JP2001227228A - 開閉体の施錠装置 - Google Patents

開閉体の施錠装置

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JP2001227228A
JP2001227228A JP2000042184A JP2000042184A JP2001227228A JP 2001227228 A JP2001227228 A JP 2001227228A JP 2000042184 A JP2000042184 A JP 2000042184A JP 2000042184 A JP2000042184 A JP 2000042184A JP 2001227228 A JP2001227228 A JP 2001227228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】開閉体3の閉塞状態で、震動がおさまると開閉
体3を解錠でき使い勝手を向上できる開閉体の施錠装置
を提供する。 【解決手段】 開閉体3の閉塞状態で、少なくとも感震
体8,42の感震動作による変位または姿勢変化により開
閉体3とラッチ体9,43との係合保持状態を感震体8,
42の非感震動作による復帰動作で解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、各種の
家具、吊り戸棚、事務用キャビネット等の開閉体を地震
時の震動を感知して施錠する開閉体の施錠装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の開閉体の施錠装置として
は、たとえば、特許第2926114号公報に記載され
ているように、開閉体の閉塞状態で、地震を感知する
と、その震動で吊り戸棚等の本体に設けたラッチ体が進
出移動して開閉体の係合部に係合し、震動で開閉体がわ
ずかに開くことにより開閉体の係合部とラッチ体との係
合を保持し、また、震動を感知しなくなると、震動で開
いた開閉体を閉方向に押動してこの開閉体の係合部でラ
ッチ体を後退移動させ、この開閉体の係合部とラッチ体
との係合保持状態を解除する構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
許第2926114号公報に記載された開閉体の施錠装
置では、震動を感知しなくなった状態で開閉体を開くと
きは、先ず、震動で開いた開閉体を閉方向に押動してこ
の開閉体の係合部でラッチ体を後退移動させ、この開閉
体の係合部とラッチ体との係合保持状態を解除してから
開閉体を開く必要があるので、震動を感知しなくなって
も開閉体の係合部とラッチ体との係合保持状態が解除さ
れないにも拘わらず、直ちに開閉体を開くように誤操作
するおそれがあり、使い勝手が悪い問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、開閉体の閉塞状態で、震動を感知しなくなると
開閉体を解錠でき、使い勝手を向上できる開閉体の施錠
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の開閉体
の施錠装置は、開閉体の閉塞状態で、少なくとも感震体
の感震動作による変位または姿勢変化により前記開閉体
とラッチ体との係合保持状態を前記感震体の非感震動作
による復帰動作で解除するものである。
【0006】そして、開閉体の閉塞状態で、震動を感知
しなくなると、感震動作による変位または姿勢を変化し
た状態の感震体の非感震動作による復帰動作で、開閉体
とラッチ体との係合保持状態を解除し、開閉体を解錠す
る。
【0007】したがって、震動を感知しなくなった状態
で開閉体を開閉できる。
【0008】請求項2に記載の開閉体の施錠装置は、開
閉体の閉塞状態で、感震体の感震動作による変位または
姿勢変化により前記開閉体とラッチ体との係合を保持
し、前記感震体の非感震動作による復帰動作で前記開閉
体と前記ラッチ体との係合保持状態を解除するものであ
る。
【0009】そして、開閉体の閉塞状態で、震動が起き
ると、その震動で感震体が感震動作による変位または姿
勢を変化し、この変位または姿勢を変化した感震体にて
開閉体とラッチ体との係合を保持し、開閉体を施錠す
る。
【0010】また、開閉体の閉塞状態で、震動を感知し
なくなると、感震体が変位または姿勢を変化した状態か
ら非感震動作による復帰動作し、この感震体にて開閉体
とラッチ体との係合保持状態を解除し、開閉体を解錠す
る。
【0011】したがって、震動を感知しなくなった状態
で開閉体を開閉できる。
【0012】請求項3に記載の開閉体の施錠装置は、開
閉体の閉塞状態で、少なくとも感震体の感震動作による
変位または姿勢変化により回動されるラッチ体係止具が
前記開閉体とラッチ体との係合を保持し、前記感震体の
非感震動作による復帰動作で復帰回動する前記ラッチ体
係止具により前記開閉体とラッチ体との係合保持状態を
解除するものである。
【0013】そして、開閉体の閉塞状態で、震動が起き
ると、その震動で感震体が感震動作による変位または姿
勢を変化するとともに、この変位または姿勢を変化した
感震体によりラッチ体係止具が回動され、このラッチ体
係止具にて開閉体とラッチ体との係合を保持し、開閉体
を施錠する。
【0014】また、開閉体の閉塞状態で、震動を感知し
なくなると、感震体が変位または姿勢を変化した状態か
ら復帰動作するとともに、この感震体の復帰動作でラッ
チ体係止具が復帰回動し、このラッチ体係止具により開
閉体とラッチ体との係合保持状態を解除し、開閉体を解
錠する。
【0015】したがって、震動を感知しなくなった状態
で開閉体を開閉できる。
【0016】請求項4に記載の開閉体の施錠装置は、請
求項1ないし3のいずれかに記載の開閉体の施錠装置に
おいて、感震体は震動を感知すると揺動して姿勢が変化
する錘体である。
【0017】そして、開閉体の閉塞状態で、震動が起き
ると、その震動を感知した錘体が揺動して姿勢を変化
し、この姿勢を変化した錘体にて直接またはラッチ体係
止具を介して開閉体とラッチ体との係合を保持し、開閉
体を施錠する。
【0018】また、開閉体の閉塞状態で、震動を感知し
なくなると、錘体が姿勢を変化した状態から復帰動作
し、この非揺動状態の錘体にて直接またはラッチ体係止
具を介して開閉体とラッチ体との係合保持状態を解除
し、開閉体を解錠する。
【0019】請求項5に記載の開閉体の施錠装置は、請
求項1ないし3のいずれかに記載の開閉体の施錠装置に
おいて、感震体は凹曲面の載置面に転動可能に載置され
た球体である。
【0020】そして、開閉体の閉塞状態で、震動が起き
ると、その震動を感知した球体が載置面の凹曲面上の高
い位置に変位し、この変位した球体にて直接またはラッ
チ体係止具を介して開閉体とラッチ体との係合を保持
し、開閉体を施錠する。
【0021】また、開閉体の閉塞状態で、震動を感知し
なくなると、球体が載置面の凹曲面上の高い位置に変位
した状態から凹曲面上の低い位置に復帰し、この非転動
状態の球体にて直接またはラッチ体係止具を介して開閉
体とラッチ体との係合保持状態を解除し、開閉体を解錠
する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0023】図1ないし図5に示す第1の実施の形態に
おいて、施錠装置1は各種の家具、吊り戸棚、事務用キ
ャビネット等の本体2の開閉体3を施錠するもので、こ
の施錠装置1は、前記本体2の天板部4の前端側下面部
に設けられた施錠機構5と、前記開閉体3の上端側裏面
部に設けられた係合体6とにて構成されている。
【0024】そして、図1ないし図3に示すように、前
記施錠機構5は、前記天板部4の前端側下面部に取り付
けられたケース体7と、このケース体7内に設けられた
感震体8と、前記ケース体7内に設けられたラッチ体9
とにて構成されている。
【0025】前記ケース体7は、水平状の載置面10aを
上面に有する底板部10と、この底板部10の周縁部に形成
され上面を開口した周囲板部11と、この周囲板部11の上
面開口縁部に取り付けられた蓋板部12と、前記周囲板部
11の上端縁部の両側に形成されたフランジ部13とを有し
ている。
【0026】そして、前記底板部10には、前記載置面10
aに上面を開口した支持孔14が形成され、この支持孔14
は前記載置面10aに向かって内径を拡開した円筒状に形
成されている。
【0027】また、前記周囲板部11には、図1および図
5に示すように前面側上端部に位置して前記ラッチ体9
を上下方向に回動自在に挿通する挿通口15が開口され、
この挿通口15の下端開口縁部にて前記ラッチ体9の下方
への回動を規制するストッパー15aを形成している。
【0028】さらに、前記両側のフランジ部13には、図
4に示すように前記天板部4の前端側下面部に前記ケー
ス体7を取り付ける取付けねじを挿通する挿通孔16がそ
れぞれ形成されている。
【0029】つぎに、前記感震体8は、前記開閉体3の
閉塞状態で、感震動作による姿勢変化により前記開閉体
3とラッチ体9との係合を保持し、非感震動作による復
帰動作で前記開閉体3とラッチ体9との係合保持状態を
解除するようになっている。この感震体8は、震動を感
知すると揺動して姿勢を変化する略逆円錐台形状の錘体
17にて形成され、この錘体17は金属にて形成されてい
る。
【0030】そして、前記錘体17は、中心より上方に重
心を有する錘本体18と、この錘本体18の底面部19の下面
中心部に形成された座板部20と、この当接座部20の中心
部に下方に向かって突設された突部21と、前記錘本体18
の上面部の中心部に形成された凹部22と、前記錘本体18
の上面部にて形成された係合面部23とを有している。
【0031】前記座板部20は、底面部19の径より小さい
径で円盤状に形成され、前記支持孔14の開口縁部に当接
するようになっている。また、前記突部21は、前記座板
部20の中心部から下方に向かって順次縮径した形状に形
成されている。また、前記凹部22は上面を開口して上方
に向かって拡開して形成されている。さらに、前記係合
面部23は、前記凹部22の周縁部に連続して形成されてい
る。
【0032】そして、前記ケース体7の底板部10の支持
孔14内に錘体17の突部21を挿入してこの支持孔14の開口
縁部に錘体17の座板部20を当接した状態で、前記底板部
10上に前記感震体8が揺動自在に載置され、かつ、この
感震体8は、非感震動作時には図2に示すように、常時
鉛直状の常体姿勢で載置され、前記開閉体3を開閉でき
るようになっている。
【0033】また、前記感震体8は、図1に示すよう
に、感震動作により揺動すると常体姿勢から所定の傾斜
角度に傾斜した状態に姿勢変化し、前記開閉体3とラッ
チ体9との係合を保持し、また、この感震体8は、非感
震動作による復帰動作で前記開閉体3とラッチ体9との
係合保持状態を解除するようになっている。
【0034】つぎに、前記ラッチ体9は、図1ないし図
3に示すように、前後方向を長手方向としたラッチ本体
24と、このラッチ本体24の前端部に形成されたフック25
と、前記ラッチ本体24の後端部に形成された係合突部26
と、前記ラッチ本体24にこのラッチ本体24の中間部より
後端側に位置して形成された軸支部27とを有している。
【0035】そして、前記ラッチ本体24は、このラッチ
本体24のフック25が係合方向に向かう回動時に前記蓋板
部12の下面に当接しないように形成した非当接面28がラ
ッチ本体24の上面中間部より後端側に向かって傾斜して
形成されている。
【0036】また、前記フック25は、前記ラッチ本体24
の前端部から下方に向かって突出して形成されている。
このフック25は、前側部に後側下方に向かって円弧状に
形成された被押動部30と、後側部に前側下方に向かって
傾斜して形成された係合部31と、下端部に円弧状に形成
され前記被押動部30と係合部31とに連続した案内部32と
を有している。
【0037】また、前記係合突部26は、前記ラッチ本体
24の後端部から下方に向かって突出されている。この係
合突部26は、下端部が前記錘体17の凹部22または係合面
部23に係合するようになっている。
【0038】さらに、前記軸支部27は、軸支板33の下端
部に形成され、この軸支板33は前記ラッチ本体24の中間
部より後端側に位置してラッチ本体24から下方に向かっ
て一体に突出されている。前記軸支部27には左右方向を
軸方向とした支軸34が設けられている。
【0039】そして、前記フック25を前記ケース体7の
挿通口15内から前方に向かって突出させ、かつ、前記係
合突部26を前記常体姿勢の錘体17の凹部22上に位置させ
た状態で、前記ラッチ体9が前記支軸34にて前記ケース
体7に上下方向に回動自在に軸支されている。
【0040】また、前記ラッチ本体24が重心位置より後
端側に位置した支軸34にてラッチ体9が回動自在に軸支
されていることにより、このラッチ体9は、図2に示す
ように、常時は前記ケース体7の前面側上端部に形成さ
れたストッパー15aに当接して位置規制され、フック25
が水平面に対して下向きの状態で、係合突部26が前記常
体姿勢の錘体17の凹部22上に位置するようになってい
る。
【0041】つぎに、前記係合体6は、前記開閉体3の
上端側裏面部に固定ねじ35にて位置調節自在に取り付け
られた取付板36と、この取付板36の両側からそれぞれ突
出された支持片37と、この両側の支持片37の先端部間に
固定された係合ピン38とを有している。
【0042】そして、前記係合ピン38には前記ラッチ体
9のフック25が係脱可能に係合するようになっている。
すなわち、前記係合ピン38が進出してフック25の被押動
部30を押動すると、この係合ピン38にて前記ラッチ体9
が前記支軸34を中心として図2反時計方向に向かって押
し上げ回動され、この係合ピン38がフック25を乗り越え
ると、重心位置が前側にあるラッチ本体24はフック25側
が下降する方向に自重で回動し、係合ピン38がフック25
の係合部31に係合するようになっている。
【0043】また、前記係合ピン38が前記フック25の係
合部31に係合した状態で係合ピン38が後退すると、この
係合ピン38にて前記ラッチ体9が前記支軸34を中心とし
て図2反時計方向に向かって押し上げ回動され、この係
合ピン38がフック25を乗り越えるとフック25から外れる
ようになっている。
【0044】また、前記取付板36には前記固定ねじ35を
挿通する挿通孔39が形成されている。
【0045】つぎに、前記第1の実施の形態における作
用を説明する。
【0046】非震動時において、開閉体3を閉操作して
この開閉体3の係合体6の係合ピン38がラッチ体9のフ
ック25の被押動部30を押動すると、この被押動部30を押
動されたラッチ体9が支軸34を中心として図2反時計方
向に向かって回動される。
【0047】また、このラッチ体9が図2反時計方向に
向かって回動されると、このラッチ体9の係合突部26が
感震体8の上端部に形成した凹部22内に向かって移動す
ることによりラッチ体9の回動が阻止されることがな
く、ラッチ体9が支軸34を中心として図2反時計方向に
向かって円滑に回動される。
【0048】そして、この係合体6の係合ピン38が図3
に示すようにラッチ体9のフック25の案内部32を乗り越
えると、このラッチ体9が自重により支軸34を中心とし
て時計方向に回動し、このラッチ体9のフック25の係合
部31が図2に示すように係合ピン38に係合している。
【0049】また、ラッチ体9が自重により支軸34を中
心として時計方向に回動することにより、このラッチ体
9の係合突部26が図2に示すように感震体8の凹部22内
からこの凹部22の上方に移動する。
【0050】また、非震動時において、開閉体3の閉塞
状態で、この開閉体3の開操作によりこの開閉体3の係
合体6の係合ピン38がラッチ体9のフック25の係合部31
を押動すると、この係合部31を押動されたラッチ体9が
支軸34を中心として図2反時計方向に向かって回動され
る。
【0051】そして、この係合体6の係合ピン38が図3
に示すようにラッチ体9のフック25の案内部32を通過し
てこのフック25と係合ピン38との係合が解除され、開閉
体3が開かれる。
【0052】また、この係合体6の係合ピン38がラッチ
体9のフック25の案内部32を乗り越えると、このラッチ
体9が自重により支軸34を中心として図2時計方向に回
動し、このラッチ体9がケース体7に形成した挿通口15
のストッパー15aに当接して位置規制され、ラッチ体9
の自重による回動が停止する。
【0053】したがって、非震動時は開閉体3を必要に
応じて開閉することができる。
【0054】つぎに、開閉体3の閉塞状態で、地震が起
き、感震体8が感震動作により揺動すると、図1に示す
ように、感震体8が常体姿勢から所定の傾斜角度に傾斜
した状態に姿勢が変化する。
【0055】また、この感震体8が所定の傾斜角度に傾
斜した状態に姿勢が変化すると、この感震体8の上端部
の係合面部23がラッチ体9の係合突部26の下端部に係合
し、この感震体8の係合面部23にて係合突部26を介して
ラッチ体9の図1反時計方向への回動が阻止され、この
ラッチ体9のフック25と開閉体3の係合ピン38との係合
状態が保持され、開閉体3が施錠される。
【0056】また、開閉体3を施錠した閉塞状態で、震
動を感知しなくなると、感震体8が姿勢を変化した状態
から非感震動作により、この感震体8が常体姿勢に復帰
動作し、この感震体8の上端部の係合面部23がラッチ体
9の係合突部26の下端部から外れ、この常体姿勢に復帰
動作した感震体8にてラッチ体9のフック25と開閉体3
の係合ピン38との係合保持状態が解除され、開閉体3が
解錠される。
【0057】このように、開閉体3を施錠した開閉体3
の閉塞状態で、感震体8の感震動作による姿勢変化によ
り開閉体3とラッチ体9との係合を保持し、感震体8の
非感震動作による復帰動作で開閉体3とラッチ体9との
係合保持状態を解除することができる。
【0058】また、開閉体3を閉塞し、感震体8の姿勢
変化により開閉体3とラッチ体9との係合が保持されて
いる状態で、この感震体8が非感震動作により復帰動作
すると、開閉体3とラッチ体9との係合保持状態を解除
することができる。
【0059】したがって、開閉体3の閉塞状態で、少な
くとも感震体8の感震動作による姿勢変化により保持さ
れている開閉体3とラッチ体9との係合保持状態を感震
体8の非感震動作による復帰動作で解除することができ
る。
【0060】そして、震動を感知しない状態で開閉体3
が解錠されることにより、地震を感知しない状態で開閉
体3の解錠操作を行なうことなく開閉体3を開閉するこ
とができるので、使い勝手を向上することができる。
【0061】つぎに、図6ないし図10に示す第2の実
施の形態について説明する。
【0062】この第2の実施の形態では、開閉体3の施
錠装置1の施錠機構5は、ケース体41と、このケース体
41内に設けられた感震体42と、前記ケース体41内に設け
られたラッチ体43と、前記ケース体41内に設けられたラ
ッチ体係止具44とを有し、さらに、前記ラッチ体43を附
勢するスプリング45とを有している。
【0063】そして、前記ケース体41は、底板部46と、
この底板部46の周縁部に形成され上面を開口した周囲板
部47と、この周囲板部47の上面開口縁部に取り付けられ
た蓋板部48と、前記周囲板部47の上端縁部の両側に形成
されたフランジ部49とを有している。
【0064】前記底板部46には、後側上面に前記感震体
42を載置する載置面50が水平状に形成され、中間部に規
制突起51が形成されている。また、前記載置面50に上面
を開口した支持孔52が前記底板部46に形成され、この支
持孔52は前記載置面50に向かって内径を拡開した円筒状
に形成されている。さらに、前記規制突起51には、後面
部に前側上方に向かって傾斜した規制面53が形成され、
前面部に形成された垂直状面54の下端部に係止部55が形
成されている。
【0065】また、前記周囲板部47には、図6および図
10に示すように前面側下部に位置して前記ラッチ体43
を上下方向に回動自在に挿通する挿通口56が開口され、
この挿通口56の上端開口縁部にて前記ラッチ体43の上方
への回動位置を規制するストッパー57が形成されている
さらに、前記両側のフランジ部49には、前記天板部4の
前端側下面部に前記ケース体41取り付ける取付けねじを
挿通する挿通孔58がそれぞれ形成されている。
【0066】つぎに、前記感震体42は、前記開閉体3の
閉塞状態で、感震動作による姿勢変化により回動される
前記ラッチ体係止具44が前記開閉体3とラッチ体43との
係合を保持し、非感震動作による復帰動作で復帰回動す
る前記ラッチ体係止具44により前記開閉体3とラッチ体
43との係合保持状態を解除するようになっている。この
感震体42は、前記第1の実施の形態に設けた前記感震体
8と同一構成であるから前記感震体8の構成の説明に用
いた符号を記入して説明を省略する。
【0067】そして、前記ケース体41の底板部46の支持
孔52内に前記感震体42の突部21を挿入してこの支持孔52
の開口縁部に感震体42の座板部20を当接した状態で、前
記底板部46上に感震体42が揺動自在に載置され、かつ、
この感震体42は、非感震動作時には図7及び図8に示す
ように、常時常体姿勢で載置され、前記開閉体3を開閉
できるようになっている。
【0068】また、前記感震体42は、図6に示すよう
に、震動を感知すると揺動する感震動作により常体姿勢
から所定の傾斜角度に傾斜した状態に姿勢変化し、前記
ラッチ体係止具44が前記開閉体3とラッチ体43との係合
を保持し、また、この感震体42は、非感震動作による復
帰動作で復帰回動する前記ラッチ体係止具44により前記
開閉体3とラッチ体43との係合保持状態を解除するよう
になっている。
【0069】つぎに、前記ラッチ体43は、図6ないし図
8に示すように、前後方向を長手方向としたラッチ本体
59と、このラッチ本体59の前端部に形成されたフック60
と、前記ラッチ本体59の後端部に形成された爪係合部61
と、前記ラッチ本体59の後端側に設けられた支軸62とを
有している。
【0070】そして、前記フック60は、前記ラッチ本体
43の前端部から上方に向かって突出して形成されてい
る。このフック60は、前側部に後側上方に向かって円弧
状に形成された被押動部63と、後側部に前側上方に向か
って傾斜して形成された係合部64と、上端部に円弧状に
形成され前記被押動部63と係合部64とに連続した案内部
65とを有している。
【0071】また、前記爪係合部61は、前記ラッチ本体
59の後端部に上面を開口した係合凹部にて形成されてい
る。
【0072】そして、前記フック60を前記ケース体41の
挿通口56内から前方に向かって突出させた状態で、前記
ラッチ体43が前記支軸62にて前記ケース体41に上下方向
に回動自在に軸支されている。
【0073】また、前記支軸62に前記スプリング45が巻
回され、このスプリング45の一端部が前記ラッチ本体59
の後側上部に設けられた係止部66に係止され、このスプ
リング45の他端部が前記規制突起51の係止部55に係止さ
れている。
【0074】そして、前記スプリング45にて前記ラッチ
体43が前記支軸62を中心として図6反時計方向に向かっ
て回動するように附勢され、常時はラッチ体43が前記ケ
ース体41に形成された前記挿通口56のストッパー57に当
接して位置規制されるようになっている。
【0075】また、この状態で、前記係合ピン38には前
記ラッチ体43のフック60が係脱可能に係合するようにな
っている。すなわち、前記係合ピン38が進出してフック
60の被押動部63を押動すると、この係合ピン38にて前記
ラッチ体43がスプリング45に抗して前記支軸62を中心と
して図7時計方向に向かって回動され、この係合ピン38
がフック60を乗り越えるとフック60の係合部64に係合す
るようになっている。
【0076】また、前記係合ピン38が前記フック60の係
合部64に係合した状態で係合ピン38が後退すると、この
係合ピン38にて前記ラッチ体43が前記支軸62を中心とし
て図8時計方向に向かって回動され、この係合ピン38が
フック60を乗り越えるとフック60から外れるようになっ
ている。
【0077】つぎに、前記ラッチ体係止具44は、図6な
いし図8に示すように、係止具本体67と、前記ラッチ体
43に形成された前記爪係合部61に係脱する係止爪68と、
前記感震体42の上端部に形成された前記凹部22または係
合面部23に係合する係合突部69と、前記係止具本体67を
前記ケース体41に取付ける支軸70とを有している。
【0078】そして、前記係止具本体67は、側面視略逆
三角形状に形成され、この係止具本体67には、前側縁部
に前記規制突起51の規制面53に当接する当接面71が形成
され、下端部に前記支軸70が取り付けられている。
【0079】また、前記係止爪68は、前記当接面71の上
方に位置した前記係止具本体67の前端部に形成されてい
る。また、前記係合突部69は、前記係止爪68と反対側に
位置して前記係止具本体67の後端部に下方に向かって突
出されている。
【0080】そして、図7に示すように、前記ラッチ体
係止具44の係止爪68を前記ラッチ体43の爪係合部61の後
方に位置させ前記ラッチ体係止具44の係合突部69を前記
感震体42の凹部22に位置させた状態で、前記支軸70にて
前記ラッチ体係止具44が前記ケース体41に上下方向に回
動自在に軸支されている。
【0081】また、前記支軸70にて前記ラッチ体係止具
44が前記ケース体41に上下方向に回動自在に軸支された
状態で、常時前記感震体42側に傾くようにラッチ体係止
具44の重心が設定されている。このため、図7及び図8
に示すように、このラッチ体係止具44の係合突部69は常
時感震体42の凹部22に位置し、また、このラッチ体係止
具44の係止爪68は前記ラッチ体43の爪係合部61から外れ
た位置に位置するようになっている。
【0082】その他の構成は前記第1の実施の形態にお
ける構成と同一であるから前記第1の実施の形態構成と
同一構成については第1の実施の形態における構成の説
明に用いた符号を記入してその説明を省略する。
【0083】つぎに、前記第2の実施の形態における作
用を説明する。
【0084】非震動時において、開閉体3の閉操作でこ
の開閉体3の係合体6の係合ピン38がラッチ体43のフッ
ク60の被押動部63を押動すると、この被押動部63を押動
されたラッチ体43がスプリング45に抗して支軸62を中心
として図7時計方向に向かって回動される。
【0085】また、このラッチ体43が図7時計方向に向
かって回動されるとき、ラッチ体係止具44の係止爪68が
ラッチ体43の爪係合部61に係合することがないのでラッ
チ体43の回動が阻止されることがなく、ラッチ体43が支
軸62を中心として図7時計方向に向かって回動される。
【0086】そして、この係合体6の係合ピン38が図7
に示すようにラッチ体43のフック60の案内部65を乗り越
えると、スプリング45の復元力により支軸62を中心とし
てラッチ体43が反時計方向に回動され、このラッチ体43
のラッチ本体59の上面部が挿通口56のストッパー57に当
接してラッチ体43が位置規制され、このラッチ体43のフ
ック60の係合部64が図8に示すように係合ピン38に係合
し、このフック60と係合ピン38との係合により開閉体3
が閉塞状態に位置決めされる。
【0087】また、非震動時において、開閉体3の閉塞
状態で、この開閉体3を開操作してこの開閉体3の係合
体6の係合ピン38がラッチ体43のフック60の係合部64を
押動すると、この係合部64を押動されたラッチ体43がス
プリング45に抗して支軸62を中心として図7時計方向に
向かって回動される。
【0088】そして、この係合体6の係合ピン38が図7
に示すようにラッチ体43のフック60の案内部65を乗り越
えてこのフック60と係合ピン38との係合が解除され、開
閉体3が開かれる。
【0089】また、この係合体6の係合ピン38がラッチ
体43のフック60の案内部65を乗り越えると、スプリング
45の復元力により支軸62を中心としてラッチ体43が反時
計方向に回動され、このラッチ体43のラッチ本体59の上
面部が挿通口56のストッパー57に当接してラッチ体43が
位置規制される。
【0090】したがって、非震動時は開閉体3を必要に
応じて開閉することができる。
【0091】つぎに、開閉体3の閉塞状態で、地震が起
き、感震体42が感震動作により揺動すると、図6に示す
ように、感震体42が常体姿勢から所定の傾斜角度に傾斜
した状態に姿勢が変化する。
【0092】また、この感震体42が所定の傾斜角度に傾
斜した状態に姿勢が変化すると、この感震体42の上端部
の係合面部23がラッチ体係止具44の係合突部69の下端部
に係合し、この感震体42の係合面部23にて係合突部69を
介してラッチ体係止具44が支軸70を中心として図6時計
方向に回動される。
【0093】そして、このラッチ体係止具44の当接面71
が規制突起51の規制面53に係合した状態で、このラッチ
体係止具44の係止爪68がラッチ体43の爪係合部61に係合
し、このラッチ体係止具44にてこのラッチ体43のフック
60と開閉体3の係合ピン38との係合状態が保持され、開
閉体3が施錠される。
【0094】また、開閉体3を施錠した閉塞状態で、震
動を感知しなくなると、感震体42が姿勢を変化した状態
から非感震動作により、この感震体42が常体姿勢に復帰
動作し、この感震体42の復帰動作でラッチ体係止具44が
支軸70を中心として図6反時計方向に復帰回動し、この
ラッチ体係止具44の係止爪68がラッチ体43の爪係合部61
から外れる。
【0095】そして、この復帰回動したラッチ体係止具
44によりラッチ体43のフック60と開閉体3の係合ピン38
との係合保持状態が解除され、開閉体3が解錠される。
【0096】また、開閉体3を閉塞し、感震体42の姿勢
変化により回動されるラッチ体係止具44が開閉体3とラ
ッチ体43との係合が保持されている状態で、この感震体
42が非感震動作により復帰動作でラッチ体係止具44が復
帰回動すると、開閉体3とラッチ体43との係合保持状態
を解除することができる。
【0097】したがって、開閉体3の閉塞状態で、少な
くとも感震体42の感震動作による姿勢変化により回動さ
れるラッチ体係止具44が開閉体3とラッチ体43との係合
を保持し、感震体42の非感震動作による復帰動作で復帰
回動するラッチ体係止具44により開閉体3とラッチ体43
との係合保持状態を解除することができる。
【0098】そして、震動を感知しなくなった状態で開
閉体3が解錠されることにより、震動を感知しなくなっ
た状態で開閉体3の解錠操作を行なうことなく開閉体3
を開閉することができるので、使い勝手を向上すること
ができる。
【0099】つぎに、図11ないし図13に示す第3の
実施の形態について説明する。
【0100】この第3の実施の形態では、前記第2の実
施の形態において、感震体42は凹曲面の載置面75に転動
可能に載置された球体76にて形成され、さらに、この球
体76の上面部にラッチ体係止具44に設けられている球体
係合部77を係合したものである。
【0101】そして、前記凹曲面の載置面75は、前記ケ
ース体41の底板部46の上面部に下方に向かって凹んだ状
態に凹弧状に形成されている。
【0102】また、前記球体76は前記載置面75の凹曲面
の曲率より小さい曲率の球体にて形成されている。この
球体76は鋼球にて形成されている。
【0103】さらに、前記球体係合部77は、前記ラッチ
体係止具44の後端部に下方に向かって突設されている。
この球体係合部77には、前記球体76の上面部に上方から
係合する凹曲面78が球体係合部77の下面に形成されてい
る。
【0104】その他の構成は前記第2の実施の形態と同
一であるから第2の実施の形態と同一構成については第
2の実施の形態説明に用いた符号を記入してその説明を
省略する。
【0105】つぎに、第3の実施の形態における作用を
説明する。
【0106】開閉体3の閉塞状態で、地震が起きると、
その震動を感知した球体76が感震動作により転動して載
置面75の凹曲面上の高い位置に変位し、この変位した球
体76にて球体係合部77が押動され、この球体係合部77を
押動されたラッチ体係止具44が支軸70を中心として図1
2時計方向に回動される。
【0107】そして、このラッチ体係止具44の係止爪68
が爪係合部61に係合し、このラッチ体係止具44にてこの
ラッチ体43のフック60と開閉体3の係合ピン38との係合
状態が保持され、開閉体3が施錠される。
【0108】また、開閉体3を施錠した閉塞状態で、震
動を感知しなくなると、球体76の非感震動作により復帰
転動して載置面75の凹曲面上の高い位置に変位した状態
から凹曲面上の低い位置に復帰し、この球体76の復帰動
作でラッチ体係止具44が支軸70を中心として図12反時
計方向に復帰回動し、このラッチ体係止具44の係止爪68
がラッチ体43の爪係合部61から外れる。
【0109】そして、この非転動状態の球体76にてラッ
チ体係止具44を介して開閉体3とラッチ体43との係合保
持状態が解除され、開閉体3が解錠される。
【0110】つぎに、前記第1の実施の形態では、感震
体8は錘体17を用いる構成について説明したが、この構
成に限らず、感震体8は前記第3の実施の形態における
球体76を用いる構成としてもよい。
【0111】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、開閉体の閉塞
状態で、震動を感知しなくなると開閉体を解錠でき、開
閉体の解錠操作の必要がなく、震動を感知しなくなった
状態で開閉体を開閉でき、使い勝手を向上できる。
【0112】請求項2の発明によれば、開閉体の閉塞状
態で、震動時に開閉体の施錠操作の必要がなく開閉体を
閉塞状態で施錠でき、また、その震動を感知しなくなる
と開閉体を解錠でき、開閉体の解錠操作の必要がなく、
地震がおさまった状態で開閉体を開閉でき、使い勝手を
向上できる。
【0113】請求項3の発明によれば、開閉体の閉塞状
態で、震動時に開閉体の施錠操作の必要がなく、感震体
の感震動作により回動されるラッチ体係止具が開閉体と
ラッチ体との係合を保持することにより開閉体を閉塞状
態で施錠でき、また、その震動を感知しなくなると感震
体の復帰動作で復帰回動するラッチ体係止具により開閉
体を解錠でき、開閉体の解錠操作の必要がなく、地震が
おさまった状態で開閉体を開閉でき、使い勝手を向上で
きる。
【0114】請求項4の発明によれば、開閉体の閉塞状
態で、震動を感知して姿勢を変化する錘体にて開閉体と
ラッチ体との係合を保持でき、また、震動を感知しなく
なると、姿勢を変化した状態から復帰動作する非揺動状
態の錘体にて開閉体とラッチ体との係合保持状態を解除
でき、錘体の重心を変化させることにより必要な感度の
錘体を得ることができる。
【0115】請求項5の発明によれば、開閉体の閉塞状
態で、震動を感知して載置面の凹曲面上の高い位置に転
動変位する球体にて開閉体とラッチ体との係合を保持で
き、また、震動を感知しなくなると、載置面の凹曲面上
の高い位置に転動変位した状態から凹曲面上の低い位置
に転動復帰する非転動状態の球体にて開閉体とラッチ体
との係合保持状態を解除でき、球体の感震動作及び非感
震動作が円滑で構成も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す開閉体の施錠装
置の断面図である。
【図2】同上開閉体の閉塞状態を示す断面図である。
【図3】同上開閉体の開放状態を示す断面図である。
【図4】同上施錠装置を示す平面図である。
【図5】同上正面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す開閉体の施錠装
置の断面図である。
【図7】同上開閉体の開放状態を示す断面図である。
【図8】同上開閉体の閉塞状態を示す断面図である。
【図9】同上施錠装置を示す平面図である。
【図10】同上正面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態を示す開閉体の施錠
装置の平面図である。
【図12】同上断面図である。
【図13】同上正面図である。
【符号の説明】
3 開閉体 8 感震体 9 ラッチ体 17 錘体 42 感震体 43 ラッチ体 44 ラッチ体係止具 75 載置面 76 球体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉体の閉塞状態で、少なくとも感震体
    の感震動作による変位または姿勢変化により前記開閉体
    とラッチ体との係合保持状態を前記感震体の非感震動作
    による復帰動作で解除することを特徴とする開閉体の施
    錠装置。
  2. 【請求項2】 開閉体の閉塞状態で、感震体の感震動作
    による変位または姿勢変化により前記開閉体とラッチ体
    との係合を保持し、前記感震体の非感震動作による復帰
    動作で前記開閉体と前記ラッチ体との係合保持状態を解
    除することを特徴とする開閉体の施錠装置。
  3. 【請求項3】 開閉体の閉塞状態で、少なくとも感震体
    の感震動作による変位または姿勢変化により回動される
    ラッチ体係止具が前記開閉体とラッチ体との係合を保持
    し、前記感震体の非感震動作による復帰動作で復帰回動
    する前記ラッチ体係止具により前記開閉体とラッチ体と
    の係合保持状態を解除することを特徴とする開閉体の施
    錠装置。
  4. 【請求項4】 感震体は震動を感知すると揺動して姿勢
    が変化する錘体であることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の開閉体の施錠装置。
  5. 【請求項5】 感震体は凹曲面の載置面に転動可能に載
    置された球体であることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の開閉体の施錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006028780A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Murakoshi Mfg Corp 移動部材停止装置
JP2006028781A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Murakoshi Mfg Corp 移動部材停止装置
JP2013204250A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd 耐震安全装置

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