JP2616366B2 - 地下基礎構造 - Google Patents
地下基礎構造Info
- Publication number
- JP2616366B2 JP2616366B2 JP4337127A JP33712792A JP2616366B2 JP 2616366 B2 JP2616366 B2 JP 2616366B2 JP 4337127 A JP4337127 A JP 4337127A JP 33712792 A JP33712792 A JP 33712792A JP 2616366 B2 JP2616366 B2 JP 2616366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- slab
- underground
- treatment space
- foundation structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地下水圧による建築
物の浮き上がりを抑制した地下基礎構造に関する。
物の浮き上がりを抑制した地下基礎構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地下室を有する建築物の地下基礎
構造は、図2に示すように、いわゆる防水を施してない
のでべた基礎構造とし、基礎梁1間に架設された基礎ス
ラブ2とその上方に配置された床スラブ3との間に排水
処理空間4を設けるとともに、土圧壁5と地下二重壁6
との間に隙間7を設け、隙間7と排水処理空間4とを排
水管12で接続して、排水処理空間4を、土圧壁5、基
礎スラブ2等よりにじみ込む水の湧水ピットとして利用
するようになっている。
構造は、図2に示すように、いわゆる防水を施してない
のでべた基礎構造とし、基礎梁1間に架設された基礎ス
ラブ2とその上方に配置された床スラブ3との間に排水
処理空間4を設けるとともに、土圧壁5と地下二重壁6
との間に隙間7を設け、隙間7と排水処理空間4とを排
水管12で接続して、排水処理空間4を、土圧壁5、基
礎スラブ2等よりにじみ込む水の湧水ピットとして利用
するようになっている。
【0003】しかしながら、かかる地下基礎構造では、
基礎スラブ2が建築物の最下部に位置することになるた
め、特に地下水位が高い立地に地下階数の小さい建築物
を建てる場合、建築物全体の荷重に比して基礎スラブ2
等に作用する地下水圧(矢印A)が大きくなるため、建
築物が浮き上がるおそれがあり、また建築物の浮き上が
り防止対策を考慮しても、適切な対策を講じるのは、技
術面のみならず、コスト面、工期面でも困難であった。
基礎スラブ2が建築物の最下部に位置することになるた
め、特に地下水位が高い立地に地下階数の小さい建築物
を建てる場合、建築物全体の荷重に比して基礎スラブ2
等に作用する地下水圧(矢印A)が大きくなるため、建
築物が浮き上がるおそれがあり、また建築物の浮き上が
り防止対策を考慮しても、適切な対策を講じるのは、技
術面のみならず、コスト面、工期面でも困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は基
礎梁の梁成を大きくするとともに基礎スラブの架設位置
を上げることにより、地下水圧による建築物の浮き上が
りを抑制した地下基礎構造を提供することを目的とす
る。
礎梁の梁成を大きくするとともに基礎スラブの架設位置
を上げることにより、地下水圧による建築物の浮き上が
りを抑制した地下基礎構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、梁成の大き
い基礎梁間に架設された基礎スラブ排水処理空間、およ
び床スラブを備えた地下基礎構造であり、前記基礎スラ
ブの上方の排水処理空間は内部に排水路を設けたブロッ
クを敷き並べ、上部は連続した層をなし、その上方に床
スラブを配設してあることを特徴とする地下基礎構造で
ある。
い基礎梁間に架設された基礎スラブ排水処理空間、およ
び床スラブを備えた地下基礎構造であり、前記基礎スラ
ブの上方の排水処理空間は内部に排水路を設けたブロッ
クを敷き並べ、上部は連続した層をなし、その上方に床
スラブを配設してあることを特徴とする地下基礎構造で
ある。
【0006】
【実施例】この発明の地下基礎構造においては、基礎ス
ラブ2が梁成の大きい基礎梁1の上部に架設されてい
る。基礎スラブ2の上方には、そのスラブ、土圧壁5等
からにじみ込む湧水を排水するための排水処理空間4が
設けられており、排水処理空間4は、土圧壁5と地下二
重壁6との間の隙間7と連通されている。この発明で
は、排水処理空間4の位置での地下水圧が小さく、湧水
量も少なくなるため、排水処理空間4の高さは従来より
低くても十分である。排水処理空間4には、適当な排水
路を形成した湧水処理材8を敷き並べておく。排水処理
空間4の上方には、床スラブ3を配設する。この場合、
特に湧水処理材8がコンクリート製のように透水性ある
いは含水性を有するものでは、床スラブ3との間に、防
水層9を設けておく。また防水層9は、所望により、湧
水処理材8がプラスチック製等の非透水性あるいは非含
水性の場合にも設けておいてもよい。
ラブ2が梁成の大きい基礎梁1の上部に架設されてい
る。基礎スラブ2の上方には、そのスラブ、土圧壁5等
からにじみ込む湧水を排水するための排水処理空間4が
設けられており、排水処理空間4は、土圧壁5と地下二
重壁6との間の隙間7と連通されている。この発明で
は、排水処理空間4の位置での地下水圧が小さく、湧水
量も少なくなるため、排水処理空間4の高さは従来より
低くても十分である。排水処理空間4には、適当な排水
路を形成した湧水処理材8を敷き並べておく。排水処理
空間4の上方には、床スラブ3を配設する。この場合、
特に湧水処理材8がコンクリート製のように透水性ある
いは含水性を有するものでは、床スラブ3との間に、防
水層9を設けておく。また防水層9は、所望により、湧
水処理材8がプラスチック製等の非透水性あるいは非含
水性の場合にも設けておいてもよい。
【0007】湧水処理材8としては、例えばコンクリー
ト、強化コンクリート、陶製品、プラスチック、発泡ポ
リスチレンからなり、内部および/または外部に排水路
を設けたブロックを使用する。このブロックは、排水処
理空間4に敷き並べたとき、上部が相互に密に連続した
層をなし、その層の下方に排水路を形成するものであ
る。
ト、強化コンクリート、陶製品、プラスチック、発泡ポ
リスチレンからなり、内部および/または外部に排水路
を設けたブロックを使用する。このブロックは、排水処
理空間4に敷き並べたとき、上部が相互に密に連続した
層をなし、その層の下方に排水路を形成するものであ
る。
【0008】また防水層9には、ポリエチレン 強化プ
ラスチック等のシートやフィルムの防水性と耐久性、耐
荷重性とを兼備した材料を使用する。
ラスチック等のシートやフィルムの防水性と耐久性、耐
荷重性とを兼備した材料を使用する。
【0009】この発明の地下基礎構造は、例えば次のよ
うな手順で構築することができる。
うな手順で構築することができる。
【0010】基礎梁1が築造される箇所を掘削し、基礎
梁1の配筋、型枠を施工後、打継面10以下の基礎梁1
のコンクリートを打設し、基礎梁1の型枠を取外して、
基礎梁1周囲に土を埋め戻し、基礎スラブ2の配筋の施
工後、基礎スラブ2および打継面10から打継面11ま
での基礎梁1コンクリートを同時に打設し、基礎スラブ
2上に湧水処理材8を配置し、次いで床スラブ3の配筋
を施工後、コンクリートを打設する。
梁1の配筋、型枠を施工後、打継面10以下の基礎梁1
のコンクリートを打設し、基礎梁1の型枠を取外して、
基礎梁1周囲に土を埋め戻し、基礎スラブ2の配筋の施
工後、基礎スラブ2および打継面10から打継面11ま
での基礎梁1コンクリートを同時に打設し、基礎スラブ
2上に湧水処理材8を配置し、次いで床スラブ3の配筋
を施工後、コンクリートを打設する。
【0011】以上のような構成を有する地下基礎構造に
よると、基礎スラブに作用する地下水圧(矢印a)が小
さくなり、例え地下水位の高い立地であっても、建築物
が浮き上がるおそれが極めて小さくなる。例えば、従来
の地下基礎構造では、基礎スラブ下面からの地下水位が
5mで、基礎スラブ下面に作用する地下水圧が5t/m
2 である立地においても、この発明の地下基礎構造を採
用し、基礎スラブ下面が従来より2m上方にある場合、
基礎スラブに作用する地下水圧は3t/m2 に減少し、
基礎梁下面部分に作用する地下水圧を考慮しても、建築
物の浮き上がりが著しく抑制される。
よると、基礎スラブに作用する地下水圧(矢印a)が小
さくなり、例え地下水位の高い立地であっても、建築物
が浮き上がるおそれが極めて小さくなる。例えば、従来
の地下基礎構造では、基礎スラブ下面からの地下水位が
5mで、基礎スラブ下面に作用する地下水圧が5t/m
2 である立地においても、この発明の地下基礎構造を採
用し、基礎スラブ下面が従来より2m上方にある場合、
基礎スラブに作用する地下水圧は3t/m2 に減少し、
基礎梁下面部分に作用する地下水圧を考慮しても、建築
物の浮き上がりが著しく抑制される。
【0012】しかも、この発明の地下基礎構造では、梁
成の大きい基礎梁の上部空間に架設され基礎スラブの位
置が上方にあるため、基礎スラブ下部の掘削量も少なく
なり、コストの低減、工期短縮も可能である。
成の大きい基礎梁の上部空間に架設され基礎スラブの位
置が上方にあるため、基礎スラブ下部の掘削量も少なく
なり、コストの低減、工期短縮も可能である。
【0013】また、この発明の地下基礎構造は、常に地
下水位の高い立地のみならず、地下水位が高くなるおそ
れのある立地にも有用である。
下水位の高い立地のみならず、地下水位が高くなるおそ
れのある立地にも有用である。
【0014】
【発明の効果】この発明の地下基礎構造によると、下記
の効果が奏される。
の効果が奏される。
【0015】(1) 梁成の大きい基礎梁上部間に基礎スラ
ブが突設されているので基礎スラブ等に作用する地下水
圧が低減されるため、例えば地下水位の高い立地に比較
的階数の建築物を建てる場合であっても、その浮き上が
りを有効に抑制することができる。
ブが突設されているので基礎スラブ等に作用する地下水
圧が低減されるため、例えば地下水位の高い立地に比較
的階数の建築物を建てる場合であっても、その浮き上が
りを有効に抑制することができる。
【0016】(2) 地下室を有する建築物を地下水位の高
低にかかわらず建築することができるので、立地選択の
幅ができる。
低にかかわらず建築することができるので、立地選択の
幅ができる。
【0017】(3) 必要な掘削土壌の量が少なくなるの
で、コスト低減、工期短縮が可能である。
で、コスト低減、工期短縮が可能である。
【図1】この発明の地下基礎構造を例示する断面図であ
る。
る。
【図2】従来の地下基礎構造を示す断面図である。
1…基礎梁、2…基礎スラブ、3…床スラ、4…排水処
理空間、5…土圧壁、6…地下二重壁、7…隙間、8…
湧水処理材、9…防水層、10…打継面、11…打継
面、12…排水管。
理空間、5…土圧壁、6…地下二重壁、7…隙間、8…
湧水処理材、9…防水層、10…打継面、11…打継
面、12…排水管。
Claims (1)
- 【請求項1】 梁成の大きい基礎梁の上部間に架設され
た基礎スラブ、排水処理空間および床スラブを備えた地
下基礎構造であり、前記基礎スラブの上方の排水処理空
間は内部に排水路を設けたブロックを敷き並べ、上部は
連続した層をなし、その上方に床スラブを配設してある
ことを特徴とする地下基礎構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4337127A JP2616366B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 地下基礎構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4337127A JP2616366B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 地下基礎構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185078A JPH06185078A (ja) | 1994-07-05 |
| JP2616366B2 true JP2616366B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18305702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4337127A Expired - Lifetime JP2616366B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 地下基礎構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2616366B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60102431A (ja) * | 1984-07-09 | 1985-06-06 | Kajima Corp | 建築物の基礎構築法 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP4337127A patent/JP2616366B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06185078A (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |