JP4112553B2 - ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設 - Google Patents

ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設 Download PDF

Info

Publication number
JP4112553B2
JP4112553B2 JP2004338227A JP2004338227A JP4112553B2 JP 4112553 B2 JP4112553 B2 JP 4112553B2 JP 2004338227 A JP2004338227 A JP 2004338227A JP 2004338227 A JP2004338227 A JP 2004338227A JP 4112553 B2 JP4112553 B2 JP 4112553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
side wall
drainage
concrete
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004338227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006144461A (ja
Inventor
佳顕 山本
幹夫 山▲崎▼
龍之 松村
将人 山岸
英貴 本間
誠司 野田
真史 川口
孝夫 加藤
護 吉枝
雅実 石黒
泰行 渡辺
修 三浦
洋 茂木
義弘 湯下
優一 茂利
将弘 中野
博志 原田
和雄 藤野
史郎 三好
正範 鈴木
義晴 大久保
貞俊 田中
Original Assignee
ケイコン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケイコン株式会社 filed Critical ケイコン株式会社
Priority to JP2004338227A priority Critical patent/JP4112553B2/ja
Publication of JP2006144461A publication Critical patent/JP2006144461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4112553B2 publication Critical patent/JP4112553B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

この発明は、開削工法で構築の上部開放型あるいはトンネル型の躯体からなる地下構築物であるボックス構造の自動車道路構造物において、躯体の地下構造物の底版の厚さを変えることなく、底版の高さ位置を高めてボックス構造の道路構造物の施工に要するコンクリート使用量を削減する技術に関し、特に躯体の地下構造物の底版の高さ位置を制約する路面の側壁の側に敷設する路面排水用のプレキャスト側溝並びにプレキャスト排水枡の構造に関する。
高速道路などの自動車道路において、一部の区間は上部開放型あるいはトンネル型の地下構造の自動車道路から形成されている。これらの地下構造の自動車道路のうち、ボックス構造の道路構造物からなる地下構造の自動車道路は通常は開削工法で構築されている。すなわち、図12に示されるように、この開削工法で構築された道路地盤の上に底版2を有するコンクリート製のボックス構造の自動車道路構造物1が敷設されている。
これらのコンクリート製のボックス構造の自動車道路構造物1は日本道路公団の施工管理要領などで規定されている(例えば、非特許文献1参照。)。この施工管理要領では、コンクリート製のボックス構造の自動車道路構造物1の底版2の上に、図12の(b)に示すとおり、縦壁7から保護路肩8の幅750mmを確保した中央より位置に排水溝の側溝6を配置するものとし、底版2の上に設けた舗装5の上にさらに路面排水の浸透性を有する高機能舗装面10を設け、この高機能舗装面10の上面から側溝6の上面を通る延長線を引き、この延長線と道路構造物1の縦壁7との交点の高さに縁石の高さ分である250mmを加算した高さ位置にハンチである保護路肩8を設けている。なお、この側溝6と自動車道路構造物1の縦壁7との間のハンチである保護路肩8の幅750mmの上面は事故時などに人が通行する避難路面となる歩道9とされている。
ところで、ボックス構造の自動車道路構造物1についての上記の規定にしたがうと、その自動車道路構造物1の排水空間における特殊プレキャストの排水断面積以上の大きさの蓋付きのコンクリート製の排水溝からなる側溝6を配置することができないことが想定される。そこで、この場合はハンチである保護路肩8の設置位置を下げて対応するものとしている。なお、これらにおいて、この側溝6に接続して配置する排水枡4の底版4bの底面と自動車道路構造物1の底版2の上面との間の施工余裕は25mmと規定されている。
そこで、図12または図13に示すようなコンクリート製のボックス構造の自動車道路構造物1において、底版2の厚さを変更することなく、その自動車道路構造物1の底版2の表面高さ3の位置を地上面側に上方に持ち上げることができれば、建設工事における掘削した土盤側壁を土留めするための仮設構造物の高さを削減することが可能となる結果、この仮設構造物の高さの削減による合理化が図られる。さらにこれに伴う掘削量の減少が可能となり、またさらに、本体である自動車道路構造物1の縦壁7の高さを減少することが可能となる結果、その縦壁7に打設するコンクリートの大幅な削減が図られることとなる。特に縦壁7は厚みがあるのでその削減量は膨大なものとなる。これらの減少により総合的な工事事業費の削減に大いに寄与することとなる経済効果は計り知れないものがある。
ところで、図14に示すように自動車道路構造物1の底版2の上面と排水枡4の底版4bの底面との間の施工余裕の大きさは、上記したように一定の25mmに保たれるように規定されているので、このボックス構造の自動車道路構造物1の底版2の表面高さ3は、排水枡高さHにより規定されることとなる。したがって、この排水枡高さHを小さくすることができるなら、ボックス構造の自動車道路構造物1の底版2の表面高さ3の位置をその小さくした分だけ地上面側に持ち上げることが可能となる。
ところで、図11の(c)に示すように、排水枡高さHは側溝6の側溝上面壁厚さH0に排水部縦断面高さH1と排水枡4内の泥だめ部高さH2と排水枡底版厚さH3を加えたものである。なお、排水枡4の排水枡上壁版厚さは側溝上面壁厚さH0と同じであり、図面では排水枡上壁版厚さもH0で示す。そこで、この排水枡高さHを規定する要因の、側溝6の側溝上面壁厚さH0、排水部縦断面高さH1、排水枡4の泥だめ部高さH2、排水枡底版厚さH3について考察する。
先ず、側溝6の側溝上面壁厚さH0に排水部縦断面高さH1を加えた高さは、基本的には本線の自動車道路構造物1の排水量に付随して定まるものであり、排水部縦断面高さH1は規定量の排水を通すものであるから変更することはできないものである。一方、排水枡4の泥だめ部高さH2は自動車道路構造物1の維持管理の必要性から決定されるものであり、この排水枡4内の泥だめ部高さH2は150mmと維持管理の上から一定の値に規定されている。このように、側溝6の排水部縦断面高さH1を制約する自動車道路構造物1の路面から天井位置までの高さおよび排水枡4の泥だめ部高さH2は、自動車道路構造物1の縦断面高さに付随する一定の排水条件を満たすものとして規定されているので、これらを勝手に変更することはできない。
これらの日本道路公団の施工管理要領における規定では、自動車道路構造物1の内空高として、(1)〜(5)までの5項目が定められている。そのうち、(1)自動車道路構造物1の底版2上の側溝6の底版6bの表面の高さは、図11の(c)に示すように、側溝6の底版6bの表面から下側に、排水枡4の泥だめ部高さH2(150mm)+排水枡底版厚さH3(150mm)+自動車道路構造物1の底版2上の施工余裕(25mm)=325mmを確保した高さとするものと解説(例えば、非特許文献1参照。)に規定されている。その解説によると、図12の(a)で示す地下構造の自動車道路構造物1の底版2上の舗装5の上面部の高機能舗装面10の高さは、低い側の側溝6の底版高さとして底版6bの表面から下方に、図11の(c)において上記の325mmを確保し、さらにこの確保した325mmの大きさに側溝6の排水部縦断高さH1を加えた高さである。なお、自動車道路構造物1の底版2とその側壁である縦壁7際のハンチである避難路面の保護路肩8との関係から、自動車道路構造物1の底版2の厚さは、コントロールしないものとする、と規定されている。
日本道路公団の施工管理要領(2.7.5 内空高)
そこで、本発明が解決しようとする課題は、側壁である縦壁近傍に排水溝を有するボックス構造の自動車道路構造物において、その自動車道路構造物の底版の厚さ及びその底版上の道路空間の高さを変更することなく、この底版の上面の高さ位置を地上側に持ち上げた構造とする側溝および排水枡の構造を提供することである。
排水枡4は現場打ち若しくはプレキャスト製に関係なく、通常はコンクリートから形成されている。このコンクリート製の排水枡4の底版4bは10〜20cmの厚さのコンクリートから造られている。発明者らは、この排水枡4の処理能力を変更することなく排水枡4の設置高さを低くすることができれば、上記の課題が達成できるので、この排水枡4の設置高さを低くする手段を開発した。さらに、路面の排水溝であるコンクリート製の側溝6の蓋版6cは10〜15cmの厚さのコンクリートから造られ、かつ、両側の側壁版6aからそれぞれ片持ち状に中央に張り出し、中央部に長手方向の開口隙間6dを有するが、この蓋版6cの厚さを蓋版6cの強度を低下することなく薄くすることができれば、その分だけ自動車道路構造物1の側部の縦壁7の高さが低くでき、かつ、底版2の高さを持ち上げることができるので、側溝6の蓋版6cの厚さを薄くする手段を開発したものである。
すなわち、上記の課題を解決するための本発明の手段は、請求項1の発明では、ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物1のコンクリート製の底版2上に敷設する路面の排水溝である側溝6及び側溝6に接続の排水枡4からなる路面排水施設において、コンクリート製の左右の側壁版6aと該側壁版6aの下端間に一体化されたコンクリート製の底版6bと該側壁版6aの上端で左右の側壁版6aに両持ち状に支持されかつ路面排水を受け入れる開口隙間6dを有するコンクリート製の蓋版6cとから側溝6を形成し、コンクリート製の側壁版4aと該側壁版4aの下端に一体化された防錆処理を施した金属板4cからなる底版4bと上記の側溝6のコンクリート製の蓋版6cと同一厚さを有するコンクリート製の蓋版4hとから排水枡4を形成したことを特徴とするボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物1における路面排水施設である。
請求項2の発明では、上記の側溝6の左右の側壁版6aに両持ち状に支持されかつ路面排水を受け入れる開口隙間6dを有するコンクリート製の蓋版3cは、両持ち状に一体化された蓋版3cに該開口隙間6dを蓋版6cの長手方向に間欠的に配設して有することを特徴とする請求項1の手段のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物1における路面排水施設である。
請求項3の発明では、上記の側溝3の左右の側壁版6aに両持ち状に支持されかつ路面排水を受け入れる開口隙間6dを有するコンクリート製の蓋版6cは、該開口隙間6dを蓋版6cの長手方向に全長にわたり配設し、蓋版6cの長手方向に間欠的に離間して短手方向の鉄筋6fを配置して開口隙間6dを該鉄筋6fにより両持ち状に一体化して有することを特徴とする請求項1の手段のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物1における路面排水施設である。
請求項4の発明では、上記の排水枡4の側壁版4aの下端に一体化された防錆処理を施した金属板4cからなる底版4bは防錆処理を施した金属板4cから形成の上面開放箱体4iの側板4jをコンクリート製の排水枡4の側壁版4aの下端に挿着係合して形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項の手段のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物1における路面排水施設である。
請求項5の発明では、上記の防錆処理を施した金属板4cは表面が該金属板4cの金属よりも卑な金属の浸漬メッキ層または溶射層からなる金属被覆層4dで形成されていることを特徴とする請求項4の手段のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物1における路面排水施設である。
この場合、たとえば好適な素材として金属板4cを鋼材とするとき、金属被覆層4dとしては鋼材よりも卑な金属である亜鉛層とする。
請求項6の発明では、上記の金属被覆層4dはさらにその上に塗料コーティング層4eを有することを特徴とする請求項5の手段のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物1における路面排水施設である。
請求項7の発明では、上記の排水枡4の底版4bは側壁版4aの下端に一体化された防錆処理を施した金属板4cに代えて側壁版4aの下端に一体化された硬質プラスチック板4fから形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設である。
請求項8の発明では、上記の排水枡4の底版4bは側壁版4aの下端に一体化された防錆処理を施した金属板4cに代えて側壁版4aの下端に一体化されたインバートコンクリート層4gから形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設である。
この場合、底版4bを金属板4cに代えて現場打ちのインバートコンクリート層4gとしたので、プレキャストのコンクリート製の排水枡4の底版4bに比して薄く形成されている。
本発明は、地下に設置されるボックス構造の自動車道路構造物において、路面の側部に敷設の路面排水溝である側溝の蓋版を両持ちとし、かつ、荷重に耐えるものとすることにより従来の蓋版よりも薄くすることで自動車道路構造物の地下構造の底版の高さを高め、このことにより自動車道路構造物の側壁である縦壁の高さを低くすることができ、さらに、側溝に敷設する排水枡の底版をコンクリート製に替えて金属板製とすることあるいはインバートコンクリート層とすることにより排水枡の底版の厚さを極めて薄くし、このことにより排水枡の底版の裏面位置で規定されるボックス構造の自動車道路構造物自体の底版の高さ位置を上方に位置させることで、自動車道路構造物の側壁の縦壁の高さを低くすることができる。その結果、土留めなどの仮設構造物の高さを削減して低くできるので掘削量の減少を図ることができ、さらに自動車道路構造物の側壁の縦壁のコンクリートの使用量を削減することができ、さらに金属板製の底版の取り付けをコンクリート製の側壁の底面から挿着する構造としているので、排水枡から水漏れしにくく、かつ、金属板は浸漬メッキや溶射により防錆処理を施した素材としているので、コストを高めることなく耐久性を維持することができ、さらに防錆処理を施した素材の上に塗装を施したものとしたことで、一層に耐久性の向上を図ることができるなど、本発明は優れた効果を奏するものである。
本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の路面排水施設を有するボックス構造の自動車道路構造物1の縦断面図である。図2は側溝と排水枡の部分を拡大して示す断面図である。図3は蓋版に間欠的な開口隙間と連続部を有する側溝とインバートコンクリート層の底版を有する排水枡からなる路面排水施設で、(a)は一部を斜視図で、(b)は側面図である。図4は蓋版に連続的な開口隙間と鉄筋を有する側溝と金属板の底版を有する排水枡からなる路面排水施設で、(a)は一部を斜視図で、(b)は側面図である。図5は本発明の金属板の底版を有する排水枡4を設置したボックス構造の自動車道路構造物1の一部の縦断面を示す図である。図6は本発明の金属板の底版を有する排水枡4の縦断面図である。図7は本発明の金属板の底版を有する排水枡4の実施の形態で、(a)は金属板4c製の上面解放箱体11の斜視図で、(b)はコンクリート製の排水枡4の側壁版4aと上面解放箱体11の接合状態を示す断面図である。図8は本発明における他の実施の形態で、(a)は排水枡4の金属板4c製の上面解放箱体11の斜視図で、(b)はコンクリート製の排水枡4の側壁版4aとの接合状態を示す断面図である。図9は本発明のさらに他の実施の形態で、コンクリート製の排水枡の側壁版下端にねじボルトで接合した薄板を示す断面図である。図10は防錆処理を施した金属板4cを示す模式的断面図で、(a)は金属板4cの両面に金属被覆層4dを形成したもの、(b)は金属被覆層4dにさらに塗装コーティング層4eを形成したものである。図11は従来のタイプの側溝6と排水枡4およびその接合位置関係を説明する縦断面図で、(a)は側溝6、(b)は排水枡4、(c)は排水枡4と側溝6の接合位置関係を示す縦断面図である。図12は管理要領の基準に基づく排水枡4を設置したボックス構造の自動車道路構造物1の一部の縦断面を示す図で、(a)は底版2の高さをコントロールしないもので、(b)は保護路肩8の側部に側溝6を形成したものである。図13は従来のボックス構造の自動車道路構造物1の断面図で、路面排水施設を斜視図で示す。図14は従来の排水枡4を設置したボックス構造の自動車道路構造物1の一部の排水設備の縦断面を示す図である。
本発明の実施の形態について説明する。図2に示すように、排水枡4は側壁版4aを有し、さらに、この排水枡4のコンクリート製地下を開削して形成のボックス構造の自動車道路構造物1は、その側壁である縦壁7際にハンチである保護路肩8を有し、この保護路肩8に沿ってその路面側寄りの道路全長にわたり、図2または図11に見られるように、コンクリート製の側溝6が形成されている。この側溝6の途中に適宜の間隔をあけてコンクリート製の排水枡4が側溝6に連設して敷設されている。本発明はこのコンクリート製の排水枡4に関し、図2に示すように、排水枡4は側壁版4aを有し、さらにこの排水枡4の側壁版下端4kに、防錆処理を施した金属板4cを一体化して取り付けて排水枡4の底版4bに形成したものである。この場合、この底版4bは防錆処理を施した厚さ略1〜3mmの金属板4cであるので、底版4bである金属底版11cの排水枡底版厚さH3は略1〜3mmである。このため、図13または図14に示すように、従来の排水枡4のコンクリート製の底版4bの排水枡底版厚さH3の150mmに比し、本発明の排水枡4の金属底版11cの厚さは図6にH3として示すように1〜3mmと極めて薄い。したがって、排水枡4の処理能力は従来の排水枡4の処理能力と同じとしながら、本発明の排水枡4では、その排水枡高さHを略148〜149mmすなわちコンクリート製の底版4bの厚さの150mmから排水枡底版厚さH3は略1〜3mmだけ減少した略147〜149mmに低くすることができる。この結果、自動車道路構造物1の側壁7の高さをその分の略147〜149mmだけ低くできる。
さらに、他の実施の形態は、図3に示すように、排水枡4の底版4bをインバートコンクリート層4gとすることで、底版4bに比して厚さを従来の150mmから25mm程度に薄くしたものである。この場合、排水枡4は底版4bを有しない形状のプレキャストコンクリート製の排水枡4とし、自動車道路構造物1の底版2の所定の位置に設置する際に現場打ちでインバートコンクリート層4gの底版4bに形成するものである。このように現場打ちで形成することでその厚さを上記の25mm程度と従来に比して薄くすることができる。したがって、のインバートコンクリート層4gを有する排水枡4とすることで、従来のコンクリート製の底版4bの厚さの150mmに比して底版の厚さは125mmも薄くできる。この結果、ボックス構造の自動車道路構造物1の側壁7の高さをその分の略125mmだけ低くできる。
これらの低くできる分を、例えば金属版11cを用いた場合を図5においてαで示す。ところでボックス構造の自動車道路構造物1の側壁7の厚さは1000mm以上あり、かつ、側壁7の長さはボックス構造の自動車道路構造物1の道路全長に及ぶので、側壁7に使用されるコンクリート量は大幅に削減できることとなる。
さらに、本発明の実施の形態では、図3または図4に示すように、側壁6の蓋版6cの厚さを、図12に示す従来の側溝6の片持ち状の蓋版6cの厚さよりも、薄くするものである。従来の蓋版6cは左右の側壁版6aに片持ち状で開口隙間6dまで形成されていたが、上方からの荷重に耐え得る必要があるので、その厚みは150mm程度であった。これに対し、図3に示す場合では、本発明における蓋版6cは、従来の蓋版6cの片側の側壁版で支持される片持ち状のものと異なり、左右の側壁版6a、6aに両持ち状で支持可能とし、さらに、図3に示すものでは、両持ち状に一体化した蓋版6cに開口隙間6dを蓋版6cの長手方向に間欠的に配設したものである。このように蓋版6cに両持ち状の部分を形成して蓋版6cの上方からの荷重に耐え得るものとすることで、蓋版の厚さを80〜100mmとして、従来の蓋板6cの厚さの約1/2〜2/3としている。
さらに、他の実施の形態として、図4に示す場合では、上記と同様に、蓋版6cは側溝6の左右の側壁版6aに両持ち状に支持されるものである。しかし、この場合は、蓋版6cの開口隙間6dを蓋版6cの長手方向に全長にわたって形成している。しかも蓋版6cの長手方向に間欠的に互いに離間して、例えば20cm毎に、短手方向の鉄筋6fの複数本を内在させて配置して開口隙間6dをこれらの鉄筋6fにより左右の側壁版6aに両持ち状に一体化する。このように蓋版6cを両持ちとしかつ鉄筋6fにより補強したので、蓋版6cの上方からの荷重に耐え得るものとすることができ、上記と同様に、蓋版の厚さを80〜100mmとして、従来の蓋板6cの厚さの約1/2〜2/3としている。
上記の二つの実施の形態のように、従来の蓋板6cの厚さの約1/2〜2/3とし、その厚みを従来の蓋版よりも50〜70mmは薄くなっている。この結果、ボックス構造の自動車道路構造物1の側壁7の高さを、上記の図5に示すαに加えて蓋板6cの厚さ分の略50〜70mmだけ低くできることとなる。したがって、上記したように、ボックス構造の自動車道路構造物1の側壁7の厚さは1000mm以上あり、かつ、側壁7の長さはボックス構造の自動車道路構造物1の道路全長に及ぶので、側壁7に使用されるコンクリート量は上記のα分に加えてさらに大幅に削減できることとなる。
さらに、本発明の実施の形態では、上記の排水枡4のコンクリート製の側壁版下端4kに対する防錆処理を施した金属板4cからなる底版4bの一体化に関し、さらにその一実施の形態について説明する。先ず、図7の(a)に示すように、防錆処理を施した金属板4cから上面開放箱体11を形成する。この上面開放箱体11は金属側版11aからなる箱枠体11bと防錆処理を施した金属板4cからなる金属底版11cから形成されている。すなわち、この金属底版11cは排水枡4の底版4bを形成している。上面開放箱体11はコンクリート製の側壁版4aの下端の側壁の幅方向の中央部に挿着可能な大きさの枠径を有する。しかも、この上面開放箱体11の金属底版11cの大きさは排水枡4のコンクリート製の側壁版下端4kの外周部の大きさ、すなわち、コンクリート製の側壁版4aの外周の大きさからなる金属底版11cを有する。したがって、図7の(b)に示すコンクリート製の側壁版下端4kの厚さ方向の中間に挿着可能な大きさの金属板4cの箱枠体11bを金属底版11cの上に有している。この箱枠体11bを有する上面開放箱体11の形成方法は、防錆処理を施した金属板4cを各筒状の箱枠体11bに折曲げて枠体からなる側板4jとし、その側板4jの隅を溶接して箱枠体11bとし、さらにこの箱枠体11bの下部端部にこれより大きな金属底版11cを溶接することで、はみ出し部のある底を有する箱体に形成している。このように上面開放箱体11は、図7の(a)に示すように、コンクリート製の側壁版下端4kの全面を下部から支持する大きさからなる、はみ出し部のある金属底版11cから形成されている。そして、この上面開放箱体11の金属側版11aをコンクリート製の側壁版下端4kの壁厚さ方向の中央部に下側から挿着係合して排水枡4に形成している。
さらに、本発明の他の実施の形態について説明すると、排水枡4のコンクリート製の側壁版下端4kに対する防錆処理を施した金属板4cからなる底版4bの一体化は、図8の(a)に示すように、金属底版11cの端を上方に折り曲げて金属側版11aに形成し、互いに隣接の金属側版11aどうしの当接した隅部を溶接して上面開放箱体11に形成したものからなり、この場合では、底版11cには、枠体11bから外側にはみ出した部分が無い。したがって、図7の上面開放箱体11の形態と異なり、図8の(b)に示すように、コンクリート製の側壁版下端4kの幅の中間部の内側の面のみを下から上面開放箱体11の金属底版11cで支持して排水枡4に形成している。
さらに、本発明の他の実施の形態について説明すると、この場合も排水枡4のコンクリート製の側壁版下端4kに防錆処理を施した金属板4cからなる底版4bを一体化して取りつけ排水枡4に形成している。しかし、この場合は、上記と異なり、底版4bの無い排水枡4をプレキャスト製とし、これに現場で底版4bを設けるものである。すなわち、図9に示すように、底版4bの無い排水枡4は側壁版下端4kの内壁面側寄りの下端周囲に取り付け用のねじボルト4mの頭部の厚さ分だけ上方へ凹んだ窪み4lを形成して有している。この排水枡4の側壁版下端4kの窪み4lに、現場で、1枚板の防錆処理を施した金属板4cを取り付け、ねじボルト4mで窪み4lのコンクリートと一体化する。このため窪み4lのコンクリート中には予めねじボルト4m取付用のアンカー4nをコンクリートをプレキャストする際に設けておくものとする。
この実施の形態では、排水処理施設を設ける自動車道路構造物1の縦壁7際の底版2はコンクリート製であるので、その上に設置する排水枡4はこの底版2のコンクリートで支承されるので強度は維持されるので、変形例として、1枚板の防錆処理を施した金属板4cに替えて、例えばABS樹脂やポリカーボネートなどの硬質プラスチック板4pとすることもできる。この場合は、プラスチックであるので防錆処理する必要はない。なお、上記のアンカー4nにボルトを取りつけるときには、金属板4cあるいは硬質プラスチック板4pと窪み4lのコンクリート面との間にはコーキング剤などのシール剤を充填して防水を図るものとする。
さらに、上記の実施の形態における防錆処理を施した金属板4cからなる排水枡4に関するものである。この実施の形態では、図10の(a)の断面図に示すように、この防錆処理を施した金属板4cは、金属板4cの表面に金属板4cの金属よりもイオン化傾向の大きなすなわち卑な金属からなる浸漬メッキ層または溶射層である金属被覆層4dを防錆処理層として形成して有する。この防錆処理を施した金属板4cを金属底版11cとして有する排水枡4である。この防錆処理を施した金属板4cは、例えばその好適な素材として、金属板4cを鋼材とするとき、防錆処理層となる金属被覆層4dの素材はこの鋼材よりも卑な金属である亜鉛とする。この金属被覆層4dである亜鉛の防錆処理被覆層の形成は、亜鉛のどぶ漬けメッキあるいは亜鉛の金属溶射から形成するものとする。
さらに、本発明の他の実施の形態は、上記の実施の形態における金属被覆層4dを有する金属板4cは、図10の(b)に示すように、その金属被覆層4dの表面にさらに塗料コーティング層4eを形成している。すなわち、この実施の形態は、金属被覆層4dの上にさらに塗料コーティング層4eを有する防錆処理を施した金属板4cを底版4bに有する排水枡4である。このように防錆処理を施した金属板4c上にさらに塗料コーティング層4eを形成することで、この金属板4cの耐久性がさらに向上したものとなっている。
以上に説明したように、本発明における排水枡4は、その底版4bを防錆処理を施した金属板4cから形成している、あるいは、硬質プラスチック板4pから形成しているので、上記したコストの削減の他に、従来のコンクリート製の底版4bに耐久性の面で劣ることはなく、防錆処理を施した金属板4cの金属被覆層4dの上にさらに塗料コーティング層4eを形成したものは、一層に耐久性に優れたものとなり、かつ、これらの底版4bはいずれも従来のコンクリート製の底版4bに比して軽量であり、その結果、排水枡4が軽量化され、その搬送および施工時のハンドリングが向上し、したがって、施工を容易にし、さらにハンドリング時の事故の発生を減少する。
本発明の路面排水施設を有するボックス構造の自動車道路構造物の縦断面図である。 側溝と排水枡の部分を拡大して示す断面図である。 蓋版に間欠的な開口隙間と連続部を有する側溝とインバートコンクリート層の底版を有する排水枡からなる路面排水施設で、(a)は一部を斜視図で、(b)は側面図である。 蓋版に連続的な開口隙間と鉄筋を有する側溝と金属板の底版を有する排水枡からなる路面排水施設で、(a)は一部を斜視図で、(b)は側面図である。 本発明の金属板の底版を有する排水枡を設置したボックス構造の自動車道路構造物の一部の縦断面を示す図である。 本発明の金属板の底版を有する排水枡の縦断面図である。 本発明の金属板の底版を有する排水枡の実施の形態で、(a)は金属板製の上面解放箱体の斜視図で、(b)はコンクリート製の排水枡の側壁版と上面解放箱体の接合状態を示す断面図である。 本発明における他の実施の形態で、(a)は排水枡の金属板製の上面解放箱体の斜視図で、(b)はコンクリート製の排水枡の側壁版との接合状態を示す断面図である。 本発明におけるさらに他の実施の形態で、コンクリート製の排水枡の側壁版下端にスクリューボルトで接合した薄板を示す断面図である。 防錆処理を施した金属板を示す模式的断面図で、(a)は金属板の両面に金属被覆層を形成したもの、(b)は金属被覆層にさらに塗装コーティング層を形成したものである。 従来のタイプの側溝6と排水枡4およびその接合位置関係を説明する縦断面図で、(a)は側溝6、(b)は排水枡4、(c)は排水枡4と側溝6の接合位置関係を示す縦断面図である。 管理要領の基準に基づく排水枡を設置したボックス構造の自動車道路構造物の一部の縦断面を示す図で、(a)は底版の高さをコントロールしないもので、(b)は保護路肩の側部に側溝を形成したものである。 従来のボックス構造の自動車道路構造物の断面図で、路面排水施設を斜視図で示す。 従来の排水枡を設置したボックス構造の自動車道路構造物の一部の排水設備の縦断面を示す図である。
符号の説明
1 自動車道路構造物
2 底版
3 表面高さ
4 排水枡
4a 側壁版
4b 底版
4c 金属板
4d 金属被覆層
4e 塗料コーティング層
4f 硬質プラスチック板
4g インバートコンクリート層
4h 蓋体
4i 上面開放箱体
4j 側板
4k 側壁版下端
4l 窪み
4m ねじボルト
4n アンカー
4p 硬質プラスチック板
5 舗装
6 側溝
6a 側壁版
6b 底版
6c 蓋版
6d 開口隙間
6e 連続部
6f 鉄筋
7 縦壁
8 保護路肩
9 歩道
10 高機能舗装面
11 上面開放箱体
11a 金属側版
11b 箱枠体
11c 金属底版
H 排水枡高さ
H0 側溝上面厚さ
H1 排水部縦断面高さ
H2 泥だめ部高さ
H3 排水枡底版厚さ

Claims (8)

  1. ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)のコンクリート製の底版(2)上に敷設する側溝(6)及び側溝(6)に接続の排水枡(4)からなる路面排水施設において、コンクリート製の左右の側壁版(6a)と該側壁版(6a)の下端間に一体化されたコンクリート製の底版(6b)と該側壁版(6a)の上端で左右の側壁版(6a)に両持ち状に支持されかつ路面排水を受け入れる開口隙間(6d)を有するコンクリート製の蓋版(6c)とから側溝(6)を形成し、コンクリート製の側壁版(4a)と該側壁版(4a)の下端に一体化された防錆処理を施した金属板(4c)からなる底版(4b)と上記の側溝(6)のコンクリート製の蓋版(6c)と同一厚さを有するコンクリート製の蓋版(4h)とから排水枡(4)を形成したことを特徴とするボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)における路面排水施設
  2. 上記の側溝(6)の左右の側壁版(6a)に両持ち状に支持されかつ路面排水を受け入れる開口隙間(6d)を有するコンクリート製の蓋版(3c)は、両持ち状に一体化された蓋版(3c)に該開口隙間(6d)を蓋版(6c)の長手方向に間欠的に配設して有することを特徴とする請求項1に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)における路面排水施設
  3. 上記の側溝(3)の左右の側壁版(6a)に両持ち状に支持されかつ路面排水を受け入れる開口隙間(6d)を有するコンクリート製の蓋版(6c)は、該開口隙間(6d)を蓋版(6c)の長手方向に全長にわたり配設し、蓋版(6c)の長手方向に間欠的に離間して短手方向の鉄筋(6f)を配置して開口隙間(6d)を該鉄筋(6f)により両持ち状に一体化して有することを特徴とする請求項1に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)における路面排水施設
  4. 上記の排水枡(4)の側壁版(4a)の下端に一体化された防錆処理を施した金属板(4c)からなる底版(4b)は防錆処理を施した金属板(4c)から形成の上面開放箱体(4i)の側板(4j)をコンクリート製の排水枡(4)の側壁版(4a)の下端に挿着係合して形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)における路面排水施設
  5. 上記の防錆処理を施した金属板(4c)は表面が該金属板(4c)の金属よりも卑な金属の浸漬メッキ層または溶射層からなる金属被覆層(4d)で形成されていることを特徴とする請求項4に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)における路面排水施設
  6. 上記の金属被覆層(4d)はさらにその上に塗料コーティング層(4e)を有することを特徴とする請求項5に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)における路面排水施設
  7. 上記の排水枡(4)の底版(4b)は側壁版(4a)の下端に一体化された防錆処理を施した金属板(4c)に代えて側壁版(4a)の下端に一体化された硬質プラスチック板(4f)から形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)における路面排水施設
  8. 上記の排水枡(4)の底版(4b)は側壁版(4a)の下端に一体化された防錆処理を施した金属板(4c)に代えて側壁版(4a)の下端に一体化されたインバートコンクリート層(4g)から形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物(1)における路面排水施設
JP2004338227A 2004-11-22 2004-11-22 ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設 Active JP4112553B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004338227A JP4112553B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004338227A JP4112553B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006144461A JP2006144461A (ja) 2006-06-08
JP4112553B2 true JP4112553B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=36624470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004338227A Active JP4112553B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4112553B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105729615A (zh) * 2016-02-29 2016-07-06 刘克元 一种沟渠专用钢筋骨架拱形无底水泥预制件及其生产方法
CN113322787B (zh) * 2021-06-22 2023-03-03 中交二公局东萌工程有限公司 一种桥面径流收集装置的施工工艺及其支模装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006144461A (ja) 2006-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104674846A (zh) 一种利用预制结构盖挖地铁车站的施工方法
CN211113772U (zh) 一种地下室顶板后浇带构造
HU226433B1 (en) Foundation slab of underground passage for road
JP4112553B2 (ja) ボックス構造の躯体からなる自動車道路構造物における路面排水施設
JP2007169927A (ja) 耐震化マンホール構造及びその製造法
KR100758711B1 (ko) 중공 형강으로 이루어진 하부구조의 상부를 콘크리트속채움한 구성을 가진 복공판
JP4410572B2 (ja) 埋立用護岸の構築方法
KR200426373Y1 (ko) 중공 형강으로 이루어진 하부구조의 상부를 콘크리트속채움한 구성을 가진 복공판
KR100882127B1 (ko) 지하철 외부출입구의 에스컬레이터 설치를 위한 구조물시공방법
JP2006219947A (ja) 地盤の掘削方法
CN215906569U (zh) 节地型匝道连接部排水系统
CN109763518A (zh) 一种地下室后浇带的施工方法
JP3960690B2 (ja) 地中構造物構築用ケーソン
KR200299545Y1 (ko) 도로 보강토 구간의 누수방지를 위한 콘크리트 보강블록설치구조
CN116378677B (zh) 一种全跨充填型溶洞段的隧道修建方法及隧道结构
JP2509077B2 (ja) 雨水地下貯水施設
KR102447317B1 (ko) 필로티맨홀 및 이의 시공방법
CN214423057U (zh) 一种设于汽车坡道变形缝处排水沟的构造结构
JP7499163B2 (ja) 貯水型側溝およびそれを用いた貯水型側溝設備
CN213928447U (zh) 一种波纹钢排水沟结构
CN218492174U (zh) 一种采用钢管对穿拉锚挡墙的道路
KR200288886Y1 (ko) 철도 및 도로 교각 기초용 매립형 흙막이 구조
JPH0734002U (ja) 覆工板
JP3145535U (ja) 貯水槽構造
WO2008090392A1 (en) Crossings, especially home driveway crossings

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4112553

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250