JP2001171967A - 自動運転式エスカレーター - Google Patents
自動運転式エスカレーターInfo
- Publication number
- JP2001171967A JP2001171967A JP35698299A JP35698299A JP2001171967A JP 2001171967 A JP2001171967 A JP 2001171967A JP 35698299 A JP35698299 A JP 35698299A JP 35698299 A JP35698299 A JP 35698299A JP 2001171967 A JP2001171967 A JP 2001171967A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- escalator
- passenger
- automatic operating
- handrail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、エスカレーター機器全体の設置面積
が小さく、自動運転化のための後付けも容易な構成の自
動運転式エスカレーターを提供することを目的とする。 【解決手段】乗降床３に設置され、踏段４に向けて歩行
する乗客の存在を検出する乗客検出部７と、それの制御
部８を収納した誘導柵９を乗降床３の側部長手方向に設
けた自動運転式エスカレーター１とした。
が小さく、自動運転化のための後付けも容易な構成の自
動運転式エスカレーターを提供することを目的とする。 【解決手段】乗降床３に設置され、踏段４に向けて歩行
する乗客の存在を検出する乗客検出部７と、それの制御
部８を収納した誘導柵９を乗降床３の側部長手方向に設
けた自動運転式エスカレーター１とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客輸送体である
動く歩道を含めた自動運転式のエスカレーターに関す
る。
動く歩道を含めた自動運転式のエスカレーターに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】エスカレーターの踏段等の移動体を常時
連続運転しないで、乗客の有無を検出して有の場合のみ
昇降運転を開始する、所謂自動運転式が多用されてい
る。そして、乗客検出装置としては、特開昭５７−６７
４８６号公報に開示された検出及び誘導手段が知られて
いる。
連続運転しないで、乗客の有無を検出して有の場合のみ
昇降運転を開始する、所謂自動運転式が多用されてい
る。そして、乗客検出装置としては、特開昭５７−６７
４８６号公報に開示された検出及び誘導手段が知られて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の検出及び誘
導手段は、構成装置を収納するためのエスカレーター機
械室の拡大（設置面積の増加）を抑える技術思想がな
く、また、既設エスカレーターに後付けで装備する場合
に建屋床の改造を伴うなど工事上の問題があった。この
ため設置占有面積及び機能付加工事面において欠点とさ
れてきた。
導手段は、構成装置を収納するためのエスカレーター機
械室の拡大（設置面積の増加）を抑える技術思想がな
く、また、既設エスカレーターに後付けで装備する場合
に建屋床の改造を伴うなど工事上の問題があった。この
ため設置占有面積及び機能付加工事面において欠点とさ
れてきた。
【０００４】本発明の目的は、エスカレーター機器全体
の設置面積が小さく、自動運転化のための後付けも容易
な構成の自動運転式エスカレーターを提供することにあ
る。
の設置面積が小さく、自動運転化のための後付けも容易
な構成の自動運転式エスカレーターを提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一方の乗降床から他方の乗降床にかけて
無端状に連結されて移動する踏段と、この踏段と同期移
動するハンドレールからなる移動体と、このハンドレー
ルの案内路を形成する欄干とを備えたものにおいて、前
記乗降床に設置され、前記踏段に向けて歩行する乗客の
存在を検出する乗客検出部と、この乗客検出部の検出信
号を前記移動体に移動指令を与える制御部を前記乗降床
の側部に沿って立設された誘導柵の内部に収納したこと
を特徴とする。
成するために、一方の乗降床から他方の乗降床にかけて
無端状に連結されて移動する踏段と、この踏段と同期移
動するハンドレールからなる移動体と、このハンドレー
ルの案内路を形成する欄干とを備えたものにおいて、前
記乗降床に設置され、前記踏段に向けて歩行する乗客の
存在を検出する乗客検出部と、この乗客検出部の検出信
号を前記移動体に移動指令を与える制御部を前記乗降床
の側部に沿って立設された誘導柵の内部に収納したこと
を特徴とする。
【０００６】本発明による自動運転式エスカレーター
は、自動運転用の乗客検出部とその制御部を乗降床上の
誘導柵の内部に一括収納してあるので、上記制御部を収
納するためのエスカレーター機械室寸法の拡大が不要と
なるという設置面積上の効果がある。また、構成装置を
乗降床に設置してあるので、建築床の改造が不要となる
工事範囲及び工事費用面での効果がある。
は、自動運転用の乗客検出部とその制御部を乗降床上の
誘導柵の内部に一括収納してあるので、上記制御部を収
納するためのエスカレーター機械室寸法の拡大が不要と
なるという設置面積上の効果がある。また、構成装置を
乗降床に設置してあるので、建築床の改造が不要となる
工事範囲及び工事費用面での効果がある。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１及び図２に基づいて説明する。自動運転機能を備えた
エスカレーター１の乗降床３付近を斜視的（一部断面
し、片側要部を示す）に図示した図１と、図１のＩ−Ｉ
線に沿う断面を示した図２において、エスカレーター１
は、建築床２に連なる乗降床（乗り口）３から他方の乗
降床（図示省略）にかけて無端状に連結されて移動する
踏段（動く歩道の場合は踏板と称する）４と同期移動す
るハンドレール５からなる移動体と、このハンドレール
５の案内路を形成する欄干６を備えている。そして、本
発明になる自動運転式の構成装置として、踏段４に向け
て歩行する乗客の存在を検出する光電管や感熱センサー
などの乗客検出部７と、この乗客検出部７の検出信号を
前記移動体に電気的移動指令を与える制御部８を乗降床
３の長手方向側部に治って立設された誘導柵９の内部に
収納して装備している。ここで、誘導柵９は、乗降床３
にビス１０で固定され、さらに、その電気配線１１は乗
降床３を経由してエスカレーター１の制御系につながれ
ている。また、誘導柵９は、制御部８の点検を行うため
の扉（図２に想像線で示したように開閉できる）１２を
備えている。
１及び図２に基づいて説明する。自動運転機能を備えた
エスカレーター１の乗降床３付近を斜視的（一部断面
し、片側要部を示す）に図示した図１と、図１のＩ−Ｉ
線に沿う断面を示した図２において、エスカレーター１
は、建築床２に連なる乗降床（乗り口）３から他方の乗
降床（図示省略）にかけて無端状に連結されて移動する
踏段（動く歩道の場合は踏板と称する）４と同期移動す
るハンドレール５からなる移動体と、このハンドレール
５の案内路を形成する欄干６を備えている。そして、本
発明になる自動運転式の構成装置として、踏段４に向け
て歩行する乗客の存在を検出する光電管や感熱センサー
などの乗客検出部７と、この乗客検出部７の検出信号を
前記移動体に電気的移動指令を与える制御部８を乗降床
３の長手方向側部に治って立設された誘導柵９の内部に
収納して装備している。ここで、誘導柵９は、乗降床３
にビス１０で固定され、さらに、その電気配線１１は乗
降床３を経由してエスカレーター１の制御系につながれ
ている。また、誘導柵９は、制御部８の点検を行うため
の扉（図２に想像線で示したように開閉できる）１２を
備えている。
【０００８】また、上記誘導柵９は、通常は左右一対に
対称配置されるもので、ハンドレール５の折り返し円形
部５Ａと乗客検出部７との間隔から歩行者が進入しない
ようにするために設けられる。なお、例示した誘導柵９
は、エスカレーター１に建屋壁が近接している場合はこ
れの一方を略して、建屋壁に乗客検出部７のみを配置す
る構成でもよい。さらに、誘導柵９は、例示の箱状のも
のに限定されるものではなく、棒状の枠体でも問題はな
い。さらに加えて、乗降床３を保守点検などで開閉する
場合には、乗降床３の近傍にある本体枠（トラスフレー
ム）に直接的に誘導柵９を固定する構成とすることも可
能である。
対称配置されるもので、ハンドレール５の折り返し円形
部５Ａと乗客検出部７との間隔から歩行者が進入しない
ようにするために設けられる。なお、例示した誘導柵９
は、エスカレーター１に建屋壁が近接している場合はこ
れの一方を略して、建屋壁に乗客検出部７のみを配置す
る構成でもよい。さらに、誘導柵９は、例示の箱状のも
のに限定されるものではなく、棒状の枠体でも問題はな
い。さらに加えて、乗降床３を保守点検などで開閉する
場合には、乗降床３の近傍にある本体枠（トラスフレー
ム）に直接的に誘導柵９を固定する構成とすることも可
能である。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エスカレーター機器全体の設置面積が小さく、自動運転
化のための後付けも容易な構成の自動運転式エスカレー
ターを提供することができる。
エスカレーター機器全体の設置面積が小さく、自動運転
化のための後付けも容易な構成の自動運転式エスカレー
ターを提供することができる。
【図１】本発明による自動運転式エスカレーターの要部
斜視図。
斜視図。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図。
１…エスカレーター、２…建築床、３…乗降床、４…踏
段、５…ハンドレール、 ６…欄干、７…乗客検出部、
８…制御部、９…誘導柵。
段、５…ハンドレール、 ６…欄干、７…乗客検出部、
８…制御部、９…誘導柵。
Claims (1)
- 【請求項１】 一方の乗降床から他方の乗降床にかけて
無端状に連結されて移動する踏段と、この踏段と同期移
動するハンドレールからなる移動体と、このハンドレー
ルの案内路を形成する欄干とを備えたものにおいて、前
記乗降床に設置され、前記踏段に向けて歩行する乗客の
存在を検出する乗客検出部と、この乗客検出部の検出信
号を前記移動体に移動指令を与える制御部を前記乗降床
の側部に沿って立設された誘導柵の内部に収納したこと
を特徴とする自動運転式エスカレーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35698299A JP2001171967A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 自動運転式エスカレーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35698299A JP2001171967A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 自動運転式エスカレーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001171967A true JP2001171967A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18451767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35698299A Pending JP2001171967A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 自動運転式エスカレーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001171967A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008127111A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベアの誘導柵 |
| JP2010116247A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベア |
| JP7315073B1 (ja) | 2022-08-08 | 2023-07-26 | フジテック株式会社 | マンコンベヤ |
-
1999
- 1999-12-16 JP JP35698299A patent/JP2001171967A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008127111A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベアの誘導柵 |
| JP2010116247A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベア |
| JP7315073B1 (ja) | 2022-08-08 | 2023-07-26 | フジテック株式会社 | マンコンベヤ |
| JP2024022722A (ja) * | 2022-08-08 | 2024-02-21 | フジテック株式会社 | マンコンベヤ |
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