JP4410572B2 - 埋立用護岸の構築方法 - Google Patents

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本発明は、立用護岸の構築方法に関し、特に、廃棄物埋立地で用いられるものに用いて好適なものである。
一般に、重力式護岸構造物(ケーソン式に代表される)によって埋立用護岸を海上に構築した後、埋立用護岸で仕切られた空間を埋立て、埋立地とすることが行われており、この埋立に当たっては、種々の廃棄物で埋立てを行うことがある。
廃棄物によって埋立を行う際には、廃棄物中に含まれる汚染物質等が埋立地の外側(海側)に漏出することがないように埋立護岸の遮水性を良好にする必要がある(特許文献1)。
このような遮水性能が特に要求される管理型廃棄物埋立護岸にケーソン式を採用した一般的な例を図6に示す。
図6に示すように、不遮水性に改良された海底地盤10上に、地盤面の不陸を吸収するために捨て石で構成されるマウンド1を設け、この上にケーソン2を設置している。このため、ケーソン2の底下面のマウンド1である捨て石の間隙の部分を完全に遮水するためには一般に遮水シートを二重に敷設しているが、実際の施工ではシートの破損や、水中部での確認など問題が多い。
ここで、ケーソン2は、図6に示すように上部が開口された中空の直方体のもの、即ち、箱型構造で、その底面の互いに対向する二辺に外方向に突出する張出部(フーチング)21が形成され、その内部に砂や土が充填されている。
ケーソン2としては、直方体のものに限らず、立方体、平行六面体、四角柱、多角柱、円柱又は角台のものや、張出部(フーチング)21を少なくとも一辺から省略したものがある。
また、箱型構造に限らず、L型ケーソン(L型ブロックと呼ばれる)が使用されることもある。
特公平07−013365号
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、十分な遮水性能を発揮する立用護岸の構築方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の請求項1に係る埋立用護岸の構築方法は、海底地盤上に形成された部にマウンドを形成した後、底版部に開孔部が設けられ、上部が開口された中空の箱型ケーソンを前記マウンド上に据え付け、その後、前記ケーソン内に不透水性遮水材としてアスファルト混合物を注入することにより、前記ケーソン内に注入された前記アスファルト混合物が自重により前記開孔部を通過してケーソン設置面下部の間隙部に充填されることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の請求項2に係る埋立用護岸の構築方法は、海底地盤上に形成された凹部にマウンドを形成した後、底版部に開孔部が設けられ、少なくとも一側面が開放されたL型ケーソンを前記マウンド上に据え付け、その後、前記底版部まで被われるように前記凹部に不透水性遮水材としてアスファルト混合物を打設し、前記凹部に打設された前記アスファルト混合物が自重により前記開孔部を通過してケーソン設置面下部の間隙部に充填されることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の請求項3に係る埋立用護岸の構築方法は、請求項1又は2記載の埋立用護岸の構築方法において、前記ケーソンが据え付けられる前に前記凹部に予め不透水性遮水材としてアスファルト混合物を注入することにより、前記アスファルト混合物が自重によりケーソン設置面下部の間隙部に充填されることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の請求項に係る埋立用護岸の構築方法は、請求項1,2又は3記載の埋立用護岸の構築方法において、前記開孔部に連通する筒をケーソン天端付近の任意の高さ迄立ち上げ、該筒の内部に不透水性材料を充填し、前記ケーソン設置面下部に間隙が発生したときに、前記不透水性材料が自重とその流動特性により流下して前記間隙を埋めることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の請求項に係る埋立用護岸の構築方法は、請求項記載の埋立用護岸の構築方法において、前記筒の内部の不透水性材料の天端が下がるとをモニタリングして前記護岸を管理することにより永久的に廃棄物護岸の遮水機能の維持が可能となることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る埋立用護岸の構築方法は、海底地盤上に形成された部にマウンドを形成した後、底版部に開孔部が設けられ、上部が開口された中空の箱型ケーソンを前記マウンド上に据え付け、その後、前記ケーソン内に不透水性遮水材としてアスファルト混合物を注入することにより、前記ケーソン内に注入された前記アスファルト混合物が自重により前記開孔部を通過してケーソン設置面下部の間隙部に充填されるので、遮水性能を維持することができる。
本発明の請求項2に係る埋立用護岸の構築方法は、海底地盤上に形成された凹部にマウンドを形成した後、底版部に開孔部が設けられ、少なくとも一側面が開放されたL型ケーソンを前記マウンド上に据え付け、その後、前記底版部まで被われるように前記凹部に不透水性遮水材としてアスファルト混合物を打設し、前記凹部に打設された前記アスファルト混合物が自重により前記開孔部を通過してケーソン設置面下部の間隙部に充填されるので、遮水性能を維持することができる。
本発明の請求項3に係る埋立用護岸の構築方法は、請求項1又は2記載の埋立用護岸の構築方法において、前記ケーソンが据え付けられる前に前記凹部に予め不透水性遮水材としてアスファルト混合物を注入することにより、前記アスファルト混合物が自重によりケーソン設置面下部の間隙部に充填されるので、前記ケーソンが据え付けられる前に遮水性能を維持することができる
本発明の請求項に係る埋立用護岸の構築方法は、ケーソン設置面下部に間隙が発生したときに、管内に充填した不透水性材料が自重とその流動特性により流下して間隙を埋めることができる。
本発明の請求項に係る埋立用護岸の構築方法は、筒の内部の不透水性材料の天端が下がるのことをモニタリングして護岸を管理することにより永久的に廃棄物護岸の遮水機能の維持が可能となる。
本発明を実施するための最良の形態に係る埋立用護岸を図1に示す。
図1に示すように、ケーソン下部が埋まるように不透水性改良地盤10を掘り下げて凹部11を形成する。
そして、この凹部11の地盤面の不陸を吸収するため捨て石によるマウンド1を構築する一方、凹部11に遮水性能が高いアスファルト混合物もしくは土質系材料Aを注入して捨て石間の間隙に充填する。
また、マウンド1上には、底版部に開孔部42を適度に設けたケーソン4を据え付けると共にケーソン内部下部にアスファルト混合物もしくは土質系遮水材Aを充填し、更にその上部に砂や土を充填する。
アスファルト混合物は、アスファルトの原料であり、レオロジー材料としてのクリープ変形特性を有する。
そのため、短期間では固体的特長を有するが、長期間では流動体的特長を有するため、時間を経て捨て石の間隙部にゆっくりと重力により沈み込み充填される。
同様に、ケーソン内部に注入されたアスファルト混合物もしくは土質系材料Aは、時間を経て底版部の開孔部42を通過してケーソン下部と捨て石の間隙部にゆっくりと重力により補充されることになる。
従って、底版部の開孔部42はアスファルト混合物もしくは土質系材料Aの上下の連続性を維持する機能をもつことになる。
これにより、ケーソン底版下面と捨て石との間に間隙が生じることがなく、これにより、底版部の遮水性能を確保できる。
特に、地震などによりケーソン底面下面と捨て石との間に間隙が生じた場合でも、その間隙に、ケーソン内部に注入されたアスファルト混合物もしくは土質系材料Aが底版部に開孔部42を通過して充填されることになり、底版部の遮水性能を維持することができる。
ここで、アスファルト混合物もしくは土質系遮水材Aのなかでも、特に、アスファルトマスチックは、遮水性能が高く開孔部42を通過できる程度の流動性を有する不透水性遮水材として最も好ましい例であるが、同様な性質・機能を有する材料であればこれに限るものではない。
また、ケーソン4の一例として、図1には上部が開口された中空の直方体のもので、その底面の互いに対向する二辺に外方向に突出する張出部(フーチング)41が形成されたタイプを示すが、直方体のものに限らず、立方体、平行六面体、四角柱、多角柱、円柱又は角台のものや、張出部(フーチング)を少なくとも一辺から省略したものがある。
また、箱型構造に限らず、L型ケーソン(L型ブロックと呼ばれる)が使用されることもある。
ケーソン4の材料としては、鋼製のもの、コンクリート製のもの、鋼材とコンクリートとのハイブリッドタイプなどさまざまなものがある。
更に、ケーソン4が据え付けられるのは捨て石マウンドに限られるものではなく、その他の構造でもよく、アスファルト混合物もしくは土質系遮水材Aが充填されるような間隙部を持つものが使用される。
本発明の第一の実施例を図2に示す。
本実施例は、図1に示す埋立用護岸の変形例である。
即ち、図2に示すように、不透水性地盤に改良された海底地盤10上に水中擁壁12で周囲を取り囲むように構築して凹部11を形成し、この凹部11に捨て石によるマウンド1を構築する一方、凹部11に遮水性能が高いアスファルト混合物もしくは土質系遮水材Aを注入して捨て石間の間隙に充填する。
また、マウンド1上には、底版部に開孔部42を適度に設けたケーソン4を据え付けると共にケーソン内部下部にアスファルト混合物もしくは土質系材料Aを充填し、更にその上部に砂や土を充填する。
本実施例は、水中擁壁12で凹部11の周囲を取り囲むように構築した点を除いては、前述した図1に示す埋立用護岸と同様な構成である。
従って、底版部の開孔部42がアスファルト混合物もしくは土質系材料Aの上下の連続性を維持する機能をもつことになり、これにより、ケーソン底版下面と捨て石との間に間隙が生じることがなく、これにより、底版部の遮水性能を確保できる等、図1に示す埋立用護岸と同様な作用・効果を奏する。
本発明の第二の実施例を図3に示す。
本実施例は、図1に示す埋立用護岸の他の例である。
図3に示すように、捨て石によるマウンド1上に据え付けられるケーソン5が、底版部に開孔部52を有するだけでなく、張出部51にも開孔部52を設けた点に特徴がある。
従って、海底地盤10を掘り下げて形成した凹部11にアスファルト混合物もしくは土質系材料Aを打設すると、ケーソン5の張出部51まで被われ、張出部51の開孔部52を通じてアスファルト混合物もしくは土質系材料Aが張出部51と捨て石の間隙にまで補充されることとなる。
その他の構造は前述した図1の構造と同様であり、同様な作用効果を奏し、底版部のみならず張出部51の遮水性能を維持することができる。
本実施例は、ケーソン5の張出部51にも開孔部52を設けたので、特に張出部51が大型の場合には、ケーソン下部の遮水性能を確保できる効果が大きい。
本発明の第三の実施例を図4に示す。
本実施例は、図3に示す埋立用護岸の変形例である。
即ち、図4に示すように、不透水性地盤に改良された海底地盤10上に水中擁壁12で周囲を取り囲むように構築して凹部11を形成し、この凹部11に捨て石によるマウンド1を構築する一方、凹部11に遮水性能が高いアスファルト混合物もしくは土質系遮水材Aを注入して捨て石間の間隙に充填する。
また、マウンド1上には、底版部に開孔部42を適度に設けたケーソン4を据え付けると共にケーソン内部下部にアスファルト混合物もしくは土質系遮水材Aを充填し、更にその上部に砂や土を充填する。
本実施例は、水中擁壁12で凹部11の周囲を取り囲むように構築した点を除いては、前述した図3に示す埋立用護岸と同様な構成である。
従って、底版部及び張出部51の開孔部42,52がアスファルト混合物もしくは土質系材料Aの上下の連続性を維持する機能をもつことになり、これにより、ケーソン底版部及び張出部51と捨て石との間に間隙が生じることがなく、これにより、底版部及び張出部51の遮水性能を確保できる等、図3に示す埋立用護岸と同様な作用・効果を奏する。
本発明の第四の実施例を図5に示す。本実施例は、ケーソンとして、いわゆるL型ケーソンを用いたものである。
即ち、法線方向の一方に土留壁63を立設したケーソンの法線方向の両端部近傍に、法線方向と略垂直に配置した妻壁61,62を立設し、この土留壁63をバットレス部64で補強したものである。
また、底面の互いに対向する一辺に外方向に突出する張出部65を形成し、底版部に開孔部66を有するだけでなく、張出部65にも開孔部66を設けたものである。
更に、開放された側面にはコラム67を立設し、ケーソン上部に床板68を乗せたものである。
本実施例においても、海底地盤10を掘り下げて形成した凹部11にアスファルト混合物もしくは土質系材料Aを打設すると、L型ケーソンの底版部及び張出部65まで被われ、底版部及び6張出部65の開孔部52を通じてアスファルト混合物もしくは土質系材料Aが底版部及び張出部65と捨て石の間隙にまで補充されることとなる。
その他の構造は前述した図1の構造と同様であり、同様な作用効果を奏し、底版部のみならず張出部65の遮水性能を維持することができる。
更に、本実施例では、複数のL型ケーソン6を列設することを想定して、目地部となる左右の妻壁61,62には複数の凹凸部よりなるシール部69が形成されている。
このシール部69に不透水性遮水材を充填して複数のL型ケーソン6を列設すれば目地部を多重シール構造とすることが可能であり、目地部における遮水性能をも維持することができるという効果を奏する。
本発明の第五の実施例を図7に示す。
本実施例は、図7に示すように、遮水材料注入筒75を設けたものである。
即ち、ケーソン下部が埋まるように海底地盤(深層混合処理)70を掘り下げて凹部71を形成する。
そして、この凹部71の地盤面の不陸を吸収するため捨て石によるマウンド72を構築する一方、凹部71に遮水性能が高いアスファルトトマスチック等の不透水性材料を注入して捨て石間の間隙に充填する。
また、マウンド72上には、底版部に開孔部73を適度に設けたケーソン74を据え付けると共に開孔部73にそれぞれ連動する遮水材料注入筒(形状/本数には拘束されない)75をケーソン天端付近の任意の高さ迄立ち上げ、これら遮水材料注入筒75の内部にアスフアルトマスチック等の不透水性材料を充填する。
従って、ケーソン設置部の基礎に間隙が発生した場合、不透水性材料の自重とその流動特性により、遮水材料注入筒75に充填した不透水性材料が重力方向に自然に流下し、ケーソン設置部の基礎に発生した間隙を埋め尽くすことができる。
また、遮水材料注入筒75の立ち上げにより、ケーソン設置部の基礎に空隙が発生した場合、遮水材料注入筒75の内部の不透水性材料の天端が下がることをモニタリングすることにより管理が可能になり、これにより永久的に維持が可能となる利点がある。
尚、上記実施例では、底版部に開孔部73を設けたケーソン75を使用したが、フーチングに開口部を設けたケーソンを使用する場合には、フーチングの開孔部に連動する遮水材料注入筒を設けると良く、これにより、上記と同様の作用効果を奏する。
本発明は、立用護岸の構築方法に関し、特に、廃棄物埋立地で用いられるものに用いて好適なものである。
本発明を実施するための最良の形態に係る埋立用護岸の構造図である。 本発明の第一の実施例に係る埋立用護岸の構造図である。 本発明の第二の実施例に係る埋立用護岸の構造図である。 本発明の第三の実施例に係る埋立用護岸の構造図である。 本発明の第四の実施例に係る埋立用護岸に係り、図5(a)はL型ケーソンの側面図、図5(b)はL型ケーソンの底面図、図5(c)は埋立用護岸の構造図である。 従来の埋立用護岸の構造図である。 本発明の第五の実施例に係る埋立用護岸の構造図である。
符号の説明
1 捨て石マウンド
2 ケーソン
3 L型ケーソン
4,5 ケーソン
6 L型ケーソン
12 水中擁壁
31,32 妻壁
33 側壁
34,64 バットレス部
41,51 張出部
42,52,66 開孔部
69 シール部
10 地盤
11 凹部
75 遮水材料注入筒
A アスファルト混合物もしくは土質系材料

Claims (5)

  1. 海底地盤上に形成された部にマウンドを形成した後、底版部に開孔部が設けられ、上部が開口された中空の箱型ケーソンを前記マウンド上に据え付け、その後、前記ケーソン内に不透水性遮水材としてアスファルト混合物を注入することにより、前記ケーソン内に注入された前記アスファルト混合物が自重により前記開孔部を通過してケーソン設置面下部の間隙部に充填されることを特徴とする埋立用護岸の構築方法。
  2. 海底地盤上に形成された凹部にマウンドを形成した後、底版部に開孔部が設けられ、少なくとも一側面が開放されたL型ケーソンを前記マウンド上に据え付け、その後、前記底版部まで被われるように前記凹部に不透水性遮水材としてアスファルト混合物を打設し、前記凹部に打設された前記アスファルト混合物が自重により前記開孔部を通過してケーソン設置面下部の間隙部に充填されることを特徴とする埋立用護岸の構築方法。
  3. 前記ケーソンが据え付けられる前に前記凹部に予め不透水性遮水材としてアスファルト混合物を注入することにより、前記アスファルト混合物が自重によりケーソン設置面下部の間隙部に充填されることを特徴とする請求項1又は2記載の埋立用護岸の構築方法。
  4. 請求項1,2又は3記載の埋立用護岸の構築方法において、前記開孔部に連通する筒をケーソン天端付近の任意の高さ迄立ち上げ、該筒の内部に不透水性材料としてアスファルト混合物を充填し、前記ケーソン設置面下部に間隙が発生したときに、前記不透水性材料が自重とその流動特性により流下して前記間隙を埋めることを特徴とする埋立用護岸の構築方法。
  5. 請求項記載の埋立用護岸の構築方法において、前記筒の内部の不透水性材料の天端が下がることをモニタリングして前記護岸を管理することにより永久的に廃棄物護岸の遮水機能の維持が可能となることを特徴とする埋立用護岸の構築方法。
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