JP3930868B2 - 排水溝水路 - Google Patents

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本発明は、道路や駐車場等に設置される排水溝水路に関し、特には透水性アスファルト等からなる路面に埋設される金属製の排水溝水路に関する。
近年、道路等の路面表面の水はけ性をよくするために、透水性のあるアスファルト等で形成した透水性舗装が多用されている。このような透水性舗装にあっては、路面の雨水等は路面上面を流れるとともに舗装部内に浸透して、排水溝水路に集水されて排水される。
従来のこの種排水溝水路の構造としては、コンクリート製の排水溝本体を路面に敷設して、路面表面から雨水等を集水すると同時に、透水性舗装部内に浸透した水を導入することができる構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この排水溝構造は、コンクリート製の排水溝本体を透水性舗装部の端部の縁石ブロックの内側に沿って配置し、開口側の上面が舗装部の路面高さとなるよう埋設したものである。また、排水溝本体には、透水性舗装路の端部が敷設される受容段部を有し、該受容段部に集水可能なスリットを設けて、透水性舗装部内に滲み込む雨水等を集水するように構成されている。
ところで、この種排水溝水路にあっては、その通水路に落ち葉や土砂、ゴミ等が入り込み堆積することが避けられず、長期間の使用に伴い排水性が悪くなる嫌いがある。しかしながら、従来多用されているコンクリート製品よりなる排水溝水路にあっては、通水路を点検清掃のために開放することが不可能か又は困難であるために、清掃に際しては、所定の場所からホース等で水を流し込みその勢いで通水路の土砂等を強制的に押し流すようにするしかない。しかるに、ホース等の水の勢いで通水路中の土砂等を完全に除去することは難しく、効率的に限界がある。また、その清掃作業も煩雑である。
一方において、従来の排水溝水路は、上のようにコンクリート製品が主流となっているのであるが、この種コンクリート製品にあっては、重量が嵩み、運搬や現場での施工作業が煩雑となる一方において、修理や交換などに際しても大がかりな土木工事を必要とし、工期やコスト等の面において問題があった。
特許第2849347号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、従来のコンクリート製品に比し軽量で作業性がよく、製作が簡易であるとともに、通水機能や耐久性に優れ、またその点検清掃も簡単容易に効率よくしかも完全に行うことができる新規な排水溝水路の構造を提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、底部が円形またはテーパ部に形成され上部に開口部を有する流水筒部と、前記流水筒部の筒方向の両端部に円周方向に突設された取付鍔部と、前記流水筒部上部の開口部を介して一体に立設された上溝部と、前記上溝部に取付けられた蓋部材とからなる排水溝水路において、前記流水筒部が本体部と分離可能な平板状の上板部とを有し、該上板部に前記上溝部が形成されてなることを特徴とする排水溝水路に係る。
請求項2の発明は、前記流水筒部が円筒形状である請求項1に記載の排水溝水路に係る。
請求項3の発明は、前記蓋部材が前記上溝部に着脱自在に取付けられている請求項1又は2に記載の排水溝水路に係る。
請求項1の発明によれば、底部が円形またはテーパ部に形成され上部に開口部を有する流水筒部と、前記流水筒部の筒方向の両端部に円周方向に突設された取付鍔部と、前記流水筒部上部の開口部を介して一体に立設された上溝部と、前記上溝部に取付けられた蓋部材とからなる排水溝水路において、前記流水筒部が本体部と分離可能な平板状の上板部とを有し、該上板部に前記上溝部が形成されてなるため、路面表面及び内部の水を効果的かつ効率よく流水筒部内に集水することができ、通水機能に優れる。また、この構造にあっては、金属板を加工した金属製であるために、流水筒部の形成を含め加工が容易であるばかりでなく、耐久性に優れ、従来のコンクリート製品に比して軽量で、現場での作業性も大幅に簡略化でき、工期も短縮することができる。
さらに、流水筒部の製作がより簡易になるとともに少人数でも施工を容易に行うことができ、極めて作業性がよい。
請求項2の発明によれば、請求項1において、前記流水筒部が円筒形状であるため、該流水筒部に集水された雨水等をより効率よく排水することができる。
請求項の発明によれば、請求項1又は2において、前記蓋部材が前記上溝部に着脱自在に取付けられているため、前記上溝部の清掃時には該蓋部材を取り外してブラシ等の清掃具を使用してゴミや土砂の除去を行うことができ、その点検清掃が簡単容易に効率よくしかも完全に行うことができる。さらに、万一、当該排水溝水路の蓋部材が変形、破損した場合にも、簡単に交換することができる。
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施例に係る排水溝水路の構造を示す斜視図、図2は同排水溝水路の構造を示す断面図、図3は蓋部材の一実施例を示す斜視図、図4はバネクリップの斜視図、図5は蓋部材の他の取付け構造の断面図、図6は他の実施例に係る排水溝水路の構造を示す斜視図、図7は図6の排水溝水路の構造を示す断面図である。
図1及び図2に示したように、この発明の排水溝水路10は、流水筒部11と、取付鍔部20と、蓋部材30とからなる。図2において、符号Rは透水性舗装部で、R1は透水層、R2は基層、Mは土層、Bは縁石ブロックを表す。
流水筒部11は、鋼板等の金属板を枠体として、底部12を円形またはテーパ部に形成してなり、土中内部に埋設される部位で、後記する蓋部材30や各透水孔等から集水した雨水等を、適宜の配水管等へ排水する。この流水筒部11には、その上部の開口部13を介して上溝部15が一体に立設されている。上溝部15は、溝壁部15Aによって囲まれてなるもので、上部が路面(透水性舗装部R)表面に現出するように構成される。また、この流水筒部11は、請求項2の発明として規定したように、円筒形状に形成することが好ましい。流水筒部11を円筒形状に形成することにより、集水した雨水等をより効率よく排水することができる。符号14は流水筒部11の本体部、19は溝壁部15Aに設けられた透水孔である。
取付鍔部20は、前記流水筒部11の筒方向の両端部円周方向に突設される。この取付鍔部20は、同様の排水溝水路10を筒方向に連接する場合に、他の排水溝水路10の一方の端部に設けられた取付鍔部20によって固定し連接する。この取付鍔部20は金属板からなり、他の排水溝水路10の取付鍔部20とを係合することによって、ずれやがたつきなく連続した通水路を確保することができる。符号25は排水溝水路10を適宜の設置場所に固定する取付固定部材である。
蓋部材30は、当該排水溝水路10の上溝部15内に落ち葉やゴミ等が進入しないように、前記上溝部15に取付けられたものである。この実施例において、該蓋部材30は、図1ないし図3に示すように、側板部33が上溝部15の載置部17に当接し、上溝部15の溝方向に並設された主部材31と該主部材31に直交する補強部材32とからなる格子状に構成される。また、主部材31は断面I字状のもので、補強部材32はねじり鋼とよばれるものが使用されている。さらに、前記側板部33には上溝部15の溝壁部15Aに形成された透水孔19に対応する位置に透水部34が形成されているのが好ましい。なお、該蓋部材30では、この例に限らず他の構造を採用してもよい。
この排水溝水路10においては流水筒部11に本体部14と分離可能な平板状の上板部16設けられ、該上板部16に上溝部15形成される。実施例では、上板部16に上溝部15の溝壁部15Aが一体に形成され、ボルトからなる固定部材18によって本体部14に分離可能に固定されている。これにより、流水筒部11を分割して軽量に扱うことができるため、少人数でも施工を容易に行うことが可能となる。
また、当該排水溝水路10では、請求項の発明として規定したように、蓋部材30を上溝部15に着脱自在に取付けるようにすることが好ましい。実施例では、蓋部材30がバネクリップ40を介して溝壁部15Aに嵌着されている。バネクリップ40は、図3及び図4からよく理解されるように、該蓋部材30の側板部33への嵌着部41と溝壁部15Aの内側に圧接するバネ片42を有する。このバネクリップ40は、蓋部材30と透水孔19が形成された上溝部15の溝壁部15Aとの間に通水のための一定の間隙を形成しつつ、かつ両者を弾性的に圧嵌してがたつきなく保持することができる。また、該蓋部材30は、図5に図示のように、蓋部材30の側板部33に設けられた固定板36を介してボルト等の固定部材35によって流水筒部11に着脱自在に取り付けるように構成してもよい。図5において、符号11Aは流水筒部11に設けられた蓋取付板である。
なお、本発明の排水溝水路10は、上記の実施例に限定されるものではなく、例えば図6及び図7に示すような断面略U字形状の流水筒部51からなる排水溝水路50に適用することもできる。図において、符号52は流水筒部51の底部、53は流水筒部51上部の開口部、54は流水筒部51の本体部、56は流水筒部51の上板部、58は上板部56の固定部材、59は上板部56に形成された透水孔である。また、排水溝水路50において、前述の排水溝水路10と同一符号の部材は、該排水溝水路10と同様に構成される。このように構成された排水溝水路50であっても、前記排水溝水路10と同様の効果を奏することが可能である。
この発明の一実施例に係る排水溝水路の構造を示す斜視図である。 同排水溝水路の構造を示す断面図である。 蓋部材の一実施例を示す斜視図である。 バネクリップの斜視図である。 蓋部材の他の取付け構造の断面図である。 他の実施例に係る排水溝水路の構造を示す斜視図である。 図6の排水溝水路の構造を示す断面図である。
符号の説明
10 排水溝水路
11 流水筒部
12 底部
13 開口部
14 本体部
15 上溝部
16 上板部
20 取付鍔部
30 蓋部材
40 バネクリップ

Claims (3)

  1. 底部が円形またはテーパ部に形成され上部に開口部を有する流水筒部と、前記流水筒部の筒方向の両端部に円周方向に突設された取付鍔部と、前記流水筒部上部の開口部を介して一体に立設された上溝部と、前記上溝部に取付けられた蓋部材とからなる排水溝水路において、
    前記流水筒部が本体部と分離可能な平板状の上板部とを有し、該上板部に前記上溝部が形成されてなることを特徴とする排水溝水路。
  2. 前記流水筒部が円筒形状である請求項1に記載の排水溝水路。
  3. 前記蓋部材が前記上溝部に着脱自在に取付けられている請求項1又は2に記載の排水溝水路。
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