JP2647253B2 - エレベータの出入口安全装置 - Google Patents
エレベータの出入口安全装置Info
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- JP2647253B2 JP2647253B2 JP32085590A JP32085590A JP2647253B2 JP 2647253 B2 JP2647253 B2 JP 2647253B2 JP 32085590 A JP32085590 A JP 32085590A JP 32085590 A JP32085590 A JP 32085590A JP 2647253 B2 JP2647253 B2 JP 2647253B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用エレベータの出入口の安全装置に関
する。
する。
(従来の技術) 従来の自動車用エレベータかごについて第4図〜第6
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
自動車用のエレベータかごは、かご床1の両側に側板
2を設け、かご枠3でかご床を支持した構成であり、か
ご床1の前面、出入口側にかご敷居4が取付けられてお
り、かご敷居4から少し離れて車止5が2個設けられて
いる。又、左右の側板2、2の出入口側に乗入れた自動
車を所定の位置に誘導するために、物体の有無を検出す
る一対の投光器6と受光器7からなる光電装置が取付け
られている。
2を設け、かご枠3でかご床を支持した構成であり、か
ご床1の前面、出入口側にかご敷居4が取付けられてお
り、かご敷居4から少し離れて車止5が2個設けられて
いる。又、左右の側板2、2の出入口側に乗入れた自動
車を所定の位置に誘導するために、物体の有無を検出す
る一対の投光器6と受光器7からなる光電装置が取付け
られている。
エレベータの乗場には、昇降路壁8に取付けられた乗
場出入口枠9に、上下方向に開閉する2枚の乗場戸10が
駆動チェーン11により吊下げられている。更に、出入口
枠9の底部には乗場敷居12がかご敷居4に対向して昇降
路壁8に取付けられている。
場出入口枠9に、上下方向に開閉する2枚の乗場戸10が
駆動チェーン11により吊下げられている。更に、出入口
枠9の底部には乗場敷居12がかご敷居4に対向して昇降
路壁8に取付けられている。
このようなエレベータかごに、自動車13が乗場より乗
入れ、投光装置の誘導を受けて車止5で停車すると、乗
場扉駆動装置により駆動チェーン11が回転し、乗場戸を
閉じ、エレベータは昇降運転に入る。
入れ、投光装置の誘導を受けて車止5で停車すると、乗
場扉駆動装置により駆動チェーン11が回転し、乗場戸を
閉じ、エレベータは昇降運転に入る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、かごに乗入れた自動車13の車種が、エレベ
ータ据付時に利用を予定していなかった車14が乗入れ、
このため光電装置の投受光器6、7で検出されずに、車
体がかご敷居2よりはみ出し(A寸法)て、停止する場
合がある。
ータ据付時に利用を予定していなかった車14が乗入れ、
このため光電装置の投受光器6、7で検出されずに、車
体がかご敷居2よりはみ出し(A寸法)て、停止する場
合がある。
このとき前記はみ出し量(A)が乗場戸10に干渉しな
い大きさであると、乗場戸10は閉動作が可能であるた
め、乗場戸10は閉ぢて、エレベータが昇降することな
る。
い大きさであると、乗場戸10は閉動作が可能であるた
め、乗場戸10は閉ぢて、エレベータが昇降することな
る。
このような状態でエレベータが昇降すると、自動車々
体のはみ出し部分Aが乗場側の敷居等の昇降路構造物に
衝突する事故が発生する。
体のはみ出し部分Aが乗場側の敷居等の昇降路構造物に
衝突する事故が発生する。
本発明は上記に鑑み、かご戸のない自動車用エレベー
タにおいて、乗り場側にはみ出した車体の部分を検出し
てエレベータの運転を停止させる安全装置の提供を目的
とする。
タにおいて、乗り場側にはみ出した車体の部分を検出し
てエレベータの運転を停止させる安全装置の提供を目的
とする。
(課題を解決するための手段) このため乗場戸のかごに対向する面の下端に、水平方
向に検知する測距式光電センサを取付け、乗場戸の閉動
作時においてのみ検知出力を作動するように構成する。
向に検知する測距式光電センサを取付け、乗場戸の閉動
作時においてのみ検知出力を作動するように構成する。
(作用) 車体の長い自動車がかごに乗入れ、車体が乗場戸には
接触しないが、かご床敷居より出入口側にはみ出した場
合、乗場戸に装着した測距式光電センサが乗場戸の閉動
作に伴い降下しながら所定範囲内に異物(車体後部)が
在るか否かを検出し、異物を検出したときは、乗場戸の
閉動作を停止し反転させ、エレベータの運転を停止す
る。
接触しないが、かご床敷居より出入口側にはみ出した場
合、乗場戸に装着した測距式光電センサが乗場戸の閉動
作に伴い降下しながら所定範囲内に異物(車体後部)が
在るか否かを検出し、異物を検出したときは、乗場戸の
閉動作を停止し反転させ、エレベータの運転を停止す
る。
(実施例) 第1図乃至第3図に示す実施例に基づいて本発明を説
明する。
明する。
上下方向に開閉する乗場戸(この場合は2枚式の上げ
戸の例を示す)の開閉する先端(この場合は戸の下端)
に測距式光電センサ15を取付ける。
戸の例を示す)の開閉する先端(この場合は戸の下端)
に測距式光電センサ15を取付ける。
センサーはかごに向かって水平に所定距離(図でBの
距離)内の異物(車体)を検知するように設け、且つ、
扉を閉じるときに電気的に作動するようにしておく。
距離)内の異物(車体)を検知するように設け、且つ、
扉を閉じるときに電気的に作動するようにしておく。
このようにセンサーを設けておくと、乗場戸10を閉じ
るとき異物を検知すれば、検出信号をエレベータ制御装
置に送り、制御装置は乗場戸10の閉動作を停止し、エレ
ベータの昇降運転を停止する。
るとき異物を検知すれば、検出信号をエレベータ制御装
置に送り、制御装置は乗場戸10の閉動作を停止し、エレ
ベータの昇降運転を停止する。
上記のように、車体の長い車種等の自動車14が、乗場
戸10に接触しない範囲で、エレベータかごよりはみ出し
て乗入れ、光電装置投受光器6、7で検出されず、エレ
ベータが運転されることにより発生する乗場敷居等との
衝突事故を未然に防ぐことができる。
戸10に接触しない範囲で、エレベータかごよりはみ出し
て乗入れ、光電装置投受光器6、7で検出されず、エレ
ベータが運転されることにより発生する乗場敷居等との
衝突事故を未然に防ぐことができる。
本発明の他の実施例として、測距式光電センサ15が自
動車14車体のはみ出しを検出した時、自動車の運転者に
車体のはみ出しを知らせるオートアナウンス装置を付設
しておき、それによりはみ出しを報知するようにしても
良い。
動車14車体のはみ出しを検出した時、自動車の運転者に
車体のはみ出しを知らせるオートアナウンス装置を付設
しておき、それによりはみ出しを報知するようにしても
良い。
本発明により、自動車用のエレベータにおいて、自動
車車体がエレベータかごからはみ出して、昇降路構造物
に衝突する等の事故を未然に防止することができる。
車車体がエレベータかごからはみ出して、昇降路構造物
に衝突する等の事故を未然に防止することができる。
第1図は本発明によるエレベータの部分斜視図、第2図
及び第3図は第1図の側面図、第4図は従来のエレベー
タかごの斜視図、第5図及び第6図は従来のエレベータ
の部分側面図である。 10……乗場戸、15……測距式光電センサ
及び第3図は第1図の側面図、第4図は従来のエレベー
タかごの斜視図、第5図及び第6図は従来のエレベータ
の部分側面図である。 10……乗場戸、15……測距式光電センサ
Claims (1)
- 【請求項1】エレベータ出入口に設けた乗場戸のみで、
かご戸の無いエレベータにおいて、 前記乗場戸の開閉する先端に、かごに向かって所定距離
内の物体を検出する測距式光電センサを設けたことを特
徴とするエレベータの出入口安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32085590A JP2647253B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | エレベータの出入口安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32085590A JP2647253B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | エレベータの出入口安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04191288A JPH04191288A (ja) | 1992-07-09 |
JP2647253B2 true JP2647253B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=18126004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32085590A Expired - Fee Related JP2647253B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | エレベータの出入口安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647253B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4507174B2 (ja) * | 2004-06-15 | 2010-07-21 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 自動車用エレベーター扉制御装置 |
JP6560164B2 (ja) * | 2016-07-06 | 2019-08-14 | 日精株式会社 | 駐車装置 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32085590A patent/JP2647253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04191288A (ja) | 1992-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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