JP4147026B2 - 冷飲料供給装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷水タンク内に浸漬した流通管に飲料を流通させることで冷飲料を供給する形式の冷飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の冷飲料供給装置の一例である冷水機として、特開2001−133109公報に記載されたものが知られている。これは図9に示すように、冷水タンク1内に、冷凍サイクルの一部を構成する冷却器2(蒸発パイプ)を周壁に沿うように螺旋巻きして配設する一方、この冷却器2の内側に流通管3を配設し、さらに流通管3の内側にモータ4で駆動される撹拌部材5(インペラ)を突入させた構造となっている。そして、貯氷センサ6の検知に基づいて冷凍サイクルを入り切りし、またその間撹拌部材5で撹拌することにより、冷却器2の回りに所定量の氷層を生成しつつ冷水タンク1内に貯留された冷却用水Wを冷却し、係る状態で流通管3に常温の飲用水を流通させることで冷水が注出されるようになっている。
【0003】
ここで、冷却器2の回りに氷層ができる過程、特に初めて氷ができる場合や、冷水を大量に連続して注出した結果冷却器2の回りにあった氷層が全て融けて、改めて氷ができる場合を見ると、以下のような現象を呈する。
図10に示すように、冷却器2の温度が次第に低下し、かつ撹拌モータ4が駆動されている状態で、冷水タンク1内の冷却用水Wの温度が次第に低下して過冷却域に入り、例えば−5℃程度になったところで衝撃等が誘因となって冷却器2に着氷が始まる。このとき、上記の−5℃に低下していた水温はほとんど瞬時に0℃付近まで上昇し、それとともに冷水タンク1内でシャーベット状の氷が生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、上記のような現象は流通管3内でも発生する。流通管3内の水温は周囲の冷却用水Wの水温とほぼ等しい温度になっている。例えば、−1.5℃程度の過冷却域に冷却された状態で少量(10〜50cm3 程度)の注出を行うと、注出時の衝撃や圧力変化等の状態の変化に起因して、流通管3内にもシャーベット状の氷が生成され、流通管3内が詰まるおそれがある。流通管3が一旦詰まると、シャーベット状の氷が融けるまで、数十分間にもわたって注出ができない場合があった。
このような流通管3の詰まりの現象は、過冷却時の冷却用水Wの温度が低いほど発生しやすくなっている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、流通管内での凍結を防止するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、冷却用水の貯留された冷水タンク内には、冷凍装置と接続された冷却器と、飲料の流通管と、撹拌部材とが浸漬され、前記冷却器の回りに氷層を形成しかつ撹拌部材で撹拌しつつ冷却用水を冷却し、その中で前記流通管に飲料を流通させることにより冷飲料を供給するようにした冷飲料供給装置において、前記冷水タンク内の冷却用水の温度を検知する水温検知手段と、前記冷却用水が冷却される過程で過冷却域に至る手前の所定温度に低下したことが前記水温検知手段で検知された場合に前記撹拌部材の駆動を停止し、かつその後、前記冷却器に着氷が生ずるときまでに必要な時間が経過したときに前記撹拌部材の駆動を再開する撹拌部材駆動制御手段とを設けた構成としたところに特徴を有する。
【0006】
また請求項2の発明は、冷却用水の貯留された冷水タンク内には、冷凍装置と接続された冷却器と、飲料の流通管と、撹拌部材とが浸漬され、前記冷却器の回りに氷層を形成しかつ撹拌部材で撹拌しつつ冷却用水を冷却し、その中で前記流通管に飲料を流通させることにより冷飲料を供給するようにした冷飲料供給装置において、前記冷水タンク内の冷却用水の温度を検知する水温検知手段と、前記冷却用水が冷却される過程で過冷却域に至る手前の所定温度に低下したことが前記水温検知手段で検知された場合に前記撹拌部材の駆動を停止し、かつその後に過冷却状態にあった前記冷却用水の水温が0℃付近に上昇したことが前記水温検知手段を介して検知された場合に前記撹拌部材の駆動を再開させる撹拌部材駆動制御手段と、前記撹拌部材が停止したのち前記冷却器に着氷が生ずるときまでに必要な時間が経過しても未だ撹拌部材が駆動されていない場合に、この撹拌部材の駆動を強制的に再開させる駆動補償手段とを設けた構成としたところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
冷却用水が冷却されて過冷却域に至る手前の所定の水温になると、撹拌部材の駆動が一旦停止され、定められた時間経過後に再駆動される。この撹拌部材の停止に伴い、冷却用水が過冷却域ではあっても比較的高い温度で着氷が開始される。その結果、着氷開始時にあっても流通管の回りの冷却用水の温度は、比較的高い温度に留められ、また過冷却域にある時間も短いから、流通管内でシャーベット状の氷が生成されること、すなわち凍結する可能性は大幅に抑えられる。もって、流通管の詰まりを防止することができる。
【0008】
<請求項2の発明>
冷却用水が冷却されて過冷却域に至る手前の所定の水温になると、撹拌部材の駆動が停止される。そののち着氷があって冷却用水の温度上昇が検知されると、撹拌部材は再駆動される。仮に、着氷時における冷却用水の温度上昇が小さくてそれが検知できなかったとしても、撹拌部材の停止から定められた時間が経過すると、駆動補償手段の機能により、強制的に撹拌部材が再駆動される。
撹拌部材の停止に伴い、冷却用水が過冷却域ではあっても比較的高い温度で着氷が開始される。その結果、着氷開始時にあっても流通管の回りの冷却用水の温度は、比較的高い温度に留められ、また過冷却域にある時間も短いから、流通管内でシャーベット状の氷が生成されること、すなわち凍結する可能性は大幅に抑えられる。もって、流通管の詰まりを防止することができる。
それに加え、着氷後の撹拌部材の再駆動を確実に行うことができ、安定した冷却能力を担保し、また部分的に氷が成長することが未然に防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図4によって説明する。この実施形態では、給茶機に設けられた冷水の供給部分を例示している。
図1において、符号10は冷水タンクであって、周囲を断熱材11により覆われており、オーバフローパイプ等を装備することで、所定水位まで冷却用水Wが貯留可能とされているとともに、底面の中心には開閉機能を有する排水管12が設けられている。
【0010】
冷水タンク10内には、蒸発パイプを疎巻きの螺旋形に回曲してなる冷却器14が、内周面の内側に沿うように配されている。この冷却器14は、図示しない冷凍装置と冷媒配管により循環接続され、周知の冷凍サイクルが構成されている。冷却器14のさらに内側には、流通管15が配されている。この流通管15は、熱伝導性に優れた素材からなるパイプを小径の円筒形に密着巻きすることで形成されており、流入口15A側は給水バルブ16を介して水道水等の水供給源17に接続され、また流出口15B側は、各注出口と対応した注水バルブ18に分岐して接続されている。
流通管15内の中心には、下端にインペラ20(撹拌部材)を備えたシャフト21が上方から挿入されている。シャフト21の上端にはモータ22が連結され、モータ22の駆動力によりインペラ20が回転駆動されるようになっている。また、冷却器14の内側の面には、一対の電極を備えた貯氷センサ24が設けられている。
【0011】
通常の運転時には、冷水タンク10内に冷却用水Wを貯留して冷凍装置を作動させると、冷媒配管内を循環される冷媒は冷却器14内で気化され、そのときに生じる吸熱作用により冷却器14付近の冷却用水Wが冷却されて氷層が生成され、この氷層の潜熱により冷却用水Wが冷却される。同時に、モータ22が駆動されてインペラ20が回転することによって冷却用水Wが撹拌され、冷却用水Wを万遍なく冷却し、また冷却器14に対して一様に氷層ができることを図っている。また、貯氷センサ24を氷が覆ってこれが検知されたところで冷凍装置を停止し、逆に氷が融けて貯氷センサ24が露出したところで冷凍装置の運転を再開するように制御されることで、氷層の量もほぼ一定に保持される。
この間、冷水または冷茶の注出スイッチが操作されると、給水バルブ16と対応する注出バルブ18とが開放され、水道水が流通管15に導入されてその中を流通する間に冷却用水Wと熱交換して冷却され、冷水となって注出口に向けて吐出される。
【0012】
さてこの実施形態では、冷却器14の回りに初めて氷ができる場合等に、流通管15内が凍結することを防止する手段が講じられている。
そのため図1に示すように、流通管15の上端付近における冷却器14との間の位置に、冷却用水Wの温度を検知するサーミスタ30が設けられている。
また、図2に示すように、このサーミスタ30からの検知温度に基づいて、インペラ20を回転駆動する撹拌モータ22の駆動を制御する制御手段31が装備されている。この制御手段31にはタイマ32が付設されている。
【0013】
続いて本実施形態の作用を、図3のフローチャート並びに図4のタイミングチャートを参照しつつ説明する。
稼働を開始すべく電源を入れたとき、若しくは稼働途中でも冷水を大量に連続して注出した場合には冷却器14への着氷はなく、冷却器14の回りに新たに若しくは改めて氷層が形成されることになる。
まず、サーミスタ30で検知された冷却用水Wの温度が0℃前後のときは、冷却器14に着氷があると判断されて、撹拌モータ22は連続駆動される。
一方、冷却用水Wの温度が例えば5℃以上である場合は、冷却器14に着氷していないと判断され、このときは冷却用水Wの温度が1℃に低下するまでは、同様に撹拌モータ22が連続駆動される。そして、冷却用水Wの温度が1℃となったところで、撹拌モータ22が停止される。それとともにタイマ32がスタートし、撹拌モータ22の停止後に10分が経過したら、撹拌モータ22は再駆動される。
【0014】
上記において、撹拌モータ22が停止し、すなわちインペラ20による撹拌動作が停止すると、冷却器14と冷却用水Wとの間の熱交換が減少し、冷却器14の温度が急激に低下する。また、それまでほぼ均一であった冷却用水Wの温度は、冷却器14の入口14A付近で特に冷却が促進される。例えば図4に示すように、冷水タンク10の上部側の水温が急激に過冷却域まで下がるのに対して、冷水タンク10の下部側の水温は、引き続き1℃程度に留められる。
【0015】
冷却用水Wが過冷却域に入ると、所定の環境が整ったところで冷却器14に対して着氷が開始されるが、特に撹拌動作が停止されていて冷却用水Wが動いていないから、着氷しやすい環境にあると言える。そのため例えば、過冷却域ではあっても−1℃程度の比較的高い温度で着氷が開始され、それとともに冷水タンク10内でシャーベット状の氷が生成される。一方着氷開始に伴い、過冷却状態にあった冷水タンク10の上部側の水温は、0℃付近に急激に上昇する。
【0016】
ここで流通管15内でも、特に回りの冷却用水Wが過冷却域に至る上部側では、その内部の水温も過冷却域になる可能性があることから、例えば少量(10〜50cm3 程度)の注出が行われる等に起因して、内部にシャーベット状の氷が生成される可能性を孕んでいる。
しかしながら上記したように、着氷開始に至るまでに最も低温となり得る冷水タンク10の上部側でも、過冷却域のうちの比較的高い温度に低下するに留められ、また過冷却域にある時間も短いことから、流通管15内の最も低温となり得る上部側でも、シャーベット状の氷が生成される可能性は小さくなる。また、仮にシャーベット状の氷が生成されたとしても、それは流通管15内の上部側に限られて量も少ない。その結果、流通管15が詰まることは回避される。
撹拌モータ22が再度駆動されると、インペラ20による撹拌が再開されることで、冷却用水Wは冷水タンク10内の全域にわたりほぼ0℃に維持される。
【0017】
以上説明したように本実施形態によれば、冷却用水Wが冷却されて過冷却域の手前の1℃程度の水温になったところで、10分の間撹拌モータ22を停止させ、すなわち撹拌動作を停止させるようにしたから、冷却用水Wが過冷却域ではあっても比較的高い温度で着氷が開始される。その結果、着氷開始時にあっても流通管15の回りの冷却用水Wの温度は、比較的高い温度に留められ、また過冷却域にある時間も短いから、流通管15内でシャーベット状の氷が生成される可能性は大幅に小さくなる。もって、流通管15の詰まりが防止される。
また、撹拌モータ22の停止時間を設けたことで、その耐用寿命を延ばすことができ、またランニングコストの削減にも寄与できる。
【0018】
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を図5ないし図8によって説明する。この第2実施形態では、撹拌モータ22の駆動制御に変更が加えられている。
まず、基本的な駆動制御を図6と図7とを参照して説明する。冷却器14に着氷していないと判断されると、冷却用水Wの温度が1℃に低下するまでは引き続いて撹拌モータ22が駆動される。そして、冷却用水Wの温度が1℃となったところで撹拌モータ22が停止される。
こうすることにより、上記第1実施形態で説明したとおり、特に冷水タンク10内の上部側において、冷却用水Wが過冷却域に入ったのちの−1℃程度といった比較的高い温度で着氷が開始され、それとともに冷水タンク10内でシャーベット状の氷が生成される。
【0019】
一方着氷開始に伴い、過冷却状態にあった冷水タンク10の上部側の水温は、0℃付近に急激に上昇する。この水温の急激な上昇がサーミスタ30を介して検知されると、着氷があった判断されて(図7の「着氷検知?」が「YES」)、撹拌モータ22が再駆動される。
係る制御によっても、第1実施形態と同様に、着氷開始時でも流通管15の回りの冷却用水Wの温度は、比較的高い温度に留められ、また過冷却域にある時間も短いから、流通管15内でシャーベット状の氷が生成されるのを極力避けることができる。
【0020】
上記の制御において、例えば外気温度が低い場合等では、図8に示すように、撹拌モータ22の停止後に、冷水タンク10内の上部側の冷却用水Wが過冷却域に入って直ぐに着氷が開始されることがある。そうすると、着氷時の温度上昇はごく僅かに留められるために、サーミスタ30がこれを検知できない可能性がある。そうすると、着氷があったにも拘わらず撹拌モータ22が停止したままとなる。すなわち、冷水タンク10内で撹拌がなされないため、着氷量並びに冷却用水Wの温度も場所によってばらつきができ、冷却能力が安定しない嫌いがある。また例えば、貯氷センサ24で検知されることなく冷水タンク10内の下部側から氷が成長する場合、インペラ20が凍り付くおそれもある。
【0021】
そこでこの第2実施形態では、図5に示すように、撹拌モータ22の駆動を制御する制御手段41に対して、タイマ42とともに、駆動補償手段43が付設されている。
この駆動補償手段43を含めた駆動制御の作用は、以下のようである。冷却器14に着氷がない場合には、冷却用水Wの温度が1℃に下がったところで、これまで駆動されていた撹拌モータ22が停止される。それとともにタイマ42がカウントを開始する。
そののち、冷却用水Wが過冷却域に入って着氷が開始されるが、そのときの水温の急激な上昇がサーミスタ30を介して検知されると、上記したように着氷があった判断されて(図7の「着氷検知?」が「YES」)、撹拌モータ22が再駆動される。
【0022】
一方、着氷時の温度上昇が小さ過ぎて、着氷が検知されなかったとしても(図7の「着氷検知?」が「NO」)、撹拌モータ22の停止時から10分が経過すると、タイマ42からの信号を受けて撹拌モータ22が再駆動される。すなわちそれ以降は、冷水タンク10内が撹拌されることで、着氷量が一様となり、また冷却用水Wも全域にわたってほぼ0℃に維持される。
その結果、安定した冷却能力を発揮でき、また部分的に氷が成長することが防がれる。
【0023】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)撹拌モータの停止制御を行う温度は、上記実施形態に例示した1℃に限らず、過冷却域に入る手前の適当な温度であってよい。
(2)撹拌モータを停止する時間は、上記各実施形態に示した10分間に限らず、使用条件等に応じて適正な時間を選択すればよい。
(3)本発明は、冷水に限らず、ジュース、コーヒ等の他の飲料を冷却して供給する冷飲料冷却装置全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る縦断面図及びブロック図
【図2】 撹拌部材の駆動制御機構のブロック図
【図3】 動作を示すフローチャート
【図4】 各部温度と撹拌モータの駆動の関係を示すタイミングチャート
【図5】 第2実施形態に係る撹拌部材の駆動制御機構のブロック図
【図6】 基本制御における冷水タンク内水温と撹拌モータの駆動の関係を示すタイミングチャート
【図7】 動作を示すフローチャート
【図8】 補償制御された場合の冷水タンク内水温と撹拌モータの駆動の関係を示すタイミングチャート
【図9】 従来例の概略断面図
【図10】 その各部温度と撹拌モータの駆動の関係を示すタイミングチャート
【符号の説明】
W…冷却用水 10…冷水タンク 14…冷却器 15…流通管 20…インペラ(撹拌手段) 22…モータ 30…サーミスタ(水温検知手段) 31…制御手段 32…タイマ 41…制御手段 42…タイマ 43…駆動補償手段

Claims (2)

  1. 冷却用水の貯留された冷水タンク内には、冷凍装置と接続された冷却器と、飲料の流通管と、撹拌部材とが浸漬され、前記冷却器の回りに氷層を形成しかつ撹拌部材で撹拌しつつ冷却用水を冷却し、その中で前記流通管に飲料を流通させることにより冷飲料を供給するようにした冷飲料供給装置において、
    前記冷水タンク内の冷却用水の温度を検知する水温検知手段と、
    前記冷却用水が冷却される過程で過冷却域に至る手前の所定温度に低下したことが前記水温検知手段で検知された場合に前記撹拌部材の駆動を停止し、かつその後、前記冷却器に着氷が生ずるときまでに必要な時間が経過したときに前記撹拌部材の駆動を再開する撹拌部材駆動制御手段とを設けたことを特徴とする冷飲料供給装置。
  2. 冷却用水の貯留された冷水タンク内には、冷凍装置と接続された冷却器と、飲料の流通管と、撹拌部材とが浸漬され、前記冷却器の回りに氷層を形成しかつ撹拌部材で撹拌しつつ冷却用水を冷却し、その中で前記流通管に飲料を流通させることにより冷飲料を供給するようにした冷飲料供給装置において、
    前記冷水タンク内の冷却用水の温度を検知する水温検知手段と、
    前記冷却用水が冷却される過程で過冷却域に至る手前の所定温度に低下したことが前記水温検知手段で検知された場合に前記撹拌部材の駆動を停止し、かつその後に過冷却状態にあった前記冷却用水の水温が0℃付近に上昇したことが前記水温検知手段を介して検知された場合に前記撹拌部材の駆動を再開させる撹拌部材駆動制御手段と、
    前記撹拌部材が停止したのち前記冷却器に着氷が生ずるときまでに必要な時間が経過しても未だ撹拌部材が駆動されていない場合に、この撹拌部材の駆動を強制的に再開させる駆動補償手段とを設けたことを特徴とする冷飲料供給装置。
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