JP2000051502A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2000051502A
JP2000051502A JP10228154A JP22815498A JP2000051502A JP 2000051502 A JP2000051502 A JP 2000051502A JP 10228154 A JP10228154 A JP 10228154A JP 22815498 A JP22815498 A JP 22815498A JP 2000051502 A JP2000051502 A JP 2000051502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
prize
winning
prize ball
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10228154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4266246B2 (ja
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP22815498A priority Critical patent/JP4266246B2/ja
Publication of JP2000051502A publication Critical patent/JP2000051502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4266246B2 publication Critical patent/JP4266246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞に基づいた遊技結果価値の払出しを速や
かに行なうことが可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 複数の入賞口が形成され、各入賞口への
入賞に対応して予め定められた数の賞球を払出すパチン
コ遊技機において、遊技制御基板53は各入賞口に対応
して遊技盤側に設けられた入賞検出用スイッチ17,2
3,22,240からの検出信号に基づいて入賞の有無
と払出すべき賞球数とを特定して賞球個数信号を賞球制
御基板37に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばパチンコ
遊技機やコイン遊技機などで代表される遊技機に関し、
詳しくは、入賞に応じて払出される遊技結果価値の大き
さ別に分類可能な複数種類の入賞領域が形成された遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機として従来から一般的に
知られたものに、たとえば、入賞に応じて払出される遊
技結果価値の大きさ別に分類可能な複数種類の入賞領域
が形成された遊技機があった。
【0003】この種の遊技機の代表例となるパチンコ遊
技機では、前記複数種類の入賞領域として、可変表示装
置を可変開始させるための始動入賞口、可変入賞球装置
に設けられた大入賞口、その他の一般入賞口を例に挙げ
ることができる。これらの複数の入賞口に入賞した入賞
玉は、遊技盤裏面から機構板に形成された玉流下樋に案
内され、玉合流樋によって合流された後、共通の全入賞
玉検出器でまとめて検出される。そして、全入賞玉検出
器の検出信号は、賞球の払出制御を行う賞球制御基板に
入力される。賞球制御基板は、この検出信号に基づい
て、遊技制御を行う遊技制御基板に払出要求信号を出力
する。
【0004】一方、始動入賞口や大入賞口には別途、個
別に入賞玉を検出するための個別入賞玉検出器が設けら
れ、たとえば始動入賞口に入賞した始動入賞玉は始動入
賞玉検出器で検出された後に全入賞玉検出器で検出され
る。個別入賞玉検出器の検出信号は、遊技制御基板に入
力される。なお、一般入賞口には、この種の個別の検出
器は設けられていない。
【0005】遊技制御基板は、賞球制御基板からの払出
要求信号に基づいて入賞の発生したことを検出し、各個
別入賞玉検出器から検出信号が入力されているか否かを
判別する。たとえば、始動入賞玉検出器から検出信号が
入力されていれば、発生した入賞が始動入賞であること
を特定し、始動入賞口への入賞に対応して予め記憶して
いる数の賞球を払出すための賞球払出信号を賞球制御基
板へ出力する。一方、いずれの個別入賞玉検出器からも
検出信号が入力されていない場合には一般入賞口に入賞
したものとみなし、一般入賞口への入賞に対応して予め
記憶している数の賞球を払出すための賞球払出信号を賞
球制御基板へ出力する。
【0006】賞球制御基板は、賞球払出信号に基づいて
玉払出装置を駆動し、賞球の払出制を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の遊技機では、機構板に設けられた全入賞玉検出器の検
出信号を待って賞球の払出しが行われており、かつ、そ
の検出信号が一旦、賞球制御基板に入力され、払出要求
信号として賞球制御基板から遊技制御基板に入力される
ものであったために、賞球の払出しに遅れが生じる。特
に、全入賞玉検出器は、すべての入賞玉を合流させた後
に検出できるよう、機構板の玉流下樋の下流側に設ける
必要があることから、入賞口への玉の進入時点から実際
に入賞が検出されるまでの間に大きなタイミングのずれ
が生じることになり、より一層、賞球の払出しが遅れ
る。
【0008】この賞球の払出しの遅れは、たとえば、遊
技者が残り少ない玉で遊技をしている場合に、入賞が発
生したにもかかわらず次に打ち込むべき玉が存在せず不
利益を被るなどといった問題を引き起こすことになる。
【0009】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、入賞に基づいた遊技結果価値の
払出しを速やかに行うことが可能な遊技機を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、入賞に応じて払出される遊技結果価値の大きさ別に
分類可能な複数種類の入賞領域が形成された遊技機であ
って、前記複数種類の入賞領域へのすべての入賞を検出
するための複数の入賞検出手段と、所定の払出制御信号
に基づいて払出装置を駆動して前記払出制御信号に対応
する大きさの遊技結果価値を払出す制御を行う払出制御
手段と、前記入賞領域の種類に対応して払出すべき遊技
結果価値の大きさが記憶された記憶部を有し、前記入賞
検出手段の検出信号のみに基づいて入賞の有無と払出す
べき遊技結果価値の大きさとを判別し判別結果に対応す
る前記払出制御信号を出力可能な遊技制御手段とを含
み、前記複数の入賞検出手段は、前記検出信号を入賞の
あった前記入賞領域の種類を特定可能な態様で前記遊技
制御手段に出力することを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記入賞検出手段は、各入賞
領域に対応して前記入賞領域が形成された遊技盤側に設
けられていることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技制御手段は、複数の
前記入賞検出手段から同時に前記検出信号が入力された
場合、所定の優先順序に従って各検出信号に対応する前
記払出制御信号を前記払出制御手段に出力することを特
徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、複数の入賞
検出手段によって前記複数種類の入賞領域へのすべての
入賞が検出され、入賞のあった前記入賞領域の種類を特
定可能な態様で検出信号が遊技制御手段に出力される。
前記入賞領域の種類に対応して払出すべき遊技結果価値
の大きさが記憶された記憶部を有する遊技制御手段の働
きにより、前記検出信号のみに基づいて入賞の有無と払
出すべき遊技結果価値の大きさとが判別されて判別結果
に対応する払出制御信号が払出制御手段へ出力される。
払出制御手段の働きにより、その払出制御信号に基づい
て払出装置が駆動されて払出制御信号に対応する大きさ
の遊技結果価値が払出される。
【0014】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、前記入賞検出手段のさ
らなる働きにより、前記入賞領域の形成された遊技盤側
で各入賞領域毎に入賞が検出される。
【0015】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、遊技制御手段のさらな
る働きにより、複数の前記入賞検出手段から同時に前記
検出信号が入力された場合であっても、所定の優先順序
に従って各検出信号に対応する前記払出制御信号が前記
払出制御手段に出力される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態
においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す
が、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機など
であってもよく、複数の入賞領域が形成され、各入賞領
域への入賞に対応して予め定められた大きさの遊技結果
価値を払出す遊技機であれば、すべてに適用することが
可能である。
【0017】図1は、本発明に係る遊技機の一例のパチ
ンコ遊技機1およびこれに対応して設置されたカードユ
ニット50の正面図である。
【0018】カードユニット50には、カード利用可表
示ランプ151が設けられており、カードユニット50
が使用可能な状態にある旨が、このカード利用可表示ラ
ンプ151の点灯または点滅により遊技者に知らされ
る。このカードユニット50は、遊技機設置島に設置さ
れている複数台のパチンコ遊技機1の間に挿入された状
態で設置されており、左右どちらの遊技機に接続されて
いるかが連結台方向表示器153により表示される。
【0019】遊技者がカード残高の記録されたいわゆる
全国共通カードをカード挿入口155に挿入すると、そ
の全国共通カードに記録されているカード残高が読取ら
れる。次に、遊技者が所定の貸玉操作を行うことによ
り、予め入力設定されている貸出単位額分の残高が減額
されるとともに、その貸出単位額分の打玉がパチンコ遊
技機1の打球供給皿3に貸出される。
【0020】カードユニット50には端数表示スイッチ
152が設けられている。この端数表示スイッチ152
を押圧操作することにより、たとえばカード残高やエラ
ーが発生した場合のエラーコードなどの情報がパチンコ
遊技機1に設けられた情報表示器(図示省略)に表示さ
れる。図中156はカードユニット錠であり、このカー
ドユニット錠156に所定のキーを挿入して解錠操作す
ることにより、カードユニット50の前面側を開成でき
るように構成されている。
【0021】パチンコ遊技機1は、額縁状に形成された
ガラス扉枠2を有する。このガラス扉枠2の後方には、
遊技盤6が着脱自在に取付けられている。また、ガラス
扉枠2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿
3の下部には、打球供給皿3から溢れた玉を貯留する余
剰玉受皿4と、遊技者が打球操作するための打球操作ハ
ンドル(操作ノブ)5とが設けられている。打球操作ハ
ンドル5を遊技者が操作することにより、打球供給皿3
内に貯留されているパチンコ玉を1個ずつ発射すること
ができる。発射されたパチンコ玉は、遊技盤6に形成さ
れた区画レール2の間を通って遊技領域7に導かれる。
遊技領域7の中央には、始動口14への打玉の始動入賞
を条件にして識別情報の一例となる特別図柄を可変表示
開始させる可変表示装置8が設けられている。この可変
表示装置8には、打玉の通過ゲート11aの通過に伴っ
て普通図柄が可変表示される可変表示器10と、通過記
憶表示器10aと、始動記憶表示器18とが設けられて
いる。さらに、可変表示装置8の下方には、可動片15
が左右に設けられた始動口14と、開閉板20の傾動に
より打玉の入賞可能な開放状態となる可変入賞球装置1
9とが設けられている。また、一般入賞口として、可変
表示装置8の上部には入賞口24aが、可変入賞球装置
19の左右には入賞口24d,24eが、遊技領域7の
下方左右には入賞口24b,24cが、それぞれ設けら
れている。また、26は、打込まれた打玉がいずれの入
賞口や可変入賞球装置にも入賞しなかった場合にアウト
玉として回収するアウト口であり、25は、装飾ランプ
である。
【0022】遊技領域7の外周には装飾ランプ28a,
28b,28cと、打球操作ハンドル5の稼働に連動し
て点灯するランプ51と、賞球の払出中に点灯するラン
プ52とが設けられており、遊技領域7の上部の左右に
はステレオ音の音声などの効果音を発生するためのスピ
ーカ27,27が設けられている。
【0023】図2は、遊技盤6の正面図である。この正
面図を参照して、以下に各種遊技装置および遊技の概要
を説明する。
【0024】可変表示装置8は、複数種類の特別図柄を
可変表示可能なCRT表示機で構成されている。可変表
示装置8の中央の可変表示部9では始動入賞が発生した
ことを条件として複数種類の特別図柄が上から下に向か
ってスクロール表示される。その後、所定時間が経過し
て可変表示が終了した結果、大当り図柄のゾロ目が停止
表示されれば大当りとなる。なお、大当り図柄のうちの
所定の確変図柄で大当りが発生した場合には、確率変動
状態となり大当り確率が高い確率に変動する。大当りと
なれば、可変入賞球装置19の開閉板20が傾動して大
入賞口が開口する。これにより、打玉を大入賞口に入賞
させることが可能な遊技者にとって有利な第1の状態に
制御され、遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態
(特定遊技状態)となる。
【0025】可変入賞球装置19の大入賞口は、特定入
賞領域と通常入賞領域とに区分されている。特定入賞領
域に入賞した入賞球はVカウントスイッチ22により検
出される。一方、通常入賞領域に入賞した通常入賞球は
カウントスイッチ23により検出される。Vカウントス
イッチ22とカウントスイッチ23は、ともに遊技盤6
に設けられており、各入賞領域に入賞した入賞玉は各ス
イッチ22,23により速やかに検出され、入賞玉が検
出される毎に15発の賞球が払出される。
【0026】可変入賞球装置19の第1の状態は、大入
賞口に進入した打玉の数が所定個数(たとえば9個)に
達した場合、または所定期間(たとえば30秒間)経過
した場合のうちのいずれか早い方の条件が成立した場合
に一旦終了して開閉板20が閉成する。これにより、可
変入賞球装置19は打玉を入賞させることが不可能な遊
技者にとって不利な第2の状態に制御される。そして、
可変入賞球装置19が第1の状態となっている期間中に
進入した打玉が特定入賞領域に特定入賞し、Vカウント
スイッチ22により検出されたことを条件として、再
度、可変入賞球装置19を第1の状態にする繰返し継続
制御が実行される。この繰返し継続制御の実行上限回数
はたとえば16回と定められている。繰返し継続制御に
おいて、可変入賞球装置19が第1の状態にされている
状態がラウンドと呼ばれる。繰返し継続制御の実行上限
回数が16回の場合には、第1ラウンドから第16ラウ
ンドまでの16ラウンド分、可変入賞球装置19が第1
の状態にされ得る。
【0027】可変表示装置8の左側方部分および右側方
部分には、それぞれワープ入口11が設けられている。
このワープ入口11に進入した打玉は、可変表示装置8
の裏面側を通って下方に流下してワープ出口13から再
度遊技領域7に放出される。このため、ワープ出口13
から放出された打玉は、始動口14に比較的入賞しやす
い状態となる。可変表示装置8の左側方部分に設けられ
たワープ入口11に進入した打玉の通過経路には普通図
柄始動ゲート11aが設けられている。
【0028】普通図柄始動ゲート11aに進入した打玉
は、ゲートスイッチ12で検出される。打玉がゲートス
イッチで検出されることを条件として、可変表示器10
が可変開始される。なお、可変表示器10が可変表示し
ている最中にさらに打玉がゲートスイッチ12で検出さ
れた場合には、「4」を記憶数の上限として通過球が記
憶されてその記憶数が通過記憶表示器10aに表示され
る。
【0029】可変表示器10は7セグメント表示器で構
成されており、普通図柄と呼ばれる識別情報が可変表示
される。可変表示器10の表示結果が予め定められた特
別の表示態様(たとえば7)となれば「当り」となる。
可変表示器10に「当り」の表示結果が導出されると、
始動口14に設けられた左右1対の可動片15が開成す
る。これにより始動口14が開放状態となって打玉がよ
り始動入賞しやすくなる。始動口14が開放状態にある
際に打玉が1つ始動入賞すれば、可動片15が元の位置
まで閉成して打玉が始動入賞しにくい状態に戻る。ま
た、始動口14が開放状態となってから所定期間が経過
すれば、始動入賞が発生しなくとも可動片15が元の位
置まで閉成して開放状態は終了する。始動口14に入賞
した始動入賞球は遊技盤6に設けられた始動口スイッチ
17により速やかに検出される。始動入賞球が始動口ス
イッチ17で検出されると6発の賞球が払出されるとと
もに、その検出出力に基づいて可変表示装置8が可変開
始される。なお、可変表示装置8が可変表示中に始動口
スイッチ17により検出された始動入賞は、「4」を記
憶数の上限として記憶されてその記憶数が始動記憶表示
器18に表示される。
【0030】また、一般入賞口24(24a,24b,
24c,24d,24e)に入賞した入賞球は、遊技盤
6に設けられた各入賞口スイッチ240(240a,2
40b,240c,240d,240e)により速やか
に検出され、これに基づいて10発の賞球が払出され
る。
【0031】図3および図4は、パチンコ遊技機1の制
御に用いられる各種制御基板およびそれに関連する構成
要素を示すブロック図である。図3、図4には、制御基
板として、遊技制御基板(主基板ともいう)31、賞球
制御基板37、ランプ制御基板35、音声制御基板7
0、発射制御基板91および表示制御基板80が示され
ている。
【0032】遊技制御基板31には、プログラムに従っ
てパチンコ遊技機1を制御する基本回路53と、各種ス
イッチ(ゲートスイッチ12、始動口スイッチ17、V
カウントスイッチ22、カウントスイッチ23、入賞口
スイッチ240(240a,240b,240c,24
0d,240e)、余剰玉受皿4の満タンを検出する満
タンスイッチ402)からの信号を基本回路53に与え
るスイッチ回路58と、始動口14の可動片15を動作
させるソレノイド16および可変入賞球装置15の開閉
板20を開閉するソレノイド21を基本回路53からの
指令に従って駆動するソレノイド回路59と、始動記憶
表示器18の点灯および滅灯を行うとともに7セグメン
トLEDによる可変表示器10と装飾ランプ25を駆動
するランプ・LED回路60とを含む。
【0033】また、基本回路53から与えられるデータ
に従って、大当りの発生を示す大当り情報、可変表示部
9の可変表示に利用された始動入賞球の個数を示す有効
始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等をホ
ール管理コンピュータ等のホストコンピュータに対して
出力する情報出力回路64を含む。
【0034】基本回路53は、ゲーム制御用のプログラ
ム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用さ
れるRAM55、制御用のプログラムに従って制御動作
を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。な
お、ROM54,RAM55はCPU56に内蔵されて
いる場合もある。
【0035】さらに、遊技制御基板31には、電源投入
時に基本回路53をリセットするための初期リセット回
路65と、定期的(例えば、2ms毎)に基本回路53
にリセットパルスを与えてゲーム制御用のプログラムを
先頭から再度実行させるための定期リセット回路66
と、基本回路53から与えられるアドレス信号をデコー
ドしてI/Oポート部57のうちのいずれかのI/Oポ
ートを選択するための信号を出力するアドレスデコード
回路67とが設けられている。
【0036】遊技球を打撃して発射する打球発射装置は
発射制御基板91上の回路によって制御される駆動モー
タ94で駆動される。そして、駆動モータ94の駆動力
は、操作ノブ(打球操作ハンドル)5の操作量に従って
調整される。すなわち、発射制御基板91上の回路によ
って、操作ノブ5の操作量に応じた速度で打球が発射さ
れるように制御される。
【0037】満タンスイッチ402からの検出信号は、
中継基板71を介して遊技制御基板31のI/Oポート
57に入力される。また、玉切れ検出スイッチ167お
よび玉切れスイッチ187からの検出信号は、中継基板
72および中継基板71を介して遊技制御基板31のI
/Oポート57に入力される。CPU56は、玉切れ検
出スイッチ167または玉切れスイッチ187からの検
出信号が玉切れ状態を示しているか、または、満タンス
イッチ402からの検出信号が満タン状態を示している
と、賞球可能信号をオフにする。賞球可能信号がオフ状
態では、賞球制御基板37の賞球制御用マイクロコンピ
ュータは、賞球処理を停止する。
【0038】各種入賞口スイッチ240、ゲートスイッ
チ12、始動口スイッチ17、Vカウントスイッチ2
2、カウントスイッチ23の検出信号は、中継基板71
を介して遊技制御基板31のI/Oポート57に入力さ
れる。遊技制御基板31のROM54には、上記各スイ
ッチのうち入賞検出用スイッチ(240、17、22、
23)の検出信号に対応して払出すべき賞球数を特定可
能な賞球個数情報が記憶されている。遊技制御基板31
は、各スイッチの検出信号に基づいて払出すべき賞球数
を特定し、速やかに賞球個数信号(D0〜D3の4ビッ
ト信号)を賞球制御基板37へ出力する。なお、先に出
力した賞球個数信号に基づく賞球の払出しが完了してい
ない場合には、入力された検出信号が遊技制御基板31
のRAM55内に累積的に記憶される。そして、先の賞
球個数信号に基づく賞球の払出しが完了したことを条件
として、所定のタイミングでRAM55内の記憶に基づ
いた賞球個数信号が出力される。RAM55には、入力
された検出信号を処理可能な状態になるまでの間、払出
すべき賞球個数別に記憶可能なカウンタ(カウンタA,
B,C)が記憶されている。カウンタAには、Vカウン
トスイッチ22およびカウントスイッチ23の検出信
号、すなわち、払出数=15個に対応する検出信号がま
とめて記憶される。カウンタBには、始動口スイッチ1
7の検出信号、すなわち、払出数=6個に対応する検出
信号が記憶される。カウンタCには、各入賞口スイッチ
240の検出信号、すなわち、払出数=10個に対応す
る検出信号が記憶される。
【0039】賞球制御基板37には遊技制御基板31か
ら賞球可能信号と賞球個数信号とが入力される。賞球可
能信号と賞球個数信号とは、バッファ回路373を介し
てI/Oポート372に入力される。賞球制御基板37
は、賞球個数信号の入力に基づいて玉払出装置97に駆
動信号を出力し、賞球個数信号により特定される個数の
賞球を払出すための払出制御を行う。玉払出装置97で
は、この駆動信号により賞球モータ289Aが駆動され
て賞球の払出しが行われる。
【0040】以上のように、遊技制御基板31は遊技盤
6に設けられた各種入賞検出用スイッチ(240、1
7、22、23)の検出信号が入力されたことに基づい
て直ちに賞球個数信号を賞球制御基板37へ出力可能で
あるために、打玉が各種入賞口に進入した後、速やかに
賞球が払出される。このため、遊技盤裏面の機構板に設
けられた共通の全入賞玉検出器の検出を待って賞球を払
出す従来の遊技機に比較して賞球の払出制御を迅速に行
うことができる。さらに、各種入賞検出用スイッチ(2
40、17、22、23)は、各入賞口に対応して遊技
盤6に個々に設けられているために、打玉の入賞をより
早く検出でき、これにより賞球の払出制御をより一層迅
速に行うことができる。なお、バッファ回路373にお
ける各バッファは、遊技制御基板31から賞球制御基板
37へ向かう方向にのみ信号を通過させることができ
る。従って、賞球制御基板37側から遊技制御基板31
側に信号が伝わる余地はない。賞球制御基板37内の回
路に不正改造が加えられても、不正改造によって出力さ
れる信号が遊技制御基板31側に伝わることはない。
【0041】玉払出装置97には、賞球を払出す賞球機
構部分と貸玉を貸出す玉貸機構部分とが独立した機構部
分として設けられており、それぞれの機構部分には玉を
繰出すための玉繰出用スクリュー(図示省略)と当該玉
繰出用スクリューを駆動するモータ(賞球モータ289
A、玉貸しモータ289C)が設けられている。
【0042】賞球制御基板37からの賞球モータ289
Aおよび玉貸しモータ289Cへの駆動信号は、中継基
板72を介して賞球モータ289Aおよび玉貸しモータ
289Cに伝えられる。すなわち、玉払出装置97にお
いて賞球機構部分と玉貸機構部分とが独立した機構部分
として設けられているが、それらは、遊技制御基板31
とは別に設けられている賞球制御基板37によって一括
して駆動される。従って、玉払出装置97の機構部分が
増えても、遊技制御を行う手段における負荷が増えるこ
とはない。
【0043】さらに、玉払出装置97の賞球機構部分に
は、玉繰出用スクリューで繰出された玉を賞球機構部分
の上手側で検出するための賞球モータ位置センサ300
A、と、玉繰出用スクリューで繰出された後、賞球機構
部分から打球供給皿3へ向けて落下する玉を賞球機構部
分の下手側で検出するための賞球カウントスイッチ30
1A,301Bとが設けられている。同様に、玉払出装
置97の玉貸機構部分には、玉繰出用スクリューで繰出
された玉を玉貸機構部分の上手側で検出するための玉貸
モータ位置センサ300Cと、玉繰出用スクリューで繰
出された後、玉貸機構部分から打球供給皿3へ向けて落
下する玉を玉貸機構部分の下手側で検出するための玉貸
カウントスイッチ301Cとが設けられている。
【0044】玉貸カウントスイッチ301Cからの検出
信号は、中継基板72を介して賞球制御基板37のI/
Oポート372に入力される。賞球カウントスイッチ3
01A,301Bからの検出信号は、中継基板72およ
び中継基板71を介して遊技制御基板31のI/Oポー
ト57に入力されるとともに、賞球制御基板37のI/
Oポート372に入力される。
【0045】また、賞球制御用CPU371は、I/O
ポート372を介して、貸し玉数を示す玉貸し個数信号
をターミナル基板160に出力し、ブザー駆動信号をブ
ザー基板75に出力する。ブザー基板75にはブザーが
搭載されている。さらに、I/Oポート372を介し
て、エラー表示用LED374にエラー信号を出力する
ための信号が入力される。
【0046】カードユニット50には、カードユニット
制御用マイクロコンピュータが搭載されている。また、
カードユニット50には、端数表示スイッチ152、連
結台方向表示器153、カード投入表示ランプ154お
よびカード挿入口155が設けられている(図1参
照)。残高表示基板74には、打球供給皿3の近傍に設
けられている度数表示LED、玉貸しスイッチおよび返
却スイッチが接続される。
【0047】残高表示基板74からカードユニット50
には、遊技者の操作に応じて、玉貸しスイッチ信号およ
び返却スイッチ信号が賞球制御基板37を介して与えら
れる。
【0048】また、カードユニット50から残高表示基
板74には、プリペイドカードの残高を示すカード残高
表示信号および玉貸し可表示信号が賞球制御基板37を
介して与えられる。カードユニット50と賞球制御基板
37の間では、ユニット操作信号(BRDY信号)、玉
貸し要求信号(BRQ信号)、玉貸し完了信号(EXS
信号)およびパチンコ機動作信号(PRDY信号)がや
りとりされる。
【0049】パチンコ遊技機1の電源が投入されると、
賞球制御基板37の賞球制御用CPU371は、カード
ユニット50にPRDY信号を出力する。カードユニッ
ト50においてカードが受付けられ、玉貸しスイッチが
操作され玉貸しスイッチ信号が入力されると、カードユ
ニット制御用マイクロコンピュータは、賞球制御基板3
7にBRDY信号を出力する。この時点から所定の遅延
時間が経過すると、カードユニット制御用マイクロコン
ピュータは、賞球制御基板37にBRQ信号を出力す
る。そして、賞球制御基板37の賞球制御用CPU37
1は、玉貸しモータ289Cを駆動し、所定個数の貸し
玉を遊技者に払出す。そして、払出しが完了したら、賞
球制御用CPU371は、カードユニット50にEXS
信号を出力する。
【0050】以上のように、カードユニット50からの
信号は全て賞球制御基板37に入力される構成になって
いる。従って、玉貸し制御に関して、カードユニット5
0から遊技制御基板31に信号が入力されることはな
く、遊技制御基板31の基本回路53にカードユニット
50の側から不正に信号が入力される余地はない。
【0051】なお、遊技制御基板31および賞球制御基
板37には、ソレノイドおよびモータやランプを駆動す
るための回路が搭載されているが、図では、それらの回
路は省略されている。
【0052】次に遊技機の動作についてフローチャート
に基づいて説明する。図5は、遊技制御基板31におけ
る基本回路53のメイン処理を示すフローチャートであ
る。上述したように、この処理は、定期リセット回路6
6が発するリセットパルスによって、例えば2ms毎に
起動される。基本回路53が起動されると、基本回路5
3は、まず、スタックポインタの指定アドレスをセット
するためのスタックセット処理を行う(S1)。次い
で、初期化処理を行う(S2)。初期化処理では、基本
回路53は、RAM55にエラーが含まれているか判定
し、エラーが含まれている場合には、RAM55を初期
化するなどの処理を行う。そして、表示制御基板80に
送出されるコマンドコードをRAM55の所定の領域に
設定する処理を行った後に(S3)、コマンドコードを
表示制御データとして出力する処理を行う(S4)。
【0053】次いで、ランプ制御基板35および音声制
御基板70に音声発生やLED点灯制御用の所定のコマ
ンドを送信するための処理を行うとともに、情報出力回
路64を介して、ホール管理用コンピュータに大当り情
報、始動情報、確率変動情報などのデータを送信するた
めの処理を行う(データ出力処理:S5)。また、パチ
ンコ遊技機1の内部に備えられている自己診断機能によ
って種々の異常診断処理が行われ、その結果に応じて必
要ならば警報が発せられる(エラー処理:S6)。
【0054】次に、遊技制御に用いられる各判定用乱数
を示す各カウンタを更新する処理を行う(S7)。S7
では、基本回路53は、判定用乱数としての大当り判定
用乱数等のカウントアップ(1加算)を行う。
【0055】次に、基本回路53は、特別図柄プロセス
処理を行う(S8)。特別図柄プロセス処理では、遊技
状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序で制御する
ための特別図柄プロセスフラグに従って該当する処理が
選び出されて実行される。そして、特別図柄プロセスフ
ラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。
また、普通図柄プロセス処理を行う(S9)。普通図柄
プロセス処理では、7セグメントLEDによる可変表示
器10を所定の順序で制御するための普通図柄プロセス
フラグに従って該当する処理が選び出されて実行され
る。そして、普通図柄プロセスフラグの値は、遊技状態
に応じて各処理中に更新される。さらに、基本回路53
は、スイッチ回路58を介して、ゲートスイッチ12、
始動口スイッチ17およびVカウントスイッチ22およ
びカウントスイッチ23の状態を入力し、各入賞口や可
変入賞球装置に対する入賞があったか否か判定する(S
10)。基本回路53は、さらに、停止図柄を決定する
等のための表示用乱数を更新する処理を行う(S11
0)。また、基本回路53は、賞球制御基板37との間
の信号処理を行う(S120)。すなわち、所定の条件
が成立すると賞球制御基板37に賞球個数信号を出力す
る。賞球制御基板37に搭載されている賞球制御用CP
U371は、賞球個数信号に応じて玉払出装置97を駆
動する。
【0056】その後、基本回路53は、再度定期リセッ
ト回路66からリセットパルスが与えられるまで、S1
30の表示用乱数更新処理を繰り返す。
【0057】次に、遊技盤6に設けられている入賞口に
打球が入賞したときの処理について図6〜図19を参照
して説明する。図6は、図4、図5に示された遊技制御
基板31における基本回路53のCPU56が実行する
始動口入賞口チェック処理を示すフローチャートであ
り、図7は、CPU56が実行する入賞チェック処理を
示すフローチャートであり、図8および図9は、CPU
56が実行する入賞球信号処理を示すフローチャートで
あり、図10は、入賞球信号処理中に実行されるエラー
表示処理を示すフローチャートである。図11〜図14
は、賞球制御基板37の賞球制御用CPU371が実行
する賞球モータ制御処理を示すフローチャートである。
また、図15は、賞球モータ制御処理中に実行されるエ
ラー処理を示すフローチャートである。そして、図16
〜図19は、入賞球信号処理時に遊技制御基板31およ
び賞球制御基板37に入出力される信号を示すタイミン
グ図である。なお、図16は賞球払出が正常に行われた
場合の例、図17は遊技制御基板31のCPU56が払
出個数不足と判断した場合の例、図18は遊技制御基板
31のCPU56が払出個数過多と判断した場合の例、
図19は入賞発生と玉貸し要求とが重なった場合の例を
示す。
【0058】まず、図6のフローチャートを参照して、
始動口入賞口チェック処理を説明する。CPU56は、
はじめに、第1種始動口スイッチカウンタがスイッチオ
ン判定値と一致しないか否か確認する(SA1)。第1
種始動口スイッチカウンタは、始動口スイッチ17の検
出信号の出力が継続することに伴って加算更新されるカ
ウンタである。第1種始動口スイッチカウンタがスイッ
チオン判定値と一致しない場合、すなわち、入力信号の
継続時間がまだ規定値に達していない場合には入力され
た信号がノイズ等の可能性があるために処理を終了す
る。一方、、第1種始動口スイッチカウンタがスイッチ
オン判定値と一致する場合には始動口スイッチ17が始
動入賞を検出したと判断してカウンタBを更新(+1)
する。なお、カウンタBは、前述したように始動口スイ
ッチ17の検出信号、すなわち、払出数=6個に対応す
る検出信号を記憶するカウンタである。次に、始動記憶
数をカウントする特別図柄入賞記憶カウンタが特別図柄
入賞記憶カウンタの最大値(=4)以上となっているか
否かを判断する(SA3)。最大値となっている場合に
は始動記憶することなく処理を終了する。最大値に達し
ていない場合には特別図柄入賞記憶カウンタを更新(+
1)する(SA4)。次に、新たに記憶した特別図柄入
賞記憶カウンタのカウント値に対応する特別図柄判定用
バンクアドレスを算出する(SA5)。次に、特別図柄
の可変表示時間を短縮するための変動短縮設定時間を、
一旦、変動短縮タイマバンクに設定する(SA6)。な
お、ここで設定された変動短縮設定時間は、後述のSA
11で評価される始動記憶数の多少に応じて通常の可変
表示時間に変更され得る。つまり、始動記憶数が多い場
合には設定がそのまま維持され、始動記憶数が少ない場
合には通常の可変表示時間に変更される。
【0059】次に、可変表示結果を大当りとするか否か
を決定するための特別図柄判定用乱数を抽出する(SA
7)。次に、可変表示途中にリーチを成立させるか否か
を決定するためのリーチ判定用乱数を抽出する(SA
8)。次に、SA7で抽出した特別図柄判定用乱数を特
別図柄判定用バンクに設定し、SA8で抽出したリーチ
判定用乱数をリーチ判定用バンクに設定する(SA
9)。次に、SA7で抽出した特別図柄判定用乱数を特
定図柄判定用バンクに設定する(SA10)。なお、特
別図柄判定用バンクとは、特別図柄判定用乱数に基づい
て大当りを発生させるか否か、確率変動を生じさせる確
変大当りを発生させるか否かを判定するバンクであり、
特定図柄判定用バンクとは、特別図柄判定用バンクによ
る判定結果に応じて停止図柄の種類を定めるために使用
されるバンクである。
【0060】次に、特別図柄判定処理を実行した後(S
A11)、処理を終了する。特別図柄判定処理では、特
定図柄判定用バンクおよび特別図柄判定用バンクの格納
値に基づいて可変表示装置8の可変表示結果が定められ
る。
【0061】次に、図7のフローチャートを参照して、
入賞チェック処理を説明する。CPU56は、まず、カ
ウントスイッチカウンタがスイッチオン判定値と一致し
ないか否か確認する(SB11)。カウントスイッチカ
ウンタは、カウントスイッチ23の検出信号の出力が継
続することに伴って加算更新されるカウンタである。カ
ウントスイッチカウンタがスイッチオン判定値と一致し
ない場合には後述のSB15に移行するが、一致する場
合にはカウントスイッチ23が入賞を検出したと判断し
てその旨を示すカウント通過フラグを設定する(SB1
2)。次に、遊技状態を示す特別図柄プロセスフラグ値
が大入賞口開放中を表わす値以外であるか否かが判断さ
れる(SB13)。大入賞口開放中を表わす値以外の場
合には後述のSB15に移行するが、大入賞口開放中を
表わす値の場合には、大入賞口入賞カウンタ更新処理を
実行する(SB14)。ここでは、先に設定されたカウ
ント通過フラグに基づいてカウンタAを加算更新する。
なお、カウンタAは、前述したようにVカウントスイッ
チ22およびカウントスイッチ23の検出信号、すなわ
ち、払出数=15個に対応する検出信号を記憶するカウ
ンタである。次に、Vカウントスイッチカウンタ(特定
領域カウントスイッチカウンタ)がスイッチオン判定値
と一致しないか否か確認する(SB15)。Vカウント
スイッチカウンタは、Vカウントスイッチ22の検出信
号の出力が継続することに伴って加算更新されるカウン
タである。Vカウントスイッチカウンタがスイッチオン
判定値と一致しない場合には後述のSB20に移行する
が、一致する場合にはVカウントスイッチ22が入賞を
検出したと判断する。そして、特別図柄プロセスフラグ
値が大入賞口開放中を表わす値以外であるか否かが判断
される(SB16)。大入賞口開放中を表わす値以外の
場合には後述のSB18に移行するが、大入賞口開放中
を表わす値の場合には、大入賞口入賞カウンタ更新処理
を実行する(SB17)。ここでは、Vカウントスイッ
チ22の検出信号に基づいてカウンタAを加算更新す
る。次に、可変入賞球装置19の繰返し継続制御の実行
回数を計数する継続回数カウンタが継続回数カウンタの
最終値(=16)以上となっているか否か判断する(S
B18)。最終値となっている場合には、後述のSB2
0に移行するが、最終値となっていない場合には打玉が
特定領域を通過したことを示す特定領域通過フラグを設
定する(SB19)。
【0062】次に、入賞口スイッチカウンタがスイッチ
オン判定値と一致しないか否か確認する(SB20)。
入賞口スイッチカウンタは、各入賞口スイッチ240
(240a,240b,240c,240d,240
e)の検出信号の出力が継続することに伴って加算更新
されるカウンタである。入賞口スイッチカウンタがスイ
ッチオン判定値と一致しない場合には処理が終了すが、
一致する場合には入賞口スイッチ240が入賞を検出し
たと判断してカウンタCを加算更新する(SB21)。
その後、処理を終了する。なお、カウンタCは、前述し
たように各入賞口スイッチ240の検出信号、すなわ
ち、払出数=10個に対応する検出信号を記憶するカウ
ンタである。
【0063】次に、図8〜図9のフローチャートを参照
して、入賞球信号処理を説明する。上述したように、入
賞球信号処理は2msに1回実行される。最初に、使用
される各タイマについて説明する。
【0064】(1) タイマT1:賞球カウントスイッ
チオフ時にセットされ、タイムアウトすると払出個数の
チェックが行われる。
【0065】(2) タイマT5:エラー検出時にセッ
トされ、タイムアウトするまでエラー表示が行われる。
【0066】(3) タイマT6:タイムアウトする度
に繰り返し再起動され、タイムアウト時に累積エラー同
数が所定回数を越えていたら復帰不能なエラーとなる。
入賞球信号処理において、遊技制御基板31におけるC
PU56は、まず、タイマT6がタイムアウトしたか否
か確認する(S11)。タイムアウトしていた場合に
は、賞球エラーカウンタの値をチェックする(S1
2)。賞球エラーカウンタの値が所定値を越えていた場
合には、エラー状態に入る(S13)。エラー状態で
は、基本回路53はホールト状態(HALT状態)にな
る。例えば、動作停止フラグをセットする。動作停止フ
ラグがセットされた場合には、例えば、図5に示された
初期化処理(S2)において、ホールト状態(例えば同
一番地にジャンプ)とされる。
【0067】タイマT6がタイムアウトしたときに、賞
球エラーカウンタの値が所定回を越えていなければ、賞
球エラーカウンタは初期化され(S14)、再度タイマ
T6がスタートされる(S15)。
【0068】後述するように、賞球エラーカウンタの値
は、賞球個数の過多が検出されるとカウントアップされ
る。したがって、所定時間内に(タイマT6のカウント
アップ時間内に)所定個数を越える賞球過多エラーが生
ずると、定期リセット信号によっても解除されない状態
になる。このように、賞球過多エラーが生じたときに直
ちにホールト状態とならず、頻繁に賞球過多エラーが生
じた場合にホールト状態となるように構成すると、一時
的的に生じ自然復旧するようなエラーでは遊技機は動作
不能状態にならない。また、頻繁に賞球過多エラーが生
ずる場合には点検等を要することが多いので、そのよう
な場合には遊技機が動作不能状態になるようにすること
ができる。
【0069】なお、ここでは、エラー発生とは無関係に
タイマT6をスタートさせタイマT6がタイムアウトす
る度に、時間T6における発生エラー数をチェックする
ようにしたが、エラーが発生するとタイマをスタートさ
せる等の他の監視方法を用いてもよい。要するに、所定
時間内に所定回を越えるエラーが発生したことを検出で
きれば、どのような監視方法を用いてもよい。
【0070】次に、賞球払出中フラグがオンしているか
否か確認する(S16)。オンしている場合には、S3
2に移行する。賞球払出中フラグがオンしていない場合
には、入賞が検出されているか否か確認する(S1
7)。具体的には、前述したRAM55のカウンタ(カ
ウンタA,B,C)が参照されて入賞が検出されている
か否かが判断される。入賞が検出されていなければ処理
を終了する。一方、入賞が検出されている場合には、以
下の優先順序に従って入賞に応じた賞球個数信号が出力
される。
【0071】まず、Vカウントスイッチ22またはカウ
ントスイッチ23で入賞が検出されたのか否かが判断さ
れる(S18)。具体的には、Vカウントスイッチ22
およびカウントスイッチ23の検出信号を記憶するため
のカウンタAに記憶値があるか否かが判断される。な
お、いずれかの入賞検出用スイッチのオンが確認された
時点は、図16においてS1およびS2で示されてい
る。
【0072】この実施の形態では、大入賞口を経た入賞
については15個の賞球を払出す。よって、Vカウント
スイッチ22またはカウントスイッチ23で入賞が検出
されていた(カウンタA>0)ときには賞球予定数に1
5を設定し(S25)、次いでカウンタAを更新(−
1)する(S26)。
【0073】Vカウントスイッチ22またはカウントス
イッチ23で入賞が検出されていない場合には、始動口
スイッチ17で入賞が検出されたのか否かが判断される
(S19)。具体的には、始動口スイッチ17の検出信
号を記憶するためのカウンタBに記憶値があるか否かが
判断される。この実施の形態では、始動口14を経た入
賞については6個の賞球を払出す。よって、始動口スイ
ッチ17で入賞が検出されていた(カウンタB>0)と
きには賞球予定数に6を設定し(S27)、次いでカウ
ンタBを更新(−1)する(S28)。
【0074】Vカウントスイッチ22、カウントスイッ
チ23、始動口スイッチ17のいずれによっても入賞が
検出されていない場合には、各入賞口スイッチ240の
いずれかで入賞が検出されたと判断できる。具体的に
は、各入賞口スイッチ240の検出信号を記憶するため
のカウンタCに記憶値があると判断できる。この実施の
形態では、一般入賞口24を経た入賞については10個
の賞球を払出すために、S19でNOと判断できる場合
には賞球予定数に10を設定し(S20)、次いでカウ
ンタCを更新(−1)する(S21)。
【0075】以上のように、遊技制御基板31は、複数
の入賞検出用スイッチから同時に検出信号が入力された
場合であっても、所定の優先順序に従って各検出信号に
対応する前記払出制御を行う。
【0076】その後、CPU56は、賞球予定数に応じ
た賞球個数信号を出力する(S22)。
【0077】以上のように、複数の入賞検出用スイッチ
から同時に検出信号が入力された場合の制御が容易とな
るように、所定の優先順序に従って各検出信号に対応す
る賞球個数信号が出力される。なお、賞球制御基板37
における賞球制御CPU371は、賞球個数信号で指定
された個数の賞球払出制御を行う。
【0078】次に、CPU56は、賞球払出中フラグを
オンして(S30)処理を終了する。なお、次に、入賞
球信号処理が実行されると、S16で賞球払出中フラグ
がオンしているので、S16からS32に移行する。
【0079】S32において、CPU56は、エラー表
示フラグがオンしているか否か確認する。オンしていれ
ば、S440に移行する。なお、エラー表示フラグにつ
いては後で説明する。エラー表示フラグがオンしていな
ければ、賞球カウントスイッチ(a)がオンしたか否か
を判断する(S33)。賞球カウントスイッチ(a)の
オンを検出すると、賞球カウントスイッチ(a)のオフ
を待ち(S34)、オフしたら賞球カウント数を+1す
る(S35)。
【0080】そして、タイマT1を起動する(S3
6)。タイマT1は、図16に示された賞球カウントス
イッチ(a)の出力がオンした後オフする度に起動また
は再スタートされる。なお、賞球カウントスイッチ
(a)および賞球カウントスイッチ(b)の出力は、実
際には賞球カウントスイッチ301A,301Bの出力
のオア(OR)をとったものに相当する。また、賞球カ
ウントスイッチ(a)の出力は遊技制御基板31の側で
の信号であり、賞球カウントスイッチ(b)の出力は賞
球制御基板37の側での信号であるが(図14参照)、
ともに賞球カウントスイッチ301A,301Bの出力
のオアをとったものである。
【0081】S33において賞球カウントスイッチ
(a)がオンしていなければ、タイマT1が動作中か否
か確認する(S37)。タイマT1が動作中でない場合
には処理を終了する。一方、タイマT1が動作中であれ
ば、CPU56は、タイマT1がタイムアウトしたか否
か確認する(S38)。タイムアウトしていなければ処
理を終了する。なお、次に、入賞球信号処理が実行され
ると、賞球払出中フラグがオンしているので、やはりS
16からS32に移行する。
【0082】タイマT1の値(起動時からタイムアウト
するまでの時間)は、正常に払出しが行われている場合
には払出周期(賞球カウントスイッチ(a)がオンして
から次にオンするまでの期間)よりも長く設定されてい
る。従って、正常に払出しが行われているときには、最
後の払出しを除いて、タイマT1がタイムアウトするよ
りも前に、次の賞球カウントスイッチ(a)のオン(S
33)が発生する。すなわち、正常に払出しが行われて
いるときには、タイマT1は、最後の払出しが行われた
後に初めてタイムアウトする。
【0083】S38において、タイマT1がタイムアウ
トすると、CPU56は、賞球カウント数と賞球予定数
とを比較する(S39)。正常に払出しが完了した場合
には、それらは一致する。従って、賞球個数信号をオフ
状態にし(S40)、賞球払出フラグをオフして処理を
終了する(S410)。なお、図16に示された例で
は、カウントスイッチ(カウントセンサ)23のオンに
基づいて上述した処理が行われ賞球個数信号がオフ状態
になったときには、既に始動口スイッチ(始動口セン
サ)17はオンしている(検知2回目)。よって、次
に、入賞球信号処理が実行されると、S11→S16→
S17と進み、直ちに始動口スイッチ17の検知2回目
が認識されて、上述した処理が再度実行される。
【0084】タイマT1がタイムアウトしたときに賞球
カウント数と賞球予定数とが一致していなかった場合に
は、CPU56は、どちらが多いのかチェックする(S
420)。賞球カウント数が賞球予定数に満たない場
合、すなわち払出不足と判断される場合には、処理を終
了する。従って、賞球個数信号のオン状態が総統され、
賞球払出フラグもオンのままである。なお、この状態
は、図17に「賞球動作1回目」で示された部分のT1
タイムアウトの時点に相当する。
【0085】後で詳しく説明するが、賞球制御用CPU
371は、所定個数の払出しが完了したと認識して賞球
モータ289Aを停止させた後に所定時間が経過しても
賞球個数信号がオフしない場合には、さらに1個の賞球
払出制御を行う。すなわち、再度賞球カウントスイッチ
(a)がオンする。
【0086】次に、入賞球信号処理が実行されると、賞
球払出中フラグがオンしているので、S16からS32
に移行する。そして、S33で賞球カウントスイッチ
(a)のオンが検出された後に賞球カウントスイッチ
(a)がオフすると、CPU56は、賞球カウント数を
十1する(S35)。そして、タイマT1を再スタート
する(S36)。そして、S38でタイマT1のタイム
アウトが検知されると、賞球カウント数と賞球予定数と
が再度比較される(S39)。ここで一致すれば、たと
えば図16に示す「検知1回目」に基づく賞球払出処理
は完了する。
【0087】一方、図17ではタイマT1の1回目のタ
イムアウトがQ1の時点として示されている。従って、
図17には、この時点でも賞球カウント数が賞球予定数
に満たない例が示されていることになる。その場合に
は、CPU56は、再び、賞球個数信号をオフ状態にせ
ず、かつ、賞球払出フラグをオフせずに処理を終了す
る。すると、賞球制御用CPU371は、所定時間が経
過しても賞球個数信号がオフしないことを認識して、再
度1個の賞球払出制御を行う。CPU56は、その払出
しに基づく賞球カウントスイッチ(a)のオンおよびオ
フを検出して、賞球カウント数を+1し(S35)、タ
イマT1を起動する(S36)。そして、タイマT1の
タイムアウト時に、再び賞球カウント数と賞球予定数と
を比較する。ここで一致すれば「検知1回目」に基づく
賞球払出処理は完了する。図17ではこの時点のタイマ
T1のタイムアウトがQ2として示されている。すなわ
ち、この時点で賞球払出処理が完了した例が示されてい
る。
【0088】S420において、賞球カウント数が賞球
予定数よりも多い場合、すなわち払出過多と判断される
場合には、賞球個数信号をオフ状態にし(S430)、
エラー表示処理を行う(S440)。なお、この状態
は、図18に「賞球動作1回目」で示された部分のT1
タイムアウトの時点に相当する。
【0089】図10は、エラー表示処理の一例を示すフ
ローチャートである。エラー表示処理において、CPU
56は、まず、タイマT5が動作中であるかどうか確認
する(S41)。動作中でなければ、エラー表示フラグ
をオンし(S42)、エラー表示要求をセットする(S
43)。そして、タイマT5を起動する(S44)。ま
た、賞球エラーカウンタの値を+1する(S45)。賞
球エラーカウンタの値は、S12でチェックされ、所定
時間内にその値が所定値を越えると自動復旧しない完全
エラー状態とされる。なお、エラー表示要求がセットさ
れると、例えば、図5に示された表示制御データ設定処
理(S3)および表示制御データ出力処理(S4)にお
いて、可変表示装置8にエラー表示がなされるように制
御されたり、データ出力処理(S5)においてスピーカ
27からエラー報知音が発生されるように制御されたり
する。
【0090】そして、遊技状態が通常状態であるならば
(S46)、ホールト状態になる。通常状態とは、大当
り遊技状態および可変表示部9に可変表示がなされてい
る状態以外の状態である。なお、ホールト状態は、定期
リセット信号によっても解除されない遊技制御停止状態
であり、遊技機の電源がオフされ、電源再投入によって
解除される。
【0091】S41においてタイマT5が動作中である
場合には、CPU56は、タイマT5がタイムアウトし
ているか否か確認する(S47)。タイムアウトした場
合には、エラー表示要求をリセットするとともに(S4
8)、エラー表示中フラグをオフする(S49)。ま
た、賞球払出フラグをオフする(S50)。よって、遊
技機は、再度入賞球検出と賞球払出制御を行える状態に
復帰する。なお、エラー表示フラグがオンしているとき
には、遊技進行は中断されている。
【0092】以上のように、この実施の形態では、遊技
制御基板31における基本回路53のCPU56が、実
際の払出数が賞球予定数を越えたと判断したら、遊技制
御が中断され、エラー報知がなされる。そして、タイマ
T5がタイムアウトしたら正常遊技状態に復帰する。ま
た、そのようなエラー状態の発生が所定期間内に所定回
を越えた場合には、電源断によらなければ復帰しない完
全エラー状態とされる。さらに、例えば大当たり中や確
率変動中等の遊技者にとって有利な状態となっていない
通常状態では、直ちに完全エラー状態とされる。
【0093】図11〜図14は、賞球モータ制御処理を
示すフローチャートである。最初に、使用される各タイ
マについて説明する。
【0094】(1) タイマT2:払出予定数までの払
出しが完了したと判断されたときにセットされ、タイム
アウトしたときに賞球個数信号がオフしていなければ、
さらに1個の払出制御が行われる。なお、遊技制御基板
31の側で用いられるタイマ1、1との関係は、T1<
T2である。
【0095】(2) タイマT11:賞球モータ289
Aを駆動開始したとき、または1個の賞球払出が終了し
たときにセットされ、タイムアウトすると賞球モータ位
置センサ300Aのエラーとされる。すなわち、賞球モ
ータ位置センサ300Aのオンチェックタイマである。
【0096】(3) タイマT12:賞球モータ位置セ
ンサ300Aがオンするとセットされ、タイムアウトす
ると賞球モータ位置センサ300Aのエラーとされる。
すなわち、賞球モータ位置センサ300Aのオフチェッ
クタイマである。
【0097】(4) タイマT13:賞球モータ位置セ
ンサ300Aがオフするとセットされ、賞球かフントス
イッチ(b)がオンしないとタイムアウトしエラーと判
定される (5) タイマT14:賞球カウントスイッチ(b)が
オンするとセットされ、賞球カウントスイッチ(b)が
オフしないとタイムアウトしエラーと判定される。
【0098】賞球制御用CPU371は、カードユニッ
ト50から玉貸し要求信号を受けると(S51)、玉貸
しモータ289Cを駆動して所定個数の貸し玉の払出し
を行う(S62)。従って、図19に示すように、カー
ドユニット50から玉貸し要求信号を受けた場合には、
賞球制御用CPU371は玉貸し動作に専念するため
に、遊技制御基板31からの賞球個数信号に基づく賞球
要求は待たされる。上述したように、玉払出装置97に
おいて賞球機構部分と玉貸機構部分とは別個に設けられ
ているので同時動作させることも可能であるが、この実
施の形態のように、一時には片方のみを制御することに
よって玉払出制御は複雑化しない。
【0099】玉貸し要求信号を受けていない場合には、
賞球制御用CPU371は、賞球個数信号が出力されて
いるか否か確認する(S52)。賞球個数信号が出力さ
れていれば、賞球個数信号が示す数を払出予定数に設定
するとともに(S53)、賞球モータ289Aを駆動開
始する(S54)。なお、払出予定数は、賞球制御用マ
イクロコンピュータにおけるRAM領域に設定される。
そして、賞球制御用CPU371は、タイマT11を起
動する(S55)。
【0100】その後、賞球制御用CPU371は、賞球
モータ位置センサ300Aがオンするのを待つ(S5
6)。オンする前にタイマT11がタイムアウトすると
エラー処理に移行する(S63,S64)。賞球モータ
位置センサ300Aがオンすると、タイマT11を停止
して(S57)、タイマT12を起動する(S58)。
その後、賞球制御用CPU371は、賞球モータ位置セ
ンサ300Aがオフするのを待つ(S59)。オフする
前にタイマT12がタイムアウトするとエラー処理に移
行する(S65,S66)。
【0101】賞球モータ位置センサ300Aがオフする
と、タイマT12を停止して(S60)、タイマT13
を起動する(S61)。そして、賞球カウントスイッチ
(b)がオンするのを待つ(S71)。既に説明したよ
うに、賞球カウントスイッチ(b)の出力は、実際には
賞球カウントスイッチ301A,301Bの出力のオア
(OR)をとったものに相当する。従って、どちらの賞
球カウントスイッチ301A,301Bがオンしても、
賞球カウントスイッチ(b)の出力はオン状態になる。
賞球カウントスイッチ(b)の出力がオンする前にタイ
マT13がタイムアウトするとエラー処理に移行する
(S82,S83)。
【0102】賞球カウントスイッチ(b)の出力がオン
状態になると、タイマT13を停止して(S72)、タ
イマT14を起動する(S73)。そして、賞球カウン
トスイッチ(b)がオフするのを待つ(S74)。賞球
カウントスイッチ(b)がオフする前にタイマT14が
タイムアウトするとエラー処理に移行する(S84,S
85)。タイマT14がタイムアウトする前に賞球カウ
ントスイッチ(b)がオフした場合には、タイマT14
を停止して(S75)、賞球個数カウンタを+1する
(S76)。
【0103】以上の処理によって、賞球モータ289A
を駆動しているときに、所定時間内に賞球モータ位置セ
ンサ300Aがオンしなかったりオフしなかった場合に
は、エラーと判定される。賞球モータ位置センサ300
Aがオンしなかったりオフしなかった場合には、賞球機
構部分の玉繰出用スクリューが回転しなかったり、玉詰
まりが生じて玉繰出用スクリューの回転が阻害されてい
る場合等が考えられるからである。
【0104】また、賞球モータ位置センサ300Aの出
力が正常であるにもかかわらず、賞球機構部分の下手側
に設けられている賞球カウントスイッチ301A,30
1B(=賞球カウントスイッチ(b))がオンしなかっ
た場合には、賞球カウントスイッチ301A,301B
の故障等が考えられるので、やはりエラーと判定され
る。そして、賞球カウントスイッチ(b)がオフしなか
った場合には、賞球カウントスイッチ301A,301
Bの近傍で玉詰まりが生じている等が考えられるので、
やはりエラーと判定される。
【0105】S76において賞球個数カウンタを+1す
ると、賞球制御用CPU371は、賞球個数カウンタの
値と払出予定数とを比較する(S77)。賞球個数カウ
ンタの値が払出予定数に達していなければ、次の賞球を
払出すためにS55に戻る。賞球個数カウンタの値と払
出予定数とが一致すれば、遊技制御基板31からの賞球
個数信号で指令された個数の賞球の払出制御が完了した
ことになるので、賞球モータ289Aの駆動を停止する
(S78)。
【0106】遊技制御基板31における基本回路53の
CPU56は、賞球カウントスイッチ301A,301
Bの出力すなわち賞球カウントスイッチ(a)の出力を
監視している。上述したように賞球制御基板37の賞球
制御用CPU371も賞球カウントスイッチ301A,
301Bの出力を導入して賞球カウントスイッチ(b)
の出力として監視しているのであるが、両者で監視する
ことによって、賞球の払出制御はより確実になる。例え
ば、賞球カウントスイッチ301A,301Bから賞球
制御基板37に至るケーブルにノイズがのって凛球カウ
ントスイッチ(b)の出力に誤りが生じても、正しく払
出制御を実行することができる。
【0107】例えば、図17に示されたように、実際に
は(払出予定数−2)個の賞球しか払出されていないに
もかかわらず賞球制御用CPU371が払出予定数まで
払出して賞球モータ289Aを停止してしまったような
場合であっても、遊技制御基板31におけるCPU56
の制御によって不足の2個を払出すことができる。その
ような制御を行うために、CPU56は、タイマT1を
用いて、タイマT1がタイムアウトしたときに賞球カウ
ントスイッチ(a)のオン同数が賞球予定数に一致した
かどうか確認していた。そして、実際の払出数が不足し
ていると判断した場合には、賞球個数信号をオフ状態に
しないことによって、払出数の不足を賞球制御基板37
に伝えていた。
【0108】そこで、賞球制御用CPU371は、T1
よりも長い時間でタイムアウトするタイマT2を用い
て、払出数の不足が伝えられるのかどうか監視する。す
なわち、賞球制御用CPU371は、タイマT2を起動
し(S79)、賞球個数信号がオフするか否か確認する
(S80)。タイマT2がタイムアウトする前に賞球個
数信号がオフすれば、遊技制御基板31のCPU56が
賞球カウントスイッチ(a)のオン回数が賞球予定数に
一致したことを確認したことになるので、タイマT2を
停止して(S81)、初期状態であるS51に戻る。
【0109】しかし、賞球個数信号がオフする前にタイ
マT2がタイムアウトした場合には(S86)、遊技制
御基板31のCPU56が、実際の払出数が不足してい
ると判断したことになる。そこで、賞球制御用CPU3
71は、賞球モータ289Aを再度起動して(S9
0)、1個の賞球を払出す。具体的には、タイマT11
およびタイマT12を用いて監視しつつ賞球モータ位置
センサ300Aのオンおよびオフを確認した後(S91
〜S96)、タイマT13を用いて監視しつつ賞球カウ
ントスイッチ(b)がオンするのを待つ(S97,S1
11,S116,S117)。
【0110】賞球カウントスイッチ(b)がオンした
ら、タイマT13を停止した後(S112)、タイマT
14を用いて監視しつつ賞球カウントスイッチ(b)が
オフするのを待つ(S114,S118,S119)。
そして、賞球カウントスイッチ(b)の出力がオフ状態
になると、タイマT14を停止して(S115)、S7
8に移行する。よって、賞球モータ289Aが停止され
(S78)、賞球個数信号のオフを監視するためのタイ
マT2が起動される(S79)。
【0111】以上のように、賞球制御基板37におい
て、賞球制御用CPU371は、遊技制御基板31から
の賞球個数信号で指定された個数の賞球を、動作量検出
手段としての賞球モータ位置センサ300Aの出力を用
いて払出す。そして、遊技制御基板31から、賞球個数
信号をオフ状態にしないことによって払出数の不足が通
知されると1個の払出しを行い、それでも賞球個数信号
がオフ状態にならないことによって払出数がまだ不足し
ているが通知されるとさらに1個の払出しを行う。この
ような制御が、賞球個数信号がオフ状態になるまで、賞
球モータ289Aの駆動を断続的に行うことにより繰り
返される。すなわち、遊技制御基板31のCPU56が
正しい個数の払出しが行われたことを確認するまで繰り
返される。さらに、複数の不足分の払出しを行う場合
に、払出しが行われる間隔が通常の払出間隔よりも長く
設定されている。
【0112】図15は、S212のエラー処理の一例を
示すフローチャートである。この例では、賞球制御用C
PU371は、エラー種類に応じたコードをエラー表示
用LED374(図4参照)に表示するとともに(S1
20)、ブザー基板75に対してブザーを鳴動させる指
示を出す(S121)。その後、賞球制御用CPU37
1は、ホールト状態になる。
【0113】次に,以上説明した実施形態の変形例や特
徴点を以下に列挙する。 (1) 各種スイッチ240,17,22,23の検出
信号の入力に基づいて順次賞球の払出制御が行われてい
る途中に停電が発生した場合に備えて、遊技制御基板3
1にバックアップ用の電源を設けてもよい。パチンコ遊
技機1により、打玉を打込んで遊技が行われる弾球遊技
機が構成されている。
【0114】(2) 各遊技盤6に形成された各入賞口
に対応して入賞検出用スイッチを設けたが、賞球の払出
数が同一の入賞口(たとえば一般入賞口24a〜24
e)については、共通の入賞検出用スイッチで検出する
ように構成してもよい。たとえば、遊技盤6の裏面側に
一般入賞口24a〜24eに入賞した玉を回収する回収
ケースを設け、この回収ケース下方に入賞検出用スイッ
チを設けることが考えられる。なお、回収ケース下方の
入賞検出用スイッチで検出された玉は、玉流下樋の形成
された機構板に案内する。
【0115】(3) 従来の遊技機では、入賞口に進入
した玉は、仮に入賞口に対応して設けられた入賞検出用
スイッチで検出されなかったとしても、遊技盤裏面の玉
合流樋に設けられた全入賞玉検出器でまとめて検出さ
れ、入賞玉として扱われる。このため、たとえば、可変
入賞球装置のいわゆる10カウントスイッチを遊技店が
故意に引抜くなどの不正行為を行い、規定数を越える入
賞を可能にする場合があった。しかしながら、この実施
形態では、各入賞口に進入した玉は各入賞口に対応して
設けられた入賞検出用スイッチで検出されない限り、入
賞玉としては扱われないため、この種の不正行為を効果
的に防止できる。
【0116】(4) 今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
【0117】
【課題を解決するための手段の具体例】パチンコ遊技機
1により、入賞に応じて払出される遊技結果価値の大き
さ別に分類可能な複数種類の入賞領域が形成された遊技
機が構成されている。始動口14、可変入賞球装置19
内の特定入賞領域と通常入賞領域、一般入賞口24(2
4a,24b,24c,24d,24e)により、入賞
に応じて払出される遊技結果価値の大きさ別に分類可能
な前記複数種類の入賞領域が構成されている。賞球によ
り前記遊技結果価値が構成されている。
【0118】始動口スイッチ17、Vカウントスイッチ
22、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ240
(240a,240b,240c,240d,240
e)により、前記複数種類の入賞領域へのすべての入賞
を検出するための複数の入賞検出手段が構成されてい
る。賞球制御基板37により、所定の払出制御信号に基
づいて払出装置を駆動して前記払出制御信号に対応する
大きさの遊技結果価値を払出す制御を行う払出制御手段
が構成されている。玉払出装置97により、前記払出装
置が構成されている。賞球個数信号により、前記払出制
御信号が構成されている。遊技制御基板31、図8のフ
ローチャートのS17〜S22、S25〜S28によ
り、前記入賞領域の種類に対応して払出すべき遊技結果
価値の大きさが記憶された記憶部を有し、前記入賞検出
手段の検出信号のみに基づいて入賞の有無と払出すべき
遊技結果価値の大きさとを判別し判別結果に対応する前
記払出制御信号を出力可能な遊技制御手段が構成されて
いる。ROM54により、前記記憶部が構成されてい
る。
【0119】図2により、前記入賞検出手段は、各入賞
領域に対応して前記入賞領域が形成された遊技盤側に設
けられていることが開示されている。図8のフローチャ
ートのS17〜S22、S25〜S28により、前記遊
技制御手段は、複数の前記入賞検出手段から同時に前記
検出信号が入力された場合、所定の優先順序に従って各
検出信号に対応する前記払出制御信号を前記払出制御手
段に出力することが開示されている。
【0120】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、前記複数種類の入賞領域への入賞が漏れな
く検出され、その検出信号のみに基づいて入賞の有無と
払出すべき遊技結果価値の大きさとが判別されて判別結
果に対応する払出制御信号が払出制御手段へ出力される
ために、入賞の発生後、遊技結果価値の払出しを速やか
に行うことが可能になる。
【0121】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、入賞領域の形成された遊技盤側で各入賞領
域毎に入賞が検出されるために、入賞をより早期の段階
で検出でき、より一層、遊技結果価値の払出しを速やか
に行うことが可能になる。
【0122】請求項3に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、複数の入賞検出手段から同時に検出信号が
入力された場合であっても、各検出信号に対応する払出
制御信号を出力する順序が予め定められているため、払
出制御信号の出力に関する制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機およびこれに対応して設置され
たカードユニットの正面図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の制御に用いられる各種制御基
板およびそれに関連する構成要素を示すブロック図であ
る。
【図4】パチンコ遊技機の制御に用いられる各種制御基
板およびそれに関連する構成要素を示すブロック図であ
る。
【図5】遊技制御基板の基本回路のメイン処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】始動口入賞口処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】入賞チェック処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】入賞球信号処理を示すフローチャートである。
【図9】入賞球信号処理を示すフローチャートである。
【図10】エラー表示処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】賞球モータ制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】賞球モータ制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】賞球モータ制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図14】賞球モータ制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図15】エラー処理を示すフローチャートである。
【図16】正常な入賞球信号処理時の遊技制御基板およ
び賞球制御基板に入出力される信号を示すタイミング図
である。
【図17】払出個数不足の場合の入賞球信号処理時の遊
技制御基板および賞球制御基板に入出力される信号を示
すタイミング図である。
【図18】払出個数過多の場合の入賞球信号処理時の遊
技制御基板および賞球制御基板に入出力される信号を示
すタイミング図である。
【図19】入賞発生と玉貸し要求とが重なった場合の遊
技制御基板および賞球制御基板に入出力される信号を示
すタイミング図である。
【符号の説明】
1はパチンコ遊技機、6は遊技盤、14は始動口、19
は可変入賞球装置、17は始動口スイッチ、22はVカ
ウントスイッチ、23はカウントスイッチ、24(24
a,24b,24c,24d,24e)は一般入賞口、
31は遊技制御基板(主基板)、37は賞球制御基板、
53は基本回路、55はRAM、56はCPU、97は
玉払出装置、240(240a,240b,240c,
240d,240e)は一般入賞口に設けられた入賞口
スイッチである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月16日(1999.11.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞に応じて払出される遊技結果価値の
    大きさ別に分類可能な複数種類の入賞領域が形成された
    遊技機であって、 前記複数種類の入賞領域へのすべての入賞を検出するた
    めの複数の入賞検出手段と、 所定の払出制御信号に基づいて払出装置を駆動して前記
    払出制御信号に対応する大きさの遊技結果価値を払出す
    制御を行う払出制御手段と、 前記入賞領域の種類に対応して払出すべき遊技結果価値
    の大きさが記憶された記憶部を有し、前記入賞検出手段
    の検出信号のみに基づいて入賞の有無と払出すべき遊技
    結果価値の大きさとを判別し判別結果に対応する前記払
    出制御信号を出力可能な遊技制御手段とを含み、 前記複数の入賞検出手段は、前記検出信号を入賞のあっ
    た前記入賞領域の種類を特定可能な態様で前記遊技制御
    手段に出力することを特徴とする、請求項1に記載の遊
    技機。
  2. 【請求項2】 前記入賞検出手段は、各入賞領域に対応
    して前記入賞領域が形成された遊技盤側に設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技制御手段は、複数の前記入賞検
    出手段から同時に前記検出信号が入力された場合、所定
    の優先順序に従って各検出信号に対応する前記払出制御
    信号を前記払出制御手段に出力することを特徴とする、
    請求項1に記載の遊技機。
JP22815498A 1998-08-12 1998-08-12 遊技機 Expired - Fee Related JP4266246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22815498A JP4266246B2 (ja) 1998-08-12 1998-08-12 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22815498A JP4266246B2 (ja) 1998-08-12 1998-08-12 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000051502A true JP2000051502A (ja) 2000-02-22
JP4266246B2 JP4266246B2 (ja) 2009-05-20

Family

ID=16872082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22815498A Expired - Fee Related JP4266246B2 (ja) 1998-08-12 1998-08-12 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4266246B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001231928A (ja) * 1999-12-14 2001-08-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機の制御装置
JP2001232002A (ja) * 1999-12-14 2001-08-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008284399A (ja) * 2008-09-02 2008-11-27 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010155129A (ja) * 1999-12-14 2010-07-15 Sanyo Product Co Ltd 遊技機の制御装置
JP2010227711A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227710A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227708A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227712A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227714A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227713A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010259829A (ja) * 2010-07-23 2010-11-18 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2014223443A (ja) * 2014-07-15 2014-12-04 株式会社三共 遊技用システム
WO2015030111A1 (ja) 2013-08-28 2015-03-05 国立大学法人岐阜大学 人工多能性幹細胞の作製方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04367681A (ja) * 1991-06-17 1992-12-18 J T:Kk パチンコ玉の送り出し制御装置
JPH05277247A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Sankyo Kk 遊技機
JPH067536A (ja) * 1992-06-26 1994-01-18 Sophia Co Ltd パチンコ遊技機
JPH0671028A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH0780145A (ja) * 1993-09-13 1995-03-28 Sophia Co Ltd 遊技機の集中管理装置
JPH0966148A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Takeya Co Ltd パチンコ機の賞品球払出装置
JPH11319279A (ja) * 1998-05-11 1999-11-24 Daiichi Shokai Co Ltd 弾球遊技機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04367681A (ja) * 1991-06-17 1992-12-18 J T:Kk パチンコ玉の送り出し制御装置
JPH05277247A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Sankyo Kk 遊技機
JPH067536A (ja) * 1992-06-26 1994-01-18 Sophia Co Ltd パチンコ遊技機
JPH0671028A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH0780145A (ja) * 1993-09-13 1995-03-28 Sophia Co Ltd 遊技機の集中管理装置
JPH0966148A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Takeya Co Ltd パチンコ機の賞品球払出装置
JPH11319279A (ja) * 1998-05-11 1999-11-24 Daiichi Shokai Co Ltd 弾球遊技機

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4605309B2 (ja) * 1999-12-14 2011-01-05 株式会社三洋物産 遊技機
JP2001232002A (ja) * 1999-12-14 2001-08-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010155129A (ja) * 1999-12-14 2010-07-15 Sanyo Product Co Ltd 遊技機の制御装置
JP2010155128A (ja) * 1999-12-14 2010-07-15 Sanyo Product Co Ltd 遊技機の制御装置
JP4556272B2 (ja) * 1999-12-14 2010-10-06 株式会社三洋物産 遊技機
JP4686815B2 (ja) * 1999-12-14 2011-05-25 株式会社三洋物産 遊技機
JP4605308B2 (ja) * 1999-12-14 2011-01-05 株式会社三洋物産 遊技機
JP2001231928A (ja) * 1999-12-14 2001-08-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機の制御装置
JP2008284399A (ja) * 2008-09-02 2008-11-27 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227708A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227714A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227713A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010259829A (ja) * 2010-07-23 2010-11-18 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227712A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227710A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010227711A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sophia Co Ltd 遊技機
WO2015030111A1 (ja) 2013-08-28 2015-03-05 国立大学法人岐阜大学 人工多能性幹細胞の作製方法
JP2014223443A (ja) * 2014-07-15 2014-12-04 株式会社三共 遊技用システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4266246B2 (ja) 2009-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4266246B2 (ja) 遊技機
JP2000116887A (ja) 遊技機
JP4318778B2 (ja) パチンコ機の賞球払出装置
JP2916204B2 (ja) 弾球遊技機
JP2772789B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001046706A (ja) 遊技機
JP4393634B2 (ja) 遊技機
JP4052501B2 (ja) 遊技機
JP2821425B2 (ja) 弾球遊技機
JP2916863B2 (ja) パチンコ遊技機の入賞装置
JP3096255B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001104558A (ja) 遊技機
JP2002272959A (ja) 遊技機
JP2004174099A (ja) 弾球遊技機
JP2700917B2 (ja) 弾球遊技機
JP2000300764A (ja) 遊技機
JP2002233632A (ja) 遊技機
JP4620090B2 (ja) 遊技機
JP4459949B2 (ja) 遊技機
JPH1043380A (ja) 弾球遊技機
JP3244473B2 (ja) 遊技機
JP4460012B2 (ja) 遊技機
JP4620092B2 (ja) 遊技機
JP2000116888A (ja) 遊技機
JP2002272954A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees