JP2001227135A - 化粧板の施工構造 - Google Patents

化粧板の施工構造

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JP2001227135A
JP2001227135A JP2000041252A JP2000041252A JP2001227135A JP 2001227135 A JP2001227135 A JP 2001227135A JP 2000041252 A JP2000041252 A JP 2000041252A JP 2000041252 A JP2000041252 A JP 2000041252A JP 2001227135 A JP2001227135 A JP 2001227135A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工が容易であり,外力に対して高い施工強
度を有する化粧板の施工構造を提供すること。 【解決手段】 化粧板2は下地3に対し施工金具1を介
して取り付けられる。施工金具1は,下地3に固定する
本体部11と,該本体部11の表側面111から前方上
方へ突出し化粧板2を支承するための支承片12と,化
粧板2における係止凹部23を係止するように下方へ突
出した係止爪片13とを有している。一方,化粧板2
は,支承片12を嵌入するための嵌入凹部22と,係止
爪片13に係止されるための係止凹部23とを有してい
る。また,化粧板2は,係止凹部23が係止爪片13に
係止されることによって上方への抜け出しを防止されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,建築物の破風,鼻隠し,幕板又
は胴差等として用いられる化粧板の施工構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来より,施工金具を介して化粧板を下地
に取り付ける方法が知られている。例えば,施工金具の
上方から化粧板を嵌入するように取り付ける方法とし
て,特開平9−165895号公報及び特許02898
538号公報が開示されている。これらの取付方法によ
れば,化粧板を施工金具の上方から嵌入するだけで取り
付けることができる。そのため,取り付けが容易であ
る。
【0003】しかし,これらの取付方法においては,施
工金具は化粧板を下方からのみ支承しているので,化粧
板はその下方からの負荷に対しては上方にずれるおそれ
がある。そのため,特開平10−252241号公報に
開示されているように,化粧板をビス等の固定具で固定
している。しかし,この取付方法では,施工に手間がか
かるだけでなく,固定具の頭が意匠表面に露出し,外観
意匠性を損ねる可能性がある。
【0004】
【解決しようとする課題】上記のような問題を解決する
ために,特開平8−144494号公報,実開平3−4
8034号公報及び特開平11−141112号公報に
おいて開示されているごとく,化粧板が上方にずれない
ように,施工金具が化粧板を上方及び下方から支承する
ようにした取付方法がある。しかし,これらの取付方法
においては,化粧板が施工金具により弾性的に係止され
ているので,化粧板に何らかの衝撃力が働いたときに該
化粧板が外れるおそれがある。また,実公平6−407
67号公報においては,化粧板が上方へずれないように
施工金具の逆止爪で上記化粧板を弾性的に押さえつけて
いるのみである。そのため,固定具により該化粧板を固
定している。
【0005】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,施工が容易であり,外力に対して高い施
工強度を有する化粧板の施工構造を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,下地に対
し施工金具を介して化粧板を取り付けてなる化粧板の施
工構造において,上記施工金具は,下地に固定する本体
部と,該本体部の表側面から前方上方へ突出し化粧板を
支承するための支承片と,上記化粧板における下記の係
止凹部を係止するように下方へ突出した係止爪片とを有
し,一方,上記化粧板は,上記支承片を嵌入するための
嵌入凹部と,上記係止爪片に係止されるための係止凹部
とを有しており,かつ,上記化粧板は,上記係止凹部が
上記係止爪片に係止されることによって上方への抜け出
しを防止されていることを特徴とする化粧板の施工構造
にある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,上
記施工金具は,上記化粧板における係止凹部に係止する
係止爪片を有し,一方,上記化粧板は,上記係止爪片に
係止されるための係止凹部を有しており,かつ,上記化
粧板は,上記係止凹部が上記係止爪片に係止されること
によって上方への抜け出しを防止されていることであ
る。
【0008】次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明においては,上記化粧板を上記施工金具に取り付
ける際には,当該化粧板を前方上方に突出した支承片に
支承させるため,上方よりスライドさせて取り付ける。
即ち,化粧板の施工時には,該化粧板を施工金具の表側
面の正面から該施工金具に合わせて,その後,当該化粧
板を施工金具の上方から下方へ向けてスライドさせる
(図2(a),(b)参照)。そのとき,係止爪片は化
粧板をスライドさせるときの障害物となる。しかし,係
止爪片は,下方に突出して形成してあるため,上方から
の力に対しては弾性的に変形することができる。そのた
め,容易に化粧板をスライドさせて,施工金具に取り付
けることができる。
【0009】そして,施工状態においては,化粧板の係
止凹部が,下方へ突出した上記係止爪片に係止されてい
る。そのため,化粧板に下方から外力が加わった場合で
も,該化粧板はその係止凹部が係止爪片に引っ掛る。そ
れ故,化粧板に下方から外力が加わった場合でも,該化
粧板が上方へずれたりあるいは抜け出したりすることが
ない。
【0010】また,上記施工金具の支承片は,本体部の
表側面から前方上方へ突出しており,化粧板を下方から
支承している。そのため,化粧板はそれに加わる上方か
らの外力に対して高い剛性を有している。また,上記支
承片は上記嵌入凹部に嵌入している。そのため,強風な
どにより化粧板を前方に浮き上がらせようとする外力が
該化粧板に働いた場合でも,当該化粧板が浮き上がるこ
とがない。
【0011】以上,本発明によれば,施工が容易であ
り,外力に対して高い施工強度を有する化粧板の施工構
造を提供することができる。
【0012】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記施工金具の支承片と係止爪片とは,上記本体部より切
り起こして加工され,一体的に形成されていることが好
ましい。これにより,上記施工金具における支承片と係
止爪片とを容易に形成することができ,かつこれらの強
度が高い。
【0013】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記係止爪片は上記本体部の表側面において形成されてお
り,一方上記係止凹部は上記化粧板の裏側面に形成され
ていることが好ましい。これにより,所定の大きさに容
易に上記係止爪片及び上記係止凹部を形成することがで
きる。
【0014】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記係止爪片は上記支承片において形成されており,一方
上記係止凹部は上記嵌入凹部に隣設して形成されている
こともできる(図8,図12参照)。これにより,化粧
板における裏側面から上記嵌入凹部までの厚みが小さな
場合でも施工が可能となる。
【0015】次に,請求項5に記載の発明のように,上
記支承片は上方へ曲面状に突出していることもできる。
これにより,化粧板を施工金具に取り付ける際に,上記
支承片を上記嵌入凹部に滑らかに嵌入することができ,
施工が容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる化粧板の施工構造につき,
図1〜図5を用いて説明する。図1に示すごとく,本例
における化粧板2は,下地3に対し施工金具1を介して
取り付けられる。上記施工金具1は,下地3に固定する
本体部11と,該本体部11の表側面111から前方上
方へ突出し化粧板2を支承するための支承片12と,上
記化粧板2における係止凹部23を係止するように下方
へ突出した係止爪片13とを有している。
【0017】一方,上記化粧板2は,上記支承片12を
嵌入するための嵌入凹部22と,上記係止爪片13に係
止されるための係止凹部23とを有している。また,上
記化粧板2は,上記係止凹部23が上記係止爪片13に
係止されることによって上方への抜け出しを防止されて
いる。
【0018】以下に詳説する。図3(a),(b)に示
すごとく,本例の施工金具1は,ステンレス鋼製の1枚
の平板から切り起こして加工され,本体部11と支承片
12と係止爪片13とを有している。支承片12と係止
爪片13とは,本体部11の表側面111において一体
的に形成されている。上記支承片12は,前方,即ち意
匠表面側に高さを有して上方へ突出している。そして,
本体部11と支承片12との間には支承凹部121が形
成されている。また,上記係止爪片13は,本体部11
とのなす角度が鋭角になるように下方へ突出している。
図3(b)に示すごとく,支承片12は横方向に2箇所
並んだものが上下に形成されており,また,係止爪片1
3は,上下に1箇所づつ形成されている。
【0019】一方,図4に示すごとく,上記化粧板2
は,嵌入凹部22と係止凹部23とを有している。上記
嵌入凹部22と上記係止凹部23とは,化粧板2の裏側
面21において形成されている。上記嵌入凹部22は,
上記支承片12が嵌入するように,該支承片12の形状
に沿った形状をしている。そして,嵌入凹部22の裏面
側には上記支承凹部121に支承される支承凸部221
が形成されている。また,上記係止凹部23は,上記係
止爪片13が嵌り込むことができる大きさの断面形状を
有している。
【0020】上記化粧板2の裏側面21における上記嵌
入凹部22の下側には,挿入空間24が形成されてい
る。該挿入空間24は,化粧板2の施工時に,化粧板2
を施工金具1の表側面111から合わせるとき,上記支
承片12が嵌り込むことができる大きさの断面形状を有
している。また,嵌入凹部22,係止凹部23,挿入空
間24及び支承凸部221の各部位は化粧板2の裏側面
21よりも内側に形成されている。
【0021】図4に示すごとく,化粧板2は押出成形に
よって作製されるので,その断面形状は長手方向に向け
て一定である。即ち,嵌入凹部22,挿入空間24及び
支承凸部221の各部位は,長手方向に向けて一定の断
面形状を有しており,それぞれ上下に形成されている。
また,係止凹部23についても同様に,長手方向に向け
て一定の断面形状を有しており,それぞれ上下に形成さ
れている。なお,本例においては,上記化粧板2の意匠
表面側の形状は平らであるが,該形状は段差形状等の別
の形状であってもよい。
【0022】図1に示すごとく,上側の2箇所の支承片
12は上側の嵌入凹部22に嵌入しており,下側の2箇
所の支承片12は下側の嵌入凹部22に嵌入している。
また,上側の係止爪片13は上側の係止凹部23の下側
角部231を係止し,下側の係止爪片13は下側の係止
凹部23の下側角部231を係止している。
【0023】同図に示すごとく,施工金具1は,図示し
ないネジ等の固定具により下地3に取り付けられてい
る。また,上記支承凸部221は,上記支承凹部121
に支承されている。また,上記支承片12の先端面12
2(図3参照)は,上記嵌入凹部22の奥端面222
(図4参照)と当接しておらず,上記支承凸部221の
先端面223(図4参照)が,支承片12の内側下面1
23(図3参照)と当接している。
【0024】なお,支承片12の先端面122が,嵌入
凹部22の奥端面222と当接しており,支承凸部22
1の先端面223は,支承片12の内側下面123と当
接していなくてもよい。また,上記支承片12の先端面
122が,嵌入凹部22の奥端面222と当接してお
り,支承凸部221の先端面223も支承片12の内側
下面123と当接していてもよい。
【0025】また,図5に示すごとく化粧板2は長尺物
で使用されることが多く,化粧板2は複数の施工金具1
によって施工されている。化粧板2の左右端面201の
部分においては,施工金具1が配置され,隣接して他の
化粧板2が施工されている。
【0026】次に,化粧板2の施工方法について説明す
る。図2(a)に示すごとく,まずは,施工金具1を下
地3に固定する。次いで,同図に示すごとく,化粧板2
の挿入空間24に施工金具1の支承片12が入るよう
に,化粧板2をその裏側面21から施工金具1の表側面
111に合わせる。
【0027】次いで,図2(b)に示すごとく,化粧板
2の嵌入凹部22に上記支承片12が嵌入するように,
化粧板2を施工金具1に対して下方にスライドさせる。
このとき,施工金具1の係止爪片13は,化粧板2の裏
側面21における係止凹部23の下側に位置する部分に
よってその突起を本体部11側に押さえ付けられる。そ
して,図1に示すごとく,化粧板2が施工位置にくる
と,該係止爪片13がもとの突出した状態に戻り係止凹
部23に入る。
【0028】なお,上記係止爪片13と上記係止凹部2
3の下側角部231との間には,容易に係止爪片13が
係止凹部23に入るように,若干のクリアランスが設け
てある。しかし,このクリアランスは,ほとんど設けて
なくてもよい。
【0029】次に,本例の作用効果につき説明する。図
2(b)に示すごとく,上記施工金具1の係止爪片13
は,化粧板2を取り付けるときのみ弾性的に作用する。
即ち,係止爪片13は本体部11から切り起こして形成
され,該本体部11とのなす角度が鋭角になるよう下方
に突出している。そして,化粧板2の施工時に化粧板2
を下方にスライドさせるとき,係止爪片13には,化粧
板2の裏側面21における係止凹部23の下側に位置す
る部分により上方から力が加えられる。
【0030】そのとき,係止爪片13は弾性的に変形
し,切り起こして加工される前の状態に押さえ付けられ
る。そして,化粧板2が施工位置にくると,該係止爪片
13がもとの突出した状態に戻り係止凹部23に入る。
このような係止爪片13の作用により,容易に化粧板2
をスライドさせて,施工金具1に取り付けることができ
る。
【0031】また,施工状態においては,化粧板2の係
止凹部23の下側角部231が,下方へ突出した上記係
止爪片13に係止されている。そのため,化粧板2にそ
の下方から外力が加わった場合,係止爪片13は外に広
がろうと,つまり上記本体部11とのなす角度が大きく
なるように変形しようとする。しかし,係止凹部23の
下側角部231によって,係止爪片13の変形は阻止さ
れる。そのため,化粧板2はその係止凹部23の下側角
部231が係止爪片13に引っ掛る。それ故,化粧板2
に下方から外力が加わった場合でも,該化粧板2が上方
へずれたりあるいは抜け出したりすることがない。
【0032】また,上記施工金具1の支承片12は,本
体部11の表側面111から前方上方へ突出しており,
化粧版2を下方から支承している。そのため,化粧板2
はそれに加わる上方からの外力に対して高い剛性を有し
ている。また,上記支承片12は上記嵌入凹部22に嵌
入している。そのため,強風などにより化粧板2を前方
に浮き上がらせようとする外力が該化粧板2に働いた場
合でも,当該化粧板2が浮き上がることがない。
【0033】実施形態例2 本例においては,図6に示すごとく,施工金具1の支承
片12は,上下に1箇所づつ形成されており,また,係
止爪片13は横方向に2箇所並んだものが上下に形成さ
れている。また,化粧板2は上記実施形態例1と同じも
のが使用されている。
【0034】上側の支承片12は上側の嵌入凹部22に
嵌入し,下側の支承片12は下側の嵌入凹部22に嵌入
している。また,上側の2箇所の係止爪片13は上側の
係止凹部23を係止し,下側の2箇所の係止爪片13は
下側の係止凹部23を係止している。その他は,実施形
態例1と同様である。
【0035】本例の施工金具1を隣接して施工する化粧
板2の繋ぎ目部分に使用することにより,確実に化粧板
2の上方への抜け出しを防止することができる。その
他,上記実施形態例1と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0036】実施形態例3 本例においては,図8に示すごとく,施工金具1の支承
片12は,横方向に2箇所並んだものが上下に形成され
ており,また,係止爪片13は,それぞれの支承片12
の外側面において形成されている。一方,図9に示すご
とく,化粧板2の係止凹部23は,上記嵌入凹部22の
意匠表面側に該嵌入凹部22に隣設して形成されてい
る。
【0037】図7に示すごとく,上側の2箇所の支承片
12は上側の嵌入凹部22に嵌入し,下側の2箇所の支
承片12は下側の嵌入凹部22に嵌入している。また,
上側の2箇所の係止爪片13は上側の係止凹部23を係
止し,下側の2箇所の係止爪片13は下側の係止凹部2
3を係止している。その他は,実施形態例1と同様であ
る。
【0038】本例の施工金具1により,化粧板2におけ
る裏側面21から嵌入凹部22までの厚みが小さな場合
でも施工が可能となる。その他,上記実施形態例1と同
様の作用効果を得ることができる。
【0039】実施形態例4 本例においては,図10に示すごとく,施工金具1の支
承片12は,上下に1箇所づつ形成されており,また,
係止爪片13は横方向に2箇所並んだものが上下に支承
片12の外側面において形成されている。また,化粧板
2は上記実施形態例3と同じものが使用されている。
【0040】上側の支承片12は上側の嵌入凹部22に
嵌入し,下側の支承片12は下側の嵌入凹部22に嵌入
している。また,上側の2箇所の係止爪片13は上側の
係止凹部23を係止し,下側の2箇所の係止爪片13は
下側の係止凹部23を係止している。その他は,実施形
態例1と同様である。
【0041】本例の施工金具1により,化粧板2におけ
る裏側面21から嵌入凹部22までの厚みが小さな場合
でも施工が可能となる。その他,上記実施形態例1と同
様の作用効果を得ることができる。
【0042】実施形態例5 本例においては,図12に示すごとく,施工金具1の支
承片12は,上下に1箇所づつ形成されており,また,
係止爪片13は,横方向に2箇所並んだものが上下に支
承片12の内側面において形成されている。一方,図1
3に示すごとく,化粧板2の係止凹部23は,上記嵌入
凹部22の裏面側に該嵌入凹部22に隣設して形成され
ている。
【0043】図11に示すごとく,上側の支承片12は
上側の嵌入凹部22に嵌入し,下側の支承片12は下側
の嵌入凹部22に嵌入している。また,上側の2箇所の
係止爪片13は上側の係止凹部23を係止し,下側の2
箇所の係止爪片13は下側の係止凹部23を係止してい
る。その他は,実施形態例1と同様である。
【0044】本例の施工金具1により,化粧板2におけ
る裏側面21から嵌入凹部22までの厚みが小さな場合
でも施工が可能となる。その他,上記実施形態例1と同
様の作用効果を得ることができる。
【0045】実施形態例6 本例においては,図15に示すごとく,施工金具1の支
承片12は,上方へ曲面状に突出しており,横方向に2
箇所並んだものが上下に形成されている。また,係止爪
片13は,上下に1箇所づつ,本体部11の表側面11
1において形成されている。一方,図16に示すごと
く,化粧板2の係止凹部23は,該化粧板2の裏側面2
1において上下に1箇所づつ形成されている。
【0046】図14に示すごとく,上側の2箇所の支承
片12は上側の嵌入凹部22に嵌入し,下側の2箇所の
支承片12は下側の嵌入凹部22に嵌入している。ま
た,上側の係止爪片13は上側の係止凹部23を係止
し,下側の係止爪片13は下側の係止凹部23を係止し
ている。その他は,実施形態例1と同様である。
【0047】本例により,化粧板2を施工金具1に取り
付ける際に,上記支承片12を上記嵌入凹部22に滑ら
かに嵌入することができ,施工が容易になる。その他,
上記実施形態例1と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0048】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,施工が
容易であり,外力に対して高い施工強度を有する化粧板
の施工構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,化粧板の施工構造を示
す断面図。
【図2】実施形態例1における,化粧板の施工構造を示
す図で,(a)化粧板を施工金具の正面から合わせた状
態,(b)化粧板を施工金具に沿って下方にスライドさ
せた状態を示す断面図。
【図3】実施形態例1における,施工金具を示す図で,
(a)側面図,(b)正面図。
【図4】実施形態例1,2における,化粧板を示す斜視
図。
【図5】実施形態例1における,施工状態における化粧
板を示す正面図。
【図6】実施形態例2における,施工金具を示す図で,
(a)側面図,(b)正面図。
【図7】実施形態例3,4における,化粧板の施工構造
を示す断面図。
【図8】実施形態例3における,施工金具を示す図で,
(a)側面図,(b)正面図。
【図9】実施形態例3,4における,化粧板を示す斜視
図。
【図10】実施形態例4における,施工金具を示す図
で,(a)側面図,(b)正面図。
【図11】実施形態例5における,化粧板の施工構造を
示す断面図。
【図12】実施形態例5における,施工金具を示す図
で,(a)側面図,(b)正面図。
【図13】実施形態例5における,化粧板を示す斜視
図。
【図14】実施形態例6における,化粧板の施工構造を
示す断面図。
【図15】実施形態例6における,施工金具を示す図
で,(a)側面図,(b)正面図。
【図16】実施形態例6における,化粧板を示す斜視
図。
【符号の説明】
1...施工金具, 11...本体部, 111...表側面, 12...支承片, 13...係止爪片, 2...化粧板, 21...裏側面, 22...嵌入凹部, 23...係止凹部, 24...挿入空間, 3...下地,

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地に対し施工金具を介して化粧板を取
    り付けてなる化粧板の施工構造において,上記施工金具
    は,下地に固定する本体部と,該本体部の表側面から前
    方上方へ突出し化粧板を支承するための支承片と,上記
    化粧板における下記の係止凹部を係止するように下方へ
    突出した係止爪片とを有し,一方,上記化粧板は,上記
    支承片を嵌入するための嵌入凹部と,上記係止爪片に係
    止されるための係止凹部とを有しており,かつ,上記化
    粧板は,上記係止凹部が上記係止爪片に係止されること
    によって上方への抜け出しを防止されていることを特徴
    とする化粧板の施工構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記施工金具の支承
    片と係止爪片とは,上記本体部より切り起こして加工さ
    れ,一体的に形成されていることを特徴とする化粧板の
    施工構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記係止爪片
    は上記本体部の表側面において形成されており,一方上
    記係止凹部は上記化粧板の裏側面に形成されていること
    を特徴とする化粧板の施工構造。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において,上記係止爪片
    は上記支承片において形成されており,一方上記係止凹
    部は上記嵌入凹部に隣設して形成されていることを特徴
    とする化粧板の施工構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記支承片は上方へ曲面状に突出していることを特徴と
    する化粧板の施工構造。
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