5 コイルボビン 6 コイル 7 I字形状の磁芯 8 E字形状の磁芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/26 H01F 27/06 H01F 27/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端につば部を有し、この一方のつば部
    の2辺に対向するように端子を植設し、この端子を植設
    したつば部の中間に両側面に貫通する磁芯溝を設け、こ
    の磁芯溝の一端に磁芯溝の一部を塞ぐような突起部を設
    けたコイルボビンと、このコイルボビンに巻回されたコ
    イルと、上記磁芯溝に突起部によって位置決めされて組
    込まれるI字形状の磁芯と、このI字形状の磁芯に端部
    が当接されるようにコイルボビンに組込まれるE字形状
    の磁芯からなるコイル部品。
  2. 【請求項2】 突起部が磁芯溝の両サイドに設けられた
    請求項1に記載のコイル部品。
  3. 【請求項3】 突起部が磁芯溝の両サイドに磁芯溝の高
    さ方向の一部を塞ぐように設けられた請求項1に記載の
    コイル部品。
  4. 【請求項4】 突起部が磁芯溝の片サイドに設けられた
    請求項1に記載のコイル部品。
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