JPH01121414A - 地盤の掘削工法 - Google Patents
地盤の掘削工法Info
- Publication number
- JPH01121414A JPH01121414A JP27931987A JP27931987A JPH01121414A JP H01121414 A JPH01121414 A JP H01121414A JP 27931987 A JP27931987 A JP 27931987A JP 27931987 A JP27931987 A JP 27931987A JP H01121414 A JPH01121414 A JP H01121414A
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- Japan
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- ground
- excavated
- surrounding
- excavation
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 23
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 12
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、都市部等において開削工法により下水道管等
の構造物を設置する際、その地盤掘削による周辺地盤の
地下水位低下による地盤沈下を防止できる周辺地盤の沈
下を生じさせない掘削工法に関するものである。
の構造物を設置する際、その地盤掘削による周辺地盤の
地下水位低下による地盤沈下を防止できる周辺地盤の沈
下を生じさせない掘削工法に関するものである。
住宅地等の都市部にて、開削工法により地盤を掘削し、
下水道管等を据付けたり、基礎を打って構造物を設置し
たりする場合、従来、土留壁を作って、ドライな状況下
で掘削を行なっていたが、地下水がその土留壁体の下端
から注水し、周辺の地下水位が低下し、地盤沈下を生じ
ることになる。
下水道管等を据付けたり、基礎を打って構造物を設置し
たりする場合、従来、土留壁を作って、ドライな状況下
で掘削を行なっていたが、地下水がその土留壁体の下端
から注水し、周辺の地下水位が低下し、地盤沈下を生じ
ることになる。
また、従来の開削工法では、ウェルポイント工法や薬液
注入工法によって、周辺地盤の地下水位の低下を防止し
、地盤沈下を防いでいるが、地盤条件によっては、地下
水位の低下を完全に防止することができず、地盤が沈下
し周辺の地域との保償問題が起きるという問題があった
。
注入工法によって、周辺地盤の地下水位の低下を防止し
、地盤沈下を防いでいるが、地盤条件によっては、地下
水位の低下を完全に防止することができず、地盤が沈下
し周辺の地域との保償問題が起きるという問題があった
。
なお、従来の水中構造物施工において、セクシヨンを有
する鋼矢板を2重に打込み、その鋼矢板と鋼矢板との間
に土砂を投入して外洋と施工内部とを締切り、内部の水
をぬいて構造物を施工していたが、施工費がかさむため
、その対策としてHill杭を接合打込みし、そのH1
l杭と1−11m杭の接合部中空個所にゴムコーンの内
部に水を入れて挿入し、その上に圧縮空気を充虜し、ゴ
ムコーンをH1l杭接合中空個所に充満させてHwi杭
接合中空個所とゴムコーンとの密着をはかり、H鋼杭に
よりでき上った囲いを上記の工法でH8I杭圀壁に仕上
げて外洋との流水を!!斬したのち囲壁内の海底地盤よ
りの基礎部分の据方を完了する止水基礎構造物工法に関
する特開昭48−47120の発明がなされているが、
この場合は外洋との流水を遮断するためになされたもの
であり、陸上の都市部の地盤掘削用に適用するものでは
ない。
する鋼矢板を2重に打込み、その鋼矢板と鋼矢板との間
に土砂を投入して外洋と施工内部とを締切り、内部の水
をぬいて構造物を施工していたが、施工費がかさむため
、その対策としてHill杭を接合打込みし、そのH1
l杭と1−11m杭の接合部中空個所にゴムコーンの内
部に水を入れて挿入し、その上に圧縮空気を充虜し、ゴ
ムコーンをH1l杭接合中空個所に充満させてHwi杭
接合中空個所とゴムコーンとの密着をはかり、H鋼杭に
よりでき上った囲いを上記の工法でH8I杭圀壁に仕上
げて外洋との流水を!!斬したのち囲壁内の海底地盤よ
りの基礎部分の据方を完了する止水基礎構造物工法に関
する特開昭48−47120の発明がなされているが、
この場合は外洋との流水を遮断するためになされたもの
であり、陸上の都市部の地盤掘削用に適用するものでは
ない。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされた
ものであり、都市部等の地盤の開削時の水位低下を完全
に防止して地盤沈下を防止できる周辺地盤の沈下を生じ
させない掘削工法を提供することを目的としたものであ
る。
ものであり、都市部等の地盤の開削時の水位低下を完全
に防止して地盤沈下を防止できる周辺地盤の沈下を生じ
させない掘削工法を提供することを目的としたものであ
る。
上記の目的を達成するための本発明の周辺地盤の沈下を
生じさせない掘削工法は、掘削部分に沿って地面に連続
した溝を掘り、そこに鉄筋入りのコンクリートを打設し
たり、または連続した鋼矢板を打設して連続した地中土
留壁を形成後、その掘削部分に、周辺の地下水位と同等
以上に水面が位置するように注水しながら所定深さまで
その地盤の掘削を行い、基礎コンクリートを上記連続し
た地中土留壁と水密になるように打設した後、注水した
水を排水して、下水道管等を据付けたり、構造物の基礎
を構築することを特徴としたものであり、掘削部の水位
が周辺の地下水位と常に同等以上にあるので、その周辺
地盤の地下水位が低下して地盤沈下が発生することが防
止できる。
生じさせない掘削工法は、掘削部分に沿って地面に連続
した溝を掘り、そこに鉄筋入りのコンクリートを打設し
たり、または連続した鋼矢板を打設して連続した地中土
留壁を形成後、その掘削部分に、周辺の地下水位と同等
以上に水面が位置するように注水しながら所定深さまで
その地盤の掘削を行い、基礎コンクリートを上記連続し
た地中土留壁と水密になるように打設した後、注水した
水を排水して、下水道管等を据付けたり、構造物の基礎
を構築することを特徴としたものであり、掘削部の水位
が周辺の地下水位と常に同等以上にあるので、その周辺
地盤の地下水位が低下して地盤沈下が発生することが防
止できる。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明するが、図面は
本発明の掘削工法による掘削作業中の一実施例における
地盤を示す正断面図である。
本発明の掘削工法による掘削作業中の一実施例における
地盤を示す正断面図である。
この実施例は、周辺に住宅1等のある都市部の地盤Gに
、下水道管等の構造物を設置するために行われる地盤掘
削作業を示しており、その作業工程を順次説明する。
、下水道管等の構造物を設置するために行われる地盤掘
削作業を示しており、その作業工程を順次説明する。
まず、矢印Aで示す掘削部分に沿って、地盤Gに連続し
た2本の溝を掘り、それらの溝中に鉄筋2を組み込み、
コンクリートを打設した連続地中壁3を形成し、この連
続地中土留壁3が掘削中に倒れないようにアンカー4を
張架している。
た2本の溝を掘り、それらの溝中に鉄筋2を組み込み、
コンクリートを打設した連続地中壁3を形成し、この連
続地中土留壁3が掘削中に倒れないようにアンカー4を
張架している。
なお、連続した地中土留壁は、上記鉄筋コンクリート以
外のものでもよく、例えば連続した鋼矢板を打設したも
のでもよく、その周辺の地盤Gの地下水が掘削部分Aの
掘削によりその掘削部分A側に洩出さないようなもので
あればどのようなものでもよい。
外のものでもよく、例えば連続した鋼矢板を打設したも
のでもよく、その周辺の地盤Gの地下水が掘削部分Aの
掘削によりその掘削部分A側に洩出さないようなもので
あればどのようなものでもよい。
次に、掘削部分Aに注水しながら、その部分を密閉型ク
ラムシェル、またはカッター付の吸入ポンプ等で掘削す
るが、その間必要があれば、復起を施すものとし、上記
掘削中はその掘削部分Aの水位Wdが常に周辺の地盤G
の地下水位Wよりも上方にあるように、給水を続けなが
ら掘削する。
ラムシェル、またはカッター付の吸入ポンプ等で掘削す
るが、その間必要があれば、復起を施すものとし、上記
掘削中はその掘削部分Aの水位Wdが常に周辺の地盤G
の地下水位Wよりも上方にあるように、給水を続けなが
ら掘削する。
そして所定深さまで地盤の掘削が完了したら、上記連続
地中土留壁3と水密になるように、基礎コンクリート6
を打設する。
地中土留壁3と水密になるように、基礎コンクリート6
を打設する。
この際、汚濁上を凝固剤によって沈降させた後、内部に
注水しながら汚濁上を外部にポンプアップにより排出し
て外部にて処理し、一方その内部水が清浄になった後、
基礎コンクリート6を連続地中土留壁3と水密になるよ
うに打設するものであり、この場合は、床版の基礎石及
びコンクリートは潜水夫により水中施工される。
注水しながら汚濁上を外部にポンプアップにより排出し
て外部にて処理し、一方その内部水が清浄になった後、
基礎コンクリート6を連続地中土留壁3と水密になるよ
うに打設するものであり、この場合は、床版の基礎石及
びコンクリートは潜水夫により水中施工される。
次に、上記基礎コンクリート6の施工完了後に排水を行
い、下水道管等の構造物の設置を行なうものである。
い、下水道管等の構造物の設置を行なうものである。
上記の工程による本発明の掘削工法によれば、掘削部分
Aに注水を行ないながらその水位Wdを周辺の地盤Gの
地下水位Wより常に高く保っているので、周辺の地下水
位Wが低下することが防止されることになる。
Aに注水を行ないながらその水位Wdを周辺の地盤Gの
地下水位Wより常に高く保っているので、周辺の地下水
位Wが低下することが防止されることになる。
〔発明の効果〕
以上に説明したごとく、本発明の掘削工法によれば、掘
削工事中においても周辺地盤の地下水位の低下を完全に
防止でき、その地盤沈下を防止できるという効果がある
。
削工事中においても周辺地盤の地下水位の低下を完全に
防止でき、その地盤沈下を防止できるという効果がある
。
その結果、従来の掘削工事の際に、周辺地盤の沈下によ
り周辺地域に対して莫大な保償金を支払う等のトラブル
を解消できることになる。
り周辺地域に対して莫大な保償金を支払う等のトラブル
を解消できることになる。
図面は本発明の掘削工法による掘削作業中の一実施例に
おける地盤を示す正断面図である。 3・・・連続地中壁、6・・・基礎コンクリート、A・
・・掘削部分、W・・・周辺地盤の地下水位、Wd・・
・掘削部分の水位。 代理人 弁理士 小 川 信 −
おける地盤を示す正断面図である。 3・・・連続地中壁、6・・・基礎コンクリート、A・
・・掘削部分、W・・・周辺地盤の地下水位、Wd・・
・掘削部分の水位。 代理人 弁理士 小 川 信 −
Claims (1)
- 掘削部分に沿って連続した地中土留壁を形成後、その掘
削部分に周辺の地下水位と同等以上に水面が位置するよ
うに注水しながら所定深さまで掘削を行い、基礎コンク
リートを上記連続した地中土留壁と水密になるように打
設した後排水する地盤の掘削工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27931987A JPH01121414A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 地盤の掘削工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27931987A JPH01121414A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 地盤の掘削工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01121414A true JPH01121414A (ja) | 1989-05-15 |
JPH0465932B2 JPH0465932B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=17609515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27931987A Granted JPH01121414A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 地盤の掘削工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01121414A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03154681A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-02 | Hazama Gumi Ltd | 廃棄物の処理方法 |
JPH04289396A (ja) * | 1990-12-14 | 1992-10-14 | Teito Kousokudo Kotsu Eidan | トンネル築造工法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108978679A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-12-11 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种电缆隧道在高水位区域施工的方法 |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP27931987A patent/JPH01121414A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03154681A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-02 | Hazama Gumi Ltd | 廃棄物の処理方法 |
JPH04289396A (ja) * | 1990-12-14 | 1992-10-14 | Teito Kousokudo Kotsu Eidan | トンネル築造工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465932B2 (ja) | 1992-10-21 |
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