JP3195244U - 排水舗装用路面排水溝の構造 - Google Patents

排水舗装用路面排水溝の構造 Download PDF

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Abstract

【課題】内部にたまった雪が凍結した場合でも排水が可能な排水舗装用路面排水溝の構造を提供する。【解決手段】金属製筒状本体11の上面に金属製蓋体20を備えた路面用排水溝10の金属製筒状本体11の路面R側の側壁部14(14a)の長手方向に沿って側室30が連設されており、側室30には上部側に排水舗装のための透水部35が形成されているとともに、側室30には筒状本体11と連通する通水部36が形成されている。また、側室30は排水舗装内に埋設され、少なくとも側室30上面に透水部35が形成されている。【選択図】図4

Description

本考案は、排水舗装用の路面に埋設される排水溝に関し、特に、冬季の積雪量が多い寒冷地に対応した排水舗装用路面排水溝の構造に関する。
近年、道路等の路面表面の水はけ性をよくするために、透水性のあるアスファルト等で形成した排水舗装(透水性舗装)が多用されている。このような排水舗装用の路面にあっては、路面の雨水等は路面上面を流れるとともに舗装部内に浸透して、排水溝水路に集水されて排水される。
この種の排水溝水路の構造では、上部に樋部が形成された筒状の流水部と、流水部の樋部に取り付けられる蓋部とを備えた金属製の路面排水溝を路面内部に配設することで、路面表面から雨水等を集水すると同時に、排水舗装部内に浸透した水を導入する構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この路面排水溝は、加工が容易で耐久性に優れており、コンクリート製品に比して軽量であるから現場での作業性を簡略化でき、蓋部の脱着が可能で点検清掃や交換を簡単かつ効率よく実施することができる。
上記路面排水溝は積雪がある寒冷地にも設置されるが、冬季の積雪量が多い場合、例えば、排水構内に雪が降り積もったり、道路端に除雪された雪が排水構内に侵入してたまることがある。そして、寒冷地であることから、排水構内にたまった雪は解けずに凍結し、気温が上昇する雪解けの時期まで凍結したまま排水構内に残留してしまう。これにより、排水溝がふさがってしまい、排水舗装からの流水等の排水を行うことができなくなる等、十分な排水機能を果たすことができなくなる問題があった。
特許第3930839号
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、内部にたまった雪が凍結した場合でも排水が可能な排水舗装用路面排水溝の構造を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、金属製筒状本体の上面に金属製蓋体を備えた路面用排水溝の前記金属製筒状本体の路面側の側壁部の長手方向に沿って側室が連設されており、前記側室には上部側に排水舗装のための透水部が形成されているとともに、前記側室には前記筒状本体と連通する通水部が形成されていることを特徴とする排水舗装用路面排水溝の構造に係る。
請求項2の考案は、前記側室が排水舗装内に埋設され、少なくとも前記側室上面に前記透水部が形成されている請求項1記載の排水舗装用路面排水溝の構造に係る。
請求項3の考案は、前記側室が前記筒状本体と中間室を介して連設されている請求項1または2に記載の排水舗装用路面排水溝の構造に係る。
請求項4の考案は、前記通水部が前記側室の中間室側の壁部上部に形成されており、前記中間室の前記筒状本体側の壁部下部には前記通水部と連通する流水部が形成されている請求項3に記載の排水舗装用路面排水溝の構造に係る。
請求項1の考案に係る排水舗装用路面排水溝の構造は、金属製筒状本体の上面に金属製蓋体を備えた路面用排水溝の前記金属製筒状本体の路面側の側壁部の長手方向に沿って側室が連設されており、前記側室には上部側に排水舗装のための透水部が形成されているとともに、前記側室には前記筒状本体と連通する通水部が形成されているため、筒状本体内の凍結にかかわらず排水を行うことが可能となる。
請求項2の考案は、請求項1において、前記側室が排水舗装内に埋設され、少なくとも前記側室上面に前記透水部が形成されているため、積雪時の側室内の凍結を抑制することができるとともに、排水舗装内の雨水等をより効率よく集水することができる。
請求項3の考案は、請求項1または2において、前記側室が前記筒状本体と中間室を介して連設されているため、側室内がより凍結しにくくなって積雪時の排水をより良好に行うことができる。
請求項4の考案は、請求項3において、前記通水部が前記側室の中間室側の壁部上部に形成されており、前記中間室の前記筒状本体側の壁部下部には前記通水部と連通する流水部が形成されているため、筒状本体内に雪がたまっても側室内の排水を妨げるおそれがない。
本考案の一実施例に係る排水舗装用路面排水溝の斜視図である。 図1の路面排水溝の縦断面図である。 図2のA−A断面図である。 排水舗装用路面排水溝の設置例を表す断面図ある。
図1,2,4は、道路や駐車場等の排水舗装(透水性舗装)用の路面R内に埋設される排水舗装用路面排水溝10の構造であり、金属製筒状本体11と、金属製蓋体20と、側室30とを備える。この排水舗装用路面排水溝10は、特に、冬季の積雪量が多い寒冷地での使用を目的とする。図4において、符号Bは縁石ブロック、M1はコンクリート層、M2は基礎材層、R1は排水舗装用路面Rの密粒度アスファルト層、R2は排水舗装用路面Rの粗粒度アスファルト層、R3は排水舗装用路面Rの砕石層、Rrは縁石ブロックBの反対側となる車道側の路面を表す。
金属製筒状本体11は、図1〜図4に示すように、路面R内部に埋設され、上面に路面Rからの雨水等を集水する樋部12が形成されて適宜の配水管等へ排水する鋼板等の金属板からなる。実施例の筒状本体11は、底部を構成する底板部13と、底板部13の両端辺に対向して立設される側壁部14(14a,14b)とからなり、側壁部14の上部に樋部12が形成されている。図において、符号12aは路面R側の側壁部14a上端に連接された樋部12を構成するための樋壁部、12bは樋壁部12aと対向して縁石ブロックB側の側壁部14bと一体に形成された樋部12を構成するための樋壁部、15は路面R側の樋壁部12aの複数個所に形成された路面R内に滲み込む雨水等を筒状本体11内へ集水するための集水孔である。
金属製蓋体20は、図1,2,4に示すように、金属製筒状本体11の上面の樋部12に取り付けられて、筒状本体11内への落ち葉やゴミ等の侵入を抑制する部材である。実施例の蓋体20は、長手方向に並設された断面I字状の主部材(ベアリングバー)21と、主部材21に格子状に直交する補強部材22と、筒状本体11内に立設可能とするための蓋脚部23とからなり、筒状本体11の底板部13に立設されてボルト等の取付部材(図示せず)により樋部12に固定される。
側室30は、図1〜図4に示すように、金属製筒状本体11の路面R側の側壁部14aの長手方向に沿って連設された空間部分であり、上部側に排水舗装のための透水部35が形成されているとともに、筒状本体11と連通する通水部36が形成されている。この側室30は、排水舗装用路面R内に埋設されて、筒状本体11内の凍結に関係なく排水舗装用路面R内に滲み込む雨水等を集水して流通させ、そのまま排水する。実施例の側室30は、透水部35を有する略水平な側室上面部32と、側室上面部31と一体に連接されて筒状本体11の底板部13に立設される側室側面部33とからなる逆L字状の側室壁部31が路面R側の樋壁部12a下部と一体に連接されているとともに、筒状本体11の路面R側の側壁部14a上部に通水部36が形成されて、逆L字状の側室壁部31と側壁部14aとで構成される。なお、透水部35は集水効率と強度の観点から、側室上面部32にスリット状に複数個所形成される。一方、通水部36の形状等は特に限定されるものではなく、図3に図示のように側壁部14aに窓状に複数個所形成してもよいし、スリット状(図示せず)に複数個所形成してもよい。
また、側室30は、図2,4に示すように、筒状本体11と中間室40を介して連設されている。中間室40は、筒状本体11と側室30とを隔離して凍結中の筒状本体11内からの側室30への凍結等の影響を抑制する空間である。実施例の中間室40は、筒状本体11の路面R側の側壁部14aと、蓋体20の路面R側の蓋脚部23aとで構成される。そして、中間室40では、側室30の中間室40側の壁部となる側壁部14aの上部に通水部36が形成され、筒状本体11側の壁部となる蓋脚部23aの下部に通水部36と連通する流水部45が形成されている。流水部45の形状は、図示しないが、流水効率と強度の観点から、蓋脚部23aにスリット状に複数個所形成される。
本考案の排水舗装用路面排水溝10の構造では、図4に示すように、排水舗装(透水性舗装)用の路面R内に設置することにより、路面Rの表面の雨水等を蓋体20を介して筒状本体11の樋部12から集水して排水する一方、路面R内に滲み込む雨水等を集水孔15を介して筒状本体11内に集水して排水するとともに、透水部35を介して側室30内に集水して排水する。すなわち、筒状本体11と側室30とで排水を行うため、排水効率が向上する。
この路面排水溝10を冬季の積雪量が多い寒冷地に設置した場合には、蓋体20を介して露出(開口)している筒状本体11内に降り積もった雪や除雪された雪等が入り凍結して筒状本体11内をふさぐことがあるが、路面R内に滲み込む雨水等は側室30上部の透水部35を介して側室30内に集水される。側室30内に集水された雨水等は、側室30内をそのまま流通して排水される一方、集水量が過剰となった場合には、通水部36を介して連通する筒状本体11内へ雨水等を流し、側室30から雨水等があふれることを抑制する。このように、路面R内からの雨水等を集水するとともに筒状本体11と連通する側室30を設けたことにより、筒状本体11内の凍結にかかわらず排水を行うことが可能となり、寒冷地での使用に適した路面排水溝10を提供することができる。
特に、路面排水溝10においては、筒状本体11が露出しているのに対して側室30が排水舗装内に埋設されて露出していないことから、積雪時に側室30内へ雪が侵入することがなく、積雪の影響による内部の凍結を抑制することができる。また、埋設された側室30の上面に透水部35を形成することにより、路面R内の雨水等をより効率よく集水することができる。
さらに、中間室40を介して筒状本体11と側室30とを連設することにより、筒状本体11と側室30とが隔離されるため、筒状本体11内が凍結していた場合の筒状本体11内の冷気等の影響を抑制することができて側室30内がより凍結しにくくなり、積雪時の排水をより良好に行うことができる。また、通水部36を側室30の中間室40側の壁部(側壁部14a)上部に形成し、中間室40の筒状本体11側の壁部(蓋脚部23a)下部に通水部36と連通する流水部45を形成することにより、側室30からあふれる水は筒状本体11内へ流すことができる一方、筒状本体11内にたまった雪等は側室30内へ入り込むことがなくなり、筒状本体11内に雪がたまっても側室30内の排水を妨げるおそれがない。
なお、本考案の排水舗装用路面排水溝の構造は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。
以上のとおり、本考案の排水舗装用路面排水溝の構造は、金属製筒状本体の路面側の側壁部の長手方向に沿って連接された側室により、筒状本体内が積雪により凍結しても排水舗装からの雨水等を側室において集水して排水することが可能となる。そのため、冬季の積雪量が多い寒冷地においても十分な排水機能を発揮する路面排水溝を提供することができる。
10 排水舗装用路面排水溝
11 金属製筒状本体
12 樋部
13 底板部
14 側壁部
15 集水孔
20 金属製蓋体
21 主部材
22 補強部材
23 蓋脚部
30 側室
31 側室壁部
32 側室上面部
33 側室側面部
35 透水部
36 通水部
40 中間室
45 流水部
B 縁石ブロック
R 排水舗装用路面

Claims (4)

  1. 金属製筒状本体の上面に金属製蓋体を備えた路面用排水溝の前記金属製筒状本体の路面側の側壁部の長手方向に沿って側室が連設されており、
    前記側室には上部側に排水舗装のための透水部が形成されているとともに、前記側室には前記筒状本体と連通する通水部が形成されていることを特徴とする排水舗装用路面排水溝の構造。
  2. 前記側室が排水舗装内に埋設され、少なくとも前記側室上面に前記透水部が形成されている請求項1記載の排水舗装用路面排水溝の構造。
  3. 前記側室が前記筒状本体と中間室を介して連設されている請求項1または2に記載の排水舗装用路面排水溝の構造。
  4. 前記通水部が前記側室の中間室側の壁部上部に形成されており、前記中間室の前記筒状本体側の壁部下部には前記通水部と連通する流水部が形成されている請求項3に記載の排水舗装用路面排水溝の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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