JP3512685B2 - 画面データ作成方法、画面データ作成装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

画面データ作成方法、画面データ作成装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体

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JP3512685B2
JP3512685B2 JP24645099A JP24645099A JP3512685B2 JP 3512685 B2 JP3512685 B2 JP 3512685B2 JP 24645099 A JP24645099 A JP 24645099A JP 24645099 A JP24645099 A JP 24645099A JP 3512685 B2 JP3512685 B2 JP 3512685B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め定められる画
面データに基づいてデバイスに応じた画面を表示する表
示装置を有する制御システムに関連し、当該制御システ
ムで使用される画面データを作成する制御用画面データ
作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、プログラマブル・ロジック・
コントローラ(以下、PLCと略称する)は、例えば、
ベルトコンベアー式の自動組付機など、種々のターゲッ
トシステムを制御する制御装置として、広く使用されて
いる。さらに、近年では、ターゲットシステムの複雑化
に伴って、複数台のPLCを互いに連携させて使用する
ことも行われている。また、各PLCからのデータの表
示、あるいは、PLCへの制御指示は、当該PLCの近
傍などに配される表示装置で行われるだけではなく、例
えば、これらの表示装置から離れた場所に設置した制御
用ホストコンピュータでも、表示あるいは操作できるよ
うに、制御システムを構築することもある。
【0003】具体的には、例えば、図14に示すよう
に、従来の制御システム501では、PLC503が制
御の中心として位置付けられており、各PLC503に
は、例えば、バルブやスイッチあるいはセンサなど、タ
ーゲットシステム502のデバイス521と、表示およ
び制御指示を行う表示装置505とが接続されている。
さらに、当該PLC503には、他のPLC503や制
御用ホストコンピュータ507が所定のインターフェー
ス回路を介して直接、あるいは、専用のアダプタを介し
て間接的に接続されており、PLC503や制御用ホス
トコンピュータ507などの機器間、および、各PLC
503と表示装置505との間では、PLC503の通
信機能を用いて、表示あるいは制御に使用されるデータ
が伝送される。
【0004】上記表示装置505には、PLC503か
らのデータに応じて表示したり、オペレータからの指示
に応じてPLC503へ制御指示を出力する際、予め格
納された画面データを参照している。当該画面データに
は、例えば、メーターなど、PLC503からのデータ
に応じて、形状や数値、色あるいは位置などの表示状態
が変化する部品を示すデータと、例えば、部品が表示さ
れている領域の押圧など、部品への操作を示す事象が発
生したとき、当該事象に対応したPLC503への制御
指示や表示変更を示すデータとが含まれる。なお、画面
データには、例えば、背景など、常時表示される部品を
示すデータも含まれている。
【0005】当該画面データは、例えば、制御用ホスト
コンピュータ507上で動作する作画ソフトなどで作成
され、画面データを記録した記録媒体を表示装置505
に挿入したり、画面データを記憶した携帯型の端末装置
を、表示装置505に接続するなどして、表示装置50
5に格納される。
【0006】ここで、PLC503は、リレーを使用し
たシーケンサから発達してきた経緯もあり、同一会社で
あっても、製品毎など、PLC503の機種毎に、デー
タ通信に使用する通信プロトコルが異なることが多く、
通信プロトコルの種類は、100種以上にもなる。この
結果、多くの場合、画面データの形式も、PLC503
および表示装置505の機種に固有の形式が採用されて
おり、PLC503および表示装置505の機種に応じ
た作画ソフトによって作成されている。したがって、画
面データを作成する場合は、図15に示すS101にお
いて、制御システム501の機能が決定された後、S1
02において、当該PLC503および表示装置505
の機種が選択される。さらに、S103において、当該
機種に応じた作画ソフトによって、画面が設計され、S
104において、画面データが生成される。
【0007】より詳細に説明すると、画面データは、例
えば、図16に示すように、ベース画面のファイル番号
Fと、事象名Nと、参照情報rとを含む処理指示語Wの
リストとして、表示装置505の事象データメモリ55
1(図19参照)に格納されている。例えば、ファイル
番号F1で特定されるベース画面に表示され、PLC5
03において、所定のアドレスAに対応するビットデバ
イスとして設定されるスイッチを例にすると、図17に
示すように、当該スイッチの表示を示す処理指示語WL
には、上記ファイル番号F1、および、表示を示す事象
名N1に加え、参照情報rとして、上記アドレスAと、
当該アドレスAのビットがオフの場合に表示する部品を
示すファイル番号FL1と、オンの場合に表示する部品
を示すファイル番号FL2と、部品を表示する座標範囲
X・Yとが含まれている。一方、オン/オフ切り換え操
作に対応する処理指示語WTは、例えば、図18に示す
ように、上記ファイル番号F1、および、タッチパネル
の押し操作を示す事象名N2に加え、参照情報rとし
て、上記アドレスAと、押し操作を有効と判定する入力
座標範囲X・Yとが含まれている。なお、当該入力座標
範囲X・Yと、上記表示座標範囲X・Yとは、画面上で
同じ位置になるように設定される。
【0008】ここで、表示装置505は、図19に示す
ように、例えば、所定の周期毎など、必要に応じて、事
象データメモリ551から、表示を示す処理指示語(こ
の場合は、WL1)を読み出し、PLC503のアドレ
スAにオフを示す値が格納されている場合、グラフィッ
ク用メモリ552からファイル番号FL1で示す部品を
読み出し、画面上の表示座標位置X・Yに表示する。こ
れにより、画面Dの表示座標位置X・Yには、スイッチ
のオフを示す部品J1が表示される。
【0009】この状態で、表示装置505がタッチパネ
ルの押し操作を検出すると、図20に示すように、上記
事象データメモリ551から、押し操作を示す処理指示
語(この場合は、WT1)を読み出し、押し操作の座標
が、処理指示語WTの入力座標範囲X・Yに入っていた
場合、例えば、PLC503の状態データ用メモリM
D’と連動するように制御される状態データ用メモリM
DのアドレスAの値を反転するなどして、PLC503
の上記データ用メモリMD’のアドレスAに格納された
値を反転する。この状態では、当該アドレスAにオンを
示す値が書き込まれるので、表示装置505は、上記処
理指示語WLに応じて表示する際、上記表示座標X・Y
に、ファイル番号FL2の部品J2を表示する。また、
ターゲットシステム502のスイッチは、PLC503
において、アドレスAのビットデバイスとして設定され
ており、アドレスAの値に応じてスイッチを切り換え
る。これらの結果、ターゲットシステム502のスイッ
チが遮断され、表示装置505の画面Dの表示は、オン
を示す部品J2に切り換えられる。
【0010】ところで、上述したように、従来の制御シ
ステム501では、PLC503が通信の中心に配さ
れ、PLC503や制御用ホストコンピュータ507な
どの機器が、PLC503に固有の通信プロトコルで通
信している。したがって、従来の制御システム501内
では、同一機種のPLC503が用いられることが多
く、他の通信プロトコルを採用したPLC503aを混
在させる必要がある場合には、変換器510を挿入し
て、他のPLC503などの機器からPLC503aが
同じ機種に見えるように、通信プロトコルを相互変換す
る必要がある。ただし、制御システム501では、変換
器510を設置可能な場所が限定されていることが多
く、また、新たに、変換器510を設けると、制御シス
テム501全体のコストが高騰してしまう。さらに、P
LC503の通信プロトコルは、例えば、100種以上
と数多く存在するので、所望の変換器510が存在する
とは限らない。したがって、PLC503を通信の中心
に配した場合制御システム501内に多くの種類のPL
C503を混在させることが難しく、構成機器が多く、
大規模な制御システム501を実現することが難しい。
【0011】ここで、本件の出願人は、大規模な制御シ
ステムを容易に構築できるように、先の特願平10−1
17117号において、全く新たな構成の制御システム
を提案した。この制御システム101では、図21に示
すように、制御用表示装置としてのグラフィック操作パ
ネル105とPLC103との間に設けられた専用ネッ
トワーク104とは別に、共通ネットワーク106が設
けられており、各グラフィック操作パネル105は、当
該共通ネットワーク106を介し、予め定められた共通
の通信プロトコル(共通プロトコル)で互いに通信して
いる。また、各グラフィック操作パネル105は、共通
ネットワーク106での通信と専用ネットワーク104
での通信とを必要に応じて中継する。これにより、制御
用ホストコンピュータ107は、何ら支障なく、グラフ
ィック操作パネル105を介して、PLC103へ指示
を伝えたり、PLC103からの情報を取得したりでき
る。
【0012】当該構成では、共通ネットワーク106に
接続された機器は、専用ネットワーク104で採用され
る専用プロトコルに拘わらず、所定の共通プロトコルで
通信しているため、専用プロトコルが互いに異なるPL
C103を、同一の制御システム101に容易に混在さ
せることが可能になり、大規模な、すなわち、構成機器
数の多い制御システムを比較的容易に実現できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
願の構成の制御システム101において、上述と同様
に、PLCにおけるアドレスを指定しながら画面データ
を作成しようとすると、機種変更時の手間が増大すると
共に、画面データを作成する人物の負担が大きくなると
いう問題を生じる。
【0014】具体的には、上記従来の画面データ作成方
法では、図15のS103に示す作画時点において、作
成者は、デバイスのアドレスを把握していなければなら
ない。したがって、画面データの作成者は、作画ソフト
の操作だけではなく、制御システムについても、PLC
におけるアドレス指定方法が判る程度まで熟知している
必要がある。ここで、上記先願の構成の制御システム1
01では、PLC103の混在が容易なため、従来の制
御システム501よりも多様なPLC103が採用され
ることが多い。したがって、画面データの作成者には、
より多くの機種のアドレス指定方法を熟知することが要
求され、画面データを作成可能な人物が限定されてしま
う。
【0015】さらに、上記先願の構成の制御システム1
01では、PLC103の混在が容易なため、従来の制
御システム501とは異なり、必要な機能や速度の変化
に即応して、PLCの機種を比較的頻繁に変更できる。
また、制御システム101の構築時であっても、画面デ
ータの作成時点で想定した機種とは異なる機種が採用さ
れる虞れもある。ところが、PLCを変更すると、アド
レスが変更されるため、画面データから、アドレスが変
更された箇所全てを探し出して訂正する必要がある。
【0016】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、各PLCのアドレス指定方法
を知らないような人物であっても、容易に画面データを
作成可能な制御用画面データ作成装置を実現することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る画
面データ作成方法は、上記課題を解決するために、制御
用表示装置へ、デバイスの状態に応じた図形要素を画面
に表示させるための画面データを作成する画面データ作
成方法において、上記画面に表示する図形要素を決定す
ると共に、各図形要素と、デバイスを示す変数データと
を対応付けた作画データを作成する作画工程と、上記変
数データと、デバイスの機種依存のデータとを対応付け
る設定工程と、上記作画データと上記変数データおよび
機種依存のデータとに応じた画面データを作成する画面
データ作成工程とを備え、上記機種依存データには、予
め定められたデータの表現形式と、上記制御用表示装置
がデバイスと通信する際に使用するデータの表現形式と
を変換するための 変換データが含まれ、上記画面データ
作成工程では、画面データとして、上記制御用表示装置
が変数データが示すデバイスと通信しながら、デバイス
に応じた画面を表示するための手続きを示すデータを出
力することを特徴としている。なお、変数データと機種
依存のデータとは、画面データ作成装置で対応付けても
よいし、例えば、制御用表示装置などで対応付けてもよ
い。
【0018】上記構成の作画工程において、デバイス自
体ではなく、デバイスを示す変数データが、図形要素と
対応付けられており、例えば、デバイスのデバイスアド
レスなど、機種依存のデータは、設定工程にて、変数デ
ータと対応付けられる。これにより、作画工程では、機
種依存のデータを把握せずに作画できるにも拘わらず、
制御用表示装置は、何ら支障なく、デバイスと通信でき
る。
【0019】上記構成では、作画工程において、デバイ
スの機種に依存せずに作画できるので、作画を担当する
オペレータは、デバイスの各機種毎に機種依存の情報を
把握する必要がなくなる。さらに、デバイスの機種が決
定していない状態であっても、デバイスの機能が確定し
ていれば作画可能になるので、デバイスアドレスを指定
しながら作画する従来の方法に比べて、より早い時点か
ら作画できるようになる。これらの結果、作画オペレー
タの負担を大幅に軽減できる。
【0020】加えて、機種依存のデータが、各図形要素
ではなく、変数データに対応しているので、デバイスの
機種変更時には、デバイスに対応する機種依存データの
みを変更すればよい。ここで、例えば、同一にデバイス
に対応する図形要素が複数の画面で表示される場合な
ど、デバイスに対応する図形要素は、多くの場合、複数
設けられているので、デバイスの機種が変更された場
合、デバイスの機能が同一であっても、該デバイスに対
応する図形要素全てにおいて、デバイスアドレスを変更
する必要のある従来技術に比べて、機種変更時の手間を
大幅に削減できる。
【0021】さらに、上記構成では、例えば、デバイス
や制御用表示装置の機種が決まっていない場合など、デ
バイスと制御用表示装置とが通信する際に使用するデー
タの表現方法が決まっていない場合であっても、作画工
程では、図形要素と変数データとを対応付けるので、何
ら支障なく作図できる。一方、データの表現形式が決定
されると、上記設定工程によって、機種依存データとし
てのデータの表現形式が設定され、上記画面データ作成
工程によって、制御用表示装置が当該表現形式でデバイ
スと通信して画面を表示する手続きを示す画面データが
出力される。この結果、例えば、BCD形式か2進表記
か否か、あるいは、エンディアンなど、データの表現方
式がデバイスによって異なる場合であっても、機種依存
データを設定するだけで、画面データ作成装置は、制御
用表示装置が正常に画面表示可能な画面データを生成で
きる。
【0022】一方、請求項2の発明に係る画面データ作
成装置は、制御用表示装置へ、デバイスの状態に応じた
図形要素を画面に表示させるための画面データを作成す
る画面データ作成装置において、上記課題を解決するた
めに、上記画面に表示する図形要素を決定すると共に、
各図形要素と、デバイスを示し、デバイスの機種依存の
データと関連付け可能な変数データとを対応付ける作画
手段と、上記変数データに対応し、上記機種に依存する
機種依存データを設定する設定手段と、上記作画手段の
出力と変数データとに基づいて、上記各変数データの機
種依存データに応じた画面データを作成する画面データ
出力手段とを備え、上記機種依存データには、予め定め
られたデータの表現形式と、上記制御用表示装置がデバ
イスと通信する際に使用するデータの表現形式とを変換
するための変換データが含まれ、上記画面データ出力手
段は、画面データとして、上記制御用表示装置が変数デ
ータが示すデバイスと通信しながら、デバイスに応じた
画面を表示するための手続きを示すデータを出力する
とを特徴としている。
【0023】上記構成では、作画手段は、デバイス自体
ではなく、デバイスの機種依存のデータと関連付け可能
で、デバイスを示す変数データに図形要素を対応付ける
ので、作画手段は、請求項1と同様に、デバイスの機種
に依存せずに作画できる。この結果、作画手段のオペレ
ータは、デバイスの各機種毎に機種依存の情報を把握す
る必要がなくなり、より早い時点から作画できるように
なる。したがって、作画オペレータの負担を大幅に軽減
できる。
【0024】加えて、機種依存のデータが、各図形要素
ではなく、変数データに対応しているので、デバイスの
機種変更時には、デバイスに対応する機種依存データの
みを変更すればよく、機種変更時の手間を大幅に削減で
きる。
【0025】さらに、上記構成によれば、画面データ作
成装置において、設定手段が変数データに対応する機種
依存データを設定し、画面データ出力手段が、変数デー
タの機種依存データに応じた画面データを出力する。し
たがって、機種依存データを制御用表示装置などで個別
に設定する場合と異なり、例えば、制御用ホストコンピ
ュータ上の1アプリケーションなどとしても実現可能な
画面データ作成装置において、作画用のデータと機種依
存データとを集約して管理できる。
【0026】加えて、上記構成では、例えば、デバイス
や制御用表示装置の機種が決まっていない場合など、デ
バイスと制御用表示装置とが通信する際に使用するデー
タの表現方法が決まっていない場合であっても、作画手
段は、図形要素と変数データとを対応付けるので、何ら
支障なく作図できる。一方、データの表現形式が決定さ
れると、上記設定手段によって、機種依存データとして
のデータの表現形式が設定され、上記画面データ出力手
段によって、制御用表示装置が当該表現形式でデバイス
と通信して画面を表示する手続きを示す画面データが出
力される。この結果、例えば、BCD形式か2進表記か
否か、あるいは、エンディアンなど、データの表現方式
がデバイスによって異なる場合であっても、機種依存デ
ータを設定するだけで、画面データ作成装置は、制御用
表示装置が正常に画面表示可能な画面データを生成でき
る。
【0027】また、請求項3の発明に係る記録媒体は、
制御用表示装置へ、デバイスの状態に応じた図形要素を
画面に表示させるための画面データを作成する画面デー
タ作成プログラムが記録された記録媒体であって、上記
課題を解決するために、上記画面に表示する図形要素を
決定すると共に、各図形要素と、デバイスを示し、デバ
イスの機種依存のデータと関連付け可能な変数データと
を対応付ける作画手段、上記変数データに対応し、上記
機種に依存する機種依存データを設定する設定手段、並
びに、上記作画手段の出力と変数データとに基づいて、
上記各変数データの機種依存データに応じた画面データ
を作成する画面データ出力手段として、コンピュータを
動作させるためのプログラムが記録されており、上記機
種依存データには、予め定められたデータの表現形式
と、上記制御用表示装置がデバイスと通信する際に使用
するデータの表現形式とを変換するための変換データが
含まれ、上記画面データ出力手段は、画面データとし
て、上記制御用表示装置が変数データが示すデバイスと
通信しながら、デバイスに応じた画面を表示するための
手続きを示すデータを出力するものであることを特徴と
している。
【0028】当該構成の記録媒体がコンピュータによっ
て読み取られ、実行されると、当該コンピュータは、請
求項2記載の画面データ作成装置として動作する。した
がって、請求項2と同様に、作画手段は、デバイスの機
種に依存せずに作画できる。この結果、作画手段のオペ
レータは、デバイスの各機種毎に機種依存の情報を把握
する必要がなくなり、より早い時点から作画できるよう
になる。したがって、作画オペレータの負担を大幅に軽
減できる。
【0029】加えて、機種依存のデータが、各図形要素
ではなく、変数データに対応しているので、デバイスの
機種変更時には、デバイスに対応する機種依存データの
みを変更すればよく、機種変更時の手間を大幅に削減で
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
ないし図13に基づいて説明すると以下の通りである。
すなわち、本実施形態に係る制御システムは、例えば、
ターゲットシステムがベルトコンベアー式の自動組付機
の場合など、複数のプログラマブル・ロジック・コント
ローラ(以下では、PLCと略称する)が互いに連携し
て制御するようなターゲットシステムを制御する場合
に、特に好適に使用されるシステムであって、例えば、
図1に示すように、ターゲットシステム2に接続された
PLC(制御装置)3と、各PLC3に固有の通信プロ
トコルにて通信する専用ネットワーク4を介して、当該
PLC3に接続され、多くの場合、ターゲットシステム
2の近傍でターゲットシステム2の作業員により操作さ
れるグラフィック操作パネル(制御用表示装置)5と、
各グラフィック操作パネル5間を共通の通信プロトコル
で接続する共通ネットワーク6と、当該共通ネットワー
ク6に接続され、多くの場合、グラフィック操作パネル
5よりも離れた場所から制御システム1全体の監視制御
あるいは設定などを行う制御用ホストコンピュータ7と
を備えている。
【0031】上記制御システム1では、従来とは異な
り、表示部51および入力部52を有するグラフィック
操作パネル5が、通信の中心に配されており、当該グラ
フィック操作パネル5は、専用ネットワーク・IF部5
3を介して、専用ネットワーク4に接続されると共に、
共通ネットワーク・IF部54を介して、共通ネットワ
ーク6にも接続されている。さらに、グラフィック操作
パネル5の変換部55は、両ネットワーク4・6での通
信プロトコルが異なる場合、両通信プロトコルを相互変
換して、自らに接続されたPLC3と、制御用ホストコ
ンピュータ7あるいは他のグラフィック操作パネル5と
の間の通信を中継する。これにより、各グラフィック操
作パネル5に接続されたPLC3が採用する通信プロト
コルが互いに異なる場合であっても、各グラフィック操
作パネル5および制御用ホストコンピュータ7間は、共
通の通信プロトコルにて通信できる。
【0032】なお、上記および後述する各部材51〜5
6・71〜75は、例えば、CPU(Central Processi
ng Unit)などの演算手段が、RAM( Random Access M
emory )やROM( Read-Only Memory )などの記憶手
段に記憶されたプログラムを実行して、例えば、液晶表
示パネルやタッチパネルなどの入出力手段、あるいは、
例えば、イーサネット(登録商標)へのインタフェース
回路などの通信手段を制御することで実現される機能ブ
ロックである。したがって、これらの手段を有するコン
ピュータが、上記プログラムが記録された記録媒体(例
えば、CD−ROMなど)を読み取り、当該プログラム
を実行するだけで、本実施形態に係るグラフィック操作
パネル5あるいは制御用ホストコンピュータ7を実現で
きる。なお、例えば、共通ネットワーク6などのネット
ワークからダウンロードするためのプログラムが、上記
コンピュータに予めインストールされていれば、当該ネ
ットワークを介して、各グラフィック操作パネル5や制
御用ホストコンピュータ7へ当該プログラムを配付する
こともできる。
【0033】ここで、グラフィック操作パネル5は、制
御システム1に必須の構成であるが、近年では、高解像
度の画像を表示するために、例えば、数Mバイト程度の
記憶容量を持ち、表示に十分な演算速度を有している。
したがって、グラフィック操作パネル5は、十分余力を
持って、上記プロトコル変換できる。また、グラフィッ
ク操作パネル5と制御用ホストコンピュータ7との間
に、PLC3が介在していないため、PLC3は、ター
ゲットシステム2の制御に専念できる。したがって、図
14に示す従来の制御システム501のように、通信の
大半を処理する場合よりも、記憶容量や処理能力を削減
できる。なお、通信量の大きな処理の例として、ターゲ
ットシステム2が製造する製品を変換する際など、制御
用ホストコンピュータ7からグラフィック操作パネル5
へ画面データをダウンロードする処理などが挙げられ
る。ところが、本実施形態に係る制御システム1では、
画面データは、PLC3を通過しないので、PLC3
は、画面データをダウンロードする場合であっても、負
担が少なく、正常に動作し続けることができる。
【0034】また、PLC3の機種に拘わらず、各グラ
フィック操作パネル5および制御用ホストコンピュータ
7の間は、共通のプロトコルで通信される。したがっ
て、同じ制御システム1内に、複数機種のPLC3を混
在させることができ、機種選択の幅が広くなる。さら
に、図14に示す従来の制御システム501のように、
通信プロトコルが異なるPLC503aを混在させるた
めに、制御システム501を、互いに異なる通信プロト
コルのサブネットワークに分割し、サブネットワーク間
に変換器510を配する場合とは異なり、制御システム
1の共通ネットワーク6では、通信プロトコルが共通で
ある。したがって、例えば、ハブやブリッジ、ルータな
ど、共通ネットワーク6に接続される機器を自由に転用
でき、これらの機器やPLC3の配置に関する自由度も
向上できる。加えて、変換器510が不要なので、制御
システム1全体の製造費を低減できる。
【0035】ここで、上記グラフィック操作パネル5の
表示部51の表示画面には、各デバイス21に対応する
複数の部品を表示可能であり、グラフィック操作パネル
5は、PLC3を介して取得したデバイス21のデータ
に応じて、例えば、形状や色あるいは数値など、部品の
表示状態を変更することで、グラフィック操作パネル5
のオペレータにデバイス21の状態を報知できる。一
方、例えば、タッチパネルなどの入力部52によって、
オペレータが画面上の部品を操作した場合は、グラフィ
ック操作パネル5は、操作に応じた指示をデバイス21
に与えることができる。
【0036】本実施形態に係る画面データは、例えば、
解像度などの点で互いに異なる表示部51を有するグラ
フィック操作パネル5間であっても共用できるように抽
象化されたオブジェクトデータ(手続きおよびデータ)
で表現されており、グラフィック操作パネル5のHMI
ランタイム部56は、当該画面データを、表示部51に
応じた機械語に翻訳して実行することで画面を表示す
る。
【0037】具体的には、画面データは、例えば、Ja
va(登録商標)のソースコードをコンパイルして生成
したバイトコードであり、上記HMIランタイム部56
は、当該バイトコードを逐次翻訳・実行するJava仮
想機械(VM)として実現されている。当該JavaV
Mは、少なくとも、表示部51への画面表示と、PLC
3との通信、あるいは、PLC3の状態に連動するよう
に制御されるグラフィック操作パネル5上のメモリへの
アクセスが可能であり、上記バイトコードを実行するこ
とで、デバイス21の状態に応じたマークMを表示部5
1の画面上に表示できる。
【0038】また、後述するホスト側HMI処理部(翻
訳手段)72も、HMIランタイム部56と同様の構成
であり、画面データを、図示しない表示部に応じた機械
語に翻訳して実行することで画面を表示できる。したが
って、上記画面データ生成部73によって、ホスト側H
MI処理部72の画面データも作成できる。この結果、
要求される処理能力が互いに異なり、オペレーティング
システム(OS)などが互いに異なることが多い制御用
ホストコンピュータ7とグラフィック操作パネル5とで
あっても、同一の画面データ生成部73によって画面デ
ータを作成でき、制御システム1全体の作画開発環境を
統一することができる。
【0039】一方、画面データ作成装置としての制御用
ホストコンピュータ7には、ターゲットシステム2を監
視制御する際、共通ネットワーク・IF部71および共
通ネットワーク6を介して、使用者の操作に応じた制御
指示をグラフィック操作パネル5へ伝えると共に、グラ
フィック操作パネル5から受け取ったデータを表示する
ホスト側HMI処理部72に加え、上記画面データを出
力する画面データ生成部(画面データ出力手段)73
と、デバイス21に対応する変数データを設定する変数
設定部(設定手段)74と、デバイス21の代わりに変
数データと関連付けながら、表示画面を設計する作画処
理部(作画手段)75とを備えている。
【0040】上記各変数データは、対応するデバイス2
1の入出力を抽象化したものであり、変数設定部74に
よって、デバイス21の機能を示す属性と、デバイス2
1の具体的な配置などを示す属性とを個別に設定でき
る。なお、個々の属性については、後で設定画面例を参
照しながら属性の設定動作を説明する際に併せて説明す
る。
【0041】本実施形態では、上述したように、画面デ
ータがJavaのバイトコードなので、上記画面データ
生成部73は、Javaのソースコードをコンパイルす
るコンパイラとして実現されている。また、作画処理部
75および変数設定部74は、例えば、制御用ホストコ
ンピュータ7上で動作する作画ソフトとして実現され、
両部材74・75が出力したJavaのソースコードを
画面データ生成部73がコンパイルしたり、画面データ
生成部73が両部材74・75の出力に基づいて、ソー
スコードを生成し、当該ソースコードをコンパイルした
りして、画面データを生成する。なお、当該バイトコー
ドが、特許請求の範囲に記載の画面データおよび手続き
に対応する。
【0042】上記構成の制御システム1では、図2に示
すフローチャートに従って、画面データが生成される。
すなわち、ステップ1(以下では、S1のように略称す
る)において、例えば、デバイス21の種類(機能)や
数など、ターゲットシステム2の概略構成が決定される
と、制御システム1に必要とされる機能が概ね確定す
る。この状態では、デバイス21の種類や数が決められ
ていればよく、実際のデバイス21やPLC3の機種な
どは、決まっていなくてもよい。
【0043】この状態で、作画処理部75は、S2(作
画工程)において、詳細は、後述するように、オペレー
タの操作に従い、各画面上の部品(マーク:図形要素)
を、デバイス21自体ではなく、デバイス21の機能を
示す属性を持った変数データと関連付けながら、画面を
示す作画データを生成する。また、各変数データの属性
のうち、デバイス21の機能を示す属性は、上記S1に
て決定された制御システム1の機能に基づいて、変数設
定部74により設定される。この時点では、各マーク
は、変数データと関連付けられており、例えば、デバイ
ス21のアドレスなど、デバイス21やPLC3の配置
が決まるまで決定されない情報とは関連付けられていな
い。したがって、これらの具体的な配置が決まっていな
くても、オペレータは、何ら支障なく、画面を設計でき
る。
【0044】一方、S3において、ターゲットシステム
2およびPLC3の設計者は、上記S1にて決定された
制御システム1の機能に基づいて、デバイス21やPL
C3の機種や配置を決定する。
【0045】上記S2にて、画面が設計され、上記S3
にて、PLC3およびデバイス21の配置が決定される
と、S4(設定工程)において、上記各変数データの属
性のうち、例えば、デバイス21のアドレスなど、デバ
イス21やPLC3に依存した属性(機種依存データ)
が変数設定部74により設定される。さらに、S5(画
面データ作成工程)において、画面データ生成部73
は、変数設定部74および作画処理部75が出力したソ
ースコードをコンパイルするなどして、画面データを生
成する。
【0046】上記構成では、変数設定部74が、各変数
データの属性のうち、デバイス21の機能を示す属性
と、デバイス21の具体的な配置などを示す機種依存の
属性とを個別に設定でき、作画処理部75が変数データ
と部品とを関連付けて画面を設計できるので、上記S4
において、機種依存の属性を設定する時点よりも前の時
点(S2の時点)において、作画処理部75が画面を設
計できる。また、同じデバイス21に対応する部品に
は、同じ変数データが対応しているので、仮に、画面の
設計よりも後の時点(S2よりも後の時点)において、
デバイス21やPLC3の機種が変更されたとしても、
当該デバイス21に対応する変数データの機種依存の属
性を変更するだけでよい。したがって、画面データにお
いて、デバイス21に関連する部品全てを変更する場合
に比べて画面データの変更に要する手間を大幅に削減で
きる。
【0047】変数設定部74で設定可能な属性につい
て、より詳細に説明すると、上記S2において、作画処
理部75は、例えば、制御用ホストコンピュータ7の表
示画面上に、ユーザ画面生成用の作画ウインドウと、予
め定義されている部品類型(マーク)Tの一覧を表示す
る部品ウインドウとを表示する。当該マーク類型Tとし
ては、例えば、スイッチ、テンキー、メータ表示器、グ
ラフ表示器など、頻繁に用いられるものが用意されてお
り、作画処理部75のオペレータは、部品ウインドウの
マーク類型Tを選択し、例えば、ドラグ・アンド・ドロ
ップなどの操作によって、作画ウインドウの所望の位置
にマークMとして配置することができる。これにより、
比較的簡単な操作で、画面に表示するマークMを決定
し、当該マークMの表示位置を設定できる。
【0048】ここで、画面データ生成部73は、各マー
ク類型Tに対応付けて、画面データのうち、マーク類型
Tに対応する表示図形に関連する手続きを定義するクラ
スを記憶しており、上記作画処理部75が、マークM
と、その表示位置とを決定した場合、例えば、当該クラ
スのインスタンスとして、上記マークMを示すオブジェ
クトを生成するためのコードと、オブジェクトのうち、
表示位置を示すフィールドF1をマークMの表示位置に
設定するためのコードとを生成するなどして、マークM
を示すJavaコードを生成できる。
【0049】上記クラス定義には、例えば、”.dra
w”など、表示を示すメソッドが定義されている。した
がって、上記グラフィック操作パネル5のHMIランタ
イム部56が、画面データに基づいて、マークMの表示
メソッドを呼び出すことによって、当該マークMを示す
図形が、表示部51の表示画面のうち、上記フィールド
F1が示す位置に表示される。さらに、例えば、スイッ
チ、メータ表示器、グラフ表示器など、対応するデバイ
ス21の状態に応じて表示状態が変化するマークMに対
応するクラスでは、例えば、各状態で表示される図形を
示すデータなど、デバイス21の状態を取得して、状態
に応じて表示するための手続きも定義されており、上記
表示メソッドを呼び出すことで状態に応じた表示が行わ
れる。ただし、デバイス21の状態を取得するための手
続きは、デバイス21の機種毎に異なっているので、画
面データ生成部73は、各属性に応じた状態取得用メソ
ッドを予め格納しておき、例えば、後述する変数データ
Vの各属性に応じて、状態取得用メソッドのオーバーラ
イドを指示するコードを生成したり、状態取得用メソッ
ドを置換するなどして、デバイス21に応じた画面デー
タを作成する。
【0050】ここで、変数設定部74は、例えば、上記
作画ウインドウでマークMを選択し、変数データVの一
覧から、当該マークMに対応する変数データVを選択す
るなどして、マークMと変数データVとの対応を設定す
る。また、対応する変数データVが作成されていない場
合は、変数設定部74は、オペレータの指示に従って、
新たな変数データVを作成する。
【0051】変数データVの作成や編集が指示される
と、変数設定部74は、図3に示す画面を表示して、作
画処理部75のオペレータに各属性P…の入力を促す。
ここで、テキストボックスB11には、変数名を入力可
能であり、変数データVを特定したり、各マークMに対
応する変数データVを選択する際の一覧表示などに使用
される。また、テキストボックスB12には、変数デー
タVの説明を入力できる。さらに、リストボックスB1
3によって、デバイス21が入出力するデータのタイプ
を示す属性P13が選択される。当該属性P13に
は、”1ビット”、”整数”、”実数”または”文字
列”が設定可能であり、例えば、スイッチなど、デバイ
ス21がオン/オフの状態を取る場合には、”1ビッ
ト”が選択され、例えば、メーターなどの場合は、”整
数”または”実数”が選択される。
【0052】さらに、入力元を選択するリストボックス
B14によって、当該変数データVが、PLC3を介し
て接続されるデバイス21に対応しているか、あるい
は、例えば、操作回数を示すカウンタなど、グラフィッ
ク操作パネル5の計算機能を利用して、PLC3と通信
することなくデータを取得可能な内部デバイス22に対
応しているかを選択できる。なお、前者の場合、属性P
14の値は、”I/O”となり、後者の場合は、”In
ternal”となる。
【0053】入力元を示す属性P14が”Intern
al”の場合は、変数設定部74は、さらに、初期値を
入力するテキストボックスB15と、計算式を入力する
テキストボックスB16とを表示し、これらに入力する
ことで、初期値および計算式を示す属性P15・P16
を設定できる。
【0054】一方、入力元を示す属性P14が”I/
O”に設定された場合は、変数設定部74は、図4に示
すように、デバイス21を選択するリストボックスB2
1と、デバイス21のアドレスを入力するテキストボッ
クスB22とを表示し、これらの入力することで、デバ
イス21を示す属性P21と、アドレスを示す属性P2
2とが設定できる。
【0055】また、データのタイプを示す属性P13
が”整数”または”実数”の場合、変数設定部74は、
さらに、データスケーリングの要否を示すチェックボッ
クスB23と、入力されるデータ範囲を入力するボック
スB24a・B24bと、出力するデータ範囲を問い合
わせるボックスB25a・B25bとを表示して、これ
らに入力することで、データスケーリングに関連する属
性P22〜P25bが設定される。一方、画面データ生
成部73は、これらの属性P22〜P25bを参照し
て、HMIランタイム部56が、出力するデータ範囲に
入力されたデータ範囲を一致させるようにデータスケー
リングして表示するためのコードを生成する。
【0056】加えて、入力元を示す属性P14が”I/
O”の場合は、I/O設定を示すタブを選択可能にな
り、グラフィック操作パネル5とPLC3とが通信する
際に使用するデータ形式の属性P31を設定できる。こ
れにより、実際のデータ形式が”signed”、”u
nsigned”あるいは”BCD”のいずれであって
も、画面データ生成部73が当該属性P31を参照して
実際のデータ形式に応じたメソッドを選択することで、
データ形式の不一致に起因する誤表示を防止できる。
【0057】このように、本実施形態では、例えば、グ
ラフィック操作パネル5とPLC3とが通信する際のデ
ータ形式や、PLC3から受け取るデバイス21の数値
範囲も、変数データの機種依存の属性の1つとして定義
されており、作画処理部75で表示される数値が同一で
あれば、HMIランタイム部56や作画処理部75から
見て同一の方法でアクセスできる。したがって、デバイ
ス21やPLC3の機種が変更され、PLC3から受け
取るデータ形式が変更されたとしても、デバイス21や
PLC3に対応する変数データVにおいて、当該属性P
31を変更するだけで、HMIランタイム部56は、正
しい画面を表示できる。
【0058】ところで、制御システム1の場合、一般
に、デバイス21に異常が発生した場合、速やかに、グ
ラフィック操作パネル5や制御用ホストコンピュータ7
のオペレータに報知して、異常への対処を促すことが要
求される。したがって、作画処理部75は、異常が発生
した場合、どのように異常を報知するかも設計すること
が望まれる。
【0059】本実施形態では、上記要求に答えるため
に、変数データVにアラームに関連する属性が設けられ
ており、変数設定部74は、例えば、図3や図4に示す
変数データVの属性設定画面にて、アラームタブが選択
された場合、図5〜図8に示す画面を表示する。例え
ば、上記データタイプを示す属性P13が”1ビット”
の場合、アラームメッセージを入力するテキストボック
スB41において、アラーム発生時に表示する文字列を
示す属性P41を設定できるだけではなく、変数設定部
74は、図5に示すように、変数データVに対応するデ
バイス21からのデータが、「H」/「L」のいずれの
場合にアラームメッセージを出力すべきかを選択するリ
ストボックスB42と、アラームメッセージの出力方法
を選択するリストボックスB43とを表示し、これらに
入力することで、属性P42・P43を設定できる。
【0060】アラームメッセージの出力方法としては、
アラームビットが「H」レベルのときにアラームメッセ
ージを出力すると設定された場合を例にすると、本実施
形態では、例えば、図9に示すように、デバイス21か
ら受け取るアラームビットが「H」レベルに変化したと
き、所定の長さだけ、アラームメッセージを1回だけ表
示する”Trigger andContinued
mode”と、図10に示すように、アラームビットが
「H」レベルの期間中、アラームメッセージを繰り返し
出力する”Repetition andContin
ued mode”とを選択できる。両モードでは、ア
ラームメッセージの出力中に、アラームビットが「L」
レベルに変化したとしても、予め定められた期間中、ア
ラームメッセージを出力し続ける。さらに、本実施形態
では、図11および図12に示すように、”Trigg
er and Discontinued mode”
および”Repetition and Discon
tinued mode”も選択できる。これらのモー
ドでは、アラームメッセージの出力中であっても、アラ
ームビットが「L」レベルに変化すると、アラームメッ
セージの出力を停止する。
【0061】したがって、例えば、アラームビットTa
g1を示す変数データV1において、属性P43が、”
Trigger and Continued mod
e”に設定され、各アラームビットTag2〜Tag4
に対応する変数データV2〜V4の属性P43が、それ
ぞれ、Repetition and Continu
ed mode”、”Trigger and Dis
continued mode”および”Repeti
tion and Discontinued mod
e”に設定されているとすると、各変数データV1〜V
4のアラームメッセージMe1〜Me4は、図13に示
すように、それぞれの出力方法に応じたタイミングで表
示される。なお、本実施形態に係るHMIランタイム部
56は、アラームメッセージMe1〜Me4が同時に表
示指示された場合、より早い時点で、アラームビットT
ag1〜Tag4が「H」レベルになったメッセージを
表示する。
【0062】一方、上記データタイプを示す属性P13
が”整数”または”実数”の場合、正常/異常は、”数
値範囲”、あるいは、目標値からの”変動幅”により判
定される。したがって、変数設定部74は、図6に示す
ように、判定方法を選択するリストボックスB51を表
示し、”数値範囲”が選択された場合、さらに、上限や
下限を入力するテキストボックスB52〜B55と、各
数値の有効/無効を示すチェックボックスB56〜B5
9を表示して、それぞれに対応する属性P51〜P59
を設定させる。一方、”変動幅(%)”が選択された場
合は、図7に示すように、目標値、上限、下限を入力す
るテキストボックスB61〜B63、並びに、上限/下
限の有効/無効を示すチェックボックスB64・B65
を表示して、属性P61〜P65を設定させる。なお、
図7では、変動幅を%で指定したが、上記属性B51と
して、”変動幅(数値)”が選択された場合は、図8に
示すように、上限/下限を数値で設定できる。
【0063】このように、本実施形態に係る変数設定部
74は、各変数データVのアラームに関する属性P41
〜P65を設定でき、画面データ生成部73は、各属性
P41〜P65を参照して、例えば、画面データのメソ
ッドをオーバーライドするなどして、HMIランタイム
部56が各属性P41〜P65に応じて異常を報知する
ためのコードを生成する。ここで、上記各P41〜P6
5は、変数データVの属性なので、デバイス21の機種
が決定していない状態でも設定できる。この結果、HM
Iランタイム部56のアラーム処理に関しても、より早
い時点から設計できる。
【0064】なお、本実施形態では、画面データ生成部
73が変数データVに応じてデバイス21に応じた画面
データを出力しているが、これに限るものではない。例
えば、画面データ生成部73が、画面データとして、変
数データVとマークMとの対応を示すコードを生成し、
グラフィック操作パネル5のHMIランタイム部56が
画面を表示する際、マークMと変数データVとを対応付
けてもよい。この場合は、グラフィック操作パネル5に
変数設定部74を設けることもできる。ただし、本実施
形態のように、画面データがデバイス21に応じた画面
データを生成する方が、HMIランタイム部56の処理
が少なくなり、より高速に画面表示できる。また、本実
施形態に示すように、変数設定部74を制御用ホストコ
ンピュータ7側に設けた方が、制御用ホストコンピュー
タ7にて、変数データVを集約して管理できるので、デ
ータの管理が容易になる。
【0065】さらに、本実施形態に係る変数設定部74
および作画処理部75は、図1に示すように、制御用ホ
ストコンピュータ7とPLC3との間に配されたグラフ
ィック操作パネル5で使用する画面データを作成してい
るが、これに限るものではない。例えば、図14に示す
ように、PLC503に、制御用ホストコンピュータ5
07と表示装置505が接続されている制御システム5
01の画面データを生成する場合にも、作画処理部75
の作画処理とは独立して、変数設定部74が変数データ
Vの機種依存のデータを設定できるので、作画処理部7
5のオペレータの負担を削減できる。
【0066】ただし、図1に示す制御システム1では、
グラフィック操作パネル5がプロトコル変換することに
よって、制御システム1内に、互いに異なる専用プロト
コルのPLC3を比較的容易に混在させることができる
ので、制御システム1の機能を設計した後でも、比較的
頻繁にPLC3の機種が変更され、デバイス21のアド
レスなど、機種依存の情報が変更されることが多い。し
たがって、当該制御システム1に適用する方が効果が大
きい。
【0067】加えて、PLC3に固有の専用プロトコル
とは別に、共通プロトコルを設定できるので、例えば、
変数名など、変数データVを示す識別情報で、デバイス
21を特定するように、共通プロトコルを設定できる。
この場合、グラフィック操作パネル5のデータ変換部5
7が、制御用ホストコンピュータ7の指示をPLC3へ
中継する際、上記識別情報から、例えば、デバイスアド
レスなど、専用プロトコルでデバイス21を特定する際
に使用される形式に変換する。これにより、共通プロト
コルでは、デバイスアドレスなど、機種依存の情報を知
らなくても、デバイス21を指定可能となり、デバイス
21の機種が決定される時点よりも前に、例えば、制御
用ホストコンピュータ7にて、デバイス21のデータを
集計する処理などを作成できる。さらに、機種依存の情
報は、変数設定部74にて、変数データVの属性として
設定され、例えば、コピー・アンド・ペーストしたり、
変数設定部74が保存するデータファイルから読み出す
などして、各属性の値を取得できる。このように、機種
依存の情報設定を作画のための設定と共用できるので、
機種に依存せずに、共通プロトコルでデバイス21を指
定できるにも拘わらず、機種依存の情報を設定する手間
を削減できる。また、変数データV、作画データ、およ
び、制御用ホストコンピュータ7からデバイス21を監
視制御する際、共通プロトコルでのデバイス21を指定
するためのデータなどが、制御用ホストコンピュータ7
にて集約して管理されるので、複数箇所で管理する場合
に比べて、データの管理が容易になる。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明に係る画面データ作成方
法は、以上のように、上記画面に表示する図形要素を決
定すると共に、各図形要素と、デバイスを示す変数デー
タとを対応付けた作画データを作成する作画工程と、上
記変数データと、デバイスの機種依存のデータとを対応
付ける設定工程と、上記作画データと上記変数データお
よび機種依存のデータとに応じた画面データを作成する
画面データ作成工程とを備え、上記機種依存データに
は、予め定められたデータの表現形式と、上記制御用表
示装置がデバイスと通信する際に使用するデータの表現
形式とを変換するための変換データが含まれ、上記画面
データ作成工程では、画面データとして、上記制御用表
示装置が変数データが示すデバイスと通信しながら、デ
バイスに応じた画面を表示するための手続きを示すデー
タを出力する構成である。
【0069】上記構成では、作画工程において、デバイ
ス自体ではなく、デバイスを示す変数データが、図形要
素と対応付けられており、例えば、デバイスのデバイス
アドレスなど、機種依存のデータは、設定工程にて、変
数データと対応付けられる。これにより、作画工程で
は、機種依存のデータを把握せずに作画できるにも拘わ
らず、制御用表示装置は、何ら支障なく、デバイスと通
信できる。したがって、作画手段のオペレータは、デバ
イスの各機種毎に機種依存の情報を把握する必要がなく
なり、より早い時点から作画できるようになる。この結
果、作画オペレータの負担を大幅に軽減できるという効
果を奏する。
【0070】加えて、データの表現方式がデバイスによ
って異なる場合であっても、機種依存データを設定する
だけで、画面データ作成装置は、制御用表示装置が正常
に画面表示可能な画面データを生成できるという効果を
奏する。
【0071】請求項2の発明に係る画面データ作成装置
は、以上のように、制御用表示装置の画面に表示する図
形要素を決定すると共に、各図形要素と、デバイスを示
し、デバイスの機種依存のデータと関連付け可能な変数
データとを対応付ける作画手段と、上記変数データに対
応する機種依存データを設定する設定手段と、機種依存
データに応じた画面データを作成する画面データ生成手
段とを備え上記機種依存データには、予め定められた
データの表現形式と、上記制御用表示装置がデバイスと
通信する際に使用するデータの表現形式とを変換するた
めの変換データが含まれ、上記画面データ出力手段は、
画面データとして、上記制御用表示装置が変数データが
示すデバイスと通信しながら、デバイスに応じた画面を
表示するための手続きを示すデータを出力する構成であ
る。
【0072】上記構成では、作画手段は、デバイス自体
ではなく、デバイスの機種依存のデータと関連付け可能
で、デバイスを示す変数データに図形要素を対応付ける
ので、作画手段は、請求項1と同様に、デバイスの機種
に依存せずに作画できる。これにより、作画オペレータ
の負担を大幅に軽減できるという効果を奏する。
【0073】また、上記構成によれば、画面データ作成
装置において、設定手段が変数データに対応する機種依
存データを設定し、画面データ出力手段が、変数データ
の機種依存データに応じた画面データを出力する。した
がって、作画用のデータと機種依存データとを集約して
管理できるという効果を奏する。
【0074】さらに、データの表現方式がデバイスによ
って異なる場合であっても、機種依存データを設定する
だけで、画面データ作成装置は、制御用表示装置が正常
に画面表示可能な画面データを生成できるという効果を
奏する。
【0075】請求項3の発明に係る記録媒体は、以上の
ように、制御用表示装置の画面に表示する図形要素を決
定すると共に、各図形要素と、デバイスを示し、デバイ
スの機種依存のデータと関連付け可能な変数データとを
対応付ける作画手段、上記変数データに対応し、上記機
種に依存する機種依存データを設定する設定手段、並び
に、上記作画手段の出力と変数データとに基づいて、上
記各変数データの機種依存データに応じた画面データを
作成する画面データ出力手段として、コンピュータを動
作させるためのプログラムが記録されており、上記機種
依存データには、予め定められたデータの表現形式と、
上記制御用表示装置がデバイスと通信する際に使用する
データの表現形式とを変換するための変換データが含ま
れ、上記画面データ出力手段は、画面データとして、上
記制御用表示装置が変数データが示すデバイスと通信し
ながら、デバイスに応じた画面を表示するための手続き
を示すデータを出力するものである構成である。
【0076】当該構成の記録媒体がコンピュータによっ
て読み取られ、実行されると、当該コンピュータは、請
求項2記載の画面データ作成装置として動作する。した
がって、請求項2と同様に、作画手段は、デバイスの機
種に依存せずに作画でき、作画オペレータの負担を大幅
に軽減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、制御シ
ステムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記制御システムにおいて、画面データを生成
するときの動作を示すフローチャートである。
【図3】上記制御システムに設けられた変数設定部の表
示例を示すものであり、内部デバイスに対応する変数デ
ータの属性入力画面を示す説明図である。
【図4】上記制御システムにおいて、外部デバイスに対
応する変数データの属性入力画面を示す説明図である。
【図5】上記制御システムにおいて、ビットデバイスに
対応する変数データのアラーム属性入力画面を示す説明
図である。
【図6】上記制御システムにおいて、ワードデバイスに
対応する変数データのアラーム属性入力画面であり、数
値範囲で異常を判定する場合を示す説明図である。
【図7】上記制御システムにおいて、ワードデバイスに
対応する変数データのアラーム属性入力画面であり、変
動幅(%)で異常を判定する場合を示す説明図である。
【図8】上記制御システムにおいて、ワードデバイスに
対応する変数データのアラーム属性入力画面であり、変
動幅(数値)で異常を判定する場合を示す説明図であ
る。
【図9】上記制御システムにおいて、アラームメッセー
ジの出力方法を示すものであり、”Trigger a
nd Continued mode”を示すタイミン
グチャートである。
【図10】上記制御システムにおいて、アラームメッセ
ージの出力方法を示すものであり、”Repetiti
on and Continued mode”を示す
タイミングチャートである。
【図11】上記制御システムにおいて、アラームメッセ
ージの出力方法を示すものであり、”Trigger
and Discontinued mode”を示す
タイミングチャートである。
【図12】上記制御システムにおいて、アラームメッセ
ージの出力方法を示すものであり、”Repetiti
on and Discontinued mode”
を示すタイミングチャートである。
【図13】上記制御システムにおいて、アラームメッセ
ージの出力例を示すタイミングチャートである。
【図14】従来例を示すものであり、制御システムの要
部構成を示すブロック図である。
【図15】上記制御システムにおいて、画面データを生
成するときの動作を示すフローチャートである。
【図16】上記制御システムにおいて、画面データを構
成する各処理指示語を示す説明図である。
【図17】上記制御システムにおいて、表示動作を示す
処理指示語の構成を示す説明図である。
【図18】上記制御システムにおいて、入力動作を示す
処理指示語の構成を示す説明図である。
【図19】上記制御システムにおいて、表示装置の表示
動作を説明する説明図である。
【図20】上記制御システムの表示装置において、スイ
ッチをオンに切り換える際の動作を説明する説明図であ
る。
【図21】本件出願人による先行出願の構成を示すもの
であり、制御システムの要部構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
5 グラフィック操作パネル(制御用表示装置) 7 制御用ホストコンピュータ(画面データ作成装
置) 21 デバイス 73 画面データ生成部(画面データ作成手段) 74 変数設定部(設定手段) 75 作画処理部(作画手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/048 G05B 19/05 G05B 23/02 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御用表示装置へ、デバイスの状態に応じ
    た図形要素を画面に表示させるための画面データを作成
    する画面データ作成方法において、 上記画面に表示する図形要素を決定すると共に、各図形
    要素と、デバイスを示す変数データとを対応付けた作画
    データを作成する作画工程と、 上記変数データと、デバイスの機種依存のデータとを対
    応付ける設定工程と、 上記作画データと上記変数データおよび機種依存のデー
    タとに応じた画面データを作成する画面データ作成工程
    とを備え、 上記機種依存データには、予め定められたデータの表現
    形式と、上記制御用表示装置がデバイスと通信する際に
    使用するデータの表現形式とを変換するための変換デー
    タが含まれ、 上記画面データ作成工程では、画面データとして、上記
    制御用表示装置が変数データが示すデバイスと通信しな
    がら、デバイスに応じた画面を表示するための手続きを
    示すデータを出力する ことを特徴とする画面データ作成
    方法。
  2. 【請求項2】制御用表示装置へ、デバイスの状態に応じ
    た図形要素を画面に表示させるための画面データを作成
    する画面データ作成装置において、 上記画面に表示する図形要素を決定すると共に、各図形
    要素と、デバイスを示し、デバイスの機種依存のデータ
    と関連付け可能な変数データとを対応付ける作画手段
    と、 上記変数データに対応し、上記機種に依存する機種依存
    データを設定する設定手段と、 上記作画手段の出力と変数データとに基づいて、上記各
    変数データの機種依存データに応じた画面データを作成
    する画面データ出力手段とを備え、 上記機種依存データには、予め定められたデータの表現
    形式と、上記制御用表示装置がデバイスと通信する際に
    使用するデータの表現形式とを変換するための変換デー
    タが含まれ、 上記画面データ出力手段は、画面データとして、上記制
    御用表示装置が変数データが示すデバイスと通信しなが
    ら、デバイスに応じた画面を表示するための手続きを示
    すデータを出力する ことを特徴とする画面データ作成装
    置。
  3. 【請求項3】制御用表示装置へ、デバイスの状態に応じ
    た図形要素を画面に表示させるための画面データを作成
    する画面データ作成プログラムが記録された記録媒体で
    あって、 上記画面に表示する図形要素を決定すると共に、各図形
    要素と、デバイスを示し、デバイスの機種依存のデータ
    と関連付け可能な変数データとを対応付ける作画手段、 上記変数データに対応し、上記機種に依存する機種依存
    データを設定する設定手段、並びに、 上記作画手段の出力と変数データとに基づいて、上記各
    変数データの機種依存データに応じた画面データを作成
    する画面データ出力手段として、コンピュータを動作さ
    せるためのプログラムが記録されており、 上記機種依存データには、予め定められたデータの表現
    形式と、上記制御用表示装置がデバイスと通信する際に
    使用するデータの表現形式とを変換するための変換デー
    タが含まれ、 上記画面データ出力手段は、画面データとして、上記制
    御用表示装置が変数データが示すデバイスと通信しなが
    ら、デバイスに応じた画面を表示するための手続きを示
    すデータを出力するものであることを特徴とする記録媒
    体。
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