JP2001227049A - U字排水溝 - Google Patents

U字排水溝

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JP2001227049A
JP2001227049A JP2000042543A JP2000042543A JP2001227049A JP 2001227049 A JP2001227049 A JP 2001227049A JP 2000042543 A JP2000042543 A JP 2000042543A JP 2000042543 A JP2000042543 A JP 2000042543A JP 2001227049 A JP2001227049 A JP 2001227049A
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JP
Japan
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pole
road
shaped
drainage ditch
road sign
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JP2000042543A
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Hirotaka Ito
廣孝 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】道路沿いに道路標識を新設する際に、その設置
場所にある一部のU字排水溝を取り替えるだけの簡単な
施工で、道路標識を交通の障害物とならないよう路肩に
寄せて直立姿勢に設置できる有用なU字排水溝を提供す
る。 【解決手段】道路の路肩寄り側に道路標識4のポール4
aを固定するポール基礎部6aを一体形成してここにポ
ール支持用のパイプ6cを埋設するとともに、該ポール
基礎部を迂回してその外側にJIS規格(JIS A5
305)に準じて溝幅,高さ寸法に定めたU字溝6bを
形成し、さらに前記ポール基礎部,およびU字溝の周域
に鉄筋6dを張りめぐらしたコンクリートの注型品で構
成する。そして、道路沿いに道路標識を新たに設置する
場合には、その設置場所に敷設されている既設のU字排
水溝(標準品)を1個だけ本発明のU字排水溝6と取り
替えた上で、ポール基礎部に道路標識4のポール4aを
直立姿勢に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の路面排水施
設として道路の端に沿って敷設するU字排水溝に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、市街地の道路には、雨水
等を有効に排出するための路面排水施設として側溝を設
けることが法で規定されており、その側溝の一つにU字
排水溝がある。このU字排水溝は、断面U字形になるコ
ンクリート,ないし鉄筋コンクリートの注型ブロック体
として作られたものであり、そのU字溝の溝幅,高さ,
厚さなどの諸寸法は日本工業規格JIS A5305に
て標準化されている。
【0003】次に、前記JIS規格に準じた作成された
標準的なU字排水溝の構造を図3(a),(b) に示す。図に
おいて、1はU字排水溝(本体)、1aはコンクリート
内に埋め込んだ鉄筋、2は落蓋式の蓋であり、その敷設
工事は図示のように道路境界の路肩に沿って溝を堀り、
その基礎面に割栗石,モルタルなどを敷き詰めた上でU
字排水溝1を連続して連なるように一列に並べて埋設す
る。
【0004】ところで、歩道のない比較的狭い道路沿い
に道路標識(ミラーなども含む)を新設する場合に、道
路の路肩に沿って前記のU字排水溝1が既に敷設されて
いる場所では、U字排水溝1が邪魔になることから、図
4で示すようにU字排水溝1より道路内側に新たにコン
クリートの基礎5を施工し、ここに道路標識4のポール
4aの先端を埋め込んで固定するようにしている。ま
た、この場合に、道路標識4のポール4aを直立させて
設置すると道路にはみ出して交通の邪魔になることか
ら、通常はポール4aの地上に突き出した根元部分を図
示のように路肩側へ折り曲げてポールがU字排水溝1の
上方に延びるような施工の仕方をしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、道路標識4
を図4の状態に設置した場合でも、U字排水溝1よりも
道路の内側にはみ出たポール4aの根元部分が道路上に
突き出しており、この突き出し部分が通行の障害物とな
ってしばしば車の接触事故を引き起こすなどの原因とな
っている。
【0006】また、道路標識4のポール4aが図示のよ
うに折れ曲がっていると、子供などがポール4aの屈曲
部分に乗ってポールを揺するなどの悪戯を受けやすい。
このために、道路標識4のポール4aに太い丈夫なパイ
プを採用するなどして破損しないような強度を確保する
ような対策を施しているが、ポールに太いパイプを採用
し、さらにポールの曲げ加工を要するなど、その分だけ
道路標識がコスト高となる。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記課題を解決し、U字排水溝が既に敷
設されている道路沿いに道路標識を新設する際に、その
設置場所にある一部のU字排水溝を取り替えるだけの簡
単な施工で、道路標識を交通の障害物とならないよう道
路の路肩に寄せて直立姿勢に設置できるようにした有
用,かつ新規なU字排水溝を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、道路の路肩寄り側に道路標識のポ
ールを固定するポール基礎部を一体形成し、かつ該ポー
ル基礎部を迂回してその外側にJIS規格(JIS A
5305)に準じるU字溝を形成した鉄筋入りコンクリ
ート注型品として構成するものとする(請求項1)。
【0009】また、前記構成において、ポール基礎部に
道路標識のポールを差込み支持するポール支持パイプを
埋設する(請求項2)。
【0010】そして、道路沿いに道路標識を新たに設置
する場合には、その設置場所に敷設されている既設のU
字排水溝(標準品)を撤去して本発明のU字排水溝と取
り替えた上で、そのポール基礎部に道路標識のポールを
固定することにより、従来のように道路標識の基礎を新
たに作成する面倒な手間を要さず、かつ道路標識を交通
の邪魔にならないよう路肩一杯に寄せて直立姿勢のまま
簡単に設置することができる。しかも、道路標識を固定
するポール基礎部は、U字溝周域のコンクリートブロッ
クと一体,かつ鉄筋入りであるので、重量物の道路標識
を支えるに十分な強度が確保できる。
【0011】また、この場合にU字排水溝のポール基礎
部にポール支持パイプを埋設した構造とすることによ
り、U字排水溝を現場に敷設した後に、道路標識のポー
ル先端を支持パイプに差込んでその接続箇所を溶接など
により固定するだけの簡単な施工法で道路標識を短時間
で設置することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて説明する。
【0013】図1および図2において、6は本発明によ
るポール基礎部一体形のU字排水溝であり、新たに道路
標識4を設置する場所で既設の標準形U字排水溝1と差
し替えて道路に埋設される。
【0014】このU字排水溝6は在来の標準形U字排水
溝1と同様に鉄筋入りコンクリートの注型品として作ら
れたものであって、その構造は路肩3に寄った部分にポ
ール基礎部6aを有し、このポール基礎部6aの外側を
迂回するように道路側にU字溝6bが形成されている。
【0015】ここで、ポール基礎部6aには図示のよう
に鉄製のポール支持パイプ6cが注型時に埋設されてお
り、さらに該パイプ6c,U字溝6bを包囲するように
コンクリートブロックの層内には鉄筋6dが張りめぐら
してある。また、U字溝6bは、その溝幅,溝高さ,お
よび両端開口部の突き合わせ面の形状を先記したJIS
規格A5305に準じて設定し、在来の標準形U字排水
溝1と繋ぎ合わせて使用できるようにしている。なお、
図2で表すように、図示例のU字排水溝6ではU字溝6
bの形状(平面)が角形になっているが、円弧状に形成
することもできる。また、このU字排水溝6の上に被せ
る蓋7はU字溝6bの形状に合わせた形とする。
【0016】そして、道路沿いに道路標識4を新設する
場合には、その設置場所に敷設されている既設の標準形
U字排水溝を1個だけ掘り起こして撤去し、この位置に
別に用意しておいた前記構成のU字排水溝6を左右に並
ぶ既設のU字排水溝1の間に埋設して繋ぎ合わせる。次
に、道路標識4のポール4a(このポールは図4のよう
に折り曲げずに真っ直ぐのままである)の下端をU字排
水溝6のポール基礎部6aに設けたポール支持パイプ6
cに差し込んだ上で、両者の間は溶接,あるいはボルト
などにより結合する。これにより、図1のように道路標
識4を道路の路肩側一杯に寄せて直立姿勢に設置するこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、道
路標識設置用のU字排水溝を、道路の路肩寄り側に道路
標識のポール根元部を埋設するポール基礎部を一体形成
し、かつ該ポール基礎部を迂回してその外側にJIS規
格に準じるU字溝を形成した鉄筋コンクリート注型品と
して構成したことにより、道路沿いに道路標識を新たに
設置する場合には、その設置場所に敷設されている既設
のU字排水溝(標準品)を撤去して本発明のU字排水溝
と取り替えてそのポール基礎部に道路標識のポールを固
定することで、従来のように道路に新しく道路標識の基
礎を作成する面倒な手間を要さずに、簡単な施工法で道
路標識を交通の邪魔にならないよう路肩一杯に寄せて直
立姿勢のまま設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるU字排水溝を道路に敷設
した道路標識を取付けた状態を表す構成断面図
【図2】図1の平面図
【図3】JIS規格に準じた標準形U字排水溝の構造図
であり、(a) は敷設状態の斜視図、(b) は落蓋式の排水
溝蓋の斜視図
【図4】図3のU字排水溝が敷設されている道路沿いに
道路標識を設置する場合の従来における施工法の説明図
【符号の説明】
1 標準形のU字排水溝 3 道路の路肩 4 道路標識 4a ポール 6 本発明のU字排水溝 6a ポール基礎部 6b U字溝 6c ポール支持パイプ 6d 鉄筋 7 蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路沿いに道路標識やミラー等を新設する
    場所に適用するU字排水溝であって、道路の路肩寄り側
    に道路標識のポールを固定するポール基礎部を一体形成
    し、かつ該ポール基礎部を迂回してその外側にJIS規
    格に準じるU字溝を形成した鉄筋コンクリート注型品と
    してなることを特徴とするU字排水溝。
  2. 【請求項2】請求項1記載のU字排水溝において、ポー
    ル基礎部に道路標識のポールを差込み支持するポール支
    持パイプを埋設したことを特徴とするU字排水溝。
JP2000042543A 2000-02-21 2000-02-21 U字排水溝 Pending JP2001227049A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110364958A (zh) * 2019-06-19 2019-10-22 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 一种在路基上布设电缆槽的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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