JP4842541B2 - 制御用表示装置、画面データ生成装置、並びに、それらのプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

制御用表示装置、画面データ生成装置、並びに、それらのプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、制御システムの制御用表示装置などとして好適に使用可能なデータ処理装置、および、データ処理装置が参照する設定データを生成する設定データ生成装置、並びに、それらのプログラムおよび記録媒体に関するものである。
従来から、制御システムのHMI(Human Machine Interface )としてプログラマブル表示器が広く使われている。当該プログラマブル表示器は、例えば、後述の特許文献1に示すように、画面上の領域と、当該領域への表示や入力に対応するデバイスとの対応関係を示すタグを組み合わせて構成された画面データに基づいて、入力および画面表示を制御している。また、プログラマブル表示器の操作画面などを設計する設計者は、エディタ装置によって、制御システムの実情に合わせた画面データを作成できる。
したがって、当該画面データに基づいて、上記プログラマブル表示器を動作させることによって、プログラマブル表示器は、制御システムのターゲットシステムに含まれるデバイスの状態を的確にオペレータに通知し、当該オペレータによる操作を受け付けることができる。
また、当該特許文献1に記載のプログラマブル表示器は、予め複数のプロトコル情報を用意しておき、実際に接続するデータ入力手段に対応させて選択可能とすることによって、データ通信用のプロトコルが異なる各種のデータ入力手段を容易に接続できる。
一方、後述の特許文献2では、複数の表示装置を一台のPLCに接続した場合に、接続済みであるはずの表示装置が実際には非接続状態になっている場合には、それらの接続しているはずの表示装置に対する通信が反復されるため通信系の効率が低下し、またPLC側で無用の混乱が生じる虞れがあるという課題を解決するために、複数のIDと、それぞれに対応して表示装置の接続状態/非接続状態を示す情報とを記憶したメモリを備えたPLCが開示されている。さらに、当該PLCは、当該メモリに記憶された接続状態であることを示す情報が対応付けられたIDが付与されている表示装置に対して、所定回数または所定時間に渡って通信が失敗した場合にそのIDに対応する情報を非接続状態に書き換える。一方、当該PLCは、メモリに記憶されている非接続状態であることを示す情報が対応付けられたIDが付与されている表示装置に対して、所定時間間隔で通信を行ない、通信が成功した場合にそのIDに対応する情報を接続状態に書き換える。
特開2002−091410号公報(公開日:2002年3月27日) 特開2000−242599号公報(公開日:2000年9月8日)
しかしながら、上記特許文献1の構成では、データ通信用のプロトコルが異なる各種のデータ入力手段を容易に接続できる一方で、接続台数の変更に対応するための構成は記載されていない。
ここで、接続台数毎に画面データを用意すると共に、必要に応じて画面データをプログラマブル表示器にダウンロードすると、ダウンロードの手間がかかり、適切な画面データのダウンロードされたプログラマブル表示器を顧客へ納入する際に要する時間が長くなってしまう。一方、この時間を短縮するため、各台数用の画面データが予めダウンロードされたプログラマブル表示器を用意しておくと、在庫管理の手間や費用が増大してしまう。
また、上記特許文献2の構成では、上述した通信系の効率低下を抑制できるが、例えば、以下のような動作、すなわち、接続されていてもいなくてもよいデバイスについては、接続の有無に応じて通信などの処理を行うか否かを決定すると共に、接続されている必要のあるデバイスについては、接続の有無に拘わらず、通信やエラー処理などの処理を行い続ける動作を行わせることはできない。なお、各デバイスが、どちらに該当するかは、用途毎に異なるため、その都度、プログラムを変更しようとすると、非常に手間がかかってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、データ処理装置が所望の動作を行うように設定する際の手間を大幅に削減可能なデータ処理装置、および、データ処理装置が参照する設定データを生成する設定データ生成装置を提供することにある。
本発明に係るデータ処理装置は、上記課題を解決するために、複数の設定項目を含む予め定められた設定データに基づいて、各設定項目に対応して予め定められた通常処理を行う制御手段を有し、接続する機器の数を変更可能なデータ処理装置において、上記各設定項目には、機器の接続判定処理の有効/無効を示す接続判定情報を関連付けることができ、機器が接続されているか否かを検出する検出手段が設けられていると共に、上記制御手段は、上記設定データにて設定項目に関連付けられた接続判定情報に基づいて、当該設定項目に関する接続判定処理の有効/無効を判断すると共に、当該接続判定処理が有効であり、しかも、上記検出手段によって機器が接続されている場合と、上記接続判定処理が無効である場合とには、当該設定項目に対応する通常処理を行う一方、上記接続判定処理が有効であり、しかも、上記検出手段によって機器が接続されていない場合は、当該設定項目に対応する通常処理をスキップすることを特徴としている。
当該構成では、上記設定データにて設定項目に関連付けられた接続判定情報に基づいて、当該設定項目に関する接続判定処理の有効/無効が判断され、当該設定項目に関する接続判定処理が有効を示している場合は、機器が接続されているか否かによって、通常処理が行われるかスキップされるかが変化する。これに対して、設定項目に関する接続判定処理が無効である場合は、機器が接続されているか否かに拘わらず、制御手段は、通常処理を行う。
したがって、各設定項目に関連付ける接続判定情報によって、各設定項目に対応する通常処理毎に、接続判定を行うか否かを設定できる。この結果、機器が接続されているか否かによって、通常処理が行われるかスキップされるかを変更するか、あるいは、機器が接続されているか否かに拘わらず通常処理を行うかを、柔軟かつ容易に設定できる。この結果、データ処理装置が所望の動作を行うように設定する際の手間を大幅に削減できる。
また、上記構成に加えて、上記設定データは、画面データであり、上記データ処理装置は、当該画面データに基づき、上記通常処理として、デバイスの状態の表示処理およびデバイスの状態変更指示の受付処理の少なくとも一方を行う制御用表示装置であり、上記機器は、デバイスであってもよい。なお、上記デバイスは、状態を表示したり、状態を変更できるものであって、デバイスとしては、例えば、プログラマブル・ロジックコントローラなどの制御装置によって制御されるデバイス、当該制御装置自身、あるいは、他の制御用表示装置などが挙げられる。
一般に、制御用表示装置において、オペレータへデバイスの状態を表示したり、状態変更指示を受け付けたりする操作画面は、例えば、例えば、制御用表示装置を含む制御システムの現状や、制御用表示装置のオペレータの習熟度、あるいは、制御システムのユーザの好みや判断基準など、種々の要因によって、その画面で表示すべきデバイスや操作を受け付けるべきデバイスが変化することが多い。したがって、画面データに基づき、デバイスの状態の表示処理およびデバイスの状態変更指示の受付処理を行う制御用表示装置では、これら種々の要因を考慮して、当該制御システムに好適なように、画面データを設計することが多い。また、多くの場合、制御システムに含まれるデバイスの中には、常時接続されている必要があり、通常処理として、接続されていない場合には特定の処理(エラー処理など)を行う必要のあるデバイスと、接続されていてもいなくてもよいデバイスとがあり、これらのデバイスは、制御システム毎に異なっている。
したがって、接続されていてもいなくてもよいデバイスに関する設定項目についてのみ、当該設定項目に関連付ける接続判定情報により機器の接続判定処理の有効を設定すれば、柔軟かつ容易に以下の設定、すなわち、接続されている必要のあるデバイスについては、接続されていない場合に上記特定処理を行わせ、接続されていてもいなくてもよいデバイスについては、当該特定処理を含む通常処理自体をスキップするという設定を行うことができる。
さらに、上記構成に加えて、上記接続判定情報は、接続判定処理の有効/無効を示す属性であって、上記制御手段は、上記通常処理に関連するデバイスを、上記検出手段による接続判定の対象となる機器としてもよい。
当該構成では、上記通常処理に関連するデバイスを、上記検出手段による接続判定の対象となる機器として設定するので、両者を個別に設定する場合よりも設定時の手間を削減できる。
一方、本発明に係る設定データ生成装置は、上記課題を解決するために、上記いずれかの構成のデータ処理装置が参照する設定データを生成する設定データ生成装置であって、各設定項目に対応して、接続判定情報の入力を受け付ける受付手段と、当該入力に応じた接続判定情報を、それに対応する設定項目に関連付けて設定データを生成する生成手段とを備えていることを特徴としている。
当該構成では、受付手段が各設定項目に対応して接続判定情報の入力を受け付け、生成手段が、入力に応じた接続判定情報を、それに対応する設定項目に関連付けて設定データを生成する。したがって、データ処理装置が各設定項目に対応する通常処理毎に接続判定を行うか否かを、柔軟かつ容易に設定でき、データ処理装置が、機器の接続の有無に応じて通常処理が行われるかスキップされるかを変更するか、あるいは、機器が接続されているか否かに拘わらず通常処理を行うかを設定できる。この結果、データ処理装置が所望の動作を行うように設定する際の手間を大幅に削減できる。
ところで、上記各装置は、ハードウェアで実現してもよいし、プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。具体的には、本発明に係るプログラムは、上記いずれかの装置の各手段としてコンピュータを動作させるプログラムであり、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。
これらのプログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記した装置のいずれかとして動作する。したがって、上述した各装置と同様に、データ処理装置が所望の動作を行うように設定する際の手間を大幅に削減できる。
本発明によれば、各設定項目に関連付ける接続判定情報によって、各設定項目に対応する通常処理毎に、接続判定を行うか否かを設定でき、機器が接続されているか否かによって、通常処理が行われるかスキップされるかを変更するか、あるいは、機器が接続されているか否かに拘わらず通常処理を行うかを、柔軟かつ容易に設定できるので、データ処理装置が所望の動作を行うように設定する際の手間を大幅に削減できる。
したがって、画面データに基づき、上記通常処理として、デバイスの状態の表示処理およびデバイスの状態変更指示の受付処理の少なくとも一方を行う制御用表示装置をはじめとして、設定データに基づいて処理を行う種々のデータ処理装置、および、それらのためのデータを生成する設定データ生成装置として、広く好適に使用できる。
本発明の一実施形態について図1ないし図14に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施形態に係る制御システムは、画面データの示すオブジェクトの表示処理などの処理を行う際に、「デバイスの接続に応じて、当該オブジェクトの表示処理などの処理を行うか否かを変更するか」、あるいは、「デバイスが接続されているか否かに拘わらず、当該オブジェクトの表示処理などの処理を行うか」を、オブジェクト毎に設定することができ、上記各オブジェクトの表示処理などの処理を容易かつ柔軟に制御可能なシステムであって、例えば、ターゲットシステムがベルトコンベアー式の自動組付機の場合など、複数のプログラマブル・ロジック・コントローラ(以下では、PLCと略称する)が互いに連携して制御するようなターゲットシステムを制御する場合に、特に好適に使用されている。
以下では、上記各オブジェクトの表示処理などの処理を容易かつ柔軟に制御するための構成について説明する前に、制御システム全体の概略構成および動作について説明する。すなわち、図1に示すように、当該制御システム1では、複数の制御ユニット11がローカルエリアネットワーク(LAN)12を介して接続されている。各制御ユニット11には、上記ターゲットシステム2のデバイス3を制御する制御装置としてのPLC13と、例えば、シリアルケーブルなどを介して、当該PLC13に接続されると共に、制御システム1のHMIとして、デバイス3の状態を表示し、オペレータによるデバイス3への操作を受け付けるグラフィック操作パネル(データ処理装置、制御用表示装置)14とが設けられている。
なお、図1では、説明の便宜上、LAN12に2つの制御ユニット11が接続され、各制御ユニット11のグラフィック操作パネル14のうち、一方のグラフィック操作パネル14aには、2台のPLC13(13a・13b)、他方のグラフィック操作パネル14bには、1台のPLC13(13c)が接続されると共に、各PLC13a〜13cにデバイス3が、それぞれ、3台、1台、1台接続されている場合を例示しているが、当然ながら、それぞれの接続台数は任意に設定できる。また、以下では、互いに同じ機能を有している部材を説明する際、特に区別する必要のある場合にのみ、例えば、グラフィック操作パネル14aのように、それぞれを区別するための英小文字を付して参照し、特に区別する必要がない場合、あるいは、総称する場合には、例えば、グラフィック操作パネル14のように、英小文字を付さずに参照する。
また、デバイスは、デバイスアドレスやシンボル名により特定可能で、しかも、状態を取得したり、制御(変更)できるものであればよく、例えば、デバイス3自体であってもよいし、例えば、PLC13やグラフィック操作パネル14の記憶装置など、制御システム1に設けられた記憶装置の一領域を示していてもよい。
さらに、本実施形態に係る制御システム1では、上記各制御ユニット11間を接続する際、グラフィック操作パネル14同士が、例えば、イーサネット(登録商標)などのLAN12を介して接続されている。
このように、本実施形態に係る制御システム1では、制御システム1に必須の構成であり、しかも、HMIとして動作するため、演算能力に余力のあるグラフィック操作パネル14が通信の大半を処理するように構成されている。さらに、各グラフィック操作パネル14は、自らに接続されているPLC13の機種に固有の専用プロトコルと、LAN12での共通プロトコルとを変換して、他のグラフィック操作パネル14など、LAN12内の機器と、PLC13との通信を中継する。なお、共通プロトコルと専用プロトコルとの間のプロトコル変換には、同じ指示に同じコードが割り当てられるように予め定められた共通のコマンドと上記共通のコマンドに対応するPLC13固有のコマンドとの間の変換や、データやアドレスの表現方法の変換、シンボル名とデバイスアドレスとの間の変換なども含まれる。
これにより、LAN12内の機器(グラフィック操作パネル14など)は、他のグラフィック操作パネル14に接続されているPLC13の機種に拘らず、LAN12を介して共通のプロトコルで通信できる。この結果、互いに異なる機種のPLC13の混在する制御システム1が比較的容易に実現されている。
より詳細には、上記グラフィック操作パネル14は、表示/制御動作を規定する画面データに基づいて、入力受け付け動作および画面表示動作を行う表示器であって、例えば、液晶表示パネルなどからなり、デバイス3の状態を表示する表示部21と、例えば、上記パネル上に配されたタッチパネルなどからなり、オペレータからの操作を受け付ける入力部22と、上記PLC13に接続されるPLC・インターフェース部(PLC・IF部)23と、上記LAN12に接続されるLAN・IF部24と、上記画面データが予め格納されると共に、デバイス3の状態などが記憶される記憶部25と、記憶部25の画面データを参照しながら、上記部材21〜24を制御するHMIランタイム部(制御手段)26とを備えている。
なお、上記各部材21〜26、並びに、後述の各部材41、51〜54および61〜64は、CPUなどの演算手段が、ROMやRAMなどの記憶手段に格納されたプログラムを実行し、タッチパネルや液晶表示装置などの入出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信回路を制御することによって実現される機能ブロックである。なお、これらの部材のうち、各記憶部25・54・61は、ROMやRAMなどの記憶装置自体であってもよい。
したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体(例えば、CD−ROMなど)を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態に係るグラフィック操作パネル14、あるいは、制御用ホストコンピュータ15(後述)を実現できる。なお、例えば、LAN12、あるいは、他の通信路を介してプログラムをダウンロードするためのプログラムが、上記コンピュータに予めインストールされていれば、これらの通信路を介して、上記コンピュータへ上記プログラムを配付することもできる。
本実施形態に係る画面データは、画面を表示し、操作を受け付ける際の動作を特定するデータであって、例えば、解像度などの点で互いに異なる表示部21を有するグラフィック操作パネル14間、あるいは、後述する制御用ホストコンピュータ15であっても当該画面データを共用できるように、抽象化されたオブジェクトデータ(手続きおよびデータ)として表現されている。一方、HMIランタイム部26は、当該画面データを、自機器に応じた機械語に翻訳して実行することで画面表示や操作受付などの動作を実行する。なお、オブジェクトの内部変数やデバイス3の状態を記憶する領域、あるいは、作業領域など、HMIランタイム部26が画面データを実行する際に必要な記憶領域は、上記記憶部25に確保される。
より詳細には、本実施形態に係る画面データは、HMIランタイム部26がオブジェクトを生成するためのデータであって、表示部21の画面に表示可能な部品(図形要素)に対応するオブジェクトの集合としてのパネルオブジェクトを生成するためのデータを含んでいる。
また、本実施形態に係る画面データでは、オブジェクトがアドレスによって直接デバイスと関連付けられているのではなく、デバイスを特定する情報(アドレスなど)に対応する変数を介してデバイスと対応付けられている。本実施形態では、オブジェクトは、属性によって変数と対応付けられており、上記各オブジェクトのうち、デバイスに関連するオブジェクトは、それぞれに対応付けられた変数を示すデバイス属性ADを有しており、当該属性ADによって、上記変数のいずれかに対応付けできる。
一方、デバイスに対応付けられた変数には、属性として、デバイスの状態を示す内容と、デバイスアドレスなど、デバイスを特定するための情報とが設けられている。また、上記パネルオブジェクトを生成するためのデータには、デバイスに対応付け可能な変数のうち、上記各オブジェクトのいずれかから参照されている変数のリストが含まれている。
また、上記各オブジェクトは、画面上の領域と対応付けることができる。本実施形態では、当該対応付けも、オブジェクトの属性によって行われており、上記各オブジェクトのうち、例えば、画面上の一領域にデバイスの状態を表示するオブジェクトや、画面上の一領域への操作を受け付けるオブジェクトには、当該領域を示す領域属性AAが付加されている。これにより、オブジェクトは、当該領域属性AAの値を参照すれば、自らがデバイスの状態を表示すべき画面上の領域を特定したり、操作を受け付けるべき画面上の領域をHMIランタイム部26へ伝えたりすることができる。
さらに、各オブジェクトは、自らの属性を参照しながら、メッセージに応じて、あるいは、予め定められたタイミングで、例えば、他のオブジェクトとのやり取りや、他の部材21〜26とのやり取りなど、予め定められた処理を行うことができる。なお、当該処理としては、例えば、変数の内容取得や、変数の内容変更、表示部21への表示などが挙げられる。
例えば、デバイスの状態を表示するオブジェクトは、例えば、デバイスの状態表示を示すメッセージを受け取った時点や、予め定められたタイミング(例えば、予め定められた時間が経過した時点など)になると、上記デバイス属性ADの値に基づいて、自らに対応付けられた変数の内容を取得すると共に、上記領域属性AAの値に基づいて、自らがデバイスの状態を表示すべき、画面上の領域を特定する。さらに、オブジェクトは、予め定められた順に従って、変数の内容、すなわち、デバイスの状態に応じて、上記領域における図形表示を変更できる。
一例として、あるオブジェクトが、線や円などの線画を示す基本図形を組み合わせて、部品を表示している場合、当該オブジェクトは、デバイスの状態に応じて、基本図形の色や大きさ、組み合わせられる各基本図形の相対位置などを変更して、部品の表示を変更できる。また、オブジェクトが、部品として、画像ファイルを表示している場合、当該オブジェクトは、デバイスの状態に応じて、参照する画像ファイルを変更して、部品の表示を変更できる。なお、画像ファイルを表示する際の色や大きさを変更し、表示を変更してもよい。
また、オペレータが入力部22によって画面上の部品を操作した場合、HMIランタイム部26は、画面データに基づいて、あるいは、オブジェクトからの応答に基づいて、操作対象となるオブジェクトを特定し、当該オブジェクトに、操作内容に応じたメッセージを送信できる。一方、上記各オブジェクトのうち、操作を受け付け可能なオブジェクトは、例えば、画面へのタッチなどによる、オブジェクトへの操作受け付けを示すメッセージを受け取ると、メッセージの示す操作に応じて、自らに対応付けられた変数の内容を変更できる。
さらに、上記HMIランタイム部26は、変数の内容と、それに対応するデバイスの状態とが一致するように、変数の内容と、それに対応するデバイスの状態との少なくとも一方を更新できる。具体的には、HMIランタイム部26は、例えば、予め定められた周期など、予め定められたタイミングで、上記リストに含まれた各変数に対応するデバイスの状態を取得し、当該状態に応じて、それに対応する変数の内容を更新できる。また、HMIランタイム部26は、例えば、予め定められた周期など、予め定められたタイミングで、変数の内容に応じて、変数に対応するデバイスの状態を変更できる。
より詳細には、HMIランタイム部26は、変数の属性のうち、デバイスを特定するための属性の値に基づいて、デバイスへの通信経路を特定する。通信路が特定されると、必要に応じて、両IF部23・24へ指示して、自機器に接続されているPLC13や、他のグラフィック操作パネル14と通信し、デバイス3の状態を取得する。また、HMIランタイム部26は、取得したデバイス3の状態を、変数の内容として、記憶部25に格納できる。
一方、変数の内容に応じてデバイス3の状態を変更する場合には、HMIランタイム部26は、変数の属性のうち、デバイスを特定するための属性の値から、デバイス3への通信路を特定すると共に、デバイスへ送信すべき制御指示を特定する。さらに、通信経路および制御指示が特定されると、必要に応じて、両IF部23・24へ指示して、自機器に接続されているPLC13や、他のグラフィック操作パネル14と通信し、デバイス3の状態制御指示を送信できる。
なお、デバイスがグラフィック操作パネル14内の記憶領域に対応している場合など、状態取得に通信が不要な場合、HMIランタイム部26は、通信不要と判断する。この場合、HMIランタイム部26は、通信せずにデバイスの状態を取得したり、デバイスの状態を制御する。
これにより、グラフィック操作パネル14は、画面データの示すデバイスの状態を、画面データの示すように表示した画面(操作画面)を、表示部21の画面上に表示すると共に、画面データに基づいて、当該操作画面への操作を受け付け、当該操作に応じてデバイスの状態を変更できる。
ここで、本実施形態では、上記画面データが、例えば、Java(登録商標)のソースコードをコンパイルして生成したバイトコードとして実現されている。また、上記HMIランタイム部26は、図2に示すように、当該バイトコードを逐次翻訳・実行するJava仮想マシン(VM)層31と、グラフィック操作パネル14のオペレーティングシステム(OS)層30および上記JavaVM層31間に介在し、OS層30間の相違を吸収する中間層32とを備えており、上記バイトコードを実行することで、デバイス3の状態に応じたマーク(部品)を表示部21の画面上に表示できる。
上記中間層32は、例えば、JavaVM層31から呼び出し(使用)可能な関数、コマンドあるいはユーティリティ群として実現されており、グラフィック操作パネル14の機種に拘わらず、JavaVM層31からの呼び出し(使用)方法(API:Application Programming Interface )が統一されている。上記関数、コマンドあるいはユーティリティとしては、上記JavaVM層31がバイトコードを実行してデバイス3の状態を表示する際に必要な処理、具体的には、JavaVM層31が表示部21への画面表示を指示したり、PLC13との通信、あるいは、PLC13の状態に連動するように制御されるグラフィック操作パネル14上のメモリへのアクセスしたりする際に必要な処理を行うものが用意されている。したがって、JavaVM層31から見て、OS層30の相違を隠蔽できる。
ここで、HMIランタイム部26は、画面データ(バイトコード)に基づいて画面表示するので、画面データを変更すれば、異なる画面を表示できる。したがって、用途が異なるグラフィック操作パネル14であっても、機種が同一であれば共用できる。また、図2では、HMIランタイム部26の一例として、例えば、OS層30が、WindowsNT(登録商標)、WindowsCE(登録商標)、あるいは、pSOS(登録商標)を採用する機種用のHMIランタイム部26a〜26dを、それぞれ例示している。なお、同図において、HMIランタイム部26bおよび26cは、WindowsCEを採用しているが、CPUが互いに異なっている。
一方、図1に示すように、制御用ホストコンピュータ15には、LAN12と接続するためのLAN・IF部51と、ユーザの操作に応じて、予め格納された画面データを修正したり、新規作成したりして、表示画面を設計し、新たな画面データを生成する作画処理部(設定データ生成装置)52と、作画処理部52などの要求に応じて、上記LAN・IF部51およびLAN12を介して、グラフィック操作パネル14と通信するサーバ部53と、上記作画処理部52の生成した画面データを格納する記憶部54とを備えている。これにより、作画処理部52が生成した画面データを、グラフィック操作パネル14に送信し、グラフィック操作パネル14の記憶部25に格納させることができる。
さらに、本実施形態に係る制御用ホストコンピュータ15には、ターゲットシステム2を監視制御するために、グラフィック操作パネル14のHMIランタイム部26と略同一構成のHMIランタイム部55が設けられており、上記サーバ部53が当該HMIランタイム部55の要求に応じて、グラフィック操作パネル14と通信することによって、HMIランタイム部55は、ユーザの操作に応じた制御指示をグラフィック操作パネル14へ伝えると共に、グラフィック操作パネル14から受け取ったデータを表示することができる。
上記構成では、図3に示すステップ1(以下では、S1のように略称する)において、例えば、図1に示す制御用ホストコンピュータ15の作画処理部52は、ユーザの指示に応じて、グラフィック操作パネル14の画面データを作成する。ここで、画面データでは、各オブジェクトが変数を介してデバイスと対応付けられているので、デバイスのアドレスなど、デバイスを特定する情報は、画面データの生成までに決定していればよく、画面にオブジェクトを配置した時点に決定しておく必要がない。また、変更があった場合でも、デバイスのアドレスとオブジェクトとを直接関連付ける場合とは異なり、変数の属性のうち、デバイスを特定する属性の値のみを変更すればよく、オブジェクト全てを変更する必要がない。したがって、画面データ設計時または変更時の手間を削減できる。
上記S1にて、画面設計が終了し、設計した画面に対応するJavaのソースコードを、上記作画処理部52がコンパイルして画面データを作成すると、S2において、上記サーバ部53は、各グラフィック操作パネル14へ当該画面データを送信する。これにより、当該画面データは、グラフィック操作パネル14の記憶部25に格納される。
さらに、S3において、グラフィック操作パネル14は、上述したように、画面データに基づいて、デバイスの状態を表示部21に表示すると共に、入力部22への操作に応じて、デバイスの状態を変更する。
ここで、本実施形態に係る画面データでは、デバイスの接続判定処理を有効にするか無効にするかを示す情報を、各オブジェクトに対して設定可能であり、グラフィック操作パネル14は、画面データの示すオブジェクトの表示処理などの処理を行う際に、(1) 「当該オブジェクトの上記情報が有効を示しており、しかも、デバイスが接続されている場合」と、(2) 「当該オブジェクトの上記情報が無効を示している場合」とには、オブジェクトの表示処理を行い、(3) 「当該オブジェクトの上記情報が有効で、しかも、デバイスが接続されていない場合」には、オブジェクトの表示処理自体をスキップするように構成されている。
なお、上述したように、デバイスは、デバイスアドレスやシンボル名により特定可能で、しかも、状態を取得したり、制御(変更)できるものであればよく、接続判定の対象となるデバイスには、PLC13自体も含まれている。
これにより、操作画面を設計して画面データを作成するユーザは、「デバイスの接続に応じて、オブジェクトの表示処理などの処理を行うか否かを変更するか」、あるいは、「デバイスが接続されているか否かに拘わらず、当該オブジェクトの表示処理などの処理を行うか」を、オブジェクト毎に設定することができ、各オブジェクトの表示処理などの処理を容易かつ柔軟に制御できる。
例えば、デバイスをオプションとして接続できる場合など、状況によって、あるデバイスが接続されたり、接続されなかったりすることがあり、そのどちらもが正常な状態である場合、当該デバイスを表示するためのオブジェクトに対して、上記情報を有効を示すように設定すれば、いずれの状態のときにもエラーを出すことなく、接続されているデバイスの表示処理を行い、接続されていないデバイスの表示処理を中止できる。
一方、制御システム1が動作する上で、あるデバイスが接続されていることが重要であり、接続されていないときは、必ずオペレータにエラーを通知したい場合には、当該デバイスを表示するためのオブジェクトに対して、上記情報を無効を示すように設定すれば、当該デバイスが接続されていないときにも、当該オブジェクトの表示処理を行わせることができ、オペレータに異常を通知できる。
具体的には、本実施形態では、上記情報も属性として記憶しており、本実施形態に係る画面データによって生成されるオブジェクトには、上述した変数に関する属性ADに代えて/加えて、接続情報属性ACを持つことができる。
ここで、詳細は後述するように、接続情報属性ACが有効/無効を示す値に設定され、有効に設定されている場合は、上記デバイス属性ADの値が示すデバイスの接続判定を行ってもよいが、本実施形態では、当該接続情報属性ACは、属性値が設定している場合に、デバイスの接続判定処理を有効にすることを示しており、本実施形態では、属性値として、接続判定の対象となるデバイスの接続状態が格納されているアドレスが設定される。なお、あるオブジェクトについて、当該接続情報属性ACの属性値が設定されていない場合は、当該オブジェクトについては、デバイスの接続判定処理を無効にすることを示している。
一方、本実施形態に係るグラフィック操作パネル14には、図1に示すように、監視対象として予め定められたデバイスの接続状態を監視する接続状態検出部(検出手段)41が設けられており、接続状態検出部41は、各デバイスの接続状態を、記憶部25に設けられた接続状態格納領域M1に格納することができる。
なお、接続状態格納領域M1において、各デバイスの接続状態を格納した領域M11…を示す情報が、当該デバイスの接続判定処理を必要とするオブジェクトの属性値として格納される。ここで、当該情報としては、例えば、領域M11…の絶対アドレス、接続状態格納領域M1における相対アドレス、あるいは、デバイスを示すデバイスアドレスまたはシンボル名などが挙げられる。
図1では、一例として、接続状態検出部41が、PLC13が接続されているか否かと、PLC13に各デバイス3が接続されているか否かとを検出する構成を記載しており、接続状態検出部41は、例えば、PLC・IF部23のPLC13との接続端子に、接続時に印加されると予め定められた電圧が印加されているか否かを判定したり、グラフィック操作パネル14(あるいは制御システム1)に設けられたセンサ(図示せず)が、PLC13の接続を検出しているか否かを判定したり、あるいは、PLC・IF部23がPLC13と正常に通信できているか否かを判定したりして、PLC13が接続されているか否かを監視できる。また、接続状態検出部41は、例えば、PLC13と通信して、判定対象のデバイス3が接続されているか否かを問い合わせたり、PLC13と通信して、判定対象のデバイス3の状態を正常に読み出せるか否かを判定したり、あるいは、制御システム1に設けられたセンサ(図示せず)がデバイス3の接続を検出しているか否かを判定したりして、判定対象とするデバイス3がPLC13に接続されているか否かを判定できる。なお、上記デバイス3などの判定対象が特許請求の範囲に記載の機器に対応する。
また、本実施形態において、例えば、HMIランタイム部26内の図示しない機能ブロックなどとして、HMIランタイム部26が画面データに基づき生成するオブジェクトは、その接続情報属性ACの属性値が設定されていない場合、上述したように、自らの属性を参照しながら、メッセージに応じて、あるいは、予め定められたタイミングで、上述した予め定められた処理(通常処理)を行うことができる。なお、上述したように、当該通常処理としては、例えば、他のオブジェクトとのやり取りや、他の部材21〜26とのやり取り、より具体的には、デバイスの状態表示処理や操作受付処理などが挙げられる。
一方、本実施形態に係る上記オブジェクトは、その接続情報属性ACの属性値が設定されていない場合、属性値に基づいて、判定対象となるデバイスの接続状態を取得し、接続状態に応じて、例えば、デバイスの状態表示処理や、デバイスへの状態変更指示の受け付け処理など、上記通常処理を行うか否かを決定できる。
ところで、本実施形態では、接続情報属性ACが有効を示し、しかも、接続判定対象となるデバイスが接続されていない場合は、オブジェクトが、例えば、表示処理あるいは操作受付処理などの処理をスキップする。したがって、仮に、各オブジェクトに対応付けられる操作画面上の領域を固定したとすると、表示/操作受付処理がスキップされた領域が空いてしまう虞れがある。
これに対して、本実施形態では、他のオブジェクトが上記処理を行うかが変化しても、操作画面上を効率よく使用できるように、他のオブジェクトが上記処理を行うか否かによって、各オブジェクトに対応付けられる操作画面上の領域を変更できるように構成されている。
本実施形態では、オブジェクトの上記領域属性AAに、操作画面上の固定された領域を示す値だけではなく、例えば、制約条件などのように、配置可能な領域の範囲を示す値を設定することができる。また、HMIランタイム部26は、各オブジェクトに対して操作画面上の領域を割り当てる際、各オブジェクトの領域属性AAの値に応じて、それぞれに操作画面上の領域を割り当てることができる。なお、領域属性AAの値としては、例えば、領域の位置が取り得る座標の範囲、領域の大きさが取り得る範囲、他のオブジェクトとの位置関係(他のオブジェクトの上方、下方、左方、右方など)、他のオブジェクトとの大きさの関係(等分や比率など)、他のオブジェクトの領域の割り当てと競合した場合の優先順位、あるいは、それらの組み合わせなど、種々の値を設定できる。
一例として、デバイスの状態を表示するオブジェクトが4つあり、それぞれの領域属性AAの値が、操作画面の上下方向の配置が中央で、しかも、左右方向には、均等割り当てを示している場合、図4に示すように、各オブジェクトO1〜O4には、領域A1〜A4が割り当てられ、各オブジェクトO1〜O4は、それぞれの領域A1〜A4に、それぞれに対応するデバイスの状態を表示できる。
上記構成において、自らに接続されるPLC13の個数が変化したときのグラフィック操作パネル14の動作を説明すると、以下の通りである。なお、オブジェクトの通常処理としては、上述したように種々の処理が挙げられるが、以下では、一例として、デバイスの状態表示処理について説明する。
すなわち、各オブジェクトは、図5に示すS11〜S13において、通常処理として、デバイスの状態を表示する前に、S21において、当該オブジェクトの接続情報属性ACに基づいて、接続判定処理が有効であるか否かを判定する。
有効に設定されている場合(S21にてYES の場合)、各オブジェクトは、S22において、接続情報属性ACに基づいて、判定対象となるデバイスが接続されているか否かを判定し、接続されていない場合(S22にてNOの場合)、上記S11〜S13の処理をスキップする。
これとは逆に、上記接続判定処理が無効に設定されている場合(S21にてNOの場合)、あるいは、判定対象となるデバイスが接続されている場合(S22にてYES の場合)、各オブジェクトは、上記S11〜S13の処理を行う。具体的には、S11において、各オブジェクトは、デバイスの状態を正常に表示できるか否かを判定し、異常を検出せず、正常に表示可能な場合(S11にてYES の場合)、S12において、上述したように、デバイスの状態を表示し、表示不可能な場合(S11にてNOの場合)、S13において、異常が発生したことを表示する。
以下では、一例として、図4に示すように、4つのオブジェクトO1〜O4が存在し、それらのうち、オブジェクトO1〜O3は、1つ目のPLC13aに接続されたデバイス3a〜3cに対応付けられ、オブジェクトO4が、2つ目のPLC13bに接続されたデバイス3dに対応付けられている場合を例にして、さらに詳細に説明する。
ここで、PLC13a・13bの双方が接続されている状況と、一方のみが接続されている状況との双方が正常な状態である場合には、接続されているときは、デバイスの状態を表示し、接続されていないときは、エラーを出すことなく、接続されているデバイスの状態のみを表示することが求められる。この場合は、グラフィック操作パネル14に格納される画面データでは、各オブジェクトO1〜O4の接続情報属性ACが、それぞれに対応するデバイスを示す値に設定されており、それによって、各オブジェクトの接続判定処理が有効に設定されている。
この場合、PLC13a・13bの双方がグラフィック操作パネル14aに接続されており、グラフィック操作パネル14がデバイス3a〜3dの状態を正常に制御できる場合、接続状態検出部41は、各デバイス3a〜3dが接続されていることを検出する。
したがって、各オブジェクトO1〜O4がデバイスの状態を表示する場合、上記S11〜S13の処理が行われ、図4に示すように、グラフィック操作パネル14の表示部21には、オブジェクトO1〜O4に対応するデバイス3a〜3dの状態が、領域A1〜A4に表示される。
一方、グラフィック操作パネル14に上記と同じ画面データが格納されている場合であっても、PLC13の一方(例えば、13b)が取り外されると、接続状態検出部41は、各デバイス3a〜3cが接続されており、デバイス3dが接続されていないことを検出する。
したがって、各オブジェクトO1〜O3が上記S11〜S13の処理を行うのに対して、オブジェクトO4は、上記S11〜S13の処理をスキップする。この結果、図6に示すように、グラフィック操作パネル14の表示部21には、オブジェクトO1〜O3に対応するデバイス3a〜3cの状態が、領域A1〜A3に表示される。
なお、本実施形態では、HMIランタイム部26は、オブジェクトO1〜O3に対して操作画面上の領域を均等に割り当て、オブジェクトO4に対しては領域を割り当てていないので、図6に示す領域A1〜A3は、図4に示す領域A1〜A3よりも、幅が広くなっている。
また、PLC13a・13bの双方が接続されている状況が正常であり、一方のみが接続されている状況は、異常である場合には、接続されていないことを検出したときは、エラー表示することが求められる。この場合は、グラフィック操作パネル14に格納される画面データでは、各オブジェクトO1〜O4に接続情報属性ACが設定されず、それによって、各オブジェクトの接続判定処理が無効に設定されている。
この場合、PLC13の一方(例えば、13b)が取り外されると、接続状態検出部41は、各デバイス3a〜3cが接続されており、デバイス3dが接続されていないことを検出するが、図6の場合とは異なって、各オブジェクトの接続判定処理が無効に設定されている。
したがって、オブジェクトO4に対応するデバイス3dが接続されていないにも拘わらず、オブジェクトO4は、上記S11〜S13の処理を行い、図7に示すように、オブジェクトO4に割り当てられた領域A4には、エラーが表示される。
なお、PLC13a・13bの双方がグラフィック操作パネル14aに接続されているときは、上記と同様、図4に示すように、グラフィック操作パネル14は、オブジェクトO1〜O4に対応するデバイス3a〜3dの状態を領域A1〜A4に表示する。
以下では、図1に示す作画処理部52の構成について、図8を参照しながら、さらに詳細に説明する。すなわち、上記作画処理部52は、図8に示すように、画面データに対応する情報が一時的に格納される作業用の記憶部61と、ユーザの指示を受け付けて、当該記憶部61の内容を書き換える編集処理部(受付手段)62と、編集処理部62によって編集される記憶部61の内容を図示しないディスプレイに表示させる表示処理部63と、記憶部54に格納された画面データを当該記憶部61に展開したり、編集後の記憶部61の内容に応じた画面データを記憶部54へ書き込むデータ入出力処理部(生成手段)64とを備えている。
ここで、上記画面データは、上述したように、画面上の領域と、当該領域への表示や入力に対応するデバイスを特定可能なアドレスとの対応関係を示すオブジェクトを組み合わせて構成されており、作画処理部52の編集処理部62は、例えば、オブジェクトの雛型となるクラスのパレットを表示し、パレット中のクラスを選択して画面上に所望のオブジェクトを配置するようにユーザへ促す。また、編集処理部62は、ユーザによるオブジェクトの配置操作を受け付けると、当該操作に応じて、編集中の画面データが上記配置されたオブジェクトを含むように、記憶部61の内容を変更し、表示処理部63は、記憶部61の内容に基づいて、当該オブジェクトを指定された座標に表示する。また、編集処理部62は、ユーザのドラッグ&ドロップなどの操作に応じて記憶部61の内容を変更して、当該オブジェクトの領域属性AAの値を調整し、表示処理部63は、変更後の位置にオブジェクトを表示する。また、編集処理部62は、オブジェクトに関連するアドレスや変数を入力するようにユーザへ促すと共に、入力されたアドレスや変数が当該オブジェクトに関連するように、記憶部61の内容(より詳細には、オブジェクトのデバイス属性ADの値)を変更し、表示処理部63は、ユーザの指示に応じて、各オブジェクトに関連つけられているアドレスや変数を表示する。さらに、編集処理部62は、変数に対するデバイスアドレスの入力操作を受け付け、入力されたアドレスを示すように、記憶部61の内容(より詳細には、当該変数のデバイスを示す属性の値)を変更し、表示処理部63は、ユーザの指示に応じて、各変数に関連つけられているアドレスを表示できる。
また、本実施形態に係る編集処理部62は、上述したように、オブジェクトの領域属性AAの値として、配置可能な領域の範囲を示す値を設定する操作を受け付けると共に、当該操作に応じて、記憶部61の内容(より詳細には、領域属性AAの値)を変更できる。
これらの結果、設計者は、作画処理部52を操作して、画面上の所望の位置にオブジェクトを配置すると共に、各オブジェクトと変数とを対応付け、変数とデバイスのアドレスとを対応付けるだけで、画面データを作成できる。したがって、グラフィック操作パネル14の表示プログラムを修正する場合に比べて容易に、各グラフィック操作パネル14の表示や操作を決定(変更)でき、制御システム1のユーザ(制御用ホストコンピュータ17を操作する設計者)は、ターゲットシステム2の実情や、グラフィック操作パネル14のオペレータの習熟度、あるいは、ユーザの好みや判断基準に合わせることができる。
さらに、本実施形態に係る編集処理部62は、オブジェクトへの編集操作として、接続情報属性ACの入力操作も受け付けることができる。より詳細には、本実施形態に係る編集処理部62は、ユーザによる属性設定指示を受け付けると、例えば、図9に示すように、可視か否かの選択を促すチェックボックスC1を表示し、可視が選択されると、状態を表示するデバイスを入力するか否かの選択を促すチェックボックスC11と、接続判定の対象となるデバイスを入力するか否かの選択を促すチェックボックスC12とに対する入力を受付可能にする。
チェックボックスC11が選択されると、編集処理部62は、例えば、入力フィールドへI11への入力を可能にするなどして、状態を表示するデバイスを示す情報(変数あるいはアドレスなど)の入力を受け付け可能にして、入力に応じて、当該オブジェクトのデバイス属性ADの値を設定する。
一方、チェックボックスC12が選択されると、編集処理部62は、入力フィールドへI11への入力を可能にするなどして、接続判定の対象となるデバイスを示す情報(変数あるいはアドレスなど)の入力を受け付け可能にして、入力に応じて、当該オブジェクトの接続情報属性ACの値を設定できる。
一方、編集終了指示を受け付けると、データ入出力処理部64は、記憶部61の内容に応じた画面データを生成して、記憶部54へ書き込む。これにより、編集されたオブジェクトをグラフィック操作パネル14に生成するための情報を含む画面データが生成される。なお、サーバ部53は、記憶部54に格納された画面データを、LAN12を介して、グラフィック操作パネル14へ送信し、グラフィック操作パネル14の記憶部25に格納させる。
なお、上記では、オブジェクトの接続情報属性ACにデバイスを示す情報が設定されている場合、当該デバイスを判定対象とする接続判定処理を有効にする場合を例にして説明したが、これに限るものではない。
例えば、オブジェクトの接続情報属性ACに有効または無効を設定可能であり、オブジェクトは、有効に設定されている場合、当該オブジェクトのデバイス属性ADの示すデバイスを判定対象として、接続判定処理を行ってもよい。
この場合、図8に示す編集処理部62は、例えば、図10に示すように、例えば、アドレス/接続の選択を促すラジオボタンR11・R12を表示するなどして、接続判定処理を有効にするか否かの選択を促すと共に、「アドレス」の選択など、接続判定処理の無効が指示されると、接続情報属性ACの値を無効に設定できる。この場合、接続判定処理が無効なので、オブジェクトは、デバイス属性ADの示すデバイスが接続されているか否かに拘わらず、当該デバイスの状態を表示できる。一方、「接続」の選択指示を受け付けるなどして、接続判定処理の有効指示を受け付けると、編集処理部62は、当該オブジェクトの接続情報属性ACの値を有効に設定する。この場合、接続判定処理が有効なので、オブジェクトは、デバイス属性ADの示すデバイスが接続されているときには、当該デバイスの状態を表示し、接続されていない場合は、当該デバイスの状態表示処理をスキップして、当該デバイスの状態表示を非表示とする。
ところで、上記では、一例として、接続状態検出部41が、PLC13が接続されているか否かと、PLC13に各デバイス3が接続されているか否かとを検出する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、図11に示す制御システム1aのように、グラフィック操作パネル(例えば、14c)の接続状態検出部41は、PLC13が接続されているか否かと、PLC13に各デバイス3が接続されているか否かとに代えて/加えて、他のグラフィック操作パネル(例えば、14d)が接続されているか否かを検出してもよいし、グラフィック操作パネル14dを介して接続されるPLC13d、あるいは、当該PLC13dを、さらに介して接続されるデバイス3eを監視対象としてもよい。なお、この場合、特許請求の範囲に記載の機器は、上記他のグラフィック操作パネル14dなどの監視対象になる。
ここで、上記グラフィック操作パネル14cは、接続状態検出部41が接続を検出する対象が異なっているが、基本的に、上述したグラフィック操作パネル14(14a)と同一の構成である。なお、図11に示すグラフィック操作パネル14は、PLCに接続されていないので、PLC・IF部23を持っていてもよいし、持っていなくてもよいが、図11では、一例として、PLC・IF部23を持たない構成を図示している。
この場合、グラフィック操作パネル14cの接続状態検出部41は、自らにPLC13が接続されているか否かを検出する場合と同様、例えば、図示しないセンサがグラフィック操作パネル14dの接続を検出しているか否かを判定したり、あるいは、LAN・IF部24がグラフィック操作パネル14dと正常に通信できているか否かを判定したりして、グラフィック操作パネル14dが接続されているか否かを監視できる。また、グラフィック操作パネル14cの接続状態検出部41は、例えば、グラフィック操作パネル14dと通信して、判定対象となるPLC13またはデバイス3が接続されているか否かを問い合わせたり、グラフィック操作パネル14dと通信して、当該判定対象の状態を正常に読み出せるか否かを判定したり、あるいは、図示しないセンサが当該判定対象の接続を検出しているか否かを判定したりして、判定対象が接続されているか否かを判定できる。
また、上記では、オブジェクトによる通常処理がデバイスの状態表示処理である場合を例にして説明したが、予め定められた処理であれば、これに限るものではない。例えば、当該通常処理は、上述したように、デバイスへの操作受付処理であってもよいし、単に、予め定められた文字列、記号あるいは図形を表示する処理であってもよい。
一例として、上記通常処理が、他のグラフィック操作パネル14d〜14fを示すボタン(例えば、GP1〜GP3と表示されたボタンなど)の表示処理と、当該他のグラフィック操作パネル14d〜14fの状態を表示する操作画面への切り換え指示の受付処理とである場合、例えば、図12〜図14に示すように、グラフィック操作パネル14cは、現在、自らに接続されているグラフィック操作パネル14d…の台数に応じ、各グラフィック操作パネル14d…を表示する操作画面へ切り換えるために表示するボタンの個数を増減できる。
なお、上記では、属性に基づいて上記判定処理を行う装置が、画面データに基づいて、デバイスの状態の表示処理とデバイスの状態変更指示の受付処理との双方を行うグラフィック操作パネル14である場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、操作受付を行わず、デバイスの状態表示のみを行う場合や、デバイスの状態表示を行わず、操作受付のみを行う場合のように、これらの一方のみを行う装置であってもよい。
また、上記では、画面データがオブジェクトを含む構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、画面データが、画面上の領域と、当該領域への表示や入力に対応するデバイスとの対応関係を示すタグを組み合わせて構成されており、当該画面データに基づいて、操作受付処理および画面表示処理を行うプログラマブル表示器などであってもよい。画面データに基づき、画面データに含まれる種々の設定項目に対応した通常処理として、デバイスの状態の表示処理およびデバイスの状態変更指示の受付処理の少なくとも一方を行う制御用表示装置であれば、同様の効果が得られる。
また、上記では、上記接続判定処理を行うか否かをオブジェクトの属性によって設定する構成について説明したが、上記各設定項目に、機器の接続判定処理の有効/無効を示す接続判定情報を関連付けることができ、設定項目に関連付けられた接続判定情報に基づいて、当該設定項目に関する接続判定処理の有効/無効を判断できれば、同様の効果が得られる。
さらに、制御用表示装置に限るものではなく、以下のようなデータ処理装置であれば、略同様の効果が得られる。すなわち、当該データ処理装置は、複数の設定項目を含む予め定められた設定データに基づいて、各設定項目に対応して予め定められた通常処理を行うデータ処理装置であって、上記各設定項目には、機器の接続判定処理の有効/無効を示す接続判定情報を関連付けることができ、機器が接続されているか否かを検出する検出手段が設けられていると共に、上記設定データにて設定項目に関連付けられた接続判定情報に基づいて、当該設定項目に関する接続判定処理の有効/無効を判断すると共に、当該接続判定処理が有効であり、しかも、上記検出手段によって機器が接続されている場合と、上記接続判定処理が無効である場合とには、当該設定項目に対応する通常処理を行う一方、上記接続判定処理が有効であり、しかも、上記検出手段によって機器が接続されていない場合は、当該設定項目に対応する通常処理をスキップする。ここで、当該データ処理装置であれば、各設定項目に関連付ける接続判定情報によって、各設定項目に対応する通常処理毎に、接続判定を行うか否かを設定できる。この結果、機器が接続されているか否かによって、通常処理が行われるかスキップされるかを変更するか、あるいは、機器が接続されているか否かに拘わらず通常処理を行うかを、柔軟かつ容易に設定できる。この結果、データ処理装置が所望の動作を行うように設定する際の手間を大幅に削減できる。
なお、このようなデータ処理装置としては、例えば、上記設定項目として、収集対象を示す設定情報が予め設定されており、通常処理として、当該設定情報に基づいて収集対象の情報(例えば、入出力や内部の状態のログなど)を収集する情報収集装置などが挙げられる。当該装置でも、通常処理として、接続されていない場合にエラー処理を行うことが多く、収集対象の中には、必ず接続されていなければならない収集対象と、接続されていてもいなくてもよい収集対象とがあり、各収集対象がいずれに該当するかが、情報収集装置を運用するシステム毎に異なっていることが多い。したがって、データ処理装置が所望の動作を行うように設定する際の手間を大幅に削減できる。
ただし、本実施形態に係るグラフィック操作パネルのように、画面データに基づいて動作する制御用表示装置の場合は、オペレータにデバイスの状態を提示するため、接続されていてもいなくてもいなくてもよいデバイスについては、状態の提示処理自体をスキップすることが強く求められる。また、画面データでは、数多くの設定項目(例えば、オブジェクトやその属性および属性値など)を設定する必要がある。したがって、特に、画面データに基づいて動作する制御用表示装置、および、そのための画面データを生成する作画装置に、上述した構成を採用すると、特に効果が大きい。
本発明によれば、各設定項目に関連付ける接続判定情報によって、各設定項目に対応する通常処理毎に、接続判定を行うか否かを設定でき、機器が接続されているか否かによって、通常処理が行われるかスキップされるかを変更するか、あるいは、機器が接続されているか否かに拘わらず通常処理を行うかを、柔軟かつ容易に設定できるので、データ処理装置が所望の動作を行うように設定する際の手間を大幅に削減できる。
したがって、画面データに基づき、上記通常処理として、デバイスの状態の表示処理およびデバイスの状態変更指示の受付処理の少なくとも一方を行う制御用表示装置をはじめとして、設定データに基づいて処理を行う種々のデータ処理装置、および、それらのためのデータを生成する設定データ生成装置として、広く好適に使用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、制御システムの要部構成を示すブロック図である。 上記制御システムのグラフィック操作パネルに設けられるHMIランタイム部の要部構成を示すブロック図である。 上記制御システムの概略動作を示すフローチャートである。 上記グラフィック操作パネルに表示される画面例を示すものであり、4つのデバイスが接続されている状態を示す図面である。 上記グラフィック操作パネルに形成されるオブジェクトの動作を示すフローチャートである。 上記グラフィック操作パネルに表示される画面例を示すものであり、接続されていてもされていなくてもよいデバイスの接続台数が、3つに減少した状態を示す図面である。 上記グラフィック操作パネルに表示される画面例を示すものであり、接続されている必要のあるデバイスの接続台数が、3つに減少した状態を示す図面である。 上記制御システムに設けられる作画処理部の要部構成を示すブロック図である。 上記作画処理部によって表示される画面例を示す図面である。 上記作画処理部の変形例を示すものであり、作画処理部の表示画面の例を示す図面である。 上記制御システムの変形例を示すものであり、制御システムの要部構成を示すブロック図である。 上記制御システムのグラフィック操作パネルに表示される画面例を示すものであり、自らに接続されているグラフィック操作パネルの台数が3台の場合を示す図面である。 上記制御システムのグラフィック操作パネルに表示される画面例を示すものであり、自らに接続されているグラフィック操作パネルの台数が2台の場合を示す図面である。 上記制御システムのグラフィック操作パネルに表示される画面例を示すものであり、自らに接続されているグラフィック操作パネルの台数が1台の場合を示す図面である。
符号の説明
3 デバイス(機器)
13 PLC(機器)
14 グラフィック操作パネル(データ処理装置、制御用表示装置、機器)
26 HMIランタイム部(制御手段)
41 接続状態検出部(検出手段)
52 作画処理部(設定データ生成装置)
62 編集処理部(受付手段)
64 データ入出力処理部(生成手段)

Claims (5)

  1. 複数のデバイス(3)が接続可能であり、
    上記デバイス(3)に対応する複数の設定項目を含む予め定められた画面データに基づいて、各設定項目に対応してデバイス(3)の状態の表示処理を行う制御手段(26)を有し、
    接続するデバイス(3)の数を変更可能な制御用表示装置(14)において、
    上記デバイス(3)が接続されているか否かを検出する検出手段(41)を有し、
    各設定項目について、上記検出手段(41)によって当該設定項目に対応する上記デバイス(3)が接続されていないことが検出された場合に、上記制御手段(26)が、接続されていない当該デバイス(3)に対応する上記表示処理を行って、上記制御用表示装置(14)にエラーを表示する第1の設定と、当該場合に、上記制御手段(26)が、接続されていない当該デバイス(3)に対応する上記表示処理をスキップする第2の設定とのいずれかを選択可能であることを特徴とする制御用表示装置(14)
  2. デバイス(3)の状態の表示処理は、上記制御用表示装置(14)の操作画面上の所定の領域内で行われ、
    各デバイス(3)の状態が表示される各領域は、上記所定の領域内に均等に配置されることを特徴とする請求項記載の制御用表示装置(14)
  3. 請求項1または2記載の制御用表示装置(14)が参照する画面データを生成する画面データ生成装置(52)であって、
    各設定項目に対応して、上記第1の設定と上記第2の設定とのいずれかの選択を受け付ける受付手段(62)と、
    上記受付手段(62)が受け付けた設定を、それに対応する設定項目に関連付けて画面データを生成する生成手段(64)とを備えていることを特徴とする画面データ生成装置(52)
  4. 請求項1〜のいずれか1項記載の各手段としてコンピュータを動作させるプログラム。
  5. 請求項記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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