JP2001226009A - ロール状シート体のカール除去方法および装置 - Google Patents

ロール状シート体のカール除去方法および装置

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JP2001226009A
JP2001226009A JP2000035479A JP2000035479A JP2001226009A JP 2001226009 A JP2001226009 A JP 2001226009A JP 2000035479 A JP2000035479 A JP 2000035479A JP 2000035479 A JP2000035479 A JP 2000035479A JP 2001226009 A JP2001226009 A JP 2001226009A
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roll
curl
sheet body
shaped sheet
heating roller
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Masami Nakagame
雅己 仲亀
Hiroyuki Nishida
弘幸 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な工程および構成で、ロール状シート体の
カールを効率的かつ確実に除去することを可能にする。 【解決手段】ロール紙16のシート体情報に基づいて、
加熱ローラ30の加熱温度を予め設定する加熱温度設定
手段78と、前記ロール紙16のカール量を検出するカ
ール量検出手段80と、前記カール量に対応して前記ロ
ール紙16を前記加熱ローラ30の周面にラップさせる
ラップ時間を設定するラップ時間設定手段82と、前記
加熱ローラ30が前記加熱温度に維持された状態で、前
記ロール紙16を前記加熱ローラ30の周面に設定され
たラップ時間だけラップさせるラップ手段43とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状シート体
を加熱ローラの周面にラップさせて前記ロール状シート
体のカールを除去するためのロール状シート体のカール
除去方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺なシート体をロール状に巻回したロ
ール状シート体、例えば、ロール紙が広く使用されてい
る。この種のロール紙には、ロール状態での経時等によ
って巻癖(以下、カールという)が付与されてしまい、
切断等のシート加工工程後のシート体にカールが残存し
易い。このため、シート体の搬送性や集積性が著しく悪
化するという問題がある。
【0003】そこで、この種のカールを除去するために
種々の提案がなされており、例えば、特開昭60−25
59号公報には、巻芯に巻き付けられたロール紙をその
巻き付け方向と逆方向に屈曲させる矯正部材と、この矯
正部材により屈曲された前記ロール紙を加熱する加熱手
段とを備えたロール紙のカール矯正装置が開示されてい
る。この加熱手段は、モータにより駆動されるファン
と、前記ファンから送風される空気を加熱するヒータと
を備えており、ロール紙の径や紙質等の情報に基づいて
カール強さを演算し、このカール強さに対応して前記モ
ータの回転数や前記ヒータの発熱量が制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、ロール紙の残量等によって逐次変化する
前記ロール紙のカール強さに応じて、熱風の温度や風量
を高応答で正確に制御することは極めて難しい。これに
より、ロール紙に対して所望のデカール効果を確実に得
ることができないという問題が指摘されている。しか
も、カール除去を行うロール状シート体の種類によって
は、過度の加熱によって品質上の不具合が生ずるおそれ
がある。
【0005】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、ロール状シート体のカールを確実かつ容易に除去す
るとともに、前記ロール状シート体を高品質に維持する
ことが可能なロール状シート体のカール除去方法および
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロール状シ
ート体のカール除去方法および装置では、ロール状シー
ト体の材質を含むシート体情報に基づいて、加熱ローラ
の加熱温度が予め設定されている。そして、ロール状シ
ート体のカール量が検出され、このカール量に対応して
前記ロール状シート体を加熱ローラの周面にラップさせ
るラップ時間が設定される。従って、加熱ローラが予め
設定された加熱温度に維持された状態で、ロール状シー
ト体が、そのカール量に対応して設定されたラップ時間
だけ前記加熱ローラの周面にラップされ、前記ロール状
シート体のカール除去が行われる。
【0007】このように、応答性や精度の面から制御が
難しい加熱ローラの加熱温度を一定に維持し、ロール状
シート体のラップ時間を変更させるだけでよく、制御が
有効に簡素化されるとともに、前記ロール状シート体の
カール量に応じて高応答かつ正確に制御することができ
る。しかも、ロール状シート体を過度に加熱することが
なく、種々のロール状シート体の品質を確保した状態
で、所望のカール除去が円滑に遂行される。
【0008】また、ロール状シート体のカール量は、こ
のロール状シート体のロール径から検出されるため、設
備および制御の簡素化が容易に図られる。
【0009】さらにまた、ラップ時間は、加熱ローラの
周面にロール状シート体をラップさせるスイングローラ
のラップ角度を制御することによって設定される。従っ
て、スイングローラを加熱ローラの周面に対して所定の
角度位置に配置するだけでよく、構成および制御が一挙
に簡素化される。その際、スイングローラの揺動軸が加
熱ローラの回転軸と同軸に設定されており、前記スイン
グローラによるロール状シート体のラップ角度の制御
が、一層容易かつ正確に遂行可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
カール除去装置10を組み込むシート体加工システム1
2の概略構成説明図である。
【0011】このシート体加工システム12は、シート
紙ウエブ14を巻回したロール状シート体であるロール
紙16が装着され、このロール紙16から前記シート紙
ウエブ14を送り出すウエブ送り出し部18と、前記ウ
エブ送り出し部18から前記シート紙ウエブ14を所定
の速度で送り出すメインフィード用サクションドラム2
0と、本実施形態に係るカール除去装置10とを備え、
前記ウエブ送り出し部18と前記サクションドラム20
との間には、複数のガイドローラ22が配設される。
【0012】カール除去装置10は、誘導加熱されてシ
ート紙ウエブ14を加熱する加熱ローラ30を備え、図
2および図3に示すように、前記加熱ローラ30の両端
部32a、32bが支持台34a、34bに回転自在に
支持される。加熱ローラ30の端部32aには、ベルト
・プーリ36を介して第1サーボモータ38の駆動軸3
8aが連結される。加熱ローラ30の外周には、この加
熱ローラ30の周囲にシート紙ウエブ14をラップさせ
るとともに、前記シート紙ウエブ14のカール量に基づ
いて、該シート紙ウエブ14の前記加熱ローラ30の周
面に対するラップ角度(ラップ時間)を変更させるスイ
ングローラ40が配置される。
【0013】スイングローラ40は、スイングローラ駆
動手段42を介して加熱ローラ30に対して所定の角度
位置に旋回可能に配置され、前記スイングローラ40と
前記スイングローラ駆動手段42とによりラップ手段4
3が構成される。スイングローラ駆動手段42は第2サ
ーボモータ44を備え、この第2サーボモータ44の駆
動軸44aが減速機46に連結されており、この減速機
46の出力軸48が回転軸50に連結されるとともに、
前記回転軸50が支持台52a、52bに回転自在に支
持される。
【0014】回転軸50の両端には、ベルト・プーリ5
4a、54bを介して旋回板56a、56bが連結さ
れ、この旋回板56a、56bが加熱ローラ30の両端
部32a、32bに回転自在に配置される。旋回板56
a、56bの外周部に取り付け板58a、58bが固着
され、この取り付け板58a、58bにスイングローラ
40の両端60a、60bが回転自在に支持される。加
熱ローラ30の内部には、図1に示すように、この加熱
ローラ30の温度を検出するための温度検出センサ62
が配置されている。
【0015】図1に示すように、カール除去装置10
は、ロール紙16の紙質や紙厚等のシート体情報が入力
される生産情報管理回路70を備え、この生産情報管理
回路70から前記シート体情報が加熱条件決定回路72
に送られる。この加熱条件決定回路72には、ウエブ送
り出し部18に配置されているロール紙16のロール径
を検出するロール径検出回路74が接続される。ロール
径検出回路74には、例えば、反射型の距離検出用セン
サ76が接続され、このセンサ76がロール紙16の外
周面に対しそのロール紙16の中心に向かって配置され
ている。
【0016】加熱条件決定回路72は、生産情報管理回
路70から送られるシート体情報に基づいて加熱ローラ
30の加熱温度を予め設定する加熱温度設定手段78
と、ロール径検出回路74から送られるロール径情報に
基づいてロール紙16のカール量を算出するカール量検
出手段80と、前記カール量に対応してシート紙ウエブ
14を加熱ローラ30の周面にラップさせるラップ時間
を設定するラップ時間設定手段82とを備える。加熱条
件決定回路72は、予め設定された加熱温度情報を加熱
ローラ30に送るとともに、温度検出センサ62により
検出されるこの加熱ローラ30の温度に基づいて、前記
加熱ローラ30のフィードバック制御を行う。
【0017】加熱条件決定回路72には、スイングロー
ラ位置制御回路84が接続され、このスイングローラ位
置制御回路84に加熱時間情報が送られる。スイングロ
ーラ位置制御回路84は、第2サーボモータ44を駆動
制御してスイングローラ40の角度位置を制御する機能
を有している。
【0018】このように構成されるカール除去装置10
の動作について、これを組み込むシート体加工システム
12との関連で、図4に示すフローチャートを参照しな
がら以下に説明する。
【0019】まず、デカール処理が施されるロール紙1
6の紙質や紙厚等のシート体情報が、生産情報管理回路
70から加熱条件決定回路72に送られる(ステップS
1)。加熱条件決定回路72では、送られてきたシート
体情報からロール紙16が変更されているか否かを判断
し(ステップS2)、異なるロール紙16であると判断
すると(ステップS2中、YES)、ステップ3に進ん
で加熱温度設定手段78を介して前記ロール紙16に対
応した加熱ローラ30の加熱温度が決定される。
【0020】この加熱温度情報が加熱ローラ30に送ら
れ、この加熱ローラ30の加熱処理が行われる(ステッ
プS4)。加熱ローラ30の加熱温度は、温度検出セン
サ62を介して検出されており、加熱条件決定回路72
は、この温度検出センサ62からの検出信号に基づいて
フィードバック制御を行い、前記加熱ローラ30を所定
の設定温度に加熱する。
【0021】加熱ローラ30が設定温度に至ると(ステ
ップS5中、YES)、ステップS6に進んでロール紙
16のデカール処理が開始される。その際、ロール紙1
6のロール径がセンサ76を介してロール径検出回路7
4により検出され、このロール紙16のロール径が加熱
条件決定回路72に送られる(ステップ7)。加熱条件
決定回路72では、ロール径検出回路74から送られた
ロール径情報に基づいて、ロール紙16の径が変化して
いるか否かを判断する(ステップS8)。
【0022】ロール径が変化していると判断すると(ス
テップS8中、YES)、ラップ時間設定手段82は、
このロール径に対応した加熱ロール30の加熱時間を決
定し(ステップS9)、スイングローラ位置制御回路8
4にこの決定された加熱時間が送られる。スイングロー
ラ位置制御回路84では、決定された加熱時間に基づい
て、加熱ローラ30の周面に対するシート紙ウエブ14
のラップ量を算出し(ステップS10)、スイングロー
ラ40を所定の位置に移動させる(ステップS11)。
そして、ウエブ送り出し部18から送り出されてくるシ
ート紙ウエブ14の全長にわたってデカール処理が行わ
れる(ステップS12)。
【0023】次いで、ロール紙16のデカール処理につ
いて詳細に説明する。図5に示すように、加熱ローラ3
0が所定の設定温度Tまで加熱される間は、準備期間と
してロール紙16のデカールが行われていない。このた
め、スイングローラ40は、図1中、位置P1に配置さ
れており、シート紙ウエブ14が加熱ローラ30の周面
から離脱して、この加熱ローラ30を介し不要に加熱さ
れることがない。
【0024】そこで、加熱ローラ30が所定の設定温度
Tに至ると、1ロール目のロール紙16に対するデカー
ル処理が開始される。このロール紙16は、サクション
ドラム20の回転作用下に搬送速度が低速から速くなっ
てくるとともに、第1サーボモータ38が前記サクショ
ンドラム20と同期して駆動される一方、第2サーボモ
ータ44が駆動される。
【0025】図2および図3に示すように、第2サーボ
モータ44が駆動されると、駆動軸44a、減速機46
および出力軸48を介して回転軸50が回転される。こ
の回転軸50には、ベルト・プーリ54a、54bを介
して旋回板56a、56bが連結されており、前記回転
軸50の回転作用下に前記旋回板56a、56bに支持
されたスイングローラ40が、加熱ローラ30の外周に
対して所定の角度位置に配置される(図1中、位置P2
参照)。このため、スイングローラ40の外周に保持さ
れているシート紙ウエブ14は、加熱ローラ30の周面
に所定のラップ角度でラップされる。
【0026】この場合、ウエブ送り出し部18から送り
出されるシート紙ウエブ14は、ロール紙16の巻回中
心に向かうに従って、カール量が大きくなっており、前
記ロール紙16の1ロール内のカール量は、図6に示す
ようになっている。このため、本実施形態では、加熱ロ
ーラ30を予め所定の設定温度Tに維持した状態で、こ
の加熱ローラ30を搬送速度Vで一定搬送するととも
に、カール量の変化に対応して前記加熱ローラ30の外
周にラップするシート紙ウエブ14のラップ量、すなわ
ちスイングローラ40の角度位置を変更する制御が行わ
れている。
【0027】これにより、スイングローラ40は、加熱
ローラ30の外周に対して位置P2から所定の角度位置
P3間に配置され、シート紙ウエブ14のラップ角度が
拡大されて、前記シート紙ウエブ14が前記加熱ローラ
30に摺接する時間、すなわち加熱時間が長くなる。
【0028】このように、本実施形態では、ロール紙1
6の紙質や紙厚等のシート体情報に基づいて加熱ローラ
30の加熱温度が予め設定され、この加熱ローラ30が
所定の設定温度Tに維持された状態で、前記ロール紙1
6のカール量(カール強さ)に応じてシート紙ウエブ1
4の加熱時間、すなわち前記加熱ローラ30の外周にラ
ップするラップ角度が変更され、前記シート紙ウエブ1
4のカール除去処理が行われている(図6参照)。
【0029】従って、ロール紙16のカール量に応じて
スイングローラ40の角度位置を制御するだけでよく、
シート紙ウエブ14に対する加熱時間を高応答でかつ高
精度に制御することが可能になり、前記シート紙ウエブ
14のカール除去処理が確実に遂行されるという効果が
得られる。その際、スイングローラ40の揺動軸が加熱
ローラ30の回転軸と同軸に設定されている。これによ
り、スイングローラ40の角度位置制御が一挙に簡素化
するという利点がある。
【0030】しかも、応答性や精度の面で制御が困難で
ある加熱ローラ30の加熱温度を一定温度に維持してい
る。このため、カール除去装置10全体の制御が容易か
つ効率的に遂行されるとともに、前記カール除去装置1
0の構成が簡素化し、経済的であるという効果がある。
また、シート紙ウエブ14を過度に加熱することがな
く、前記シート紙ウエブ14の品質低下を阻止すること
ができる。
【0031】なお、本実施形態では、ロール状シート体
としてロール紙16を用いて説明したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、感熱紙や感厚紙等の画像記
録担体等の種々のシート体に適応することが可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るロール状シート体のカール
除去方法および装置では、ロール状シート体のシート体
情報に基づいて、加熱ローラの加熱温度が予め設定さ
れ、前記加熱ローラをこの設定された加熱温度に維持し
た状態で、前記ロール状シート体のカール量に対応して
前記ロール状シート体を前記加熱ローラの周面にラップ
させるラップ時間が設定される。このため、応答性や精
度の面で制御が難しい加熱ローラの加熱温度を変更する
必要がない。しかも、ロール状シート体のカール量に応
じて加熱時間(ラップ時間)を高応答でかつ高精度に変
化させることにより、前記ロール状シート体のカール除
去処理が効率的に遂行可能になる。さらに、加熱ローラ
が一定温度に維持されるため、ロール状シート体が過度
の加熱によって品質低下を惹起することがなく、種々の
異なるロール状シート体のカール除去処理が、簡単な工
程および構成で効率的に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカール除去装置を組み
込むシート体加工システムの概略構成説明図である。
【図2】前記カール除去装置を構成する加熱ローラおよ
びスイングローラの斜視説明図である。
【図3】前記加熱ローラおよび前記スイングローラの側
面説明図である。
【図4】本発明に係るカール除去方法を説明するフロー
チャートである。
【図5】前記加熱ローラの加熱状態とデカール処理の開
始タイミングの説明図である。
【図6】カール量、搬送速度、温度およびラップ角の説
明図である。
【符号の説明】
10…カール除去装置 12…シート体加工シス
テム 14…シート紙ウエブ 16…ロール紙 18…ウエブ送り出し部 20…サクションドラム 30…加熱ローラ 38、44…サーボモー
タ 40…スイングローラ 42…スイングローラ駆
動手段 43…ラップ手段 70…生産情報管理回路 72…加熱条件決定回路 74…ロール径検出回路 76…センサ 78…加熱温度設定手段 80…カール量検出手段 82…ラップ時間設定手
段 84…スイングローラ位置制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状シート体を加熱ローラの周面にラ
    ップさせて前記ロール状シート体のカールを除去するた
    めのロール状シート体のカール除去方法であって、 前記ロール状シート体の材質を含むシート体情報に基づ
    いて、前記加熱ローラの加熱温度を予め設定する工程
    と、 前記ロール状シート体のカール量を検出する工程と、 前記検出されたカール量に対応して前記ロール状シート
    体を前記加熱ローラの周面にラップさせるラップ時間を
    設定する工程と、 前記加熱ローラが前記加熱温度に維持された状態で、前
    記ロール状シート体を前記設定されたラップ時間だけ該
    加熱ローラの周面にラップさせる工程と、 を有することを特徴とするロール状シート体のカール除
    去方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカール除去方法において、
    前記ロール状シート体のカール量は、該ロール状シート
    体のロール径から検出されることを特徴とするロール状
    シート体のカール除去方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のカール除去方法において、
    前記ラップ時間は、前記加熱ローラの周面に前記ロール
    状シート体をラップさせるスイングローラのラップ角度
    を制御することにより設定されることを特徴とするロー
    ル状シート体のカール除去方法。
  4. 【請求項4】ロール状シート体を加熱ローラの周面にラ
    ップさせて前記ロール状シート体のカールを除去するた
    めのロール状シート体のカール除去装置であって、 前記ロール状シート体の材質を含むシート体情報に基づ
    いて、前記加熱ローラの加熱温度を予め設定する加熱温
    度設定手段と、 前記ロール状シート体のカール量を検出するカール量検
    出手段と、 前記検出されたカール量に対応して前記ロール状シート
    体を前記加熱ローラの周面にラップさせるラップ時間を
    設定するラップ時間設定手段と、 前記加熱ローラが前記加熱温度に維持された状態で、前
    記ロール状シート体を前記設定されたラップ時間だけ該
    加熱ローラの周面にラップさせるラップ手段と、 を備えることを特徴とするロール状シート体のカール除
    去装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のカール除去装置において、
    前記ロール状シート体のカール量を該ロール状シート体
    のロール径から検出するためのロール径検出手段を備え
    ることを特徴とするロール状シート体のカール除去装
    置。
  6. 【請求項6】請求項4記載のカール除去装置において、
    前記ラップ手段は、前記加熱ローラの周面に前記ロール
    状シート体をラップさせるスイングローラと、 前記ロール状シート体の前記加熱ローラの周面に対する
    ラップ角度を変更させるスイングローラ駆動手段と、 を備えることを特徴とするロール状シート体のカール除
    去装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のカール除去装置において、
    前記スイングローラの揺動軸は、前記加熱ローラの回転
    軸と同軸に設定されることを特徴とするロール状シート
    体のカール除去装置。
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JP (1) JP2001226009A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8475877B2 (en) 2009-09-08 2013-07-02 Fujifilm Corporation Method for counteracting curling tendency of gas barrier film, method for producing gas barrier film, and method for producing electronic device

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US8475877B2 (en) 2009-09-08 2013-07-02 Fujifilm Corporation Method for counteracting curling tendency of gas barrier film, method for producing gas barrier film, and method for producing electronic device

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