JP2001243358A - 電力売買の仲介方法 - Google Patents

電力売買の仲介方法

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JP2001243358A
JP2001243358A JP2000054407A JP2000054407A JP2001243358A JP 2001243358 A JP2001243358 A JP 2001243358A JP 2000054407 A JP2000054407 A JP 2000054407A JP 2000054407 A JP2000054407 A JP 2000054407A JP 2001243358 A JP2001243358 A JP 2001243358A
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Hideki Yokoyama
秀樹 横山
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    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 売電者及び買電者のフレキシブルな対応を可
能とし、エネルギーを有効に利用することを可能とした
電力売買の仲介方法を提供する。 【解決手段】 仲介者端末、買電者端末、少なくとも1
つの売電者端末及びネットワークから構成されるネット
ワークシステムにおいて、売電者端末は希望売渡電力情
報を送信し、仲介者端末の処理部はネットワークを介し
て希望売渡電力情報を受信して記憶部に記憶し、買電者
端末は希望購入電力情報を送信し、仲介者端末の処理部
は、ネットワークを介して希望購入電力情報を受信して
記憶部に記憶し、希望売渡電力情報及び希望購入電力情
報に基づいて託送関連費用を演算により求め、希望売渡
電力情報及び託送関連費用を買電者端末に対して送信
し、買電者端末はネットワークを介して希望売渡電力情
報及び託送関連費用を受信する電力売買の仲介方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力の購入を希望
する者(買電者)と電力の売渡を希望する者(売電者)
との間の電力売買の交渉をスムーズに行うための仲介方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模工場、デパート、ホテル、
病院、業務用ビル等の特別高圧需要者であっても、電力
を購入する先は、当該事業所の所在地がある電力区域の
電力会社に限定されていた。図1に日本の電力区域の分
割の状況を示す。このように、日本においては、全国を
10の電力区域に分割し、電力会社10社がそれぞれの
電力区域を担当していた。
【0003】ところが、2000年3月21日の改正電
力事業法の施行により実施される電力部分自由化に伴
い、所定の条件を満足する特別高圧需要者は、幾つかの
選択肢を持つことが可能となる。即ち、従来の電力会社
から電力の購入を継続すること、他の電力区域の電力会
社から電力を購入すること、新規の電力事業者(特定規
模電気事業者)が新規に建設する発電所から電力を購入
すること、及び新規の電力事業者(特定規模電気事業
者)が提供し得る余剰の電力を購入することも可能とな
る。さらに、各電力会社は、従来の担当電力区域以外の
需要者に対して電力を供給することも可能となる。さら
に、独自に発電設備を有する者は、新規の電力事業者
(特定規模電気事業者)として、余剰の電力を売渡する
ことも可能となる。このように、電力の売渡を希望する
者(売電者)と電力の購入を希望する者(買電者)との
間での電力の売買が可能となる。
【0004】電力の売買に伴い、売買の対象となる電力
の移送、即ち託送(接続供給契約における送電サービス
及びその他の付属するサービス)が必要となる。例え
ば、同一の電力区域内での託送は、当該電力区域を担当
する電力会社のみによって行われるし、複数の電力区内
にまたがる託送では、それぞれの電力区域を担当する複
数の電力会社によって託送が行われる必要がある。各電
力会社は、このような託送を行うための託送関連費用の
設定を各社独自に行っており、したがって買電者は売電
者に支払う費用の他に電力会社へ託送関連費用を支払う
必要がある。
【0005】また、各電力会社では、託送に関する細か
な料金体系を採用している。例えば、担当電力区域内の
みの託送関連費用設定や、他の電力区域への託送関連費
用設定や、夜間の電力消費量が少ない時点での託送関連
費用設定などである。したがって、電力の売買に際して
は、どのような電力区域で、何時託送を行うかによっ
て、必要となる託送関連費用が異なる。すなわち、電力
の売買によって最終的に発生する費用は、場所、時間及
び量等によって変動する。
【0006】さらに、売電者側の希望する売渡電力量、
時間帯及び価格等は、実際には、月単位、週単位、日単
位又は時間単位で大きく変動するものである。例えば、
特定の3ヶ月に渡って一定の電力量を継続して売渡した
いと希望する場合もあるし、特定の日の特定の時間帯の
みに余剰電力が発生するので、その余剰電力の売渡を希
望したい場合もある。同様に、買電者側の希望する購入
電力量、時間帯及び価格等も月単位、週単位、日単位又
は時間単位で大きく変動する。しかしながら、通常、売
電者及び買電者間の売買交渉は、1対1で行われるた
め、時間単位、日単位又は週単位等で細かい対応をとる
ことが難しく、電力の売買契約が成立したとしても長期
的(数ヶ月以上の単位)な内容となることが予想されて
いた。
【0007】また、電力の発電と電力の需要とは、原則
として同時同量でなければならないことから、他の電力
区域に電力を託送するような場合であっても、各電力区
域において、この同時同量の原則を常に満足する必要が
生じる。したがって、各電力区域を担当する電力会社
は、電力売買による託送が何時、どのくらいの容量で発
生するのかに関する情報を事前に察知し、それに合わせ
て発電、電力の供給計画を立案する必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、売電者、買
電者及び電力会社からの情報によって、電力売買によっ
て発生する託送関連費用を自動的に演算することができ
る電力売買の仲介方法を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、複数の売電者と複数の買電者とをつない
だネットワークを利用することによって、売電者及び買
電者のフレキシブルな対応を可能とし、エネルギーを有
効に利用することを可能とした電力売買の仲介方法を提
供することことを目的とする。
【0009】さらに本発明は、月単位、週単位、日単位
又は時間単位といった短いレベルでの電力売買を可能す
るする電力売買の仲介方法を提供することを目的とす
る。さらに本発明は、電力売買の契約が成立した場合の
手続を自動化して、売電者、買電者及び電力会社間のス
ムーズな電力売買を可能とする電力売買の仲介方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による電力売買の仲介方法では、記憶部及
び処理部を含む仲介者端末、買電者端末、少なくとも1
つの売電者端末及びネットワークから構成されるネット
ワークシステムにおいて、売電者端末は希望売渡電力情
報を送信し、仲介者端末の処理部はネットワークを介し
て希望売渡電力情報を受信して記憶部に記憶し、買電者
端末は希望購入電力情報を送信し、仲介者端末の処理部
は、ネットワークを介して希望購入電力情報を受信して
記憶部に記憶し、希望売渡電力情報及び希望購入電力情
報に基づいて託送関連費用を演算により求め、希望売渡
電力情報及び託送関連費用を買電者端末に対して送信
し、買電者端末はネットワークを介して希望売渡電力情
報及び託送関連費用を受信する。
【0011】また、本発明による電力売買の仲介方法で
は、買電者端末及び少なくとも1つの売電者端末とネッ
トワークを介して接続される仲介者端末の処理部におい
て、ネットワークを介して売電者端末から希望売渡電力
情報を受信して記憶部に記憶し、ネットワークを介して
買電者端末から希望購入電力情報を受信して記憶部に記
憶し、希望売渡電力情報及び希望購入電力情報に基づい
て託送関連費用を演算により求め、希望売渡電力情報及
び託送関連費用を買電者端末に対して送信する。
【0012】なお、希望売渡電力情報は売渡電力価格情
報及び売渡託送関連情報を含み、希望購入電力情報は購
入電力価格情報及び購入託送関連情報を含み、及び仲介
者端末の記憶部には電力会社から提供される費用データ
ベースが記憶され、託送関連費用の演算は、費用データ
ベースに基づいて、売渡託送関連情報及び購入電力価格
情報を用いて実行されることが好ましい。
【0013】さらに、売渡電力価格情報を所定時間経過
毎に低下させながら実行されることが好ましい。さら
に、仲介者端末の処理部は、売渡電力価格情報及び託送
関連費用を加算し、加算情報を買電者端末に送信するこ
とが好ましく、複数の売電者端末から希望売渡電力情報
を得た場合には、複数の売電者毎に加算情報を演算によ
り求め、購入電力価格情報に最も合致した加算情報を選
択することが好ましい。
【0014】上記目的を達成するために、本発明による
電力売買の仲介方法では、入力部、記憶部及び処理部を
含む買電者端末、仲介者端末、少なくとも1つの売電者
端末及びネットワークから構成されるネットワークシス
テムにおいて、売電者側端末は希望売渡電力情報を送信
し、仲介者端末はネットワークを介して希望売渡電力情
報を受信して買電者端末に対して送信し、買電者端末の
処理部は、ネットワークを介して希望売渡電力情報を受
信して記憶部に記憶し、入力部によって入力された希望
購入電力情報を前記記憶部に記憶し、希望売渡電力情報
及び希望購入電力情報に基づいて託送関連費用を演算に
より求める。
【0015】また、本発明による電力売買の仲介方法で
は、仲介者端末及び少なくとも1つの売電者端末とネッ
トワークを介して接続される買電者端末の処理部は、入
力部によって入力された希望購入電力情報を記憶部に記
憶し、ネットワークを介して仲介者端末から売電者から
の希望売渡電力情報を受信して記憶部に記憶し、希望売
渡電力情報及び希望購入電力情報に基づいて託送関連費
用を演算により求める。
【0016】なお、希望売渡電力情報は売渡電力価格情
報及び売渡託送関連情報を含み、希望購入電力情報は購
入電力価格情報及び購入託送関連情報を含み、及び買電
者端末の記憶部には電力会社から提供される費用データ
ベースが記憶され、託送関連費用の演算は、費用データ
ベースに基づいて、売渡託送関連情報及び購入電力価格
情報を用いて実行されることが好ましい。
【0017】さらに、売渡電力価格情報を所定時間経過
毎に低下させながら実行されることが好ましい。さら
に、買電者端末の前記処理部は、売渡電力価格情報及び
託送関連費用を加算することが好ましく、複数の売電者
端末から希望売渡電力情報を仲介者端末を介して得た場
合には、複数の売電者毎に加算情報を演算により求め、
購入電力価格情報に最も合致した加算情報を選択するこ
とが好ましい。
【0018】上記目的を達成するために、本発明による
電力売買の仲介方法では、記憶部及び処理部を含む仲介
者端末、買電者端末、売電者端末及びネットワークから
構成されるネットワークシステムにおいて、買電者側端
末は希望購入電力情報を送信し、仲介者端末の処理部は
ネットワークを介して希望購入電力情報を受信して記憶
部に記憶し、売電者端末は希望売渡電力情報を送信し、
仲介者端末の処理部は、ネットワークを介して希望売渡
電力情報を受信して記憶部に記憶し、希望売渡電力情報
及び希望購入電力情報に基づいて託送関連費用を演算に
より求め、希望購入電力情報及び託送関連費用を売電者
端末に対して送信し、売電者端末はネットワークを介し
て希望購入電力情報及び託送関連費用を受信する。
【0019】また、本発明による電力売買の仲介方法で
は、買電者端末及び売電者端末とネットワークを介して
接続される仲介者端末の処理部において、ネットワーク
を介して買電者端末から希望購入電力情報を受信して記
憶部に記憶し、ネットワークを介して売電者から希望売
渡電力情報を受信して記憶部に記憶し、希望売渡電力情
報及び希望購入電力情報に基づいて託送関連費用を演算
により求め希望購入電力情報及び託送関連費用を売電者
端末に対して送信する。
【0020】なお、希望売渡電力情報は売渡電力価格情
報及び売渡託送関連情報を含み、希望購入電力情報は購
入電力価格情報及び購入託送関連情報を含み、及び仲介
者端末の記憶部には電力会社から提供される費用データ
ベースが記憶され、託送関連費用の演算は、費用データ
ベースに基づいて、売渡託送関連情報及び購入電力価格
情報を用いて実行されることが好ましい。
【0021】さらに、売渡電力価格情報を所定時間経過
毎に低下させながら実行されることが好ましい。さら
に、仲介者端末の処理部は、購入電力価格情報から託送
関連費用を減算し、減算情報を売電者端末に送信するこ
とが好ましい。上記目的を達成するために、本発明によ
る電力売買の仲介方法では、入力部、記憶部及び処理部
を含む売電者端末、仲介者端末、買電者端末及びネット
ワークから構成されるネットワークシステムにおいて、
買電者側端末は希望購入電力情報を送信し、仲介者端末
はネットワークを介して希望購入電力情報を受信して売
電者端末に送信し、売電者端末の処理部は、ネットワー
クを介して希望購入電力情報を受信して記憶部に記憶
し、入力部から入力された希望売渡電力情報を記録部に
記憶し、希望売渡電力情報及び希望購入電力情報に基づ
いて託送関連費用を演算により求める。
【0022】また、本発明による電力売買の仲介方法で
は、仲介者端末及び買電者端末とネットワークを介して
接続される売電者端末の処理部において、ネットワーク
を介して買電者端末から希望購入電力情報を受信して記
憶部に記憶し、入力部から入力された希望売渡電力情報
を記憶部に記憶し、希望売渡電力情報及び希望購入電力
情報に基づいて託送関連費用を演算により求める。
【0023】なお、希望売渡電力情報は売渡電力価格情
報及び売渡託送関連情報を含み、希望購入電力情報は購
入電力価格情報及び購入託送関連情報を含み、及び売電
者端末の記憶部には電力会社から提供される費用データ
ベースが記憶され、託送関連費用の演算は、費用データ
ベースに基づいて、売渡託送関連情報及び購入電力価格
情報を用いて実行されることが好ましい。
【0024】さらに、売渡電力価格情報を所定時間経過
毎に低下させながら実行されることが好ましい。さら
に、売電者端末の処理部は、前記購入電力価格情報から
前記託送関連費用を減算することが好ましい。また、売
渡託送関連情報は、売電者の位置情報、売渡電力の電力
量情報及び売渡電力の時間情報を含むことが好ましく、
購入託送関連情報は、買電者の位置情報、購入電力の電
力量情報及び購入電力の時間情報を含むことが好まし
い。
【0025】また、費用データベースは、時間帯別料金
に関するデータ、夜間ピーク料金又はピークシフト割引
額に関するデータ、エリア料金又は近接性評価割引額に
関するデータ、又は、ゾーン料金又は振替供給料金に関
するデータを含むことが好ましい。また、買電者と売電
者との間で、電力売買が行われることが確認された場合
には、電力売買に関する情報が、買電者、売電車及び電
力会社に通知され、確認された電力売買に基づいて託送
が実行されることが好ましい。さらに、託送によって発
生する費用は、買電者、売電車及び電力会社間で、電子
的に決済されるように設定されていることが好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】図2は、本発明による電力売買の
仲介方法を実現するためのネットワークシステムの一実
施形態を示した図である。図2を用いて、本ネットワー
クシステムについて説明する。本システムは、インター
ネット回線等の種々のネットワーク1に接続された、仲
介業者端末10、A売電者端末20〜D売電者端末2
8、X買電者端末30及びY買電者端末36、及びA電
力会社端末40〜D電力会社端末43から構成される。
なお、ネットワーク1に接続される売電者、買電者及び
電力会社の数は任意であって、図2に示された個数に限
定されるものではない。
【0027】仲介業者端末10は、仲介業者側電子サー
バ11を保有又は借用しており、電子サーバ11は、少
なくとも、各種データの送受信及び各種の処理を行うた
めの処理部12、表示部13、各種データを入力するた
めの入力部14、及び後述する各種データベースを記憶
するための記憶部15を有している。さらに、仲介業者
側電子サーバ11の記憶部15には、少なくとも会員デ
ータベース、託送関連費用データベース、及び希望売渡
電力情報データベースが記憶されている。各データベー
スの詳細については後述する。
【0028】同様にA売電者端末20は、A売電者側電
子サーバ21を有しており、電子サーバ21は、少なく
とも、各種データの送受信及び各種の処理を行うための
処理部22、後述する各種表示画面を表示するための表
示部23、各種データを入力するための入力部24、及
び各種データを記憶するために記憶部25を有してい
る。図2では明記していないが、B売電者端末26〜D
売電者端末28も同様の構成となっている。さらに、X
買電者端末30は、X買電者側電子サーバ31を有して
おり、電子サーバ31は、少なくとも、各種データの送
受信及び各種の処理を行うための処理部32、後述する
各種表示画面を表示するための表示部23、各種データ
を入力するための入力部34、及び各種データを記憶す
るために記憶部35を有している。図2では明記してい
ないが、Y買電者端末も同様の構成となっている。
【0029】以下に、本発明に係わる電力売買の仲介方
法の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態
に係わるシステムでは、予め、仲介業者端末10の電子
サーバ11の記憶部15に、複数の売電者及び買電者の
情報を会員データベースとして記憶し、また各電力会社
から電力の託送に関係するデータを託送関連費用データ
ベースとして記憶しておく。
【0030】図3に会員データベースの一例を示す。会
員データベースは、売電者及び買電者に関するデータか
ら構成されるデータベースであり、「会員NO」データ
301、「Password」データ302、「郵便番
号」データ303、「名称」データ304、「所在地」
データ305及び「電力区域」データ306から構成さ
れている。なお、「電力区域」データとは、当該会員の
所在地がどの電力区域(図1参照)にあるかを示すデー
タである。
【0031】電力の売買は、大容量の電力の授受を伴う
ことから、通常は事前にそのような電力売買が可能な設
備(製造工場や発電設備)を有していること等が確認さ
れた者のみを対象として行われる。したがって、予め、
会員NO及びパスワードを授与し、そのような会員のみ
が仲介業者にアクセスできるようにすることが好まし
い。
【0032】図4に託送関連費用データベースの一例を
示す。託送関連費用データベースは、各電力会社毎の託
送データから構成されるデータベースであり、「電力区
域」データ401、「標準料金」データ402、「時間
帯別料金」データ403、「夜間ピーク料金(ピークシ
フト割引額)」データ404、「エリア料金(近接性評
価額割引)」データ405、「エリア料金条件」データ
406、「ゾーン料金(振替供給料金)」データ40
7、「ゾーン料金条件」データ408及び「オプショ
ン」データ409から構成されている。
【0033】「電力区域」データ401とは、それぞれ
の区域を担当する電力会社名を表すデータである。「標
準料金」データ402とは、託送に必要となる標準の基
本料金及び電力量料金を表すデータである。「時間帯別
料金」データ403とは、基本料金と昼間/夜間の電力
量料金に関するデータである。「夜間ピーク料金」デー
タ404とは、託送のピークが夜になった場合に適用さ
れる割引料金に関するデータである。「エリア料金」デ
ータ405とは、所定の電力区域内の特定の発電所から
電力の供給を受ける場合に適用される割引料金に関する
データである。「エリア料金条件」データ406とは、
前述した「エリア料金」が適用となるための条件を示す
データをいう。「ゾーン料金」データ407とは、売電
者が売電者の所在地がある電力区域以外の区域に電力を
託送する場合に加算される料金に関するデータである。
「ゾーン料金条件」データ408とは、前述した「ゾー
ン料金」が適用される条件に関するデータである。「オ
プション」データ409とは、接続供給契約における送
電サービスに付随して電力会社が提供するその他のサー
ビス内容及びその料金に関するデータである。
【0034】図5は、売電者が希望売渡電力情報を入力
するための希望売渡電力情報入力画面の一例である。図
5を用いて、売電者側端末から仲介業者端末に送信され
る希望売渡電力情報について説明する。図5において、
501は会員NO入力箇所、502はPassword
入力箇所、503は郵便番号入力箇所、504は日付入
力箇所、505は売渡を希望している時間毎の電力量の
入力箇所、及び506は売渡を希望している時間毎の電
力量の単価入力個所である。日付入力箇所504には、
電力の売渡を希望している日時を、売電者端末の入力部
24等を用いて入力することとなる。図5では、日毎に
1時間単位の入力画面となっているが、これに限られる
ことなく、30分単位、週単位、又は月単位の入力画面
としても良い。
【0035】複数の売電者端末で、任意の時間に入力さ
れたこのような希望売渡電力情報は、ネットワーク1を
介して仲介業者端末の処理部12によって受信され、記
憶部15の希望売渡電力情報データベース103に記憶
されることとなる。図6に、買電者が仲介業者にアクセ
スし、その後電力の売買契約が成立するまでのフローを
示す。なお、図6の初期状態では、複数の売電者からの
希望売渡電力情報が希望売渡電力情報データベースとし
て既に仲介業者側記憶部15に記憶されているものとす
る。
【0036】まず、X買電者が買電者側電子サーバ31
を用い、ネットワーク1を介して、仲介業者側電子サー
バ11に接続する(ステップ601)。仲介業者側電子
サーバ11は、予め記憶部15に記憶されているアクセ
ス画面を、接続をうけたX買電者に送信する(ステップ
602)。図7にアクセス画面の一実施形態を示す。図
7に示されるように、アクセス画面は、会員NO入力箇
所701、Password入力箇所702、郵便番号
703及び希望種別入力箇所704から構成されてい
る。希望種別は、アクセス目的が売電なのか買電なのか
を判別するためのものである。この場合には、希望種別
として「2」が選択されたものとする。なお、図7は一
例であって、状況に応じて様々な変更が可能である。
【0037】次に、アクセス画面を受信したX買電者
は、アクセス画面に従って、会員NO等の所定事項を入
力し(ステップ604)、X買電者側電子サーバ31を
用いて所定事項を送信する(ステップ605)。なお、
仲介業者端末からアクセス画面を送信してもらうことな
く、買電者端末から直接、所定事項を送信することも可
能である。
【0038】次に、仲介業者側電子サーバ11はこの所
定事項を受信し(ステップ606)、受信した所定事項
と前述した会員データベースとを照合してアクセスして
きた相手が会員として登録されているか否かを判断する
(ステップ607)。会員であることが照合できた場合
には、希望購入電力情報入力画面を送信する(ステップ
608)。X買電者は希望購入電力情報入力画面を受信
して表示部33にて表示し(ステップ609)、その画
面に従って希望購入電力情報を入力部34にて入力し
(ステップ610)、仲介業者へ送信する(ステップ6
11)。
【0039】図8に希望購入電力情報入力画面の一例を
示す。図8の801〜803は、アクセス画面と同様の
入力事項であるので、再度入力を要求しても良いし、ア
クセス画面で入力された情報を表示のみしても良い。8
04は、買電者が電力の購入を希望する日付を入力する
ための箇所である。805は、買電者が電力の購入を希
望する電力量を1時間単位で入力するための箇所であ
る。806は、買電者の希望に合致した売電者の情報を
どのような順序で表示するかを選択するための入力箇所
である。ここでは、単価の安い順、又は買電者との距離
が近い順にソートして表示することを選択することがで
き、さらに選択の基準として売電者の希望購入電力の最
低容量を、「〜KWH以上」というように規定すること
もできるようになっている。807は、売電者の情報を
選択する場合に指定することができるオプション事項を
示している欄である。808は、託送関連費用を含んだ
表示方法を指定する場合、810は託送関連費用を含ま
ない表示方法を指定する場合に入力を行う箇所である。
また809は夜間に託送のピークがある場合に、811
は昼間に託送のピークがある場合に、それぞれに対応す
る料金設定を選択して表示することを指示する入力箇所
である。なお、図8は一例であって、状況に応じて様々
な変更が可能である。
【0040】図8では、805の欄に示されるように、
買電者が、0−1時の間に1000KW、1−2時の間
に2000KW、2−3時の間に2000KW、3−4
時の間に2000KW、10−11時の間に7000K
W、及び23−24時の間に1000KWの購入を希望
していることが示されている。また、選択方法の欄80
6では「安い順に」が選択され、オプション欄807で
は、「託送関連費用を含む」808のみが指定されてい
るものとする。
【0041】図6に戻って、次に仲介業者側電子サーバ
11は、ネットワークを介して、図8に示したような
「希望購入電力情報」を受信する(ステップ612)。
次に、処理部12は、「希望売渡電力情報データベー
ス」を照合する(ステップ613)。さらに処理部12
は、予め記憶されている託送関連費用データベースに基
づき、売電者からの希望売渡電力情報中の託送関連情報
である、売電者の位置情報(「郵便番号」データ503
等に基づく)、希望売渡電力量及び時間(「希望電力
量」データ505等に基づく)等に関する情報と、買電
者からの希望購入電力情報中の託送関連情報である、買
電者の位置情報(「郵便番号」データ803等に基づ
く)、希望購入電力量及び時間(「希望電力量」データ
805等に基づく)等に関する情報から、各売電者から
買電者へ託送した場合の託送関連費用を演算により求め
る(ステップ614)。なお、具体的な演算方法の例に
ついては後述する。
【0042】次に、ステップ614で求められた託送関
連費用を売電者が提示する希望売渡価格に加算して、結
果として買電者が支払う必要がある費用を計算し、安い
順にソートして、電力取引画面を作成して(ステップ6
15)、買電者へ送信する(ステップ616)。なお、
買電者端末30には、演算により求めた託送関連費用と
売電者からの希望売渡電力情報を合計して送信すること
も、別々に送信することも可能である。
【0043】図9に電力取引画面の一例を示す。図9で
は、901〜908の欄には、前述した希望購入電力情
報(図8の801〜811)がそのまま表示されるよう
になっている。921は、買電者が購入を希望する電力
量の総計を示す欄である。922〜924は、売電者の
希望売渡電力情報を左から安い順に表示する欄である。
各欄は電力量と単価を表示するようになっている。92
5〜927は、各売電者が提示している売渡希望の電力
量の合計を示す欄である。928〜930は、それぞれ
の売電者から表示通りの電力を購入した場合の購入金額
の合計を示す欄である。931は、買電者と売電者との
電力量の差を示すバランス欄である。932はバランス
の合計を示す欄である。
【0044】図9の場合、X買電者の希望に対して、最
も安い電力を表示しているのは、A売電者ということと
なる。ただし、A売電者が売渡を希望している電力量
は、10−11の間では2000KWとなっており、買
電者の希望する7000KWに5000KW満たない。
そこで、バランス欄931の10−11の欄に5000
と表示されている。また、922〜924に表示されて
いる単価は、売電者の希望単価と、演算により求められ
た託送関連費用との合計金額である。なお、この単価の
表示の方法は、前述したように、買電者の希望購入電力
情報入力画面のオプション807の選択方法によって異
なる。なお、図9は一例であって、状況に応じ様々な変
更が可能である。
【0045】図6に戻って、次に、X買電者は、図9に
示されるような電力取引画面を受信し(ステップ61
7)、表示部33で確認した上で、電力の購入決定情報
を入力部34によって入力し(ステップ618)、仲介
業者へ送信する(ステップ619)。購入決定情報と
は、例えば、図9において、A売電者を選択し、かつ9
22に示されるような電力容量を、そこに示される単価
で購入することを明示するような情報をいう。また、購
入決定情報としては、種々のものが考えられ、例えば、
0−1時の間はA売電者から、10−11時の間はA及
びB売電者の両方から電力を購入するように選択するこ
とも可能である。ここでは、図9の922に第1候補と
して選択されたA売電者のみから電力を購入することを
買電者が決定したものとする。
【0046】次に、仲介業者側電子サーバ11は、ネッ
トワークを介して購入決定情報を受信し(ステップ62
0)、会員データベースのデータを基に、通知が必要な
A売電者、X買電者及び電力会社の通知先を確認する。
次に、購入決定情報に基づき、託送が生じる電力量、時
間、地域、費用等を記載した通知を、確認された通知先
に通知して(ステップ621)、一連の作業を終了する
(ステップ622)。
【0047】実際の託送には、売電者、買電者及び関係
電力会社間で、電力託送のための託送関連諸契約及び電
力の売買に関する諸契約の締結が必要な場合も考えられ
るが、ステップ621の通知の際に、予め決められた当
該諸契約書の定型フォームに、所定事項を自動印刷し、
合わせて送付するようにすることも可能である。また、
ステップ621の通知としては、通常の郵便を用いても
よいし、ネットワークを介した、電子的な通知方法、例
えばE−メイル等を使用しても良い。さらに、電力の売
買によって、売電者と買電者間、買電者と関係電力会社
間で費用の支払いが発生するが、提携金融機関又はクレ
ジット会社等とネットワークを通じて接続することによ
って、それらの費用処理を自動的に電子的に決済するよ
うにすることも可能である。
【0048】電力表示画面の表示の仕方は図9に示され
るものに限定されることなく、種々の方法を採用するこ
とができる。例えば、予め仲介業者と売電者との契約に
基づき、希望売渡電力情報の送信後、所定時間を過ぎて
も買電者からの購入決定情報が通知等されない場合に
は、自動的に希望売渡価格の単価を予め定められた率だ
け値下げするように設定して(例えば、1日毎に1%値
下げ等)、売買契約の成約を促すようにすることも考え
られる。
【0049】図10を用いて、託送関連費用の計算につ
いて詳細に説明する。なお、この説明においては、接続
供給契約における標準送電サービスを選択した場合であ
って、負荷率を80%であると仮定している。図10
は、B電力区域をB電力会社、C電力区域をC電力会
社、D電力区域をD電力会社、及びF電力区域をF電力
会社がそれぞれ担当していることを示している。また、
X買電者は、C電力区域に所在しており、A売電者はC
電力区域に、B売電者はB電力区域に、C売電者はD電
力区域に、D売電者はF電力区域にそれぞれ所在してい
る。また、売電者Bは、B電力区域でも特定のエリア内
に所在しているものとする。
【0050】例えばA売電者からX買電者までの託送関
連費用について考察する。A売電者とX売電者とは同じ
電力区域内に所在するので、C電力会社の規定する標準
料金のみが託送関連費用として必要である。図4を参照
すれば、標準料金の内、基本料金が565円/kw・
月、電力量料金が1.88円/kw・時、負荷率を80
%とすると基本料金は565円÷30日/月÷24時間
÷0.8で、1kw・時あたり0.98円となる。従っ
て標準料金は、1.88円+0.98円で2.86円で
ある。この場合の託送関連費用は2.86円/kWhと
なり、この金額をC電力会社のみに支払う必要がある。
【0051】次に、B売電者からX買電者への託送関連
費用について考察する。なお、B売電者は独自の発電所
を有する新規参入者であって、エリア料金条件が適用さ
れる特別エリアに所在するとする。前述したように、特
定の地域に所在する場合には、電力の供給に際して特別
の割引を受けることができる。B売電者はB電力区域か
らC電力区域へ電力を託送する必要があるので、B電力
会社に振替供給約款に基づくゾーン料金を支払い、C電
力会社に託送の標準料金を支払う必要がある。ただし、
B売電者はエリア料金条件(図4の406参照)に合致
するので、エリア料金の適用を受けられる。この結果、
B売電者からX買電者への託送関連費用は、図4を参照
すると、0.49+2.86−0.1=3.25円/k
Whとなる。
【0052】C売電者からX買電者への託送関連費用
は、図4を参照すると、0.29(D電力会社のゾーン
料金)+2.86(C電力会社の標準料金)=3.15
円/kWhとなる。D売電者からX買電者への託送関連
費用は、図4を参照すると、0.33(F電力会社のゾ
ーン料金)+0.29(D電力会社のゾーン料金)+
2.86(C電力会社の標準料金)=3.48円/kW
hとなる。
【0053】上記の例では、時間帯による特別料金、例
えば時間帯別料金、夜間ピーク料金、及びその他の付随
するサービスに関するオプション料金等を考慮しない
で、託送関連費用の計算例を示したが、実際の例では、
これらの料金設定が考慮される。また、上記の説明から
理解されるように、託送関連費用は、図4のような各電
力会社毎の託送関連費用データベースと、売電者及び買
電者の位置情報(所在地及び/又は電力区域を示すデー
タ)、電力量及び時間等の情報から、自動的に演算によ
り求めることが理解される。なお、売電者及び買電者の
位置情報(所在地及び/又は電力区域を示すデータ)
は、売電者からの希望売渡電力情報に含められた郵便番
号データ(図5の503)及び買電者からの希望購入電
力情報に含められた郵便番号データ(図8の803)か
ら求めてもよいし、予め会員データベースとして記憶さ
れているデータから求めても良い。
【0054】なお、上述した第1の実施形態において
は、仲介業者端末の処理部12において、託送関連費用
の演算が実行されている。しかしながら、図4のような
各電力会社毎の託送関連費用データベースを買電者端末
の記憶部35に予め記憶しておき、仲介業者端末を介し
て複数の売電者からの希望売渡電量情報を受信して、買
電者端末の処理部32において託送関連費用の演算を実
行するように構成することも可能である。
【0055】次に、本発明に係わる電力売買の仲介方法
の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態
は、前述した第1の実施形態とは異なり、買電者端末か
ら希望購入電力情報が先に提示され、その後売電者端末
からそれに応じて希望売渡電力情報を提示する場合につ
いての電力売買の仲介方法に関する。
【0056】図11に、売電者が仲介業者にアクセス
し、その後電力の売買契約が成立するまでのフローを示
す。まず、X買電者が買電者側電子サーバ31を用い、
ネットワーク1を介して、仲介業者側電子サーバ11に
接続して、希望購入電力情報を送信する(ステップ11
01)。ここでの、希望電力情報の送信には、例えば第
8図に示されるような入力画面を用いることもできる。
【0057】次に、仲介業者側電子サーバ11は、X買
電者からの希望購入電力情報を受信する(ステップ11
02)。受信とともに、記憶部15に記憶するようにし
ても良い。次に、仲介業者側電子サーバ11は、X買電
者からの希望購入電力情報を、図3に示される会員デー
タベースに登録されているすべての売電者に送信する
(ステップ1103)。以下、便宜上、仲介業者端末か
ら送信をうけた1つの売電者であるA売電者について説
明する。
【0058】次に、A売電者側電子サーバ21は、ネッ
トワーク1を介して、X買電者からの希望購入電力情報
を受信する(ステップ1104)。さらに売電者は、受
信した情報に基づき、応じられる希望売渡電力情報をA
売電者端末の入力部24を用いて入力し、処理部22
は、入力された希望売渡電力情報を仲介業者端末に対し
て送信する(ステップ1105)。なお、希望売渡電力
情報の入力に際しては、図5に記載されるような入力画
面を用いることもできる。
【0059】次に、仲介業者側電子サーバ11は、A売
電者からの希望売渡電力情報を受信する(ステップ11
06)。受信とともに、記憶部15に記憶するようにし
ても良いし、そのデータをX買電者へ送信しても良い。
さらに、仲介業者側の処理部12は、第1の実施形態に
ついて説明したのと同様に、予め記憶されている託送関
連費用データベースに基づき、売電者からの希望売渡電
力情報中の託送関連情報である、売電者の位置情報
(「郵便番号」データ503等に基づく)、希望売渡電
力量及び時間(「希望電力量」データ505等に基づ
く)等に関する情報と、買電者からの希望購入電力情報
中の託送関連情報である、買電者の位置情報(「郵便番
号」データ803等に基づく)、希望購入電力量及び時
間(「希望電力量」データ805等に基づく)等に関す
る情報から、各売電者から買電者へ託送した場合の託送
関連費用を演算により求める(ステップ1107)。な
お、売電者側は、買電者側の購入希望価格から託送関連
費用を引いた金額が、結果的に買電者から支払われる金
額となるので、買電者が提示した希望購入価格からここ
で演算により求められた託送関連費用を減算して、減算
価格を求めることもできる。
【0060】次に、仲介業者側の処理部12は、売電者
端末に対して、ここで演算により求められた託送関連費
用及び、又は減算価格を送信する(ステップ110
8)。次に、A売電者側電子サーバ21は、ネットワー
ク1を介して、託送関連費用及び、又は減算価格を受信
する。また、託送関連費用等を受信した売電者側は、再
度希望売渡電力情報を修正して送信し直すことも可能で
ある。なお、その後の託送の開始までの手続きについて
は、図6のフローとほぼ同様であるので、ここでは省略
する。
【0061】なお、上述した第2の実施形態において
は、仲介業者端末において、託送関連費用の演算が実行
されている。しかしながら、図4のような各電力会社毎
の託送関連費用データベースを売電者端末の記憶部25
に予め記憶しておき、仲介業者端末を介して買電者から
の希望購入電量情報を受信して、売電者端末の処理部2
2において託送関連費用の演算を実行するように構成す
ることも可能である。
【0062】
【発明の効果】このように、本発明による電力売買の仲
介方法によれば、電力会社からの情報による託送関連費
用データベースに基づき、買電者及び売電者の託送関連
情報に基づいて、電力の売買によって発生する託送関連
費用を自動的に演算することができるようにしたので、
買電者側においても売電者側においても、電力の売買及
び託送に必要となる全ての費用を確認しながら電力売買
を行うことが可能となった。
【0063】また、本発明による電力売買の仲介方法に
よれば、複数の売電者と複数の買電者とをつないだネッ
トワークを利用することによって、売電者及び買電者の
フレキシブルな対応を可能とし、エネルギーを有効に利
用することを可能とした。さらに、本発明による電力売
買の仲介方法によれば、電力売買の契約が成立した場合
の手続を自動化して、売電者、買電者及び電力会社間の
スムーズな電力売買を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】日本における電力区域の分割状況を示した図で
ある。
【図2】本発明に係わる電力売買の仲介方法を実施する
ためのシステムの一例を示した図である。
【図3】会員データベースを構成するデータの一例を示
した図である。
【図4】託送関連費用データベースを構成するデータの
一例を示した図である。
【図5】希望売渡電力情報入力画面の一例を示した図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施形態に係わる処理フローを
示した図である。
【図7】アクセス画面の一例を示した図である。
【図8】希望購入電力情報入力画面の一例を示した図で
ある。
【図9】電力取引画面の一例を示した図である。
【図10】託送関連費用の計算方法を説明するための図
である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係わる処理フロー
を示した図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク 10…仲介業者端末 11…仲介業者側電子サーバ 12…仲介業者側処理部 13…仲介業者側表示部 14…仲介業者側入力部 15…仲介業者側記憶部 20…A売電者端末 21…A売電者側電子サーバ 22…A売電者側処理部 23…A売電者側表示部 24…A売電者側入力部 25…A売電者側記憶部 30…X買電者端末 31…X買電者側電子サーバ 32…X買電者側処理部 33…X買電者側表示部 34…X買電者側入力部 35…X買電者側記憶部 40〜43…電力会社端末

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶部及び処理部を含む仲介者端末、買
    電者端末、少なくとも1つの売電者端末、及びネットワ
    ークから構成されるネットワークシステムにおける電力
    売買の仲介方法であって、 前記売電者端末は希望売渡電力情報を送信し、 前記仲介者端末の処理部は、ネットワークを介して前記
    希望売渡電力情報を受信して、前記記憶部に記憶し、 前記買電者端末は希望購入電力情報を送信し、 前記仲介者端末の処理部は、 ネットワークを介して前記希望購入電力情報を受信し
    て、前記記憶部に記憶し、 前記希望売渡電力情報及び前記希望購入電力情報に基づ
    いて託送関連費用を演算により求め、 前記希望売渡電力情報及び前記託送関連費用を前記買電
    者端末に対して送信し、 前記買電者端末は、ネットワークを介して前記希望売渡
    電力情報及び前記託送関連費用を受信することを特徴と
    する電力売買の仲介方法。
  2. 【請求項2】 記憶部及び処理部を含み、買電者端末及
    び少なくとも1つの売電者端末とネットワークを介して
    接続される仲介者端末を用いた電力売買の仲介方法であ
    って、前記処理部は、 ネットワークを介して前記売電者端末から希望売渡電力
    情報を受信して、前記記憶部に記憶し、 ネットワークを介して前記買電者から希望購入電力情報
    を受信して、前記記憶部に記憶し、 前記希望売渡電力情報及び前記希望購入電力情報に基づ
    いて託送関連費用を演算により求め、 前記希望売渡電力情報及び前記託送関連費用を前記買電
    者端末に対して送信することを特徴とする電力売買の仲
    介方法。
  3. 【請求項3】 前記希望売渡電力情報は売渡電力価格情
    報及び売渡託送関連情報を含み、前記希望購入電力情報
    は購入電力価格情報及び購入託送関連情報を含み、及び
    前記仲介者端末の前記記憶部には電力会社から提供され
    る費用データベースが記憶され、 前記託送関連費用の演算は、前記費用データベースに基
    づいて、前記売渡託送関連情報及び前記購入電力価格情
    報を用いて実行される請求項1又は2に記載の電力売買
    の仲介方法。
  4. 【請求項4】 前記売渡電力価格情報を所定時間経過毎
    に低下させながら実行される請求項3に記載の電力売買
    の仲介方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記仲介者端末の前記処理部
    は、前記売渡電力価格情報及び前記託送関連費用を加算
    し、加算情報を前記買電者端末に送信する請求項3に記
    載の電力売買の仲介方法。
  6. 【請求項6】 前記仲介者端末の前記処理部は、複数の
    売電者端末から前記希望売渡電力情報を得た場合には、
    複数の売電者毎に前記加算情報を演算により求め、前記
    購入電力価格情報に最も合致した前記加算情報を選択す
    る請求項5に記載の電力売買の仲介方法。
  7. 【請求項7】 入力部、記憶部及び処理部を含む買電者
    端末、仲介者端末、少なくとも1つの売電者端末、及び
    ネットワークから構成されるネットワークシステムにお
    ける電力売買の仲介方法であって、 前記売電者側端末は希望売渡電力情報を送信し、 前記仲介者端末は、ネットワークを介して前記希望売渡
    電力情報を受信して、前記買電者端末に対して送信し、 前記買電者端末の前記処理部は、 ネットワークを介して前記希望売渡電力情報を受信し
    て、前記記憶部に記憶し、 前記入力部によって入力された希望購入電力情報を前記
    記憶部に記憶し、 前記希望売渡電力情報及び前記希望購入電力情報に基づ
    いて託送関連費用を演算により求めることを特徴とする
    電力売買の仲介方法。
  8. 【請求項8】 入力部、記憶部及び処理部を含み、仲介
    者端末及び少なくとも1つの売電者端末とネットワーク
    を介して接続される買電者端末を用いた電力売買の仲介
    方法であって、前記処理部は、 前記入力部によって入力された希望購入電力情報を前記
    記憶部に記憶し、 ネットワークを介して前記仲介者端末から、前記売電者
    からの前記希望売渡電力情報を受信して、前記記憶部に
    記憶し、 前記希望売渡電力情報及び前記希望購入電力情報に基づ
    いて託送関連費用を演算により求めることを特徴とする
    電力売買の仲介方法。
  9. 【請求項9】 前記希望売渡電力情報は売渡電力価格情
    報及び売渡託送関連情報を含み、前記希望購入電力情報
    は購入電力価格情報及び購入託送関連情報を含み、及び
    前記買電者端末の前記記憶部には電力会社から提供され
    る費用データベースが記憶され、 前記託送関連費用の演算は、前記費用データベースに基
    づいて、前記売渡託送関連情報及び前記購入電力価格情
    報を用いて実行される請求項7又は8に記載の電力売買
    の仲介方法。
  10. 【請求項10】 前記売渡電力価格情報を所定時間経過
    毎に低下させながら実行される請求項9に記載の電力売
    買の仲介方法。
  11. 【請求項11】 さらに、前記買電者端末の前記処理部
    は、前記売渡電力価格情報及び前記託送関連費用を加算
    する請求項9に記載の電力売買の仲介方法。
  12. 【請求項12】 前記買電者端末の前記処理部は、複数
    の売電者端末から前記希望売渡電力情報を前記仲介者端
    末を介して得た場合には、複数の売電者毎に前記加算情
    報を演算により求め、前記購入電力価格情報に最も合致
    した前記加算情報を選択する請求項9に記載の電力売買
    の仲介方法。
  13. 【請求項13】 記憶部及び処理部を含む仲介者端末、
    買電者端末、売電者端末及びネットワークから構成され
    るネットワークシステムにおける電力売買の仲介方法で
    あって、 前記買電者側端末は希望購入電力情報を送信し、 前記仲介者端末の処理部は、ネットワークを介して前記
    希望購入電力情報を受信して、前記記憶部に記憶し、 前記売電者端末は希望売渡電力情報を送信し、 前記仲介者端末の処理部は、 ネットワークを介して前記希望売渡電力情報を受信し
    て、前記記憶部に記憶し、 前記希望売渡電力情報及び前記希望購入電力情報に基づ
    いて託送関連費用を演算により求め、 前記希望購入電力情報及び前記託送関連費用を前記売電
    者端末に対して送信し、 前記売電者端末は、ネットワークを介して前記希望購入
    電力情報及び前記託送関連費用を受信することを特徴と
    する電力売買の仲介方法。
  14. 【請求項14】 記憶部及び処理部を含み、買電者端末
    及び売電者端末とネットワークを介して接続される仲介
    者端末を用いた電力売買の仲介方法であって、前記処理
    部は、 ネットワークを介して前記買電者端末から前記希望購入
    電力情報を受信して、前記記憶部に記憶し、 ネットワークを介して前記売電者から希望売渡電力情報
    を受信して、前記記憶部に記憶し、 前記希望売渡電力情報及び前記希望購入電力情報に基づ
    いて託送関連費用を演算により求め、 前記希望購入電力情報及び前記託送関連費用を前記売電
    者端末に対して送信することを特徴とする電力売買の仲
    介方法。
  15. 【請求項15】 前記希望売渡電力情報は売渡電力価格
    情報及び売渡託送関連情報を含み、前記希望購入電力情
    報は購入電力価格情報及び購入託送関連情報を含み、及
    び前記仲介業者端末の前記記憶部には電力会社から提供
    される費用データベースが記憶され、 前記託送関連費用の演算は、前記費用データベースに基
    づいて、前記売渡託送関連情報及び前記購入電力価格情
    報を用いて実行される請求項13又は14に記載の電力
    売買の仲介方法。
  16. 【請求項16】 前記売渡電力価格情報を所定時間経過
    毎に低下させながら実行される請求項15に記載の電力
    売買の仲介方法。
  17. 【請求項17】 さらに、前記仲介者端末の前記処理部
    は、前記購入電力価格情報から前記託送関連費用を減算
    し、減算情報を前記売電者端末に送信する請求項15に
    記載の電力売買の仲介方法。
  18. 【請求項18】 入力部、記憶部及び処理部を含む売電
    者端末、仲介者端末、買電者端末及びネットワークから
    構成されるネットワークシステムにおける電力売買の仲
    介方法であって、 前記買電者側端末は希望購入電力情報を送信し、 前記仲介者端末は、ネットワークを介して前記希望購入
    電力情報を受信して、前記売電者端末に送信し、 前記売電者端末の処理部は、 ネットワークを介して前記希望購入電力情報を受信し
    て、前記記憶部に記憶し、 前記入力部から入力された希望売渡電力情報を前記記録
    部に記憶し、 前記希望売渡電力情報及び前記希望購入電力情報に基づ
    いて託送関連費用を演算により求めることを特徴とする
    電力売買の仲介方法。
  19. 【請求項19】 入力部、記憶部及び処理部を含み、仲
    介者端末及び買電者端末とネットワークを介して接続さ
    れる売電者端末を用いた電力売買の仲介方法であって、
    前記処理部は、 ネットワークを介して前記買電者端末から前記希望購入
    電力情報を受信して、前記記憶部に記憶し、 前記入力部から入力された希望売渡電力情報を前記記憶
    部に記憶し、 前記希望売渡電力情報及び前記希望購入電力情報に基づ
    いて託送関連費用を演算により求めることを特徴とする
    電力売買の仲介方法。
  20. 【請求項20】 前記希望売渡電力情報は売渡電力価格
    情報及び売渡託送関連情報を含み、前記希望購入電力情
    報は購入電力価格情報及び購入託送関連情報を含み、及
    び前記売電者端末の前記記憶部には電力会社から提供さ
    れる費用データベースが記憶され、 前記託送関連費用の演算は、前記費用データベースに基
    づいて、前記売渡託送関連情報及び前記購入電力価格情
    報を用いて実行される請求項18又は19に記載の電力
    売買の仲介方法。
  21. 【請求項21】 前記売渡電力価格情報を所定時間経過
    毎に低下させながら実行される請求項20に記載の電力
    売買の仲介方法。
  22. 【請求項22】 さらに、前記売電者端末の前記処理部
    は、前記購入電力価格情報から前記託送関連費用を減算
    する請求項20に記載の電力売買の仲介方法。
  23. 【請求項23】 前記売渡託送関連情報は、前記売電者
    の位置情報、売渡電力の電力量情報及び売渡電力の時間
    情報を含む請求項3、9、15及び20のいずれか一項
    に記載の電力売買の仲介方法。
  24. 【請求項24】 前記購入託送関連情報は、前記買電者
    の位置情報、購入電力の電力量情報及び購入電力の時間
    情報を含む請求項3、9、15及び20のいずれか一項
    に記載の電力売買の仲介方法。
  25. 【請求項25】 前記費用データベースは、時間帯別料
    金に関するデータを含む請求項3、9、15及び20の
    いずれか一項に記載の電力売買の仲介方法。
  26. 【請求項26】 前記費用データベースは、夜間ピーク
    料金又はピークシフト割引額に関するデータを含む請求
    項3、9、15及び20のいずれか一項に記載の電力売
    買の仲介方法。
  27. 【請求項27】 前記費用データベースは、エリア料金
    又は近接性評価割引額に関するデータを含む請求項3、
    9、15及び20のいずれか一項に記載の電力売買の仲
    介方法。
  28. 【請求項28】 前記費用データベースは、ゾーン料金
    又は振替供給料金に関するデータを含む請求項3、9、
    15及び20のいずれか一項に記載の電力売買の仲介方
    法。
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