JP2001243074A - プログラム配信可能な組合せ秤及びプログラム配信可能な組合せ秤システム - Google Patents
プログラム配信可能な組合せ秤及びプログラム配信可能な組合せ秤システムInfo
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- JP2001243074A JP2001243074A JP2000051356A JP2000051356A JP2001243074A JP 2001243074 A JP2001243074 A JP 2001243074A JP 2000051356 A JP2000051356 A JP 2000051356A JP 2000051356 A JP2000051356 A JP 2000051356A JP 2001243074 A JP2001243074 A JP 2001243074A
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- G01G—WEIGHING
- G01G19/00—Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
- G01G19/387—Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for combinatorial weighing, i.e. selecting a combination of articles whose total weight or number is closest to a desired value
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インターネット等の通信媒体を通じて制御プ
ログラムの入れ替えが可能な組合せ秤及び組合せ秤シス
テムを提供する。 【解決手段】 複数の秤ユニット１１1，１１2，…１１
ｎにより構成される秤本体１１と、これらの秤ユニット
を集中的に制御する秤制御部１２とを設け、秤ユニット
１１1，１１2，…１１nと秤本体１１とを相互に通信可
能に接続する。秤制御部１２は、ＣＰＵ２１と、主メモ
リ１３と、フラッシュメモリ１４と、液晶等の表示装置
１６と、キーボードなどのキー入力装置１７とによって
構成し、秤制御部１２に通信装置１５を接続する。制御
プログラムの入れ替えは、通信装置１５をインターネッ
ト１９に接続し、サーバーコンピュータ１８から新たな
制御プログラムをフラッシュメモリ１４の一時記憶領域
にダウンロードする。これを主メモリ１３の制御プログ
ラム領域に転送し、ＣＰＵ２１によって実行する。
ログラムの入れ替えが可能な組合せ秤及び組合せ秤シス
テムを提供する。 【解決手段】 複数の秤ユニット１１1，１１2，…１１
ｎにより構成される秤本体１１と、これらの秤ユニット
を集中的に制御する秤制御部１２とを設け、秤ユニット
１１1，１１2，…１１nと秤本体１１とを相互に通信可
能に接続する。秤制御部１２は、ＣＰＵ２１と、主メモ
リ１３と、フラッシュメモリ１４と、液晶等の表示装置
１６と、キーボードなどのキー入力装置１７とによって
構成し、秤制御部１２に通信装置１５を接続する。制御
プログラムの入れ替えは、通信装置１５をインターネッ
ト１９に接続し、サーバーコンピュータ１８から新たな
制御プログラムをフラッシュメモリ１４の一時記憶領域
にダウンロードする。これを主メモリ１３の制御プログ
ラム領域に転送し、ＣＰＵ２１によって実行する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、組合せ秤及び組合
せ秤システムに関し、更に詳細には、プログラム配信可
能な組合せ秤及びこの組合せ秤とサーバーコンピュータ
とをインターネット等の通信媒体を介して結合した組合
せ秤システムに関する。
せ秤システムに関し、更に詳細には、プログラム配信可
能な組合せ秤及びこの組合せ秤とサーバーコンピュータ
とをインターネット等の通信媒体を介して結合した組合
せ秤システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、組合せ秤は様々な場所に設置
されて使用されている。組合せ秤には、通常、マイクロ
コンピュータを用いて制御され、その適切な運転条件の
設定や運転状態の記録を行うことは、秤の正常な運転を
維持し、故障を回避し又は故障から迅速に復帰させるう
えで重要である。
されて使用されている。組合せ秤には、通常、マイクロ
コンピュータを用いて制御され、その適切な運転条件の
設定や運転状態の記録を行うことは、秤の正常な運転を
維持し、故障を回避し又は故障から迅速に復帰させるう
えで重要である。
【０００３】このようなマイクロコンピュータで制御さ
れる組合せ秤に於いて、他のマイクロコンピュータ制御
機器と同様に、後に改善された機能や追加された新しい
機能を使用したり、また不具合を修正するために、その
プログラムを新しいものに交換することが必要となる場
合がある。
れる組合せ秤に於いて、他のマイクロコンピュータ制御
機器と同様に、後に改善された機能や追加された新しい
機能を使用したり、また不具合を修正するために、その
プログラムを新しいものに交換することが必要となる場
合がある。
【０００４】新しいプログラムがＰＲＯＭで提供される
場合には、そのプログラムの入ったＰＲＯＭと交換する
ために、その組合せ秤の電源を切り、筐体を開けるなど
する必要がある。また、プログラムがＰＲＯＭでなくマ
スクＲＯＭとして提供されている場合には、通常マスク
ＲＯＭは基板に直に取り付けられているために、基板そ
のものを交換する必要がある。この場合も同様に、その
組合せ秤の電源を切り、筐体を開けるなどすることが必
要となる。更に、プログラムによる処理が分散化された
近年の組合せ秤においては、プログラムの交換箇所が複
数箇所に及ぶため、交換の必要なプログラムを格納した
ＰＲＯＭ又はマスクＲＯＭの取り付けられた基板の必要
数を準備し、全てを１つ１つ交換しなければならない。
また、プログラム交換のために筐体を開けたり基板を交
換するためには、少なくともドライバーもしくはそれ相
当の道具が必ず必要となる。
場合には、そのプログラムの入ったＰＲＯＭと交換する
ために、その組合せ秤の電源を切り、筐体を開けるなど
する必要がある。また、プログラムがＰＲＯＭでなくマ
スクＲＯＭとして提供されている場合には、通常マスク
ＲＯＭは基板に直に取り付けられているために、基板そ
のものを交換する必要がある。この場合も同様に、その
組合せ秤の電源を切り、筐体を開けるなどすることが必
要となる。更に、プログラムによる処理が分散化された
近年の組合せ秤においては、プログラムの交換箇所が複
数箇所に及ぶため、交換の必要なプログラムを格納した
ＰＲＯＭ又はマスクＲＯＭの取り付けられた基板の必要
数を準備し、全てを１つ１つ交換しなければならない。
また、プログラム交換のために筐体を開けたり基板を交
換するためには、少なくともドライバーもしくはそれ相
当の道具が必ず必要となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】マイクロコンピュータ
で制御される組合せ秤のプログラムがＰＲＯＭで提供さ
れている場合、上述のように、後に改善又は追加された
機能の導入、新しい機能の導入、不具合の修正等に対応
するためには、その組合せ秤の電源を切り、筐体を開け
るなどして、新しいプログラムの入ったＰＲＯＭと交換
することが必要である。しかし、ＰＲＯＭは通常ＤＩＰ
形式のパッケージなので、交換の際には、足の曲がりと
いった取り付けの不備や、上下逆に取り付けて電源を入
れてしまい、最悪の場合ＰＲＯＭまたは基板を破損しか
ねない。このようにＰＲＯＭを交換するためには、常に
細心の注意を払う必要があり、また手間取れば、それだ
けの生産時間を止めなければならないという問題点があ
る。
で制御される組合せ秤のプログラムがＰＲＯＭで提供さ
れている場合、上述のように、後に改善又は追加された
機能の導入、新しい機能の導入、不具合の修正等に対応
するためには、その組合せ秤の電源を切り、筐体を開け
るなどして、新しいプログラムの入ったＰＲＯＭと交換
することが必要である。しかし、ＰＲＯＭは通常ＤＩＰ
形式のパッケージなので、交換の際には、足の曲がりと
いった取り付けの不備や、上下逆に取り付けて電源を入
れてしまい、最悪の場合ＰＲＯＭまたは基板を破損しか
ねない。このようにＰＲＯＭを交換するためには、常に
細心の注意を払う必要があり、また手間取れば、それだ
けの生産時間を止めなければならないという問題点があ
る。
【０００６】また、プログラムがＰＲＯＭでなくマスク
ＲＯＭとして提供されている場合には、その基板そのも
のを交換しなければならず、取り外しや取り付けに更に
時間を要する場合が多く、かつ交換されたマスクＲＯＭ
に記憶されている古いプログラムは、利用価値が無いと
判断される場合には廃棄せざるを得なくなり、コスト的
なデメリットもある。
ＲＯＭとして提供されている場合には、その基板そのも
のを交換しなければならず、取り外しや取り付けに更に
時間を要する場合が多く、かつ交換されたマスクＲＯＭ
に記憶されている古いプログラムは、利用価値が無いと
判断される場合には廃棄せざるを得なくなり、コスト的
なデメリットもある。
【０００７】加えて、プログラムによる処理が分散され
た近年の組合せ秤においては、プログラムを記憶してい
る場所が複数箇所に及ぶため、交換の必要なプログラム
の入ったＰＲＯＭもしくはマスクＲＯＭの取り付けられ
た基板の必要な数を準備し、その全てを１つ１つ交換し
なければならないため、数時間もの間生産を止めなけれ
ばならないという問題点もある。
た近年の組合せ秤においては、プログラムを記憶してい
る場所が複数箇所に及ぶため、交換の必要なプログラム
の入ったＰＲＯＭもしくはマスクＲＯＭの取り付けられ
た基板の必要な数を準備し、その全てを１つ１つ交換し
なければならないため、数時間もの間生産を止めなけれ
ばならないという問題点もある。
【０００８】また、上記のようなプログラムの交換に際
しては、交換する部品、例えば新しいプログラムの入っ
たＰＲＯＭセット、基板、交換のための道具一式等を客
先に郵送しなければならず、交換部品及び配送の為のコ
ストが発生する。また、交換の要因が致命的な不具合で
あるために客先の生産を停止せざるを得なくなっている
場合には、配送したものが届くまでの間の待ち期間中の
生産中止に対する損害も発生する。通常はこのような最
悪の事態を避けるために、出張員が交換部品一式を持っ
て早急に客先に出向くことになる。しかし、このような
場合、その為の出張費や人件費などの更に余計なコスト
が発生することになる。
しては、交換する部品、例えば新しいプログラムの入っ
たＰＲＯＭセット、基板、交換のための道具一式等を客
先に郵送しなければならず、交換部品及び配送の為のコ
ストが発生する。また、交換の要因が致命的な不具合で
あるために客先の生産を停止せざるを得なくなっている
場合には、配送したものが届くまでの間の待ち期間中の
生産中止に対する損害も発生する。通常はこのような最
悪の事態を避けるために、出張員が交換部品一式を持っ
て早急に客先に出向くことになる。しかし、このような
場合、その為の出張費や人件費などの更に余計なコスト
が発生することになる。
【０００９】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るために為されたものであり、本発明の目的は、インタ
ーネット等の通信媒体を通じて制御プログラムの入れ替
えが可能な組合せ秤及び組合せ秤システムを提供するこ
とである。
るために為されたものであり、本発明の目的は、インタ
ーネット等の通信媒体を通じて制御プログラムの入れ替
えが可能な組合せ秤及び組合せ秤システムを提供するこ
とである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラム配信
可能な組合せ秤は、組合せ秤を構成する複数の秤ユニッ
トを有する秤本体と、所定の制御プログラムを通信媒体
を介して受信する通信装置と、前記制御プログラムに基
づいて前記秤本体の運転を制御する秤制御部とを備えて
いることを特徴とする。この構成により、組合せ秤の筐
体を開けることなく制御プログラムを交換することがで
き、しかも、非常に短時間でこのプログラムの交換を行
うことができる。
可能な組合せ秤は、組合せ秤を構成する複数の秤ユニッ
トを有する秤本体と、所定の制御プログラムを通信媒体
を介して受信する通信装置と、前記制御プログラムに基
づいて前記秤本体の運転を制御する秤制御部とを備えて
いることを特徴とする。この構成により、組合せ秤の筐
体を開けることなく制御プログラムを交換することがで
き、しかも、非常に短時間でこのプログラムの交換を行
うことができる。
【００１１】ここで、本発明のプログラム配信可能な組
合せ秤に於ける通信装置は、例えばローカルエリアネッ
トワーク、ワイドエリアネットワーク、公衆回線、イン
ターネット、付加価値通信網、商用ネットワーク及びこ
れらの組合せからなる群から選択されるものを含んだ通
信媒体を介して通信を行う。本発明のプログラム配信可
能な組合せ秤は、このような汎用の通信媒体を使用する
ことができるので、特に専用の回線などを設置すること
なく制御プログラムの交換を行うことが可能となる。
合せ秤に於ける通信装置は、例えばローカルエリアネッ
トワーク、ワイドエリアネットワーク、公衆回線、イン
ターネット、付加価値通信網、商用ネットワーク及びこ
れらの組合せからなる群から選択されるものを含んだ通
信媒体を介して通信を行う。本発明のプログラム配信可
能な組合せ秤は、このような汎用の通信媒体を使用する
ことができるので、特に専用の回線などを設置すること
なく制御プログラムの交換を行うことが可能となる。
【００１２】また、通信装置は上記通信媒体に接続可能
なものであり、通常、モデム、ターミナルアダプタ及び
ルータからなる群から選択される装置を有している。
なものであり、通常、モデム、ターミナルアダプタ及び
ルータからなる群から選択される装置を有している。
【００１３】本発明のプログラム配信可能な組合せ秤
は、前記通信媒体を介して受信した前記制御プログラム
を格納するための一時記憶手段を更に備えている。一時
記憶手段を備えることにより、通信媒体を介して受信し
た制御プログラムをすぐに実行することなく格納してお
き、必要なときに制御プログラムの入れ替えを行うこと
ができる。
は、前記通信媒体を介して受信した前記制御プログラム
を格納するための一時記憶手段を更に備えている。一時
記憶手段を備えることにより、通信媒体を介して受信し
た制御プログラムをすぐに実行することなく格納してお
き、必要なときに制御プログラムの入れ替えを行うこと
ができる。
【００１４】更に、本発明のプログラム配信可能な組合
せ秤は、前記秤制御部で実行される前記制御プログラム
を格納する制御プログラム記憶手段と、該制御プログラ
ム記憶手段に格納されている制御プログラムを退避させ
る制御プログラム退避手段とを更に有している構成とす
ることができる。また、制御プログラム退避手段に退避
した制御プログラムを、前記制御プログラム記憶手段に
復帰させる制御プログラム復帰手段を更に有している構
成とすることもできる。この構成により、受信した新た
な制御プログラムに欠陥が発見されたときや、間違った
プログラムを受信して実行してしまったなどの場合に、
もとの制御プログラムに容易に戻すことが可能となる。
せ秤は、前記秤制御部で実行される前記制御プログラム
を格納する制御プログラム記憶手段と、該制御プログラ
ム記憶手段に格納されている制御プログラムを退避させ
る制御プログラム退避手段とを更に有している構成とす
ることができる。また、制御プログラム退避手段に退避
した制御プログラムを、前記制御プログラム記憶手段に
復帰させる制御プログラム復帰手段を更に有している構
成とすることもできる。この構成により、受信した新た
な制御プログラムに欠陥が発見されたときや、間違った
プログラムを受信して実行してしまったなどの場合に、
もとの制御プログラムに容易に戻すことが可能となる。
【００１５】更に、本発明のプログラム配信可能な組合
せ秤は、前記通信装置はＴＣＰ／ＩＰ、ＩＰＸ／ＳＰ
Ｘ、ＮｅｔＢＥＵＩ、ＮｅｔＢＩＯＳ及びＡｐｐｌｅＴ
ａｌｋから選択されるプロトコルを使用して前記制御プ
ログラムの受信を行う構成とすることができる。これら
のプロトコルを使用することにより、インターネット等
の多用される通信媒体を介する通信が可能となる。
せ秤は、前記通信装置はＴＣＰ／ＩＰ、ＩＰＸ／ＳＰ
Ｘ、ＮｅｔＢＥＵＩ、ＮｅｔＢＩＯＳ及びＡｐｐｌｅＴ
ａｌｋから選択されるプロトコルを使用して前記制御プ
ログラムの受信を行う構成とすることができる。これら
のプロトコルを使用することにより、インターネット等
の多用される通信媒体を介する通信が可能となる。
【００１６】本発明は、前記複数の秤ユニットのそれぞ
れにユニット制御部が設けられた組合せ秤に於いて適用
され、この場合には、前記通信装置に於いて受信された
前記制御プログラムは前記秤ユニットの制御を行うユニ
ット制御プログラムを含み、前記秤制御部は、前記通信
装置に於いて受信された前記ユニット制御プログラムを
前記各ユニット制御部に配信する構成とすることができ
る。この構成により、複数の箇所に格納されているユニ
ット制御プログラムの入れ替えを、同時にしかも迅速に
行うことができる。
れにユニット制御部が設けられた組合せ秤に於いて適用
され、この場合には、前記通信装置に於いて受信された
前記制御プログラムは前記秤ユニットの制御を行うユニ
ット制御プログラムを含み、前記秤制御部は、前記通信
装置に於いて受信された前記ユニット制御プログラムを
前記各ユニット制御部に配信する構成とすることができ
る。この構成により、複数の箇所に格納されているユニ
ット制御プログラムの入れ替えを、同時にしかも迅速に
行うことができる。
【００１７】本発明のプログラム配信可能な組合せ秤シ
ステムは、組合せ秤を構成する複数の秤ユニットを有す
る秤本体、所定の制御プログラムを通信媒体を介して受
信する通信装置及び前記制御プログラムに基づいて前記
秤本体の運転を制御する秤制御部を備えた組合せ秤と、
前記通信装置との通信を行う中央通信装置を有し前記制
御プログラムの配信を行うサーバーコンピュータと、前
記通信装置と前記中央通信装置との間の通信を行うため
の通信媒体とを備えたことを特徴としている。この構成
により、組合せ秤の筐体を開けることなく、サーバーコ
ンピュータから新たな制御プログラムを受信し、それま
で使用していた制御プログラムとの交換を容易に行うこ
とができる。しかも、非常に短時間でこのプログラムの
交換を行うことができる。
ステムは、組合せ秤を構成する複数の秤ユニットを有す
る秤本体、所定の制御プログラムを通信媒体を介して受
信する通信装置及び前記制御プログラムに基づいて前記
秤本体の運転を制御する秤制御部を備えた組合せ秤と、
前記通信装置との通信を行う中央通信装置を有し前記制
御プログラムの配信を行うサーバーコンピュータと、前
記通信装置と前記中央通信装置との間の通信を行うため
の通信媒体とを備えたことを特徴としている。この構成
により、組合せ秤の筐体を開けることなく、サーバーコ
ンピュータから新たな制御プログラムを受信し、それま
で使用していた制御プログラムとの交換を容易に行うこ
とができる。しかも、非常に短時間でこのプログラムの
交換を行うことができる。
【００１８】ここで、本発明のプログラム配信可能な組
合せ秤システムの組合せ秤に於ける通信装置は、例えば
ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワー
ク、公衆回線、インターネット、付加価値通信網、商用
ネットワーク及びこれらの組合せからなる群から選択さ
れるものを含んだ通信媒体を介して通信を行う。本発明
ではこのような汎用の通信媒体を使用することができる
ので、特に専用の回線などを設置することなく制御プロ
グラムの交換を行うことが可能となる。
合せ秤システムの組合せ秤に於ける通信装置は、例えば
ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワー
ク、公衆回線、インターネット、付加価値通信網、商用
ネットワーク及びこれらの組合せからなる群から選択さ
れるものを含んだ通信媒体を介して通信を行う。本発明
ではこのような汎用の通信媒体を使用することができる
ので、特に専用の回線などを設置することなく制御プロ
グラムの交換を行うことが可能となる。
【００１９】また、通信装置は、上記と同様に通信媒体
に接続可能なものであり、通常、モデム、ターミナルア
ダプタ及びルータからなる群から選択される装置を有し
ている。
に接続可能なものであり、通常、モデム、ターミナルア
ダプタ及びルータからなる群から選択される装置を有し
ている。
【００２０】本発明のプログラム配信可能な組合せ秤シ
ステムに於ける組合せ秤は、前記通信媒体を介して受信
した前記制御プログラムを格納するための一時記憶手段
を更に備えている。一時記憶手段を備えることにより、
サーバーコンピュータから通信媒体を介して受信した制
御プログラムをすぐに実行することなく格納しておき、
必要なときに制御プログラムの入れ替えを行うことがで
きる。
ステムに於ける組合せ秤は、前記通信媒体を介して受信
した前記制御プログラムを格納するための一時記憶手段
を更に備えている。一時記憶手段を備えることにより、
サーバーコンピュータから通信媒体を介して受信した制
御プログラムをすぐに実行することなく格納しておき、
必要なときに制御プログラムの入れ替えを行うことがで
きる。
【００２１】更に、本発明のプログラム配信可能な組合
せ秤システムに於ける組合せ秤は、前記制御プログラム
を格納する制御プログラム記憶手段と、該制御プログラ
ム記憶手段に格納されている制御プログラムを退避させ
る制御プログラム退避手段とを更に有している構成とす
ることができる。また、制御プログラム退避手段に退避
した制御プログラムを、前記制御プログラム記憶手段に
復帰させる制御プログラム復帰手段を更に有している構
成とすることもできる。この構成により、受信した新た
な制御プログラムに欠陥が発見されたときや、間違った
プログラムを受信して実行してしまったなどの場合に、
もとの制御プログラムに容易に戻すことが可能となる。
せ秤システムに於ける組合せ秤は、前記制御プログラム
を格納する制御プログラム記憶手段と、該制御プログラ
ム記憶手段に格納されている制御プログラムを退避させ
る制御プログラム退避手段とを更に有している構成とす
ることができる。また、制御プログラム退避手段に退避
した制御プログラムを、前記制御プログラム記憶手段に
復帰させる制御プログラム復帰手段を更に有している構
成とすることもできる。この構成により、受信した新た
な制御プログラムに欠陥が発見されたときや、間違った
プログラムを受信して実行してしまったなどの場合に、
もとの制御プログラムに容易に戻すことが可能となる。
【００２２】更に、本発明のシステムに於ける組合せ秤
とサーバーコンピュータとの間では、ＴＣＰ／ＩＰ、Ｉ
ＰＸ／ＳＰＸ、ＮｅｔＢＥＵＩ、ＮｅｔＢＩＯＳ及びＡ
ｐｐｌｅＴａｌｋから選択されるプロトコルを使用して
前記制御プログラムの送受信が行われる構成とすること
ができる。これらのプロトコルを使用することにより、
インターネット等の多用される通信媒体を介する通信が
可能となる。
とサーバーコンピュータとの間では、ＴＣＰ／ＩＰ、Ｉ
ＰＸ／ＳＰＸ、ＮｅｔＢＥＵＩ、ＮｅｔＢＩＯＳ及びＡ
ｐｐｌｅＴａｌｋから選択されるプロトコルを使用して
前記制御プログラムの送受信が行われる構成とすること
ができる。これらのプロトコルを使用することにより、
インターネット等の多用される通信媒体を介する通信が
可能となる。
【００２３】本発明は、前記複数の秤ユニットのそれぞ
れにユニット制御部が設けられた組合せ秤システムに於
いて、組合せ秤の通信装置に於いて受信された前記制御
プログラムは前記秤ユニットの制御を行うユニット制御
プログラムを含み、前記秤制御部は、前記通信装置に於
いて受信された前記ユニット制御プログラムを前記各ユ
ニット制御部に配信する構成とすることができる。この
構成により、制御プログラムが複数の箇所に格納されて
いる場合にも、それらの入れ替えを容易に行うことがで
きる。
れにユニット制御部が設けられた組合せ秤システムに於
いて、組合せ秤の通信装置に於いて受信された前記制御
プログラムは前記秤ユニットの制御を行うユニット制御
プログラムを含み、前記秤制御部は、前記通信装置に於
いて受信された前記ユニット制御プログラムを前記各ユ
ニット制御部に配信する構成とすることができる。この
構成により、制御プログラムが複数の箇所に格納されて
いる場合にも、それらの入れ替えを容易に行うことがで
きる。
【００２４】なお、本発明に於ける制御プログラム記憶
手段、制御プログラム退避手段、及び一時記憶手段とし
て、例えばＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリ、シリコン
ディスク、ハードディスク等の、書き換えが可能でしか
も電源を切ってもその記憶内容が消えることのない記憶
装置を用いることが必要であるが、アクセス速度、価
格、耐振動性などの点でフラッシュメモリを使用するこ
とが好ましい。
手段、制御プログラム退避手段、及び一時記憶手段とし
て、例えばＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリ、シリコン
ディスク、ハードディスク等の、書き換えが可能でしか
も電源を切ってもその記憶内容が消えることのない記憶
装置を用いることが必要であるが、アクセス速度、価
格、耐振動性などの点でフラッシュメモリを使用するこ
とが好ましい。
【００２５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の一実
施形態に係るプログラム配信可能な組合せ秤システムの
ブロック構成図を示している。本実施形態の組合せ秤シ
ステムは、複数の秤ユニット１１1，１１2，…１１nに
より構成される秤本体１１と、これらの秤ユニットを集
中的に制御する秤制御部１２とを有している。秤制御部
１２は、ＣＰＵ２１と、主メモリ１３と、フラッシュメ
モリ１４と、液晶等の表示装置１６と、キーボードなど
のキー入力装置１７とを有している。また、本実施形態
では、秤制御部１２に通信装置１５が接続されている。
本実施形態では、通信装置１５は、電話回線、ＩＳＤＮ
等の公衆回線を介してインターネット１９に接続が可能
であり、更にインターネット１９を介して、制御プログ
ラムを供給するサーバーコンピュータ１８に接続するこ
とができるように構成されている。本実施形態では、通
信装置１５はＴＣＰ／ＩＰプロトコルを使用して、イン
ターネット１９に接続される。
て、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の一実
施形態に係るプログラム配信可能な組合せ秤システムの
ブロック構成図を示している。本実施形態の組合せ秤シ
ステムは、複数の秤ユニット１１1，１１2，…１１nに
より構成される秤本体１１と、これらの秤ユニットを集
中的に制御する秤制御部１２とを有している。秤制御部
１２は、ＣＰＵ２１と、主メモリ１３と、フラッシュメ
モリ１４と、液晶等の表示装置１６と、キーボードなど
のキー入力装置１７とを有している。また、本実施形態
では、秤制御部１２に通信装置１５が接続されている。
本実施形態では、通信装置１５は、電話回線、ＩＳＤＮ
等の公衆回線を介してインターネット１９に接続が可能
であり、更にインターネット１９を介して、制御プログ
ラムを供給するサーバーコンピュータ１８に接続するこ
とができるように構成されている。本実施形態では、通
信装置１５はＴＣＰ／ＩＰプロトコルを使用して、イン
ターネット１９に接続される。
【００２６】図７は本実施形態の組合せ秤システムの主
メモリ１３及びフラッシュメモリ１４に於ける各記憶領
域を示す図である。フラッシュメモリ１４は秤制御部１
２の電源を切ってもその記憶内容が消えることなく保持
されるメモリであり、このフラッシュメモリ１４には、
図７に示すように、制御プログラム領域２２と、後述す
る制御プログラム退避領域２３及び一時記憶領域２４と
が設けられている。また、主メモリ１３は秤制御部１２
のＣＰＵ２１によって実行される制御プログラムを実行
する実行プログラム領域２５と、制御プログラムの実行
に必要なデータやテンポラリーデータを一時的に記憶す
るデータ領域２６とを有している。
メモリ１３及びフラッシュメモリ１４に於ける各記憶領
域を示す図である。フラッシュメモリ１４は秤制御部１
２の電源を切ってもその記憶内容が消えることなく保持
されるメモリであり、このフラッシュメモリ１４には、
図７に示すように、制御プログラム領域２２と、後述す
る制御プログラム退避領域２３及び一時記憶領域２４と
が設けられている。また、主メモリ１３は秤制御部１２
のＣＰＵ２１によって実行される制御プログラムを実行
する実行プログラム領域２５と、制御プログラムの実行
に必要なデータやテンポラリーデータを一時的に記憶す
るデータ領域２６とを有している。
【００２７】図５は本実施形態に於ける電源投入時の秤
制御部１２の初期起動動作を示している。同図に示すよ
うに、まず、ステップ３１で処理が開始され、次に、ス
テップ３２に於いてフラッシュメモリ１４（図１及び図
７）の制御プログラム領域２２から制御プログラムが主
メモリ１３（図１及び図７）上の実行プログラム領域２
５にロードされる。更に、ステップ３３でＣＰＵ２１に
より実行プログラム領域２５に記憶されている制御プロ
グラムを実行する。ＣＰＵ２１の制御プログラムの実行
により、秤ユニット１１1〜１１nは組合せ秤としての動
作を実行することになる。更に、ステップ３４において
処理を終了することになる。このように、本実施形態の
組合せ秤では、制御プログラムは常にフラッシュメモリ
１４から制御プログラムが主メモリ１３にロードされた
後、ＣＰＵ２１によって実行される。
制御部１２の初期起動動作を示している。同図に示すよ
うに、まず、ステップ３１で処理が開始され、次に、ス
テップ３２に於いてフラッシュメモリ１４（図１及び図
７）の制御プログラム領域２２から制御プログラムが主
メモリ１３（図１及び図７）上の実行プログラム領域２
５にロードされる。更に、ステップ３３でＣＰＵ２１に
より実行プログラム領域２５に記憶されている制御プロ
グラムを実行する。ＣＰＵ２１の制御プログラムの実行
により、秤ユニット１１1〜１１nは組合せ秤としての動
作を実行することになる。更に、ステップ３４において
処理を終了することになる。このように、本実施形態の
組合せ秤では、制御プログラムは常にフラッシュメモリ
１４から制御プログラムが主メモリ１３にロードされた
後、ＣＰＵ２１によって実行される。
【００２８】次に、本実施形態の組合せ秤システムに於
いて、制御プログラムの入れ替えが必要となった場合に
ついて説明する。図４は制御プログラムの入れ替えを行
う場合に実行されるフローチャートを示している。ま
ず、ステップ４１で処理を開始し、次に、ステップ４２
で通信装置１５を介してインターネット１９に接続し、
サーバーコンピュータ１８との通信を可能とする。次
に、ステップ４３に於いてサーバーコンピュータ１８か
ら新たな制御プログラムをダウンロードする。その後、
ステップ４５でインターネット１９への接続を終了す
る。
いて、制御プログラムの入れ替えが必要となった場合に
ついて説明する。図４は制御プログラムの入れ替えを行
う場合に実行されるフローチャートを示している。ま
ず、ステップ４１で処理を開始し、次に、ステップ４２
で通信装置１５を介してインターネット１９に接続し、
サーバーコンピュータ１８との通信を可能とする。次
に、ステップ４３に於いてサーバーコンピュータ１８か
ら新たな制御プログラムをダウンロードする。その後、
ステップ４５でインターネット１９への接続を終了す
る。
【００２９】サーバーコンピュータ１８からインターネ
ット１９を介してダウンロードされた制御プログラム
は、図７に示すように、まず、一時記憶領域２４に格納
される。次に、ステップ４６に於いて、制御プログラム
領域２２に格納されている制御プログラムが制御プログ
ラム退避領域２３に転送されて退避される。更に、ステ
ップ４７で一時記憶領域２４に格納されていた新たな制
御プログラムを制御プログラム領域２２に転送する。こ
の時点では新たな制御プログラムはＣＰＵ２１によって
実行されることはなく、ステップ４８で行われる組合せ
秤の再起動により、秤制御部１２のＣＰＵ２１によって
実行されることになる。ステップ４８に於ける再起動
は、前述の図５に示したフローチャートに従って行われ
る。最後に、ステップ４９に於いて処理を終了し、制御
プログラムの入れ替えが完了する。
ット１９を介してダウンロードされた制御プログラム
は、図７に示すように、まず、一時記憶領域２４に格納
される。次に、ステップ４６に於いて、制御プログラム
領域２２に格納されている制御プログラムが制御プログ
ラム退避領域２３に転送されて退避される。更に、ステ
ップ４７で一時記憶領域２４に格納されていた新たな制
御プログラムを制御プログラム領域２２に転送する。こ
の時点では新たな制御プログラムはＣＰＵ２１によって
実行されることはなく、ステップ４８で行われる組合せ
秤の再起動により、秤制御部１２のＣＰＵ２１によって
実行されることになる。ステップ４８に於ける再起動
は、前述の図５に示したフローチャートに従って行われ
る。最後に、ステップ４９に於いて処理を終了し、制御
プログラムの入れ替えが完了する。
【００３０】次に、本実施例の組合せ秤システムに於い
て、新たに導入した制御プログラムに例えば正しく動作
しないなどにより、もとの制御プログラムに戻す必要が
生じた場合について説明する。図６は制御プログラムを
もとに戻す場合のフローチャートを示している。同図に
示すように、まず、ステップ５１で処理を開始し、次
に、ステップ５２で制御プログラム退避領域２３に格納
してある以前の制御プログラムを制御プログラム領域２
２に転送する。その際、制御プログラム領域２２に格納
されている制御プログラムは上書きされることになる。
この時点では新たな制御プログラムはＣＰＵ２１によっ
て実行されることはなく、ステップ５３で行われる組合
せ秤の再起動により、秤制御部１２のＣＰＵ２１によっ
て実行されることになる。ステップ５３に於ける再起動
は、前述の図５に示したフローチャートに従って行われ
る。最後に、ステップ５４に於いて処理を終了すること
になる。
て、新たに導入した制御プログラムに例えば正しく動作
しないなどにより、もとの制御プログラムに戻す必要が
生じた場合について説明する。図６は制御プログラムを
もとに戻す場合のフローチャートを示している。同図に
示すように、まず、ステップ５１で処理を開始し、次
に、ステップ５２で制御プログラム退避領域２３に格納
してある以前の制御プログラムを制御プログラム領域２
２に転送する。その際、制御プログラム領域２２に格納
されている制御プログラムは上書きされることになる。
この時点では新たな制御プログラムはＣＰＵ２１によっ
て実行されることはなく、ステップ５３で行われる組合
せ秤の再起動により、秤制御部１２のＣＰＵ２１によっ
て実行されることになる。ステップ５３に於ける再起動
は、前述の図５に示したフローチャートに従って行われ
る。最後に、ステップ５４に於いて処理を終了すること
になる。
【００３１】図２に本発明の他の実施形態に係る組合せ
秤システムを示す。本実施形態の組合せ秤システムは、
秤本体１１を構成する秤ユニット１１1〜１１nのそれぞ
れに、ユニット制御部１1〜１nが設けられ、秤制御部１
２と各ユニット制御部１1〜１nとを高速通信回線２０を
介して接続している点を除いて、前述の図１の実施形態
と同様であり、対応する要素には同じ符号が付してあ
る。各ユニット制御部１1〜１nにはそれぞれＣＰＵ
２1，２2，…２n、主メモリ３1，３2，…３n、及びフラ
ッシュメモリ４1，４2，…４nを有している。本実施形
態では、各フラッシュメモリ４1，４2，…４nには各秤
ユニット１１1〜１１nの制御を行うユニット制御プログ
ラムがそれぞれ格納されている。各フラッシュメモリ４
1，４2，…４ nに格納されているユニット制御プログラ
ムは、前述の図５のフローチャート及び図７で説明した
のと同様に、電源投入による初期起動時に各主メモリ３
1，３2，…３nにロードされ、各ＣＰＵ２1，２2，…２n
に於いて実行されることとなる。
秤システムを示す。本実施形態の組合せ秤システムは、
秤本体１１を構成する秤ユニット１１1〜１１nのそれぞ
れに、ユニット制御部１1〜１nが設けられ、秤制御部１
２と各ユニット制御部１1〜１nとを高速通信回線２０を
介して接続している点を除いて、前述の図１の実施形態
と同様であり、対応する要素には同じ符号が付してあ
る。各ユニット制御部１1〜１nにはそれぞれＣＰＵ
２1，２2，…２n、主メモリ３1，３2，…３n、及びフラ
ッシュメモリ４1，４2，…４nを有している。本実施形
態では、各フラッシュメモリ４1，４2，…４nには各秤
ユニット１１1〜１１nの制御を行うユニット制御プログ
ラムがそれぞれ格納されている。各フラッシュメモリ４
1，４2，…４ nに格納されているユニット制御プログラ
ムは、前述の図５のフローチャート及び図７で説明した
のと同様に、電源投入による初期起動時に各主メモリ３
1，３2，…３nにロードされ、各ＣＰＵ２1，２2，…２n
に於いて実行されることとなる。
【００３２】本実施形態では、各フラッシュメモリ
４1，４2，…４nに格納されているユニット制御プログ
ラムは、当初から制御プログラムに含まれていたもので
あり、この制御プログラムを新規にフラッシュメモリ１
４の制御プログラム領域２２に導入して秤制御部１２を
再起動させたときに、秤制御部１２から各ユニット制御
部１1〜１nの主メモリ３1，３2，…３n及びフラッシュ
メモリ４1，４2，…４nに高速通信機構２０を通じてロ
ードされたものである。本実施形態では、ユニット制御
プログラムを含む制御プログラムは、前述の図１の実施
例と同様に、インターネット１９を介してサーバーコン
ピュータ１８からダウンロードすることができ、フラッ
シュメモリ１４の制御プログラム領域２２に格納され
る。
４1，４2，…４nに格納されているユニット制御プログ
ラムは、当初から制御プログラムに含まれていたもので
あり、この制御プログラムを新規にフラッシュメモリ１
４の制御プログラム領域２２に導入して秤制御部１２を
再起動させたときに、秤制御部１２から各ユニット制御
部１1〜１nの主メモリ３1，３2，…３n及びフラッシュ
メモリ４1，４2，…４nに高速通信機構２０を通じてロ
ードされたものである。本実施形態では、ユニット制御
プログラムを含む制御プログラムは、前述の図１の実施
例と同様に、インターネット１９を介してサーバーコン
ピュータ１８からダウンロードすることができ、フラッ
シュメモリ１４の制御プログラム領域２２に格納され
る。
【００３３】図３は本発明の更なる実施形態に係る組合
せ秤システムのブロック構成を示している。本実施形態
の組合せ秤システムは、秤本体１１を構成する各秤ユニ
ット１１1〜１１nと、制御用コンピュータ６２とをＬＡ
Ｎ（ローカルエリアネットワーク）６０によって相互に
接続したものである。前述の秤制御部１２の機能は制御
用コンピュータ６２が果たし、また、通信機能は制御用
コンピュータ６２に設けられた通信装置が果たしてい
る。この構成では、汎用のコンピュータを使用すること
ができるので、組合せ秤システムの構築を容易に行うこ
とができる。
せ秤システムのブロック構成を示している。本実施形態
の組合せ秤システムは、秤本体１１を構成する各秤ユニ
ット１１1〜１１nと、制御用コンピュータ６２とをＬＡ
Ｎ（ローカルエリアネットワーク）６０によって相互に
接続したものである。前述の秤制御部１２の機能は制御
用コンピュータ６２が果たし、また、通信機能は制御用
コンピュータ６２に設けられた通信装置が果たしてい
る。この構成では、汎用のコンピュータを使用すること
ができるので、組合せ秤システムの構築を容易に行うこ
とができる。
【００３４】図８は本発明の別の実施形態に係る組合せ
秤システムのブロック構成を示している。本実施形態の
組合せ秤システムは、図３に示したＬＡＮ接続した組合
せ秤を複数設け、これらの組合せ秤を更にＬＡＮで接続
し、このＬＡＮに設けた一つのプロキシサーバ６１によ
り、インターネット１９を介してサーバーコンピュータ
１８に接続するように構成したものである。この構成で
は、汎用のコンピュータを使用した通常のＬＡＮとを組
合せ秤システムに適用することができるので、大規模な
組合せ秤システムを容易に構築することができる。この
ようなプロキシサーバを設けた構成は、図１又は図２の
組合せ秤を複数設けた場合にも適用することができる。
即ち、複数の組合せ秤の秤制御部１２をＬＡＮで接続
し、このＬＡＮに一つのプロキシサーバを設けて、この
プロキシサーバを介してインターネットに接続する構成
とすることもできる。
秤システムのブロック構成を示している。本実施形態の
組合せ秤システムは、図３に示したＬＡＮ接続した組合
せ秤を複数設け、これらの組合せ秤を更にＬＡＮで接続
し、このＬＡＮに設けた一つのプロキシサーバ６１によ
り、インターネット１９を介してサーバーコンピュータ
１８に接続するように構成したものである。この構成で
は、汎用のコンピュータを使用した通常のＬＡＮとを組
合せ秤システムに適用することができるので、大規模な
組合せ秤システムを容易に構築することができる。この
ようなプロキシサーバを設けた構成は、図１又は図２の
組合せ秤を複数設けた場合にも適用することができる。
即ち、複数の組合せ秤の秤制御部１２をＬＡＮで接続
し、このＬＡＮに一つのプロキシサーバを設けて、この
プロキシサーバを介してインターネットに接続する構成
とすることもできる。
【００３５】なお、上記では言及していないが、ダウン
ロードすべき制御プログラムは圧縮形式であることが好
ましい。制御プログラムを圧縮形式とすると、ダウンロ
ードに要する時間を短縮することができるという利点が
ある。
ロードすべき制御プログラムは圧縮形式であることが好
ましい。制御プログラムを圧縮形式とすると、ダウンロ
ードに要する時間を短縮することができるという利点が
ある。
【００３６】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のプログ
ラム配信可能な組合せ秤及び組合せ秤システムでは、イ
ンターネット等の通信媒体を通じて制御プログラムの入
れ替えが可能となっているため、組合せ秤の筐体を開け
ることなく制御プログラムを交換することができ、しか
も、非常に短時間でこのプログラムの交換を行うことが
できる。即ち、本発明では、キー操作のみでインターネ
ットを経由して瞬時にプログラムの更新が可能なため、
電源を切って筐体を開けること無く、その為の道具も時
間も必要としない。また、マスクＲＯＭのように基板ご
と交換する必要もないので、その為の道具も時間も必要
せず、ＰＲＯＭのように交換のために注意を払い、誤っ
て足を曲げてしまったり上下逆に取り付けてＰＲＯＭま
たは基板を破損してしまうという問題も生じない。
ラム配信可能な組合せ秤及び組合せ秤システムでは、イ
ンターネット等の通信媒体を通じて制御プログラムの入
れ替えが可能となっているため、組合せ秤の筐体を開け
ることなく制御プログラムを交換することができ、しか
も、非常に短時間でこのプログラムの交換を行うことが
できる。即ち、本発明では、キー操作のみでインターネ
ットを経由して瞬時にプログラムの更新が可能なため、
電源を切って筐体を開けること無く、その為の道具も時
間も必要としない。また、マスクＲＯＭのように基板ご
と交換する必要もないので、その為の道具も時間も必要
せず、ＰＲＯＭのように交換のために注意を払い、誤っ
て足を曲げてしまったり上下逆に取り付けてＰＲＯＭま
たは基板を破損してしまうという問題も生じない。
【００３７】またプログラムの更新作業そのものは、新
しいプログラムを接続先のサーバーコンピュータより読
み込んでいる時間と、その後の再起動している時間だけ
で殆どの作業が完了するために、長時間にわたって客先
の生産を止めてしまうといった事もない。
しいプログラムを接続先のサーバーコンピュータより読
み込んでいる時間と、その後の再起動している時間だけ
で殆どの作業が完了するために、長時間にわたって客先
の生産を止めてしまうといった事もない。
【図１】本発明の一実施形態に係るプログラム配信可能
な組合せ秤システムのブロック構成図である。
な組合せ秤システムのブロック構成図である。
【図２】本発明の他の実施形態に係る組合せ秤システム
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図３】本発明の更なる実施形態に係る組合せ秤システ
ムのブロック構成である。
ムのブロック構成である。
【図４】制御プログラムの入れ替えを行う場合に実行さ
れる処理のフローチャートを示す図である。
れる処理のフローチャートを示す図である。
【図５】本実施形態に於ける電源投入時の初期起動動作
のフローチャートを示す図である。
のフローチャートを示す図である。
【図６】制御プログラムをもとの状態に戻す場合のフロ
ーチャートを示す図である。
ーチャートを示す図である。
【図７】本実施形態の組合せ秤システムの主メモリ及び
フラッシュメモリに於ける各記憶領域を示す図である。
フラッシュメモリに於ける各記憶領域を示す図である。
【図８】本発明の一実施形態に係る図３の組合せ秤を複
数接続して一つのシステムとして構成したプログラム配
信可能な組合せ秤システムのブロック構成図である。
数接続して一つのシステムとして構成したプログラム配
信可能な組合せ秤システムのブロック構成図である。
【符号の説明】 １1〜１n ユニット制御部 ２1〜２n ＣＰＵ ３1〜３n 主メモリ ４1〜４n フラッシュメモリ １１1〜１１n 秤ユニット １１ 秤本体 １２ 秤制御部 １３ 主メモリ １４ フラッシュメモリ １６ 表示装置 １７ キー入力装置 １５ 通信装置 １９ インターネット １８ サーバーコンピュータ ２０ 高速通信機構 ２１ ＣＰＵ ２２ 制御プログラム領域 ２３ 制御プログラム退避領域 ２４ 一時記憶領域 ２５ 実行プログラム領域 ２６ データ領域 ６１ プロキシサーバ ６２ 制御用コンピュータ ６０ ローカルエリアネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B076 BB06 5B089 GA11 GA35 HA02 HA03 HA06 HA10 HB02 JA34 JB07 KA13 KB09 5K033 BA08 CB08 DA01
Claims (16)
- 【請求項１】 組合せ秤を構成する複数の秤ユニットを
有する秤本体と、 所定の制御プログラムを通信媒体を介して受信する通信
装置と、 前記制御プログラムに基づいて前記秤本体の運転を制御
する秤制御部と、 を備えていることを特徴とするプログラム配信可能な組
合せ秤。 - 【請求項２】 前記通信媒体は、ローカルエリアネット
ワーク、ワイドエリアネットワーク、公衆回線、インタ
ーネット、付加価値通信網、商用ネットワーク及びこれ
らの組合せからなる群から選択されるものを含んでいる
ことを特徴とする請求項１記載のプログラム配信可能な
組合せ。 - 【請求項３】 前記通信装置は、モデム、ターミナルア
ダプタ及びルータからなる群から選択される装置を有し
ている請求項１又は２に記載のプログラム配信可能な組
合せ秤。 - 【請求項４】 前記通信媒体を介して受信した前記制御
プログラムを格納するための一時記憶手段を更に備えて
いることを特徴とする請求項１乃至３の何れかに記載の
プログラム配信可能な組合せ秤。 - 【請求項５】 前記秤制御部で実行される前記制御プロ
グラムを格納する制御プログラム記憶手段と、該制御プ
ログラム記憶手段に格納されている制御プログラムを退
避させる制御プログラム退避手段とを更に有しているこ
とを特徴とする請求項４記載のプログラム配信可能な組
合せ秤。 - 【請求項６】 前記制御プログラム退避手段に退避した
制御プログラムを、前記制御プログラム記憶手段に復帰
させる制御プログラム復帰手段を更に有していることを
特徴とする請求項５記載のプログラム配信可能な組合せ
秤。 - 【請求項７】 前記通信装置は、ＴＣＰ／ＩＰ、ＩＰＸ
／ＳＰＸ、ＮｅｔＢＥＵＩ、ＮｅｔＢＩＯＳ及びＡｐｐ
ｌｅＴａｌｋから選択されるプロトコルを使用して前記
制御プログラムの受信を行うことを特徴とする請求項１
乃至６の何れかに記載のプログラム配信可能な組合せ
秤。 - 【請求項８】 前記複数の秤ユニットのそれぞれにはユ
ニット制御部が設けられ、前記通信装置に於いて受信さ
れた前記制御プログラムは前記秤ユニットの制御を行う
ユニット制御プログラムを含み、前記秤制御部は、前記
通信装置に於いて受信された前記ユニット制御プログラ
ムを前記各ユニット制御部に配信することを特徴とする
請求項１乃至７の何れかに記載のプログラム配信可能な
組合せ秤。 - 【請求項９】 組合せ秤を構成する複数の秤ユニットを
有する秤本体、所定の制御プログラムを通信媒体を介し
て受信する通信装置及び前記制御プログラムに基づいて
前記秤本体の運転を制御する秤制御部を備えた組合せ秤
と、 前記通信装置との通信を行う中央通信装置を有し前記制
御プログラムの配信を行うサーバーコンピュータと、 前記通信装置と前記中央通信装置との間の通信を行うた
めの通信媒体と、 を備えたことを特徴とする組合せ秤システム。 - 【請求項１０】 前記通信媒体は、ローカルエリアネッ
トワーク、ワイドエリアネットワーク、公衆回線、イン
ターネット、付加価値通信網、商用ネットワーク及びこ
れらの組合せからなる群から選択されるものを含んでい
ることを特徴とする請求項９記載の組合せ秤システム。 - 【請求項１１】 前記組合せ秤に於ける前記通信装置
は、モデム、ターミナルアダプタ及びルータからなる群
から選択される装置を有している請求項９又は１０に記
載の組合せ秤システム。 - 【請求項１２】 前記組合せ秤は、前記通信媒体を介し
て受信した前記制御プログラムを格納するための一時記
憶手段を更に備えたことを特徴とする請求項９乃至１１
の何れかに記載の組合せ秤システム。 - 【請求項１３】 前記組合せ秤は、前記秤制御部で実行
される前記制御プログラムを格納する制御プログラム記
憶手段と、該制御プログラム記憶手段に格納されている
制御プログラムを退避させる制御プログラム退避手段と
を有していることを特徴とする請求項１２記載の組合せ
秤システム。 - 【請求項１４】 前記制御プログラム退避手段に退避し
た制御プログラムを、前記制御プログラム記憶手段に復
帰させる制御プログラム復帰手段を更に有していること
を特徴とする請求項１３記載のプログラム配信可能な組
合せ秤システム。 - 【請求項１５】 前記通信装置は、ＴＣＰ／ＩＰ、ＩＰ
Ｘ／ＳＰＸ、ＮｅｔＢＥＵＩ、ＮｅｔＢＩＯＳ及びＡｐ
ｐｌｅＴａｌｋから選択されるプロトコルを使用して前
記制御プログラムの受信を行うことを特徴とする請求項
９乃至１４の何れかに記載の組合せ秤システム。 - 【請求項１６】 前記複数の秤ユニットのそれぞれの制
御を行うユニット制御部が設けられるとともに、前記通
信装置に於いて受信された前記制御プログラムは前記秤
ユニットの制御を行うユニット制御プログラムを含み、
前記秤制御部は、前記通信装置に於いて受信された制御
プログラムに含まれる前記ユニット制御プログラムを前
記各ユニット制御部に配信することを特徴とする請求項
９乃至１５の何れかに記載の組合せ秤システム。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000051356A JP2001243074A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | プログラム配信可能な組合せ秤及びプログラム配信可能な組合せ秤システム |
| TW090103474A TW463034B (en) | 2000-02-28 | 2001-02-15 | Combined weighing device and system using replaceable control program |
| CN01800343A CN1363062A (zh) | 2000-02-28 | 2001-02-23 | 程序可分配的组合称重装置和系统 |
| EP01906239A EP1298523A4 (en) | 2000-02-28 | 2001-02-23 | COMBINED WEIGHING DEVICE AND SYSTEM USING A REPLACED CONTROL PROGRAM |
| PCT/JP2001/001338 WO2001063407A1 (fr) | 2000-02-28 | 2001-02-23 | Dispositif et systeme combines de pesage utilisant un programme de commande remplaçable |
| CA002370908A CA2370908A1 (en) | 2000-02-28 | 2001-02-23 | Combined weighing device and system using replaceable control program |
| US10/031,561 US20020124073A1 (en) | 2000-02-28 | 2001-02-23 | Combined weighing device and system using replaceable control program |
| AU34143/01A AU764429B2 (en) | 2000-02-28 | 2001-02-23 | Combined weighing device and system using replaceable control program |
| KR1020017012928A KR20020007364A (ko) | 2000-02-28 | 2001-02-23 | 프로그램 배분이 가능한 조합형 저울 장치 및 프로그램배분이 가능한 조합형 저울 시스템 |
| HK02107104.6A HK1045742A1 (zh) | 2000-02-28 | 2002-09-26 | 程序可分配的組合稱重裝置和系統 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000051356A JP2001243074A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | プログラム配信可能な組合せ秤及びプログラム配信可能な組合せ秤システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001243074A true JP2001243074A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18573018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000051356A Pending JP2001243074A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | プログラム配信可能な組合せ秤及びプログラム配信可能な組合せ秤システム |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020124073A1 (ja) |
| EP (1) | EP1298523A4 (ja) |
| JP (1) | JP2001243074A (ja) |
| KR (1) | KR20020007364A (ja) |
| CN (1) | CN1363062A (ja) |
| AU (1) | AU764429B2 (ja) |
| CA (1) | CA2370908A1 (ja) |
| HK (1) | HK1045742A1 (ja) |
| TW (1) | TW463034B (ja) |
| WO (1) | WO2001063407A1 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007276867A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-10-25 | Yamato Scale Co Ltd | 生産ラインの保守方法、保守装置、および保守支援プログラム |
| JP2007309669A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Yamato Scale Co Ltd | 計量装置 |
| JP2008186294A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Toshiba Corp | ソフトウェア更新装置及びソフトウェア更新システム |
| JP2011043481A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Yamato Scale Co Ltd | 組合せ秤及び計量システム |
| WO2017122636A1 (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 株式会社イシダ | 組合せ計量装置用の制御装置、組合せ計量装置及び組合せ計量装置システム |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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