JP2001232130A - 電子写真装置用フィルタ装置 - Google Patents
電子写真装置用フィルタ装置Info
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Abstract
に除去し、微粒子の捕捉率特性に優れ、且つ目詰まりが
少ない電子写真装置用フィルタ装置を提供すること。 【解決手段】 計数法による0.3μm径の極微細な粉
塵の捕集率が30〜70%の屈曲加工されたプレフィル
タ40と、プレフィルタ40の風下側に配置され、計数
法による0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が99.
97%以上の主エアフィルタ41と、主エアフィルタ4
1の風下側に配置され、JIS K 1474による粒
度が8〜12メッシュであるものを95重量%以上含有
する活性炭を、密度0.19〜0.60g/cm3 に
て充填してあるガス除去用フィルタ42と、プレフィル
タ40、主エアフィルタ41およびガス除去用フィルタ
42を少なくとも含む積層体の周囲を密着支持して成る
枠体とを有する電子写真装置用フィルタ装置。
Description
子写真装置に用いて好適なフィルタ装置に係り、さらに
詳しくは、加熱定着部に発生するガスの臭い成分を有効
に除去し、微粒子の捕捉率特性に優れ、且つ目詰まりが
少ない電子写真装置用フィルタ装置に関する。
代表される電子写真装置は、一般に、感光体から紙など
の被転写媒体に静電転写されたトナーを定着させるため
の加熱定着部を有する。加熱定着部では、静電転写され
たトナーを加熱するために、臭いや煙を含むガスが発生
する。また、このような電子写真装置では、静電潜像保
持部材に形成したトナー像を記録媒体に転写する方式が
採用されており、静電装置および転写装置には、主に高
圧の電荷を付与するための電極が用いられており、その
ためにオゾンが発生する。さらに、転写後には、トナー
も残存するので、このようなガスやオゾンを含む気体
は、臭気および粉塵を除去するためのフィルタ装置を用
いて清浄にして外部に排気される。
装置としては、一般に、粉塵除去のための濾過フィルタ
と、臭気除去のための吸着フィルタまたは化学フィルタ
との多重構造のフィルタ装置が広く用いられている。ま
た、このようなフィルタ装置において、多重フィルタ中
の一方のフィルタを多重にしたもの、たとえばトナーの
粉塵除去率を上げるために密度の粗い濾過フィルタの下
流に密度の高い濾過フィルタを重ねたフィルタ装置(特
開昭54−137352号公報)が提案されている。ま
た、臭気の除去率を高めるために、上流側に、粒状の活
性炭層を配置し、その下流側に、活性炭繊維層を重ねて
配置したフィルタ装置も提案されている。
式の電子写真装置のうち、トナーの定着性を向上させる
ために、ワックスを多量に添加している高定着性トナー
を用いる機種では、ワックス少量添加のトナーを用いる
機種に比べて、フィルタの目詰まりが著しいという問題
を有している。フィルタに目詰まりが生じると、フィル
タの圧力損失を上昇させてしまい、フィルタの交換時期
が早まってしまう。なお、ワックス多量添加型トナーを
使用する機種では、その分解煙の組成は、トナー樹脂分
解物/ワックス=約1/8の重量比となっており、ワッ
クス粒子のサイズは、0.3〜0.5μmである。ワッ
クスの材質としては、一般的には、ポリエチレン系、カ
ルナバ系、パラフィン系、シリコン系などがある。分解
煙のうちのワックス分が、フィルタの目詰まりを早めて
しまうと考えられる。
では、加熱定着部に発生するガスの臭い成分を有効に除
去しきれず、電子写真装置の周囲に刺激臭が発生するお
それがあった。さらに、微粒子の捕捉率特性をさらに向
上させることが望まれていた。
れ、加熱定着部に発生するガスの臭い成分を有効に除去
し、微粒子の捕捉率特性に優れ、且つ目詰まりが少ない
電子写真装置用フィルタ装置を提供することを目的とす
る。
に、本発明の第1の観点に係る電子写真装置用フィルタ
装置は、計数法による0.3μm径の極微細な粉塵の捕
集率が30〜99.9%の屈曲加工されたプレフィルタ
と、前記プレフィルタの風下側に配置され、計数法によ
る0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が99.97%
以上の主エアフィルタと、前記主エアフィルタの風下側
に配置され、JIS K 1474による粒度が8〜1
2メッシュであるものを95重量%以上含有する活性炭
を、密度0.19〜0.60g/cm3 にて充填して
あるガス除去用フィルタと、前記プレフィルタ、主エア
フィルタおよびガス除去用フィルタを少なくとも含む積
層体の周囲を密着支持して成る枠体とを有する。
れる臭気成分を有効に除去することができると共に、通
気抵抗の低減に寄与する。
の観点に係る電子写真装置用フィルタ装置は、計数法に
よる0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が30.0〜
99.9%の屈曲加工されたプレフィルタと、前記プレ
フィルタの風下側に配置され、計数法による0.3μm
径の極微細な粉塵の捕集率が99.0%以下の副エアフ
ィルタと、前記副エアフィルタの風下側に配置され、計
数法による0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が9
9.97%以上の主エアフィルタと、前記主エアフィル
タの風下側に配置され、少なくとも1mmより厚い活性炭
層を有するガス除去フィルタと、前記プレフィルタ、副
エアフィルタ、主エアフィルタおよびガス除去フィルタ
を少なくとも含む積層体の周囲を保持する枠体とを有す
る。
臭剤を付着してある合成繊維不織布層を有することが好
ましい。
記枠体との接合部には、隙間を密封する目張り部材を設
けることが好ましい。前記枠体の風下側端面には、ゴム
パッキンが装着してあり、前記枠体は、前記ゴムパッキ
ンを介して、電子写真装置の加熱定着部からの排気通路
に設置してあり、前記ゴムパッキンが、SRIS010
1タイプC硬度が5〜30で、ASTM D 1056
の圧縮永久歪み30%以下であることがさらに好まし
い。硬度が5〜30で、圧縮永久歪みが30%以下の場
合に、特にシール特性が向上する。
は、計数法(DOP法)による0.3μm径の極微細な
粉塵の捕集率が99.97%以上の主エアフィルタを有
することから、微粒子の捕捉率特性に優れている。しか
も、JIS K 1474による粒度が8〜12メッシ
ュであるものを95重量%以上含有する活性炭を、密度
0.19〜0.60g/cm3 にて充填してあるガス
除去用フィルタ、または少なくとも1mmより厚い活性炭
層を有するガス除去フィルタを有することから、臭気ガ
ス成分を有効に除去することができる。
ルタ装置では、主エアフィルタの風上側に計数法(DO
P法)による0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が3
0〜99.9%の屈曲加工されたプレフィルタを配置し
てあるので、このプレフィルタにより、主としてワック
ス分を捕集し、極微細な粉塵の捕集率が単体できわめて
高いエアフィルタへの負荷を軽減することができる。そ
のため、ワックス多量添加型トナーを使用する機種で
も、エアフィルタの目詰まりを軽減することが可能にな
り、圧力損失の上昇が少なく、結果として、フィルタ全
体の交換時期を遅らせることができる。
形態に基づき説明する。図1(A)に示す本実施形態に
係るフィルタ装置2は、たとえば図3に示す電子写真装
置としてのフラッシュ定着式プリンタ4に装着され、加
熱定着部6内またはその付近のガスをファン8で吸引
し、フィルタ装置2を通してケーシング10の外部に排
気する位置に設置してある。なお、ファン8は、フィル
タ装置2の風上側に配置し、加熱定着部6内またはその
付近のガスをフィルタ装置2へ強制的に送り込むように
構成しても良い。
明する。図3に示すように、プリンタ4は、感光ドラム
12を有し、その周囲に、現像部14、転写部16、ク
リーニング部18、前帯電器18およびレーザ照射部2
2が配置してある。クリーニング部18では、感光ドラ
ム12の外周面を清掃し、前帯電器20では、清掃され
た感光ドラム12の外周面を均一に帯電する。レーザ照
射部22では、回転している感光ドラム12の均一帯電
面に所定パターンの光を照射することにより、光が当た
った部分の帯電電荷を除去し、電荷が残った部分に静電
潜像を形成する。
した着色微粒子であるトナーを潜像に付着させて可視像
とする。次に、転写部16では、ホッパ24から送られ
てくる記録紙25(被転写媒体)を感光体12の外周面
に重ねる。そして、記録紙25の裏側からコロナ放電な
どでトナーの帯電極性とは逆極性の電荷を記録紙に与
え、静電力により感光体上のトナー像を記録紙に転写す
る。トナー像が転写された記録紙25は、定着部6へと
送られ、そこでキセノンランプなどにより加熱され、ト
ナー像を融着して記録紙に定着させる。トナー像が定着
された記録紙25は、スタッカ26の上に重ねられる。
成分や煙成分(ワックス成分も含む)を含んだガスが発
生するが、このガスは、本実施形態に係るフィルタ装置
2により濾過され、脱煙および脱臭が図られる。
ルタ装置2は、フィルタ本体30と、このフィルタ本体
30の外周を囲む枠体32とを有する。枠体32は、た
とえば木材またはステンレスなどの金属で構成してあ
り、フィルタ本体30の表裏面が外部に露出するための
風上側開口部34と風下側開口部36とを有する。
うに、枠体32の全周に沿って、ゴムパッキン38が装
着してあり、枠体32は、ゴムパッキン38を介して、
図3に示す電子写真装置4の加熱定着部6からの排気通
路に設置してある。なお、ゴムパッキン38は、枠体3
2の風上側端面にも、全周に沿って装着しても良い。こ
のようなゴムパッキン38を、枠体32の少なくとも風
下側端面に全周にわたり装着することで、一方の風上側
開口部34から導入されてフィルタ本体30の表裏面を
貫通して他方の風下側開口部36から流出するガスが他
へ漏洩することを防止する。
ないが、SRIS0101タイプC硬度が5〜30で、
ASTM D 1056の圧縮永久歪み30%以下であ
るゴムパッキンが好ましく用いられる。このようなゴム
パッキン38の材質としては、特に限定されないが、た
とえば、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジ
エンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ニトリル
ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)
などのジエン系ゴム、ブチルゴム(IIR)、エチレン
−プロピレン−ジエンターポリマーゴム(EPDM)、
アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フ
ッ素ゴムなどのオレフィン系ゴム、シリコーンゴム、ウ
レタンゴム、多硫化ゴム、またはこれらの発泡体、また
はウレタンもしくはナイロンの発泡体、軟質塩化ビニル
樹脂などで構成される。好ましくは、ゴムパッキン38
は、独立気泡型発泡体ゴムで構成される。
0は、枠体32により保持され、その最も風上側に、プ
レフィルタ40を有する。プレフィルタ40は、計数法
(DOP法)による0.3μm径の極微細な粉塵の捕集
率が30〜99.9%、好ましくは40〜70%のフィ
ルタである。プレフィルタ40の材質は、特に限定され
ないが、たとえばガラス、ポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ナイロンなどで構成され、繊維であ
っても不織布であっても良い。特に好適には、プレフィ
ルタ40は、合成繊維製またはガラス繊維製の濾布から
成り、繊維目付量が300〜800g/m2 である。
合成繊維の素材は、ポリオレフィン系、ポリエステル系
などが好適で、分極した高分子誘電体(エレクトレッ
ト)となっている繊維であることが好ましい。
も良いが、二層以上の積層シートである場合には風上側
のプレフィルタ用シートの捕集率が風下側のプレフィル
タ用シートの捕集率よりも低いことが必要である。目詰
まりを起こし難いからである。
されるべきガスの流れ(矢印X)に対して垂直の平面方
向に沿って、ジグザグ状に複数回屈曲加工(たとえばプ
リーツ加工)してある。屈曲加工されたプレフィルタ4
0のジグザグの単位幅U1は、特に限定されないが、好
ましくは1〜20mmであり、ジグザグ高さT1は、特に
限定されないが、好ましくは5〜200mmである。
保持されたプレフィルタ40の風下側には、主エアフィ
ルタ41が積層してある。主エアフィルタ41は、清浄
化されるべきガスの流れ(矢印X)に対して垂直の平面
方向に沿って、ジグザグ状に複数回屈曲加工(たとえば
プリーツ加工)してある。屈曲加工された主フィルタ4
1のジグザグの単位幅U2は、特に限定されないが、好
ましくは1〜20mmであり、ジグザグ高さT2は、特に
限定されないが、好ましくは5〜200mmである。
極微細な粉塵の捕集率が計数法(DOP法)による0.
3μm径の極微細な粉塵の捕集率が99.97%以上の
高性能フィルタで構成してある。高性能フィルタとして
は、特に限定されないが、HEPAエアフィルタ(High
Efficiency Particle Air Filterの略)が好ましく用
いられる。HEPAエアフィルタは、計数法(DOP
法)による0.3μmの極微細な粉塵の捕集率が99.
97%以上であるガラス繊維濾紙製フィルタである。
の風下側には、ガス除去フィルタ42が装着してある。
ガス除去フィルタ42は、図1(B)に示すように、化
学反応型消臭剤を付着してある二つの合成繊維不織布層
44,46と、これら二つの合成繊維不織布層44,4
6の間に、JIS K 1474による粒度8〜12メ
ッシュ95重量%以上の活性炭を厚さ1mmより厚くなる
ように嵩密度0.19〜0.60g/cm3 にて充填
してある活性炭層48とを有する。
限定されないが、厚み2〜10mm程度のポリエステル、
レーヨン、ポリプロピレンなどから成る不織布を例示す
ることができる。合成繊維不織布44,46には化学反
応型消臭剤を付着させることが好ましい。化学反応型消
臭剤としては、特に限定されないが、たとえばリン酸エ
ステルと銅(II)との化合物から成り、たとえば4大悪
臭であるアンモニア臭、メルカプタン臭、硫化水素臭お
よびアミン臭を消臭する機能を持つ。
粒径は、特に限定されないが、1〜5mm程度が好まし
い。活性炭は粒子の代わりに繊維を編んだ布帛であって
も良い。活性炭層48の厚みは、1mm以上、3〜20mm
程度が好ましい。合成繊維不織布44,46は、粒状の
活性炭が外側へ飛び出さないようにする機能もある。
タ42の風下側には、補助エアフィルタ50が積層して
ある。補助エアフィルタ50は、主エアフィルタ41よ
りも単体での捕集率が低い中性能エアフィルタから成る
ガラス繊維濾紙や合成繊維濾紙や合成繊維不織布などで
構成してある。補助エアフィルタ50は、主エアフィル
タ41に比較し、フィルタ自体の材質は同様であるが、
目の粗さなどが異なり、単独で比較した場合には、主エ
アフィルタ41の方が補助エアフィルタ50よりも粉塵
の捕集率が高い。この補助エアフィルタ50は、活性炭
層48に充填された微細な活性炭の飛散を防止する機能
も有する。
風上側表面には、風上側金網52が積層してあると共
に、補助エアフィルタ50の風下側表面には、風下側金
網54が積層してある。これら金網52および54は、
ガス除去フィルタ42の活性炭層48に含まれる粒状活
性炭の重力により、合成繊維不織布44および46が第
2エアフィルタ50と共に外側に膨らみすぎることを有
効に防止するために装着する。このような目的からは、
金網52および54は、フィルタ本体30の表面および
背面の全面を必ずしも覆う必要がなく、たとえば合成樹
脂製または金属製の帯状またはリボン状の金網を、フィ
ルタ本体30の表面および背面の一部に装着し、合成繊
維不織布44および46が補助エアフィルタ50と共に
外側に膨らみすぎることを有効に防止しても良い。
すように、目張り部材56が、補助エアフィルタ50の
風下側表面の周囲と枠体32との接合部を密封するよう
に、枠体32の全周にわたり装着してある。目張り部材
56は、枠体38と第2エアフィルタ50との隙間を密
封するためのものであり、たとえば接着剤を塗布して硬
化させたものである。この目張り部材56は、金網54
の上から、第2エアフィルタ50の風下側表面の周囲と
枠体32との接合部を密封するように、枠体32の全周
にわたり装着しても良い。なお、図2(B)に示すよう
に、目張り部材56aとして矩形リング枠を用い、電子
写真装置用フィルタ装置2aを構成しても良い。目張り
部材56aを構成する矩形リング枠の材質としては、特
に限定されないが、合成樹脂、木材、金属などが例示さ
れる。矩形リング枠から成る目張り部材56aは、タッ
カー、釘、ステープルなどにより枠体32の風下側開口
部36に装着される。
装置2を図3に示す電子写真装置4の排気通路に装着し
た場合には、加熱定着部6に発生するガスの臭い成分を
有効に除去し、微粒子の捕捉率特性に優れている。しか
も、本実施形態に係る電子写真装置用フィルタ装置2で
は、主エアフィルタ41の風上側に特定のプレフィルタ
40を配置してあるので、このプレフィルタ40によ
り、主としてワックス分を捕集し、極微細な粉塵の捕集
率が単体できわめて高い主エアフィルタ41への負荷を
軽減することができる。そのため、ワックス多量添加型
トナーを使用する機種であっても、主エアフィルタ41
の目詰まりを軽減することが可能になり、圧力損失の上
昇が少なく、結果として、フィルタ本体30の交換時期
を長くすることができる。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
ィルタ42の活性炭層48として、粒状の活性炭を充填
した層を例示したが、活性炭層48としては、厚みが1
mm以上、好ましくは1〜30mm程度の活性炭素繊維製布
帛層であっても良い。活性炭炭素繊維布帛層は、粒状活
性炭と同様に、消臭効果に優れている。
48の両側に合成繊維不織布44および46を配置した
が、たとえば風下側の不織布46は必ずしもなくても良
くても良い。また、本発明では、ガス除去フィルタ42
の具体的構成は、特に限定されない。
主エアフィルタ41との間に、副エアフィルタを配置し
ても良い。副エアフィルタとしては、計数法による0.
3μm径の極微細な粉塵の捕集率が99.0%以下のエ
アフィルタが用いられる。副エアフィルタは、たとえば
平板形状であり、その材質は、特に限定されないが、た
とえばガラス、ナイロン、ポリウレタン、ポリプロピレ
ン、ポリエステルなどで構成され、繊維であっても不織
布であっても良い。副エアフィルタの厚みは、特に限定
されないが、好ましくは0.2〜20mmである。また、
副フィルタは、多層のフィルタであっても良い。
エアフィルタ41との間に積層させる場合には、ガス除
去フィルタ42は、活性炭粒子を充填したものではな
く、活性炭粒子の代わりに繊維を編んだ布帛であっても
良い。その厚みは、1mm以上、3〜20mm程度が好まし
い。
き説明するが、本発明は、これら実施例に限定されな
い。
製枠体32の縦寸法は320mmであり、横寸法は170
mmであり、厚みは90mmであった。
法(DOP法)による0.3μmの微細粉塵の捕集率が
単体で18%であり、目付量65g/m2 のガラス繊
維製ろ布(Lydall Inc.製、品番1909、
厚さ0.33mm)、風下側に計数法(DOP法)による
0.3μmの微細粉塵の捕獲率が単体で50%であり、
目付量65g/m2 のガラス繊維製ろ布(Lydal
l Inc.製、品番号1894、厚さ0.33mm)の
二層構造をプリーツ加工したものを用いた。プリーツの
ジグザグ単位幅U1は約3mmであり、ジグザグ高さT1
は18mmであった。また、ろ布の表面積は0.6m2
であった。このプレフィルタ40の計数法による0.3
μmの微細粉塵の捕集率は、50.0%であった。
よる0.3μmの微細粉塵の捕集率が単体で99.97
%であるHEPAガラス繊維濾紙(厚み0.4mmの北越
製紙株式会社製の品番H320−A)をプリーツ加工
(凹凸加工)したものを用いた。プリーツ加工後のエア
フィルタ41のジグザグ単位幅U2は約3mmであり、ジ
グザグ厚みT2は18mmであった。また、濾材表面積は
0.75m2 であった。
型消臭剤を付着してある二つの合成繊維不織布層44,
46と、これら二つの合成繊維不織布層44,46の間
に、JIS K 1474による粒度8〜12メッシュ
95重量%以上の活性炭を嵩密度0.45±0.03g
/cm3 にて充填してある活性炭層48とを用いた。
化学反応型消臭剤を付着してある合成繊維不織布層4
4,46としては、それぞれ厚み3mmのリン酸エステル
と銅(II)化合物よりなる化学反応型消臭剤を付着さ
せたポリエステル不織布(ゼオン化成株式会社製の品番
ZCL−F3002)を用いた。活性炭層48には、平
均粒径3mmの粒状活性炭を、層48の厚みが9.5mmと
なるように、ガス除去フィルタ42の風上側表面と合成
繊維不織布層44,46の面方向に均一に充填した。
補助エアフィルタ50としては、DOP法による0.3
μmの微細粉塵の捕集率が単体で90%である厚み0.
4mmの中性能エアフィルタ(北越製紙株式会社製の品番
H730−A)を用いた。図1(B)に示すように、ガ
ス除去フィルタ42の風上側表面と第2エアフィルタ5
0の風下側表面にそれぞれ金網52と54を設置し保護
した。
の独立発泡型ネオプレン製パッキン38(株式会社イノ
アックコーポレーション製のスポンジゴム製品番号C−
4205)を装着した。パッキン38のSRIS010
1タイプC硬度が10で、ASTM D 1056の圧
縮永久歪みが16.5%であった。また、目張り部材5
6としては、ポリウレタン系2成分型接着剤(サンユレ
ジン(株)社製の製品番号A−404および製品番号H
−110A)を用いた。
3に示す電子写真装置4(富士通(株)製のプリンタ装
置:製品番号F6712E)の加熱定着部6の排気ライ
ンに取り付けた。電子写真装置4では、印刷用トナーと
して、ワックス多量添加型の定着性の良いトナーを用い
た。
0%として実際に印字試験を行い、排気ラインの排気口
からの初期排出粉塵量と臭気とフィルタ寿命とを調べ
た。結果を表1に示す。表1に示すように、初期排出粉
塵量は、0.015mg/m3 であった。また、寿命は
250,000枚であり、臭気は極僅かな甘味臭であっ
た。
度測定機(デジタル粉塵計:P−5H、SHIBATA
製)を用いて、排気口より約30cm離れた位置の排気
をサンプリングして測定した。また、フィルタ寿命は、
フィルタ装置が一定圧力損失差に到達するまでの印刷枚
数により評価した。すなわち、プリンタによりA4版紙
面に印字率20%で印刷した場合、トナー定着煙によっ
てフィルタ装置の初期の圧力損失より50mmAq上昇し
たときの印刷枚数をフィルタ寿命とした。さらに、臭気
は、3名のパネリストにより官能評価した。
0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が70.0%の屈
曲加工されたプレフィルタを用いた以外は、実施例1と
同様にして、電子写真装置用フィルタ装置を組み立て
た。実施例1と同じ試験を行った結果を表1に示す。
0.024mg/m3 であった。また、寿命は50
0,000枚であり、臭気は刺激臭は取れたが、極僅か
な甘味臭が残った。
1と同様にして、電子写真装置用フィルタ装置を組み立
て、実施例1と同じ試験を行った。結果を表1に示す。
表1に示すように、初期排出粉塵量は、0.028mg
/m3 であり、臭気は刺激臭は取れたものの、極僅か
な甘味臭であったが、フィルタ寿命が10,000枚と
実施例に比べて短かった。
3μmの微細粉塵の捕集率が50.0%のプリーツ加工
しない平板状のものを用いた以外は、実施例1と同様に
して、電子写真装置用フィルタ装置を組み立て、実施例
1と同じ試験を行った。結果を表1に示す。臭気は極僅
かな甘味臭であったが、初期排出粉塵量は0.030m
g/m3 であり、実施例1,2に比べて多く、フィル
タ寿命も120,000枚と短かった。
タを配置し、活性炭層の厚みを7mmにした以外は、実施
例1と同様にして、電子写真装置用フィルタ装置を組み
立てた。なお、副フィルタとしては、厚み0.34mmの
日本板ガラス(株)社製の製品番号F195Bのガラス
繊維製ろ布材料で構成された平板状のフィルタを5枚積
層させたものを用いた。この5枚積層構造の副フィルタ
のDOP法による0.3μmの微細粉塵の捕集率は、3
0%であった。実施例1と同じ試験を行った結果を表1
に示す。
0.013mg/m3 であった。また、寿命は30
0,000枚であり、臭気は刺激臭は取れたが、極僅か
な甘味臭が残った。
0.3μmの微細粉塵の捕集率が70%のものを用いた
以外は、実施例3と同様にして、電子写真装置用フィル
タ装置を組み立てた。実施例1と同じ試験を行った結果
を表1に示す。
0.010mg/m3 であった。また、寿命は55
0,000枚であり、臭気は刺激臭は取れたが、極僅か
な甘味臭が残った。
電子写真装置用フィルタ装置によれば、加熱定着部に発
生するガスの臭い成分を有効に除去し、微粒子の捕捉率
特性に優れ、且つ目詰まりが少なく、フィルタの寿命が
長い。
写真用フィルタ装置の要部断面図、同図(B)は同図
(B)に示すIB部の要部断面図である。
用フィルタ装置の概略斜視図、同図(B)は本発明の他
の実施形態に係る電子写真装置用フィルタ装置の分解斜
視図である。
構成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 計数法による0.3μm径の極微細な粉
塵の捕集率が30〜99.9%の屈曲加工されたプレフ
ィルタと、 前記プレフィルタの風下側に配置され、計数法による
0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が99.97%以
上の主エアフィルタと、 前記主エアフィルタの風下側に配置され、JIS K
1474による粒度が8〜12メッシュであるものを9
5重量%以上含有する活性炭を、密度0.19〜0.6
0g/cm3 にて充填してあるガス除去用フィルタ
と、 前記プレフィルタ、主エアフィルタおよびガス除去用フ
ィルタを少なくとも含む積層体の周囲を密着支持して成
る枠体とを有する電子写真装置用フィルタ装置。 - 【請求項2】 計数法による0.3μm径の極微細な粉
塵の捕集率が30.0〜99.9%の屈曲加工されたプ
レフィルタと、 前記プレフィルタの風下側に配置され、計数法による
0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が99.0%以下
の副エアフィルタと、 前記副エアフィルタの風下側に配置され、計数法による
0.3μm径の極微細な粉塵の捕集率が99.97%以
上の主エアフィルタと、 前記主エアフィルタの風下側に配置され、少なくとも1
mmより厚い活性炭層を有するガス除去フィルタと、 前記プレフィルタ、副エアフィルタ、主エアフィルタお
よびガス除去フィルタを少なくとも含む積層体の周囲を
保持する枠体とを有する電子写真装置用フィルタ装置。
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