JP2001294376A - エレベータの位置検出装置 - Google Patents
エレベータの位置検出装置Info
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Abstract
構成したため、安価でかつ容易に取付けが可能なエレベ
ータの位置検出装置の提供。 【解決手段】 トーガード2に長穴2Aを設けたのみで
被検出部を構成したため、検出部の動作時に乗かご20
の着床位置を検出できるとともに、エレベータの位置検
出装置を安価でかつ容易に取付けを行うことを可能とし
た。
Description
を検出するエレベータの位置検出装置に関する。
としては、特開昭60−223770号公報に開示され
ている装置が挙げられる。
図5を用いて説明する。図4は従来のエレベータの位置
検出装置の構成を示す昇降路縦断面図、図5は図4のA
部拡大図である。
設けられたエレベータの構造を説明する。乗かご20
は、その底部に配設されるかご下枠21と、このかご下
枠21の上面に設けられるかごシル22と、かごドア2
3と、かご上枠24と、前記かご下枠21から下方へ延
設されるエプロン25とを備えており、前記かご上枠2
4に連結された主ロープ26により駆動力を伝達され昇
降路27内を昇降している。
ぞれ乗場ドア28a、29a及び乗場シル28b、29
b、トーガード28c、29cが挙げられる。
ように、前記かご下枠21内及び前記エプロン25に検
出部10a、10bを設けるとともに、この検出部10
a、10bと対向する前記乗場シル28b及び前記トー
ガード28cの部位に被検出部11a、11bを設け、
前記検出部10a、10bが前記被検出部11a、11
bを検出した際に乗かご20が着床位置にあることを検
出するものであった。
の位置検出装置は、被検出部11aを乗場シル28bに
内蔵する構造であったため、乗場シル28bの形状変更
が必要であり、製造工場におけるコスト増や、既存のエ
レベータへの取付け困難といった不都合があった。また
被検出部11a、11bに永久磁石、受光素子、反射板
等の現状エレベータ使われていない部品を必要とすると
いう点もコスト高の要因となっていた。
でその目的は、安価でかつ容易に取付けが可能なエレベ
ータの位置検出装置を提供するにある。
するため、乗かごが着床する各階床の乗場床近傍に設け
られる被検出部と、前記乗かごに取付けられ前記被検出
部の検出に応じて動作する検出部とを備え、前記検出部
の動作時に前記乗かごの着床位置を検出するエレベータ
の位置検出装置において、前記乗場床の昇降路側端面か
ら下方に延設されるトーガードの垂直方向中間部に長穴
を設けて前記被検出部を構成するとともに、前記乗かご
の着床時に前記長穴と対向するよう前記乗かご底部の前
記乗場側端面から下方に延設されるエプロンの垂直方向
中間部に少なくとも2つ設けられ前記トーガードを検出
する近接センサーを有して前記検出部を構成し、前記乗
かごの昇降時に前記近接センサーのうち少なくとも1つ
が、前記トーガードを検出したのち前記長穴と対向し非
検出状態となった際に前記検出部が動作し前記乗かごの
着床位置であることを検出するようにした構成にしてあ
る。
のように前記トーガードに長穴を設けたのみで被検出部
を構成したため、安価でかつ容易に取付けが可能なエレ
ベータの位置検出装置とすることができる。
に基づいて説明する。
位置検出装置の設置状態を示す縦断面図、図2は本発明
の実施形態によるエレベータ位置検出装置の動作原理を
示す縦断面図、図3は本発明の実施形態によるエレベー
タ位置検出装置の動作原理を示す縦断面図である。
した前記乗場床28の昇降路側端面に位置する乗場シル
28bから下方に延設されるトーガード2の垂直方向中
間部に長穴2aを設けて構成される被検出部と、前記乗
かご20の着床時に前記長穴2aと対向するよう前記乗
りかご下枠21の前記乗場側端面であるかごシル22か
ら下方に延設される前記エプロン25の垂直方向中間部
に少なくとも2つ設けられ前記長穴2aを検出する近接
センサー1a、1bを有する検出部1とを備えて構成さ
れている。
前記トーガード2までに存在する物体を検出する検出波
3a、3bが発せられている。
れば、前記乗かご20の昇降時に前記近接センサー1
a、1bのうち少なくとも1つが前記検出波3a、3b
により、前記被検出部であるトーガード2を検出したの
ち前記長穴2aと対向し近接物を非検出状態となった際
に前記検出部1が動作し前記乗かご20が着床位置であ
ることを検出するよう動作している。
23と乗場ドア28aとが係合して開動作可能な範囲
(ドアゾーン)のことをいう。
の動作原理について説明する。
乗場床28bよりも上方から下降してくる場合、前記近
接センサー1bは前記検出波3bにより前記被検出部で
あるトーガード2を検出したのち前記長穴2aと対向し
非検出状態となる。この状態で位置検出装置はかごの着
床位置を検出する。
出波3aにより前記乗場シル28bと対向したことを検
出する。この時、前記近接センサー1a、1bのうち少
なくとも1つが前記検出波3a、3bにより前記長穴2
aを検出していることにより、前記乗かご20がドアゾ
ーンの範囲に入っているということが証明される。
1で示すように前記近接センサー1aが、前記検出波3
aにより前記被検出部であるトーガード2を検出したの
ちに前記長穴2aと対向し非検出状態となる。この時、
前記近接センサー1a、1bは共に前記長穴2aと対向
することにより前記検出部1が動作し前記乗かご20が
前記ドアゾーンの中心位置、すなわち最適の着床位置で
あることを検出できる。
前記乗場床28bよりも下方から上昇してくる場合、前
述と同様に前記近接センサー1aは前記検出波3aによ
り前記被検出部であるトーガード2を検出したのち前記
長穴2aと対向し非検出状態となる。この際前記近接セ
ンサー1bは、前記検出波3bにより前記被検出部であ
るトーガード2と対向したことを検出する。この時、前
記近接センサー1a、1bのうち少なくとも1つが前記
検出波3a、3bにより前記長穴2aを検出しているこ
とにより、前記乗かご20がドアゾーンの範囲に入って
いるということが証明される。
ー1bが前記検出波3bにより前記被検出部であるトー
ガード2を検出したのち前記長穴2aと対向し非検出状
態となる。この時、前記近接センサー1a、1bは共に
前記長穴2aと対向することにより前記検出部1が動作
し前記かご20が前記ドアゾーンの中心位置、すなわち
最適の着床位置であることを検出できる。
のように前記トーガード2に長穴2aを設けたのみで被
検出部を構成したため、安価でかつ容易に取付けが可能
なエレベータの位置検出装置とすることができる。
aをかご下枠21内に位置するトーガード25に設けた
が、既設エレベータなどにおいて下枠21内に設置困難
な時は前記下枠21下方に位置するトーガード25に図
1から図3に示すように近接センサー1cを設ければ容
易に取付け可能である。
レベータの位置検出装置を安価でかつ容易に取付けが可
能なものとすることができる。
装置の設置状態を示す縦断面図である。
装置の動作原理を示す縦断面図である。
装置の動作原理を示す縦断面図である。
昇降路縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 乗かごが着床する各階床の乗場床近傍に
設けられる被検出部と、前記乗かごに取付けられ前記被
検出部の検出に応じて動作する検出部とを備え、前記検
出部の動作時に前記乗かごの着床位置を検出するエレベ
ータの位置検出装置において、前記乗場床の昇降路側端
面から下方に延設されるトーガードの垂直方向中間部に
長穴を設けて前記被検出部を構成するとともに、前記乗
かごの着床時に前記長穴と対向するよう前記乗かご底部
の前記乗場側端面から下方に延設されるエプロンの垂直
方向中間部に少なくとも2つ設けられ前記トーガードを
検出する近接センサーを有して前記検出部を構成し、前
記乗かごの昇降時に前記近接センサーのうち少なくとも
1つが、前記トーガードを検出したのち前記長穴と対向
し非検出状態となった際に前記検出部が動作し前記乗か
ごの着床位置であることを検出するエレベータの位置検
出装置。
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