JP2003090183A - 扉装置における制御表示装置等の電気部品の取付け装置 - Google Patents

扉装置における制御表示装置等の電気部品の取付け装置

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JP2003090183A
JP2003090183A JP2001281704A JP2001281704A JP2003090183A JP 2003090183 A JP2003090183 A JP 2003090183A JP 2001281704 A JP2001281704 A JP 2001281704A JP 2001281704 A JP2001281704 A JP 2001281704A JP 2003090183 A JP2003090183 A JP 2003090183A
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frame
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Koichi Morigami
耕一 森上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉枠のうち、通常は見えにくく、且つメイン
テナンス作業も行い易い箇所に、制御・表示装置をまと
めて装着する。 【解決手段】 引き戸式ドア9に対する出入り口の扉枠
のうち、戸当り側支柱4の上端と上框5との角部の裏面
側に配置するブラケット40の水平片40aには、表示
灯35、36及びリセットスイッチ37の表示部や操作
部37aを下面側に臨ませるための孔41、42、43
を穿設し、示灯35、36及びリセットスイッチ37を
水平片40aの上面に直接的に取付けする。また、ブラ
ケット40の支持部40cには、前記表示灯35、36
やリセットスイッチ37に電力を供給するためのACア
ダプタボックス44を載置固定する。ビス45により水
平片40aを上框5の下片5aにネジ止めする。表示灯
35、36及びリセットスイッチ37の表示部や操作部
37aのための孔41、42、43が上框5の下片5a
の下方に露出する大きい窓孔46を穿設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出入り口を囲む扉
枠に設けた制御表示装置等の電気部品の取付け装置の構
成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平8−21165公
報では、建物の居室部内の電気設備機能を集約させるた
めに、中空状の枠部材からなる扉枠の内部に、空調設
備、換気装置、照明装置等の電気機器のための制御装置
を組み込むことが開示されている。
【0003】そして、この種の制御装置の操作部、例え
ばスイッチ類を人が操作し易い高さ位置に、居室内側に
露出するように、扉枠の側面に設け、また誘導灯を上框
の側面で居室内から見え易い箇所に配置していた。
【0004】他方、扉(ドア)を動力にて開閉動させる
ため、例えば、前記実開平4−73190号公報には、
ドアの上端に設けたブラケットに複数のローラを取付
け、このローラを、上框より上の欄間部に配置した固定
レールに転動自在に嵌め込み、更に、前記ブラケットに
リニアモータの可動子を連結板で固定する等の構成が開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
自動扉の駆動装置を制御するための制御装置は、前記欄
間内等の外部から見えない箇所に設置するのが通常であ
る。しかしながら、これらの制御装置が正常に作動して
いるか否の判別するための表示ランプや、制御装置を初
期状態に戻すためのリセットボタン等を前記制御装置の
箇所に設置していると、メインテナンス作業時に、前記
欄間の部分を覆う表面板の箇所を取り外す必要がある
等、手間が掛かるという問題があった。
【0006】本願発明は、このような現状を改善するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の扉装置における制御表示装
置等の電気部品の取付け装置は、引き戸式ドア又は回動
式ドアに対する出入り口の扉枠のうち、戸当り側支柱も
しくは上框の裏面側に、制御表示装置等の電気部品が取
付けられたブラケットを固定し、前記電気部品の表示部
や操作部を前記支柱または上框に形成された窓孔もしく
は隙間から表面側に臨ませたことを特徴とするものであ
る。
【0008】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の扉装置における制御表示装置等の電気部品の
取付け装置において、前記窓孔は、前記戸当り側支柱の
上端部もしくは上框の下面側に設けたものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の扉装置における制御表示装置等の電気
部品の取付け装置において、前記ブラケットには、制御
表示装置等の複数の電気部品が装着された基板を固定し
たものである。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または請求項3に記載の扉装置における制御表示装置等
の電気部品の取付け装置において、前記上框に設けたブ
ラケットには、ドアをロックするための閂杆用の係合孔
を設けたものである。
【0011】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の扉装置における制御表示装置等の電気部品の
取付け装置において、前記ブラケットには、前記係合孔
に前記閂杆が係脱したことを検知するためのセンサ手段
を取り付けたものである。
【0012】
【発明の実施形態】次に、本発明を具体化した実施形態
について説明する。図1は第1実施形態の扉装置の正面
図、図2は図1のII−II線矢視で示す引き戸式ドアの断
面図、図3は図1の III−III 線矢視断面図、図4は要
部の斜視図、図5は図4のV−V線矢視拡大断面図、図
6は制御装置の機能ブロック図、図7〜図10は第2実
施形態を示す図である。
【0013】本実施形態の引き戸式の扉装置1は、建物
における壁2の一部に開口した出入り口のための扉枠3
に対して後付け施工したものであり、扉枠3は、壁2の
厚さ内(図2に示す表裏の壁板7、8の厚さ内)に固定
された戸当り側支柱4と上框5と基端側の支柱6とによ
る3方向枠(門型枠)に形成されている。支柱4、6は
断面略矩形状等の中空状である。
【0014】引き戸式の扉装置1は、出入り口を開閉す
るドア9と、該ドア9を開閉移動可能に吊支する吊支装
置(サスペンションレール装置)10と、ドア9を開閉
駆動するための駆動装置11とからなり、吊支レール装
置10及び駆動装置11は、前記一方の壁板7の前面に
後付けし、ドアの開閉方向に長い着脱可能なカバー体1
2にて覆っているものである。なお、床面14には、基
端側支柱6と開いたドア9の裏側に位置するパネル13
の前面とにわたって地レール15を設け、該地レール1
5に上向き突設したコロ16がドア9の下端の下向き開
口溝9aの内面に摺接してドア9の厚さ方向に振れない
ように案内している。
【0015】図3に示すように、上框5より上方の前記
一方の壁板7の外面に間口方向に沿って延びる金属板製
のドア吊り枠17が支持用枠体19等にネジ等により固
定されており、このドア吊り枠17に、駆動装置11と
してのリニアモータ18と吊支レール装置(サスペンシ
ョンレール)10とが上下に離れた状態で取付けられて
いる。ドア吊り枠17は鋼板製であり、その上端には,
リニアモータ12及びその駆動を制御するための制御装
置30を固定するための垂直片17aが形成されてお
り、略下半部には、前向き凸部17bが形成されてい
る。
【0016】図2に示すように、吊支レール装置10
は、ドア吊り枠17の前向き凸部17bにねじで固定さ
れた断面前向き開口コ字状の固定枠20と、固定枠20
の内部に離脱不能に装着した固定レール21と、上下2
列のボール群23を介して固定レール21に離脱不能で
左右スライド自在に装着された可動レール22と、ボー
ル群23を保持するリテーナとから成っており、全体と
して上下幅寸法よりも前後厚さ寸法が小さい側面視縦長
の形態になっている。固定枠20と固定レール21とは
ドア吊り枠17の全長に近い長さであり、可動レール2
2はドア9の間口寸法よりもやや短い長さである。
【0017】可動レール22の前面には左右長手の吊り
金具24がねじで固定されており、この吊り金具24の
下端に、ドア9の上面に固定したボルト25の頭が引っ
掛けられている。ボルト25の頭は、押さえ金具26に
より、吊り金具24から離反しないように保持されてい
る。なお、前記着脱自在なカバー体12の下端側の内面
には前記吊り金具24やボルト25等のドア9の上端側
を見えないようにすると共に剛性を高くするための補強
枠27が溶接等により固定されている。
【0018】リニアモータ18は、ドア吊り枠17の長
手方向(間口方向)に沿って長く延びる固定子28と、
該固定子28に対峙させた可動子29とからなり、可動
子29の寸法はドア9の左右横幅(移動方向の幅)より
若干短い。可動子29のベース板は前記吊り金具24に
固定されている。従って、従来からリニアモータの原理
のとおり、前記固定子28に順次磁界を発生させてリニ
アモータ18の可動子29が左右移動すると、ドア9も
一緒に左右スライドする。
【0019】次に図6に示す機能ブロック図を参照しな
がら、本発明に係る駆動装置11としてのリニアモータ
18の制御について簡単に説明すると、赤外線センサ等
の光反射式の第1センサ31と、同じく第2センサ32
とは、ドア9の表側と裏側との前記扉枠3の適宜箇所に
設けられており、出入り口に接近した人を検知して、ド
ア9を開くために、マイクロコンピュータ式などの電子
式の制御装置30に信号を送る。同じく光センサとして
の第3センサ33は、前記戸当り側支柱4等に設けられ
ており、ドア9の開閉空間(扉枠3にて囲まれた空間)
に人が存在するか否かを検知して、その信号を制御装置
30に送り、人が存在する場合にはドア9が閉じないよ
うにするためのものである。換言すると、通常はドア9
が閉じており、人がそのドア9の表側または裏側の戸当
り側(先端側)の所定距離内に接近すると、前記第1セ
ンサ31、又は第2センサ32が検知し、その人がドア
9の向こう側に通行したいものと判断して制御装置30
からリニアモータ18の駆動回路34に指令信号を出力
し、リニアモータ18は所定の動作を実行してドア9が
開く。この扉枠3内に人が存在しないことを第3センサ
33が検知すると、安全であるとしてドア9を閉じる方
向にリニアモータ18を作動させる指令信号を出すので
ある。なお、リニアモータ18はドア9が開く方向に作
動するときは迅速に駆動し、ドア9が閉じるときには、
やや遅く、且つ戸当り側の支柱4に所定距離接近すると
人や物を挟み付けないように、またドア9の閉じ終端で
衝撃音を発しないように、リニアモータ18の作動が微
速度になるように自動制御される。なお、通行人は大
人、子供及び車椅子に載った人等、背の高さがまちまち
であるので、第1センサ31及び第2センサ32ではこ
れらを全て感知できるようにし、且つ第3センサ33で
は床から低い位置の障害物を検知できるような位置(例
えば床から60〜70cm程度)に設置すべきである。こ
のようにして自動ドア制御が実行される。
【0020】また、前記制御装置30には、前記自動制
御が正常作動していること及び異常であることを表示す
るための表示灯(LEDランプ)35、36と、制御装
置30の制御をリッセトするためのリセットスイッチ3
7とが接続されており、正常作動であれば青色または緑
色の表示灯35が点灯し、異常であれば赤色の表示灯3
6が点灯する。リセットスイッチ37を押すと制御装置
30は初期状態に戻る。
【0021】次に、図3〜図5を参照しながら、前記制
御用の表示装置等の電気部品の取付け装置の第1実施形
態の構成について説明する。
【0022】取付け装置は、断面L字状のブラケット4
0であって、該ブラケット40の水平片40aには、前
記表示灯35、36及びリセットスイッチ37の表示部
や操作部37aを下面側に臨ませるための孔41、4
2、43が穿設されており、前記示灯35、36及びリ
セットスイッチ37を水平片40aの裏面(上面)に直
接的に取付けする。また、ブラケット40の垂直片4b
の下端を水平及び上向きに屈曲させた支持部40cを設
け、該支持部40cには、AC電源から直流電源に変換
して、前記表示灯35、36やリセットスイッチ37に
電力を供給するためのACアダプタボックス44を載置
固定する。このブラケット40は、戸当り側支柱5内の
断面略矩形の中空部内に固定する。固定方法は予め溶接
等により固定しても良いが、図3に示すように、扉枠3
(支柱4、6及び上框5)を組み立てた後、ビス45に
より水平片40aを上框5の下片5aにネジ止めするこ
とが好ましい。ブラケット40を後付けできるからであ
る。その場合、表示灯35、36及びリセットスイッチ
37の表示部や操作部37aのための孔41、42、4
3が上框5の下片5aの下方に露出するように大きい窓
孔46を穿設しておく。なお、図示しないが、基板の下
面に予め所定位置に表示灯35、36やリセットスイッ
チ37を装着固定した後、その基板を前記ブラケット4
0の水平片40aの裏面(上面)に固定し、表示灯3
5、36及びリセットスイッチ37の表示部や操作部3
7aを孔41、42、43に臨ませるように構成する。
そして、このブラケット40を上框5に固定しも良い。
【0023】このように構成すれば、ブラケット40の
水平片40aにて大部分が隠された表示灯35、36や
リセットスイッチ37は、水平片40aに穿設された孔
41、42、43を通して上框5の下面側に前記表示灯
35、36の表示部やリセットスイッチ37の操作部3
7aが小さい面積で露出しているだけであるから、通常
の人は見ることがなく目立たない。そして、メインテナ
ンスを実行する作業者は、上框5の下面を見上げて点灯
している前記表示灯35(36)を確認し、異常があれ
ばリセットスイッチ37を操作して、制御装置30を正
常に戻す等の作業を行えば良い。ACアダプタボックス
44がブラケット40に配置されており、表示灯35、
36やリセットスイッチ37の位置に近いので、配線作
業も至極簡単にでき、点検作業も容易となる。
【0024】また、前記第1〜第3センサ31、32、
33を前記中空状の支柱4内にセットしているときに
は、ACアダプタボックス44から各センサ31〜33
に結線すれば良い。
【0025】前記実施形態では、上框5の下片5aに窓
孔46を穿設し、これに臨むように、ブラケット40の
水平片40aに表示灯35、36やリセットスイッチ3
7を取付けたが、これに代えて、支柱4の上端部に窓孔
46を穿設し、この窓孔46に表示部や操作部が臨むよ
うに、ブラケット40の垂直片40bに表示灯35、3
6やリセットスイッチ37を直接的に取付け、または基
板を介して取付けるように構成しても良い。以上のよう
に、支柱4の上端部もしくは上框5の下面側にブラケッ
ト40を設けて、これに制御装置30の表示装置35、
36や操作部としてのリセットスイッチ37を取付けた
から、前記リニアモータ18の上側等に配置された制御
装置30との配線も短くて済むという効果も奏する。
【0026】図7は、床14に固定した地レール(地枠
体)50と、天井に固定した天レール(天枠体)51
と、天地レール50、51の間に所定間隔で配置した支
柱52と、隣合った支柱52の間に配置した表裏壁パネ
ル53、53とからなる壁体に、引き戸式ドア9′に対
する出入り口の扉枠3を固定したものであり、前記実施
形態と同様に、断面略矩形の中空状の戸当り支柱54と
基端側支柱(図示せず)と上框55とを主要部材として
構成されている。
【0027】扉枠3のうち上框55の上側には欄間パネ
ル56を固定し、この欄間パネル56と反対側には、ド
ア9の吊支装置10とリニアモータ18からなる駆動装
置11とが収納される収納空間を介して点検用パネル5
7が着脱可能に配置されている。吊支装置10及び駆動
装置11の配置並びに取付け状態は、前記第1実施形態
と若干異なるが、基本構成は同じであるので、同じ部品
には同じ符号を付して詳細説明は省略する。
【0028】図9及び図10は、取付け装置の第2実施
形態を示し、取付け装置は、断面L字状のブラケット4
0であって、該ブラケット40の水平片40aと、ブラ
ケット40の垂直片4bの下端を水平及び上向きに屈曲
させた支持部40cとを有する。前記水平片40aに
は、前記表示灯35、36及びリセットスイッチ37の
表示部や操作部37aを下面側に臨ませるための孔4
1、42、43と、ロック時にドア9の戸当り側近傍か
ら上向きに突出する閂杆60が嵌まり係合できる係合孔
61とが穿設されている。
【0029】他方、予め、基板59には前記示灯35、
36及びリセットスイッチ37とを、その表示部や操作
部37aが下向きに突出するように装着しておく。ま
た、前記基板59の上面側には前記閂杆60が係合孔6
1に係合するように突出したこと(ロック状態)を検知
できるリミットスイッチ等のセンサ手段63を取付けブ
ラケット64を介して装着する。基板59には、係合孔
61と同じ位置に挿通孔65が穿設されている。この基
板59を前記水平片40aの裏面(上面)にビス62に
てネジ止めする。
【0030】なお、ブラケット40の垂直片4bの下端
を水平及び上向きに屈曲させた支持部40cを設け、該
支持部40cには、AC電源から直流電源に変換して、
前記表示灯35、36、リセットスイッチ37、センサ
手段63に各々電力を供給するためのACアダプタボッ
クス44を載置固定する。このブラケット40は、戸当
り側支柱5内の断面略矩形の中空部内に固定する。固定
方法は予め溶接等により固定しても良いが、扉枠3(支
柱4、6及び上框5)を組み立てた後、ビス(図示せ
ず)上框5または支柱4にネジ止めすることができる。
【0031】第2実施形態におけるブラケット40の配
置箇所は、平面視において、ドア9の通過経路上に位置
するから、図8及び図9に示すように、上框5と点検用
パネル57との間の空間(隙間)に水平片40aが位置
するようになる。この実施形態では、ドア9を閉じたと
き(戸当り側支柱4に当接した状態)には、ドア9の厚
さ内にて前記表示灯35、36、リセットスイッチ37
が隠されることになるから、一般の人には通常見えなく
でき、特にリセットスイッチ37が不用意に操作できな
いから安全である。前記閂杆60が係合孔61に係合し
てロック状態であることをセンサ手段63にて検知すれ
ば、制御装置30は駆動回路34に指令信号を出し、リ
ニアモータ18の駆動を禁止するように制御するので、
リニアモータ18が損傷しない。その他の作用・効果は
第1実施形態と略同じである。
【0032】更に、本願発明は、1つの出入り口に2枚
のドアを備えた両開き方式や回動式ドアにも適用でき
る。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の扉装置における制御表示装置等の電気部品の取
付け装置は、引き戸式ドア又は回動式ドアに対する出入
り口の扉枠のうち、戸当り側支柱もしくは上框の裏面側
に、制御表示装置等の電気部品が取付けられたブラケッ
トを固定し、前記電気部品の表示部や操作部を前記支柱
または上框に形成された窓孔もしくは隙間から表面側に
臨ませたことを特徴とするものであるから、通常は人の
見えない、または見えにくい箇所に制御表示装置等の電
気部品の表示部や操作部が位置することになり、いたず
らされたり、不用意に操作されることがなく、メインテ
ナンス作業時には、壁体の一部を外すことなく点検作業
できるという効果を奏する。
【0034】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の扉装置における制御表示装置等の電気部品の
取付け装置において、前記窓孔は、前記戸当り側支柱の
上端部もしくは上框の下面側に設けたものであるから、
この窓孔を介してブラケットのみが見え、このブラケッ
トに前記電気部品の表示部や操作部を臨ませた孔を穿設
すれば、電気部品の表示部や操作部の必要最小限の箇所
のみ露出することになり、外観も良くなるという効果を
奏する。
【0035】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の扉装置における制御表示装置等の電気
部品の取付け装置において、前記ブラケットには、制御
表示装置等の複数の電気部品が装着された基板を固定し
たものであるから、複数の電気部品を予め基板に装着し
てから、その基板をブラケットに取付ければ良く、取付
け作業が至極容易になるという効果を奏する。
【0036】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または請求項3に記載の扉装置における制御表示装置等
の電気部品の取付け装置において、前記上框に設けたブ
ラケットには、ドアをロックするための閂杆用の係合孔
を設けたものであるから、ブラケットが電気部品の取付
けと閂杆のロックのための部材とを兼用できて製造コス
トが低減できる。
【0037】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の扉装置における制御表示装置等の電気部品の
取付け装置において、前記ブラケットには、前記係合孔
に前記閂杆が係脱したことを検知するためのセンサ手段
を取り付けたものであるから、閂杆のロック状態も同時
に検知でき、複数の電気部品を一箇所に纏めて装着でき
るので構造がコンパクトになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に適用する扉枠の全体的な正面図
である。
【図2】図1のII−II線矢視断正面図である。
【図3】図1の III-III視断面図である。
【図4】要部の下方から見た斜視図である。
【図5】図4のV−V線矢視拡大断面図である。
【図6】制御装置の機能ブロック図である。
【図7】第2実施形態に適用するドア等の断面図であ
る。
【図8】第2実施形態の戸当り支柱を示す断面図であ
る。
【図9】第2実施形態の要部を下方から見た斜視図であ
る。
【図10】図9のX−X線矢視拡大断面図である。
【符号の簡単な説明】
3 扉枠 4 戸当り側支柱 5 上框 9 ドア 18 リニアモータ 30 制御装置 31 第1センサ 32 第2センサ 33 第3センサ 34 駆動回路 35、36 表示装置 37 リセットスイッチ 37a 操作部 40 ブラケット 40a 水平片 40c 支持部 44 ACアダプタボックス 45 ビス 46 窓孔 59 基板 60 閂杆 61 係合孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸式ドア又は回動式ドアに対する出
    入り口の扉枠のうち、戸当り側支柱もしくは上框の裏面
    側に、制御表示装置等の電気部品が取付けられたブラケ
    ットを固定し、前記電気部品の表示部や操作部を前記支
    柱または上框に形成された窓孔もしくは隙間から表面側
    に臨ませたことを特徴とする扉装置における制御表示装
    置等の電気部品の取付け装置。
  2. 【請求項2】 前記窓孔は、前記戸当り側支柱の上端部
    もしくは上框の下面側に設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の扉装置における制御表示装置等の電気部品の
    取付け装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットには、制御表示装置等の
    複数の電気部品が装着された基板を固定したことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の扉装置における
    制御表示装置等の電気部品の取付け装置。
  4. 【請求項4】 前記上框に設けたブラケットには、ドア
    をロックするための閂杆用の係合孔を設けたことを特徴
    とする請求項2または請求項3に記載の扉装置における
    制御表示装置等の電気部品の取付け装置。
  5. 【請求項5】 前記ブラケットには、前記係合孔に前記
    閂杆が係脱したことを検知するためのセンサ手段を取り
    付けたことを特徴とする請求項4に記載の扉装置におけ
    る制御表示装置等の電気部品の取付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8749993B2 (en) 2011-05-31 2014-06-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device
JP2018119278A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 ナブテスコ株式会社 自動ドア装置、自動ドアセンサおよび自動ドア装置の制御方法
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