JPH065514Y2 - 電動シヤツタ−における障害物感知装置 - Google Patents

電動シヤツタ−における障害物感知装置

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Publication number
JPH065514Y2
JPH065514Y2 JP2819387U JP2819387U JPH065514Y2 JP H065514 Y2 JPH065514 Y2 JP H065514Y2 JP 2819387 U JP2819387 U JP 2819387U JP 2819387 U JP2819387 U JP 2819387U JP H065514 Y2 JPH065514 Y2 JP H065514Y2
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JP
Japan
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obstacle
optical path
sensing
shutter
shutter curtain
Prior art date
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Application number
JP2819387U
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JPS63136200U (ja
Inventor
和夫 遠藤
Original Assignee
三和シヤツタ−工業株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建造物等の開口部に建付けられる電動シャッ
ターの障害物感知装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、電動シャッターのシャッターカーテンが下降し
ている途中に障害物が存在すると極めて危険であり、そ
こでシャッターカーテンの座板部に障害物感知手段を設
け、障害物感知に伴い開閉機を非常停止させるようにし
たものが知られている。しかるにこの場合、障害物感知
手段による感知を、無線等の伝達手段で躯体側に報知す
る必要があるが、これら伝達手段は、発信器、バッテリ
等の部材が必要となって高価になる許りでなく、バッテ
リチェックを頻繁に行なって正常に作動しているか否か
の判断もしなければならない点で問題がある。
そこで近接感知スイッチを設けることが考えられるが、
下降するシャッターカーテンに対しては無感知としつ
つ、シャッターカーテンの全下降域における障害物感知
をする必要があり、この場合には、投受光器によるシャ
ッターカーテン面に平行な検索面となる二次元的な特殊
な障害物感知とならざるを得ず、実現性に乏しいもので
ある。
これに対し、実公昭60−35758号公報に示すごと
く、座板一側と床面、座板内、そして座板他側と天井部
とを通る感知光路を形成し、座板に障害物が当接したこ
とで座板内感知光路を遮断して障害物検知をするように
したものも提唱されるが、このものは、感知光路が座板
を通るため、座板が、前後および左右にブレることで感
知光路の光軸がずれ、これによって光路が遮断されるこ
とがあって誤検知が多発するという問題があり信頼性の
乏しいものとなる。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができる電動シャッターにおける障害物感知装
置を提供することを目的として創案されたものであっ
て、電動モータの駆動によるシャッターカーテンの上下
昇降動で開口部の開閉を行なうようにした電動シャッタ
ーにおいて、上記開口部上下間に、シャッターカーテン
の昇降軌跡の一面側に位置して該昇降軌跡に沿うよう上
下方向直線状の感知光路を設ける一方、シャッターカー
テン最下端の座板には、障害物の接当に基づき感知光路
に関与しない待機姿勢から感知光路の遮断をする一面側
に突出して感知姿勢に変姿する作動板を設けたことを特
徴とするものである。
そして本考案は、この構成によって、躯体側に投受光器
を設けて障害物感知をするようにしたものでありなが
ら、信頼性の高い障害物検知ができるようにしたもので
ある。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は電動シャッターのシャッターカーテン
であって、該シャッターカーテン1は電動モータ2の駆
動によって上下昇降動し、開口部は開閉作動を行なうよ
うになっている。尚、3はガイドレール、4はシャッタ
ーケース、5は床面である。
6はシャッターカーテン1の下端部に取付けられる座板
であって、該座板6の下部は、底面が左右全長に亘って
開口した略 形状になっている。この開口部6aには、ボス部7aが
回動自在に支承されることで作動板7が上下揺動自在に
取付けられている。そして作動板7は、常時は自重によ
ってストッパ7bが開口部6a一方の開口下縁に係止す
るまで垂下した待機姿勢、つまり垂直方向よりも僅かに
傾斜した姿勢になっているが、シャッターカーテン1の
下降中に障害物等が存在した場合に、作動板7は、障害
物に接当して押上げられることによって上方に揺動し、
シャッターカーテン1の一側面に略水平上に張り出す感
知姿勢に変姿するようになっている。
一方、8、9は開口部における前記作動板7の張り出し
側の上下両側部、例えばシャッターケース4と床面5に
配設される投光器、受光器であって、これら投受光器
8、9によって、開口部を上下に直線状に縦断する感知
光路Aが形成されている。そして、感知光路Aは、前述
した作動板7が垂下した待機姿勢では遮ぎられることは
ないが、上動した感知姿勢となることによって遮ぎられ
るように設定されており、そしてこの受光器9への投光
が断たれたことで障害物感知が成されて、直ちに電動モ
ータ2の駆動を停止しシャッターカーテン1の緊急停止
を行なうようになっている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、前述し
たようにシャッターカーテン1は電動モータ2の駆動に
よって上下昇降動するようになっているが、このシャッ
ターカーテン1の下降中に障害物が存在してシャッター
カーテン1の下降が妨げられる場合、本考案が実施され
たものでは、シャッターカーテン1の最下端の座板に取
付けられた作動板7が障害物に押上げられて待機姿勢か
ら感知姿勢に変姿揺動し、投受光器8,9により形成さ
れる感知光路Aを遮ぎることになる。このようにして障
害物感知がなされると、直ちに電動モータ2が停止せし
められてシャッターカーテン1は緊急停止することにな
る。
この様に本考案が実施されたものでは、投受光器8、9
によって形成される直線状の感知光路Aの遮断で障害物
の感知を行なうようにしたものでありながら、この感知
光路Aの遮断は、直接障害物によってなされるものでは
なく、シャッターカーテン1の最下端の座板に設けられ
た作動板7が一面側に突出する変姿揺動によって行なわ
れるものであるから、移動するシャッターカーテン1側
に投受光器やバッテリ等を設ける必要がない許りか、障
害物感知域をシャッターカーテン1の下面略全域とする
ことができて、極めて安全で確実な電動シャッターの障
害物感知装置とすることができる。
そのうえ、感知光路Aは、直線状であって座板6を通る
ことがなく、この結果、昇降移動する座板6が前後、左
右にブレても何ら影響を受けることがなくなって、感知
光路が座板を通るようにしたもののように、座板のブレ
で光軸がずれて光路遮断されるような不具合がなく、信
頼性の極めて高いものにできることになる。
また本考案が実施されたものでは、作動板7は床面5に
接当した場合も同様に揺動するので、座板6は作動板7
に何ら邪魔されることなく接地させることができて防犯
上も問題ない。
尚、本考案は、上記実施例に限定されるものでないこと
は勿論であって、第4図、第5図に示す他の実施例のよ
うに、座板6の下部に上下移動自在な可動体10を設
け、該可動体10の障害物接当に伴う押上げ上動作用に
よって、例えば第4図の如く座板6に蝶着された作動板
7が揺動変位することによって、あるいは第5図の如く
座板6に出没自在に設けた作動板7が突出することによ
って、感知光路Aを遮断するようにしたものでもよく、
要は座板6に設けた作動板7が、障害物による押上作用
によって光路を遮断しない待機姿勢から遮断する感知姿
勢に変姿して障害物感知をするように構成したものであ
ればよい。そしてこの様に構成した場合には、作動板7
は座板6の端方にのみ設けて構成できるから、第6図に
示すように、作動板7をガイドレール内に配して外から
露出しないようにし、感知光路Aをガイドレール内に形
成することができる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したものである
から、シャッターカーテンの下降中に障害物が存在した
場合、座板に設けた作動板が障害物の接当で待機姿勢か
ら感知姿勢に変姿して、開口部上下に直線状に形成され
る感知光路を遮断し、これによって障害物感知が成され
ることになる。従って、移動体であるシャッターカーテ
ンには、従来の如く投受光器や無線機等の電気関係部品
を一切装着する必要がなく、しかもシャッターカーテン
の下面全域を、単位一条の感知光路を設けるのみで障害
物感知域とすることができるので、極めて確実で安全性
に優れたものとすることができる。
そのうえ、この感知光路は、座板を通ることなく、開口
部上下に略直線状に形成されるから、座板に感知光路を
通したもののように、座板の前後左右のブレで光軸がず
れて感知光路が遮断するということがなく、座板のブレ
に全く影響を受けない信頼性の高い障害物検知を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る電動シャッターにおける障害物感
知装置の実施例を示したものであって、第1図は電動シ
ャッターの概略正面図、第2図は同上概略側面図、第3
図は要部斜視図、第4図、第5図は他例を示す要部斜視
図、第6図は第5図の水平断面図である。 図中、1はシャッターカーテン、2は電動モータ、3は
ガイドレール、6は座板、7は作動板、Aは感知光路で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータの駆動によるシャッターカーテ
    ンの上下昇降動で開口部の開閉を行なうようにした電動
    シャッターにおいて、上記開口部上下間に、シャッター
    カーテンの昇降軌跡の一面側に位置して該昇降軌跡に添
    うよう上下方向直線状の感知光路を設ける一方、シャッ
    ターカーテン最下端の座板には、障害物の接当に基づき
    感知光路に関与しない待機姿勢から感知光路の遮断をす
    る一面側に突出して感知姿勢に変姿する作動板を設けた
    ことを特徴とする電動シャッターにおける障害物感知装
    置。
JP2819387U 1987-02-27 1987-02-27 電動シヤツタ−における障害物感知装置 Expired - Lifetime JPH065514Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2819387U JPH065514Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27 電動シヤツタ−における障害物感知装置

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JP2819387U JPH065514Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27 電動シヤツタ−における障害物感知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63136200U JPS63136200U (ja) 1988-09-07
JPH065514Y2 true JPH065514Y2 (ja) 1994-02-09

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ID=30830928

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JP2819387U Expired - Lifetime JPH065514Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27 電動シヤツタ−における障害物感知装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734153Y2 (ja) * 1988-08-17 1995-08-02 三協アルミニウム工業株式会社 電動シャッターの非常停止装置
JP2608133B2 (ja) * 1989-03-29 1997-05-07 文化シヤッター株式会社 開閉装置
JP5810751B2 (ja) * 2011-08-29 2015-11-11 アイシン精機株式会社 シャッタ装置

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JPS63136200U (ja) 1988-09-07

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