JP2001231928A - 遊技機の制御装置 - Google Patents

遊技機の制御装置

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JP2001231928A JP2000070498A JP2000070498A JP2001231928A JP 2001231928 A JP2001231928 A JP 2001231928A JP 2000070498 A JP2000070498 A JP 2000070498A JP 2000070498 A JP2000070498 A JP 2000070498A JP 2001231928 A JP2001231928 A JP 2001231928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有価物体の払い出し残数をバックアップしつ
つ、そのバックアップした内容をクリアすることができ
る遊技機の制御装置を提供すること。 【解決手段】 主制御基板C及び払出制御基板Hにおい
て、賞球の払い出し残数を記憶する残賞球数カウンタの
値をバックアップし、これらの値を電源基板Dに設けら
れたクリアスイッチ51を押下することによりクリアす
る。即ち、電源基板Dのクリアスイッチ51が押下され
ると、電源基板Dから主制御基板C及び払出制御基板H
へ入出力ポートを介してクリア信号52がそれぞれ出力
され、このクリア信号52を主制御基板Cおよび払出制
御基板Hが入力すると、残賞球数カウンタの値がそれぞ
れ「0」クリアされる。このように、賞球の払い出し残
数をバックアップしつつ、そのバックアップした内容
を、クリアスイッチ51の押下により容易にクリアする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、パチンコ機やス
ロットマシンに代表される遊技機の制御装置に関し、特
に、有価物体の払い出し残数をバックアップしつつ、そ
のバックアップした内容をクリアすることができる遊技
機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 パチンコ機の遊技の制御は、主に主制
御基板により行われる。この主制御基板には、賞球や貸
し球の払い出し制御を行う払出制御基板や、効果音の出
力制御を行う効果音制御基板、図柄の変動表示等の表示
制御を行う表示用制御基板などが接続されている。これ
ら各制御基板の制御は、主制御基板から各制御基板へ一
方向に送信されるコマンドにより行われる。
【0003】賞球の払い出しは、停電等の発生によって
パチンコ機の電源が突然切断された場合にも確実に行う
必要がある。そこで、本願出願人は、払出制御基板のデ
ータをパチンコ機の電源が切断された後も保持して(バ
ックアップして)、電源が再投入された後に未払い分の
賞球を払い出すことを試みた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、パチ
ンコ機は各種のテストが行われた後で工場から出荷され
るので、払出制御基板のデータをバックアップしている
と、パチンコ機をホール(遊技場)に設置したときに、
テストで残った未払いの賞球が払い出されてしまうとい
う問題点がある。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、有価物体の払い出し残数をバック
アップしつつ、そのバックアップした内容をクリアする
ことができる遊技機の制御装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の遊技機の制御装置は、遊技の制御を
行う主制御基板と、その主制御基板から送信されるコマ
ンドに基づいて所定の有価価値を有する有価物体を払い
出す払出制御基板と、前記主制御基板および払出制御基
板へ駆動電力を供給する電源基板とを備え、前記払出制
御基板は、前記主制御基板から指示された有価物体の払
い出し残数を記憶する残数記憶手段と、その残数記憶手
段の内容を電源の切断後においても保持するバックアッ
プ手段と、そのバックアップ手段によって保持される前
記残数記憶手段の内容をクリアするクリア手段とを備え
ており、前記電源基板には、そのクリア手段を作動させ
るクリア作動手段が設けられている。
【0007】この請求項1記載の遊技機の制御装置によ
れば、主制御基板から払出制御基板へ有価物体の払い出
しに関するコマンドが送信されると、そのコマンドによ
り指示された有価物体の払い出し数が、残数記憶手段に
加算されて記憶され、その残数記憶手段に記憶される数
の有価物体が払出制御基板によって払い出される。残数
記憶手段の内容は、バックアップ手段によって遊技機の
電源切断後も保持されるので、停電などの発生によって
遊技機の電源が突然切断されても、未払い分の有価物体
の数を記憶して、電源の再投入後に払い出すことができ
る。しかも、電源基板に設けられたクリア作動手段を操
作することにより、クリア手段が作動され、その結果、
残数記憶手段の内容をクリアすることができる。よっ
て、遊技機の工場出荷前のテストなどによって未払いの
有価物体が残っていても、それをクリアして、遊技機の
設置時などに余分な有価物体を払い出さないようにする
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。本実施例で
は、遊技機の一例として弾球遊技機の一種であるパチン
コ機、特に、第1種パチンコ遊技機を用いて説明する。
なお、本発明を第3種パチンコ遊技機や、コイン遊技
機、スロットマシン等の他の遊技機に用いることは、当
然に可能である。
【0009】図1は、本実施例のパチンコ機Pの遊技盤
の正面図である。遊技盤1の周囲には、打球が入賞する
ことにより5個から15個の球が払い出される複数の入
賞口2が設けられている。また、遊技盤1の中央には、
複数種類の識別情報としての図柄などを表示する液晶
(LCD)ディスプレイ3が設けられている。このLC
Dディスプレイ3の表示画面は横方向に3分割されてお
り、3分割された各表示領域において、それぞれ右から
左へ横方向にスクロールしながら図柄の変動表示が行わ
れる。
【0010】LCDディスプレイ3の下方には、図柄作
動口(第1種始動口)4が設けられ、打球がこの図柄作
動口4を通過することにより、前記したLCDディスプ
レイ3の変動表示が開始される。図柄作動口4の下方に
は、特定入賞口(大入賞口)5が設けられている。この
特定入賞口5は、LCDディスプレイ3の変動後の表示
結果が予め定められた図柄の組み合わせの1つと一致す
る場合に、大当たりとなって、打球が入賞しやすいよう
に所定時間(例えば、30秒経過するまで、あるいは、
打球が10個入賞するまで)開放される。
【0011】この特定入賞口5内には、Vゾーン5aが
設けられており、特定入賞口5の開放中に、打球がVゾ
ーン5a内を通過すると、継続権が成立して、特定入賞
口5の閉鎖後、再度、その特定入賞口5が所定時間(又
は、特定入賞口5に打球が所定個数入賞するまで)開放
される。この特定入賞口5の開閉動作は、最高で16回
(16ラウンド)繰り返し可能にされており、開閉動作
の行われ得る状態が、いわゆる所定の遊技価値の付与さ
れた状態(特別遊技状態)である。
【0012】図2は、パチンコ機Pの電気的構成を示し
たブロック図であり、特に、パチンコ機Pの遊技内容の
制御を行う主制御基板Cと、賞球や貸し球の払出制御を
行う払出制御基板Hとの電気的構成を示したブロック図
である。
【0013】パチンコ機Pの主制御基板Cは、演算装置
であるMPU11と、そのMPU11により実行される
各種の制御プログラムや固定値データ等を記憶したRO
M12と、ワークメモリ等として使用されるRAM13
とを備えている。図4のフローチャートに示すプログラ
ムは、制御プログラムの一部としてROM12内に記憶
されている。またRAM13には、賞球バッファ13a
と、賞球ポインタ13bと、残賞球数カウンタ13cと
が設けられている。
【0014】賞球バッファ13aは、遊技領域1へ打ち
込まれた球が普通入賞口2等へ入賞した場合に、払い出
される賞球数を記憶するバッファである。払い出される
賞球数は入賞した球毎に賞球バッファ13aへ記憶され
るので、賞球バッファ13aは複数バイトで構成されて
いる。賞球バッファ13aに記憶された賞球数のデータ
は、賞球コマンドとして払出制御基板Hへ送信される
と、賞球バッファ13aから消去される。具体的には、
0番目の賞球バッファ13aに記憶される賞球数を払出
制御基板Hへ送信した後、1番目以降の賞球バッファ1
3aの値を小さいアドレス側へ順に1バイトずつシフト
することにより、0番目の賞球バッファ13aの値が消
去される。
【0015】なお、賞球コマンドとは、払い出される賞
球数を払出制御基板Hへ指示するためのコマンドであ
り、1回の入賞に対する最大の賞球数が15球であるの
で、その最大賞球数に対応した「01H」〜「0FH」
の15種類の賞球コマンドが用意されている。
【0016】賞球ポインタ13bは、賞球数を記憶させ
る賞球バッファ13aの位置を示すポインタであり、払
い出される賞球数は、賞球ポインタ13bの値番目の賞
球バッファ13aへ記憶される。この賞球ポインタ13
bの値は、賞球バッファ13aへ賞球数を書き込むこと
により「1」加算され、逆に、0番目の賞球バッファ1
3aの値が払出制御基板Hへ送信されることにより
「1」減算される。
【0017】残賞球数カウンタ13cは、未払いの賞球
数を記憶するカウンタであり、払出制御基板Hによって
払い出される賞球数を主制御基板Cで管理するためのカ
ウンタである。残賞球数カウンタ13cの値は、主制御
基板Cが払出制御基板Hへ賞球の払い出しを指示する毎
に、その指示した数が加算され、逆に、払出制御基板H
によって賞球の払い出しが行われて、その払い出された
賞球を賞球カウントスイッチ22が検出する毎に「1」
ずつ減算される。
【0018】これらMPU11、ROM12、RAM1
3は、アドレスバス及びデータバスで構成されるバスラ
イン14を介して相互に接続されている。バスライン1
4は、また、入出力ポート15にも接続されている。入
出力ポート15は、入力および出力が固定的なバッファ
(インバータゲート)16,37を介して払出制御基板
Hと接続されるほか、複数の普通入賞スイッチ17と、
第1種始動口スイッチ18と、Vカウントスイッチ19
と、10カウントスイッチ20と、賞球カウントスイッ
チ22と、他の入出力装置25とそれぞれ接続されてい
る。
【0019】普通入賞スイッチ17は、遊技領域1内の
複数の普通入賞口2へ入賞した球をそれぞれ検出するた
めのスイッチであり、各普通入賞口2の入口近傍に設け
られている。第1種始動口スイッチ18は、図柄作動口
(第1種始動口)4を通過した球を検出するためのスイ
ッチであり、図柄作動口4の近傍に設けられている。普
通入賞スイッチ17のいずれか又は第1種始動口スイッ
チ18によって球が検出されると、払出制御基板Hによ
って6個の賞球が払い出される。Vカウントスイッチ1
9は、特定入賞口5内のVゾーン5aへ入賞した球を検
出するためのスイッチであり、また、10カウントスイ
ッチ20は、特定入賞口5内のVゾーン5a以外へ入賞
した球を検出するためのスイッチである。Vカウントス
イッチ19又は10カウントスイッチ20により球が検
出されると、払出制御基板Hによって15個の賞球が払
い出される。
【0020】賞球カウントスイッチ22は、賞球払出用
モータ21によって払い出された賞球を検出するための
スイッチであり、賞球払出用モータ21と共に賞球払出
ユニットSに搭載されている。賞球払出用モータ21は
賞球を払い出すためのモータであり、賞球払出用モータ
21の駆動は、払出制御基板Hによって制御される。
【0021】前記した通り主制御基板Cは、入力および
出力が固定的なバッファ(インバータゲート)16,3
7を介して、払出制御基板Hと接続されている。このた
め主制御基板Cと払出制御基板Hとの間における賞球コ
マンド等の送受信は、主制御基板Cから払出制御基板H
への一方向にのみ行われ、払出制御基板Hから主制御基
板Cへ行うことはできない。なお、主制御基板Cと払出
制御基板Hとは、8本のデータ線と1本のストローブ線
とにより接続されており、ストローブ線のデータがアク
ティブになった時に、8本のデータ線上に出力されてい
るデータが主制御基板Cから払出制御基板Hへコマンド
として送信される。
【0022】払出制御基板Hは賞球や貸し球の払出制御
を行うものであり、演算装置であるMPU31と、その
MPU31により実行される制御プログラムや固定値デ
ータ等を記憶したROM32と、ワークメモリ等として
使用されるRAM33とを備えている。図5及び図6に
示すフローチャートのプログラムは、制御プログラムの
一部としてROM32内に記憶されている。
【0023】払出制御基板HのRAM33は、残賞球数
カウンタ33aを備えると共に、バックアップ用のコン
デンサ33bが接続されてバックアップ可能に構成され
ている。よって、RAM33の残賞球数カウンタ33a
の値は、パチンコ機Pの電源が切断された場合にも保持
されるのである。
【0024】残賞球数カウンタ33aは、前述した主制
御基板Cの残賞球数カウンタ13cと同様に、未払いの
賞球数を記憶するカウンタである。残賞球数カウンタ3
3aの値は、賞球コマンドによって主制御基板Cから払
出制御基板Hへ賞球の払い出しが指示される毎に、指示
された賞球数が加算される。逆に、賞球カウントスイッ
チ22が払い出された賞球を検出する毎に「1」ずつ減
算される。前記した通り、この残賞球数カウンタ33a
の値はコンデンサ33bによってバックアップされるの
で、賞球の払い出し途中でパチンコ機Pの電源が切断さ
れた場合にも、そのパチンコ機Pの電源を再投入するこ
とにより、払出制御基板Hは、残りの賞球(未払い分の
賞球)を正確に払い出すことができるのである。
【0025】これらMPU31、ROM32及びRAM
33は、アドレスバス及びデータバスで構成されるバス
ライン35により互いに接続されている。バスライン3
5は、また、入出力ポート36にも接続されている。入
出力ポート36は、前述した入力および出力が固定的な
バッファ(インバータゲート)16,37を介して主制
御基板Cと接続されるほか、賞球払出ユニットSの賞球
払出用モータ21および賞球カウントスイッチ22と、
7セグメントLED34と、リセットスイッチ38と、
球抜きスイッチ39と、他の入出力装置40とにそれぞ
れ接続されている。
【0026】ここで、図3を参照して、7セグメントL
ED34と、リセットスイッチ38と、球抜きスイッチ
39とについて説明する。図3は、パチンコ機Pの裏面
図である。図3に示すように、主制御基板Cは主制御ボ
ックスCB内に、払出制御基板Hは払出制御ボックスH
B内に、それぞれ収納されている。払出制御基板Hを収
納する払出制御ボックスHBには複数の開口が形成され
ており、それら各開口から7セグメントLED34、リ
セットスイッチ38、球抜きスイッチ39がそれぞれ露
出されている。
【0027】7セグメントLED34は、払出制御基板
Hの状態を表示するための表示装置であり、払出制御基
板Hの状態に応じて、数字やアルファベット等を表示す
る。この7セグメントLED34に表示すべき状態が2
以上ある場合には、各状態を示す数字等が所定時間ずつ
順に表示される。
【0028】リセットスイッチ38は、払出制御基板H
で発生しているエラーの解除と、バックアップされてい
る残賞球数カウンタ33aの値のクリアとを指示するた
めのスイッチである。このリセットスイッチ38が1秒
以上継続して押下されると、払出制御基板Hで発生して
いるエラーが解除されると共に、リセットスイッチ38
の押下者にそのエラーの解除を報せるべく、7セグメン
トLED34に「E」の表示が行われる。また、リセッ
トスイッチ38が5秒以上継続して押下されると、残賞
球数カウンタ33aの値が「0」クリアされると共に、
リセットスイッチ38の押下者にそのクリアを報せるべ
く、7セグメントLED34に「C」の表示が行われ
る。
【0029】リセットスイッチ38の押下部(押圧部)
は、蓋体38aにより覆われているので、蓋体38aを
開放しなければリセットスイッチ38を押下することが
できない。よって、パチンコホールの店員等によるリセ
ットスイッチ38の誤押下を防止して、不用意な残賞球
数カウンタ33aの値のクリアを回避することができ
る。なお、リセットスイッチの誤押下を防止するため
に、リセットスイッチの押下部をパチンコ機Pの側面方
向に向けて配設するようにしても良い。このようにリセ
ットスイッチを配設すれば、パチンコ機Pの裏面視に対
して、リセットスイッチの押下部を隠すことができるの
で、かかるリセットスイッチの誤押下を防止することが
できるのである。
【0030】球抜きスイッチ39は、賞球払出ユニット
Sとその賞球払出ユニットSへの供給経路中にある球を
排出するためのスイッチであり、この球抜きスイッチ3
9が押下されると、かかる球が遊技台の上皿(又は下
皿)(図示せず)へすべて排出される。
【0031】次に、図4を参照して、主制御基板Cで行
われるリセット割込処理について説明する。図4は、主
制御基板Cで2ms毎に実行されるリセット割込処理の
フローチャートである。このリセット割込処理では、ま
ず、その処理が電源投入後、最初に実行された処理であ
るか否かを調べ(S1)、最初に実行された処理であれ
ば(S1:Yes)、RAM13の内容を一旦「0」ク
リアした後に初期値を設定する等といった初期化処理を
実行する(S2)。S2の処理の実行後は、次のリセッ
ト割込処理が発生するまで処理の実行を待機する。
【0032】S1の処理において電源投入後2回目以降
に実行されたリセット割込処理であると判断された場合
には(S1:No)、いずれかの普通入賞スイッチ17
又は第1種始動口スイッチ18により、球が検出された
否かを確認する(S3)。いずれかのスイッチ17,1
8によって球が検出された場合には(S3:Yes)、
6個の賞球を払い出すために、賞球ポインタ13bの値
番目の賞球バッファ13aへ「6」を書き込み(S
4)、賞球ポインタ13bの値を「1」加算する(S
5)。一方、いずれのスイッチ17,18によっても球
が検出されない場合には(S3:No)、S4およびS
5の処理をスキップして、S6の処理へ移行する。
【0033】S6の処理では、Vカウントスイッチ19
又は10カウントスイッチ20により球が検出された否
かを確認する(S6)。いずれかのスイッチ19,20
によって球が検出された場合には(S6:Yes)、1
5個の賞球を払い出すために、賞球ポインタ13bの値
番目の賞球バッファ13aへ「15」を書き込み(S
7)、賞球ポインタ13bの値を「1」加算する(S
8)。一方、いずれのスイッチ19,20によっても球
が検出されない場合には(S6:No)、S7およびS
8の処理をスキップして、S9の処理へ移行する。
【0034】S9の処理では、賞球ポインタ13bの値
が「0」であるか否かを調べる(S9)。賞球ポインタ
13bの値が「0」でなければ(S9:No)、払い出
すべき賞球数のデータが賞球バッファ13aに記憶され
ているということなので、0番目の賞球バッファ13a
の値を賞球コマンドとして払出制御基板Hへ送信する
(S10)。賞球コマンドの送信後は、その賞球コマン
ドによって送信した賞球数データである、0番目の賞球
バッファ13aの値を残賞球数カウンタ13cへ加算す
る(S11)。そして、1番目以降の賞球バッファ13
aの値を小さいアドレス側へ順に1バイトずつシフトし
て(S12)、賞球バッファ13aの値を更新すると共
に、送信した0番目の賞球バッファ13aの値を消去
し、更に、賞球ポインタ13bの値を「1」減算する
(S13)。一方、S9の処理において、賞球ポインタ
13bの値が「0」であれば(S9:Yes)、払い出
すべき賞球数のデータは賞球バッファ13aに記憶され
ていないので、S10〜S13の各処理をスキップして
処理をS14へ移行する。
【0035】S14の処理では、賞球カウントスイッチ
22がオンされたか否かを判断する(S14)。賞球カ
ウントスイッチ22のオンが検出された場合には(S1
4:Yes)、賞球が1個払い出されたということなの
で、残賞球数カウンタ13cの値を確認し(S15)、
その値が「0」でなければ(S15:No)、払い出さ
れた賞球に対応して残賞球数カウンタ13cの値を
「1」減算する(S16)。一方、賞球カウントスイッ
チ22のオンが検出されない場合には(S14:N
o)、賞球は払い出されていないので、また、賞球カウ
ントスイッチ22のオンが検出されても残賞球数カウン
タ13cの値が「0」であれば(S14:Yes,S1
5:Yes)、残賞球数カウンタ13cの値を減算する
ことはできないので、S16の処理をスキップして、処
理をS17へ移行する。
【0036】S17の処理では、主制御基板Cにおいて
遊技の進行を制御するための各処理(S17)を実行
し、その各処理(S17)の実行後は、次のリセット割
込処理が発生するまで処理の実行を待機する。
【0037】次に、図5及び図6を参照して、払出制御
基板Hで行われるコマンド受信処理およびメイン処理に
ついて説明する。図5は、払出制御基板Hの割込処理で
実行されるコマンド受信処理のフローチャートである。
主制御基板Cから送信されたコマンドを払出制御基板H
が受信すると、その度に割り込みが発生し、このコマン
ド受信処理が実行される。
【0038】コマンド受信処理では、まず、受信したコ
マンドが賞球コマンドであるか否かを判断する(S2
1)。受信したコマンドが賞球コマンドであれば(S2
1:Yes)、その賞球コマンドで指示される賞球数を
残賞球数カウンタ33aへ加算する(S22)。一方、
受信したコマンドが賞球コマンドでない場合には(S2
1:No)、受信したコマンドに応じた処理を実行して
(S23)、このコマンド受信処理を終了する。
【0039】図6は、払出制御基板Hのメイン処理のフ
ローチャートである。このメイン処理により賞球の払い
出し等の払出制御基板Hで必要な各処理が実行される。
このメイン処理では、まず、残賞球数カウンタ33aの
値を調べ(S31)、その値が「0」でなければ(S3
1:No)、未払いの賞球が残っているので、賞球払出
用モータ21を駆動して賞球を1個払い出す(S3
2)。一方、残賞球数カウンタ33aの値が「0」であ
れば(S31:Yes)、未払いの賞球は残っていない
ので、S32の賞球の払い出し処理をスキップする。
【0040】S33の処理において、賞球カウントスイ
ッチ22のオンが検出されれば(S33:Yes)、賞
球の払い出しが行われたということである。よって、か
かる場合には、残賞球数カウンタ33aの値を確認し
(S34)、その値が「0」でなければ(S34:N
o)、払い出された賞球に対応して残賞球数カウンタ3
3aの値を「1」減算する(S35)。一方、賞球カウ
ントスイッチ22のオンが検出されない場合や(S3
3:No)、賞球カウントスイッチ22のオンが検出さ
れても(S33:Yes)、残賞球数カウンタ33aの
値が「0」であれば(S34:Yes)、S35の処理
をスキップする。
【0041】S36及びS37の各処理では、リセット
スイッチ38の押下状態を確認する。リセットスイッチ
38が押下されていなかったり、押下されていてもその
押下時間が1秒未満であれば(S36:No,S37:
No)、払出制御基板Hの状態を7セグメントLED3
4に表示する(S38)。リセットスイッチ38が押下
されており、且つ、その押下時間が1秒以上5秒未満で
あれば(S36:No,S37:Yes)、払出制御基
板Hで発生しているエラーを解除し(S39)、かかる
エラーの解除が行われたことをリセットスイッチ38の
押下者(例えばパチンコホールの店員)に対して報せる
べく、7セグメントLED34に「E」を表示する(S
40)。
【0042】また、リセットスイッチ38の押下時間が
5秒以上であれば(S36:Yes)、残賞球数カウン
タ33aの値を「0」クリアして(S41)、未払い分
の賞球数の記憶を消去し、かかる消去が行われたことを
リセットスイッチ38の押下者に対して報せるべく、7
セグメントLED34に「C」を表示する(S42)。
なお、リセットスイッチ38の押下時間の計測は、この
メイン処理と共に、払出制御基板Hにおいて並列に実行
されているタイマ割り込み処理によって行われる。
【0043】S38,S40,S42の処理の実行後
は、払出制御基板Hで必要な各処理を実行し(S4
3)、その後は再び処理をS31へ移行する。なお、球
抜きスイッチ39が押下された場合等の処理は、この各
処理(S43)の中で実行される。
【0044】以上説明したように、本実施例のパチンコ
機Pによれば、賞球の払い出し残数を記憶する払出制御
基板Hの残賞球数カウンタ33aの値は、バックアップ
用のコンデンサ33bによって、パチンコ機Pの電源が
切断された後も保持される。よって、停電などの発生に
よってパチンコ機Pの電源が突然切断された場合にも、
未払いの賞球数を記憶しておき、パチンコ機Pの電源が
再投入された後に、それらを確実に払い出すことができ
る。しかも、残賞球数カウンタ33aの値は、リセット
スイッチ38を押下することによりクリアすることがで
きるので、例えばパチンコ機Pの工場出荷前のテストに
よって未払いの賞球が残っていても、それをクリアし
て、パチンコ機Pのホール設置時に余分な賞球を払い出
さないようにすることができる。
【0045】また、残賞球数カウンタ33aの値のクリ
アは、リセットスイッチ38が5秒以上継続して押下さ
れた場合にのみ行われるので、ホールの店員等が誤操作
によってリセットスイッチ38に触れても、残賞球数カ
ウンタ33aの値をクリアすることなく保持することが
できる。更に、リセットスイッチ38は払出制御基板H
で発生しているエラーを解除するためのエラー解除スイ
ッチと兼用されており、かかるエラーの解除はリセット
スイッチ38を1秒以上継続して押下することにより行
われる。即ち、リセットスイッチ38の継続押下によ
り、まず、エラーの解除が行われ、なおも継続してリセ
ットスイッチ38が押下され続けた場合に始めて残賞球
数カウンタ33aの値がクリアされる。しかも、エラー
の解除が行われると、7セグメントLED34には
「E」が表示されるので、リセットスイッチ38の押下
者は、かかる表示により、押下中のリセットスイッチ3
8の開放タイミングを容易に認識することができる。従
って、リセットスイッチ38の不用意な押下によって、
残賞球数カウンタ33aの値を誤ってクリアすることを
回避できるのである。
【0046】次に、図7及び図8を参照して変形例を説
明する。上記実施例では、払出制御基板Hに設けられた
リセットスイッチ38が5秒以上継続して押下された場
合に、バックアップされている残賞球数カウンタ33a
の値がクリアされた。これに対し、図7(a)〜(c)
に示す変形例では、かかるリセットスイッチ38に代わ
るクリアスイッチ51を電源基板Dに設けて、そのクリ
アスイッチ51が押下された場合に、残賞球数カウンタ
13c,33aの値をクリアするように構成している。
【0047】図7(a)は、第1変形例を図示したブロ
ック図である。第1変形例では、払出制御基板Hのみな
らず、主制御基板Cにおいても、残賞球数カウンタ13
c,33aの値をバックアップしており、これらの値を
電源基板Dに設けられたクリアスイッチ51を押下(操
作)することによりクリアするものである。電源基板D
のクリアスイッチ51が押下されると、電源基板Dから
主制御基板Cおよび払出制御基板Hへクリア信号52が
入出力ポートを介してそれぞれ出力される。主制御基板
Cおよび払出制御基板Hが、このクリア信号52を入力
すると、各制御基板C,Hにおいて、それぞれ残賞球数
カウンタ13c,33aの値が「0」クリアされる。
【0048】なお、この第1変形例のように、主制御基
板Cにおいて残賞球数カウンタ13cの値や他の値をバ
ックアップする場合には、主制御基板Cの処理を、図4
のリセット割込処理に代えて、割込優先順位がNMI割
込(ノンマスカブル割込)よりも低い他の割り込みや、
割り込み以外のメイン処理で行うようにする。これによ
り、停電時におけるバックアップ処理、即ち停電発生時
におけるバックアップデータの保存処理をNMI割込に
より行う場合、そのバックアップ処理を確実に実行する
ことができる。後述する第2、第4及び第5変形例にお
いても、同様である。
【0049】図7(b)は、第2変形例を図示したブロ
ック図である。第2変形例でも、第1変形例と同様に、
払出制御基板Hのみならず主制御基板Cにおいても、残
賞球数カウンタ13c,33aの値をバックアップして
おり、これらの値を電源基板Dに設けられたクリアスイ
ッチ51を押下(操作)することによりクリアするもの
である。電源基板Dのクリアスイッチ51が押下される
と、まず、電源基板Dから主制御基板Cへクリア信号5
2が入出力ポートを介して出力される。主制御基板Cで
は、このクリア信号52を入力すると、残賞球数カウン
タ13cの値を「0」クリアすると共に、払出制御基板
Hへクリアコマンド53を送信する。クリアコマンド5
3は、前述した実施例の賞球コマンドと同様に、入力お
よび出力が固定的なバッファ(インバータゲート)1
6,37を介して、主制御基板Cから払出制御基板Hへ
一方向に送信される。払出制御基板Hが、このクリアコ
マンド53を受信すると、バックアップしている残賞球
数カウンタ33aの値を「0」クリアする。
【0050】図7(c)は、第3変形例を図示したブロ
ック図である。第3変形例では、主制御基板Cの残賞球
数カウンタ13cの値はバックアップせず、払出制御基
板Hの残賞球数カウンタ33aの値のみをバックアップ
しており、その残賞球数カウンタ33aの値を電源基板
Dに設けられたクリアスイッチ51を押下(操作)する
ことによりクリアするものである。電源基板Dのクリア
スイッチ51が押下されると、電源基板Dから払出制御
基板Hへクリア信号52が入出力ポートを介して出力さ
れ、このクリア信号52を払出制御基板Hが入力する
と、払出制御基板Hにおいて残賞球数カウンタ33aの
値が「0」クリアされる。なお、バックアップデータの
ない主制御基板Cには、クリア信号52は出力されな
い。
【0051】図8(a)及び(b)に示す変形例では、
クリアスイッチ51を電源基板Dに設けて、そのクリア
スイッチ51が押下された場合に、残賞球数カウンタ1
3c,33aの値をクリアすると共に、主制御基板C、
払出制御基板Hおよび他の制御基板Oをリセットして初
期状態に復帰するように構成している。
【0052】図8(a)は、第4変形例を図示したブロ
ック図である。第4変形例では、前記した第1変形例と
同様に、払出制御基板Hのみならず、主制御基板Cにお
いても残賞球数カウンタ13c,33aの値をバックア
ップしており、これらの値を電源基板Dに設けられたク
リアスイッチ51を押下(操作)することによりクリア
すると共に、主制御基板C、払出制御基板Hおよび他の
制御基板Oをリセットするものである。電源基板Dのク
リアスイッチ51が押下されると、電源基板Dから主制
御基板C、払出制御基板H及び他の制御基板Oへクリア
信号52が入出力ポートを介してそれぞれ出力される。
主制御基板Cおよび払出制御基板Hが、このクリア信号
52を入力すると、それぞれ残賞球数カウンタ13c,
33aの値を「0」クリアすると共に、実行中のプログ
ラムをリセットして初期状態に復帰する。また、クリア
信号52を入力した他の制御基板Oは、実行中のプログ
ラムをリセットして初期状態に復帰する。
【0053】このように、電源基板Dのクリアスイッチ
51によって、バックアップデータ13c,33aのク
リアと、各制御基板C,H,Oのリセットとを行うこと
ができるので、何らかの原因でパチンコ機Pの制御プロ
グラムが暴走し誤動作した場合にも、クリアスイッチ5
1を操作するだけで、その暴走を停止することができ
る。制御プログラムの暴走時にはRAMの内容は破壊さ
れるので、暴走により残賞球数カウンタ13c,33a
の値も破壊されて誤った値が書き込まれている可能性が
ある。しかし、この第4変形例では、電源基板Dのクリ
アスイッチ51の押下により、各制御基板C,H,Oを
リセットするだけでなく、バックアップデータ13c,
33aをもクリアしているので、リセットにより各制御
基板C,H,Oを初期状態に復帰した後、パチンコ機P
を正常に動作させることができる。なお、バックアップ
データ13c,33aのクリアと各制御基板C,H,O
のリセットとは、その実行の順を逆にしても良い。
【0054】図8(b)は、第5変形例を図示したブロ
ック図である。第5変形例では、前記した第2変形例と
同様に、払出制御基板Hのみならず主制御基板Cにおい
ても、残賞球数カウンタ13c,33aの値をバックア
ップしており、これらの値を電源基板Dに設けられたク
リアスイッチ51を押下(操作)することによりクリア
すると共に、主制御基板C、払出制御基板Hおよび他の
制御基板Oをリセットして初期状態に復帰するものであ
る。
【0055】電源基板Dのクリアスイッチ51が押下さ
れると、まず、電源基板Dから主制御基板Cへクリア信
号52が入出力ポートを介して出力される。主制御基板
Cでは、このクリア信号52を入力すると、残賞球数カ
ウンタ13cの値を「0」クリアすると共に、払出制御
基板Hへクリアコマンド53およびリセットコマンド5
4を送信する。両コマンド53,54は、前述した実施
例の賞球コマンドと同様に、入力および出力が固定的な
バッファ(インバータゲート)16,37を介して、主
制御基板Cから払出制御基板Hへ一方向に送信される。
払出制御基板Hは、クリアコマンド53を受信すると、
バックアップしている残賞球数カウンタ33aの値を
「0」クリアし、また、リセットコマンド54を受信す
ると、実行中のプログラムをリセットして初期状態に復
帰する。
【0056】主制御基板Cは、また、他の制御基板Oを
リセットさせるために、他の制御基板Oへリセットコマ
ンド55を送信する。このリセットコマンド55も、主
制御基板Cから払出制御基板Hへ一方向に送信される。
他の制御基板Oは、リセットコマンド55を受信する
と、実行中のプログラムをリセットして初期状態に復帰
する。リセットコマンド55の送信後、主制御基板C
は、自ら実行中のプログラムをリセットして初期状態に
復帰する。
【0057】このように第5変形例においても、電源基
板Dのクリアスイッチ51によって、バックアップデー
タ13c,33aのクリアと、各制御基板C,H,Oの
リセットとを行うことができる。なお、主制御基板Cに
おけるバックアップデータ13cのクリアと、各制御基
板H,Oへのクリアコマンド53,リセットコマンド5
4,55の送信の順は上記説明に限定されるものではな
く、その順を変更しても良いのである。
【0058】ここで、第1から第5変形例におけるクリ
アスイッチ51の押下(操作)方式について説明する。
クリアスイッチ51bの誤操作によってバックアップデ
ータを誤クリアしないように、クリアスイッチ51が次
のように押下(操作)された場合に限って、電源基板D
からクリア信号52を出力するように構成している。
【0059】第1の押下方式としては、クリアスイッチ
51を押下した状態で電源基板Dの電源が投入(オン)
された場合に限りクリア信号52を出力するものであ
り、逆に、第2の押下方式としては、クリアスイッチ5
1を押下した状態で電源基板Dの電源がオフされた場合
に限りクリア信号52を出力するものである。
【0060】例えば、主制御基板Cや払出制御基板Hの
暴走時に、クリア信号52や各コマンド53〜55を送
信しても、これを正常に受信できない場合がある。しか
し、電源の投入(オン)時には各制御基板C,H,Oが
暴走していることはなく、また、電源のオフ時には、各
制御基板C,H,Oが暴走時していても、バックアップ
データ13c,33aを正常に保存するためのバックア
ップ処理を実行するため、強制割込であるNMI割込が
発生するので、このNMI割込処理の中で、暴走時にお
いてもクリア信号52や各コマンド53〜55を正常に
受信することができる。よって、電源のオン(投入)又
はオフを契機としてクリア信号52を出力することによ
り、各制御基板C,H,Oにクリア信号52や各コマン
ド53〜55を正常に受信させて、バックアップデータ
13c,33aのクリア処理やリセットによる初期状態
への復帰を確実に行わせることができるのである。
【0061】また、第3の押下方式としては、クリアス
イッチ51が所定時間(例えば5秒)以上継続して押下
された場合に限りクリア信号52を出力するものであ
り、第4の押下方式としては、パーソナルコンピュータ
等で頻繁に使われている所謂ダブルクリックを用いるも
のであり、即ち、クリアスイッチ51が所定時間以内に
複数回押下された場合(例えば2秒以内に2回押下され
た場合)に限りクリア信号52を出力するものである。
【0062】単にクリアスイッチ51が押下された場合
にクリア信号52を出力するのではなく、第1から第4
の押下方式のように所定条件下(所定の押下方式)でク
リアスイッチ51が押下された場合に限り、電源基板D
から主制御基板Cまたは払出制御基板Hへクリア信号5
2を出力して、バックアップデータの誤クリアを防止し
ている。なお、逆に、クリア信号52は、クリアスイッ
チ51を押下した場合に必ず出力されるように構成し、
主制御基板C等におけるソフト制御によって、そのクリ
ア信号52が前記第1から第4の押下方式に従って出力
された場合に、各押下方式の実行と判断して、上述した
各処理を実行するようにしても良い。かかる構成を採用
すれば、クリア信号52の出力タイミングを、クリアス
イッチ51の押下タイミングに合わせることができるの
で、クリア信号52の出力回路のハード構成を簡略化し
て、装置コストを低減することができるのである。
【0063】当然のことながら前記第1から第4の押下
方式は、第1から第5のいずれの変形例にも用いること
ができる押下方式であり、第1から第5のいずれの変形
例に用いても良いものである。
【0064】また、クリアスイッチ51は、必ずしも電
源基板Dに直接に設ける必要はない。例えば、電源基板
Dの上流側に電源基板Dをオンオフさせる電源スイッチ
ユニットが設けられている場合には、その電源スイッチ
ユニット上にクリアスイッチ51を設けるようにしても
良い。即ち、主制御基板Cや払出制御基板Hへ信号を出
力できる電気的に上流側の位置であれば、クリアスイッ
チ51を電源基板D以外の他の場所に設けるようにして
も良いのである。なお、請求項1における「電源基板」
に代えて、電源スイッチユニット等のように、主制御基
板Cや払出制御基板Hへ信号を出力できる電気的に上流
側の基板に「クリア作動手段」を設けるように構成して
も良い。
【0065】上記実施例において、請求項1記載の所定
の有価価値を有する有価物体としては払出制御基板Hに
よって払い出される賞球が、クリア手段としては、図6
のS41の処理が、それぞれ該当する。
【0066】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0067】例えば、上記実施例では、払出制御基板H
のRAM33の内容は、バックアップ用のコンデンサ3
3bによって、残賞球数カウンタ33aの値に限らず、
すべてバックアップされた。しかし、かかるコンデンサ
33bによって、残賞球数カウンタ33aの値のみをバ
ックアップするように構成しても良い。
【0068】また、リセットスイッチ38が1秒以上継
続して押下されることにより、払出制御基板Hで発生し
ているすべてのエラーを解除するのではなく、払出制御
基板Hで発生しているエラーのうち、払出制御基板Hに
特有のエラーのみを解除するようにしても良い。前記し
た通り、主制御基板Cと払出制御基板Hとの送受信は、
主制御基板Cから払出制御基板Hへの一方向にのみ行わ
れるので、払出制御基板Hのリセットスイッチ38が1
秒以上押下されても、払出制御基板Hのエラーを解除す
ることはできるが、主制御基板Cのエラーを解除するこ
とはできない。払出制御基板Hで発生するエラーの中に
は、払い出される賞球数が不足する賞球未検知エラーや
逆に払い出される賞球数が多すぎる賞球オーバーエラー
等のように、主制御基板Cと払出制御基板Hとの双方で
管理しているエラーがある。かかるエラーを払出制御基
板Hでのみ解除すると、主制御基板Cと払出制御基板H
との状態に不一致を生じて、制御に支障を来してしまう
からである。
【0069】以下に本発明の変形例を示す。請求項1記
載の遊技機の制御装置において、前記主制御基板は、有
価物体の払い出し残数を記憶する主残数記憶手段と、そ
の主残数記憶手段の内容を電源の切断後においても保持
する主バックアップ手段と、その主バックアップ手段に
よって保持される前記主残数記憶手段の内容をクリアす
る主クリア手段とを備えており、前記電源基板には、そ
の主クリア手段を作動させる主クリア作動手段が設けら
れていることを特徴とする遊技機の制御装置1。このよ
うに、主制御基板のデータがバックアップされている場
合には、払出制御基板のデータのみならず、主制御基板
のデータもクリア可能に構成する。
【0070】請求項1記載の遊技機の制御装置、又は、
遊技機の制御装置1において、前記電源基板に設けられ
るクリア作動手段(又は主クリア作動手段)はクリアス
イッチにより構成され、前記クリア手段(又は主クリア
手段)は、そのクリアスイッチが所定時間以上継続して
操作された場合に作動することを特徴とする遊技機の制
御装置2。クリアスイッチが単に操作されただけでクリ
ア手段(又は主クリア手段)が作動すると、使用者(遊
技機が設置されるホールの店員)の誤操作によって簡単
に残数記憶手段(又は主残数記憶手段)の内容がクリア
されてしまう。これでは残数記憶手段(又は主残数記憶
手段)の内容をバックアップ手段(又は主バックアップ
手段)によってバックアップする意味が無く、未払いの
有価物体を確実に払い出すことができない。これに対し
遊技機の制御装置2では、クリアスイッチが所定時間以
上継続して操作された場合に、クリア手段(又は主クリ
ア手段)が作動するように構成しているので、使用者等
が誤操作によってクリアスイッチを操作してもクリア手
段(又は主クリア手段)は作動せず、残数記憶手段(又
は主残数記憶手段)の内容を保持することができる。よ
って、誤操作などによるクリア手段(又は主クリア手
段)の作動を回避して、未払いの有価物体の払い出しを
確実に行うことができる。
【0071】請求項1記載の遊技機の制御装置、又は、
遊技機の制御装置1において、前記電源基板に設けられ
るクリア作動手段(又は主クリア作動手段)はクリアス
イッチにより構成され、前記クリア手段(又は主クリア
手段)は、そのクリアスイッチが押下された状態で前記
電源基板の電源スイッチが投入(又はオフ)された場合
に作動することを特徴とする遊技機の制御装置3。クリ
アスイッチが押下された状態で遊技機の電源が投入(又
はオフ)された場合に、クリア手段(又は主クリア手
段)が作動するように構成しているので、使用者等が誤
操作によってクリアスイッチを操作してもクリア手段
(又は主クリア手段)は作動せず、残数記憶手段(又は
主残数記憶手段)の内容を保持することができる。よっ
て、誤操作などによるクリア手段(又は主クリア手段)
の作動を回避して、未払いの有価物体の払い出しを確実
に行うことができる。
【0072】請求項1記載の遊技機の制御装置、又は、
遊技機の制御装置1において、前記電源基板に設けられ
るクリア作動手段(又は主クリア作動手段)はクリアス
イッチにより構成され、前記クリア手段(又は主クリア
手段)は、そのクリアスイッチが所定時間内に複数回押
下された場合に作動することを特徴とする遊技機の制御
装置4。クリアスイッチが所定時間内に複数回押下され
た場合に、クリア手段(又は主クリア手段)が作動する
ように構成しているので、使用者等が誤操作によってク
リアスイッチを操作してもクリア手段(又は主クリア手
段)は作動せず、残数記憶手段(又は主残数記憶手段)
の内容を保持することができる。よって、誤操作などに
よるクリア手段(又は主クリア手段)の作動を回避し
て、未払いの有価物体の払い出しを確実に行うことがで
きる。
【0073】請求項1記載の遊技機の制御装置、又は、
遊技機の制御装置1から4のいずれかにおいて、前記ク
リア作動手段(又は主クリア作動手段)は、前記電源基
板から前記払出制御基板(又は主制御基板)へクリア信
号を出力し、そのクリア信号により前記払出制御基板
(又は主制御基板)のクリア手段(又は主クリア手段)
を作動させることを特徴とする遊技機の制御装置5。
【0074】請求項1記載の遊技機の制御装置、又は、
遊技機の制御装置1から4のいずれかにおいて、前記ク
リア作動手段(又は主クリア作動手段)は、前記電源基
板から前記主制御基板へクリア信号を出力するものであ
り、前記主制御基板は、そのクリア信号を入力した場合
に前記払出制御基板へクリアコマンドを送信するクリア
コマンド送信手段を備えており、前記払出制御基板のク
リア手段は、そのクリアコマンド送信手段によって送信
されるクリアコマンドを受信した場合に作動することを
特徴とする遊技機の制御装置6。
【0075】請求項1記載の遊技機の制御装置、又は、
遊技機の制御装置1から6のいずれかにおいて、前記ク
リア手段(又は主クリア手段)は、前記残数記憶手段
(又は主残数記憶手段)の内容をクリアすると共に、前
記払出制御基板(又は主制御基板)をリセットして、そ
の払出制御基板(又は主制御基板)を初期状態に復帰さ
せるものであることを特徴とする遊技機の制御装置7。
電源基板に設けられたクリア作動手段(又は主クリア作
動手段)により、残数記憶手段(又は主残数記憶手段)
の内容をクリアすると共に、払出制御基板(又は主制御
基板)をリセットして初期状態に復帰させることができ
るので、遊技機が暴走した場合など、その暴走を簡単に
停止して、初期状態に復帰することができる。
【0076】請求項1記載の遊技機の制御装置、又は、
遊技機の制御装置1から7のいずれかにおいて、前記払
出制御基板は、その払出制御基板のエラーを解除するエ
ラー解除手段と、そのエラー解除手段と前記クリア手段
とを選択的に作動させるスイッチ手段とを備えているこ
とを特徴とする遊技機の制御装置8。このように1のス
イッチ手段を2つの手段(エラー解除手段およびクリア
手段)の作動スイッチとして共用するので、スイッチ手
段を1つ省略できる分、装置を簡略化して、装置コスト
を低減することができる。また、1のスイッチ手段によ
って、2つの手段(エラー解除手段およびクリア手段)
を選択的に作動させることができるので、使用者(遊技
機が設置されるホールの店員)に対して、一方の手段
(例えば、エラー解除手段)のみを公開し、他方の手段
(例えば、クリア手段)の存在を秘密にすることができ
る。これにより使用者に知らせたくない機能(例えば、
クリア手段による機能)を秘密にしつつ遊技機に搭載す
ることができる。
【0077】遊技機の制御装置8において、表示装置
と、その表示装置に対して前記エラー解除手段の作動時
に第1の表示を行わせると共に前記クリア手段の作動時
に第2の表示を行わせる表示制御手段とを備えているこ
とを特徴とする遊技機の制御装置9。スイッチ手段の使
用者(遊技機が設置されるホールの店員)は、表示手段
の表示により各手段の作動状況を確認することができる
ので、所望の手段を確実に作動させることができる。な
お、前記表示装置と前記表示制御手段とを共に前記払出
制御基板に搭載するようにしても良い。
【0078】遊技機の制御装置8又は9において、前記
スイッチ手段は押しボタンで構成されており、前記エラ
ー解除手段はその押しボタンを第1の所定時間押下し続
けた場合に作動すると共に、前記クリア手段はその押し
ボタンを前記第1の所定時間より長い第2の所定時間押
下し続けた場合に作動することを特徴とする遊技機の制
御装置10。これにより、クリア手段はエラー解除手段
が作動した後でなければ作動することができないので、
誤操作などによってクリア手段が簡単に作動してしまう
ことを防止することができる。
【0079】遊技機の制御装置1から10のいずれかに
おいて、前記スイッチ手段(又はクリアスイッチ)は押
しボタンで構成されると共に、その押しボタンの押圧部
を開閉可能に覆う蓋体を備えていることを特徴とする遊
技機の制御装置11。押しボタンの押圧は、その押しボ
タンの押圧部を覆っている蓋体を開放した上で行われ
る。即ち、通常時には、押しボタンの押圧部は蓋体によ
り覆われているので、押しボタンの誤押下を防止するこ
とができるのである。
【0080】遊技機の制御装置1から11のいずれかに
おいて、前記スイッチ手段(又はクリアスイッチ)は押
しボタンで構成されると共に、その押しボタンの押圧部
は前記遊技機の側面方向に向けて配設されていることを
特徴とする遊技機の制御装置12。押しボタンの押圧部
を遊技機の側面方向に向けて配設することにより、その
押しボタンを使用者(遊技機が設置されるホールの店
員)に対し隠して配設することができる。よって、使用
者による押しボタンの誤押下を防止することができる。
【0081】遊技機の制御装置8から12のいずれかに
おいて、前記エラー解除手段は、前記払出制御基板で発
生しているエラーのうち、その払出制御基板に特有のエ
ラーのみを解除することを特徴する遊技機の制御装置1
3。即ち、主制御基板と関連するエラーは解除されない
ので、エラー解除手段が作動しても、主制御基板と払出
制御基板との状態を一致させておくことができる。
【0082】請求項1記載の遊技機の制御装置、又は、
遊技機の制御装置1から13のいずれかにおいて、前記
主制御基板と前記払出制御基板との通信を、前記主制御
基板から前記払出制御基板への一方向にのみ可能とする
一方向手段を備えていることを特徴とする遊技機の制御
装置14。
【0083】
【発明の効果】 本発明の遊技機の制御装置によれば、
有価物体の払い出し残数を記憶する残数記憶手段の内容
は、バックアップ手段によって遊技機の電源切断後も保
持される。よって、停電などの発生によって遊技機の電
源が突然切断された場合にも、未払い分の有価物体の数
を記憶して、電源の再投入後に確実に払い出すことがで
きるという効果がある。しかも、電源基板に設けられた
クリア作動手段を操作することにより、クリア手段が作
動され、その結果、残数記憶手段の内容をクリアするこ
とができる。よって、遊技機の工場出荷前のテスト等に
よって未払いの有価物体が残っていても、それをクリア
して、遊技機の設置時などに余分な有価物体を払い出さ
ないようにすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるパチンコ機の遊技盤
の正面図である。
【図2】 パチンコ機の電気的構成を示したブロック図
である。
【図3】 パチンコ機の裏面図である。
【図4】 主制御基板で実行されるリセット割込処理の
フローチャートである。
【図5】 払出制御基板の受信割込処理で実行されるコ
マンド受信処理のフローチャートである。
【図6】 払出制御基板で実行されるメイン処理のフロ
ーチャートである。
【図7】 本実施例の変形例を示したブロック図であ
り、(a)は第1変形例を、(b)は第2変形例を、
(c)は第3変形例を、それぞれ図示している。
【図8】 本実施例の変形例を示したブロック図であ
り、(a)は第4変形例を、(b)は第5変形例を、そ
れぞれ図示している。
【符号の説明】
17 普通入賞スイッチ 21 賞球払出用モータ 22 賞球カウントスイッチ 33 払出制御基板のRAM 33a 払出制御基板の残賞球数カウンタ(残
数記憶手段) 33b バックアップ用コンデンサ(バックア
ップ手段) 34 7セグメントLED 38 リセットスイッチ 51 クリアスイッチ(クリア作動手段) 52 クリア信号 53 クリアコマンド 54,55 リセットコマンド C 主制御基板 D 電源基板 H 払出制御基板 P パチンコ機(遊技機) S 賞球払出ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 哲也 名古屋市千種区春岡通7丁目49番地 株式 会社ジェイ・ティ内 Fターム(参考) 2C088 BA09 BA56 BC39 BC58 CA19 DA21

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技の制御を行う主制御基板と、その主
    制御基板から送信されるコマンドに基づいて所定の有価
    価値を有する有価物体を払い出す払出制御基板と、前記
    主制御基板および払出制御基板へ駆動電力を供給する電
    源基板とを備えた遊技機の制御装置において、 前記払出制御基板は、前記主制御基板から指示された有
    価物体の払い出し残数を記憶する残数記憶手段と、その
    残数記憶手段の内容を電源の切断後においても保持する
    バックアップ手段と、そのバックアップ手段によって保
    持される前記残数記憶手段の内容をクリアするクリア手
    段とを備えており、 前記電源基板には、そのクリア手段を作動させるクリア
    作動手段が設けられていることを特徴とする遊技機の制
    御装置。
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