JP3066226U - 排水溝ブロック - Google Patents

排水溝ブロック

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JP3066226U
JP3066226U JP1999005735U JP573599U JP3066226U JP 3066226 U JP3066226 U JP 3066226U JP 1999005735 U JP1999005735 U JP 1999005735U JP 573599 U JP573599 U JP 573599U JP 3066226 U JP3066226 U JP 3066226U
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正継 米村
聡 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は排水溝ブロックに関し、例えば側溝
ブロック、U形ブロック、水路ブロック等の蓋として最
適であり、雨水の集水効率が高く排水効率が良好に行
え、数種の蓋構成板を用途に応じて工場等において容易
に組立てて選択的に取付けが行える多機能性を発揮し、
生産効率の向上をはかり、設備費、製作コストは安価に
なる。 【解決手段】 排水溝ブロック本体と、該排水溝ブロッ
ク本体の長手方向Xに伸びるスリット3を介して平行に
配置される蓋構成板4,4;4,4A;4″,4′,4
にて形成され前記排水溝ブロック本体に被冠される蓋2
と、該蓋を前記排水溝ブロック本体に着脱可能に固定す
る固定手段30とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は排水溝ブロックに関し、例えば雨水の集水効率が良く、また蓋は工場 等において用途に応じた蓋構成板を選択して組上げるという多機能性を発揮する とともに生産能率の向上をはかり、構造堅牢にして衝突による騒音の発生をなく そうとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路に降雨する雨水等を集水し、排水するための排水設備には道路の路 肩に連続して敷設されたり、道路を横断して敷設されるコンクリート製排水溝ブ ロックがある。 この側溝ブロックに被冠される側溝蓋には図16ないし図18に示すものがあ ある。 すなわち、蓋aは、運搬性を考慮して長さL′2 が500mm程度と比較的短 く、断面略矩形の同一厚みt′にてコンクリートにより形成され、しかも長手方 向Xにおける側端には手掛孔a1 が設けられる。また蓋aの内部には鉄筋が配筋 され蓋aの構造的な強度を発揮するようにしている。そして、1つの側溝ブロッ ク本体bの上方開口部cに数個の蓋aが嵌脱可能に被冠される。しかも側溝ブロ ック本体b相互は、所定間隔毎に配置される側溝ブロック本体bよりも幅広の集 水枡ブロックを介して接続される。 そして、例えば道路Dの路肩Eに沿って側溝ブロック本体bを敷設した場合に 、集水枡ブロックや蓋aに設けられた手掛孔a1 を通じて道路Dの路面に降った 雨水等を集水し、側溝ブロック本体b内に導入させ、排水を行うものである。 このように側溝蓋には道路Dに降雨した雨水が道路Dの路面における横断勾配 θに伴って路肩Eに流れ落ちて路面に溜まることなく排水するのと、限られた面 積での道路敷設用地において道路Dの幅員幅を確保することにより車輌の走行を 損なうことなく安全走行が行える等の要請がある。 また図19に示すように、道路Dに平行して歩道Jを敷設する場合に、道路D の路肩Eに連続して敷設されるU形ブロックdに被冠され、道路Dの横断勾配θ に合致する傾斜面e1 が上面に形成され、歩道Jの敷設側の一側には縁石部fが 一体に形成されたものとしてL形側塊ブロックeがある。 また図20に示すように、排水路h1 を内部に有するブロック本体hの天面部 iにスリットsを長手方向Xの略全域にわたり形成し、スリットsを介して多量 の雨水を排水路h1 内に集水する暗渠ブロックがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図16ないし図18に示す上記従来の側溝蓋は、運搬性を考慮 して通常、長さL′2 が550mm程度をなして断面略矩形の同一厚みt′に形 成されるので、1つの側溝ブロック本体bに対して上方開口部cに数個の蓋aを 側溝ブロック本体aに被冠しなければならず、敷設現場において覆工に要する作 業能率が悪く作業性が低かった。しかも蓋aは断面略矩形の同一厚みt′にて上 面が平坦面に形成され、排水には所定間隔毎に配置される集水枡ブロックと側溝 ブロック本体bの開口部cに被冠される蓋aに設けた手掛孔a1 とを通じて雨水 の排水効率が低く、排水性に難点があった。降雨量が多い場合には、側溝ブロッ ク本体bでの排水が間に合わず、路肩Eには雨水が溢れ出すころにより道路Dの 路面が冠水し、車輌の走行に支障を来し、安全性を阻害することになる。 また図20に示すように排水量を多くするためにブロック本体hの天面部iに 長手方向Xの略全域にわたり形成した暗渠ブロックでは、天面部iとブロック本 体hとが一体に形成されているので、ブロック本体h内に掃除をしようとする場 合に天面部iをブロック本体hから取外すことができないという構造的な制約が あった。しかも天面部iとブロック本体hとが一体化して成形されているので、 重量が大きくなり、運搬および施工が容易には行えないという不都合があった。 また、上記従来の側溝蓋は、敷設後には手掛孔a1 が道路Dの路肩Eに沿って 断続的に敷設されるので、車輌の走行時において目障りになり前方の視認性を損 なうことになる。また車輌が蓋aの上面に乗った場合には、車輌の荷重が加わる ことにより側溝ブロック本体bに対して蓋aが衝突することにより騒音を発生す るとともに蓋aの端部には衝突時に衝撃によりカケを生ずることがあった。 また図16ないし図18に示す上記従来の側溝蓋や図19に示すL形側塊ブロ ックをコンクリートを用いて形成するためには専用の成形型を用いて成形してい た。このため道路の敷設用地の広狭、地形、地盤の硬柔や降雨量の多少等の気象 的要因、さらには交通量の多少等の現場状況を考慮し、用途に合う排水設備を選 定する必要があるが、これらの廃止設備を全て揃えるには高価な成形型を製品全 てに用意しなければならず、多大な設備費用が必要になり、製品コストは高価に なっていた。 本考案は上記従来の不都合を解決し、雨水の集水効率が高く排水効率が良好に 行え、また蓋は現場状況を考慮して用途に適うように蓋構成板を工場等において 組立てて選択的に取付けて形成する多機能性を発揮し、また運転者の前方視認性 を損なうことなく車輌の安全走行に寄与し、また騒音を発生することなく構造堅 牢にして端部にカケを生ずる等の不都合がなく、さらには成形型は必要少数を揃 えれば足りるので安価になり、設備費は多くを必要とすることなく製品の製作コ ストが低廉な排水溝ブロックを提供しようとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の不都合を解決し、その請求項1は排水溝ブロック本体と、 該排水溝ブロック本体の長手方向に伸びるスリットを介して平行に配置される蓋 構成板にて形成され前記排水溝ブロック本体に被冠される蓋と、該蓋を前記排水 溝ブロック本体に着脱可能に固定する固定手段とから成るという手段を採用した 。
【0005】 また本考案の請求項2は、請求項1において蓋構成板は前記スリットを介して 左右の両側に複数枚が平行に配置されることを特徴とするという手段を採用した 。
【0006】 また本考案の請求項3は、請求項1において蓋構成板は前記スリットを介して 左右何れか片面に配置されることを特徴とするという手段を採用した。
【0007】 また本考案の請求項4は、請求項1において蓋構成板は複数枚が、何れも断面 略矩形の同一厚さをなし平面略矩形に形成されることを特徴とするという手段を 採用した。
【0008】 また本考案の請求項5は、請求項1において蓋構成板は複数枚が、一方が断面 略矩形の同一厚さをなした平面略矩形に形成され、他方がスリットに向いた下が り勾配の斜面部を上面に設けた断面略台形をなす平面略矩形に形成されるという 手段を採用した。
【0009】 また本考案の請求項6は、請求項1または請求項5の何れかにおいて蓋構成板 は複数枚のうち、道路側に設けられる蓋構成板の側面には排水溝ブロック本体内 に有する排水路に連通する適宜複数個の透水窓孔が設けられることを特徴とする という手段を採用した。
【0010】 また本考案の請求項7は、請求項1または請求項5の何れかにおいて蓋構成板 は複数枚のうち、歩道側に設けられる蓋構成板に縁石部が一体にまたは別体に設 けられるという手段を採用した。
【0011】 また本考案の請求項8は、請求項1または請求項7の何れかにおいて縁石部を 設けた1つの蓋構成板を中央に配置して左右両側にはスリットを介して断面異形 の他の蓋構成板を平行に配置したことを特徴とするという手段を採用した。
【0012】 また本考案の請求項9は、請求項1または請求項7の何れかにおいて縁石部を 設けた蓋構成板に対してスリットを介して他側に平行に配置される他の蓋構成板 が断面略矩形の同一厚さをなすか或いは道路側からスリットに向いた下がり勾配 の斜面部を上面に設けた断面略台形の何れかに形成されることを特徴とするとい う手段を採用した。
【0013】 また本考案の請求項10は、請求項1において前記スリットには必要に応じて グレーチング部材が嵌合されることを特徴とするという手段を採用した。
【0014】 また本考案の請求項11は、請求項1において前記固定手段は、排水溝ブロッ ク本体の上方開口部に対向する肩部に小径な取付孔を有する下方部が埋設され上 方部内には小径な前記取付孔に連通する中径な連絡孔を介して大径な取付孔が設 けられた係止筒体と、先端部には前記係止筒体内に設けた小径な取付孔内に圧入 される小径部と上方部には大径な前記取付孔内に圧入される大径部とを設けた係 止ピン体とから形成されることを特徴とするという手段を採用した。
【0015】 また本考案の請求項12は請求項11において係止筒体内に設けた小径な前記 取付孔と大径な取付孔とに対応して放射方向には割り溝が設けられたことを特徴 とするという手段を採用した。
【0016】 また本考案の請求項13は請求項1において固定手段は、側溝ブロック本体の 対向する肩部に下方部が埋込まれる埋込ボルトとナットにより形成されるか、ま たは側溝ブロック本体の対向する肩部に所望間隔毎に下方部を埋込み、蓋に対応 して設けた取付孔内に係入可能に上方部を突出させた鉄筋よりなる係止杆により 形成されることを特徴とするという手段を採用した。
【0017】 また本考案の請求項14は請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4、 請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9の何れかにおいて前記蓋構 成板は排水溝ブロック本体の上方開口部の適宜個所に係合される支持杆を備えた 支持手段により必要に応じて支持されることを特徴とするという手段を採用した 。
【0018】 また本考案の請求項15は請求項1において前記排水溝ブロック本体が、側溝 ブロック、勾配可変用の側溝ブロック、U形ブロック、水路ブロック、泥溜ブロ ックの何れかであることを特徴とするという手段を採用した。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態の具体例を図面を参照して説明する。 図1ないし図15は本考案の排水溝ブロックを側溝ブロックに適用した場合の 一実施例を示す。 1は側溝ブロック本体であり、この側溝ブロック本体1はコンクリートにより 形成され、内部には円弧状の流水底1a1 を有する断面U形の排水路1aが設け られる。また側溝ブロック本体1の上方は上方開口部となしている。1bは左右 対向して設けられた側壁であり、1b1 は側壁1b,1bの上方に位置する肩部 である。
【0020】 2は排水溝ブロック本体としての側溝ブロック本体1に被冠される蓋である。 この蓋2は工場においてコンクリートにより形成され、長手方向Xに伸びるス リット3を介して左右の両側に平行に配置される複数枚、この実施例では2枚の 蓋構成板4,4にて形成される。 この2枚の蓋構成板4,4は、この実施例では例えば図1および図2に示すよ うに何れもが断面略矩形の同一厚さtをなした平面略矩形に形成される。この蓋 構成板4,4は側溝ブロック本体1を2分割する1000mm程度またはそれに 近い長さL2 に形成され、この実施例では2枚で1組に組付が行われて1枚の蓋 2が形成される。また蓋構成板4,4の厚さtは、例えば100mm程度に形成 される。この2枚の蓋構成板4,4を用いて1枚の蓋2を形成した場合にはスリ ット3は図2に示すように蓋構成板4,4間に長手方向Xにわたり全域に形成さ れる。また、断面略矩形の同一厚さtをなした平面略矩形に蓋構成板が形成され る場合であっても幅方向Yに広狭異なる幅W1 ,W2 に2枚の蓋構成板4,4が 形成される場合にはスリット3は幅方向の中央より変位して長手方向Xの全域に わたり形成される。またスリット3の幅Wは、この実施例では50mm程度に形 成される。
【0021】 また蓋2は図10に示す第2変形例および図11に示す第3変形例のように2 枚の蓋構成板が、上記説明のものにかぎらず一方、例えば道路Dから遠い側に設 けられる蓋構成板4は前記説明と同様に断面略矩形の同一厚さtをなした平面略 矩形に形成されるが、他方側例えば道路Dに近く設けられる蓋構成板4Aは道路 の横断勾配θに連続してスリット3に向いた下り勾配θ1 の斜面部5を上面に設 けた断面略台形をなす平面略矩形に形成されるものもある。
【0022】 そしてこの第2変形例および第3変形例においては、道路Dの路面に降雨した 雨水は、蓋2において道路D近くに設けられる断面略台形の蓋構成板4Aの上面 に有する斜面部5が道路Dの横断勾配θに連続して略合致するので、道路Dの路 面に降雨した雨水が横断勾配θに伴って流れ落ちる。次いで雨水はこの横断勾配 θに合致するように蓋構成板4の上面に設けた斜面部5上を下がり勾配θ1 に沿 って流れ落ち、路肩Eに溜まることなく速やかにスリット3を通じて側溝ブロッ ク本体1内に導入され、排水路1aにより効率良く排水を行うようにする。 また図11に示す第3変形例では、道路D側に設けられる蓋構成板4Aには側 面に側溝ブロック本体1に有する排水路1aに連通する適宜複数個の透水孔4A 1 が設けられ、この蓋構成板4Aは道路Dの舗装として不透水層6の上部に道路 Dの横断勾配θに伴って透水性舗装部7を不透水性シート8を介して設けたこと により、道路Dに降った雨水はこの透水性舗装部7内に浸透し、不透水層8の表 面を路肩Eに向かって流れ落ちて透水性舗装部7の端部7aから透水孔4A1 を 経て側溝ブロック本体1内に導入され、排水が行われるようになっている。
【0023】 また図12または図13に示すものは蓋2の第4変形例、第5変形例である。 このうち、図12に示す第4変形例では、2枚の蓋構成板4,4Aのうち、歩道 J側に設けられる蓋構成板4の上面には縁石部20を長手方向Xに設けることに より道路Dと歩道Jとを区分して敷設するようにしている。 また図13に示す第5変形例では、2枚の蓋構成板4,4Aのうち、歩道D側 に設けられる蓋構成板4が縁石部20として形成されたことにより縁石部20に より道路Dと歩道Jとを区分して敷設するようにしている。
【0024】 また図14は蓋2の第6変形例であり、この変形例では道路Dと歩道Jとを区 分するための縁石部20を設けた1つの蓋構成板4′を中央に配置して該蓋構成 板4′の左右両側には道路D側と歩道J側に位置するスリット3,3′を介して 蓋構成板4′とは断面異形、すなわち断面矩形の略同一厚さtをなす蓋構成板4 ,4″か或いは図には示さないが道路D側および歩道j側からスリット3,3′ に向いた下がり勾配の斜面部を上面に設けた断面略台形の何れかの蓋構成板を道 路D側および歩道J側に平行に配置する。 そして、縁石部20を備えた中央の蓋構成板4′と、左右両側に配置される車 道D側と歩道J側との蓋構成板4,4″とを長手方向Xに所望間隔K毎に支持杆 41を備えた後記支持手段40により支持するようにして側溝ブロック本体1に 被冠するようにしている。
【0025】 図15において30は蓋2を側溝ブロック本体1に着脱可能に固定するための 固定手段であり、この固定手段30は排水溝ブロック本体としての側溝ブロック 本体1の上方開口部において対向する肩部1b1 ,1b1 に小径な取付孔32を 有する下方部31Aが埋設され上方部31B内には小径な前記取付孔32に連通 する中径な連絡孔33を介して大径な取付孔34が設けられた係止筒体35と、 先端部には前記係止筒体35内に設けた小径な取付孔32内に圧入される小径部 36Aと上方部には大径な前記取付孔34に圧入される大径部36Bとを設けた 係止ピン体36とから形成される。 32a,34aは係止筒体35内に設けた小径な取付孔32と大径な取付孔3 4とに対応して放射方向に設けられた割り溝であり、このうち割り溝32aは係 止筒体35の下方部31Aを側溝ブロック本体1の肩部1b1 ,1b1 内に圧入 し易くするためのものであり、また割り溝34aは上方部36Bを蓋2の取付孔 4aに圧入し易くして側溝ブロック本体1に蓋2を容易に固定するためのもので ある。
【0026】 図7において40は必要に応じてスリット3を介して平行に配置される複数枚 の蓋構成板4,4;4,4A,4″,4′,4Aを支持するために使用される支 持手段であり、この支持手段40は側溝ブロック本体1の上方開口部に対して適 宜個所、例えば側溝ブロック本体1の対向する肩部1b1 ,1b1 に載置される 等して係合され、蓋構成板4,4;4,4A;4″,4′,4Aの対応個所に設 けた収容溝内に嵌合し、収容される。具体的にはこの支持手段40は、側溝ブロ ック本体1の長手方向Xに交又する幅方向Yに所望間隔K毎に配置される鋼材よ りなる支持杆41により形成される。 またこの支持手段40は、必要に応じて蓋構成板4,4;4,4A;4″,4 ′,4Aの間のスリット3;3,3′内に嵌合されるグレーチング部材42を支 持可能に別体に形成されてもよいし、または図7の想像線に示すようにグレーチ ング部材42と一体に形成されてもよい。またグレーチング部材42は鋼材また は鋼棒を用いて格子状に形成され、蓋構成板4,4または蓋構成板4,4A間に 設けられるスリット3、さらには蓋構成板4″,4′,4間に設けられるスリッ ト3,3′内への集水を行うためのものである。
【0027】 この際、支持杆41をグレーチング部材42と一体に固着するには、例えば溶 接を採用することにより好適に行える。このように蓋構成板4,4;4,4A; 4″,4′,4を鋼材よりなる4本の支持杆41を用いて支持するようにしたの は、圧縮および引張り双方ともに支持杆41が応力を発揮し構造材としてコンク リートよりなる蓋構成板4,4を強固に支持するためである。また支持杆41の 露出部分は、被覆材として例えばコンクリートCや塗料を用いて被覆されること により支持杆41は、外気に含まれる湿気や側溝ブロック本体1内の水分に影響 を受けて腐食を防止するように保護してもよい。この蓋構成材4,4;4,4A ;4″,4′,4を鋼材よりなる支持杆41により支持する場合の応用例として 図9に示すように蓋構成板4,4内に配筋した構造材としての鉄筋Tを利用して 支持杆41に代えることもでき、圧縮および引張りに対して蓋構成板4,4を堅 牢に仕上げることができる。
【0028】 2a,2bは蓋2を側溝ブロック本体1に迅速かつ確実に位置決めして被冠す るために蓋2の裏面と側溝ブロック本体1との対向する肩部1b1 ,1b1 に設 けられた凸部と凹部である。
【0029】 本考案の一実施例は以上の構成からなり、工場または必要時には施工現場にお いて蓋2の組立と排水溝ブロック本体としての側溝ブロック本体1に被冠して組 付を行うには、道路Dの敷設用地の広狭、地形、地盤の硬柔や降雨量の多少等の 気象的要因、車輌の交通量の多少等の現場状況を考慮して以下に述べる用途にあ った蓋構成板を選択して組立を行う。 この組立の詳細を述べると、例えば図1および図2に示すように断面略矩形の 同一厚さtをなした平面略矩形の蓋構成板4,4を選択して平行に配置すること により蓋構成板4,4間に長手方向Xの全域にわたりスリット3を形成するよう にする。
【0030】 この際、蓋構成板4,4の下面に所望間隔Kに設けられた複数の嵌合溝内に鋼 材よりなる支持手段40としての支持杆41を所望間隔K毎に嵌合して支持する とともに支持杆41自体を側溝ブロック本体1の対向する肩部1b1 ,1b1 に 載置する等して係合すれば、蓋構成板4,4が側溝ブロック本体1内に落ち込む のを防止して蓋2を側溝ブロック本体1に被冠して組上げるのに好適である。 またグレーチング部材42が、支持杆41に溶接する等して一体に形成されて いる場合には、グレーチング部材42を下方からスリット3内に嵌合し、グレー チング部材42の下面に長手方向Xに交又して所望間隔K毎に溶接により固着さ れた鋼材よりなる支持杆41によりグレーチング部材42を支持するとともにス リット3を介して平行に配置された蓋構成板4,4を支持することもできる。 またグレーチング部材42が、支持杆41とは別体に形成され、スリット3内 にグレーチング部材42を嵌合する場合には、スリット3内に嵌合されるグレー チング部材42を支持杆41により支持することもできる。
【0031】 また蓋2の組上げ後には、鋼材よりなる複数本図2および図7では4本の支持 杆41は、圧縮および引張の双方ともに支持杆41が応力を発揮して構造材とし てコンクリートよりなる蓋構成板4,4を構造堅牢に支持するのに役立つ。 また支持杆41の露出部分は、被覆材として例えばコンクリートCや塗料を用 いて被覆するようにすれば支持杆41は、外気に含まれる湿気や側溝ブロック本 体1内の水分の影響を受けた場合の腐食を防止することができる。 しかも蓋構成板4,4の組付けが必要ではないが、蓋構成板4,4をスリット 3を介して鋼材よりなる支持杆41,41により支持する場合の応用例として例 えば図9に示すように蓋構成板4,4内に配筋した構造材としての鉄筋Tを利用 して支持杆41に代えることもでき、同様に圧縮および引張りに対して蓋構成板 4,4を堅牢に形成することができる。
【0032】 このようにして組上げられた蓋2を側溝ブロック本体1の上方開口部に被冠し て固定するには、例えば図15に示すように側溝ブロック本体1の上方に対向す る肩部1b1 ,1b1 に埋設した係止筒体35と、この係止筒体35の上方部3 1Bに設けた取付孔34内に係止ピン体36を用いる。そして、この係止筒体3 5の上方部31Bに設けた取付孔34内に係止ピン体36の先端部を挿入して係 止ピン体36をハンマーを用いて打撃すると、係止ピン体36の先端部に設けた 小径部36Aは係止筒体35内に設けられる大径な取付孔34に連通する連絡孔 33を通じて小径な取付孔32内に圧入される。この際、未だ蓋2は側溝ブロッ ク本体1に被冠されてはいない。
【0033】 その後係止ピン体36をハンマーにより打撃するか或いは打撃を加えることな く蓋2を側溝ブロック本体1に被せると、ハンマーの打撃力によるか蓋2の荷重 が加わることにより係止ピン体36の大径部36Bは係止筒体35に結合される 。また蓋2が側溝ブロック本体1に被冠された場合には、蓋2の荷重により係止 筒体35の上方部31Bは蓋2の対応個所に設けた取付孔34内に嵌合され蓋2 は側溝ブロック本体1に固定される。このほか、蓋2を側溝ブロック本体1の上 方開口部に被冠して固定するための固定手段30には、図には示さないが側溝ブ ロック本体1の対向する肩部1b1 ,1b1 に下方部が埋込まれる埋込ボルトと ナットとを用いて蓋2を側溝ブロック本体1に着脱可能に固定し、取付けること もできるし、また側溝ブロック本体1の対向する肩部1b1 ,1b1 に所望間隔 毎に下方部を埋込み、上方部を突出させた鉄筋よりなる係止杆を蓋2に対応して 設けた取付孔4a内に係入することにより蓋2を側溝ブロック本体1の上方開口 部に被冠して固定するようにすることもできる。
【0034】 このようにして、図2に示すように側溝ブロック本体1を道路Dに沿って連続 して敷設し、蓋2を被冠し、固定すると、路面に降った雨水は路肩Eに流れ落ち 蓋2の幅方向Yの略中央に長手方向Xにわたって略全体的に形成されるスリット 3から側溝ブロック本体1内に導入される。この時、スリット3内にグレーチン グ部材42が嵌合されている場合には、雨水はグレーチング部材42を介してス リット3内に導入される。 そして、道路D等の路面に降る雨水等が溜まることなく効率的に側溝ブロック 本体1内に導入され、排水路1aにより排水することができる。従って降雨量が 多くても道路Dが冠水したり、路肩Eに雨水等が溢れることなく排水は行われる 。
【0035】 また断面略矩形の同一厚さt,tに形成される蓋2は前述のようにして側溝ブ ロック本体1に被冠され、固定手段30を用いて所望の複数個所において固定さ れるので、自動車が蓋2を走行することにより荷重が加わっても蓋2が側溝ブロ ック本体1に衝突する衝突音は発生しない。この際、蓋2の蓋構成板4,4を鋼 材よりなる複数本、図では所望間隔K毎に配置された4本の支持杆6を用いて支 持されるようにすれば、支持杆41が応力を発揮し構造材としてコンクリートよ りなる蓋構成板4,4を圧縮および引張に対して構造堅牢に支持することができ る。
【0036】 しかも蓋2は蓋構成板4,4が同一厚さt,tの断面略矩形に形成され、上面 が平坦面に形成されるので、限られた面積の道路敷設用地に対して新設道路を形 成する場合や道路Dを改修する場合に、道路Dの幅員幅を充分に確保でき車輌を 安全走行することができる。また蓋2の蓋構成板4,4間に略全域に形成される スリット3は、道路Dに沿って設けられるので、車輌の走行時に目障りになるこ となく前方の視認性は確保され、安全運転に寄与できる。
【0037】 また蓋2は図10に示す変形例のように、2枚の蓋構成板が、例えば道路Dか ら遠い側に設けられる蓋構成板4は断面略矩形の同一厚さtをなした平面略矩形 に形成されるが、他方側例えば道路Dに近く設けられる蓋構成板4Aは道路Dの 横断勾配θに連続してスリット3に向いた下がり勾配θ1 の斜面部5を上面に設 けた断面略台形をなす平面略矩形に形成されたものは、道路D近くに設けた蓋構 成板4Aの上面に有する下がり勾配θ1 の斜面部5が道路Dの横断勾配θに連続 して合致するので、雨水は道路Dの路面に降雨した雨水が横断勾配θに伴って流 れ落ちる。次いで雨水はこの横断勾配θに合致するように蓋構成板4Aの上面に 設けた斜面部5上を流れ落ち、路肩Eに溜まることなく速やかにスリット3を通 じて側溝ブロック本体1内に導入され、排水路1aにより効率良く排水を行うよ うにするほかは、前記蓋2と同様の構成、作用である。
【0038】 また図11に示す第3変形例のように、2枚の蓋構成板4,4Aのうち、道路 D側に設けられる蓋構成板4Aの側面には排水路1a1 に連通する適宜複数個の 透水窓孔4A1 を設け、蓋構成板4Aは道路Dの舗装として不透水性層8の上部 に道路Dの横断勾配θに伴って透水性舗装部7を敷設した蓋2は、道路Dの路面 に降雨した雨水の一部が路面上を横断勾配θにつれて路肩Eに向かって流れ落ち る点は前記第2変形例と同様であるが、本例では降雨した雨水の一部は透水性舗 装部7内に浸透し、不透水性層6の表面を路肩Eに向かって流れ落ち、道路D側 の蓋構成板4Aに設けた複数個の透水窓孔4A1 から排水路1a1 内に流れ落ち て排水が行われる。この変形例では、前記第2変形例に対して集水と排水とが効 率的に行われる利点を有するほかは前記蓋2の各変形例と同様な構成、作用であ る。
【0039】 また図12は蓋2の第4変形例、また図13は蓋2の第5変形例である。この うち、図12に示す第4変形例は、道路D側に遠い歩道J側の一方の蓋構成板4 を前記説明のものより薄い同一厚さt1 に形成し道路Dに近く設けられる他方の 蓋構成板4Aが道路Dの横断勾配θに連続してスリット3に向いた斜面部5を上 面に設けた断面略台形に形成することにより蓋構成板4,4Aは長手方向Xに交 又する幅方向Yが広狭異なる幅W1 ,W2 の平面略矩形に形成し、2枚の蓋構成 板4,4Aのうち、歩道J側に設けられる蓋構成板4に対して縁石部20を別体 に設けて長手方向Xに載置したことにより、道路Dと歩道Jとを容易に区分し、 施工性をよくしている。また図13に示す第5変形例では、道路D側に遠い歩道 J側の蓋構成板4自体を縁石部20として一体に形成して施工性を良くするほか は前記各変形例と同様な構成、作用である。
【0040】 また図14に示す蓋2の第6変形例では、縁石部20を設けた1つの蓋構成板 4′を中央に配置して左右両側にはスリット3,3′を介して断面異形の、例え ば断面略矩形の同一厚さtの蓋構成板4,4″を平行に配置して側溝ブロック本 体1に被冠して固定したことにより、道路Dと歩道Jとを迅速かつ確実に区分し て施工性をよくしているほかは同様な構成、作用がある。
【0041】 上記説明では蓋2が2枚の蓋構成板4,4;4,4A;4″,4′,4により 形成され、スリット3;3,3′はこれらの蓋構成板4,4;4,4A;4″, 4′,4の間に設けられるが、蓋構成板とその間に設けられるスリットの設置個 数はこれに限ることなく蓋2は3枚以上の蓋構成板が長手方向Xに平行に配置さ れ、支持杆により支持されることもできる。
【0042】 また上記説明においては、蓋構成板4,4,4,4A,4′,4″,4間に形 成されるスリットは長手方向Xにわたり全体的に形成されたものが図示されてい るが、このスリットは長手方向Xに所望の間隔をあけて間欠的に数個が形成され るものであってもよく、その形状は図示するものに限らない。またスリット内に 必要に応じて嵌合されるグレーチング部材は、鋼板を格子状に組付けて形成した ものに必ず鋼板に多数の小孔を穿設したパンチメタルにて形成されるものでもよ い。
【0043】 また上記説明では、排水溝ブロックとして側溝ブロック本体1について代表的 に説明をしているが、排水溝ブロックとしては側溝ブロック本体1に限ることな く傾斜地の勾配に沿った深さの底部を設ける各ブロック構成材よりなる勾配可変 用の側溝ブロック、U形ブロック、雨水ブロック、水路ブロック等に被冠する蓋 にも本考案は適用することができる。
【0044】
【考案の効果】
以上のように本考案は、排水溝ブロック本体と、該排水溝ブロック本体の長手 方向に伸びるスリットを介して平行に配置される蓋構成板にて形成され前記排水 溝ブロック本体に被冠される蓋と、該蓋を前記排水溝ブロック本体に着脱可能に 固定する固定手段を設けたので、雨水の集水効率が高く排水効率が良好に行え、 また蓋は現場状況を考慮して用途に適うように蓋構成板を工場において組立てて 選択的に取付けて形成するという多機能性を発揮する。また運転者の前方視認性 を損なうことなく車輌の安全走行に寄与でき、しかも騒音を発生することなく構 造堅牢にして端部にカケを生ずる等の不都合がなく、さらには成形型は従来のよ うに専用の多種類を逐一用意することなく数種類を用意するだけで形成される蓋 構成板を組合わせて多種類の蓋を形成することができるので、安価になり、設備 費は多くを必要とすることなく製品の製作コストは低廉になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の排水溝ブロックとしての側溝ブロック
本体に被冠した状態の一実施例を示す断面図である。
【図2】同じく蓋を排水溝ブロック本体に被冠した状態
の平面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】同じく排水溝ブロックとこの排水溝ブロックに
被冠される蓋とを位置決めするための凸部と凹部であ
る。
【図5】同じく本実施例を構成する蓋構成板の一例を示
す平面図である。
【図6】同じく正面図である。
【図7】同じく本実施例を構成する支持手段の一例を示
す平面図である。
【図8】同じく支持手段の正面図である。
【図9】同じく蓋構成板を支持する支持手段の発展した
応用例を示す断面図である。
【図10】同じく蓋を構成する蓋構成板の第2変形例を
示す断面図である。
【図11】同じく蓋を構成する蓋構成板の第3変形例を
示す断面図である。
【図12】同じく蓋を構成する蓋構成板の第4変形例を
示す説明的な断面図である。
【図13】同じく蓋を構成する蓋構成板の第5変形例を
示す説明的な断面図である。
【図14】同じく蓋を構成する蓋構成板の第6変形例を
示す断面図である。
【図15】本実施例で使用する蓋を排水溝ブロックに固
定するための固定手段の一例を示す拡大斜視図である。
【図16】従来の側溝ブロックの一例を示す正面図であ
る。
【図17】同じく側溝蓋を側溝ブロック本体に被冠した
平面図である。
【図18】同じく側面図である。
【図19】従来のL形側塊ブロックの断面図である。
【図20】従来の暗渠ブロックの斜視図である。
【符号の説明】
1 側溝ブロック本体 1b 側壁 1b1 肩部 3 スリット 4 蓋構成板 4A 蓋構成板 4′ 蓋構成板 4″ 蓋構成板 30 固定手段 32 取付孔 33 連絡孔 34 取付孔 35 係止筒体 36 係止ピン体 36A 小径部 36B 大径部 40 支持手段 41 支持杆

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水溝ブロック本体と、該排水溝ブロッ
    ク本体の長手方向に伸びるスリットを介して平行に配置
    される蓋構成板にて形成され前記排水溝ブロック本体に
    被冠される蓋と、該蓋を前記排水溝ブロック本体に着脱
    可能に固定する固定手段とから成る排水溝ブロック。
  2. 【請求項2】 蓋構成板は前記スリットを介して左右の
    両側に複数枚が平行に配置されることを特徴とする請求
    項1に記載の排水溝ブロック。
  3. 【請求項3】 蓋構成板は前記スリットを介して左右何
    れか片面に配置されることを特徴とする請求項1に記載
    の排水溝ブロック。
  4. 【請求項4】 蓋構成板は複数枚が、何れも断面略矩形
    の同一厚さをなし平面略矩形に形成されることを特徴と
    する請求項1に記載の排水溝ブロック。
  5. 【請求項5】 蓋構成板は複数枚が、一方が断面略矩形
    の同一厚さをなした平面略矩形に形成され、他方がスリ
    ットに向いた下がり勾配の斜面部を上面に設けた断面略
    台形をなす平面略矩形に形成されることを特徴とする請
    求項1に記載の排水溝ブロック。
  6. 【請求項6】 蓋構成板は複数枚のうち、道路側に設け
    られる蓋構成板の側面には排水溝ブロック本体内に有す
    る排水路に連通する適宜複数個の透水窓孔が設けられる
    ことを特徴とする請求項1または請求項5の何れかに記
    載の排水溝ブロック。
  7. 【請求項7】 蓋構成板は複数枚のうち、歩道側に設け
    られる蓋構成板に縁石部が一体にまたは別体に設けられ
    ることを特徴とした請求項1または請求項5の何れかに
    記載の排水溝ブロック。
  8. 【請求項8】 縁石部を設けた1つの蓋構成板を中央に
    配置して左右両側にはスリットを介して断面異形の他の
    蓋構成板を平行に配置したことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項7の何れかに記載の排水溝ブロック。
  9. 【請求項9】 縁石部を設けた蓋構成板に対してスリッ
    トを介して他側に平行に配置される他の蓋構成板が断面
    略矩形の同一厚さをなすか或いは道路側からスリットに
    向いた下がり勾配の斜面部を上面に設けた断面略台形の
    何れかに形成されることを特徴とする請求項1または請
    求項7の何れかに記載の排水溝ブロック。
  10. 【請求項10】 前記スリットには必要に応じてグレー
    チング部材が嵌合されることを特徴とする請求項1に記
    載の排水溝ブロック。
  11. 【請求項11】 前記固定手段は、排水溝ブロック本体
    の上方開口部に対向する肩部に小径な取付孔を有する下
    方部が埋設され、上方部内には小径な前記取付孔に連通
    する中径な連絡孔を介して大径な取付孔が設けられた係
    止筒体と、先端部には前記係止筒体内に設けた小径な取
    付孔内に圧入される小径部と上方部には大径な前記取付
    孔内に圧入される大径部とを設けた係止ピン体とから形
    成されることを特徴とする請求項1に記載の排水溝ブロ
    ック。
  12. 【請求項12】 係止筒体内に設けた小径な前記取付孔
    と大径な取付孔と対応して放射方向には割り溝が設けら
    れたことを特徴とする請求項11に記載の排水溝ブロッ
    ク。
  13. 【請求項13】 前記固定手段は、側溝ブロック本体の
    対向する肩部に下方部が埋込まれる埋込ボルトとナット
    により形成されるかまたは側溝ブロック本体の対向する
    肩部に所望間隔毎に下方部を埋込み、蓋に対応して設け
    た取付孔内に係入可能に上方部を突出させた鉄筋よりな
    る係止杆により形成される請求項1に記載の排水溝ブロ
    ック。
  14. 【請求項14】 前記蓋構成板は排水溝ブロック本体内
    の上方開口部の適宜個所に係合される支持杆を備えた支
    持手段により必要に応じて支持されることを特徴とする
    請求項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求
    項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9の何れ
    かに記載の排水溝ブロック。
  15. 【請求項15】 前記排水溝ブロック本体が、側溝ブロ
    ック、勾配可変用の側溝ブロック、U形ブロック、水路
    ブロック、泥溜ブロックの何れかであることを特徴とす
    る請求項1に記載の排水溝ブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5814444B1 (ja) * 2014-09-24 2015-11-17 中里産業株式会社 側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造

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