JP2001228594A - ロール状フイルムの搬送装置および洗浄装置、並びにロール状フイルムの搬送方法および回収方法 - Google Patents

ロール状フイルムの搬送装置および洗浄装置、並びにロール状フイルムの搬送方法および回収方法

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JP2001228594A
JP2001228594A JP2000035098A JP2000035098A JP2001228594A JP 2001228594 A JP2001228594 A JP 2001228594A JP 2000035098 A JP2000035098 A JP 2000035098A JP 2000035098 A JP2000035098 A JP 2000035098A JP 2001228594 A JP2001228594 A JP 2001228594A
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JP
Japan
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film
roller
roll
rollers
roller row
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JP2000035098A
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English (en)
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Takahito Kikukawa
敬人 菊川
Akira Nakazawa
章 中澤
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Panac Industries Inc
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Panac Industries Inc
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用済みロール状フイルムをチップ状に裁断
することなく回収する。 【解決手段】 複数のローラーを並べた第1ローラー列
と、第1ローラー列の下に配置されている複数のローラ
ーを並べた第2ローラー列とからなり、第1ローラー列
の上に第2ローラー列が配置される状態から第1ローラ
ー列の下に第2ローラー列が配置される状態まで、第2
ローラー列を上下に昇降させる昇降装置が設けられてい
るロール状フイルムの搬送装置を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状フイルム
を屈曲させながら複数のローラー間を搬送するための搬
送装置および搬送方法に関する。さらに、本発明は、搬
送装置を応用したロール状フイルムの洗浄装置、および
搬送方法を利用したロール状フイルムの回収方法にも関
する。
【0002】
【従来の技術】ロール状フイルム(ロール状のプラスチ
ックフイルムや金属フイルム)は、そのまま使用するよ
りも、支持体としてその上に様々な機能層を設けて使用
する場合が多い。ロール状フイルムの表面に設けられる
層については、特開昭52−138131号および特開
平8−146560号の各公報に記載がある。使用済み
のロール状フイルムを回収するためには、ロール状フイ
ルムの表面に設けられる層を洗浄によって除去する必要
がある。従来の洗浄装置(例えば、特開平5−8228
号公報記載)は、ロール状フイルムをチップに裁断し、
チップを洗浄槽内で処理液と共に攪拌するための装置で
あった。洗浄後のチップは、さらに水洗および乾燥して
回収する。ロール状フイルムを再生するためには、回収
したチップを再び溶解または溶融して、ロール状フイル
ムを形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】使用済みロール状フイ
ルムを、チップに裁断することなく洗浄して、ロール状
フイルムのまま回収できれば、非常に効率が良い。しか
し、それを実現するためには解決すべき課題がある。ま
ず、ロール状フイルムの洗浄において、チップを洗浄槽
内で攪拌する場合と同様の洗浄効果を得るためには、洗
浄槽内でロール状フイルムを長い距離をかけて搬送する
必要がある。洗浄槽内で長い距離をかけて搬送するため
には、一般に、洗浄槽内に多数のローラーを配置して、
ロール状フイルムを屈曲させながらローラー間を搬送す
る。具体的には、複数のローラーを並べた第1ローラー
列と同様の第2ローラー列とを平行に配置して、ロール
状フイルムを第1ローラー列のローラーと第2ローラー
列のローラーとに交互に接触させながら搬送する。
【0004】しかし、搬送装置を稼動させる前に、ロー
ル状フイルムを屈曲させながら多数のローラー間を通し
ておく必要がある。このロール状フイルムの設定は、手
動か半自動で行う必要がある。そして、ロール状フイル
ムには様々な種類があるため、ロール毎に設定し直す
(一つのロールの洗浄処理が終了後、別のロールを設定
し、それから改めて洗浄処理を開始する)必要がある。
従って、ロール状フイルムの搬送装置への設定には、多
くの手間と時間を要する。さらに、ロール状フイルムに
は、サイズが大きいもの(例えば、印刷版用リスフイル
ム)もあり、手動あるいは半自動では取り扱いも困難で
あった。以上の理由から、ロール状フイルムの回収は、
フイルムを裁断しチップにして行うことが好ましい考え
られており、実際にもチップとして洗浄処理する以外の
方法は採用されていなかった。
【0005】本発明の目的は、使用済みロール状フイル
ムをチップ状に裁断することなく回収することである。
別の本発明の目的は、ロール状フイルムをチップ状に裁
断することなく洗浄することである。さらに別の本発明
の目的は、ロール状フイルムを屈曲させながら複数のロ
ーラー間を搬送する方法を改善することである。さらに
また別の本発明の目的は、ロール状フイルムを屈曲させ
ながら多数のローラー間を通す設定を、自動的に行うこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記
(1)〜(3)のロール状フイルムの搬送装置、下記
(4)のロール状フイルムの洗浄装置、下記(5)のロ
ール状フイルムの搬送方法および下記(6)〜(7)の
ロール状フイルムの回収方法により達成された。 (1)複数のローラーを並べた第1ローラー列と、第1
ローラー列の下に配置されている複数のローラーを並べ
た第2ローラー列とからなり、ロール状フイルムを第1
ローラー列のローラーと第2ローラー列のローラーとに
交互に接触させながら搬送するロール状フイルムの搬送
装置であって、第1ローラー列の上に第2ローラー列が
配置される状態から第1ローラー列の下に第2ローラー
列が配置される状態まで、第2ローラー列を上下に昇降
させる昇降装置が設けられていることを特徴とするロー
ル状フイルムの搬送装置。 (2)第1ローラー列のローラーが、それぞれフイルム
の搬送方向にのみ回転するように回転方向が制御されて
おり、そして、第2ローラー列のローラーが、それぞれ
動力により駆動可能な駆動ローラーである(1)に記載
のロール状フイルムの搬送装置。 (3)第1ローラー列のローラーが、それぞれフイルム
の搬送方向にのみ回転するように回転方向が制御されて
おり、そして、第2ローラー列のローラーが、それぞれ
自由に回転できる搬送ローラーである(1)に記載のロ
ール状フイルムの搬送装置。
【0007】(4)洗浄槽および洗浄槽内に配置される
ロール状フイルムの搬送装置からなるロール状フイルム
の洗浄装置であって、ロール状フイルムの搬送装置が
(1)乃至(3)のいずれか一つに記載の装置であるこ
とを特徴とするロール状フイルムの洗浄装置。 (5)ロール状フイルムからその先端を引き出し、複数
のローラーを並べた第1ローラー列の上を通してから、
先端を固定する工程、ロール状フイルムからフイルムを
引き出しながら、第1ローラー列の上に配置されている
複数のローラーを並べた第2ローラー列を、第1ローラ
ー列の下に第2ローラー列が配置される状態まで下降さ
せ、これによりフイルムを第1ローラー列のローラーと
第2ローラー列のローラーとに交互に接触させる工程、
そして、固定されていたフイルムの先端を解放し、ロー
ル状フイルムからフイルムを引き出しながら、フイルム
を第1ローラー列のローラーと第2ローラー列のローラ
ーとに交互に接触させながら搬送する工程からなるロー
ル状フイルムの搬送方法。 (6)使用済みロール状フイルムをチップ状に裁断する
ことなく洗浄して、ロール状フイルムを回収することを
特徴とするロール状フイルムの回収方法。 (7)洗浄漕内で使用済みロール状フイルムを請求項5
に記載の方法で搬送することにより、使用済みロール状
フイルムをチップ状に裁断することなく洗浄して、ロー
ル状フイルムを回収することを特徴とするロール状フイ
ルムの回収方法。
【0008】
【発明の効果】本発明者は研究の結果、上記(1)のロ
ール状フイルムの搬送装置の作製に成功した。上記
(1)の搬送装置を用いると、自動的にロール状フイル
ムを屈曲させながら多数のローラー間を通すことができ
る。すなわち、上記(5)のロール状フイルムの搬送方
法として定義したように、ロール状フイルムからその先
端を引き出し、複数のローラーを並べた第1ローラー列
の上を通してから、先端を固定し、次に、ロール状フイ
ルムからフイルムを引き出しながら、第1ローラー列の
上に配置されている複数のローラーを並べた第2ローラ
ー列を、第1ローラー列の下に第2ローラー列が配置さ
れる状態まで下降させることにより、フイルムを第1ロ
ーラー列のローラーと第2ローラー列のローラーとに交
互に接触させることができる。自動的にロール状フイル
ムを屈曲させながら多数のローラー間を通す手段(装置
および方法)が得られたことで、使用済みロール状フイ
ルムをチップ状に裁断することなく洗浄して、ロール状
フイルムを回収することが可能になった。チップ状に裁
断する必要がないため、(1)裁断するための設備と工
数、(2)裁断設備の動力および(3)粉砕によって生
じる損失(チップ・ロス)が全て解消された。
【0009】また、洗浄効率の観点でも、ロール状フイ
ルムのまま洗浄する方が、チップに裁断して洗浄するよ
りも良好な結果が得られた。ロール状フイルムの状態で
洗浄すると、洗浄剤が作用する対象は実質的にフイルム
の表側または裏側の面に限られる。一方、チップの状態
では、側面部分の面積の割合が大きく、側面から洗浄剤
がフイルム内部に浸透する可能性がある。そのため、チ
ップの状態の方が、より多くの洗浄剤が必要である。ま
た、チップの側面から浸透した洗浄剤は、除去が難し
く、回収後の再利用により得られる製品の品質を低下さ
せる可能性があった。ロール状フイルムのまま洗浄する
ことにより、これらの問題も解消された。さらに、回収
したチップからロール状フイルムを再生するためには、
回収したチップを再び溶解または溶融して、ロール状フ
イルムを形成する必要がある。本発明では、ロール状フ
イルムの状態で回収することできるため、回収したロー
ル状フイルムをそのまま再利用することが可能になっ
た。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、基本的な搬送装置の模式
図である。図1に示すように、基本的な搬送装置は、複
数のローラー(1a〜1d)を並べた第1ローラー列
(1)と、別の複数のローラー(2a〜2c)を並べた
第2ローラー列(2)とからなる。図1に示す装置に
は、さらに、駆動ローラー(3a)と停止可能駆動ロー
ラー(4a)が設けられている。第1ローラー列(1)
の各ローラー(1a〜1d)は、フイルムの搬送方向
(図2〜4に示す)にのみ回転するように制御されてい
ることが好ましい。第1ローラー列(1)の各ローラー
(1a〜1d)は、動力と接続していない(駆動できな
い)単なる搬送ローラーであっても、動力と接続してい
る駆動ローラーであってもよい。
【0011】第2ローラー列(2)の各ローラー(2a
〜2c)は、自由に回転できる搬送ローラーであって
も、動力により回転できる駆動ローラーであってもよ
い。第2ローラー列(2)の各ローラー(2a〜2c)
が駆動ローラーである場合は、回転速度が、それぞれの
ローラー毎に制御できることが好ましい。第2ローラー
列(2)は、図1に示すように第1ローラー列(1)の
上に配置される状態から、第1ローラー列の下に第2ロ
ーラー列が配置される状態(図3を引用して後述)ま
で、昇降装置(特に図示せず)により上下に昇降させる
ことができる。駆動ローラー(3a)も、回転速度を制
御できることが好ましい。停止可能駆動ローラー(4
a)は回転を停止して、その下のローラー(1d)との
間に、ロール状フイルムの先端を挟み込み、先端を固定
する機能を有する。
【0012】図2は、図1の装置の第1ローラー列上に
ロール状フイルムを引き出した状態を示す模式図であ
る。駆動ローラー(3a)を回転させて、ロール状フイ
ルム(RF)からフイルムを引き出す。ロール状フイル
ム(RF)は、第1ローラー列(1)の各ローラー(1
a〜1d)の上を通って、回転を停止している停止可能
駆動ローラー(4a)とその下のローラー(1d)との
間に先端が挟み込まれる。その状態で、ロール状フイル
ム(RF)の先端が固定される。
【0013】図3は、図1の装置の第1ローラー列の下
まで、第2ローラー列を下降させた状態を示す模式図で
ある。図3に示すように、ロール状フイルム(RF)か
らフイルムを引き出しながら、第2ローラー列(2)
を、第1ローラー列(1)の下まで下降させ、これによ
りフイルムを第1ローラー列のローラーと第2ローラー
列のローラーとに交互に(1a→2a→1b→2b→1
c→2c→1dの順序で)接触させることができる。図
2と同様に、駆動ローラー(3a)を回転させて、ロー
ル状フイルム(RF)からフイルムを引き出す。それと
同時に、第2ローラー列の各ローラー(2a〜2c)
を、全体として下降させる。第1ローラー列(1)の各
ローラー(1a〜1d)は、フイルムの搬送方向にのみ
回転するように制御されている。図3では、第2ローラ
ー列の各ローラーを駆動ローラーとして、それぞれ回転
させている。回転速度は、ロール側のローラー(2a)
を相対的に高速で回転させ、先端側のローラー(2c)
を相対的に低速で回転させるように調節することが好ま
しい。図3に示す駆動ローラーの代わりに、自由に回転
できる搬送ローラーを第2ローラー列に用いてもよい。
【0014】図4は、図1の装置を用いてロール状フイ
ルムを搬送している状態を示す模式図である。ロール状
フイルム(RF)を第1ローラー列のローラーと第2ロ
ーラー列のローラーとに交互に接触させた後、図4に示
すように固定されていたフイルムの先端を解放し、ロー
ル状フイルムからフイルムを引き出しながら、フイルム
を第1ローラー列のローラーと第2ローラー列のローラ
ーとに交互に接触させながら搬送することができる。フ
イルムの先端を固定していた停止可能駆動ローラー(4
a)を回転させることにより、フイルムの先端を固定状
態から解放できる。フイルムの搬送時には、全ての駆動
ローラー(3a、2a〜2c、4a)の回転速度は一定
である。
【0015】図2〜図4(第2ローラー列が駆動ローラ
ーで、第1ローラー列が搬送ローラーである場合)に示
す各ローラーの回転速度について、好ましい相対関係を
下記第1表に示す。
【0016】
【表1】 第1表 ──────────────────────────────────── ローラーの回転速度 図面 3a 2a 2b 2c 4a ──────────────────────────────────── 図2 低速回転 非接触 非接触 非接触 停止 図3 高速回転 高速回転 中速回転 低速回転 停止 図4 中速回転 中速回転 中速回転 中速回転 中速回転 ────────────────────────────────────
【0017】図1〜図4で説明した搬送装置は、様々な
分野に応用できる。ロール状フイルムの表面に対して何
らかの化学的あるいは物理的処理を実施する場合、処理
のために一定の時間が必要である。そのためには、処理
装置内の空間をなるべく長い距離をかけて搬送する必要
がある。図1〜図4で説明した搬送装置は、そのような
ロール状フイルムの搬送において有効に使用することが
できる。ロール状フイルムの処理としては、乾燥処理、
表面処理、塗布処理や洗浄処理が含まれる。本発明が特
に有効であるのは、ロール状フイルムの回収における洗
浄処理である。前述したように、回収したロール状フイ
ルムには様々な種類があるため、ロール毎に設定し直す
必要がある。図1〜図4で説明した搬送装置は、ロール
毎に自動的に設定できるとの特徴がある。
【0018】図5は、具体的な洗浄装置の断面図であ
る。図5に示すように、具体的な洗浄装置も、複数のロ
ーラー(1a〜1h)を並べた第1ローラー列と、別の
複数のローラー(2a〜2f)を並べた第2ローラー列
とが基本的な構成である。図5に示す装置には、さら
に、駆動ローラー(3a、3b)、停止可能駆動ローラ
ー(4a)およびその他の搬送ローラー(5a〜5l)
が設けられている。ロール状フイルムは、ロール状フイ
ルムセット装置(6)にセットされる。第1ローラー列
の前半(1a〜1d)は、第1洗浄槽(7a)に設けら
れており、第1ローラー列の後半(1e〜1f)は、第
2洗浄槽(7b)に設けられている。第1洗浄槽(7
a)と第2洗浄槽(7b)では、同じ処理を実施しても
よいし、酸化処理と還元処理のような異なる処理を順
次、実施することもできる。第2洗浄槽(7b)の次
に、水洗槽(7c)が設けられている。水洗槽(7c)
は、槽内でのフイルムの搬送距離が短いため、手動でフ
イルムを各ローラー(5f〜5k)の間を設定するよう
に設計されている。もちろん、水洗槽(7c)も、第1
洗浄槽(7a)および第2洗浄槽(7b)と同様に、自
動的にロール状フイルムを設定できるように設計でき
る。
【0019】第1洗浄槽(7a)と第2洗浄槽(7b)
には、それぞれ、ヒーター(8a、8b)と洗浄液循環
装置(9a、9b)が設けられている。水洗槽(7c)
には、洗浄水排出装置(9c)が設けられている。第1
ローラー列の前半(1a〜1d)および後半(1e〜1
f)には、それぞれ誘導ベルト(10a、10b)が取
り付けられている。なお、誘導ベルト(10a、10
b)は、搬送するフイルムの左右の側面付近にのみ二本
存在しているだけであって、搬送するフイルムの中央部
には存在しない。そして、第2ローラー列の幅は、第1
ローラー列の幅(および搬送するフイルムの幅)よりも
少し狭く設計されている。そのため、第2ローラー列
(2a〜2f)が下降しても、誘導ベルト(10a、1
0b)と第2ローラー列(2a〜2f)とは接触しな
い。
【0020】第2ローラー列の各ローラー(2a〜2
f)は、自由に回転できる搬送ローラーであっても、動
力により回転できる駆動ローラーであってもよい。第2
ローラー列の各ローラー(2a〜2f)が駆動ローラー
である場合は、回転速度が、それぞれのローラー毎に制
御できることが好ましい。第2ローラー列は、図5に示
すように第1ローラー列の上に配置される状態から、第
1ローラー列の下に第2ローラー列が配置される状態
(図7を引用して後述)まで、昇降装置により上下に昇
降させることができる。ロール状フイルムセット装置
(6)側の駆動ローラー(3a)は、回転速度を制御で
きることが好ましい。停止可能駆動ローラー(4a)は
回転を停止して、その下のローラー(5f)との間に、
ロール状フイルムの先端を挟み込み、先端を固定する機
能を有する。その他のローラー(5a〜5l)は、自由
に回転できる搬送(非駆動)ローラーであることが好ま
しい。ただし、一部のローラーを、動力と接続している
駆動ローラーとしてもよい。
【0021】図6は、図5の装置の第1ローラー列上に
ロール状フイルムを引き出した状態を示す断面図であ
る。駆動ローラー(3a)を回転させて、ロール状フイ
ルムセット装置(6)からフイルムを引き出す。ロール
状フイルムは、搬送ローラー(5a〜5b)から第1ロ
ーラー列の各ローラー(1a〜1h)の上を誘導ベルト
(10a、10b)に誘導されて通り、さらに搬送ロー
ラー(5c〜5e)に誘導されて、回転を停止している
停止可能駆動ローラー(4a)とその下のローラー(5
f)との間に先端が挟み込まれる。その状態で、ロール
状フイルムの先端が固定される。
【0022】図7は、図5の装置の第1ローラー列の下
まで、第2ローラー列を下降させた状態を示す断面図で
ある。図7に示すように、ロール状フイルムセット装置
(6)からフイルムを引き出しながら、第2ローラー列
を第1ローラー列の下まで下降させ、これによりフイル
ムを第1ローラー列のローラーと第2ローラー列のロー
ラーとに交互に接触させることができる。図6と同様
に、駆動ローラー(3a)を回転させて、ロール状フイ
ルムセット装置(6)からフイルムを引き出す。それと
同時に、第2ローラー列の各ローラー(2a〜2f)
を、全体として下降させる。第1ローラー列の各ローラ
ー(1a〜1h)は、フイルムの搬送方向にのみ回転す
るように制御されている。図7では、第2ローラー列の
各ローラーを駆動ローラーとして、それぞれ回転させて
いる。各ローラーの速度調節については、図3について
説明した通りである。駆動ローラーの代わりに、自由に
回転できる搬送ローラーを第2ローラー列に用いてもよ
い。なお、第2ローラー列の下降速度についても、各ロ
ーラーの回転速度との関係で調節することが好ましい。
第2ローラー列の下降速度と、各ローラーの回転速度
は、シーケンサを用いて厳密に自動制御することが望ま
しい。
【0023】図8は、図5の装置を用いてロール状フイ
ルムを洗浄している状態を示す断面図である。ロール状
フイルムを第1ローラー列のローラーと第2ローラー列
のローラーとに交互に接触させた後、図8に示すように
固定されていたフイルムの先端を解放し、ロール状フイ
ルムからフイルムを引き出しながら、フイルムを第1ロ
ーラー列のローラーと第2ローラー列のローラーとに交
互に接触させながら、洗浄槽(7a、7b)内を搬送す
る。これにより、ロール状フイルムをそのまま洗浄する
ことができる。フイルムの先端を固定していた停止可能
駆動ローラー(4a)を回転させることにより、フイル
ムの先端を固定状態から解放できる。図8に示すフイル
ムの搬送段階には、全ての駆動ローラー(3a、2a〜
2f、4a、3b)の回転速度は一定である。
【0024】なお、図5〜図8では、図8のフイルムの
搬送段階で、洗浄液および水洗水を洗浄槽(7a、7
b)および水洗槽(7c)に加えたが、ロール状フイル
ムのセット前(図5)、ロール状フイルムを引き出した
状態(図6)あるいは第2ローラー列を下降させた状態
(図7)のいずれの段階で、洗浄液および水洗水を洗浄
槽(7a、7b)および水洗槽(7c)に加えてもよ
い。言い換えると、洗浄槽(7a、7b)および水洗槽
(7c)に洗浄液および水洗水が存在する状態であって
も、図5〜図8の処理を実施することができる。洗浄液
の成分については、特開昭52−13813号および特
開平8−146560号公報に記載がある。洗浄処理の
条件(温度、時間)は、従来の洗浄処理と同様である。
【0025】
【実施例】[実施例1] (使用済みロール状フイルムのロール状のままでの洗浄
および回収)ポリエチレンテレフタレートをフイルムベ
ースとして、その表面にSBR樹脂を用いた下塗り層が
設けられているロール状リスフイルムの回収を試みた。
図5に示す洗浄装置を利用した。第1洗浄槽および第2
洗浄槽には、水酸化ナトリウムの3重量%水溶液に、高
級アルコールのポリエチレングリコールエーテル(エマ
ルゲン106、花王(株)製)を0.006重量%添加
した洗浄液を入れ、ヒーターで90℃ に加熱した。洗
浄液は、洗浄槽内で攪拌および循環させた。ロール状リ
スフイルムを原反のまま、ロール状フイルムセット装置
に設置した。図6に示すように、ロール状フイルムの先
端を引き出し、先端を固定した。図7に示すように、第
2ローラー列を下降させて、ロール状フイルムを洗浄槽
内において、ローラー間を屈曲させた。さらに、図8に
示すようにしてロール状フイルムを搬送した。ロール状
フイルムは、洗浄液に約5分間浸漬させた。続いて、水
洗槽を通して水洗後、搬出されたフイルムを乾燥工程を
経て回収した。
【0026】(品質検査)乾燥済フイルムの一部を採取
し、溶融製膜してフイルム試料を得た。下塗り層の成分
がフイルムに異物として混入すると、フイルムにゆらぎ
状の異物が認められる。しかし、実施例1で得られたフ
イルム試料は一様に透明で異物が認められなかった。用
途によっては溶融製膜せず、乾燥済フイルムをそのまま
ロール状フイルムとして再利用できる程度に高品質であ
った。
【0027】[比較例1] (使用済みロール状リスフイルムのチップ裁断後の洗浄
および回収)実施例1で用いたロール状リスフイルムを
0.5乃至2cm角に裁断し、チップを得た。得られた
チップに対して、チップ洗浄装置(特開平5−8228
号公報記載)を用いてバッチ洗浄処理を行った。水酸化
ナトリウムの3重量%水溶液5000リットルに、高級
アルコールのポリエチレングリコールエーテル(エマル
ゲン106、花王(株)製)を280g加えたものを洗
浄液として用いた。この洗浄液に、チップを1600k
gを投入し、90℃で45分攪拌して、洗浄処理を行っ
た。その後、水を加えながら15分間水洗し、110℃
で60分間乾燥させた。乾燥後の試料の一部を溶融製膜
してフイルム試料を得た。
【0028】(品質検査)乾燥済フイルムの一部を採取
し、溶融製膜してフイルム試料を得た。下塗り層の成分
がフイルムに異物として混入すると、フイルムにゆらぎ
状の異物が認められる。しかし、比較例1で得られたフ
イルム試料は一様に透明で異物が認められなかった。比
較例1で得られたフイルムは、実施例1と同程度に高品
質であるが、洗浄処理に長時間(45分)の攪拌が必要
であった。
【0029】[比較例2]チップの攪拌時間を40分間
に短縮した以外は、比較例1と同様にしてフイルム試料
を作製した。その結果、下塗り層の成分の一部がフイル
ムに異物として混入し、フイルムにゆらぎ状の異物がわ
ずかに認められた。
【0030】[比較例3]チップの攪拌時間を35分間
に短縮した以外は、比較例1と同様にしてフイルム試料
を作製した。その結果、下塗り層の成分の一部フイルム
に異物として混入し、フイルムにゆらぎ状の異物が顕著
に認められた。
【0031】[実施例2] (使用済みロール状フイルムのロール状のままでの洗浄
および回収)セルローストリアセテートを基材とし、可
塑剤としてトリフェニールホスフェートを用いたフイル
ム表面に、ゼラチンとセルロースジアセテートを含む下
塗り層が設けられているロール状フイルムの洗浄および
回収を試みた。高級アルコールのポリエチレングリコー
ルエーテル(エマルゲン106、花王(株)製)0.0
3重量%、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
03重量%および耐アルカリ性プロテアーゼ0.03重
量%の水溶液を、炭酸ナトリウムを用いてpHを9.8
に調整して、洗浄液を得た。洗浄槽に洗浄液を入れ、約
50℃に保温し、攪拌循環させた。実施例1と同様に、
ロール状フイルムを洗浄槽の中の各ローラ間を屈曲させ
て搬送した。ロール状フイルムは、洗浄液に約15分間
浸漬させた。続いて、水洗槽を通して水洗後、搬出され
たフイルムを乾燥工程を経て回収した。このようにし
て、フイルム試料を得た。
【0032】(品質検査)フイルム試料の一部を採取、
裁断した。試料5gにメチレンクロライド:メタノール
(9:1)混合溶剤28.5mlを加え、約6時間放置
した。その後、溶液としての状態を目視観察した。溶液
中に濁りおよび不溶解物は認められなかった。すなわ
ち、下塗り層の成分が混入した異物がなく、良く洗浄さ
れていることが認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本的な搬送装置の模式図である。
【図2】図1の装置の第1ローラー列上にロール状フイ
ルムを引き出した状態を示す模式図である。
【図3】図1の装置の第1ローラー列の下まで、第2ロ
ーラー列を下降させた状態を示す模式図である。
【図4】図1の装置を用いて、ロール状フイルムを搬送
している状態を示す模式図である。
【図5】具体的な洗浄装置の断面図である。
【図6】図5の装置の第1ローラー列上にロール状フイ
ルムを引き出した状態を示す断面図である。
【図7】図5の装置の第1ローラー列の下まで、第2ロ
ーラー列を下降させた状態を示す断面図である。
【図8】図5の装置を用いて、ロール状フイルムを洗浄
している状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1ローラー列 1a〜1j 第1ローラー(搬送ローラー) 2 第2ローラー列 2a〜2h 第2ローラー(速度可変駆動ローラー) 3a、3b 駆動ローラー 4a 停止可能駆動ローラー 5a〜5l 他の搬送ローラー 6 ロール状フイルムセット装置 7a、7b 洗浄槽 7c 水洗槽 8a、8b ヒーター 9a、9b 洗浄液循環装置 9c 洗浄水排出装置 10a、10b 誘導ベルト RF ロール状フイルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中澤 章 神奈川県南足柄市広町392 パナック工業 株式会社内 Fターム(参考) 2H098 AA01 BA28 CA02 3B201 AA08 AB16 AB24 AB33 BA14 BA32 BB02 BB82 BB87 BB92 CB15 CB23 4F301 AA02 AA07 AA25 BA01 BA13 BA21 BE05 BE21 BF06 BF27 BF31 CA09 CA12 CA68

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラーを並べた第1ローラー列
    と、第1ローラー列の下に配置されている複数のローラ
    ーを並べた第2ローラー列とからなり、ロール状フイル
    ムを第1ローラー列のローラーと第2ローラー列のロー
    ラーとに交互に接触させながら搬送するロール状フイル
    ムの搬送装置であって、第1ローラー列の上に第2ロー
    ラー列が配置される状態から第1ローラー列の下に第2
    ローラー列が配置される状態まで、第2ローラー列を上
    下に昇降させる昇降装置が設けられていることを特徴と
    するロール状フイルムの搬送装置。
  2. 【請求項2】 第1ローラー列のローラーが、それぞれ
    フイルムの搬送方向にのみ回転するように回転方向が制
    御されており、そして、第2ローラー列のローラーが、
    それぞれ動力により駆動可能な駆動ローラーである請求
    項1に記載のロール状フイルムの搬送装置。
  3. 【請求項3】 第1ローラー列のローラーが、それぞれ
    フイルムの搬送方向にのみ回転するように回転方向が制
    御されており、そして、第2ローラー列のローラーが、
    それぞれ自由に回転できる搬送ローラーである請求項1
    に記載のロール状フイルムの搬送装置。
  4. 【請求項4】 洗浄槽および洗浄槽内に配置されるロー
    ル状フイルムの搬送装置からなるロール状フイルムの洗
    浄装置であって、ロール状フイルムの搬送装置が請求項
    1乃至3のいずれか一項に記載の装置であることを特徴
    とするロール状フイルムの洗浄装置。
  5. 【請求項5】 ロール状フイルムからその先端を引き出
    し、複数のローラーを並べた第1ローラー列の上を通し
    てから、先端を固定する工程、ロール状フイルムからフ
    イルムを引き出しながら、第1ローラー列の上に配置さ
    れている複数のローラーを並べた第2ローラー列を、第
    1ローラー列の下に第2ローラー列が配置される状態ま
    で下降させ、これによりフイルムを第1ローラー列のロ
    ーラーと第2ローラー列のローラーとに交互に接触させ
    る工程、そして、固定されていたフイルムの先端を解放
    し、ロール状フイルムからフイルムを引き出しながら、
    フイルムを第1ローラー列のローラーと第2ローラー列
    のローラーとに交互に接触させながら搬送する工程から
    なるロール状フイルムの搬送方法。
  6. 【請求項6】 使用済みロール状フイルムをチップ状に
    裁断することなく洗浄して、ロール状フイルムを回収す
    ることを特徴とするロール状フイルムの回収方法。
  7. 【請求項7】 洗浄漕内で使用済みロール状フイルムを
    請求項5に記載の方法で搬送することにより、使用済み
    ロール状フイルムをチップ状に裁断することなく洗浄し
    て、ロール状フイルムを回収することを特徴とするロー
    ル状フイルムの回収方法。
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