JP2001130697A - 炭酸水ディスペンサおよびその運転方法 - Google Patents

炭酸水ディスペンサおよびその運転方法

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JP2001130697A
JP2001130697A JP31533599A JP31533599A JP2001130697A JP 2001130697 A JP2001130697 A JP 2001130697A JP 31533599 A JP31533599 A JP 31533599A JP 31533599 A JP31533599 A JP 31533599A JP 2001130697 A JP2001130697 A JP 2001130697A
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修治 嘉戸
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和彦 井上
Toshinari Hirakawa
俊成 平川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品を低減して装置の小型化を図ると共
に、高濃度の炭酸水を安定して製造する。 【解決手段】 カーボネータタンク12の上端部に、ガ
ス供給管30と第1供給管18が接続され、両管30,
18からタンク内に供給される炭酸ガスと飲料水とがカ
ーボネーションされて炭酸水が製造される。カーボネー
タタンク12の外周に、冷凍装置26から導出する蒸発
器24が巻回状態で配設され、冷凍運転に際して蒸発器
24に冷媒を循環供給することで炭酸水を冷却する。カ
ーボネータタンク12に、炭酸水の温度を検知する水温
検出センサ16が配設される。冷凍装置26は、水温検
出センサ16が上限温度を検知すると運転されて炭酸水
の冷却を行ない、水温検出センサ16が下限温度を検知
すると運転を停止するよう運転制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炭酸水ディスペ
ンサおよびその運転方法に関し、更に詳細には、炭酸ガ
スが印加されたカーボネータタンクに冷却された飲料水
を供給してカーボネーションすることで炭酸水を製造す
る炭酸水ディスペンサおよびその運転方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】炭酸水ディスペンサで高濃度の炭酸水を
製造して注出するためには、その基となる炭酸ガスを迅
速かつ効率良く飲料水に吸収させるのが不可欠であり、
特にカーボネーションする際の飲料水に冷水を使用する
ことが効果的であることが一般に知られている。従来の
炭酸水ディスペンサの概略構造を、図8を参照して説明
すれば、内部に冷却用水が貯溜された水槽40の内部
に、該冷却用水に浸漬する状態でカーボネータタンク4
2が配設され、該カーボネータタンク42の上端部に
は、飲料水を供給する第1供給管44および炭酸ガスを
供給するガス供給管46が夫々接続されている。第1供
給管44は、カーボネータタンク42に至るまでの上流
側の部分がコイル状に成形され、この冷却コイル部が冷
却用水に浸漬されている。また、第1供給管44の冷却
コイル部から更に上流側に延在する途次には給送ポンプ
48が配設されており、この給送ポンプ48を駆動する
ことで飲料水がカーボネータタンク42に供給されるよ
うになっている。
【0003】前記カーボネータタンク42の下端部に
は、該タンク内で製造された炭酸水を注出バルブ50に
給送する第2供給管52が連通接続されている。この第
2供給管52は、注出バルブ50に至るまでの延在途次
の部分が、前記第1供給管44と同様にコイル状に成形
されており、該冷却コイル部が冷却用水に浸漬されてい
る。また前記水槽40の内部には、コイル状に成形され
た蒸発器54が、内側面に接するようにして所要の領域
に亘って配設されている。なお、前記第2供給管52に
おける冷却コイル部の内側に、その軸心に沿って回転軸
58を整列させた状態で攪拌羽根56が配置され、該攪
拌羽根56を水槽40の上方に配置された攪拌モータ6
0により回転駆動することで冷却用水を攪拌して、水温
の均一化を図るよう構成されている。
【0004】前記炭酸水ディスペンサでは、冷凍運転に
より冷媒が供給される前記蒸発器54の表面に冷却用水
の一部が氷結し、この氷を介して冷却用水が冷却され
る。そして、この冷却用水に浸漬されている前記カーボ
ネータタンク42が、冷却用水の冷却に伴って冷却さ
れ、所要のタイミングにおいて炭酸ガスが所定圧に至る
までタンク内に印加される。しかる後、前記給送ポンプ
48が運転されて第1供給管44を介して飲料水がカー
ボネータタンク42の内部に噴射供給されるが、この飲
料水は、前記冷却コイル部を通過する際に冷却用水によ
って所定温度にまで冷却される。また飲料水の噴射圧力
は、カーボネータタンク42に印加された炭酸ガスの圧
力より高い圧力に設定され、飲料水に炭酸ガスが混合さ
れるカーボネーションにより炭酸水が製造される。
【0005】前記カーボネータタンク42で製造された
炭酸水は、前記注出バルブ50が開放状態になる都度
に、炭酸ガスの背圧により前記第2供給管52を介して
注出バルブ50に給送される。この炭酸水は、第2供給
管52に成形された冷却コイル部を通過する際に、前記
攪拌羽根56で攪拌されて均一温度に保持されている冷
却用水によって所定温度に冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記炭酸水ディスペン
サでは、前記カーボネータタンク42、第1供給管44
および第2供給管52の夫々の冷却コイル部、蓄熱材と
しての氷を氷結させるための蒸発器24および攪拌羽根
56を、前記水槽40内に配設している。すなわち、構
成部品が多いために水槽40が大型化することで装置全
体が大型化し、必然的に製造コストが上昇する難点があ
る。しかも、炭酸水の注出杯数や、注出量等によって注
出温度が変動し、炭酸水のガスボリュームが安定しなく
なる。また炭酸水ディスペンサでは、カーボネータタン
ク42に供給される飲料水を、蒸発器54で生成した氷
により冷却しているため、該氷の蓄氷量によって高濃度
の炭酸水を製造する能力が決定されるが、夏場のように
飲料水の水源温度が比較的高くなる時期には、飲料水が
充分に冷却されず、炭酸水のガスボリュームが大きく変
動する問題が指摘される。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、構成部品を低減して装置の小型化
を図ると共に、高濃度の炭酸水を安定して製造し得る炭
酸水ディスペンサおよびその運転方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る炭酸水ディスペン
サは、炭酸ガスを印加したカーボネータタンクに飲料水
を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサにおい
て、前記カーボネータタンクの外周に、冷凍装置から導
出する蒸発器が巻回されると共に、前記カーボネータタ
ンクの内部に、前記冷凍装置を運転制御して炭酸水を所
定温度に冷却保持する制御手段を配設したことを特徴と
する。
【0009】前記課題を克服し、所期の目的を達成する
ため、本願の別の発明に係る炭酸水ディスペンサの運転
方法は、炭酸ガスを印加したカーボネータタンクに飲料
水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサにお
いて、前記カーボネータタンクの内部に配設した水位セ
ンサが満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置か
ら導出する蒸発器が外周に巻回された前記カーボネータ
タンクに飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、前
記カーボネータタンクの内部に配設した水温検出センサ
が下限温度を検知した際に、飲料水を一定時間または一
定量だけ供給すると共に、一定時間の経過後に、飲料水
の供給により下限温度を検知しなくなった前記水温検出
センサが再び下限温度を検知したことを条件として、飲
料水を一定時間または一定量だけ供給する運転を、前記
水位センサが満水を検知するまで継続し、前記水位セン
サが満水を検知している状態では、前記冷凍装置を、前
記水温検出センサの上限温度検知で運転を開始すると共
に下限温度検知で運転を停止するよう運転することを特
徴とする。
【0010】前記課題を克服し、所期の目的を達成する
ため、本願の別の発明に係る炭酸水ディスペンサの運転
方法は、炭酸ガスを印加したカーボネータタンクに飲料
水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサにお
いて、前記カーボネータタンクの内部に配設した水位セ
ンサが満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置か
ら導出する蒸発器が外周に巻回された前記カーボネータ
タンクに飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、前
記カーボネータタンクの内部に配設した水温検出センサ
が下限温度を検知した際に飲料水の供給を再開すると共
に、この飲料水の供給により水温検出センサが上限温度
を検知した際に飲料水の供給を停止する運転を、前記水
位センサが満水を検知するまで継続し、前記水位センサ
が満水を検知している状態では、前記冷凍装置を、前記
水温検出センサの上限温度検知で運転を開始すると共に
下限温度検知で運転を停止するよう運転することを特徴
とする。
【0011】前記課題を克服し、所期の目的を達成する
ため、本願の別の発明に係る炭酸水ディスペンサの運転
方法は、炭酸ガスを印加したカーボネータタンクに飲料
水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディスペンサにお
いて、前記カーボネータタンクの内部に配設した水位セ
ンサが満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置か
ら導出する蒸発器が外周に巻回された前記カーボネータ
タンクに飲料水を所定量供給して給水を一旦停止し、前
記カーボネータタンクの内部に配設した水温検出センサ
が下限温度を検知した際に飲料水の供給を再開すると共
に、この飲料水の供給により水温検出センサが上限温度
を検知した際に飲料水の供給を停止する運転を、前記水
位センサが満水を検知するまで継続し、前記水位センサ
が満水を検知している状態では、前記カーボネータタン
クの内面に氷結する氷の厚みを検知する氷厚センサによ
り前記冷凍装置の運転を制御することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る炭酸水ディス
ペンサおよびその運転方法につき、好適な実施例を挙げ
て、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0013】
【第1実施例】図1に示すように、第1実施例に係る炭
酸水ディスペンサ10は、1日に必要な炭酸水を貯溜し
得る容量に設定されたカーボネータタンク12を備え、
該タンク12は熱伝導性の高い材料で形成されている。
カーボネータタンク12の上端部に、炭酸ガスの供給源
に接続するガス供給管30が接続され、該供給管30を
介して炭酸ガスが所定圧に至るまでタンク内に印加され
るようになっている。また図示しない水源(水道)に接続
する第1供給管18が、給送ポンプ20を介してカーボ
ネータタンク12の上端部に配設した噴射ノズル22に
接続されており、該給送ポンプ20を運転することで飲
料水が噴射ノズル22からカーボネータタンク12の内
部に噴射供給されるよう構成される。この飲料水の噴射
圧力は、カーボネータタンク12に印加された炭酸ガス
の圧力より高い圧力に設定されており、飲料水の噴射供
給により炭酸ガスとのカーボネーションが行なわれて炭
酸水が製造されるようになっている。なお、カーボネー
タタンク12で製造された炭酸水を注出バルブ32に供
給する第2供給管34が、図に示すように、その開放端
をカーボネータタンク12の内底部近傍に臨ませてい
る。
【0014】前記カーボネータタンク12の外周には、
冷凍装置26から導出する蒸発器24が巻回状態で配設
され、冷凍運転に際して該蒸発器24に冷媒が循環供給
されることで、タンク12内に貯溜されている炭酸水を
冷却するよう構成される。なお、蒸発器24が設置され
る範囲は、図に示す如く、カーボネータタンク12の底
部近傍から該タンク12の高さ方向の略中央部に至る位
置までに設定されている。またカーボネータタンク12
の外周部には、蒸発器24を覆う所要厚みの断熱材28
が設けられており、該断熱材28によってカーボネータ
タンク12は断熱状態で保護される。
【0015】前記カーボネータタンク12には、第1供
給管18を介して供給される飲料水の供給量を制御する
水位センサ14と、炭酸水の温度を検知する制御手段と
しての水温検出センサ16とが配設されている。水位セ
ンサ14は、カーボネータタンク12の内部において上
下方向に離間して配設した上限スイッチ14a、中間ス
イッチ14bおよび下限スイッチ14cを備え、各スイ
ッチ14a,14b,14cの位置まで炭酸水が貯溜され
たときに当該のスイッチ14a,14b,14cがON作
動することで貯溜量(水位)を検知するよう構成される。
また水位センサ14は、図示しない制御装置に電気的に
接続されており、下限スイッチ14cが炭酸水を検知し
ていない状態(OFF状態)で、前記給送ポンプ20を運
転して飲料水を供給すると共に、上限スイッチ14aが
炭酸水を検知(満水検知)したときに給送ポンプ20の運
転を停止して飲料水の供給を停止するよう構成される。
【0016】前記水温検出センサ16は、その検知片1
6aをカーボネータタンク12の内底部近傍に臨ませた
状態で配設されると共に、該センサ16は前記制御装置
に電気的に接続されている。そして制御装置では、水温
検出センサ16が予め設定した上限温度を検知すると前
記冷凍装置26を運転して炭酸水の冷却を行ない、水温
検出センサ16が予め設定した下限温度を検知すると冷
凍装置26の運転を停止するよう運転制御することで、
カーボネータタンク12内の炭酸水を所定温度に冷却保
持するよう構成される。なお冷凍装置26は、前記水位
センサ14が満水(上限スイッチ14aのON状態)を検
知するまでは連続運転され、満水を検知している状態で
は前述したように水温検出センサ16の検知温度に応じ
て運転制御される。
【0017】
【第1実施例の作用】次に、第1実施例に係る炭酸水デ
ィスペンサの運転方法につき説明する。炭酸水ディスペ
ンサ10の運転のため電源を投入した際には、前記カー
ボネータタンク12の内部は、前記下限温度より高くな
っているから、前記水温検出センサ16は下限温度を検
知しておらず、前記冷凍装置26の運転が開始される。
また前記水位センサ14の下限スイッチ14cはOFF
状態であるので、前記給送ポンプ20の運転が開始され
ることにより第1供給管18を介して飲料水がカーボネ
ータタンク12に供給される。なお、カーボネータタン
ク12内には、炭酸ガスの供給源に接続するガス供給管
30を介して炭酸ガスが所定圧に至るまで印加されてお
り、炭酸ガス圧よりも高い水圧でタンク12内に噴射さ
れる飲料水が炭酸ガスとカーボネーションされて炭酸水
が製造される。
【0018】前記飲料水の供給は、前記水位センサ14
の上限スイッチ14aがON作動する満水検知まで継続
され、該スイッチ14aがON作動することで前記給送
ポンプ20の運転が停止して飲料水の供給が停止され
る。また炭酸水が満水状態に至るまでは、前記冷凍装置
26が連続運転されて、カーボネータタンク12内の炭
酸水を冷却しているので、飲料水と炭酸ガスとのカーボ
ネーションが効率的になされ、高濃度の炭酸水(炭酸飽
和水)が得られる。
【0019】図2に示すように、前記冷凍装置26の連
続運転により炭酸水が冷却され、前記水温検出センサ1
6が下限温度を検知したときには、冷凍装置26の運転
が停止(OFF)される。そして、冷凍装置26の運転停
止によりカーボネータタンク12内の炭酸水の温度は徐
々に上昇し、水温検出センサ16が上限温度を検知した
ときには、冷凍装置26の運転を再開(ON)する。この
ように、水温検出センサ16の検知温度によって冷凍装
置26の運転を制御することで、炭酸水の温度を所定温
度に冷却保持することができる。なお、前記制御装置で
は、炭酸水が所定温度に冷却保持されている間は、図示
しないディスプレイやランプ等により適温表示する。ま
た、前記注出バルブ32を開放して炭酸水を注出するこ
とでカーボネータタンク12内の水位が低下した際に
は、前記給送ポンプ20が運転されて第1供給管18を
介して飲料水がカーボネータタンク12に供給される。
【0020】すなわち、第1実施例の炭酸水ディスペン
サ10では、冷凍装置26によりカーボネータタンク1
2に貯溜されている炭酸水を直に冷却するよう構成した
ので、飲料水や炭酸水を冷却する冷却コイル部、氷を畜
氷する水槽、冷却用水を攪拌する攪拌羽根や攪拌モータ
等が不要となり、構成部品を低減して装置の小型化を達
成し得る。しかも、カーボネータタンク12に貯溜され
ている炭酸水の温度を検知して冷凍装置26の運転を制
御しているので、水源温度の変化や注出杯数等に影響さ
れることなく、常に一定温度および一定濃度の炭酸水を
注出することができる。
【0021】
【第2実施例】第2実施例に係る炭酸水ディスペンサ1
0は、前記第1実施例と基本的に構成が共通であるの
で、第1実施例と相違する部分についてのみ説明する。
前記カーボネータタンク12には、図3に示す如く、前
記水位センサ14および水温検出センサ16の他に、制
御手段としての氷厚センサ36が配設されている。この
氷厚センサ36は、前記蒸発器24が配設されている部
位に配設されて、上下方向に僅かの距離で離間した一対
の検知片36a,36aを、タンク内面から所定長さだ
け内方に延出する状態で配設されている。この氷厚セン
サ36では、両検知片36a,36aを覆うまで成長し
た氷を介して通電状態となったときにON作動すると共
に、氷が両検知片36a,36aを覆わなくなって非通
電状態となったときにOFF作動するよう設定される。
そして、該氷厚センサ36が電気的に接続される前記制
御装置は、該センサ36のON作動により前記冷凍装置
26の運転を停止させると共に、OFF作動により冷凍
装置26の運転を再開するよう制御する。
【0022】なお第2実施例では、前記水温検出センサ
16は、冷凍装置26の運転制御に寄与しないよう設定
されており、前記氷厚センサ36により冷凍装置26を
運転制御することで所定温度に冷却保持される炭酸水の
適温表示のために用いられる。従って、第2実施例にお
いては、水温検出センサ16を省略することが可能であ
る。
【0023】
【第2実施例の作用】次に、第2実施例に係る炭酸水デ
ィスペンサの運転方法につき説明する。炭酸水ディスペ
ンサ10の運転のため電源を投入した際には、前記氷厚
センサ36の両検知片36a,36aは氷で覆われてい
ないので、該センサ36はOFF状態であり、前記冷凍
装置26の運転が開始される。また前記水位センサ14
の下限スイッチ14cはOFF状態であるので、前記給
送ポンプ20の運転が開始されることにより第1供給管
18を介して飲料水がカーボネータタンク12に供給さ
れる。そして、予めカーボネータタンク12内に印加さ
れている炭酸ガスの圧力よりも高い水圧でタンク12内
に噴射される飲料水が炭酸ガスとカーボネーションされ
て炭酸水が製造される。
【0024】前記飲料水の供給は、前記水位センサ14
の上限スイッチ14aがON作動するまで継続され、該
スイッチ14aがON作動することで前記給送ポンプ2
0の運転が停止して飲料水の供給が停止される。また炭
酸水が満水状態に至るまでは、前記冷凍装置26が連続
運転されて、カーボネータタンク12内の炭酸水を冷却
しているので、飲料水と炭酸ガスとのカーボネーション
が効率的になされ、高濃度の炭酸水(炭酸飽和水)が得ら
れる。
【0025】前記冷凍装置26の運転により蒸発器24
を介してカーボネータタンク12の内面が冷却される
と、該タンク12内に貯溜されている炭酸水の一部が、
蒸発器24の配設部位の内面から氷結を開始する。この
氷が前記氷厚センサ36の両検知片36a,36aを覆
うまで成長すると、該センサ36がON作動することで
冷凍装置26の運転が停止(OFF)される。冷凍装置2
6の運転停止により氷が融けて両検知片36a,36a
を覆わなくなると、氷厚センサ36がOFF作動するこ
とで冷凍装置26の運転を再開(ON)する。このよう
に、氷厚センサ36の氷厚検知によって冷凍装置26の
運転を制御することで、図4に示す如く、炭酸水の温度
を所定温度に冷却保持することができる。
【0026】また、前記注出バルブ32を開放して炭酸
水を注出することでカーボネータタンク12内の水位が
低下した際には、前記給送ポンプ20が運転されて第1
供給管18を介して飲料水がカーボネータタンク12に
供給される。この場合に、カーボネータタンク12の内
部には所要厚みで氷が生成されているから、該氷との熱
交換によりタンク12内の炭酸水の温度を所定温度まで
短時間で冷却することができる。
【0027】すなわち、第2実施例の炭酸水ディスペン
サ10においても、冷凍装置26によりカーボネータタ
ンク12に貯溜されている炭酸水を直に冷却するよう構
成したので、前述した第1実施例と同様に、飲料水や炭
酸水を冷却する冷却コイル部、氷を畜氷する水槽、冷却
用水を攪拌する攪拌羽根や攪拌モータ等が不要となり、
構成部品を低減して装置の小型化を達成し得る。しか
も、カーボネータタンク12内に生成した氷の厚みを検
知する氷厚センサ36により冷凍装置26の運転を制御
しているので、水源温度の変化や注出杯数に影響される
ことなく、常に一定温度および一定濃度の炭酸水を注出
することができる。更に、カーボネータタンク12の内
部に所要厚みで氷を生成させているから、飲料水を補給
することで温度上昇した炭酸水の温度を短時間で所定温
度まで冷却することができる。
【0028】
【第3実施例】第3実施例に係る炭酸水ディスペンサ1
0は、第1実施例と基本的に構成が同一であるが、その
運転方法が異なっている。すなわち、第3実施例では、
前記水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動し
たときに、飲料水の供給(給水)を一旦停止すると共に、
前記水温検出センサ16が下限温度を検知したときに、
飲料水の供給を再開し、予め設定した一定時間(数秒)ま
たは一定量だけ供給した後に供給を停止する。また、こ
の供給停止から予め設定した一定時間後に、水温検出セ
ンサ16が下限温度を検知したことを条件として、再び
前述したと同様に飲料水の供給を行なうよう運転制御さ
れる。そして、この運転を、前記水位センサ14の上限
スイッチ14aがON作動するまで継続するよう構成さ
れている。更に、前記冷凍装置26の運転開始は、前記
中間スイッチ14bがON作動するまでカーボネータタ
ンク12の内部に炭酸水が貯溜された以後に行なわれる
と共に、該冷凍装置26は前記上限スイッチ14aがO
N作動するまでは連続運転するよう設定される。なお、
飲料水の供給時間や停止時間は、適宜のタイマを用いて
設定され、飲料水を供給量で制御する場合は流量計等の
手段により設定し得る。
【0029】
【第3実施例の作用】次に、第3実施例に係る炭酸水デ
ィスペンサの運転方法につき説明する。炭酸水ディスペ
ンサ10の運転のため電源を投入した際には、前記水位
センサ14の下限スイッチ14cはOFF状態であるの
で、前記給送ポンプ20の運転が開始されることにより
第1供給管18を介して飲料水がカーボネータタンク1
2に供給される。そして、予めカーボネータタンク12
内に印加されている炭酸ガスの圧力よりも高い水圧でタ
ンク12内に噴射される飲料水が炭酸ガスとカーボネー
ションされて炭酸水が製造される。
【0030】前記飲料水の供給によりカーボネータタン
ク12内の炭酸水の水位が上昇し、前記水位センサ14
の中間スイッチ14bがON作動すると、前記給送ポン
プ20が停止して飲料水の供給が一旦停止する。このと
き、炭酸水の温度は下限温度より高くなっているから、
前記水温検出センサ16は下限温度を検知しておらず、
前記冷凍装置26の運転が開始されて炭酸水の冷却が開
始される。図5に示すように、前記冷凍装置26の連続
運転により炭酸水が冷却され、前記水温検出センサ16
が下限温度を検知すると、前記給送ポンプ20が運転さ
れ、カーボネータタンク12に飲料水が供給される。こ
の飲料水が一定時間または一定量だけ供給されると、前
記給送ポンプ20が停止して飲料水の供給が中断され
る。
【0031】前述した飲料水の供給によりカーボネータ
タンク12内の炭酸水は攪拌され、水温は均一になる
が、外部から飲料水が補給されるので炭酸水の全体温度
は一旦上昇し、前記水温検出センサ16は下限温度を検
知しなくなる。しかし、前記冷凍装置26は冷凍運転を
連続的に行なっているから、炭酸水の温度は経時的に低
下する。そして、予め設定された一定時間の経過後に、
水温検出センサ16が再び下限温度を検知すると、前記
給送ポンプ20が運転されて飲料水の一定時間または一
定量の供給が再び行なわれる。
【0032】前述した飲料水の断続的な供給(給水)が繰
返され、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがO
N作動するまで炭酸水がカーボネータタンク12内に貯
溜されると(満水)、飲料水の断続的な供給運転は停止さ
れる。そして、水位センサ14の上限スイッチ14aが
ON状態では、第1実施例の場合と同様に、前記水温検
出センサ16の水温検知により冷凍装置26の運転が制
御され、カーボネータタンク12内の炭酸水の温度は所
定温度に冷却保持される。なお、前記注出バルブ32を
開放して炭酸水を注出することでカーボネータタンク1
2内の水位が低下した際には、前述した飲料水を断続的
に供給する運転が、水位センサ14の上限スイッチ14
aがON作動するまで繰返される。
【0033】すなわち、第3実施例に係る炭酸水ディス
ペンサ10の運転方法によれば、飲料水を断続的に供給
しつつ冷却するので、その供給時には既にカーボネータ
タンク12内に貯溜されている炭酸水を攪拌して水温を
均一にすることができる。また炭酸水の攪拌により炭酸
ガスと飲料水との接触面積が大きくなるから、炭酸ガス
を飲料水に効率的に溶け込ませ易くなり、高濃度の炭酸
水を製造し得る。なお、その他第1実施例と同様の作用
効果を奏することは勿論である。
【0034】
【第4実施例】第4実施例に係る炭酸水ディスペンサ1
0は、第3実施例の変更例であって、飲料水の断続的な
供給を、水温検出センサ16の水温検知により行なうよ
う設定されている。すなわち、カーボネータタンク12
内に、水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動
するまで炭酸水が貯溜された以後の運転において、水温
検出センサ16が下限温度を検知したときに飲料水の供
給(給水)を再開し、上限温度を検出したときに飲料水の
供給を停止するよう設定される。
【0035】
【第4実施例の作用】次に、第4実施例に係る炭酸水デ
ィスペンサの運転方法につき、前述した第3実施例と異
なる部分についてのみ説明する。飲料水の供給によりカ
ーボネータタンク12内の炭酸水の水位が上昇し、前記
水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動すると
飲料水の供給(給水)が一旦停止する。このとき、炭酸水
の温度は下限温度より高くなっているから、前記水温検
出センサ16は下限温度を検知しておらず、前記冷凍装
置26の運転が開始されて炭酸水の冷却が開始される。
図6に示すように、前記冷凍装置26の連続運転により
炭酸水が冷却され、前記水温検出センサ16が下限温度
を検知すると飲料水の供給が再開される。
【0036】前述した飲料水の供給によりカーボネータ
タンク12内の炭酸水は攪拌され、水温は均一になる
が、外部から飲料水が補給されるので炭酸水の全体温度
は上昇する。そして、水温検出センサ16が上限温度を
検知すると、飲料水の供給が中断される。前記冷凍装置
26は冷凍運転を連続的に行なっているから、炭酸水の
温度は経時的に低下し、水温検出センサ16が再び下限
温度を検知すると、飲料水の供給が再開される。
【0037】前述した飲料水の断続的な供給が繰返さ
れ、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがON作
動するまで炭酸水がカーボネータタンク12内に貯溜さ
れると、飲料水の断続的な供給運転は停止され、以後は
第3実施例と同様の運転が行なわれる。但し、前記注出
バルブ32を開放して炭酸水を注出することでカーボネ
ータタンク12内の水位が低下した際には、前述したよ
うに水温検出センサ16の検知温度に応じて飲料水を断
続的に供給する運転が、水位センサ14の上限スイッチ
14aがON作動するまで繰返される。
【0038】すなわち、第4実施例に係る炭酸水ディス
ペンサ10の運転方法においても、第3実施例と同様に
飲料水を断続的に供給しつつ冷却するので、その供給時
には既にカーボネータタンク12内に貯溜されている炭
酸水を攪拌して水温を均一にすることができる。また炭
酸水の攪拌により炭酸ガスと飲料水との接触面積が大き
くなるから、炭酸ガスを飲料水に効率的に溶け込ませ易
くなり、高濃度の炭酸水を製造し得る。なお、その他第
1実施例と同様の作用効果を奏することは勿論である。
【0039】
【第5実施例】第5実施例に係る炭酸水ディスペンサ1
0は、第2実施例と基本的に構成が同一であるが、その
運転方法は第2実施例と第4実施例とを組合わせた方法
となっている。すなわち、カーボネータタンク12内
に、水位センサ14の中間スイッチ14bがON作動す
るまで炭酸水が貯溜された以後の運転において、水温検
出センサ16が下限温度を検知したときには飲料水の供
給を再開し、上限温度を検出したときに飲料水の供給を
停止するよう設定される。そして、水位センサ14の上
限スイッチ14aがON状態の場合には、前記氷厚セン
サ36の氷厚検知により冷凍装置26を運転制御して炭
酸水を所定温度に冷却保持する運転が行なわれるように
なっている。
【0040】
【第5実施例の作用】次に、第5実施例に係る炭酸水デ
ィスペンサの運転方法につき説明する。前述した第4実
施例と同様に、飲料水の供給によりカーボネータタンク
12内の炭酸水の水位が上昇し、前記水位センサ14の
中間スイッチ14bがON作動すると飲料水の供給(給
水)が一旦停止する。このとき、炭酸水の温度は下限温
度より高くなっているから、前記水温検出センサ16は
下限温度を検知しておらず、前記冷凍装置26の運転が
開始されて炭酸水の冷却が開始される。図7に示すよう
に、前記冷凍装置26の連続運転により炭酸水が冷却さ
れ、前記水温検出センサ16が下限温度を検知すると飲
料水の供給が再開される。
【0041】前述した飲料水の供給によりカーボネータ
タンク12内の炭酸水は攪拌され、水温は均一になる
が、外部から飲料水が補給されるので炭酸水の全体温度
は上昇する。そして、水温検出センサ16が上限温度を
検知すると、飲料水の供給が中断される。前記冷凍装置
26は冷凍運転を連続的に行なっているから、炭酸水の
温度は経時的に低下し、水温検出センサ16が再び下限
温度を検知すると、飲料水の供給が再開される。
【0042】前述した飲料水の断続的な供給が繰返さ
れ、前記水位センサ14の上限スイッチ14aがON作
動するまで炭酸水がカーボネータタンク12内に貯溜さ
れると、飲料水の断続的な供給運転は停止される。そし
て、水位センサ14の上限スイッチ14aがON状態で
は、第2実施例の場合と同様に、前記氷厚センサ36の
氷厚検知により冷凍装置26の運転が制御され、カーボ
ネータタンク12内の炭酸水の温度は所定温度に冷却保
持される。なお、前記注出バルブ32を開放して炭酸水
を注出することでカーボネータタンク12内の水位が低
下した際には、前述したと同様に、飲料水を断続的に供
給する運転が、水位センサ14の上限スイッチ14aが
ON作動するまで繰返される。
【0043】すなわち、第5実施例に係る炭酸水ディス
ペンサ10の運転方法においても、第4実施例と同様に
飲料水を断続的に供給しつつ冷却するので、その供給時
には既にカーボネータタンク12内に貯溜されている炭
酸水を攪拌して水温を均一にすることができる。また炭
酸水の攪拌により炭酸ガスと飲料水との接触面積が大き
くなるから、炭酸ガスを飲料水に効率的に溶け込ませ易
くなり、高濃度の炭酸水を製造し得る。なお、その他第
2実施例と同様の作用効果を奏することは勿論である。
【0044】なお、前述した各実施例では、カーボネー
タタンクに配設した水温検出センサや氷厚センサを制御
装置に接続し、該装置を介して冷凍装置を運転制御する
よう構成したが、各センサにより冷凍装置をシーケンス
制御するよう構成してもよい。例えば水温検出センサと
してサーモスタットを用い、該サーモスタットが上限温
度で接点を閉成し、下限温度で接点を開放することで冷
凍装置への通電制御を行なう構成を採用し得る。
【0045】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る炭酸水
ディスペンサによれば、構成部品を大幅に削減すること
ができるから、製造コストを低廉にし得ると共に、小型
化できる利点がある。しかも飲料水の水源温度や炭酸水
の注出杯数等に影響されることなく、ガスボリュームの
安定した高濃度の炭酸水を安定的に製造し得る。
【0046】また、本発明に係る炭酸水ディスペンサの
運転方法によれば、飲料水を断続的に供給しつつ冷却す
るので、その供給時には既にカーボネータタンク内に貯
溜されている炭酸水を攪拌して水温を均一にすることが
できる。また炭酸水の攪拌により炭酸ガスと飲料水との
接触面積を大きくし得るから、炭酸ガスを飲料水に効率
的に溶け込ませ易くなり、高濃度の炭酸水を製造し得る
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る炭酸水ディスペン
サを示す概略構成図である。
【図2】 第1実施例の炭酸水ディスペンサを運転した
際のタンク内水温を示すグラフ図である。
【図3】 本発明の第2実施例に係る炭酸水ディスペン
サを示す概略構成図である。
【図4】 第2実施例の炭酸水ディスペンサを運転した
際のタンク内水温を示すグラフ図である。
【図5】 本発明の第3実施例の炭酸水ディスペンサを
運転した際のタンク内水位とタンク内水温を示すグラフ
図である。
【図6】 本発明の第4実施例の炭酸水ディスペンサを
運転した際のタンク内水位とタンク内水温を示すグラフ
図である。
【図7】 本発明の第5実施例の炭酸水ディスペンサを
運転した際のタンク内水位とタンク内水温を示すグラフ
図である。
【図8】 従来技術に係る炭酸水ディスペンサを示す概
略構成図である。
【符号の説明】
12 カーボネータタンク,16 水温検出センサ(制御
手段),24 蒸発器 26 冷凍装置,32 氷厚センサ(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平川 俊成 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3E082 AA05 BB02 CC03 DD01 DD20 EE03 FF09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸ガスを印加したカーボネータタンク
    (12)に飲料水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディス
    ペンサにおいて、 前記カーボネータタンク(12)の外周に、冷凍装置(26)か
    ら導出する蒸発器(24)が巻回されると共に、 前記カーボネータタンク(12)の内部に、前記冷凍装置(2
    6)を運転制御して炭酸水を所定温度に冷却保持する制御
    手段(16,36)を配設したことを特徴とする炭酸水ディス
    ペンサ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記カーボネータタン
    ク(12)の内部に貯溜された炭酸水の温度を検知する水温
    検出センサ(16)である請求項1記載の炭酸水ディスペン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記カーボネータタン
    ク(12)の内面に氷結する氷の厚みを検知する氷厚センサ
    (36)である請求項1記載の炭酸水ディスペンサ。
  4. 【請求項4】 前記カーボネータタンク(12)は、1日に
    必要な炭酸水を貯溜し得る容量に設定される請求項1〜
    3の何れかに記載の炭酸水ディスペンサ。
  5. 【請求項5】 炭酸ガスを印加したカーボネータタンク
    (12)に飲料水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディス
    ペンサにおいて、 前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水位セン
    サ(14)が満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置
    (26)から導出する蒸発器(24)が外周に巻回された前記カ
    ーボネータタンク(12)に飲料水を所定量供給して給水を
    一旦停止し、 前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水温検出
    センサ(16)が下限温度を検知した際に、飲料水を一定時
    間または一定量だけ供給すると共に、一定時間の経過後
    に、飲料水の供給により下限温度を検知しなくなった前
    記水温検出センサ(16)が再び下限温度を検知したことを
    条件として、飲料水を一定時間または一定量だけ供給す
    る運転を、前記水位センサ(14)が満水を検知するまで継
    続し、 前記水位センサ(14)が満水を検知している状態では、前
    記冷凍装置(26)を、前記水温検出センサ(16)の上限温度
    検知で運転を開始すると共に下限温度検知で運転を停止
    するよう運転することを特徴とする炭酸水ディスペンサ
    の運転方法。
  6. 【請求項6】 炭酸ガスを印加したカーボネータタンク
    (12)に飲料水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディス
    ペンサにおいて、 前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水位セン
    サ(14)が満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置
    (26)から導出する蒸発器(24)が外周に巻回された前記カ
    ーボネータタンク(12)に飲料水を所定量供給して給水を
    一旦停止し、 前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水温検出
    センサ(16)が下限温度を検知した際に飲料水の供給を再
    開すると共に、この飲料水の供給により水温検出センサ
    (16)が上限温度を検知した際に飲料水の供給を停止する
    運転を、前記水位センサ(14)が満水を検知するまで継続
    し、 前記水位センサ(14)が満水を検知している状態では、前
    記冷凍装置(26)を、前記水温検出センサ(16)の上限温度
    検知で運転を開始すると共に下限温度検知で運転を停止
    するよう運転することを特徴とする炭酸水ディスペンサ
    の運転方法。
  7. 【請求項7】 炭酸ガスを印加したカーボネータタンク
    (12)に飲料水を供給して炭酸水を製造する炭酸水ディス
    ペンサにおいて、 前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水位セン
    サ(14)が満水を検知するまでは連続運転される冷凍装置
    (26)から導出する蒸発器(24)が外周に巻回された前記カ
    ーボネータタンク(12)に飲料水を所定量供給して給水を
    一旦停止し、 前記カーボネータタンク(12)の内部に配設した水温検出
    センサ(16)が下限温度を検知した際に飲料水の供給を再
    開すると共に、この飲料水の供給により水温検出センサ
    (16)が上限温度を検知した際に飲料水の供給を停止する
    運転を、前記水位センサ(14)が満水を検知するまで継続
    し、 前記水位センサ(14)が満水を検知している状態では、前
    記カーボネータタンク(12)の内面に氷結する氷の厚みを
    検知する氷厚センサ(36)により前記冷凍装置の運転を制
    御することを特徴とする炭酸水ディスペンサの運転方
    法。
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