JP2001225898A - 飲料サーバの冷却回路 - Google Patents

飲料サーバの冷却回路

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JP2001225898A
JP2001225898A JP2000039927A JP2000039927A JP2001225898A JP 2001225898 A JP2001225898 A JP 2001225898A JP 2000039927 A JP2000039927 A JP 2000039927A JP 2000039927 A JP2000039927 A JP 2000039927A JP 2001225898 A JP2001225898 A JP 2001225898A
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sensor
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JP2000039927A
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Isao Takeuchi
功 竹内
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Taiyo Co Ltd
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Taiyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要不可欠の場合のみ循環ポンプを駆動させ
ることができる冷却回路を開示する。 【解決手段】 容器中に充填した1次冷媒中に設けられ
てこれを冷却・氷結するための冷媒回路と、同じく前記
1次冷媒中に設けられて飲料等を通過させる飲料流路と
を備えた飲料サーバの冷却回路である。冷媒回路を運転
するコンプレッサと、前記冷媒回路の周囲の一部に設け
られ、長短2本の電極の長さ間で冷媒回路の周囲に氷結
する氷厚を制御するよう前記コンプレッサを駆動する氷
センサと、前記1次冷媒を攪拌する攪拌装置とを備え
る。攪拌装置は1次冷媒が設定温度以下になれば運転を
停止する低温センサが直列している。冷媒回路の周囲の
氷厚に応じて、氷厚が氷センサの長電極を越えればコン
プレッサの駆動を停止し、氷厚が氷センサの短電極より
薄くなればコンプレッサの駆動を開始するようリレーで
回路を開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンクに密封され
たビールなどの飲料を冷却して飲料容器に注入するため
の飲料サーバに係り、効率よく飲料を冷却することがで
きる回路に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】特に業務用のビールを
飲食者に提供する場合には常温状態に置かれたビールタ
ンクから炭酸ガスで加圧してビールサーバという冷却器
を介してジョッキに注入するのが通常である。
【0003】この場合、ビールサーバの構造としては図
1に示すように容器1中に1次冷媒である水を張って冷
媒流路2を巻回し、これとは別にビールの流路3をやは
り螺旋状に設けたものが公知である。4は1次冷媒を攪
拌するためのアジテータである。この構成では、冷媒流
路2を冷媒が流れればその回りに着氷が発生し、その氷
によって温度が適切に制御されるというものである。そ
して、図中において冷媒流路2の一部外周に2本の長さ
の異なる氷センサ5が設けられており、着氷厚がこの氷
センサ5の長短電極の間にあるように冷媒回路が運転・
停止を繰り返している。図2は上記機能を達成するため
の電気回路であり、6はコンプレッサ、7はコンプレッ
サ6の保護回路、8はコンプレッサ6のファンモータ、
9はアジテータの駆動源、10はこれらの制御スイッチ
群である。なお、回路図でも明らかなように循環ポンプ
は常時回転する構成である。
【0004】ところで、上述したように循環ポンプ4は
1次冷媒の水深による温度偏差を小さくすることを目的
として、絶えず運転状態にあるので、消費電力が大きく
なるという問題がある。また、常時運転している結果、
せっかく着氷を得たにもかかわらずこの表面が融けやす
くなるのでコンプレッサ6の駆動時間が長くなるという
さらなる電力消費面での問題も併発することになる。
【0005】本発明は上述した電力消費面の課題を解決
しようとするもので、必要不可欠の場合のみ循環ポンプ
を駆動させることができる冷却回路を開示することを目
的とする。また、質がよい融けにくい製氷を得ることに
よって、さらにコンプレッサの駆動時間を短縮すること
ができる回路を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、容器中に充填した1次冷媒中に設けられ
てこれを冷却・氷結するための冷媒回路と、同じく前記
1次冷媒中に設けられて飲料等を通過させる飲料流路と
を備えた飲料サーバの冷却回路に対して特長的な手段を
採用した。即ち、冷媒回路を運転するコンプレッサと、
冷媒回路の周囲の一部に設けられ、長短2本の電極の長
さ間で冷媒回路の周囲に氷結する氷厚を制御するよう前
記コンプレッサを駆動する氷センサと、1次冷媒を攪拌
する攪拌装置とからなる構成とし、この攪拌装置には前
記1次冷媒が設定温度以下になれば運転を停止する低温
センサを直列させるという手段を用いた。
【0007】1次冷媒としては水を例示するが、ビール
などの飲料を直接冷却する冷媒である。そして、コンプ
レッサによって駆動される冷媒回路はその周囲に着氷を
生じさせ、これによって1次冷媒の冷却を行う。氷セン
サが有している長短2本の電極は、この差分間で氷厚を
調節する機能を有している。攪拌装置は1次冷媒の深さ
方向に対する温度偏差をなくするものであるが、設定温
度以下になるとその運転を停止することによって省電力
化を図ると同時に、1次冷媒が静止状態にあることによ
る着氷の容易化を図る。
【0008】また、冷媒回路の周囲の氷厚に応じて、氷
厚が氷センサの長電極を越えればコンプレッサの駆動を
停止し、氷厚が氷センサの短電極より薄くなればコンプ
レッサの駆動を開始するようリレーで回路を開閉する手
段も選択的に採用することとした。これによって氷厚を
確実に制御できることとなる。さらに、攪拌装置に低温
センサと並列して前記リレーを接続するという手段も用
いた。この手段によると、1次冷媒が設定温度以下にな
ったときには攪拌装置が停止するが、コンプレッサが駆
動する間はこれを再運転させることになる。従って、水
中に含まれる空気を含むことの少ない氷を製氷すること
ができる。
【0009】攪拌装置としては、アジテータあるいは循
環ポンプを選択的に採用することとした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面に従って説明する。図3は好ましい形態の1つを
示した回路図であって、図2と同一の番号は同一構成を
示している。ここでは図2の回路に対して循環ポンプの
駆動源9のライン途中に低温センサ11を設けたことが
特徴である。低温センサ11は液体状態の1次冷媒にさ
らされており、設定温度以上では常閉、設定温度以下に
なると開路するようにしている。即ち、設定温度以上で
は循環ポンプ4は常時運転状態にあり、設定温度より低
くなれば運転を停止する構成である。ここで、低温セン
サ11を設けた理由は従来例の課題であった消費電力を
抑制することと、1次冷媒が比較的高温の場合には攪拌
して上下均一の温度にしなければ着氷にむらが生じる一
方、1次冷媒が氷結温度近くになれば水流を抑えるほう
が効率よく着氷するということである。なお、着氷厚に
ついては、冷媒流路に対して長短の電極を持つ氷センサ
が設けられており、この間の厚さで氷が推移する点につ
いては従来と変わるところはない。さらになお、本実施
形態では循環ポンプ4によって1次冷媒を攪拌する構成
としたが、これに代えて図4のようにアジテータ12を
利用することもあり、本質的には相互に等価の技術であ
ることはいうまでもない。図3および図4中の13は常
開リレーであり、氷センサ5の短電極より着氷が薄くな
れば制御スイッチ群10がこの信号を検知してリレー1
3が閉路し、コンプレッサ6およびファンモータ8が駆
動する。そして着氷が厚くなって長電極に至れば再び制
御スイッチ群10がこれを検知し、リレー13が常開側
に復帰してこれらが停止する構成としている。
【0011】次に、図3あるいは図4の回路を用いた場
合の動作を説明すると、先ず容器1内に1次冷媒を満た
した状態で電源を投入すると、氷センサ5は長短電極共
に氷を検知しないのでリレー13が閉路してコンプレッ
サ6およびファンモータ8が駆動し、冷媒回路の周囲に
製氷を開始する。この時点では1次冷媒の温度が低温セ
ンサ11の設定温度よりも高いので、循環ポンプ9ある
いはアジテータ12の回路は閉じられた状態、即ち運転
状態を維持する。そして、着氷厚が氷センサ5の長電極
を越えた時点でこの信号が制御スイッチ群10に出力さ
れ、これに応じてリレー13が開路してコンプレッサ6
およびファンモータ8の運転が中断する。一方、1次冷
媒の温度、即ち水温が降下して低温センサ11の設定温
度に至れば低温センサ11のスイッチは開かれ、循環ポ
ンプ9あるいはアジテータ12の運転が停止する。続い
てビール流路をビールが流れれば熱交換によって1次冷
媒が昇温し、氷が融けだすが、氷センサ5の長電極が露
出すればこれが検知され、再びコンプレッサ6が駆動す
る。なお、コンプレッサ6の再駆動は短電極が露出した
信号に起因させることも可能である。このようにして、
冷媒開路の周囲には氷センサ5の長短電極間の厚さにな
るように着氷が制御される。また、循環ポンプ9あるい
はアジテータ12は1次冷媒が設定温度よりも高くなっ
たときだけ運転するようにしているので、従来のように
常時運転される構成と比べると消費電力を抑制すること
になる。
【0012】次に、図5は別の実施形態を示した回路図
であって、図3あるいは図4の実施形態とは異なって循
環ポンプの直前に低温センサを設けると同時に、この低
温センサと並列にリレー14を設けたものである。図3
あるいは図4の回路であれば低温時には循環ポンプは全
く運転しないが、この回路にすると1次冷媒である水の
低温時に低温センサが開路している場合でも、氷センサ
5の信号に基づいてコンプレッサが駆動すれば同時に循
環ポンプも運転が開始されることになる。この回路構成
は、より質の高い製氷を行うことを目的としている。即
ち、1次冷媒は水であるから温度に相関して空気を含む
が、水温が高いときには循環ポンプあるいはアジテータ
で水を攪拌するので水中の空気はある程度大気中に放出
される。しかしながら低温になって攪拌が停止している
ときにコンプレッサ6が駆動すると、ある程度空気が放
出されているとはいえ、いまだ残留している空気が製氷
中に混ざり、冷媒回路の周囲には空気を多く含む白濁し
た比重の小さい着氷が生じることになる。従って、潜熱
を奪う機会は低くなり、冷却効果は小さくなる。これを
避けるため、製氷中に限って1次冷媒を攪拌し、水中に
溶け込んでいる空気を放出する機会を増やそうとしたも
のである。
【0013】なお、上記各実施形態ではAC100Vを
電源としているが、電力を容易に供給することを目的と
したのみであり、その他の電源から電力供給を受けるこ
とを否定するものではない。また、制御スイッチ群10
の内部回路は単に一例であって、氷センサ5の長短電極
の信号によってリレー13、14を制御できるものであ
れば広く他の回路に代替できることはいうまでもない。
【0014】
【発明の効果】本発明では、上述した構成を採用したの
で、先ず消費電力を少なくしながら効率のよい冷却回路
を設計することができるようになった。また、攪拌装置
を低温センサで制御すると共に、コンプレッサが駆動し
ている場合には優先的に攪拌装置を運転することとした
ので、空気の含有が少ない製氷を行うことができ、冷却
効率を向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷却装置の全体を示す斜視図
【図2】従来の冷却回路
【図3】本発明の第1実施形態を示す冷却回路
【図4】第1実施形態の変形例を示す冷却回路
【図5】別実施形態を示す冷却回路
【符号の説明】 1 容器 2 冷媒流路 3 ビールの流路 4 アジテータ 5 氷センサ 6 コンプレッサ 7 保護回路 8 ファンモータ 9 アジテータの駆動源 10 制御スイッチ群 11 低温センサ 12 アジテータ 13 常開リレー 14 リレー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器中に充填した1次冷媒中に設けられて
    これを冷却・氷結するための冷媒回路と、同じく前記1
    次冷媒中に設けられて飲料等を通過させる飲料流路とを
    備えた飲料サーバの冷却回路であって、前記冷媒回路を
    運転するコンプレッサと、前記冷媒回路の周囲の一部に
    設けられ、長短2本の電極の長さ間で冷媒回路の周囲に
    氷結する氷厚を制御するよう前記コンプレッサを駆動す
    る氷センサと、前記1次冷媒を攪拌する攪拌装置とから
    なり、この攪拌装置は前記1次冷媒が設定温度以下にな
    れば運転を停止する低温センサが直列した飲料サーバの
    冷却回路。
  2. 【請求項2】冷媒回路の周囲の氷厚に応じて、氷厚が氷
    センサの長電極を越えればコンプレッサの駆動を停止
    し、氷厚が氷センサの短電極より薄くなればコンプレッ
    サの駆動を開始するようリレーで回路を開閉する請求項
    1記載の飲料サーバの冷却回路。
  3. 【請求項3】攪拌装置には、低温センサと並列して、請
    求項2記載のリレーが接続している飲料サーバの冷却回
    路。
  4. 【請求項4】攪拌装置はアジテータである請求項1〜3
    のいずれか記載の飲料サーバの冷却回路。
  5. 【請求項5】攪拌装置は循環ポンプである請求項1〜3
    のいずれか記載の飲料サーバの冷却回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006336980A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Hoshizaki Electric Co Ltd 飲料冷却装置
WO2014123842A1 (en) * 2013-02-06 2014-08-14 H. C. Duke & Son Llc Chilled food product dispenser and method with adaptive control of refrigeration system
JP2014169124A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Hoshizaki Electric Co Ltd 飲料ディスペンサ
JP2019123513A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 株式会社リード 飲料水用サーバの製氷装置

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