JPH1170256A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH1170256A
JPH1170256A JP14740398A JP14740398A JPH1170256A JP H1170256 A JPH1170256 A JP H1170256A JP 14740398 A JP14740398 A JP 14740398A JP 14740398 A JP14740398 A JP 14740398A JP H1170256 A JPH1170256 A JP H1170256A
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Japan
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JP14740398A
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Makoto Hoya
誠 保谷
Hiroshi Nakajima
博 中嶋
Takashi Nasu
隆 那須
Yoshio Yamazaki
好男 山崎
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当たりの発生タイミングの把握を不可能に
して、「ぶら下げ基板」等を用いた不正行為を防止する
ことができる弾球遊技機を提供すること。 【解決手段】 電源投入後の最初の処理であれば(S
1:Yes)、まず、RAMの初期化を行い(S2)、
その後、RTCの計測値に基づいて、乱数カウンタの初
期値を算出し、乱数カウンタ13aへ書き込む(S
3)。具体的には、RTCがその時点で計測する秒の値
(0〜59)を乱数カウンタの初期値として書き込むの
である。RTCは「ぶら下げ基板」が動作しないパチン
コ遊技機の電源オフ後も時の計測を継続するので、「ぶ
ら下げ基板」ではRTCの計測値を把握することができ
ない。よって、RTCの秒の値を乱数カウンタの初期値
として書き込むことにより、「ぶら下げ基板」による大
当たり発生タイミングの把握を不可能にすることができ
る。なお、RTCの秒の値が「0」であれば、乱数カウ
ンタの初期値として「60」を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、パチンコ遊技機
などに代表される弾球遊技機に関し、特に、「ぶら下げ
基板」等による不正行為を防止することができる弾球遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 この種のパチンコ遊技機は、複数種類
の図柄を変動表示可能な表示装置を備えており、遊技領
域に打ち込まれた打球が図柄作動ゲートを通過すること
により、変動表示を開始するように構成されている。こ
の変動表示が予め定められた図柄の組み合わせと一致し
て停止すると、大当たりとなって、遊技者に所定の遊技
価値が付与され、大量の遊技球が払出可能な状態とな
る。
【0003】かかる大当たりの発生の有無は、打球が図
柄作動ゲートを通過するタイミングで決定される。即
ち、1カウントずつ定期的に一定の範囲で(例えば、1
カウントずつ、2ms毎に、0から346の範囲で)更
新されるカウンタを備え、打球が図柄作動ゲートを通過
したときに、そのカウンタの値を読み出して、読み出さ
れたカウンタの値が、例えば「7」などの所定値と一致
する場合に、大当たりを発生させている。大当たりが発
生すると、制御基板のコネクタに接続されたケーブルを
介して、大当たりコマンドが表示装置の表示用基板へ送
信される。表示装置では、受信された大当たりコマンド
に基づいて、変動表示を制御し、所定の図柄の組み合わ
せで停止する大当たり表示を現出させるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、最近、
「ぶら下げ基板」と呼ばれる不正な基板を使用した不正
行為が報告されている。この不正行為は、制御基板と表
示装置の表示用基板との間に、不正な基板をぶら下げて
(不正な「ぶら下げ基板」を取り付けて)、不当に大当
たりを発生させるというものである。具体的には、前記
したパチンコ遊技機に設けられる大当たりを決定するた
めのカウンタと同様の働きをするカウンタ(1カウント
ずつ定期的に一定の範囲で更新されるカウンタ)を「ぶ
ら下げ基板」内に設け、そのカウンタの値をパチンコ遊
技機の電源投入に合わせてリセット(0クリア)するこ
とにより、「ぶら下げ基板」内で大当たりの発生タイミ
ングを把握する。そして、その把握した大当たりの発生
タイミングに合わせて、「ぶら下げ基板」内で打球の図
柄作動ゲート通過信号を不正に生成し、これをパチンコ
遊技機の制御基板へ出力して、不当に大当たりを発生さ
せるというものである。遊技場などでは、この「ぶら下
げ基板」を用いた不正行為により、多大な被害を被って
いるという問題点があった。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、大当たりの発生タイミングの把握
を不可能にして、「ぶら下げ基板」等を用いた不正行為
を防止することができる弾球遊技機を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の弾球遊技機は、乱数カウンタと、そ
の乱数カウンタの値を更新する更新手段と、所定の契機
により前記乱数カウンタの値を読み出す読出手段とを備
え、その読出手段により読み出された前記乱数カウンタ
の値が予め定められた値の1つと一致する場合に、遊技
者に所定条件下で所定の遊技価値を付与するものであ
り、更に、その弾球遊技機の電源のオフ後もカウントを
継続する継続手段と、その継続手段のカウント値に基づ
いて、前記乱数カウンタの更新の初期値を設定する初期
値設定手段とを備えている。
【0007】この請求項1記載の弾球遊技機によれば、
乱数カウンタの値は、更新手段により更新されるととも
に、所定の契機により読出手段によって読み出される。
読み出された乱数カウンタの値が予め定められた値の1
つと一致すると、大当たりとなって、遊技者に所定条件
下で所定の遊技価値が付与される。この更新手段による
乱数カウンタの更新の初期値は、「ぶら下げ基板」等が
動作しない、弾球遊技機の電源のオフ時においてもカウ
ントを継続する継続手段のカウント値に基づいて、初期
値設定手段により設定される。よって、弾球遊技機の電
源投入に合わせて、「ぶら下げ基板」等がその内部の不
正なカウンタの値をリセットしても、その内部カウンタ
の値を乱数カウンタの値と一致させることはできず、
「ぶら下げ基板」等による大当たりの発生タイミングの
把握を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。本実施例で
は、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機、特に、第
1種パチンコ遊技機を用いて説明する。なお、本発明を
第3種パチンコ遊技機や他の弾球遊技機に用いること
は、当然に可能である。
【0009】図1は、パチンコ遊技機Pの遊技盤の正面
図である。遊技盤1の周囲には、打球が入賞することに
より5個から15個の遊技球が払い出される複数の入賞
口2が設けられている。また、遊技盤1の中央には、複
数種類の識別情報としての図柄などを表示する液晶(L
CD)ディスプレイ3が設けられている。このLCDデ
ィスプレイ3の表示画面は横方向に3分割されており、
3分割された各表示領域において、それぞれ図柄の変動
表示が行われる。
【0010】LCDディスプレイ3の下方には、図柄作
動ゲート(第1種始動口)4が設けられ、この図柄作動
ゲート4を打球が通過することにより、前記したLCD
ディスプレイ3の変動表示が開始される。図柄作動ゲー
ト4の下方には、特定入賞口(大入賞口)5が設けられ
ている。この特定入賞口5は、LCDディスプレイ3の
変動後の表示結果が予め定められた図柄の組み合わせの
1つと一致する場合に、大当たりとなって、打球が入賞
しやすいように所定時間(例えば、30秒経過するま
で、あるいは、打球が10個入賞するまで)開放される
入賞口である。この特定入賞口5内には、Vゾーン5a
が設けられており、特定入賞口5の開放中に、打球がV
ゾーン5a内を通過すると、継続権が成立して、特定入
賞口5の閉鎖後、再度、その特定入賞口5が所定時間
(又は、特定入賞口5に打球が所定個数入賞するまで)
開放される。この特定入賞口5の開閉動作は、最高で1
6回(16ラウンド)繰り返し可能にされており、開閉
動作の行われ得る状態が、いわゆる所定の遊技価値の付
与された状態(特別遊技状態)である。
【0011】図2は、かかるパチンコ遊技機Pの電気的
構成を示したブロック図である。パチンコ遊技機Pの制
御部Cは、演算装置であるCPU11と、そのCPU1
1により実行される各種の制御プログラムなどを記憶し
たROM12と、各種のデータ等を記憶するためのメモ
リであるRAM13と、時の計測を行うリアルタイムク
ロック(以下「RTC」と称す)14とを備えている。
図3及び図4に示すフローチャートのプログラムは、制
御プログラムの一部としてROM12内に記憶されてい
る。
【0012】RAM13は、大当たりの発生を決定する
ための乱数カウンタ13aを備えている。この乱数カウ
ンタ13aは、図3の乱数カウンタ更新処理(S10)
により、「0〜346」の範囲で、2ms毎に1カウン
トずつ更新される。乱数カウンタ13aの値が、例えば
「7」であるときに、打球が図柄作動ゲート4を通過す
ると大当たりが発生する。大当たりが発生すると、大当
たりコマンドが制御部Cから後述する表示装置Dへ送ら
れる。表示装置Dは、この大当たりコマンドに基づい
て、LCDディスプレイ3の変動表示を大当たりの状態
に制御するのである。
【0013】RTC14は、年・月・日・曜日・時間・
分・秒の時の計測を行うICであり、このRTC14の
計測値に基づいて、乱数カウンタ13aの初期値が算出
され設定される(S3)。RTC14には、パチンコ遊
技機Pの電源のオフ後に、そのRTC14へバックアッ
プ用の電圧を供給するバッテリー回路14aが接続され
ている。RTC14は、このバッテリー回路14aによ
り、パチンコ遊技機Pの電源のオフ後にも時の計測を継
続することができる。一方、「ぶら下げ基板」は、パチ
ンコ遊技機Pから電源供給を受けて動作するので、パチ
ンコ遊技機Pがオフされている間は動作することができ
ない。よって、乱数カウンタ13aの更新の初期値を、
RTC14の値に基づいて設定することより、「ぶら下
げ基板」による大当たりの発生タイミングの把握を不可
能にすることができる。しかも、パチンコ遊技機Pの電
源のオフ時間は、パチンコホールの状況などに応じて毎
日変化するので、かかるオフ時間を「ぶら下げ基板」に
より管理することはできず、「ぶら下げ基板」対策を一
層確実ならしめることができる。
【0014】これらのCPU11、ROM12、RAM
13、RTC14は、バスライン17を介して互いに接
続されている。バスライン17は、また、入出力ポート
15にも接続されており、この入出力ポート15は表示
装置Dや他の入出力装置16と接続されている。制御部
Cは、入出力ポート15を介して、表示装置Dや他の入
出力装置16へ動作コマンドを送り、それら各装置を制
御する。LCDディスプレイ3の変動表示や特定入賞口
5の開閉動作も、この動作コマンドに基づいて制御され
る。
【0015】表示装置Dは、CPU21と、プログラム
ROM22と、ワークRAM23と、ビデオRAM24
と、キャラクタROM25と、画像コントローラ26
と、入出力ポート27と、LCDディスプレイ3とを備
えている。表示装置DのCPU21は、制御部Cから出
力される動作コマンドに応じて、LCDディスプレイ3
の表示制御(変動表示)を行うものであり、プログラム
ROM22には、このCPU21により実行されるプロ
グラムが記憶されている。ワークRAM23は、CPU
21によるプログラムの実行時に使用されるワークデー
タが記憶されるメモリである。
【0016】ビデオRAM24は、LCDディスプレイ
3に表示されるデータが記憶されるメモリであり、この
ビデオRAM24の内容を書き換えることにより、LC
Dディスプレイ3の表示内容が変更される。即ち、各表
示領域における図柄の変動表示は、ビデオRAM24の
内容が書き換えられることにより行われる。キャラクタ
ROM25は、LCDディスプレイ3に表示される図柄
などのキャラクタデータを記憶するメモリである。画像
コントローラ26は、CPU21、ビデオRAM24、
入出力ポート27のそれぞれのタイミングを調整して、
データの読み書きを介在するとともに、ビデオRAM2
4に記憶される表示データをキャラクタROM25を参
照して所定のタイミングでLCDディスプレイ3に表示
させるものである。
【0017】次に、上記のように構成されたパチンコ遊
技機Pで実行される各処理を、図3及び図4のフローチ
ャートを参照して説明する。図3は、後述するリセット
割込処理で実行される乱数カウンタ更新処理のフローチ
ャートである。この処理により乱数カウンタ13aの値
は、「0〜346」の範囲で1カウントずつ更新され
る。なお、リセット割込処理は2ms毎に1回実行され
るので、その更新周期は2ms毎となる。
【0018】乱数カウンタ更新処理では、まず、乱数カ
ウンタ13aの値が「346」以上であるか否かを調べ
る(S11)。乱数カウンタ13aの値が「346」未
満であれば(S11:No)、乱数カウンタ13aの値
を「1」加算して更新する(S12)。一方、乱数カウ
ンタ13aの値が「346」以上であれば(S11:Y
es)、その値を「0」クリアして(S13)、この処
理を終了する。
【0019】図4は、パチンコ遊技機Pの制御部Cにお
いて、2ms毎に実行されるリセット割込処理のフロー
チャートである。リセット割込処理では、まず、その処
理が電源投入後、最初に実行された処理であるか否かが
調べられ(S1)、最初に実行された処理であれば(S
1:Yes)、RAM13の初期化を行った後に(S
2)、RTC14の計測値に基づいて、乱数カウンタ1
3aの初期値が算出され、その算出された値が乱数カウ
ンタ13aへ書き込まれる(S3)。具体的には、RT
C14がその時点で計測する秒の値(「0〜59」)を
乱数カウンタ13aの初期値として書き込むのである。
前記した通り、RTC14は「ぶら下げ基板」が動作し
ないパチンコ遊技機Pの電源オフ後も時の計測を継続す
るので、「ぶら下げ基板」ではRTC14の計測値を把
握することができない。よって、かかるRTC14の秒
の値を乱数カウンタ13aの初期値として書き込むこと
により、「ぶら下げ基板」による大当たり発生タイミン
グの把握を不可能にすることができる。なお、RTC1
4の計測する秒の値が「0」である場合には、「0」に
代えて「60」を、乱数カウンタ13aの初期値として
書き込むのである。
【0020】S3の処理の実行後、又は、S1の処理に
おいて、電源投入後2回目以降に実行されたリセット割
込処理であると判断された場合には(S1:No)、そ
の後順に、乱数カウンタ更新処理(S10)、各処理
(S4)を実行し、今回のリセット割込処理を終了す
る。
【0021】なお、大当たりの発生の有無は、打球が図
柄作動ゲート4を通過したときに実行される大当たり判
定処理(図示せず)によって判断される。この大当たり
判定処理では、乱数カウンタ13aの値を読み出し、例
えば、その値が「7」であれば、大当たりを発生させる
のである。大当たりが発生すると、制御部Cから表示装
置Dへ大当たりコマンドが送信され、表示装置Dによ
り、その大当たりコマンドに基づいて大当たり時の変動
表示が行われるのである。
【0022】以上説明したように、本実施例のパチンコ
遊技機Pでは、電源投入時において大当たりの発生を決
定する乱数カウンタ13aの更新の初期値を、固定値と
せず、RTC14の計測値に基づいて設定している。よ
って、パチンコ遊技機Pに不正に取り付けられた「ぶら
下げ基板」等が、パチンコ遊技機Pの電源投入に合わせ
て、その内部カウンタの値をリセットしても、その値を
乱数カウンタ13aの値と一致させることはできない。
このため「ぶら下げ基板」等は大当たりの発生タイミン
グを把握することができないので、大当たりの発生タイ
ミングに合わせて、図柄作動ゲート4の通過信号をパチ
ンコ遊技機Pの制御部Cへ出力することができなくな
る。従って、「ぶら下げ基板」等を用いて不当に大当た
りを発生させる不正行為を防止することができる。
【0023】なお、請求項1記載の更新手段としては、
図3の乱数カウンタ更新処理が該当し、所定の契機とし
ては、打球の図柄作動ゲート通過信号の発生契機が該当
する。また、読出手段としては、打球が図柄作動ゲート
4を通過したときに実行される乱数カウンタ13aの値
の読み取り処理(図示せず)が該当し、初期値設定手段
としては、図4のS3の処理が該当する。
【0024】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0025】本実施例では、パチンコ遊技機Pの電源投
入時におけるRTC14の秒の値を乱数カウンタ13a
の初期値とした。しかし、必ずしもこれに限られるもの
ではなく、RTC14の計測値に基づいて、他の方式に
より、乱数カウンタ13aの初期値を算出し設定するよ
うにしても良い。例えば、RTC14の計測値が、「A
年B月C日D曜日E時F分G秒」である場合に、計測値
の各値を加算(A+B+C+D+E+F+G)して、その和を乱数カ
ウンタ13aの更新の最大値+1(本実施例では「34
7」)で割り、余りを乱数カウンタ13aの初期値とし
ても良い。また、パチンコ遊技機Pの電源がオフされる
タイミングでRTC14の計測値を、不揮発性のメモリ
であるEEPROMなどに記憶しておき、その記憶され
た値に基づいて、乱数カウンタ13aの初期値を設定す
るようにしても良い。なお、算出された乱数カウンタ1
3aの初期値が「0」である場合には、その値に、例え
ば「+1」等して、乱数カウンタ13aの初期値が必ず
「0」以外の値となるようにすると、「ぶら下げ基板」
対策として一層効果的である。
【0026】以下に本発明の変形例を示す。請求項1記
載の弾球遊技機において、前記継続手段は、時の計測を
行うリアルタイムクロックで構成され、前記初期値設定
手段は、そのリアルタイムクロックの計測値に基づい
て、前記乱数カウンタの更新の初期値を設定することを
特徴とする弾球遊技機1。
【0027】弾球遊技機1において、その弾球遊技機の
電源のオフ後においても、前記リアルタイムクロックに
よる時の計測を継続させるために、そのリアルタイムク
ロックへバックアップ電圧を供給するバッテリー回路を
備えていることを特徴とする弾球遊技機2。
【0028】弾球遊技機1又は2において、前記初期値
設定手段は、前記弾球遊技機の電源投入時における前記
リアルタイムクロックの計測値に基づいて、前記乱数カ
ウンタの更新の初期値を設定することを特徴とする弾球
遊技機3。
【0029】弾球遊技機1から3のいずれかにおいて、
前記初期値設定手段は、前記リアルタイムクロックの計
測値に基づいて算出された前記乱数カウンタ13aの更
新の初期値が「0」である場合に、その値を「0」以外
の値に変更する変更手段を備えていることを特徴とする
弾球遊技機4。
【0030】
【発明の効果】 本発明の弾球遊技機によれば、大当た
りを決定するための乱数カウンタの更新の初期値は、継
続手段のカウント値に基づいて設定される。継続手段
は、「ぶら下げ基板」等が動作しない、弾球遊技機の電
源のオフ時においても、カウントを継続するので、継続
手段のカウント値を「ぶら下げ基板」等は把握すること
ができない。よって、「ぶら下げ基板」等では、その内
部の不正なカウンタの値を乱数カウンタの値と一致させ
ることができず、大当たりの発生タイミングを把握する
ことができない。従って、「ぶら下げ基板」等を用い
て、不当に大当たりを発生させるという不正行為を防止
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるパチンコ遊技機の遊
技盤の正面図である。
【図2】 パチンコ遊技機の電気的構成を示したブロッ
ク図である。
【図3】 乱数カウンタ更新処理を示したフローチャー
トである。
【図4】 リセット割込処理を示したフローチャートで
ある。
【符号の説明】
3 液晶(LCD)ディスプレイ 4 図柄作動ゲート 5 特定入賞口 13 制御部のRAM 13a 乱数カウンタ 14 リアルタイムクロック(RT
C)(継続手段の一部) 14a バッテリー回路(継続手段の一
部) C 制御部 D 表示装置 P パチンコ遊技機(弾球遊技機)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 好男 名古屋市千種区春岡通7丁目49番地 株式 会社ジェイ・ティ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乱数カウンタと、その乱数カウンタの値
    を更新する更新手段と、所定の契機により前記乱数カウ
    ンタの値を読み出す読出手段とを備え、その読出手段に
    より読み出された前記乱数カウンタの値が予め定められ
    た値の1つと一致する場合に、遊技者に所定条件下で所
    定の遊技価値を付与する弾球遊技機において、 その弾球遊技機の電源のオフ後もカウントを継続する継
    続手段と、 その継続手段のカウント値に基づいて、前記乱数カウン
    タの更新の初期値を設定する初期値設定手段とを備えて
    いることを特徴とする弾球遊技機。
JP14740398A 1997-06-24 1998-05-28 弾球遊技機 Withdrawn JPH1170256A (ja)

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