JP5814444B1 - 側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造 - Google Patents

側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造 Download PDF

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Abstract

【課題】側溝ブロックに縁石ブロックを嵌着して連結する構造において側溝ブロックと縁石ブロックとの間の雑草の生長を阻止する側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造を提供する。【解決手段】本発明に係る側溝ブロックと縁石ブロックの構築構造は、側溝ブロックの歩道側の上端角部を略L字状切欠して縁石ブロック嵌着用切欠部を形成し、該切欠部に縁石ブロックの側溝側の下底角部を嵌着して前記側溝ブロックに前記縁石ブロックを連結した側溝ブロックと縁石ブロックの構築構造において、前記縁石ブロック嵌着用切欠部の外側縁部に凸条部を形成すると共に、前記縁石ブロックの前記下底角部を形成する下底面に凹条部を形成し、各前記凹凸条部が嵌着するように構成したことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、側溝ブロックに縁石ブロックを嵌着して接合連結する構造において、側溝ブロックと縁石ブロックとの間の雑草の生長を阻止する側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造に関する。
従来、例えば、車道と歩道との間の境界部分には、コンクリート二次製品の縁石ブロックと側溝ブロックとが並設されている(特許文献1参照)。縁石ブロックは、歩道の側縁に仕切り突状に配設し歩道より一段高く構成されており、側溝ブロックは、車道の側縁の土壌中に埋設して縁石と左右隣接して設けられ車道に沿った側溝を構成している。
そして、縁石ブロックの歩道側においては、縁石ブロックに隣接するように基礎砕石上にアスファルト等が打設された舗装面が形成されて歩道を構成し、一方、縁石ブロックの車道側においては、側溝ブロックに面一で隣接するように、基礎砕石上にアスファルト等が打設された舗装面が形成されて車道が構成される。
このような歩車道境界構造においては、互いに隣接する縁石ブロックと側溝ブロック間の境界の隙間、あるいは縁石ブロックや側溝ブロックと歩道または車道との間の境界の隙間から、雑草が生え出すという問題がある。すなわち、ブロック間の境界あるいはブロックと舗装面との間の境界においては、その境界の隙間に入った雑草の種子が発芽し、その種子の根が基礎砕石下の土壌に到達して繁殖して雑草が生長する。
雑草がこのような境界部分に植生すると、景観を損ねることは勿論、見通しを妨害して交通事故の原因となり、また雑草が根張りして舗装面を下層から持ち上げて亀裂や変形を生起する。
このような問題を解決する技術が、例えば特許文献1に記載されている。本技術によれば、車道側の舗装面と側溝ブロックとの境界に位置する側溝ブロックの上端角部に凹凸部を備えた切欠部を形成することで、該境界の隙間に入り発芽した雑草の根が土壌に到達することなく生長を阻止することで防草効果を発揮する。
特開2014−118769号公報
確かに特許文献1に記載の技術によれば、車道側の舗装面と側溝ブロックとの境界における防草効果は大きい。しかしながら、縁石ブロックと側溝ブロックとの間の境界における隙間については、歩道側の側溝ブロックの上端角部に縁石ブロックの基角部が嵌着するためのL字状の切欠部が形成されているにすぎず、該境界の隙間に入って発芽した雑草の根は、基部とL字状の切欠部との間を通って容易に土壌に到達し、雑草の生長を阻止することができないという問題を有していた。
この発明は、縁石ブロックと側溝ブロックとの間の境界部分において、雑草の生長を防止することのできる側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下の技術を提供する。
請求項1に係る発明では、側溝ブロックの歩道側で縁石ブロックの下底角部を嵌着するために上端角部を略L字状に切欠して縁石ブロック嵌着用切欠部を形成し、該切欠部に縁石ブロックの側溝側の下底角部を嵌着して前記側溝ブロックに前記縁石ブロックを連結した側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造において、前記縁石ブロック嵌着用切欠部の外側縁部に前記側溝ブロックの外側面に沿って凸条部を突設することにより前記縁石ブロック嵌着用切欠部の切欠底面外側縁部に凹凸状面を形成コンクリート二次製品である前記縁石ブロックの前記下底角部を形成する下底面に前記側溝ブロックの切欠底面外側縁部の前記凹凸状面に嵌着する凹条部を形成することにより前記縁石ブロックの前記下底面に凹凸状面を形成し、前記縁石ブロックを前記側溝ブロックの前記縁石ブロック嵌着用切欠部に載置固定するに際し、各ブロックの前記凹凸状面が嵌着するように構成すると共に、前記縁石ブロック嵌着用切欠部の切欠内側面は、前記縁石ブロックの傾斜状の側溝側の壁面と密着状に嵌着するように前記縁石ブロック側に傾斜させた傾斜面に形成したことを特徴とする側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造を提供せんとする。
請求項2に係る発明では、前記縁石ブロックには、前記縁石ブロックの前記凹条部と対向する歩道側の下底角部に前記縁石ブロックの下底面を延伸して突出部を形成すると共に前記突出部の上面には凸条部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造を提供せんとする。
請求項1に記載の発明によれば、側溝ブロックの歩道側で縁石ブロックの下底角部を嵌着するために上端角部を略L字状に切欠して縁石ブロック嵌着用切欠部を形成し、該切欠部に縁石ブロックの側溝側の下底角部を嵌着して側溝ブロックに縁石ブロックを連結した側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造において、縁石ブロック嵌着用切欠部の外側縁部に側溝ブロックの外側面に沿って凸条部を突設することにより縁石ブロック嵌着用切欠部の切欠底面外側縁部に凹凸状面を形成コンクリート二次製品である縁石ブロックの下底角部を形成する下底面に側溝ブロックの切欠底面外側縁部の凹凸状面に嵌着する凹条部を形成することにより縁石ブロックの下底面に凹凸状面を形成し、縁石ブロックを側溝ブロックの縁石ブロック嵌着用切欠部に載置固定するに際し、各ブロックの凹凸状面が嵌着するように構成すると共に、縁石ブロック嵌着用切欠部の切欠内側面は、縁石ブロックの傾斜状の側溝側の壁面と密着状に嵌着するように縁石ブロック側に傾斜させた傾斜面に形成したことを特徴とする側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造としたので、縁石ブロックと側溝ブロックとの接合部分、すなわち、側溝ブロックにおける縁石ブロック嵌着用切欠部の凸条部と縁石ブロックにおける下底角部の下底面の凹条部とが嵌着することになり、各ブロックの接合部分が凹凸条部によって迂回した長手接合面を形成することになると共に、雑草根の生長習性として下方や水平方に生長するものの上方生長は阻害される習性によって雑草根の生長が上方迂回生長を阻害されこの凹凸条部において生長が停止する。従って、雑草根が接合部分から歩道土壌層内に生長することを回避することができる効果がある。また、縁石ブロックと側溝ブロックとの接合部分における縦側面部分が傾斜状となり、接合端緒口より侵入し、生長する雑草根は傾斜面によって生長促進が阻害される。
請求項に記載の発明によれば、縁石ブロックには、縁石ブロックの凹条部と対向する歩道側の下底角部に縁石ブロックの下底面を延伸して突出部を形成すると共に突出部の上面には凸条部を形成したことを特徴としたので、突出部の上面の凸条部によって雑草根が歩道側の壁面と歩道舗装面との接合面から生長して歩道土壌内に生長することを回避することができる。
本発明のブロックの接合構築構造の斜視断面説明図 断面説明図 側溝ブロックの斜視図 側溝ブロックの正面図 縁石ブロックの斜視図 縁石ブロックの正面図 本発明の他の実施形態に係るブロックの接合構築構造の斜視断面説明図 断面説明図 側溝ブロックの斜視図 側溝ブロックの正面図
この発明は、側溝ブロックの歩道側の上端角部を略L字状に切欠して縁石ブロック嵌着用切欠部を形成し、該切欠部に縁石ブロックの側溝側の下底角部を嵌着して前記側溝ブロックに前記縁石ブロックを連結した側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造において、前記縁石ブロック嵌着用切欠部の外側縁部に凸条部を形成すると共に、前記縁石ブロックの前記下底角部を形成する下底面に凹条部を形成し、各前記凹凸条部が嵌着するように構成したことを特徴とする側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造としたことに特徴を有する。
また、前記凸条部は、前記縁石ブロック嵌着用切欠部の切欠底面外側縁部に形成したことを特徴とする側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造に関する。
また、前記縁石ブロック嵌着用切欠部は、切欠内側面を前記縁石ブロックの傾斜状の側溝側の壁面と密着可能な傾斜面に形成したことを特徴とする側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造に関する。
また、前記側溝ブロックの車道側の上端角部を切欠して車道側切欠部を形成し、前記車道側切欠部の切欠底面外側縁部に凸条部を形成し、前記車道側切欠部に車道用の舗装面を連結したことを特徴とする側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造に関する。
以下、この発明の実施形態を図面に基づき詳説するが、左右同一又は左右対称等の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
図1は本発明のブロック2,3の接合構築構造1の斜視断面説明図を示し、図2は断面説明図で、図3は側溝ブロック2の斜視図で、図4は側溝ブロック2の正面図で、図5は縁石ブロック3の斜視図で、図6は縁石ブロック3の正面図である。
本実施形態に係る側溝ブロック2と縁石ブロック3の接合構築構造1としては、道路の歩道Hと車道Sとが仕切られており、その仕切りは歩道Hの外側縁に沿って配設した縁石ブロック3と隣接する側溝ブロック2とより形成されている。
図1、図2、図5、図6に示すように、縁石ブロック3は、通常のコンクリート二次製品の縁石ブロックと略同形であり、所定長さで断面略方形状に形成されており、歩行者を車道Sから区画して自動車が歩道Hに突進しないような進入阻止隆起体としている。
縁石ブロック3の下底角部4を形成する下底面5には、台形状の空間をなす凹条部6を形成しており、後述する側溝ブロック2の凸条部20と嵌着するように構成されている。
また、本実施形態に係る縁石ブロック3は、図5、図6に示すように凹条部6と対向する歩道H側の下底角部8において、下底面5が歩道H側に延伸している。具体的には、縁石ブロック3の歩道H側の壁面9の下部を長手方向に渡って歩道H側にせり出した矩形状の突出部10を形成している。
突出部10の上面11中央部には、長手方向に沿って台形状の凸条部12を形成している。
側溝ブロック2は、縁石ブロック3に対して車道S側に隣接するように設けられ、車道Sに沿って設けられる側溝を構成する。側溝ブロック2は、コンクリート二次製品、つまりコンクリートを材料に一体成形されたブロック製品である。
図1〜図4に示すように、側溝ブロック2は暗渠型であり、全体として筒軸方向を長手方向とし両端側が開口した略筒状ないしは略四角柱状の形状を有する。側溝ブロック2は、略筒状ないしは略四角柱状の外形を有するコンクリート構造体をブロック本体2aとし、そのブロック本体2aの長手方向に沿って形成されブロック本体2aを貫通する空洞22を有する。
また、側溝ブロック2は土壌Dの上に基礎砕石K1を敷設し、基礎砕石K1上に載置している。ブロック上面23には車道S側から歩道H側、歩道H側から車道S側にかけて下方へ緩やかに傾斜し、2つの傾斜は空洞22の上方で歩道H側寄りに交差部24を形成し、交差部24には長手方向に沿って空洞22に貫通する複数の楕円状開口の排水孔25を形成している。
車道S側には、車道Sの外側縁に沿って側溝ブロック2が土壌D中に埋設されており、従って側溝ブロック2は、縁石ブロック3と上端角部26で一部重複して隣接埋設されている。
側溝ブロック2の縁石ブロック3側の上端角部26はブロック長手に沿って略L字状に切欠されて、縁石ブロック嵌着用切欠部27を形成している。
しかも、略L字状の縁石ブロック嵌着用切欠部27には、縁石ブロック3の下底角部4が嵌着接合して、縁石ブロック3と側溝ブロック2とは、上端角部26で重複して連結されている。
更には、縁石ブロック嵌着用切欠部27の外側縁部に台形状の凸条部20を形成しており、縁石ブロック3の下底角部4の下底面5に形成した凹条部6と嵌着可能に構成している。
なお、凸条部20は正確には縁石ブロック嵌着用切欠部27の切欠底面外側縁部28に形成している。
このように構成することで、縁石ブロック3と側溝ブロック2との接合部分、すなわち、側溝ブロック2における縁石ブロック嵌着用切欠部27の凸条部20と縁石ブロック3における下底角部4の下底面5の凹条部6とが嵌着することになり、各ブロック2,3の接合部分が凹凸条部6,20によって迂回した長手接合面を形成することになると共に、雑草根の生長習性として下方や水平方に生長するものの上方生長は阻害される習性によって雑草根の生長が上方迂回生長を阻害されこの凹凸条部6,20において生長が停止する。従って、雑草根が接合部分から歩道土壌D内に生長することを回避することができる。
更に、各ブロック2,3に形成した凹凸条部6,20の嵌着接合により、各ブロックの左右振動や搖動が防止され各ブロック2,3の連結は更に強固となる。
また、縁石ブロック嵌着用切欠部27の切欠内側面29は縁石ブロック3の車道S側(側溝側)の壁面である傾斜外壁面7と嵌着接合するようにオーバーハング状の傾斜面30を形成しており、各ブロック2,3を接合状態に連結する場合に縁石ブロック3の下底角部4と側溝ブロック2の上端角部26における縁石ブロック嵌着用切欠部27とを密着状に嵌着することができ、雑草の種子が側溝ブロック2と縁石ブロック3との隙間xに侵入することを防止し、種子の根が生長して歩道土壌D内に生長することを可及的に阻害することができる。
また、埋設した側溝ブロック2の車道S側の上端角部31も歩道H側と同様に略L字状に切欠して車道側切欠部である車道舗装連結用切欠部32を形成しており、該切欠部32の切欠底面外側縁部35に凸条部33を形成しており、車道舗装連結用切欠部32から車道Sにわたってアスファルトの車道舗装面S1を形成している。
すなわち、アスファルトの車道舗装面S1は側溝ブロック2の上端角部31にまで延設されることになる。
なお、車道舗装連結用切欠部32の切欠内側面34は鉛直方向から若干だけ歩道H側に傾斜している。
また、車道舗装連結用切欠部32は縁石ブロック嵌着用切欠部27よりも上方に形成され、しかも、縁石ブロック嵌着用切欠部27に形成された凸条部20の上端は、車道舗装連結用切欠部32の切欠底面外側縁部35よりも下方となるように形成している。
このような車道舗装連結用切欠部32の凸条部33によって雑草根が該切欠部32と車道舗装面S1との接合面yから生長して車道土壌D内に生長することを回避することができる。
しかも土壌D中に埋設した側溝ブロック2の両端角部26,31は略L字状に切欠され、この切欠された縁石ブロック嵌着用切欠部27と車道舗装連結用切欠部32に、それぞれ縁石ブロック3の下底角部4と車道舗装面S1とが重複して配設されることになるため、側溝ブロック2は重複した分だけ歩道Hに近づけて位置することができ、その分車道S側を広くとることができる。
更には、側溝ブロック2に重複した車道舗装面S1はその重複する分だけ車道Sを広く形成することができる。
このように本発明では側溝ブロック2を中心とした全体的な組み合わせにより車道Sを広く形成することができる。
また、縁石ブロック3の突出部10に形成された凸条部12の上方で、歩道H側の壁面9の中途部から歩道Hにわたってアスファルトの歩道舗装面H1を形成している。
すなわち、アスファルトの歩道舗装面H1は車道舗装面S1よりも上方に敷設されることになる。
このような突出部10の上面11の凸条部12によって雑草根が歩道H側の壁面9と歩道舗装面H1との接合面zから生長して歩道土壌D内に生長することを回避することができる。
なお、図中、Gは車道舗装面S1において、路肩部の位置に明示した車道外側白線を示し、K2は車道舗装面S1であるアスファルト面の下方に敷設した基礎砕石を示す。本発明によると車道Sを従来車道に比して可及的に側溝ブロック2側に拡幅することが可能となることから、該白線Gも判別しやすい車道舗装面S1に明示することができる。
また、図中、K3は歩道舗装面H1であるアスファルト面の下方に敷設した基礎砕石を示す。
また、本実施形態に係る側溝ブロック2は上述した略筒状のブロックに限定されるものではなく、例えば、以下に説明する他の実施形態として逆U字型あるいは門型の形状を有する暗渠型であってもよく、発明の要旨の範囲内において種々の形状を採用することができる。
図7は本発明の他の実施形態に係るブロック3,102の接合構築構造101の斜視断面説明図を示し、図8は断面説明図で、図9は側溝ブロック102の斜視図で、図10は側溝ブロック102の正面図である。
なお、図7、図8で示す縁石ブロック3については、上述した実施形態に係る縁石ブロック3と同様のため説明を省略する。
図7〜図10に示すように、側溝ブロック102は、上記のとおり逆U字型あるいは門型の形状を有する暗渠型であり、全体として略四角筒状の形状において長手方向の両端側および一側面側(下面側)が開放された形状を有する。側溝ブロック102は、略四角筒状の形状において長手方向の両端側および一側面側が開放された形状を有するコンクリート構造体をブロック本体102aとし、そのブロック本体102aの長手方向に沿って形成された溝部122を有する。
また、側溝ブロック102は土壌Dの上に基礎コンクリートQを打設し、基礎コンクリートQ上で一体となるように設置している。ブロック上面123には矩形状の開口部124を形成し、開口部124には、開口部124を閉蓋し溝部122に貫通する楕円状開口の排水孔125を有する側溝蓋136を備えている。
車道S側には、車道Sの外側縁に沿って側溝ブロック102が土壌D中に埋設されており、従って側溝ブロック102は、縁石ブロック3と上端角部126で一部重複して隣接埋設されている。
側溝ブロック102の縁石ブロック3側の上端角部126はブロック長手に沿って略L字状に切欠されて、縁石ブロック嵌着用切欠部127を形成している。
しかも、略L字状の縁石ブロック嵌着用切欠部127には、縁石ブロック3の下底角部4が嵌着接合して、縁石ブロック3と側溝ブロック102とは、上端角部126で重複して連結されている。
更には、縁石ブロック嵌着用切欠部127の外側縁部に凸条部120を形成しており、縁石ブロック3の下底角部4の下底面5に形成した凹条部6と嵌着可能に構成している。
なお、凸条部120は正確には縁石ブロック嵌着用切欠部127の切欠底面外側縁部128に形成している
このように構成することで、縁石ブロック3と側溝ブロック102との接合部分、すなわち、側溝ブロック102における縁石ブロック嵌着用切欠部127の凸条部120と縁石ブロック3における下底角部4の下底面5の凹条部6とが嵌着することになり、各ブロック2,3の接合部分が凹凸条部6,120によって迂回した長手接合面を形成することになると共に、雑草根の生長習性として下方や水平方に生長するものの上方生長は阻害される習性によって雑草根の生長が上方迂回生長を阻害されこの凹凸条部6,120において生長が停止する。従って、雑草根が接合部分から歩道土壌D内に生長することを回避することができる。
また、縁石ブロック嵌着用切欠部127の切欠内側面129は縁石ブロック3の車道S側(側溝側)の壁面である傾斜外壁面7と嵌着接合するようにオーバーハング状の傾斜面130を形成しており、各ブロック3,102を接合状態に連結する場合に縁石ブロック3の下底角部4と側溝ブロック102の上端角部126における縁石ブロック嵌着用切欠部127とを密着状に嵌着することができ、雑草の種子が側溝ブロック2と縁石ブロック3との隙間xに侵入することを防止し、種子の根が生長して歩道土壌D内に生長することを可及的に阻害することができる。
また、埋設した側溝ブロック102の車道S側の上端角部131も歩道H側と同様に略L字状に切欠して車道側切欠部である車道舗装連結用切欠部132を形成しており、該切欠部132の切欠底面外側縁部135に凸条部133を形成しており、車道舗装連結用切欠部132から車道Sにわたってアスファルトの車道舗装面S1を形成している。
なお、車道舗装連結用切欠部132の切欠内側面134は鉛直方向から若干だけ歩道H側に傾斜している。
また、土壌D中に埋設した側溝ブロック102の両端角部126,131は略L字状に切欠され、この切欠された縁石ブロック嵌着用切欠部127と車道舗装連結用切欠部132に、それぞれ縁石ブロック3の下底角部4と車道舗装面S1とが重複して配設されることになるため、側溝ブロック102は重複した分だけ歩道Hに近づけて位置することができ、その分車道S側を広くとることができる。
以上のように構成された他の実施形態に係る逆U字型あるいは門型の形状の側溝ブロック102であっても、縁石ブロック3と縁石ブロック嵌着用切欠部127に形成された凹凸条部6,120の嵌着による防草効果、及び車道舗装連結用切欠部132に形成された凸条部133の防草効果は、上述した略円筒状の側溝ブロック2の場合と同様である。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
H 歩道
S 車道
S1 車道舗装面
1 接合構築構造
2 側溝ブロック
3 縁石ブロック
4 下底角部
5 下底面
6 凹条部
7 側溝側の壁面
20 凸条部
26 上端角部
27 縁石ブロック嵌着用切欠部
28 切欠底面外側縁部
29 切欠内側面
30 傾斜面
31 上端角部
32 車道側切欠部
33 凸条部
35 切欠底面外側縁部
101 接合構築構造
102 側溝ブロック
120 凸条部
126 上端角部
127 縁石ブロック嵌着用切欠部
128 切欠底面外側縁部
129 切欠内側面
130 傾斜面
131 上端角部
132 車道側切欠部
133 凸条部
135 切欠底面外側縁部

Claims (2)

  1. 側溝ブロックの歩道側で縁石ブロックの下底角部を嵌着するために上端角部を略L字状に切欠して縁石ブロック嵌着用切欠部を形成し、該切欠部に縁石ブロックの側溝側の下底角部を嵌着して前記側溝ブロックに前記縁石ブロックを連結した側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造において、
    前記縁石ブロック嵌着用切欠部の外側縁部に前記側溝ブロックの外側面に沿って凸条部を突設することにより前記縁石ブロック嵌着用切欠部の切欠底面外側縁部に凹凸状面を形成
    コンクリート二次製品である前記縁石ブロックの前記下底角部を形成する下底面に前記側溝ブロックの切欠底面外側縁部の前記凹凸状面に嵌着する凹条部を形成することにより前記縁石ブロックの前記下底面に凹凸状面を形成し、
    前記縁石ブロックを前記側溝ブロックの前記縁石ブロック嵌着用切欠部に載置固定するに際し、各ブロックの前記凹凸状面が嵌着するように構成すると共に、
    前記縁石ブロック嵌着用切欠部の切欠内側面は、前記縁石ブロックの傾斜状の側溝側の壁面と密着状に嵌着するように前記縁石ブロック側に傾斜させた傾斜面に形成したことを特徴とする側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造。
  2. 前記縁石ブロックには、前記縁石ブロックの前記凹条部と対向する歩道側の下底角部に前記縁石ブロックの下底面を延伸して突出部を形成すると共に前記突出部の上面には凸条部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の側溝ブロックと縁石ブロックの接合構築構造。
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