JP2007309669A - 計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットを複数備える計量装置の保守作業効率向上。
【解決手段】それぞれ第1の演算部と第1の記憶部を備え第1の記憶部が記憶する制御ソフトウェアに基づいて第1の演算部により制御される複数のユニットと、出力装置とを備え、第1の演算部のいずれか一つまたは別個に設けられた演算部を第2の演算部、第1の記憶部のいずれか一つまたは別個に設けられた記憶部を第2の記憶部とし、第2の記憶部がバージョン適合性情報を記憶し、第2の演算部が前記ユニットのそれぞれについて制御ソフトウェアのバージョン情報を取得し、バージョン適合性情報と取得されたバージョン情報とに基づいて、ユニットまたは制御ソフトウェアにつき、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、適合性の有無が不明であるか否か、の少なくともいずれか一つを判定し、判定結果を出力装置により出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、計量装置およびその保守方法に関する。より詳しくは、それぞれ別個の制御ソフトウェアにより制御される複数のユニットを有する計量装置およびその保守方法に関する。
従来から、組合せ秤など、産業用に用いられる高速、高精度の計量装置が知られている。組合せ秤は、複数の計量ユニットを備え、該計量ユニットで個別に計量された被計量物を組合せることで、目標重量の被計量物を排出する。各計量ユニットを含む各ユニットは、通常、CPUを備えた1個の中央制御装置により制御される。
ユニットの数が多くなると、中央制御装置への負荷が増大し、処理能力が不足する場合がある。かかる場合には、計量装置内部に複数の制御装置を配設し、各制御装置で処理を分業させる構成、すなわち分散制御、が取られる。さらに負荷が増えたり、高速の処理が必要とされる場合には、各ユニットに制御装置が配設される。この場合、一般に、各計量ユニットの制御装置を統合して制御する、中央制御ユニットが別途設けられる。各ユニットの制御装置と、中央制御ユニットとは、何らかの通信回線を介して通信可能に接続される。
分散制御を利用した計量装置としては、特許文献1に開示された計量システムがある。この計量システムでは、各計量機ユニットと計量制御ユニットとがLANケーブルにより通信可能に接続される。かかる構成により、制御情報に対する即応性が高く、容易にハードウェアの追加、変更などを行うことができるシステムを提供することができる。
実公平10−115544号公報
上記従来の構成において、各ユニットには、制御装置と、記憶装置とが備えられ、該制御装置は該記憶装置に記録された制御ソフトウェアに基づいて動作する。かかる構成において、ユニットが故障して新しいユニットに入れ替えられた場合、交換されたユニットと、交換されていない古いユニットとの間で動作上の矛盾が生じる場合がある。このような不具合は、ユニットの記録されている制御ソフトウェア間に適合性が無い場合や、そもそも新しいユニットと古いユニットとの間に適合性が無い場合などに生じる。ユニットそのものは交換せず、ユニットの制御ソフトウェアだけをバージョンアップした場合にも、同様の問題が発生しうる。
かかる不具合を軽減するために、新しいユニットを設計したり、旧式のユニットを改良する際には、従来のユニットが行っていた処理を全く同様に行うことができるように、すなわち上位互換となるように、開発や改良が行われるのが原則である。しかしながら、ユニットのハードウェアあるいはソフトウェアの機能として新しい要素が追加され、これに伴って外部との通信内容などが変更を余儀なくされることがある。このような場合、新式のユニットが旧式のユニットと必ずしも完全な互換性を備えることができなくなる。そして、計量装置の一部を新式のユニットで置き換えると、既存のユニットとの間で動作上の矛盾が生じ、正常動作が不可能になる。
多くの計量装置は、複数のコンピュータを備える複雑なシステムになっている。このため、計量装置の保守作業においては、ユニットの入れ替えや、制御ソフトウェアの入れ替え、部品の入れ替えが同時並行的に行われる場合も多い。保守作業後に発生する不具合の原因としては、1)新しく導入されたユニットやその制御ソフトウェアと他のユニットあるいはその制御ソフトウェアとの間に適合性が無いこと、2)交換した部品やユニットに初期不良があったこと、3)ユニットの設定項目の間に矛盾があること、など、様々なものが存在しうる。多様な要素をひとつひとつ検討し、発生した不具合の原因を突き止めるには、多大な労力と時間を必要とするという問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、保守作業の効率を向上させる計量装置およびその保守方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の計量装置は、それぞれ第1の演算部と第1の記憶部を備え前記第1の記憶部が記憶する制御ソフトウェアに基づいて前記第1の演算部により制御されて被計量物の計量または該計量に関連する処理を行う複数のユニットと、前記第1の演算部のいずれか一つ、または別個に設けられた演算部からなる第2の演算部と、前記第1の記憶部のいずれか一つ、または別個に設けられた記憶部からなる第2の記憶部と、出力装置とを備え、前記第2の記憶部がバージョン適合性情報を記憶し、前記第2の演算部が、それぞれの前記ユニットに記憶されている前記制御ソフトウェアのバージョン情報と、前記バージョン適合性情報と、前記取得されたバージョン情報とに基づいて、前記制御ソフトウェアにつき、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、適合性の有無が不明であるか否か、の少なくともいずれか一つを判定し、前記判定の結果を前記出力装置により出力する。
かかる構成では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアについて、その適合性の有無を作業者が容易に知ることができる。よって、保守作業の効率を向上させることができる。
上記計量装置において、前記判定は、前記制御ソフトウェアにつき、少なくとも適合性が無いか否かを判定するものであって、前記判定において適合性が無いと判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアに適合性が無い旨を出力してもよい。
かかる構成では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアについて、適合性が無い場合に、作業者が容易にこれを知ることができ、適合性が無いユニットについて保守作業を集中的に行なうことができる。よって、保守作業の効率を向上させることができる。
上記計量装置において、前記判定は、前記制御ソフトウェアから2つを取出す組合せについて、少なくとも適合性が無いか否かを判定するものであってもよい。
かかる構成では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアの対ごとに適合性を判定し、適合性が無い場合に、作業者が容易にこれを知ることができる。対ごとに適合性を判定することで演算が簡略化できる。
上記計量装置において、前記バージョン適合性情報は、前記ユニットから2つを取出す組合せについて、前記制御ソフトウェアにつき、少なくとも適合性が無いか否かについての情報を備えてもよい。
かかる構成では、バージョン適合性情報として、計量装置に含まれる対のそれぞれについて適合性に関する情報を保有するため、極めて簡易に判定および演算を行うことができる。
上記計量装置は、前記判定において、適合性が無いと判定された前記ユニットまたは前記制御ソフトウェアの組合せを、前記出力装置により出力してもよい。
かかる構成では、作業者が適合性の無いユニットの組合せを容易に知ることができる。保守が必要なユニットが特定され、保守作業の効率が向上する。
上記計量装置は、前記判定において、さらに、前記制御ソフトウェアのバージョン情報を、前記出力装置により出力してもよい。
かかる構成では、作業者が各ユニットの制御ソフトウェアのバージョンを容易に知ることができる。予定していないバージョンの制御ソフトウェアが表示されれば、作業ミスやユニットの取り違えなどが生じていることが容易に認識でき、保守作業の効率が向上する。
上記計量装置において、前記判定は、前記制御ソフトウェアについて、少なくとも適合性の有無が不明であるか否かを判定するものであって、前記判定において適合性の有無が不明であると判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアの適合性の有無が不明である旨を出力してもよい。
かかる構成では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアについて、適合性が不明である場合に、作業者が容易にこれを知ることができ、適合性が不明であるユニットについて保守作業を集中的に行なうことができる。よって、保守作業の効率を向上させることができる。
上記計量装置において、前記判定は、前記制御ソフトウェアから2つを取出す組合せについて、少なくとも適合性の有無が不明であるか否かを判定するものであってもよい。
かかる構成では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアの対ごとに適合性を判定し、適合性が不明である場合に、作業者が容易にこれを知ることができる。対ごとに適合性を判定することで演算が簡略化できる。
上記計量装置において、前記バージョン適合性情報は、前記ユニットから2つを取出す組合せについて、前記制御ソフトウェアにつき、少なくとも適合性の有無が不明であるか否かについての情報を備えてもよい。
かかる構成では、バージョン適合性情報として、計量装置に含まれる対のそれぞれについて適合性に関する情報を保有するため、極めて簡易に判定および演算を行うことができる。
上記計量装置は、前記判定において、適合性の有無が不明であると判定された前記ユニットまたは前記制御ソフトウェアの組合せを、前記出力装置により出力してもよい。
かかる構成では、作業者が適合性の不明であるユニットの組合せを容易に知ることができる。保守が必要なユニットが特定され、保守作業の効率が向上する。
上記計量装置は、前記判定において、さらに、前記制御ソフトウェアのバージョン情報を、前記出力装置により出力してもよい。
かかる構成では、作業者が各ユニットの制御ソフトウェアのバージョンを容易に知ることができる。予定していないバージョンの制御ソフトウェアが表示されれば、作業ミスやユニットの取り違えなどが生じていることが容易に認識でき、保守作業の効率が向上する。
上記計量装置において、前記判定は、前記制御ソフトウェアについて、少なくとも適合性が有るか否かを判定するものであって、前記判定において適合性が有ると判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアに適合性が有る旨を出力してもよい。
かかる構成では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアについて、適合性が有る場合に、作業者が容易にこれを知ることができ、適合性が有るユニットについて制御ソフトウェアに関連した保守作業が不要であると判断できる。よって、保守作業の効率を向上させることができる。
上記計量装置において、前記判定は、前記制御ソフトウェアについて、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、および、適合性の有無が不明であるか否か、を判定するものであって、前記判定において適合性が有ると判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアに適合性が有る旨を出力し、前記判定において適合性が無いと判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアに適合性が無い旨を出力し、前記判定において適合性の有無が不明であると判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアの適合性の有無が不明である旨を出力してもよい。
かかる構成では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアについて、適合性が有る場合、無い場合、不明である場合に、作業者がそれぞれに場合を容易に知ることができる。どのユニットについて保守作業が必要かを極めて容易に判断できる。よって、保守作業の効率を向上させることができる。
上記計量装置において、前記判定は、前記制御ソフトウェアから2つを取出す組合せについて、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、および、適合性の有無が不明であるか否か、を判定するものであってもよい。
かかる構成では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアの対ごとに適合性を判定し、適合性が有るか否か、無いか否か、不明であるか否かについて、作業者が容易にこれを知ることができる。対ごとに適合性を判定することで演算が簡略化できる。
上記計量装置において、前記バージョン適合性情報は、前記ユニットから2つを取出す組合せについて、前記制御ソフトウェアにつき、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、および、適合性の有無が不明であるか否か、についての情報を備えてもよい。
かかる構成では、バージョン適合性情報として、計量装置に含まれる対のそれぞれについて適合性に関する情報を保有するため、極めて簡易に判定および演算を行うことができる。
上記計量装置は、前記判定において、適合性が無いと判定された前記制御ソフトウェアの組合せおよび適合性の有無が不明であると判定された前記制御ソフトウェアの組合せを、前記出力装置により出力してもよい。
かかる構成では、作業者が適合性の不明であるユニットの組合せを容易に知ることができる。保守が必要なユニットが特定され、保守作業の効率が向上する。
上記計量装置は、前記判定において、さらに、前記制御ソフトウェアのバージョン情報を、前記出力装置により出力してもよい。
かかる構成では、作業者が各ユニットの制御ソフトウェアのバージョンを容易に知ることができる。予定していないバージョンの制御ソフトウェアが表示されれば、作業ミスやユニットの取り違えなどが生じていることが容易に認識でき、保守作業の効率が向上する。
さらに入力装置を備え、前記第2の演算部は、前記入力装置からの入力に基づいて、前記バージョン適合性情報を更新してもよい。
かかる構成では、作業者がバージョン適合性情報を常に更新できる。よって、最新のユニットに交換した場合でも、制御ソフトウェアの適合性について判定を行うことができ、保守作業の効率が向上する。
上記計量装置において、さらにインターネットに接続される通信装置を備え、前記第2の演算部は、前記通信装置からの入力に基づいて、前記バージョン適合性情報を更新する。
かかる構成では、作業者が特段の作業を行なわなくても、バージョン適合性情報がインターネット経由で常に更新される。よって、さらに保守作業の効率が向上する。
上記計量装置において、バージョン適合性情報が前記ユニットに記憶されており、前記ユニットを交換することにより、前記第2の演算部が、前記ユニットに記憶されているバージョン適合性情報に基づいて、前記第2の記憶部が記憶するバージョン適合性情報を更新してもよい。
かかる構成では、ユニット交換時にバージョン適合性情報が更新される。交換用のユニットに最新のバージョン適合性情報を記憶させておくことで、新しいユニットへ交換した場合に、最新の情報に基づいて制御ソフトウェアの適合性を判定できる。
また、本発明にかかる計量装置の保守方法は、上記計量装置の保守方法であって、制御ソフトウェアの適合性の有無が不明である旨が出力された場合には、その組合せにつき試運転を行い、前記試運転の結果に基づいて新たなバージョン適合性情報を作成する。
かかる構成では、制御ソフトウェアの適合性の有無が不明である組合せについて試運転を行い、適合性の有無を確認することで、バージョン適合性情報に新しい情報を追加することができる。よって、保守作業の効率を持続的に向上できる。
本発明は、上記のような構成を有し、以下のような効果を奏する。すなわち、保守作業の効率を向上させる計量装置およびその保守方法を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
[構成および計量動作の概略]
本実施形態では、計量装置として組合せ秤が例示される。図1は、本実施形態の組合せ秤の概略構成の一例を示すブロック図である。以下、図1を参照しつつ、組合せ秤100の構成および計量動作の概略について説明する。
図1に示すように、組合せ秤100は、概略として、複数の計量ユニット110と、I/Oユニット130と、中央制御ユニット150とを備えている。
計量ユニット110においては、演算部111(CPUなど:第1の演算部)が、記憶部112(例えば、RAMやROMなどの内部メモリ:第1の記憶部)に記憶されている計量ユニット制御ソフトウェア113に基づいて、計量ユニット110の各部を制御する。すなわち、演算部111は、搬送装置制御回路部120に制御信号を送り、搬送装置121(例えば直進フィーダなど)を駆動して、被計量物を計量ユニット110の供給ホッパ(図示せず)に貯留する。演算部111はさらに該供給ホッパのゲートを開閉制御し、計量ホッパ(図示せず)へと被計量物を供給する。計量ホッパへ供給された被計量物の重量(計量値)は、計量センサ119(例えば、ロードセルなど)により検出される。計量センサ119はアナログの検出信号を出力し、該信号がA/D変換器部118によりデジタル信号へと変換されて、演算部111に送られる。演算部111は、A/D変換器部118から受け取ったデジタル信号を重量値に変換して、通信インターフェース部122と通信回線190(LAN回線など)を介して、中央制御ユニット150へと出力する。また、演算部111は、通信回線190と通信インターフェース部122を介して、中央制御ユニット150からゲートの開閉指令信号を受け取る。該信号に基づいて、演算部111は、駆動装置制御回路部114と、ホッパゲート駆動装置115(例えば、ステッピングモータなど)とを介して、計量ユニット110が備える供給ホッパのゲートを駆動し、駆動装置制御回路部116と、ホッパゲート駆動装置117(例えば、ステッピングモータなど)とを介して、計量ユニット110が備える計量ホッパのゲートを駆動する。計量ユニット110は、組合せ秤100の連数に応じて複数存在するが、いずれの計量ユニット110においても同様に制御される。計量駆動部123は、演算部111、記憶部112、通信インターフェース部122、駆動装置制御回路部114、116、A/D変換器部118、搬送装置制御回路部120を備える基板である。計量ユニット110の保守作業は、ホッパゲート駆動装置115、117や計量センサ119、計量駆動部123などを交換することで行うことも可能であるが、ユーザ側でのメンテナンスにおいては、計量ユニット110全体を予備のユニットと交換することで行うのが簡便である。
I/Oユニット130においては、演算部131(CPUなど:第1の演算部)が、記憶部132(例えば、RAMやROMなどの内部メモリ:第1の記憶部)に記憶されているI/Oユニット制御ソフトウェア133に基づいて、I/Oユニット130を制御する。すなわち、演算部131が、通信インターフェース部134を介して、外部装置(図示せず)と中央制御ユニット150との間の通信を仲介する。
中央制御ユニット150においては、演算部151(CPUなど:第1の演算部、第2の演算部)が、記憶部152(例えば、RAMやROMなどの内部メモリ:第1の記憶部、第2の記憶部)に記憶されている中央制御ユニット制御ソフトウェア153に基づいて、組合せ秤100の各部を制御する。すなわち、演算部151は、通信インターフェース部156および通信回線190を介して、I/Oユニット130および計量ユニット110に通信可能に接続されている。演算部151は、それぞれの計量ユニット110の演算部111を介して、搬送装置121を制御して、被計量物の供給を行う。また、演算部151は、それぞれの計量ユニット110の演算部111から計量値を受け取り、組合せ演算を行って、最適組合せ(例えば、組合せ目標重量よりも大きく、かつ最も組合せ目標重量に近い組合せ)を決定する。その後、演算部151は、最適組合せに参加する計量ユニット110にゲートの開信号を送り、計量ホッパから被計量物を排出させる。排出のタイミングは、I/Oユニット130を介して外部装置(包装機など)から受け取る同期信号などに基づいて決定される。記憶部152には、適合性判定プログラム154およびバージョン適合性情報155も記録されている。中央制御ユニット150は、入出力部157(タッチパネルなど)と、インターネット通信部158(第2の通信部)も備えている。後述するように、入出力部157からの入力に基づいて、もしくはインターネット通信部158とインターネット回線160とを介して通信可能に接続された外部のコンピュータ(図示せず)の指令に基づいて、バージョン適合性情報155などが更新される。
各ユニットの制御ソフトウェアのバージョン情報は、制御ソフトウェア自体のファイルに含まれている。バージョン情報は、独立したファイルとして保存されていてもよい。
[バージョン適合性の判定]
次に、本実施形態の組合せ秤100の特徴である、バージョン適合性の判定動作について説明する。本実施形態では、中央制御ユニット150がバージョン適合性の判定を行う。すなわち、中央制御ユニット150の演算部151は、通信インターフェース部156を介して、それぞれの計量ユニット110から計量ユニット制御ソフトウェア113のバージョン情報を、I/Oユニット130からI/Oユニット制御ソフトウェア133のバージョン情報を受け取り、記憶部152に記憶させる。演算部151が各ユニットに記憶されている制御ソフトウェアをスキャンしてバージョンを特定することで、バージョン情報が取得されてもよい。演算部151は、記憶部152に記憶されている、各ユニットから受け取った制御ソフトウェアのバージョン情報と、中央制御ユニット制御ソフトウェア153のバージョン情報と、バージョン適合性情報155と、適合性判定プログラム154とに基づいて、各ユニットの制御ソフトウェアの適合性の有無を判定する。
[適合性を判定する原理]
以下、バージョン適合性情報155に基づく適合性判定の方法について詳細に説明する。本実施形態において、バージョン適合性情報155は、各ユニットの対ごとに作成されたマトリクスからなる。各マトリクスは、各ユニットの制御ソフトウェアのバージョン毎に行または列が形成されている。図2は、中央制御ユニットと計量ユニットの制御ソフトウェアのバージョン適合性情報を構成するマトリクスの一例を示す図である。図3は、計量ユニットとI/Oユニットの制御ソフトウェアのバージョン適合性情報を構成するマトリクスの一例を示す図である。図4は、中央制御ユニットとI/Oユニットの制御ソフトウェアのバージョン適合性情報を構成するマトリクスの一例を示す図である。なお、バージョン適合性情報155は図2乃至図4に示すマトリクスに限られず、組合せ秤100に他のユニットが含まれる場合には、それらを含む対についてもマトリクスが形成されている。以下では、簡略化のため中央制御ユニット、計量ユニット、I/Oユニットの3つの適合性について説明するが、他のユニットを含む対についても同様の原理が適用できる。
図に示すように、本実施形態では、制御ソフトウェアのバージョン情報は、ユニットの型式番号および制御ソフトウェアのバージョン番号からなる。バージョン情報の内容は任意であるが、各ユニットの型式および該型式に用いられる制御ソフトウェアのバージョンの個々につき重複しないように割り振られているのが好ましい。バージョン適合性情報155で使用されるバージョン情報は、必ずしも品番や型名などと同じである必要はなく、独自の規則で振られたものであってもよい。かかる場合には、各ユニットから送られるバージョン情報が、バージョン適合性情報155に適合するように変換して使用される。本実施形態では、型式番号がユニットの種類(中央制御ユニットはC、計量ユニットはW,I/OユニットはI)と、型式(A、B、C、・・・)の2文字からなるものとする。バージョン番号の振り方は任意であるが、一般的には、小数点第2位までの数字(例えば1.31など)で表され、1の位は大きなバージョンアップを示し、0.1の位は小さなバージョンアップを示し、0.01の位は制御ソフトウェアのバグ修正など極小さなバージョンアップを示す。
図2乃至図4に示す例では、中央制御ユニット150の型式にはKとLの2種類があり、中央制御ユニット制御ソフトウェア153には、型式K用のCK1.02、CK2.23、CK3.21と、型式L用のCL1.50、CL2.03とで、合計5つのバージョンがある。計量ユニット110の型式にはAとBの2種類があり、計量ユニット制御ソフトウェア113には、型式A用のWA1.21、WA1.43と、型式B用のWB2.01、WB2.43とで、合計4つのバージョンがある。I/Oユニット130の型式はFのみであり、I/Oユニット制御ソフトウェア133には型式F用のIF2.02、IF2.21、IF3.40の3つのバージョンがある。なお、行と列の数は、対象とするユニットや制御ソフトウェアの種類に応じて任意に設定されうる。制御ソフトウェアのバージョンは非常に多く、必ずしも全てのバージョンが網羅される必要はない。しかし、一般に流通している主要なバージョンは含まれていることが好ましい。
各マトリクスのセルには、行と列で特定されるそれぞれのバージョンの対について、適合性が確認されているか否かの情報が記録されている。図において、○は適合性が有ることが確認されていることを示し、×は適合性が無いことが確認されていることを示し、空欄は適合性の有無が不明であることを示す。例えば、中央制御ユニット制御ソフトウェア153のバージョンCK2.23と計量ユニット制御ソフトウェア113のバージョンWA1.21に対応するセルには○が入っており、該2つの制御ソフトウェアの間には適合性が有ることが分かる。
演算部151は、図2乃至図4に示すようなバージョン適合性情報155に基づいて、組合せ秤100を構成するユニットの各対につき制御ソフトウェアの適合性の有無を判定する。
まず、中央制御ユニット制御ソフトウェア153のバージョン情報がCL1.50であり、全ての計量ユニットについて、計量ユニット制御ソフトウェア113のバージョン情報がWB2.01であり、I/Oユニット制御ソフトウェア133のバージョン情報がIF2.21である場合を考える(以下、ケース1)。図2に示すマトリクスよれば、CL1.50とWB2.01の対について、適合性が有る(○)ことが分かる。図3に示すマトリクスよれば、IF2.21とWB2.01の対については、適合性が有る(○)ことが分かる。図4に示すマトリクスよれば、CL1.50とIF2.21の対については、適合性が有る(○)ことが分かる。したがって、中央制御ユニット150と計量ユニット110とI/Oユニット130の全ての対について適合性が有ることが分かる。
次に、中央制御ユニット制御ソフトウェア153のバージョン情報がCK3.21であり、全ての計量ユニットについて、計量ユニット制御ソフトウェア113のバージョン情報がWB2.01であり、I/Oユニット制御ソフトウェア133のバージョン情報がIF2.02である場合を考える(以下、ケース2)。図2に示すマトリクスよれば、CK3.21とWB2.01の対については、適合性が無い(×)ことが分かる。図3に示すマトリクスよれば、IF2.02とWB2.01の対については、適合性が有る(○)ことが分かる。図4に示すマトリクスよれば、CK3.21とIF2.02の対については、適合性が有る(○)ことが分かる。したがって、適合性の無い対が存在することが分かる。また、どの対に適合性が無いかを知ることができる。
最後に、ケース1において、複数ある計量ユニット110のうち2番目の計量ユニット110を交換して異なる計量ユニット110を取り付けた場合を考える。このとき、2番目の計量ユニット110の制御ソフトウェアはケース1と異なるものの、他のユニットについては同じになる。例えば、ケース1の状態の組合せ秤において、2番目の計量ユニットを交換し、計量ユニット制御ソフトウェア113のバージョンがWB2.43となった場合を考える(ケース3)。図2に示すマトリクスよれば、CL1.50とWB2.43の対については、適合性の有無が不明である(空欄)ことが分かる。また、図3に示すマトリクスよれば、IF2.21とWB2.43の対については、適合性が無い(×)ことが分かる。なお、ケース1で見たように、中央制御ユニット150(CL1.50)とI/O制御ユニット(IF2.21)との間は、制御ソフトウェアのバージョンに変化はなく、適合性は確保されている。かかるケースでは、図2ないし図4のマトリクスに基づき、2番目の計量ユニット110と中央制御ユニット150との間の適合性の有無が不明となったことが分かる。また、2番目の計量ユニット110とI/Oユニット130との間に適合性が無くなったことが分かる。また、2番目の計量ユニット110のバージョンを、WB2.01に戻すことで、全ての対について適合性を確保できることが分かる。あるいは、2番目の計量ユニット110の制御ソフトウェア(WB2.43)および他の計量ユニット110の制御ソフトウェア(WB2.01)のいずれについても、CL2.03およびIF3.40と適合性が有る。よって、中央制御ユニット150およびI/Oユニット130の制御ソフトウェアのバージョンを、それぞれCL2.03およびIF3.40に上げれば各ユニット間の整合性を確保できることも分かる。
なお、本実施形態において、計量ユニット110は複数備えられているため、それぞれの計量ユニット110について、中央制御ユニットおよびI/Oユニットとの適合性の判定が行われる。必要であれば、計量ユニット110同士についても適合性の判定が行われる。この場合、計量ユニット制御ソフトウェア113同士のバージョン適合性情報も用意される。種類が同じユニットについては、同じマトリクスを共通に用いてもよい。
なお、「制御ソフトウェアの適合性」とは、組合せ秤を構成するユニット同士(ハードウェア同士)、および各ユニットの制御ソフトウェア同士の適合性を含む。
[動作および方法]
図5は、本実施形態の組合せ秤の中央制御ユニットが実行する適合性判定プログラムの一例を示すフローチャートである。適合性判定プログラム154は、作業者が入出力部157を操作することにより実行が開始される。
演算部151は、適合性判定プログラム154が実行されると(スタート)、まず自己および相手の通信インターフェース部などを介して、それぞれの計量ユニット110から計量ユニット制御ソフトウェア113のバージョン情報を、I/Oユニット130からI/Oユニット制御ソフトウェア133のバージョン情報を取得し、記憶部152に記憶させる(ステップS101)。この場合、演算部151は、各ユニットの演算部111、131に指示して、これらからバージョン適合性情報を送信してもらう。
次に、演算部151は、ステップS101で取得したバージョン情報と、記憶部152に記憶されている、中央制御ユニット制御ソフトウェア153のバージョン情報およびバージョン適合性情報155とに基づいて、組合せ秤100に含まれているユニットの全ての対につき、適合性の有無の判定を行う。
例えば、上述のケース1では、それぞれの対について適合性が有ることが、バージョン適合性情報155から判定できる。この場合、ステップS102の判定はYESとなる。ステップS102でYESと判定されると、組合せ秤100を構成する現在のユニットでは制御ソフトウェアの適合性が確認されている旨が入出力部157に出力され(ステップS103)、適合性判定プログラムは終了する(エンド)。
一方、上述のケース2では、適合性の無い対が存在することが、バージョン適合性情報155から判定できる。この場合、ステップS102の判定はNOとなる。ステップS102でNOと判定されると、適合性の無いこと(×)が確認されている対があるか否かの判定が行われる(ステップS104)。ケース2では、CK3.21とWB2.01の対について、適合性が無いことが分かるので、ステップS103の判定はYESとなる。
ステップS104でYESと判定されると、適合性の無い対が存在する旨および適合性の無い対(中央制御ユニットと計量ユニットに適合性が無いこと、CK3.21とWB2.01に適合性が無いこと、など)が入出力部157に出力され(ステップS105)、ステップ106に進む。また、ステップS105でNOと判定された場合には、直接ステップS106に進む。
ステップS106では、適合性が不明である対があるか否かの判定が行われる。ケース2では、空欄である対は存在しないため、判定結果はNOとなり、適合性判定プログラムは終了する(エンド)。
一方、ステップS106の判定結果がYESの場合には、適合性の有無が不明である対が存在する旨および適合性の有無が不明である対が入出力部157に出力され(ステップS107)、適合性判定プログラムは終了する(エンド)。例えば、上述のケース3では、適合性の無い対と、適合性の有無が不明である対が存在すると判定される。この場合、ステップS104の判定もステップS106の判定も、YESとなり、ステップS105では適合性の無い対が存在する旨および適合性の無い対(I/Oユニットと2番目の計量ユニットに適合性が無いこと、IF2.21とWB2.43に適合性が無いこと、など)が入出力部157に出力される。さらに、ステップS107では、適合性の有無が不明である対が存在する旨および適合性の有無が不明である対(中央制御ユニットと2番目の計量ユニットについて適合性の有無が不明であること、CL1.50とWB2.43について適合性の有無が不明であること、など)が入出力部157に出力される。
[バージョン適合性情報の更新方法]
本実施形態では、バージョン適合性情報155は、組合せ秤100の製造業者から提供され、出荷時に、記憶部152に記録される。しかし、新しいユニットや制御ソフトウェアが開発される毎にユニットや制御ソフトウェアの組合せが増えるため、バージョン適合性情報155も適宜更新される必要がある。本実施形態では、記憶部152に記憶されているバージョン適合性情報155は、作業者により入出力部157を介して入力され、更新される。
また、本実施形態では、バージョン適合性情報155は、組合せ秤100の製造業者から提供され、インターネット回線160を介して更新されることも可能である。すなわち、製造業者が、インターネット回線160と通信可能に接続されたコンピュータ(図示せず)を介して、バージョン適合性情報を中央制御ユニット150に送信する。中央制御ユニット150は、受け取ったバージョン適合性情報により、記憶部152に記憶されているバージョン適合性情報155を更新する。
図6は、本発明の第1実施形態において、インターネット回線を介した計量装置と製造業者との接続関係を概略的に示す図である。なお、図6では組合せ秤100の各ユニット内部の構造は省略している。
組合せ秤100は、インターネット通信部158(図1参照)を介して、インターネット回線160に通信可能に接続されている。適合性情報データベース171(例えば、市販のインターネットサーバシステム)は、組合せ秤の製造業者170(例えば本社社屋のコンピュータルーム)に配設され、インターネット回線160に通信可能に接続されている。適合性情報データベース171は、組合せ秤の各ユニットの制御ソフトウェアを対象としたバージョン適合性情報175をストックしているデータベースシステムである。バージョン適合性情報175は、製造業者170により随時更新される。
組合せ秤100は、必要に応じて、適合性情報データベース171からバージョン適合性情報175を受け取ることで、組合せ秤100が記憶しているバージョン適合性情報155を更新する。あるいは、適合性情報データベース171が組合せ秤100へとバージョン適合性情報175を送信することにより、バージョン適合性情報155が更新されてもよい。組合せ秤100と適合性情報データベース171との通信方法は、ファイル送信(FTP)や電子メール(e−mail)など、任意のものが使用できる。必ずしも組合せ秤100と適合性情報データベース171とが直接通信しなくてもよい。インターネット回線160と通信可能に接続されたメールサーバのメールボックスファイルなどを介して間接的に通信が行われてもよい。
[バージョン適合性情報の作成]
本実施形態では、バージョン適合性情報155は、組合せ秤100の製造業者により作成される。本実施形態では、ステップS107で適合性の有無が不明である対が存在する旨および適合性の有無が不明である対が出力される。計量装置の保守作業を行なう作業者は、適合性が不明の対があることが判明した段階で、その対を組合せ秤100の製造業者に報告してもよい。製造業者は、自社の開発部でその対について試験運転を行い、適合性の有無を判定することで、得られた結果を組み込んだ新しいバージョン適合性情報を作成する。あるいは、適合性が不明の対があることが判明した後、そのまま作業者に指示して試運転を行い、正常に動くか否かを確認してもよい。正常に動いた場合には適合性が有ることになるため、その旨を組み込んだ新しいバージョン適合性情報を作成する。逆に、正常に動かなかった場合には適合性が無いことになるため、その旨を組み込んだ新しいバージョン適合性情報を作成する。
[特徴および効果]
本実施形態の計量装置(組合せ秤)では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアの適合性が判定され、適合性が無い場合にはその旨が出力される。部品交換などの保守作業が完了した後で適合性のチェックを行えば、制御ソフトウェアの適合性が維持されているか否かを、極めて容易に知ることができる。したがって、保守作業上のトラブルを防止することができる。
例えば、ケース3では、保守作業で交換した2番目の計量ユニットについて、既存の中央制御ユニットとの間の適合性の有無が不明であること、I/Oユニットとの間に適合性が無いことを、作業者が極めて簡単に知ることができる。よって、作業者は、適合性が維持されるように、2番目の計量ユニットを再度交換したり、制御ソフトウェアのバージョンを変更したりすることが可能となる。このように、本実施形態の計量装置では、保守作業を極めて効率よく行うことができる。
また、本実施形態の計量装置では、計量装置の動作不良が発生した場合でも、問題の原因が制御ソフトウェアの適合性にあるのか、その他(ハードウェアの故障など)によるのかを極めて容易に判定できる。よって、計量装置の保守作業効率を向上できる。特に、遠隔地においてユーザが保守作業を行なわざるを得ない場合には、作業者の熟練度が低く、保守作業に困難を伴う場合が多い。しかし、本実施形態によれば、特段の知識がなくても不具合の原因を特定し易くなり、保守作業の効率が飛躍的に向上する。
また、本実施形態の計量装置および計量装置の保守方法では、計量装置に含まれるユニットの制御ソフトウェアについて適合性が不明である対がある場合には、その旨およびその対が出力される。作業者は、適合性の問題で不具合が生じる可能性があるという予測の下で試運転などを行うことができ、作業者の負担を軽減できる。
また、本実施形態の計量装置および計量装置の保守方法では、製造業者が、適合性の不明な対が発生したという情報を得ることが可能となる。こうすると、製造業者は適合性が不明な対(組合せ)についての情報を極めて簡便に収集することができる。また、かかる情報が得られれば、製造業者はその対について試験を行ったり、当該計量装置で試運転を依頼したりすることで、適合性が不明である対について適合性の確認を行うことができる。そして、得られた結果を用いて、バージョン適合性情報の作成を効率よく行うことができる。よって、計量装置の保守作業効率が更に向上する。
また、本実施形態の計量装置および計量装置の保守方法では、計量装置が保有するバージョン適合性情報が製造業者によりインターネット経由で更新される。製造業者は、自身が保有する適合性情報データベースをメンテナンスするだけで、世界各地に散在する計量装置が保有するバージョン適合性情報を、常に最新の状態に維持することが可能となる。かかる構成により、計量装置の保守作業効率を向上させることができる。
また、本実施形態の計量装置および計量装置の保守方法では、新しく作成されたバージョン適合性情報が、適宜更新されて計量装置に記憶される。バージョン適合性情報を常に最新のものにすることで、計量装置の保守作業効率が更に向上する。
[変形例]
計量装置には、必ずしも上述のユニットが含まれる必要はなく、また、分散フィーダ制御ユニット、集合ホッパ制御ユニットなど、他のユニットが含まれていてもよい。計量装置は組合せ秤でなくてもよい。すなわち、計量装置の構成は任意である。しかし、組合せ秤として機能する計量装置は複数の計量ユニットを備え、それぞれの計量ユニットごとに保守作業が行なわれることが多い。よって、本発明は組合せ秤に特に好適に適用される。
中央制御ユニットは、必ずしも単一のユニットである必要はなく、複数のユニットによる分散制御で実現されてもよい。あるいは、中央制御ユニットを備えず、単にいずれかの計量ユニット110の演算部111が第2の演算部としてバージョン適合性の判定を行ってもよい。中央制御ユニットとは別個に、バージョン適合性判定装置を備えてもよい。この場合、中央制御ユニットの演算部(第1の演算部)は計量ユニットやI/Oユニットの統合制御を主に行い、その記憶部(第1の記憶部)には中央制御ユニット制御ソフトウェアが記憶されてもよい。また、バージョン適合性判定装置の演算部(第2の演算部)はバージョン適合性の判定を主に行い、その記憶部(第2の記憶部)にはバージョン適合性情報と適合性判定プログラムが記憶されてもよい。すなわち、バージョン適合性の判定は、ソフトウェア的に実現されればよく、ハードウェアの構成は特に限定されない。
上述の説明では、入出力部は一体とされていたが、出力部(モニタ、プリンタなど)、入力部(キーボード、ボタンなど)は別々でもよい。各ユニットの演算部は必ずしも一つのユニットにつき1個でなくてもよく、複数の演算部を備えることで分散制御が行われてもよい。各ユニットの記憶部も複数備えられていてよく、それぞれの記憶部が異なる機能(例えば、制御プログラムの記憶と制御用パラメータの記憶)を分担してもよい。
バージョン適合性情報が各ユニットの記憶部に記憶され、ユニットを交換した時に、新しいユニットに記憶されているバージョン適合性情報により既存のバージョン適合性情報が更新(置換)されてもよい。バージョン適合性情報は、磁気ディスクやCD−ROMなどの記録媒体に記録された形態で製造業者から供給されてもよい。
バージョン適合性情報155は、必ずしも2次元のマトリクスである必要はなく、計量装置の各ユニットを制御する制御ソフトウェアの適合性を判定できるものであれば、どのような型式であってもよい。
例えば、バージョン適合性情報が3次元以上の配列であってもよい。かかる場合、3つ以上のユニットの組合せのそれぞれについて適合性を判定できるため、3種類以上のユニットの相互作用により動作不良が発生する場合などにも容易に対応できる。このように、適合性の判定は、必ずしも対について行われる必要はなく、3つ以上のユニットの組合せについて行われてもよい。
あるいは、バージョン適合性情報は、各ユニットについて適合性のある組合せを羅列したテキストデータなどであってもよい。具体的には、(CK1.0x、WA1.2x、WA1.3x、IF2.1x、IF2.2x)などとしてバージョン適合性情報が記憶される。この方式では、“x”は0から9までの数字を表し、中央制御ユニット制御ソフトウェアとしてはCK1.00からCK1.09、計量ユニット制御ソフトウェアとしてはWA1.20からWA1.39、I/Oユニット制御ソフトウェアとしてはIF2.10からIF2.29のバージョンの組合せに適合性が有ることを示す。例えば、制御ソフトウェアのバージョンがそれぞれ、CK1.01、WA1.25、IF2.20であれば、適合性があることが分かる。ここで、計量ユニットを交換して計量ユニット制御ソフトウェアのバージョンがWA2.00となった場合を考える。WA2.00を含むバージョン適合性情報が、(CL2.0x、WA2.0x、IF3.4x)だとすると、計量ユニットを交換したときに、中央制御ユニットとI/Oユニットの制御ソフトウェアをバージョンアップしなければならないことが直ちに分かる。
また、バージョン適合性情報155は、適合性の有無のみを判定可能な構成とし、適合性の有無が不明のものは単に適合性が無いものと判定して出力してもよい。すなわち、適合性が不明の場合でも、必ずしもその旨を出力することは必須ではなく、図5において、ステップS106およびステップS107は必須ではない。この場合、図2乃至図4のマトリクスの空欄部分には全て“×”が記録される。かかる構成であっても、全ての対について適合性が確認されていればその旨が出力されるため、動作不良原因を絞り込む上で有効である。また、適合性が無いものと適合性が不明のものは、単に適合性の有無が不明のものと判定して出力してもよい。
あるいは、適合性の有無が不明のものは単に適合性が有るものと判定して出力してもよい。この場合、図2乃至図4のマトリクスの空欄には全て○が記録される。かかる構成では、適合性が無いことが確認されている対があればその旨が出力されるため、やはり動作不良原因を絞り込む上で有効である。また、適合性が有るものと適合性が不明のものは、単に適合性が不明のものと判定して出力してもよい。
適合性の判定については、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、適合性の有無が不明であるか否か、のいずれであってもよく、これらを組み合わせたものであってもよい。適合性の有無または不明について何らかの情報が出力されることで、作業者はユニットまたは制御ソフトウェアの適合性が動作不良の原因になるか否かについて容易に知ることができ、計量装置の保守作業効率が向上する。
適合性判定プログラムは、計量装置の毎起動時に実行されてもよい。かかる方法では、計量装置を停止してメンテナンス作業が行なわれた場合でも、計量装置を起動したときに自動的に制御ソフトウェアの適合性の判定が行われる。適合性が無い場合に、判定結果に基づくエラー処理が行われてもよい。例えば、エラー処理として運転を停止することとすれば、計量装置の誤動作を未然に防止することができる。
ステップS105またはステップS107において、各ユニットの制御ソフトウェアのバージョン情報が一覧として出力されてもよい。かかる構成では、作業者が、各ユニットの制御ソフトウェアのバージョンを容易に確認でき、どのユニットを交換すればバージョン適合性の問題を解決できるかを容易に知ることができる。特に、複数の計量ユニットを備える組合せ秤においては、計量ユニットのうちの新たに交換された計量ユニットについてのみ、バージョン適合性の問題が発生する場合が多い。かかる場合には、他の計量ユニットの制御ソフトウェアのバージョン情報を参考にして、問題となっている計量ユニットの制御ソフトウェアを変更することで、問題を容易に解決できる。
適合性が無い組合せあるいは適合性の有無が不明である組合せがあると判定された場合に、どのユニットの制御ソフトウェアを更新することで適合性を確保できるかを表示してもよい。適合性を確保するためのバージョンアップの方策は、バージョン適合性情報に基づいて決定されうる。例えばケース3では、上述のように、2番目の計量ユニット110のバージョンをWB2.01に戻すことで、全ての対について適合性を確保できること、あるいは、中央制御ユニット150およびI/Oユニット130の制御ソフトウェアのバージョンをそれぞれCL2.03およびIF3.40に引き上げることにより、各ユニット間の整合性を確保できることが分かるので、その旨が表示されてもよい。
本実施形態の適合性判定プログラムは、例えば、計量装置のいずれかのユニットが備えるROM(Read Only Memory)に記録されていてもよいが、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)により提供されてもよい。バージョン適合性の判定が、かかる記録媒体を読み取り可能な汎用パーソナルコンピュータなどにより実現されてもよい。
本発明にかかる計量装置およびその保守方法は、保守作業の効率を向上させる計量装置およびその保守方法として有用である。
本実施形態の組合せ秤の概略構成の一例を示すブロック図である。 中央制御ユニットと計量ユニットの制御ソフトウェアのバージョン適合性情報を構成するマトリクスの一例を示す図である。 計量ユニットとI/Oユニットの制御ソフトウェアのバージョン適合性情報を構成するマトリクスの一例を示す図である。 中央制御ユニットとI/Oユニットの制御ソフトウェアのバージョン適合性情報を構成するマトリクスの一例を示す図である。 本実施形態の組合せ秤の中央制御ユニットが実行する適合性判定プログラムの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態において、インターネット回線を介した計量装置と製造業者との接続関係を概略的に示す図である。
符号の説明
100 組合せ秤
110 計量ユニット
111 演算部
112 記憶部
113 計量ユニット制御ソフトウェア
114 駆動装置制御回路部
115 ホッパゲート駆動装置
116 駆動装置制御回路部
117 ホッパゲート駆動装置
118 A/D変換器部
119 計量センサ
120 搬送装置制御回路部
121 搬送装置
122 通信インターフェース部
123 計量駆動部
130 I/Oユニット
131 演算部
132 記憶部
133 I/Oユニット制御ソフトウェア
134 通信インターフェース部
150 中央制御ユニット
151 演算部
152 記憶部
153 中央制御ユニット制御ソフトウェア
154 適合性判定プログラム
155 バージョン適合性情報
156 通信インターフェース部
157 入出力部
158 インターネット通信部
160 インターネット回線
170 製造業者
171 適合性情報データベース
175 バージョン適合性情報
190 通信回線

Claims (22)

  1. それぞれ第1の演算部と第1の記憶部を備え前記第1の記憶部が記憶する制御ソフトウェアに基づいて前記第1の演算部により制御されて被計量物の計量または該計量に関連する処理を行う複数のユニットと、
    前記第1の演算部のいずれか一つ、または別個に設けられた演算部からなる第2の演算部と、
    前記第1の記憶部のいずれか一つ、または別個に設けられた記憶部からなる第2の記憶部と、
    出力装置とを備え、
    前記第2の記憶部がバージョン適合性情報を記憶し、
    前記第2の演算部が、それぞれの前記ユニットに記憶されている前記制御ソフトウェアのバージョン情報と、前記バージョン適合性情報と、前記取得されたバージョン情報とに基づいて、前記制御ソフトウェアにつき、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、適合性の有無が不明であるか否か、の少なくともいずれか一つを判定し、前記判定の結果を前記出力装置により出力する、計量装置。
  2. 前記判定は、前記制御ソフトウェアにつき、少なくとも適合性が無いか否かを判定するものであって、
    前記判定において適合性が無いと判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアに適合性が無い旨を出力する、請求項1に記載の計量装置。
  3. 前記判定は、前記制御ソフトウェアから2つを取出す組合せについて、少なくとも適合性が無いか否かを判定するものである、請求項2に記載の計量装置。
  4. 前記バージョン適合性情報は、前記ユニットから2つを取出す組合せについて、前記制御ソフトウェアにつき、少なくとも適合性が無いか否かについての情報を備える、請求項2に記載の計量装置。
  5. 前記判定において、適合性が無いと判定された前記ユニットまたは前記制御ソフトウェアの組合せを、前記出力装置により出力する、請求項3に記載の計量装置。
  6. 前記判定において、さらに、前記制御ソフトウェアのバージョン情報を、前記出力装置により出力する、請求項2に記載の計量装置。
  7. 前記判定は、前記制御ソフトウェアについて、少なくとも適合性の有無が不明であるか否かを判定するものであって、
    前記判定において適合性の有無が不明であると判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアの適合性の有無が不明である旨を出力する、請求項1に記載の計量装置。
  8. 前記判定は、前記制御ソフトウェアから2つを取出す組合せについて、少なくとも適合性の有無が不明であるか否かを判定するものである、請求項7に記載の計量装置。
  9. 前記バージョン適合性情報は、前記ユニットから2つを取出す組合せについて、前記制御ソフトウェアにつき、少なくとも適合性の有無が不明であるか否かについての情報を備える、請求項7に記載の計量装置。
  10. 前記判定において、適合性の有無が不明であると判定された前記ユニットまたは前記制御ソフトウェアの組合せを、前記出力装置により出力する、請求項8に記載の計量装置。
  11. 前記判定において、さらに、前記制御ソフトウェアのバージョン情報を、前記出力装置により出力する、請求項7に記載の計量装置。
  12. 請求項7に記載の計量装置の保守方法であって、制御ソフトウェアの適合性の有無が不明である旨が出力された場合には、その組合せにつき試運転を行い、前記試運転の結果に基づいて新たなバージョン適合性情報を作成する、計量装置の保守方法。
  13. 前記判定は、前記制御ソフトウェアについて、少なくとも適合性が有るか否かを判定するものであって、
    前記判定において適合性が有ると判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアに適合性が有る旨を出力する、請求項1に記載の計量装置。
  14. 前記判定は、前記制御ソフトウェアについて、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、および、適合性の有無が不明であるか否か、を判定するものであって、
    前記判定において適合性が有ると判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアに適合性が有る旨を出力し、
    前記判定において適合性が無いと判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアに適合性が無い旨を出力し、
    前記判定において適合性の有無が不明であると判定された場合には、前記出力装置により、制御ソフトウェアの適合性の有無が不明である旨を出力する、請求項1に記載の計量装置。
  15. 前記判定は、前記制御ソフトウェアから2つを取出す組合せについて、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、および、適合性の有無が不明であるか否か、を判定するものである、請求項14に記載の計量装置。
  16. 前記バージョン適合性情報は、前記ユニットから2つを取出す組合せについて、前記制御ソフトウェアにつき、適合性が有るか否か、適合性が無いか否か、および、適合性の有無が不明であるか否か、についての情報を備える、請求項14に記載の計量装置。
  17. 前記判定において、適合性が無いと判定された前記制御ソフトウェアの組合せおよび適合性の有無が不明であると判定された前記制御ソフトウェアの組合せを、前記出力装置により出力する、請求項15に記載の計量装置。
  18. 前記判定において、さらに、前記制御ソフトウェアのバージョン情報を、前記出力装置により出力する、請求項14に記載の計量装置。
  19. 請求項14に記載の計量装置の保守方法であって、制御ソフトウェアの適合性の有無が不明である旨が出力された場合には、その組合せにつき試運転を行い、前記試運転の結果に基づいて新たなバージョン適合性情報を作成する、計量装置の保守方法。
  20. さらに入力装置を備え、
    前記第2の演算部は、前記入力装置からの入力に基づいて、前記バージョン適合性情報を更新する、請求項1に記載の計量装置。
  21. さらにインターネットに接続される通信装置を備え、
    前記第2の演算部は、前記通信装置からの入力に基づいて、前記バージョン適合性情報を更新する、請求項1に記載の計量装置。
  22. バージョン適合性情報が前記ユニットに記憶されており、前記ユニットを交換することにより、前記第2の演算部が、前記ユニットに記憶されているバージョン適合性情報に基づいて、前記第2の記憶部が記憶するバージョン適合性情報を更新する、請求項1に記載の計量装置。
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