JPH01274138A - フィルム処理装置 - Google Patents
フィルム処理装置Info
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- JPH01274138A JPH01274138A JP10264388A JP10264388A JPH01274138A JP H01274138 A JPH01274138 A JP H01274138A JP 10264388 A JP10264388 A JP 10264388A JP 10264388 A JP10264388 A JP 10264388A JP H01274138 A JPH01274138 A JP H01274138A
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- processing
- roller
- film
- processing liquid
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Links
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Landscapes
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、マイクロフィルム等のフィルムの現像処理を
自動的に行う小型のフィルム処理装置に関し、特に処理
液によるフィルムの処理時間の変更を大幅なコスト増を
招来することなく実現し得るものである。
自動的に行う小型のフィルム処理装置に関し、特に処理
液によるフィルムの処理時間の変更を大幅なコスト増を
招来することなく実現し得るものである。
〈従来の技術〉
大量の文書を記録保管する場合、一般にはマイクロフィ
ルム等で文書のマイクロ化を行い、必要に応じてマイク
ロフィルムに記録された文書の拡大投影をしたり、或い
はこれを拡大複写している。
ルム等で文書のマイクロ化を行い、必要に応じてマイク
ロフィルムに記録された文書の拡大投影をしたり、或い
はこれを拡大複写している。
このような一連のマイクロフィルムシステムにおいては
、カメラにて撮影されたマイクロフィルムの現像処理、
定着処理、洗浄処理。
、カメラにて撮影されたマイクロフィルムの現像処理、
定着処理、洗浄処理。
乾燥処理を自動的に行うフィルム処理装置が開発されて
いる。かかるフィルム処理装置では長尺のマイクロフィ
ルムを現像液及び定着液及び水等の洗浄液に順次浸す必
要があるため、一般には第7図に示す如き構造のものが
多く採用されている。つまり、現像液101が貯溜され
た現像槽102と、定着液103が貯溜された定着槽1
04と、洗浄液105が貯溜された洗浄槽106とを順
に配列し、現像槽102及び定着槽104及び洗浄槽1
06内に処理用四−ラ107をそれぞれ配置すると共に
相互に隣り合う現像槽102と定着槽104との間及び
この定着槽104と洗浄槽106との間に方向変換用ロ
ーラ108をこれら現像槽102.定着槽104.洗浄
槽106よりも上方に配置し、搬入用ローラ109及び
搬出用ローラ110と共にこれら処理用ローラ107と
方向変換用ローラ108とに交互にマイクロフィルム1
11を巻き掛け、このマイクロフィルム111を上下に
蛇行させている。
いる。かかるフィルム処理装置では長尺のマイクロフィ
ルムを現像液及び定着液及び水等の洗浄液に順次浸す必
要があるため、一般には第7図に示す如き構造のものが
多く採用されている。つまり、現像液101が貯溜され
た現像槽102と、定着液103が貯溜された定着槽1
04と、洗浄液105が貯溜された洗浄槽106とを順
に配列し、現像槽102及び定着槽104及び洗浄槽1
06内に処理用四−ラ107をそれぞれ配置すると共に
相互に隣り合う現像槽102と定着槽104との間及び
この定着槽104と洗浄槽106との間に方向変換用ロ
ーラ108をこれら現像槽102.定着槽104.洗浄
槽106よりも上方に配置し、搬入用ローラ109及び
搬出用ローラ110と共にこれら処理用ローラ107と
方向変換用ローラ108とに交互にマイクロフィルム1
11を巻き掛け、このマイクロフィルム111を上下に
蛇行させている。
従って、マイクロフィルム111は現像液101や定着
液103や洗浄液105等の処理液中を連続的に通過し
て行くため、処理液に対するマイクロフィルム111の
処理時間を調整する必要がある場合、例えば現像濃度を
変更したい場合には処理液の液温やマイクロフィルム1
11の搬送速度を変えろことが従来より行われていた。
液103や洗浄液105等の処理液中を連続的に通過し
て行くため、処理液に対するマイクロフィルム111の
処理時間を調整する必要がある場合、例えば現像濃度を
変更したい場合には処理液の液温やマイクロフィルム1
11の搬送速度を変えろことが従来より行われていた。
〈発明が解決しようとする課題〉
第7図に示した従来のフィルム処理装置において、処理
液に対するマイクロフィルム111の処理時間を調整す
る場合、従来では処理液槽の液温を変える調温装置やマ
イクロフィルム111の搬送速度を変える可変速モータ
が必要であり、フィルム処理装置のコスト増や大型化を
招く虞があった。
液に対するマイクロフィルム111の処理時間を調整す
る場合、従来では処理液槽の液温を変える調温装置やマ
イクロフィルム111の搬送速度を変える可変速モータ
が必要であり、フィルム処理装置のコスト増や大型化を
招く虞があった。
く課題を解決するための手段〉
本発明によるフィルム処理装置は、露光済みのロールフ
ィルムを処理する処理液が貯溜された処理液槽と、前記
ロールフィルムが巻き掛けられた状態で前記処理液に浸
漬される処理用四−ラと、この処理用ローラの回転軸を
支持すると共に前記処理液槽に対して相対的に昇降し得
るローララックと、このローララックに対する前記処理
用ローラの回転軸の取付位置を上下に変更し得る四−ラ
昇降手段とを具えたものである。
ィルムを処理する処理液が貯溜された処理液槽と、前記
ロールフィルムが巻き掛けられた状態で前記処理液に浸
漬される処理用四−ラと、この処理用ローラの回転軸を
支持すると共に前記処理液槽に対して相対的に昇降し得
るローララックと、このローララックに対する前記処理
用ローラの回転軸の取付位置を上下に変更し得る四−ラ
昇降手段とを具えたものである。
く作 用〉
処理液に対するロールフィルムの処理時間を短かくした
い場合は、ローララックに対する処理用ローラの回転軸
の取付位置をローラ昇降手段を操作して上方にずらし、
処理液に対するロールフィルムの浸漬長を短かくする。
い場合は、ローララックに対する処理用ローラの回転軸
の取付位置をローラ昇降手段を操作して上方にずらし、
処理液に対するロールフィルムの浸漬長を短かくする。
一方、処理液に対するロールフィルムの処理時間を長く
したい場合には、ロール昇降手段を操作してローララッ
クに対する処理用四−ラの回転軸の取付位置を逆に下方
にずらし、処理液に対するロールフィルムの浸漬長を長
くする。
したい場合には、ロール昇降手段を操作してローララッ
クに対する処理用四−ラの回転軸の取付位置を逆に下方
にずらし、処理液に対するロールフィルムの浸漬長を長
くする。
く実 施 例〉
本発明によるフィルム処理装置の一実施例の外観を表す
第1図及びその内部構造を表す第2図及びそのI−][
矢視断面形状を表す第3図に示すように、携行用のキャ
リングハンドル11が回動自在に枢着されたケーシング
12の前面部には、前蓋13が蝶番14を介して前後に
開閉自在に枢支されており、更にこのケーシング12に
は、とのケーシング12内を三つに仕切る二つの仕切り
フレーム15゜16が固設されている。第一の仕切りフ
レーム15には供給リール17を収納する遮光ケース1
8が固定され、この遮光ケース18内には供給リール1
7を転勤自在に保持する一対のリール受はローラ19が
回転自在に取付けられている。なお、この供給リール1
7は露光済みのフィルム20が巻回収納されたものであ
る。又、仕切りフレーム15の上端部には固定ガイドロ
ーラ21が回転自在に取付けられ、この固定ガイドロー
ラ21と供給リール17どの間には、露光済みのフィル
ム20の有無を検知する一対の光電式のフィルムセンサ
22が配設されている。
第1図及びその内部構造を表す第2図及びそのI−][
矢視断面形状を表す第3図に示すように、携行用のキャ
リングハンドル11が回動自在に枢着されたケーシング
12の前面部には、前蓋13が蝶番14を介して前後に
開閉自在に枢支されており、更にこのケーシング12に
は、とのケーシング12内を三つに仕切る二つの仕切り
フレーム15゜16が固設されている。第一の仕切りフ
レーム15には供給リール17を収納する遮光ケース1
8が固定され、この遮光ケース18内には供給リール1
7を転勤自在に保持する一対のリール受はローラ19が
回転自在に取付けられている。なお、この供給リール1
7は露光済みのフィルム20が巻回収納されたものであ
る。又、仕切りフレーム15の上端部には固定ガイドロ
ーラ21が回転自在に取付けられ、この固定ガイドロー
ラ21と供給リール17どの間には、露光済みのフィル
ム20の有無を検知する一対の光電式のフィルムセンサ
22が配設されている。
仕切りフレーム15.16の相互に対向する側には、左
右一対の受は皿案内ローラ23が前後二組それぞれ回転
自在に取付けられており、これら受は皿案内ローラ23
上には処理液槽24を着脱自在に載置するための受け皿
25が前後に出し入れ自在に搭載されている。処理液槽
24内は三つの仕切り壁26によって四分割され、現像
液27と定着液28と第一の洗浄液29と第二の洗浄液
30とがそれぞれ貯溜されている。本実施例では処理液
槽24の現像液27及び洗浄液29.30が貯溜された
箇所に、後述するマグネチックスターラ31 a、
3 l b、 31 cの作動に伴って連れ回りする
撹拌羽根32がそれぞれ回転自在に組付けられ、これら
現像液27及び洗浄液29,30の攪拌を行うようにし
ている。又、この処理液槽24の上端部には、四つの方
向変換用ローラ33を回転自在に支持する各支持軸34
の前後両端部がそれぞれ保持されている。
右一対の受は皿案内ローラ23が前後二組それぞれ回転
自在に取付けられており、これら受は皿案内ローラ23
上には処理液槽24を着脱自在に載置するための受け皿
25が前後に出し入れ自在に搭載されている。処理液槽
24内は三つの仕切り壁26によって四分割され、現像
液27と定着液28と第一の洗浄液29と第二の洗浄液
30とがそれぞれ貯溜されている。本実施例では処理液
槽24の現像液27及び洗浄液29.30が貯溜された
箇所に、後述するマグネチックスターラ31 a、
3 l b、 31 cの作動に伴って連れ回りする
撹拌羽根32がそれぞれ回転自在に組付けられ、これら
現像液27及び洗浄液29,30の攪拌を行うようにし
ている。又、この処理液槽24の上端部には、四つの方
向変換用ローラ33を回転自在に支持する各支持軸34
の前後両端部がそれぞれ保持されている。
受は皿25上に載置されろ処理液槽24の後方には、左
右両端部が仕切りフレーム15゜16に連結されたビー
ム35が配置されている。このビーム35に蝶番36を
介して前後に回動自在な揺動ホルダ37の前端部には、
現像液27を加昌する棒状の現像用ヒータ38と、現像
液27の温度を検知する液温センサ39と、現像液27
の液面が一定レベル以上あるかどうかを電気的に検知す
るための液面センサ40とがそれぞれ下向に突設されて
いる。又、揺動ホルダ37の後端部には蝶番36を中心
にこの揺動ホルダ37の前端部を上方に跳ね上げ、処理
液槽24に対して現像用ヒータ38及び液温センサ39
及び液面センサ40を退避移動させるようなばね力を有
する引張りばね41の一端が連結され、この引張りばね
41の他端はビーム35に固定されている。更に、前端
部が受は皿25上の処理液槽24の後端に当接して蝶番
36を中心に揺動ホルダ37の前端部を前方に倒し、現
像用ヒータ38及び1eR温センサ39及び液面センサ
40の下部を現像液27中に浸漬させるための板ばねで
形成されたコンタクトプレート42は、その後端部が蝶
番36よりも後方に位置するように揺動ホルダ37に連
結されている。
右両端部が仕切りフレーム15゜16に連結されたビー
ム35が配置されている。このビーム35に蝶番36を
介して前後に回動自在な揺動ホルダ37の前端部には、
現像液27を加昌する棒状の現像用ヒータ38と、現像
液27の温度を検知する液温センサ39と、現像液27
の液面が一定レベル以上あるかどうかを電気的に検知す
るための液面センサ40とがそれぞれ下向に突設されて
いる。又、揺動ホルダ37の後端部には蝶番36を中心
にこの揺動ホルダ37の前端部を上方に跳ね上げ、処理
液槽24に対して現像用ヒータ38及び液温センサ39
及び液面センサ40を退避移動させるようなばね力を有
する引張りばね41の一端が連結され、この引張りばね
41の他端はビーム35に固定されている。更に、前端
部が受は皿25上の処理液槽24の後端に当接して蝶番
36を中心に揺動ホルダ37の前端部を前方に倒し、現
像用ヒータ38及び1eR温センサ39及び液面センサ
40の下部を現像液27中に浸漬させるための板ばねで
形成されたコンタクトプレート42は、その後端部が蝶
番36よりも後方に位置するように揺動ホルダ37に連
結されている。
なお、コンタクトプレート42のばね力は、第3図に示
す状態で引張りばね41のばね力よりも強めに設定され
ている。従って、コンタクトプレート42に処理液槽2
4が押し当っている状態では、コンタクトプレート42
により揺動ホルダ37の前側は下方に押し下げられてい
るが、受は皿25と共に処理液槽24を前方に引き出す
ことによって、コンタクトプレート42の前端部がフリ
ーな状態となり、引張りばね41のばね力により揺動ホ
ルダ37の前側が上方に跳ね上げられろ。
す状態で引張りばね41のばね力よりも強めに設定され
ている。従って、コンタクトプレート42に処理液槽2
4が押し当っている状態では、コンタクトプレート42
により揺動ホルダ37の前側は下方に押し下げられてい
るが、受は皿25と共に処理液槽24を前方に引き出す
ことによって、コンタクトプレート42の前端部がフリ
ーな状態となり、引張りばね41のばね力により揺動ホ
ルダ37の前側が上方に跳ね上げられろ。
処理液槽24に近接して攪拌羽根32とそれぞれ対向す
るように配置される三つの前記マグネチックスターラ3
1a〜31cは、仕切りフレーム15.16間に配設さ
れたスターラ支持ビーム43に支持軸44を介してそれ
ぞれ回転自在に支持されている。そして、現像液27用
のマグネチックスターラ31aの支持軸44と第二の洗
浄液30用のマグネチックスターラ31cの支持軸44
との間には、無端のチェノ45が巻回され、更に現像液
27用のマグネチックスターラ31aの支持軸44と供
給リール17の遮光ケース18の後ろ側に設けられた攪
拌用モータ46の図示しないスピンドルとの間には、無
端の駆動チェノ47が巻回されている。なお、マグネチ
ックスターラ31 a、 3 l b間には、チェノ4
5を第一の洗浄w!L29用のマグネチックスターラ3
1bの支持軸34に噛み合わせるためのテンションスプ
ロケット48が配設されている。従って、攪拌用モータ
46を駆動すると全てのマグネチックスターラ31a〜
31cが同方向に回転し、これに伴って処理液W124
中に組込まれた攪拌羽根32が磁力により連れ回りし、
現像液27及び洗浄液29.30を攪拌する。
るように配置される三つの前記マグネチックスターラ3
1a〜31cは、仕切りフレーム15.16間に配設さ
れたスターラ支持ビーム43に支持軸44を介してそれ
ぞれ回転自在に支持されている。そして、現像液27用
のマグネチックスターラ31aの支持軸44と第二の洗
浄液30用のマグネチックスターラ31cの支持軸44
との間には、無端のチェノ45が巻回され、更に現像液
27用のマグネチックスターラ31aの支持軸44と供
給リール17の遮光ケース18の後ろ側に設けられた攪
拌用モータ46の図示しないスピンドルとの間には、無
端の駆動チェノ47が巻回されている。なお、マグネチ
ックスターラ31 a、 3 l b間には、チェノ4
5を第一の洗浄w!L29用のマグネチックスターラ3
1bの支持軸34に噛み合わせるためのテンションスプ
ロケット48が配設されている。従って、攪拌用モータ
46を駆動すると全てのマグネチックスターラ31a〜
31cが同方向に回転し、これに伴って処理液W124
中に組込まれた攪拌羽根32が磁力により連れ回りし、
現像液27及び洗浄液29.30を攪拌する。
前記ケーシング12の上端面には、上下に開閉自在の上
蓋49が設けられている。この上M49には仕切りフレ
ーム15.16を隔てて対向するようにケーシング12
の上端部に固定された一対の案内筒50に対し、*t*
力を伴ってそれぞれ上下に摺動自在に貫通する一対の案
内棒51が下向きに突設され、上蓋49はこれら案内棒
51によって上下に昇降自在となっている。
蓋49が設けられている。この上M49には仕切りフレ
ーム15.16を隔てて対向するようにケーシング12
の上端部に固定された一対の案内筒50に対し、*t*
力を伴ってそれぞれ上下に摺動自在に貫通する一対の案
内棒51が下向きに突設され、上蓋49はこれら案内棒
51によって上下に昇降自在となっている。
上蓋49の前端側には、現像液27及び定着液28及び
洗浄液29.30中にそれぞれ浸漬する処理用ローラ5
2を下端部に回転自在に取付けたローララック53がラ
ックブラケット54を介して下向きに突設されている。
洗浄液29.30中にそれぞれ浸漬する処理用ローラ5
2を下端部に回転自在に取付けたローララック53がラ
ックブラケット54を介して下向きに突設されている。
ローララック53の部分の裏面形状を表す第4図及びそ
の■−■矢視断面形状を表す第5図に示すように、ロー
ララック53には処理用ローラ52の回転軸82をビス
83を介して固定するためのローラ取付孔84が各処理
用ローラ52に対応して上下に所定間隔で穿設されてお
り、本実施例では一番下のローラ取付孔84に処理用ロ
ーラ52を装着している。これによって、ローララック
53に対する処理用ローラ52の取付位置を上下に変更
できるようにしているが、このローラ昇降手段として本
実施例以外に、例又はローラ取付孔84を上下に長い溝
状の長孔とし、任意の畠さにローララックに対して処理
用ローラの位置を調整することも当然可能である。なお
、このローララック53には処理液槽24の仕切り壁2
6との干渉を防止するため、上下方向の切欠55を三箇
所形成している。又、前記ラックブラケット54の左右
両側には、上[49を下降させた際にこの上蓋49をケ
ーシング12に密着固定するためのロック爪56をそれ
ぞれ有する一対のロック操作つまみ57が回動自在に上
蓋49に取付けられており、上M49をケーシング12
に密着固定しであるか否かは、ケーシング12の上端部
に組付けられたタッチセンサ58によって検出されろよ
うになっている。
の■−■矢視断面形状を表す第5図に示すように、ロー
ララック53には処理用ローラ52の回転軸82をビス
83を介して固定するためのローラ取付孔84が各処理
用ローラ52に対応して上下に所定間隔で穿設されてお
り、本実施例では一番下のローラ取付孔84に処理用ロ
ーラ52を装着している。これによって、ローララック
53に対する処理用ローラ52の取付位置を上下に変更
できるようにしているが、このローラ昇降手段として本
実施例以外に、例又はローラ取付孔84を上下に長い溝
状の長孔とし、任意の畠さにローララックに対して処理
用ローラの位置を調整することも当然可能である。なお
、このローララック53には処理液槽24の仕切り壁2
6との干渉を防止するため、上下方向の切欠55を三箇
所形成している。又、前記ラックブラケット54の左右
両側には、上[49を下降させた際にこの上蓋49をケ
ーシング12に密着固定するためのロック爪56をそれ
ぞれ有する一対のロック操作つまみ57が回動自在に上
蓋49に取付けられており、上M49をケーシング12
に密着固定しであるか否かは、ケーシング12の上端部
に組付けられたタッチセンサ58によって検出されろよ
うになっている。
仕切りフレーム16によって仕切られた処理液槽24と
反対側のケーシング12には、この部分のケーシング1
2内を前後に仕切る隔壁59が固定されている。この隔
壁59の後ろ側には、処理済みのフィルム20を乾燥さ
せろための送風ファン60を具えたファンモータ61が
配設され、このファンモータ61の作動による送風ファ
ン60からの送風は、隔壁59に形成された温風吹出口
62からフィルム20の表面と平行に吹き出されろ。こ
の温風吹田口62と送風ファン60との間には、フィル
ム20の乾燥時間を短縮させるため、乾燥用ヒータ63
が配設されている。
反対側のケーシング12には、この部分のケーシング1
2内を前後に仕切る隔壁59が固定されている。この隔
壁59の後ろ側には、処理済みのフィルム20を乾燥さ
せろための送風ファン60を具えたファンモータ61が
配設され、このファンモータ61の作動による送風ファ
ン60からの送風は、隔壁59に形成された温風吹出口
62からフィルム20の表面と平行に吹き出されろ。こ
の温風吹田口62と送風ファン60との間には、フィル
ム20の乾燥時間を短縮させるため、乾燥用ヒータ63
が配設されている。
第2図中、隔壁59の右端上部には、フィルム搬送用モ
ータ64に連結されたフィルム駆動用ローラ65が回転
自在に取付けられている。同様に、隔壁59の左端下部
には巻取軸66が回転自在に設けられ、この巻取軸66
には乾燥済みのフィルム20を巻取る巻取リール67が
着脱自在に装着されるようになっている。又、この巻取
軸66の上方にはブラケット68を介して回転自在に隔
壁59に取付けられた左右二つの固定スクイズローラ6
9が位置している。そして、これら固定スクイズローラ
69とフィルム駆動用ローラ65と巻取軸66とには、
無端の同期チェノ70が巻き掛けられているが、本実施
例では固定スクイズローラ69とフィルム駆動用ローラ
65との間に配置される一対の退避用スプロケット71
と巻取軸66の左右に配置される巻付は用スプロケット
72とを隔壁59に回転自在に取付け、同期チェノ70
に噛み合わせている。従って、フィルム搬送用モータ6
4の作動により固定スクイズローラ69.フィルム駆動
用ローラ652巻取軸66は同期回転するが、これらの
駆動機構は全て隔壁59の後ろ側に配設されている。
ータ64に連結されたフィルム駆動用ローラ65が回転
自在に取付けられている。同様に、隔壁59の左端下部
には巻取軸66が回転自在に設けられ、この巻取軸66
には乾燥済みのフィルム20を巻取る巻取リール67が
着脱自在に装着されるようになっている。又、この巻取
軸66の上方にはブラケット68を介して回転自在に隔
壁59に取付けられた左右二つの固定スクイズローラ6
9が位置している。そして、これら固定スクイズローラ
69とフィルム駆動用ローラ65と巻取軸66とには、
無端の同期チェノ70が巻き掛けられているが、本実施
例では固定スクイズローラ69とフィルム駆動用ローラ
65との間に配置される一対の退避用スプロケット71
と巻取軸66の左右に配置される巻付は用スプロケット
72とを隔壁59に回転自在に取付け、同期チェノ70
に噛み合わせている。従って、フィルム搬送用モータ6
4の作動により固定スクイズローラ69.フィルム駆動
用ローラ652巻取軸66は同期回転するが、これらの
駆動機構は全て隔壁59の後ろ側に配設されている。
前記固定スクイズ四−ラ69と共働して処理済みのフィ
ルム20に付着した水滴を拭う左右二つの押えスクイズ
ローラ73は、前記上蓋49にローラブラケット74を
介して吊り下げられたローラホルダ75に回転自在に支
持されている。そして、ローラブラケット74とローラ
ホルダ75との間には、固定スクイズローラ69の回転
軸心と押えスクイズローラ73の回転軸心とを平行に保
持するための回り止めピン76と、押丸スクイズローラ
73を固定スクイズローラ69側に押圧するための圧縮
ばね77とが介装されている。
ルム20に付着した水滴を拭う左右二つの押えスクイズ
ローラ73は、前記上蓋49にローラブラケット74を
介して吊り下げられたローラホルダ75に回転自在に支
持されている。そして、ローラブラケット74とローラ
ホルダ75との間には、固定スクイズローラ69の回転
軸心と押えスクイズローラ73の回転軸心とを平行に保
持するための回り止めピン76と、押丸スクイズローラ
73を固定スクイズローラ69側に押圧するための圧縮
ばね77とが介装されている。
実際の作業に際しては、まず装置全体を机上等に載置し
、ケーシング12の裏側に設けられた電源コード78先
端の差込プラグ79を室内の電源コンセント等に差し込
む。
、ケーシング12の裏側に設けられた電源コード78先
端の差込プラグ79を室内の電源コンセント等に差し込
む。
そして、前i13を開(と共にロック操作っまみ57を
回し、ケーシング12に対するロック爪56の係合を解
除したのち、上蓋49に設けられた把手80を掴んで上
蓋49と共に処理用ローラ52を処理液槽24の上方へ
引き上げる(第2図及び第3図参照)。一方、空の処理
液槽24を受は皿25と共に前方に引き出すが、この時
、受は皿25の引き出し操作の途中でコンタクトプレー
ト42の先端が自由な状態となるため、引張りばね41
のばね力によって揺動ホルダ37が蝶番36を中心に回
動し、現像用ヒータ38.液温センサ39.液面センサ
40が処理液槽24の上方に退避する。ケーシング12
の前方に引き出した処理液槽24の所定箇所に現像液2
7、定着液28、洗浄液29.30をそれぞれ一定量ず
つ注入し、この処理液槽24を受は皿25と共にケーシ
ング12内の元の位置へ戻す。この時、コンタクトプレ
ート42の先端が処理液槽24に押し当るため、引張り
ばね41のばね力に抗して揺動ホルダ37が回動し、現
像用ヒータ38や液温センサ39及び液面センサ40は
現像液27中に浸る(第2図及び第3図参照)。
回し、ケーシング12に対するロック爪56の係合を解
除したのち、上蓋49に設けられた把手80を掴んで上
蓋49と共に処理用ローラ52を処理液槽24の上方へ
引き上げる(第2図及び第3図参照)。一方、空の処理
液槽24を受は皿25と共に前方に引き出すが、この時
、受は皿25の引き出し操作の途中でコンタクトプレー
ト42の先端が自由な状態となるため、引張りばね41
のばね力によって揺動ホルダ37が蝶番36を中心に回
動し、現像用ヒータ38.液温センサ39.液面センサ
40が処理液槽24の上方に退避する。ケーシング12
の前方に引き出した処理液槽24の所定箇所に現像液2
7、定着液28、洗浄液29.30をそれぞれ一定量ず
つ注入し、この処理液槽24を受は皿25と共にケーシ
ング12内の元の位置へ戻す。この時、コンタクトプレ
ート42の先端が処理液槽24に押し当るため、引張り
ばね41のばね力に抗して揺動ホルダ37が回動し、現
像用ヒータ38や液温センサ39及び液面センサ40は
現像液27中に浸る(第2図及び第3図参照)。
次に、遮光ケース18の図示しない蓋を開き、現像済み
のフィルム20が巻かれた供給リール17を遮光ケース
18内のリール受はローラ19上に載せ、フィルム2o
のリーダ部分の先端部を引き出した状態で遮光ケース1
8の蓋を閉めろ。そして、このフィルム20のリーダの
先端部を固定ガイドローラ21から処理液槽24及び固
定スクイズローラ69の上方を通し、更に温風吹出口6
2の前方を通してフィルム駆動用ローラ65に巻き掛け
、巻取軸66に装着された巻取り−ル67に固定する(
第2図参照)。
のフィルム20が巻かれた供給リール17を遮光ケース
18内のリール受はローラ19上に載せ、フィルム2o
のリーダ部分の先端部を引き出した状態で遮光ケース1
8の蓋を閉めろ。そして、このフィルム20のリーダの
先端部を固定ガイドローラ21から処理液槽24及び固
定スクイズローラ69の上方を通し、更に温風吹出口6
2の前方を通してフィルム駆動用ローラ65に巻き掛け
、巻取軸66に装着された巻取り−ル67に固定する(
第2図参照)。
しかるのち、前蓋13を閉じると共に上蓋49を押し下
げ、ロック操作っまみ57を操作してロック爪56をケ
ーシング12に係止させ、上i49をケーシング12に
固定する。
げ、ロック操作っまみ57を操作してロック爪56をケ
ーシング12に係止させ、上i49をケーシング12に
固定する。
この時の状態を表す第6図に示すように、上蓋49の下
降途中でフィルム20のリーダ部分に処理用ローラ52
が押し付けられ、そのまま処理液槽24中に入って行く
結果、フィルム20は処理用ローラ52と方向変換用ロ
ーラ33とに交互に巻き掛けられ、上下に蛇行した状態
で現像液27、定着液28、洗浄液29.30に浸漬す
る。又、固定スクイズ四−ラ69と対向する押えスクイ
ズ四−ラ73も上蓋49の下降動作に伴って圧縮ばね7
7のばね力によりフィルム20を挟圧した状態で固定ス
クイズローラ69に押付けられる。
降途中でフィルム20のリーダ部分に処理用ローラ52
が押し付けられ、そのまま処理液槽24中に入って行く
結果、フィルム20は処理用ローラ52と方向変換用ロ
ーラ33とに交互に巻き掛けられ、上下に蛇行した状態
で現像液27、定着液28、洗浄液29.30に浸漬す
る。又、固定スクイズ四−ラ69と対向する押えスクイ
ズ四−ラ73も上蓋49の下降動作に伴って圧縮ばね7
7のばね力によりフィルム20を挟圧した状態で固定ス
クイズローラ69に押付けられる。
そして、スタートスイッチ81をONにすると、現像用
ヒータ38及び乾燥用ヒータ63に通電されると共に攪
拌用モータ46及びファンモータ61が作動し、現像液
27及び洗浄液29.30を攪拌すると共に一定温度の
温風が温風吹出口62から吹き出されろ。現像液27の
液温が所定の温度に達したことを液温センサ40が検出
すると、フィルム甫送用モータ64が作動を開始する。
ヒータ38及び乾燥用ヒータ63に通電されると共に攪
拌用モータ46及びファンモータ61が作動し、現像液
27及び洗浄液29.30を攪拌すると共に一定温度の
温風が温風吹出口62から吹き出されろ。現像液27の
液温が所定の温度に達したことを液温センサ40が検出
すると、フィルム甫送用モータ64が作動を開始する。
これにより、フィルム20は現像処理、定着処理、水洗
処理されて上下二組のスクイズローラ69,73により
表面に付着した水滴が除去され、温風吹田口62の前方
を通過する間に乾燥して警戒リール67に巻取られて行
く。フィルムセンサ22がフィルム20の無くなったこ
とを検出すると、一定時間後に通電が全てOFFとなり
、前M13を開いて巻取軸66から処理済みのフィルム
20が巻かれた巻取リール67を取り外す。なお、現像
[27や定着液28及び洗浄液29.30は必要に応じ
てこの時に交換するか若しくは廃棄すれば良い。
処理されて上下二組のスクイズローラ69,73により
表面に付着した水滴が除去され、温風吹田口62の前方
を通過する間に乾燥して警戒リール67に巻取られて行
く。フィルムセンサ22がフィルム20の無くなったこ
とを検出すると、一定時間後に通電が全てOFFとなり
、前M13を開いて巻取軸66から処理済みのフィルム
20が巻かれた巻取リール67を取り外す。なお、現像
[27や定着液28及び洗浄液29.30は必要に応じ
てこの時に交換するか若しくは廃棄すれば良い。
一方、現像処理時間や定着処理時間或いは洗浄処理時間
を何らかの理由で短縮したい場合には、短縮すべき箇所
と対応する処理用ローラ52のビス83を外し、上方の
ローラ取付孔84を利用してビス83を処理用ローラ5
2の回転軸82にねじ込み、処理用ローラ52を一番下
のローラ取付孔84よりも上方にずらす。これによって
、処理液に対するフィルム20の浸漬長が短かくなり、
処理時間の短縮化がなされる。
を何らかの理由で短縮したい場合には、短縮すべき箇所
と対応する処理用ローラ52のビス83を外し、上方の
ローラ取付孔84を利用してビス83を処理用ローラ5
2の回転軸82にねじ込み、処理用ローラ52を一番下
のローラ取付孔84よりも上方にずらす。これによって
、処理液に対するフィルム20の浸漬長が短かくなり、
処理時間の短縮化がなされる。
〈発明の効果〉
本発明のフィルム処理装置によると、ローラ昇降手段に
よりローララックに対する処理用ローラの取付位置を上
下に変更できろようにしたので、処理液の調温装置やフ
ィルム搬送用の可変速モータを用いずとも処理液に対す
るフィルムの処理時間を任意に変えることが可能となり
、コスI・増や装置全体の大型化を招来する虞がない。
よりローララックに対する処理用ローラの取付位置を上
下に変更できろようにしたので、処理液の調温装置やフ
ィルム搬送用の可変速モータを用いずとも処理液に対す
るフィルムの処理時間を任意に変えることが可能となり
、コスI・増や装置全体の大型化を招来する虞がない。
第1図は本発明によるフィルム処理装置の一実施例の外
観を表す斜視図、第2図はその内部構造を表す正面断面
図、第3図はその■−■矢視断面図、第4図はローララ
ックの部分の裏面図、第5図はその■−■矢視断面図、
第6図はフィルムの処理状態を表す作業概念図、第7図
は従来のフィルム処理装置の一例を表す作業概念図であ
る。 又、図中の符号で12はケーシング、13は前蓋、20
はフィルム、24は処理液槽、27は現像液、28は定
着液、29.30は洗浄液、33は方向変換用ローラ、
49は上蓋、51は案内棒、52は処理用ローラ、53
はローララック、82は回転軸、83はビス、84はロ
ーラ取付孔である。 第3図 第6図
観を表す斜視図、第2図はその内部構造を表す正面断面
図、第3図はその■−■矢視断面図、第4図はローララ
ックの部分の裏面図、第5図はその■−■矢視断面図、
第6図はフィルムの処理状態を表す作業概念図、第7図
は従来のフィルム処理装置の一例を表す作業概念図であ
る。 又、図中の符号で12はケーシング、13は前蓋、20
はフィルム、24は処理液槽、27は現像液、28は定
着液、29.30は洗浄液、33は方向変換用ローラ、
49は上蓋、51は案内棒、52は処理用ローラ、53
はローララック、82は回転軸、83はビス、84はロ
ーラ取付孔である。 第3図 第6図
Claims (1)
- 露光済みのロールフィルムを処理する処理液が貯溜され
た処理液槽と、前記ロールフィルムが巻き掛けられた状
態で前記処理液に浸漬される処理用ローラと、この処理
用ローラの回転軸を支持すると共に前記処理液槽に対し
て相対的に昇降し得るローララックと、このローララッ
クに対する前記処理用ローラの回転軸の取付位置を上下
に変更し得るローラ昇降手段とを具えたフィルム処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10264388A JPH01274138A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | フィルム処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10264388A JPH01274138A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | フィルム処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01274138A true JPH01274138A (ja) | 1989-11-01 |
Family
ID=14332920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10264388A Pending JPH01274138A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | フィルム処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01274138A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001228594A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Panakku Kogyo Kk | ロール状フイルムの搬送装置および洗浄装置、並びにロール状フイルムの搬送方法および回収方法 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP10264388A patent/JPH01274138A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001228594A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Panakku Kogyo Kk | ロール状フイルムの搬送装置および洗浄装置、並びにロール状フイルムの搬送方法および回収方法 |
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