JPH01165821A - コンクリート基礎の構築工法 - Google Patents

コンクリート基礎の構築工法

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JPH01165821A
JPH01165821A JP32278587A JP32278587A JPH01165821A JP H01165821 A JPH01165821 A JP H01165821A JP 32278587 A JP32278587 A JP 32278587A JP 32278587 A JP32278587 A JP 32278587A JP H01165821 A JPH01165821 A JP H01165821A
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JP
Japan
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concrete
coarse aggregate
aggregate layer
water
foundation
Prior art date
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Application number
JP32278587A
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English (en)
Inventor
Tomio Tamura
富雄 田村
Sakae Nakai
栄 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばシールド発進用等の立坑を構築する場
合や、橋脚あるいは防波堤を構築する際にケーソンの据
付は工事を行う場合等におけるコンクリ−1・基礎の構
築工法に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のコンクリート基礎は例えば立坑を構築す
る場合には、第4囚人のように山留め壁101で囲まれ
た内部を掘削し、地下水位と同水位の内部に水中コンク
リートを打設して底部側に上水用の底盤コンクリート壁
102を設け、立坑103内部の水をポンプ104で排
水させた後に基礎コンクリ−1−105を打設していた
しかし、この基礎コンクリート105を打設する迄の間
に底盤コンクリート壁102は下方から被圧水を受け、
この被圧水が出留め壁101と底盤コンクリート壁10
2の間又は底盤コンクリート102壁の内部を浸透して
立坑103内へ漏水する。そこで、前記基礎コンクリ−
14105として水中コンクリートを用いたり、第5図
(5)のように底盤コンクリート壁102の下側へパイ
プ106を通して薬液注入を行ったり、第5図(B)の
ように底盤コンクリート壁102の下側の水をポンプ1
04で排水させるようにしていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来の工法によると次のような
問題があった。まず、基礎コンクリートとして水中コン
クリートを用いる場合には、当該水中コンクリートが通
常の気中コンクリートに比べて高価であること。また薬
液注入によって漏水を防止する場合にも、当該薬液が高
価であること。
更に、底盤コンクリート壁の下側の水をポンプで排水す
る場合には、容積が小さければ良いが大きいとその排水
作業が容易でないと共に、排水による地下水位の低下が
周辺地盤を沈下させるので有効な手段とは云えない。
そこで本発明では、これらの問題点を改善しうるコンク
リート基礎の構築工法を提供するものである。
(@照点を解決するための手段) 本発明の要旨は、水中の掘削面に水中コンクリートを打
設し、この水中コンクリートの上に砕石や砂利等の粗骨
材を敷き詰めると共に、その上面を不透水シートで被覆
して粗骨材層を形成し、この粗骨材層中に注入管と排出
管の先端側を各々埋設させ、当該排出管を介して粗骨材
層中の水をポンプで排出させながら不透水シート上に気
中コンクリートを打設せしめ、この気中コンクリートが
硬化した後に注入管を介して粗骨材層中の空隙部にグラ
ウト材を注入しプレパツクドコンクリートとしたことを
特徴とするコンクリート基礎の構築工法である。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第1
図は本発明の第1実施例を示す縦断面図であり、この実
施例は例えばシールド工法におけるシールド機の発進用
立坑を構築する際のコンクリート基礎等に適用される。
まず、土留めと遮水のために地中へ鋼矢板等の出留め壁
1を打込んで周囲を囲い、その内部を適宜の掘削手段で
掘削して立坑2を形成すると共に、被圧水の影響を受け
て被圧状態にある掘削面3に対して水中コンクリートに
よる底盤コンクリート壁4を打設する。次いで、底盤コ
ンクリート壁4が硬化後にその上面に砕石や砂利等によ
る粗骨材5を一定厚に敷き詰めると共に、当該粗骨材5
の上面をビニール等の不透水シート6で被覆して粗骨材
層を形成する。
この不透水シート6には通孔が設けられ、該通孔には基
端側が地上に突設された注入管7と排出管8の先端側が
押通されて粗骨材層内に開口している。前記排出管8に
は吸引用のポンプ(図示せず)が装備され、粗骨材層中
の漏水を順次揚水して地上に排出し、この間に不透水シ
ート6上にはトレミー管(図示せず)等を用いて気中コ
ンクリートによる基礎コンクリート9が打設される。そ
して基礎コンクリート9が硬化した後に、前記注入管7
を介してモルタル等のグラウト材を粗骨材層中に注入し
、砕石等の粗骨材5の空隙部に充填させて粗骨材層をプ
レパツクドコンクリートにする。
尚、粗骨材層中に充分なグラウト材が充填されたか否か
は排出管8からグラウト材が排出されたことによって確
認する乙とが出来る。また、コンクリート基礎の構築が
完了した後の注入管7と排出管8は、基礎コンクリート
9から突出した部分を切断し、残りは埋殺しにする。
次に第2図および第3図は本発明の第2実施例を示すも
のであり、この実施例は例えばケーソンを用いて海上に
橋脚を敷設する際などのコンクリート基礎に適用される
海中にケーソン11を沈設させ、該ケーソン11が掘削
面(掘削せずに海底面の場合も含む)と接する底部側の
開口部11aには一端が海底地盤に打ち込まれた支持杭
12の他端が挿通されている。
前記ケーソン11の開口部11aの内面には、支持杭1
2の周りを囲む態様で水中フンクリ−1・を打設して底
盤コンクリート壁14を設け、支持杭12の外周と開口
部11a間を閉塞して被圧水の侵入を防止する。この状
態でケーソン内の水はポンプ(図示せず)で排出させる
。次いで底盤コンクリート壁14上に砕石等の粗骨材1
5を敷き詰め、その上面にビニール等の不透水シー!・
16を張設して粗骨材層を形成し、該粗骨材層中には注
入管17と排出管18とを前記第1実施例と同様に設け
ろ。そして、注入管17を介して粗骨材層中の漏水を排
出しながら不透水シート16上に気中コンクリートによ
る基礎コンクリート19を打設し、該基礎コンクリート
19の硬化後に注入管17を介して粗骨材層中にグラウ
ト材を注入し、プレパツクドコンクリートとなる。
(発明の効果) 前記した実施例でも明らかなとおり、本発明によるコン
クリート基礎の構築工法では、基礎コンクリートとして
高価な水中コンクリートを使用せずに安価な気中コンク
リートで充分な強度が得られる。また、高価な薬液の注
入や非能率的なポンプによる排出等の1手段を採らなく
とも、漏水を粗骨材層に留めて基礎コンクリートへの悪
影響を防止し、安価で高強度のコンクリート基礎の構築
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明工法の第1実施例を示す縦断面図、第2
図は同第2実施例を示す縦断面図、第3図は第2実施例
の要部拡大縦断面図、第4図乃至第5図は従来工法の縦
断面図である。 〔符 号 の 説 明〕 1・・・山留め壁     2・・・立坑3・・・掘削
面 4.14・・底盤コンクリート壁 5.15・・・粗骨材 6.16・・不透水シート 7.17 注入管   8,18・・・排出管9.19
・・基礎コンクリート 11・・ケーソン 11a・・・開口部    12・・・支持抗第1図 ? 第2図 l 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水中の掘削面に水中コンクリートを打設し、この水中コ
    ンクリートの上に砕石や砂利等の粗骨材を敷き詰めると
    共に、その上面を不透水シートで被覆して粗骨材層を形
    成し、この粗骨材層中に注入管と排出管の先端側を各々
    埋設させ、当該排出管を介して粗骨材層中の水をポンプ
    で排出させながら不透水シート上に気中コンクリートを
    打設せしめ、この気中コンクリートが硬化した後に注入
    管を介して粗骨材層中の空隙部にグラウト材を注入しプ
    レパックドコンクリートとしたことを特徴とするコンク
    リート基礎の構築工法。
JP32278587A 1987-12-22 1987-12-22 コンクリート基礎の構築工法 Pending JPH01165821A (ja)

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