JP3197150U - 側溝構造 - Google Patents

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石田 昭三
昭三 石田
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石田鉄工株式会社
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Abstract

【課題】コンクリート製品の排水構造にあっては、重量が嵩み、運搬や現場での施工作業が煩雑となる。加えて、修理や交換などに際しても大がかりな土木工事を必要とし、工期やコスト等の面において問題があった。そこで、煩雑な作業を行うことなく側溝を設置することができる側溝構造を提供する。【解決手段】第1側溝部10の内部に第1側溝部よりも小さい第2側溝部本体20が収容されているとともに、第2側溝部本体と第1側溝部との間に充填部材が配置され、第1側溝部の上面15と第2側溝部本体の上面25とが面一に形成されていること、又は、第2側溝部本体と第1側溝部及び前記第1側溝部に接続する面部Rの上部に舗装面が形成され、第2側溝部本体の上面と舗装面の上面とが面一に形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、容易かつ確実に側溝を設置することができる側溝構造に関する。
近年、道路の歩道等の路面表面の水はけ性をよくするために、透水性のあるアスファルト等で形成した透水性舗装が多用されている。このような透水性舗装にあっては、路面の雨水等は路面上面を流れるとともに舗装部内に浸透して、路面用排水溝に集水されて排水される。
従来のこの種路面用排水溝の構造としては、コンクリート製の排水溝本体を路面に敷設して、路面表面から雨水等を集水すると同時に、透水性舗装部内に浸透した水を導入することができる構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この排水溝構造は、コンクリート製の排水溝本体を透水性舗装部の端部の縁石ブロックの内側に沿って配置し、開口側の上面が舗装部の路面高さとなるよう埋設したものである。また、排水溝本体には、透水性舗装路の端部が敷設される受容段部を有し、該受容段部に集水可能なスリットを設けて、透水性舗装部内に滲み込む雨水等を集水するように構成されている。
また、道路の車道等の路面表面にあっては排水性舗装が多用され、路面の雨水等は路面上面を流れて路面用排水溝に集水されて排水される。これらの排水溝構造にあっては、その通水路に落ち葉や土砂、ゴミ等が入り込み堆積することが避けられず、長期間の使用に伴い排水性が悪くなりやすい。また、土砂等が溜まりやすく、該コンクリート部の損傷が懸念される。さらに、路面内に埋設された排水溝部材の取り外しは容易ではなく、排水機能が極端に低下したり、あるいは排水溝部材が破損した場合などには、舗装部を取り壊して作業を行わねばならない。
特許第2849347号公報
従来の排水溝構造の主流は、上のようにコンクリート製品となっている。この種コンクリート製品にあっては、重量が嵩み、運搬や現場での施工作業が煩雑となる。加えて、修理や交換などに際しても大がかりな土木工事を必要とし、工期やコスト等の面において問題があった。
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、煩雑な作業を行うことなく側溝を設置することができる側溝構造を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、第1側溝部の内部に前記第1側溝部よりも小さい第2側溝部本体が収容されているとともに、前記第2側溝部本体と前記第1側溝部との間に充填部材が配置され、前記第1側溝部の上面と前記第2側溝部本体の上面とが面一に形成されていることを特徴とする側溝構造に係る。
請求項2の考案は、第1側溝部の内部に前記第1側溝部よりも小さい第2側溝部本体が収容されているとともに、前記第2側溝部本体と前記第1側溝部との間に充填部材が配置され、前記第2側溝部本体と前記第1側溝部及び前記第1側溝部に接続する面部の上部に舗装面が形成され、前記第2側溝部本体の上面と前記舗装面の上面とが面一に形成されていることを特徴とする側溝構造に係る。
請求項1の考案に係る側溝構造は、第1側溝部の内部に前記第1側溝部よりも小さい第2側溝部本体が収容されているとともに、前記第2側溝部本体と前記第1側溝部との間に充填部材が配置され、前記第1側溝部の上面と前記第2側溝部本体の上面とが面一に形成されているため、極めて簡便な作業で第1側溝部に第2側溝部本体を強固かつ確実に設置することができる。
請求項2の考案は、第1側溝部の内部に前記第1側溝部よりも小さい第2側溝部本体が収容されているとともに、前記第2側溝部本体と前記第1側溝部との間に充填部材が配置され、前記第2側溝部本体と前記第1側溝部及び前記第1側溝部に接続する面部の上部に舗装面が形成され、前記第2側溝部本体の上面と前記舗装面の上面とが面一に形成されているため、極めて簡便な作業で第1側溝部に第2側溝部を強固かつ確実に設置することができつつ、排水効率をより向上させることができる。
本考案の第1実施形態に係る側溝構造の施工状態時の斜視図である。 図1の側溝構造を表す縦断面図である。 本考案の第2実施形態に係る側溝構造を表す縦断面図である。
図1,2は本考案の第1実施形態の側溝構造1を表す。図示では、断面視略U字状の第1側溝部10の内部に第1側溝部10よりも幅方向長さの小さい第2側溝部本体20が収容されている。第2側溝部本体20と第1側溝部10との間には充填部材30が配置され、第1側溝部10の上面15と第2側溝部本体20の上面25とが面一に形成される。
第1側溝部10は、道路脇や駐車場等に設置されたコンクリート等からなる排水等のための側溝である。第1側溝部10は上部開口12を備え、側壁部13及び底部14を有する枠体11である。例えば、既に設置されている側溝や老朽化した側溝がそのまま利用される。図中の符号Rは、第1接続部に接続する面部である道路を示す。
第2側溝部本体20は、鋼板等の金属やコンクリート等からなる枠体21を有する。第2側溝部本体20の枠体21は、側壁部23及び底板部24を有する。底板部24の形状は、断面視直線形状や半円形状等に適宜変更可能である。加えて、第2側溝部本体20の枠体21の上部開口22に蓋体40を備えることが望ましい。図示の例の蓋体40には、ステンレス、鋼材や鋳物製の部材等が所定の溝蓋の枠形状に形成された枠部材41と、枠部材41内に設けられた主部材43と、連結パイプ42とが備えられる。蓋体40は枠体21上部に開閉可能に取り付けられる形態が好ましい。枠体21内部の清掃の便が向上するためである。
第2側溝部本体20は、第1側溝部10の内部に収容するため第1側溝部10よりも小型である。つまり、第2側溝部本体20は、第1側溝部10内に収容できる大きさであれば、サイズの選択は適宜である。第1側溝部10に蓋体が取り付けられている場合、当然蓋体が取り除かれて第2側溝部本体20が収容される。
第1側溝部10に既存の側溝や老朽化した側溝を用いた場合、側溝の小型化工事や老朽化した側溝の取り換え工事等の際に撤去工程を要さない。加えて、図1に示すように、建造物W等に隣接して第1側溝部10が配置されている場合等には、撤去工程を要さないことから隣接する建造物W等を傷つけるおそれがない。
第2側溝部本体20と第1側溝部10との固定には充填部材30が使用される。この充填部材30は、セメントやモルタル、さらには公知のコーキング剤等である。第2側溝部本体20の枠体21外側と第1側溝部10の枠体11内側に充填部材30が配置され、第2側溝部本体20の枠体21は充填部材30に埋設されて固定される。
充填部材30を用いることにより、第1側溝部10と第2側溝部本体20とを容易に固定することができ作業時間の短縮となる。また、設置のために大型の機材を用いる必要がないため、狭い場所での設置作業にも適している。
そして、第1側溝部10の上面15と第2側溝部本体20の上面25とは面一に形成されている。すなわち、相互の上面同士は平らに仕上げられる。第1側溝部10と第2側溝部本体20の間の充填部材30により、第2側溝部本体20の大きさにかかわらず第2側溝部本体20の上面25の位置は適宜調整することができる。また、充填部材30の上面31が露出する場合には、各側溝部の上面と同様に充填部材30の上面31も面一に仕上げられる。
図3に示す本考案の第2実施形態においても、第1実施形態と同様に第1側溝部10Aの内部に第1側溝部10Aよりも小さい第2側溝部本体20Aが収容されているとともに、第2側溝部本体20Aと第1側溝部10Aとの間に充填部材30Aが配置されている。そして、第2側溝部本体20Aと第1側溝部10A及び第1側溝部10Aに接続する面部Rの上部に舗装面50が形成され、第2側溝部本体20Aの上面25Aと舗装面50の上面51とが面一に形成される。
第1側溝部10Aに接続する面部Rは、例えば道路面であったり駐車場面等である。舗装面50は、既存のコンクリート等からなる整備道路や駐車場等の他に未舗装の平地等に形成される。舗装面50に水はけのよい材料が使用されたり、第2側溝部本体20Aに雨水等を誘導する凹面模様等が形成されることにより排水効率は向上される。また、通水部44側にかけて適度の勾配がつけられてもよい。
第2側溝部本体20Aの上面25Aと舗装面50の上面51とは面一に形成されることにより、舗装面50の上面51の雨水等を第2側溝部本体内20Aへ排水する排水効率は向上される。老朽化した側溝や道路等に本実施形態の側溝構造1Aが用いられることにより、外観の向上を図ることができる。加えて、第2側溝部本体20Aの大きさが適宜変更されることで開口幅は自在に変更されることができ、さらに外観の向上が図られる。
また、図3に示すように、蓋体40Aの通水部44は第2側溝部本体20Aの上部開口22Aよりも幅狭に形成されることもできる。この蓋体40Aの通水部44が第2側溝部本体20Aの側壁部23Aの一端側に配置されることにより道幅等をさらに広くすることができる。なお、蓋体40Aの通水部44が第2側溝部本体20Aの上部開口22A全面に形成された場合において、第2側溝部本体20Aを第1側溝部10Aの一端に寄せて収容することにより道幅等が拡張されることもできる。
このように、本発明の側溝構造によれば、第1側溝部に第2側溝部本体が収容され、両者の間に充填部材が配置され、各側溝部の上面は面一に形成されることにより、極めて簡便な作業で第2側溝部本体は設置される。特に、古くなった第1側溝部を活用する場合や側溝を小型化するような場合に有用である。加えて、既存の側溝等を撤去する作業が省略できることから、設置作業時間を大幅に縮小することができるとともに大型機材を使用せず設置が可能である。また、廃材が生じない。
なお、本考案の側溝構造は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、第2側溝部の底部の形状を半円形状とすることで排水効率を向上させたりすることも考えられる。
1 側溝構造
10 第1側溝部
11 枠体
12 上部開口
13 側壁部
14 底部
15 第1側溝部の上面
20 第2側溝部本体
21 枠体
22 上部開口
23 側壁部
24 底板部
25 第2側溝部本体の上面
30 充填部材
40 蓋体
50 舗装面
51 舗装面の上面
R 面部
W 建築物

Claims (2)

  1. 第1側溝部の内部に前記第1側溝部よりも小さい第2側溝部本体が収容されているとともに、
    前記第2側溝部本体と前記第1側溝部との間に充填部材が配置され、
    前記第1側溝部の上面と前記第2側溝部本体の上面とが面一に形成されていることを特徴とする側溝構造。
  2. 第1側溝部の内部に前記第1側溝部よりも小さい第2側溝部本体が収容されているとともに、
    前記第2側溝部本体と前記第1側溝部との間に充填部材が配置され、
    前記第2側溝部本体と前記第1側溝部及び前記第1側溝部に接続する面部の上部に舗装面が形成され、
    前記第2側溝部本体の上面と前記舗装面の上面とが面一に形成されていることを特徴とする側溝構造。
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