JP4390952B2 - エレベーターの位置検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベーターのかご位置を、位置検出器と被検出板との係合によって検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のエレベーターの位置検出装置を示すかご室の斜視図である。
かご室3はかご枠1に支持されて昇降路内を昇降する。かご室3の上部には、発光・受光素子を利用した光透過形スイッチからなる位置検出器13が設置されている。そして、昇降路にはガイドレール15が立設されており、ガイドレール15には各階ごとに被検出板が設置されている。
【0003】
従来のエレベーターの位置検出装置は上記のように構成され、かご室3の走行により、位置検出器13が被検出板18と係合すると、位置検出器13の光が遮断され、その信号によって、かご室3が着床位置に来たかが検出される。
このようなエレベーターの位置検出装置を使用するためには、あらかじめ位置検出器13の取付け位置の調整をしておかなければならない。
【0004】
これは、一般に要求されるエレベーターの着床精度よりも、各階の高さの精度が粗いため、各階ごとに着床位置の確認をしなければならないからである。その調整手順は、かご室3の敷居14を乗場床面と一致させ、そのとき位置検出器13と被検出板18との係合位置が所定位置に来るように、その取付位置を調整することにより実施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエレベーターの位置検出装置では、位置検出器13と被検出板18との係合状態を調整するようにしているため、作業者の一人がかご室3の敷居14の位置を確認し、他の一人がかご室3の上で位置検出器13と被検出板18の位置を調整する作業を各階ごとに実施している。これは非常に手間が掛かり、かご室3上の作業であるため、作業進行上細心の注意を払う必要があるという問題点がある。
【0006】
また、位置検出装置13をかご室3の下部、例えば敷居14の高さに設置するものもあるが、かご戸の方式に左右され、片引き戸方式は適用できるが、中央両引き戸の場合には設置する空間がなく適用することができない。またこの場合、低姿勢で据付調整作業をしなければならず、作業者の身体的負担が大きく、作業効率が悪いなどの問題点がある。
【0007】
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので、作業者が容易に、かつ身体的負担も少なく位置検出器の据付・調整ができるようにしたエレベーターの位置検出器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1発明に係るエレベーターの位置検出装置は、かご室の側面の内かご枠のある側面のほぼ中央部に窓穴と、この窓穴を開閉する扉を設け、この窓穴の位置をかご枠に設置された位置検出器と、ガイドレールの取付腕に締結された被検出板との係合位置に対応する位置に設定したものである。
【0009】
また、第2発明に係るエレベーターの位置検出装置は、第1発明のものにおいて、窓穴を、係合状態にある位置検出器及び被検出板に対してかご室内から触手し得る大きさとしたものである。
【0010】
また、第3発明に係るエレベーターの位置検出装置は、第1発明のものにおいて、扉が窓穴を閉塞していることを検出する扉スイッチを設け、この扉スイッチが窓穴の閉塞を検出していないときは、かご室の走行を阻止するようにしたものである。
【0011】
また、第4発明に係るエレベーターの位置検出装置は、第3発明のものにおいて、化粧板を着脱可能に設けて、扉のかご室内側と扉スイッチとを覆うようにしたものである。
【0012】
また、第5発明に係るエレベーターの位置検出装置は、第1発明のものにおいて、かご枠に切欠きを形成し、これを位置検出器と被検出板とが係合したときの取付腕に対応する位置にしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図4はこの発明の第1〜第5発明の一実施の形態を示す図で、図1は図2の窓穴部をかご内から見た拡大図、図2はかご室の斜視図、図3は図1のIII―III線断面図、図4は扉スイッチ回路図であり、図中同一符号は同一部分を示す。
【0014】
図1〜図3において、1は横断面コ字状の長手部材が互いに結合されてロ字状に形成されたかご枠で、その両側部のほぼ中央部に切欠き2が形成されている。3はかご枠2に支持されたかご室、4はかご室3の側面板、5はかご枠2の一部を構成し、かご室3の出入口側に立設された立柱、6は切欠き2に対応する側面板4に開口する窓穴、7は一側がヒンジ8で側面板4に枢着され窓穴6を開閉する扉で、施錠を確認する扉スイッチ9が設けられている。
【0015】
10は窓穴6の上部及び下部に配置され、側面板4に固着された横断面L字状の案内具、11は上端部及び下端部が案内具10に着脱可能に支持され扉7のかご内側及び扉スイッチ9を覆う化粧板、12は一端が立柱5に固定され他端が窓穴6側に突出する取付具、13は取付具12の他端に固定され発光素子及び受光素子を利用して構成された光透過形スイッチからなる位置検出器、14はかご戸(図示しない)の開閉を案内する敷居である。
【0016】
15は昇降路に沿って固定され、かご枠1の両側部に対応して配置されてかご枠1の昇降を案内するガイドレール、16はガイドレール15に直交して配置され締結具17で締結された取付腕、18は各階に配置され、横断面L字状の長手部材で形成され、その一辺は位置検出器13と係合し、他辺に長穴19を有する被検出板で、この長穴19を通じて締結具20で取付腕16に締結されている。なお、Aはかご室3内の方向を示す矢印である。
【0017】
図4において、25はかご戸が開いていると開放し、閉まっていると閉成するドアスイッチ、26は制御装置(扉スイッチ7と共に走行阻止手段を構成)で、扉スイッチ9はドアスイッチ25と直列に接続されて制御回路26に接続されている。
上記のように構成されたエレベーターの位置検出装置においては、かご室3が走行して階床に接近すると、被検出板18と位置検出器13が係合して、被検出板18が位置検出器13の光を遮断し、その信号によって、かご室3が着床位置に来たかが検出される。
【0018】
次に、この実施の形態による据付・調整作業を説明する。
平常時、扉7は窓穴6を閉塞しており、かつ施錠されているため、扉スイッチ9は閉成している。また、かごドアが閉じていればドアスイッチ25も閉成している。これで、制御回路26によるエレベーターの運転が可能となる。
作業者は、かご室3を走行させて階床に着床させ、扉7を解錠して扉7を開く。これで、扉スイッチ9は開放するため、エレベーターの運転は不能となる。
【0019】
作業者は、かご枠1の切欠き2の位置に相当するガイドレール15に、取付腕16を締結具17を用いて締結する。その後、取付腕16の端部(図1では右端部)に、被検出板18を長穴19を介して締結具20により取り付け、位置検出器13との係合位置関係を調整する。
上記据付・調整が完了すれば、扉7を閉塞して施錠する。これで、再び扉スイッチ9は閉成し、エレベーターの運転は可能となる。
【0020】
このようにして、窓穴6は位置検出器13と被検出板18との係合位置に対応し、かつ位置検出器13及び被検出板18に対して、かご室3内から触手し得る大きさとなっているため、作業者はかご室3内から窓穴6を通じて位置検出器13と被検出板18との据付・調整を容易に実施することが可能となる。また、扉7が開いている間は、かご室3の走行は阻止されるため、作業者は安心して作業をすることが可能である。また、扉7が閉まると、外観を考慮した化粧板11により扉7及び扉スイッチ9が覆われるため、かご室3内の見栄えもよく、乗客によるいたずらも防止可能となる。
【0021】
また、かご枠1の切欠き2は取付腕16に対応する位置に形成されているため、取付碗16のガイドレール15への締結を容易にすることが可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したとおりこの発明の第1発明では、かご室の側面の内かご枠のある側面のほぼ中央部に窓穴と、この窓穴を開閉する扉を設け、この窓穴の位置を、かご枠に設置された位置検出器と、ガイドレールの取付腕に締結された被検出板との係合位置に対応する位置に設定し、第2発明では、窓穴を、係合状態にある位置検出器及び被検出板に対してかご室内から触手し得る大きさとしたので、作業者はかご室内から窓穴を通じて位置検出器と被検出板との据付・調整を容易に実施することができる。
【0023】
また、第3発明では、扉が窓穴を閉塞していることを検出する扉スイッチを設け、この扉スイッチが窓穴の閉塞を検出していないときはかご室の走行を阻止するようにしたので、作業者は安心して作業をすることができる。
【0024】
また、第4発明では、化粧板を着脱可能に設けて、扉のかご室内側と扉スイッチとを覆うようにしたので、扉が閉まったとき、かご室内の見栄えもよく、乗客によるいたずらも阻止できる。
【0025】
また、第5発明では、かご枠に切欠きを形成し、これを位置検出器と被検出板とが係合したときの取付腕に対応する位置にしたので、取付腕のガイドレールへの締結を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、図2の窓穴部をかご内から見た図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すかご室の斜視図。
【図3】 図1のIII―III線断面図。
【図4】 図1の扉スイッチの回路図。
【図5】 従来のエレベータの位置検出装置を示すかご室の斜視図。
【符号の説明】
1 かご枠、2 切欠き、3 かご室、4 かご室の側面板、6 窓穴、7 扉、9 扉スイッチ、10 案内具、11 化粧板、13 位置検出器、15 ガイドレール、16 取付腕、17 締結具、18 被検出板、20 締結具、26 走行阻止手段(制御回路)

Claims (4)

  1. 昇降路に立設されたガイドレールの各階位置に、当該ガイドレールに直交するように第1の締結具を用いて締結された取付腕と、
    長穴を有し、当該長穴に第2の締結具を係合させることにより、上記取付腕に締結された被検出板と、
    かご室を支持して上記昇降路を昇降するかご枠に設置され、上記被検出板と係合すると、上記かご室の位置を検出する位置検出器と、
    上記かご室の側面の内上記かご枠のある側面のほぼ中央部に開口する窓穴と、
    上記窓穴を開閉する扉と
    備え
    上記かご枠は、位置検出装置と被検出板とが係合したときの取付腕に対応する位置に切欠きを有し、
    上記窓穴の位置を上記位置検出器と上記被検出板との係合位置に対応する位置に設定したことを特徴とするエレベーターの位置検出装置。
  2. 窓穴を、係合状態にある位置検出器及び被検出板に対してかご室内から触手し得る大きさとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの位置検出装置。
  3. 扉が窓穴を閉塞していることを検出する扉スイッチと、この扉スイッチが上記窓穴の閉塞を検出していないときはかご室の走行を阻止する走行阻止手段とを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベーターの位置検出装置。
  4. 扉のかご室内側と扉スイッチとを覆う化粧板を着脱可能に設けたことを特徴とする請求項3記載のエレベーターの位置検出装置。
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