JP2001240331A - エレベーターの位置検出装置 - Google Patents

エレベーターの位置検出装置

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JP2001240331A JP2000056450A JP2000056450A JP2001240331A JP 2001240331 A JP2001240331 A JP 2001240331A JP 2000056450 A JP2000056450 A JP 2000056450A JP 2000056450 A JP2000056450 A JP 2000056450A JP 2001240331 A JP2001240331 A JP 2001240331A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベーターの位置検出装置の据付・調整を
かご室内から容易に実施できるようにする。 【解決手段】 かご室の側面の内かご枠1のある側面板
4に窓穴6と、この窓穴6を開閉する扉7を設ける。こ
の窓穴6の位置は、かご枠1に設置した位置検出器13
とガイドレール15に取付腕16を介して締結した被検
出板18との係合位置に設定する。かご枠1には上記係
合位置に対応して切欠き2を設け、この切欠き2を利用
して取付腕16を締結する。扉7が窓穴6を閉塞してい
ないときには、かご室は走行できない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベーターの
かご位置を、位置検出器と被検出板との係合によって検
出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のエレベーターの位置検出装
置を示すかご室の斜視図である。かご室3はかご枠1に
支持されて昇降路内を昇降する。かご室3の上部には、
発光・受光素子を利用した光透過形スイッチからなる位
置検出器13が設置されている。そして、昇降路にはガ
イドレール15が立設されており、ガイドレール15に
は各階ごとに被検出板が設置されている。
【0003】従来のエレベーターの位置検出装置は上記
のように構成され、かご室3の走行により、位置検出器
13が被検出板18と係合すると、位置検出器13の光
が遮断され、その信号によって、かご室3が着床位置に
来たかが検出される。このようなエレベーターの位置検
出装置を使用するためには、あらかじめ位置検出器13
の取付け位置の調整をしておかなければならない。
【0004】これは、一般に要求されるエレベーターの
着床精度よりも、各階の高さの精度が粗いため、各階ご
とに着床位置の確認をしなければならないからである。
その調整手順は、かご室3の敷居14を乗場床面と一致
させ、そのとき位置検出器13と被検出板18との係合
位置が所定位置に来るように、その取付位置を調整する
ことにより実施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの位置検出装置では、位置検出器13と被検
出板18との係合状態を調整するようにしているため、
作業者の一人がかご室3の敷居14の位置を確認し、他
の一人がかご室3の上で位置検出器13と被検出板18
の位置を調整する作業を各階ごとに実施している。これ
は非常に手間が掛かり、かご室3上の作業であるため、
作業進行上細心の注意を払う必要があるという問題点が
ある。
【0006】また、位置検出装置13をかご室3の下
部、例えば敷居14の高さに設置するものもあるが、か
ご戸の方式に左右され、片引き戸方式は適用できるが、
中央両引き戸の場合には設置する空間がなく適用するこ
とができない。またこの場合、低姿勢で据付調整作業を
しなければならず、作業者の身体的負担が大きく、作業
効率が悪いなどの問題点がある。
【0007】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、作業者が容易に、かつ身体的負担も少な
く位置検出器の据付・調整ができるようにしたエレベー
ターの位置検出器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターの位置検出装置は、かご室の側面の内か
ご枠のある側面のほぼ中央部に窓穴と、この窓穴を開閉
する扉を設け、この窓穴の位置をかご枠に設置された位
置検出器と、ガイドレールの取付腕に締結された被検出
板との係合位置に対応する位置に設定したものである。
【0009】また、第2発明に係るエレベーターの位置
検出装置は、第1発明のものにおいて、窓穴を、係合状
態にある位置検出器及び被検出板に対してかご室内から
触手し得る大きさとしたものである。
【0010】また、第3発明に係るエレベーターの位置
検出装置は、第1発明のものにおいて、扉が窓穴を閉塞
していることを検出する扉スイッチを設け、この扉スイ
ッチが窓穴の閉塞を検出していないときは、かご室の走
行を阻止するようにしたものである。
【0011】また、第4発明に係るエレベーターの位置
検出装置は、第3発明のものにおいて、化粧板を着脱可
能に設けて、扉のかご室内側と扉スイッチとを覆うよう
にしたものである。
【0012】また、第5発明に係るエレベーターの位置
検出装置は、第1発明のものにおいて、かご枠に切欠き
を形成し、これを位置検出器と被検出板とが係合したと
きの取付腕に対応する位置にしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4はこの
発明の第1〜第5発明の一実施の形態を示す図で、図1
は図2の窓穴部をかご内から見た拡大図、図2はかご室
の斜視図、図3は図1のIII―III線断面図、図4
は扉スイッチ回路図であり、図中同一符号は同一部分を
示す。
【0014】図1〜図3において、1は横断面コ字状の
長手部材が互いに結合されてロ字状に形成されたかご枠
で、その両側部のほぼ中央部に切欠き2が形成されてい
る。3はかご枠2に支持されたかご室、4はかご室3の
側面板、5はかご枠2の一部を構成し、かご室3の出入
口側に立設された立柱、6は切欠き2に対応する側面板
4に開口する窓穴、7は一側がヒンジ8で側面板4に枢
着され窓穴6を開閉する扉で、施錠を確認する扉スイッ
チ9が設けられている。
【0015】10は窓穴6の上部及び下部に配置され、
側面板4に固着された横断面L字状の案内具、11は上
端部及び下端部が案内具10に着脱可能に支持され扉7
のかご内側及び扉スイッチ9を覆う化粧板、12は一端
が立柱5に固定され他端が窓穴6側に突出する取付具、
13は取付具12の他端に固定され発光素子及び受光素
子を利用して構成された光透過形スイッチからなる位置
検出器、14はかご戸(図示しない)の開閉を案内する
敷居である。
【0016】15は昇降路に沿って固定され、かご枠1
の両側部に対応して配置されてかご枠1の昇降を案内す
るガイドレール、16はガイドレール15に直交して配
置され締結具17で締結された取付腕、18は各階に配
置され、横断面L字状の長手部材で形成され、その一辺
は位置検出器13と係合し、他辺に長穴19を有する被
検出板で、この長穴19を通じて締結具20で取付腕1
6に締結されている。なお、Aはかご室3内の方向を示
す矢印である。
【0017】図4において、25はかご戸が開いている
と開放し、閉まっていると閉成するドアスイッチ、26
は制御装置(扉スイッチ7と共に走行阻止手段を構成)
で、扉スイッチ9はドアスイッチ25と直列に接続され
て制御回路26に接続されている。上記のように構成さ
れたエレベーターの位置検出装置においては、かご室3
が走行して階床に接近すると、被検出板18と位置検出
器13が係合して、被検出板18が位置検出器13の光
を遮断し、その信号によって、かご室3が着床位置に来
たかが検出される。
【0018】次に、この実施の形態による据付・調整作
業を説明する。平常時、扉7は窓穴6を閉塞しており、
かつ施錠されているため、扉スイッチ9は閉成してい
る。また、かごドアが閉じていればドアスイッチ25も
閉成している。これで、制御回路26によるエレベータ
ーの運転が可能となる。作業者は、かご室3を走行させ
て階床に着床させ、扉7を解錠して扉7を開く。これ
で、扉スイッチ9は開放するため、エレベーターの運転
は不能となる。
【0019】作業者は、かご枠1の切欠き2の位置に相
当するガイドレール15に、取付腕16を締結具17を
用いて締結する。その後、取付腕16の端部(図1では
右端部)に、被検出板18を長穴19を介して締結具2
0により取り付け、位置検出器13との係合位置関係を
調整する。上記据付・調整が完了すれば、扉7を閉塞し
て施錠する。これで、再び扉スイッチ9は閉成し、エレ
ベーターの運転は可能となる。
【0020】このようにして、窓穴6は位置検出器13
と被検出板18との係合位置に対応し、かつ位置検出器
13及び被検出板18に対して、かご室3内から触手し
得る大きさとなっているため、作業者はかご室3内から
窓穴6を通じて位置検出器13と被検出板18との据付
・調整を容易に実施することが可能となる。また、扉7
が開いている間は、かご室3の走行は阻止されるため、
作業者は安心して作業をすることが可能である。また、
扉7が閉まると、外観を考慮した化粧板11により扉7
及び扉スイッチ9が覆われるため、かご室3内の見栄え
もよく、乗客によるいたずらも防止可能となる。
【0021】また、かご枠1の切欠き2は取付腕16に
対応する位置に形成されているため、取付碗16のガイ
ドレール15への締結を容易にすることが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、かご室の側面の内かご枠のある側面のほぼ中央部
に窓穴と、この窓穴を開閉する扉を設け、この窓穴の位
置を、かご枠に設置された位置検出器と、ガイドレール
の取付腕に締結された被検出板との係合位置に対応する
位置に設定し、第2発明では、窓穴を、係合状態にある
位置検出器及び被検出板に対してかご室内から触手し得
る大きさとしたので、作業者はかご室内から窓穴を通じ
て位置検出器と被検出板との据付・調整を容易に実施す
ることができる。
【0023】また、第3発明では、扉が窓穴を閉塞して
いることを検出する扉スイッチを設け、この扉スイッチ
が窓穴の閉塞を検出していないときはかご室の走行を阻
止するようにしたので、作業者は安心して作業をするこ
とができる。
【0024】また、第4発明では、化粧板を着脱可能に
設けて、扉のかご室内側と扉スイッチとを覆うようにし
たので、扉が閉まったとき、かご室内の見栄えもよく、
乗客によるいたずらも阻止できる。
【0025】また、第5発明では、かご枠に切欠きを形
成し、これを位置検出器と被検出板とが係合したときの
取付腕に対応する位置にしたので、取付腕のガイドレー
ルへの締結を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、図2の
窓穴部をかご内から見た図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すかご室の斜視
図。
【図3】 図1のIII―III線断面図。
【図4】 図1の扉スイッチの回路図。
【図5】 従来のエレベータの位置検出装置を示すかご
室の斜視図。
【符号の説明】
1 かご枠、2 切欠き、3 かご室、4 かご室の側
面板、6 窓穴、7 扉、9 扉スイッチ、10 案内
具、11 化粧板、13 位置検出器、15 ガイドレ
ール、16 取付腕、17 締結具、18 被検出板、
20 締結具、26 走行阻止手段(制御回路)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に立設されたガイドレールの各階
    位置に取付腕を介して締結された被検出板と、かご室を
    支持して上記昇降路を昇降するかご枠に設置され、上記
    被検出板と係合すると、上記かご室の位置を検出する位
    置検出器を有するエレベーターにおいて、上記かご室の
    側面の内上記かご枠のある側面のほぼ中央部に開口する
    窓穴と、この窓穴を開閉する扉とを設け、上記窓穴の位
    置を上記位置検出器と上記被検出板との係合位置に対応
    する位置に設定したことを特徴とするエレベーターの位
    置検出装置。
  2. 【請求項2】 窓穴を、係合状態にある位置検出器及び
    被検出板に対してかご室内から触手し得る大きさとした
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの位置検
    出装置。
  3. 【請求項3】 扉が窓穴を閉塞していることを検出する
    扉スイッチと、この扉スイッチが上記窓穴の閉塞を検出
    していないときはかご室の走行を阻止する走行阻止手段
    とを設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ
    ーの位置検出装置。
  4. 【請求項4】 扉のかご室内側と扉スイッチとを覆う化
    粧板を着脱可能に設けたことを特徴とする請求項3記載
    のエレベーターの位置検出装置。
  5. 【請求項5】 位置検出装置と被検出板とが係合したと
    きの取付腕に対応するかご枠の部分に切欠きを形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの位置検
    出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107438578A (zh) * 2015-04-10 2017-12-05 奥的斯电梯公司 用于电梯轿厢的服务接入组件和方法
WO2023144921A1 (ja) * 2022-01-26 2023-08-03 株式会社日立製作所 エレベーター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107438578A (zh) * 2015-04-10 2017-12-05 奥的斯电梯公司 用于电梯轿厢的服务接入组件和方法
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