JPH03275812A - 軟弱海底地盤上の基礎施工法 - Google Patents
軟弱海底地盤上の基礎施工法Info
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- JPH03275812A JPH03275812A JP2074100A JP7410090A JPH03275812A JP H03275812 A JPH03275812 A JP H03275812A JP 2074100 A JP2074100 A JP 2074100A JP 7410090 A JP7410090 A JP 7410090A JP H03275812 A JPH03275812 A JP H03275812A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims abstract description 17
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract 3
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 4
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011440 grout Substances 0.000 description 2
- 239000003643 water by type Substances 0.000 description 2
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は軟弱海底地盤上の基礎施工法に関するもので
ある。
ある。
(従来技術)
従来、浅海域の軟弱地盤上の基礎として、杭基礎、ケー
ソン基礎など多くの型式が採用されて施工を行っている
。
ソン基礎など多くの型式が採用されて施工を行っている
。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、大水深海域の軟弱地盤上ではまだ実績が
なく、現存の技術レベルでは難かしい面があり、−層の
技術開発が必要であると考えられる。
なく、現存の技術レベルでは難かしい面があり、−層の
技術開発が必要であると考えられる。
この発明は上記事情に鑑み開発したもので、大水深海域
においても施工でき、工期の短縮と工費の低減が期待で
きる基礎施工法を提供せんとするものである。
においても施工でき、工期の短縮と工費の低減が期待で
きる基礎施工法を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するために、この発明では基礎を吃水に
応じて上・下数段に分割し、下部躯体の底面に格子状の
刃口を設け、この下部躯体を建設地点まで曳航し、着底
後躯体内を排水して減圧し、外部との水圧差を利用して
掘削せずに躯体を地中の支持層まで沈下貫入させ、さら
に上部躯体を下部躯体上に沈設し一体化することを特徴
としたものである。
応じて上・下数段に分割し、下部躯体の底面に格子状の
刃口を設け、この下部躯体を建設地点まで曳航し、着底
後躯体内を排水して減圧し、外部との水圧差を利用して
掘削せずに躯体を地中の支持層まで沈下貫入させ、さら
に上部躯体を下部躯体上に沈設し一体化することを特徴
としたものである。
(実 施 例)
以下図示した実施例に基づいて説明する。この発明にお
いては、基礎躯体は曳航時の吃水に応して上・下複数段
に分割しそれぞれ陸上または海上で製作するものであり
、この実施例では、上・下二分割にしたものである。
いては、基礎躯体は曳航時の吃水に応して上・下複数段
に分割しそれぞれ陸上または海上で製作するものであり
、この実施例では、上・下二分割にしたものである。
まず下部躯体1を製作する(第3図)。この下部躯体は
3区画以上(実施例では5区画)の気密なチャンバー2
に分割されており(第1図)、それぞれのチャンバー2
には給排気・給排水装置(図示せず)を取付け、躯体の
姿勢を制御すきるよう形威しである。下部躯体1の底面
には第2図に示すようにグラウトの有効直径以下の間隔
で形威した格子状刃口3が設けである。また下部躯体1
の上端部は上圧板(作業床)4によって閉塞されており
、この上圧板4には前記格子の中心位置に合せてグラウ
ト用のさや管5が埋設してあり、栓を付けて気密にする
よう形威しである。さらに上圧板4の周囲に上方へ向け
て円周ガイド壁6が突設してあり、円周ガイド壁6の内
面にはテーパーが付けられ、この内面に沿って予め止水
材7が取付けである。
3区画以上(実施例では5区画)の気密なチャンバー2
に分割されており(第1図)、それぞれのチャンバー2
には給排気・給排水装置(図示せず)を取付け、躯体の
姿勢を制御すきるよう形威しである。下部躯体1の底面
には第2図に示すようにグラウトの有効直径以下の間隔
で形威した格子状刃口3が設けである。また下部躯体1
の上端部は上圧板(作業床)4によって閉塞されており
、この上圧板4には前記格子の中心位置に合せてグラウ
ト用のさや管5が埋設してあり、栓を付けて気密にする
よう形威しである。さらに上圧板4の周囲に上方へ向け
て円周ガイド壁6が突設してあり、円周ガイド壁6の内
面にはテーパーが付けられ、この内面に沿って予め止水
材7が取付けである。
以上の構成からなる下部躯体1内に送気して、下部躯体
1を浮上させ建設地点まで曳航して(第4図)、躯体内
を排気しながら徐々に所定位置の軟弱土A上に着底する
(第5図)1次いで躯体内を排水し、外部水圧との差(
負圧)により掘削せずに下部躯体1を支持層Bまで沈下
貫入させる(第6図)。
1を浮上させ建設地点まで曳航して(第4図)、躯体内
を排気しながら徐々に所定位置の軟弱土A上に着底する
(第5図)1次いで躯体内を排水し、外部水圧との差(
負圧)により掘削せずに下部躯体1を支持層Bまで沈下
貫入させる(第6図)。
同時に上部躯体8を製作する(第7図)。この上部躯体
8の底面は開口し下部躯体1と同一外径に形威してあり
、その円周壁の下端外側縁には前記下部躯体1の円周ガ
イド壁6にガイドされうるようにテーパ一部9が付けら
れている。
8の底面は開口し下部躯体1と同一外径に形威してあり
、その円周壁の下端外側縁には前記下部躯体1の円周ガ
イド壁6にガイドされうるようにテーパ一部9が付けら
れている。
また上端面は仮設蓋10を取付けて気密になるよう形威
してあり、仮設MIOを取り外すことにより開口するよ
う形威しである。
してあり、仮設MIOを取り外すことにより開口するよ
う形威しである。
以上の構成からなる上部躯体8の上端面に仮設M10を
取付けて気密にし、躯体内に送気して浮上させ(第8図
)、建設地点まで曳航して下部躯体1の上部に沈設する
。この場合、上部躯体8の円周壁下端テーパ一部9は、
予め下部躯体1の円周ガイド壁6に取付けた止水材7を
圧縮して止水する(第9図)。
取付けて気密にし、躯体内に送気して浮上させ(第8図
)、建設地点まで曳航して下部躯体1の上部に沈設する
。この場合、上部躯体8の円周壁下端テーパ一部9は、
予め下部躯体1の円周ガイド壁6に取付けた止水材7を
圧縮して止水する(第9図)。
さらに上部躯体8の仮設蓋10を取り外して上部躯体8
内を排水し、グラウト用機械装置11を複数台吊り込み
、上圧板4の上で円周上等間隔に配設し、グラウト用の
さや管5の栓を外して支持層Bから格子状刃口3の上部
まで逐次全面的にグラウトして固める(グラウト部分を
記号12で示す)。グラウトと同時に上、下躯体8,1
の結合と補強を行い一体化する(第10図)。そして上
部躯体8内に必要に応してコンクリートの底版や隔壁(
図示せず)を打設し、基礎として補強し、上部蓋コンク
リート版を打設して、その上部に上部構造物を構築して
なるものである。
内を排水し、グラウト用機械装置11を複数台吊り込み
、上圧板4の上で円周上等間隔に配設し、グラウト用の
さや管5の栓を外して支持層Bから格子状刃口3の上部
まで逐次全面的にグラウトして固める(グラウト部分を
記号12で示す)。グラウトと同時に上、下躯体8,1
の結合と補強を行い一体化する(第10図)。そして上
部躯体8内に必要に応してコンクリートの底版や隔壁(
図示せず)を打設し、基礎として補強し、上部蓋コンク
リート版を打設して、その上部に上部構造物を構築して
なるものである。
(発明の効果)
この発明は以上の構成からなるので、下記の効果がある
。
。
(1)基礎躯体を吃水に応して上下複数段に分割して製
作し、各々現地まで曳航して沈設、接合できるので、海
上現場での築造が不要である。
作し、各々現地まで曳航して沈設、接合できるので、海
上現場での築造が不要である。
(2)基礎躯体内を排水するだけで、簡単に短期間(数
日間)で地中支持層まで基礎躯体を沈下貫入できる。
日間)で地中支持層まで基礎躯体を沈下貫入できる。
(3)軟弱土を掘削せずに、基礎の荷重を支持層に均一
に伝達でき、残土の搬出と処理も不要である。
に伝達でき、残土の搬出と処理も不要である。
(4)海上作業が短期間で済むので、海象の影響と船舶
航行への障害が少ない。
航行への障害が少ない。
(5)総して現存技術で大水深においても施工でき、か
つ従来のケーソン工法の現場築造、掘削、沈下の繰り返
し施工より、工期が大幅に短縮でき工費の低減も期待で
きる。
つ従来のケーソン工法の現場築造、掘削、沈下の繰り返
し施工より、工期が大幅に短縮でき工費の低減も期待で
きる。
第1図は下部躯体のチャンバ一部分の横断面図、第2図
は刃口部分の横断面図、第3図乃至第10図は施工順序
を示す縦断面図である。 1・・・下部躯体、2・・・チャンバー 3・・・刃口
、4・・・上床版、5・・・さや管、6・・・円周ガイ
ド壁、7・・・止水材、8・・・上部躯体、9・・・円
周壁下端テーパ一部、10 ・・・仮設蓋、11・・
・グラウト用機械装置 A・・・軟弱上、B・・・支持層。 第 図 第 図 74
は刃口部分の横断面図、第3図乃至第10図は施工順序
を示す縦断面図である。 1・・・下部躯体、2・・・チャンバー 3・・・刃口
、4・・・上床版、5・・・さや管、6・・・円周ガイ
ド壁、7・・・止水材、8・・・上部躯体、9・・・円
周壁下端テーパ一部、10 ・・・仮設蓋、11・・
・グラウト用機械装置 A・・・軟弱上、B・・・支持層。 第 図 第 図 74
Claims (1)
- (1)基礎躯体を吃水に応じて上、下複数段に分割して
上部躯体と下部躯体を築造し、下部躯体の底面に格子状
の刃口を設け、この下部躯体内に空気を圧送して浮上せ
しめ建設地点まで曳航設置し、着底後躯体内を排水して
減圧し、外部との水圧差を利用して掘削せずに躯体を地
中の支持層まで沈下貫入させ、さらに上部躯体を下部躯
体上に沈設して上、下躯体の結合を行い一体化すること
を特徴とする軟弱海底地盤上の基礎施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074100A JP2718241B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 軟弱海底地盤上の基礎施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074100A JP2718241B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 軟弱海底地盤上の基礎施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03275812A true JPH03275812A (ja) | 1991-12-06 |
JP2718241B2 JP2718241B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13537433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2074100A Expired - Lifetime JP2718241B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 軟弱海底地盤上の基礎施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2718241B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006322400A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Kajima Corp | 洋上風力発電装置の重力式基礎 |
US20130101359A1 (en) * | 2010-04-16 | 2013-04-25 | Voith Patent Gmbh | Anchoring element for a hydraulic engineering installation |
JP2017503101A (ja) * | 2014-01-15 | 2017-01-26 | シービージェイ(香港) オーシャン エンジニアリング リミテッドCbj(Hong Kong) Ocean Engineering Limited | 水上構造固定用ロール及びその施工方法 |
CN107084281A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-08-22 | 中国海洋大学 | 一种海底柔性管铺设用固定装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101684638B1 (ko) * | 2014-09-03 | 2016-12-07 | 대우조선해양 주식회사 | 지중식 하부구조물의 고정 장치 및 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61162634A (ja) * | 1985-01-11 | 1986-07-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼板セルの沈設方法およびその装置 |
JPS61233132A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-17 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 水中構造物の建設工法 |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2074100A patent/JP2718241B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61162634A (ja) * | 1985-01-11 | 1986-07-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼板セルの沈設方法およびその装置 |
JPS61233132A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-17 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 水中構造物の建設工法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006322400A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Kajima Corp | 洋上風力発電装置の重力式基礎 |
JP4645300B2 (ja) * | 2005-05-19 | 2011-03-09 | 鹿島建設株式会社 | 洋上風力発電装置の重力式基礎 |
US20130101359A1 (en) * | 2010-04-16 | 2013-04-25 | Voith Patent Gmbh | Anchoring element for a hydraulic engineering installation |
JP2017503101A (ja) * | 2014-01-15 | 2017-01-26 | シービージェイ(香港) オーシャン エンジニアリング リミテッドCbj(Hong Kong) Ocean Engineering Limited | 水上構造固定用ロール及びその施工方法 |
CN107084281A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-08-22 | 中国海洋大学 | 一种海底柔性管铺设用固定装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2718241B2 (ja) | 1998-02-25 |
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