JP2001225265A - レンズ芯出しクランプ方法およびレンズ芯出しクランプ装置ならびにレンズ芯取り機 - Google Patents

レンズ芯出しクランプ方法およびレンズ芯出しクランプ装置ならびにレンズ芯取り機

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JP2001225265A
JP2001225265A JP2000034440A JP2000034440A JP2001225265A JP 2001225265 A JP2001225265 A JP 2001225265A JP 2000034440 A JP2000034440 A JP 2000034440A JP 2000034440 A JP2000034440 A JP 2000034440A JP 2001225265 A JP2001225265 A JP 2001225265A
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Kenji Fujiwara
研二 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動クランプ方式によるレンズの芯出し時間
を短縮する。 【解決手段】 固定側ベルホルダ1に吸着したレンズR
1 に向かって、軸方向駆動部4によって可動側ベルホル
ダ2を接近させてクランプする工程で、レンズR 1 をベ
ルホルダ1、2に対して滑らせて初期の芯出しを行な
い、続いて吸着力を解除し、レンズR1 を低圧挟持した
状態で両ベルホルダ1、2を高速回転させることで、レ
ンズR1 の芯出しを完了する。この芯出し工程で、固定
側ベルホルダ1の吸着力を約98kPa以下に制御する
ことで、初期の芯出しを効果的に行ない、全体の芯出し
時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子であるレ
ンズの外径部を研削していわゆる芯取りを行なうための
レンズ芯取り機等におけるレンズ芯出しクランプ方法お
よびレンズ芯出しクランプ装置ならびにレンズ芯取り機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学素子であるレンズの外径部を研削し
て芯取りを行なうためのレンズ芯取り機は、レンズを保
持して光軸まわりに回転させるレンズクランプ機構と、
回転するレンズの外径部に砥石を当接して研削する砥石
等の研削手段を有し、レンズクランプ機構としては、レ
ンズをクランプする過程でレンズの光軸と回転軸を一致
させるためのいわゆる芯出し機能を備えたレンズ芯出し
クランプ装置が用いられる。
【0003】図10は特開昭58−160051号公報
に開示された一従来例によるレンズ芯出しクランプ機構
を示すもので、これは、図示上向きの固定側ベルホルダ
(下カップ体)101にレンズR0 を吸着して仮保持
し、可動側ベルホルダ(上カップ体)102を回転させ
ながら下降させて、固定側ベルホルダ101に保持され
たレンズR0 に押圧し、固定側ベルホルダ101と可動
側ベルホルダ102との間にレンズR0 を挟持する過程
で、図11に示すように、可動側ベルホルダ102のレ
ンズ当接部102aとレンズR0 の接触点に作用する接
線力等を利用して、各ベルホルダ101、102のレン
ズ当接部101a、102aに対してレンズR0 を滑ら
せることで芯出しを行なうように構成されている。
【0004】固定側ベルホルダ101は、中空部111
aを有するスピンドル111と一体的に結合され、スピ
ンドル111は軸受112によって回転自在に支持され
ている。スピンドル111の中空部111aは、ニップ
ル111bによって図示しない真空吸着ラインに接続さ
れ、固定側ベルホルダ101のレンズ当接部101aに
レンズR0 を吸着するための吸着力を発生させる。ま
た、可動側ベルホルダ102は、スピンドル121の一
端にこれと一体的に結合され、スピンドル121は軸受
122によって回転自在に支持されている。
【0005】両ベルホルダ101、102を回転させる
回転駆動部103は、モータ130の駆動軸130aの
回転を固定側ベルホルダ101のスピンドル111に伝
達する回転軸131およびギア列132、133と、モ
ータ130の駆動軸130aの回転を可動側ベルホルダ
102のスピンドル121に伝達するギア列134、1
35を有し、駆動軸130aと回転軸131の間は一方
向クラッチ136を介して連結されている。
【0006】一方向クラッチ136は、レンズR0 の外
径部を研削するレンズ芯取り工程においてモータ130
が正回転するときには、その回転を両スピンドル11
1、121に伝達し、両ベルホルダ101、102の間
に挟持したレンズR0 を図示しない外径研削用の砥石に
対して回転させる。
【0007】また、両ベルホルダ101、102にレン
ズR0 を挟持させる過程のレンズ芯出しクランプ工程に
おいては、モータ130を逆回転させ、その回転をギア
列134、135を介して可動側ベルホルダ102のス
ピンドル121のみに伝達して、固定側ベルホルダ10
1に吸着されたレンズR0 に対して可動側ベルホルダ1
02を相対的に回転させ、前述のようにレンズR0 を滑
らせて偏芯を補正する。
【0008】また、一対のベルホルダの間にレンズを低
圧挟持し、前記ベルホルダを高速回転させることで、ベ
ルホルダの回転軸とレンズの光軸を一致させる高精度な
芯出しを行なったうえで、砥石による研削加工のための
高圧挟持に切り換えて低速回転を行なう用に構成された
レンズ芯出しクランプ装置も開発されている(特開昭4
8−48140号公報参照)。
【0009】このような、ベルクランプ式レンズ芯出し
方法の適用の可否は、社団法人日本オプトメカトロニク
ス協会発行の光学素子加工技術‘90等に開示されてい
るように、レンズの種類や、レンズの曲率等に基づく加
工難易度を表わす係数であるZ値に基づいて決定され
る。すなわち、図9に示すように、上記のベルクランプ
式によって自動的に芯出しを行なうことのできるAタイ
プと、機械的あるいは光学的に手動である程度まで芯出
しを行なったうえで自動クランプを行なうBタイプと、
オートコリメーション方式等の手動による光学的芯出し
方法のみで芯出しを行なうCタイプに分類される。
【0010】なお、機械的な芯出し方法としては、ベル
クランプ機構による自動クランプ方法と、インジケータ
を用いる手動芯出し方法があり、また、光学的芯出し方
法としては、オートコリメーション式による手動機、お
よび反射式、透過式による手動機を用いる方法がある。
【0011】図9によれば、Z係数≧0.15では、ほ
とんどすべてのレンズに自動クランプが適用可能であ
り、0.15>Z係数≧0.10では手動芯出しと組み
合わせて自動クランプが適用され、0.10≧Z係数で
は、自動クランプの適用が困難である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、ベルホルダの間にレンズを挟持し、レ
ンズを滑らせて芯出しを行なうレンズ芯出し工程に費や
す時間が長いという未解決の課題がある。
【0013】加えて、ベルホルダを回転させて偏芯を補
正する過程で、ベルホルダの当接部によってレンズに損
傷を与える。
【0014】また、ベルホルダでレンズを低圧挟持し、
高速回転でレンズの芯出しを行なうレンズ芯出し方法に
おいても、ベルホルダによるレンズの損傷は少ないが、
やはり、芯出しに費やす時間が長い。
【0015】特に、上下のカップ体でレンズを挟持する
レンズ保持装置においては、機械の構成に制限を受け
る。
【0016】特開平8−257885号公報において
は、レンズに油を塗布し、芯出し効率を高める開示があ
るが、制御の複雑化等により、装置がコスト高となる。
【0017】さらに、レンズ形状によっては、ベルクラ
ンプ機構による自動芯出しクランプの適用が著しく限定
されるという未解決の課題もある。
【0018】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、ベルクランプ式のレ
ンズ芯出し機構において、レンズ芯出し工程に費やす時
間が短くてすみ、しかも、芯出しによるレンズやベルホ
ルダの損傷を抑えて、自動クランプ方式による芯出しの
レンズ適用範囲を大幅に拡大し、装置の稼動効率を向上
できるレンズ芯出しクランプ方法およびレンズ芯出しク
ランプ装置ならびにレンズ芯取り機を提供することを目
的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のレンズ芯出しクランプ方法は、一対のベル
ホルダのうちの一方にレンズを吸着保持し、両ベルホル
ダを互いに接近させて前記レンズを狭持するクランプ工
程を有し、該クランプ工程における前記ベルホルダの吸
着力を、前記レンズの芯出しのための所定のレベル以下
に制御することを特徴とする。
【0020】ベルホルダの吸着力を略98kPa以下に
制御するとよい。
【0021】吸着力を解除したうえで両ベルホルダを高
速回転させる工程を有するとよい。
【0022】本発明のレンズ芯出しクランプ装置は、軸
方向駆動部によって互いに接近距離間自在である一対の
ベルホルダと、一方のベルホルダにレンズを吸着する吸
着力を発生させるための真空吸着ラインと、両ベルホル
ダを回転させる回転駆動手段と、前記吸着力を前記レン
ズの芯出しのための所定のレベル以下に制御するための
吸着力制御手段を有することを特徴とする。
【0023】また、軸方向駆動部によって互いに接近距
離間自在である一対のベルホルダと、一方のベルホルダ
にレンズを吸着する吸着力を発生させるための真空吸着
ラインと、両ベルホルダを回転させる回転駆動手段と、
前記吸着力を、前記レンズを前記ベルホルダに搬送する
ための搬送手段の吸着力より低い値に制御するための吸
着力制御手段を有するレンズ芯出しクランプ装置でもよ
い。
【0024】吸着力制御手段が、真空吸着ラインに設け
られた流量調整手段を備えているとよい。
【0025】吸着力制御手段として、一方のベルホルダ
に少なくとも1個の貫通孔が設けられていてもよい。
【0026】
【作用】一方のベルホルダにレンズを吸着保持し、両ベ
ルホルダを互いに接近させてクランプする過程でレンズ
を滑らせて初期の芯出しを行ない、続いてベルホルダの
吸着力を解除したうえでベルホルダを高速回転させ、レ
ンズの芯出しを完了する。
【0027】レンズをクランプする過程における初期の
芯出しにおいて、レンズを吸着保持するベルホルダの吸
着力が強すぎると、レンズが滑りにくいために初期の芯
出しがほとんど行なわれず、長時間の高速回転による芯
出しが必要となり、また、自動クランプによる芯出し可
能なレンズ形状等も限定される。
【0028】そこで、ベルホルダの吸着力を略98kP
aすなわち略1kgf/cm2 以下に制御することで、
初期の芯出しを効果的に行ない、高速回転による芯出し
の必要時間を短縮するとともに、自動クランプの適用範
囲を拡大する。
【0029】レンズの芯出し工程全体に費やす時間を短
縮し、かつ、多品種のレンズに広く自動クランプを適用
可能にすることで、レンズ芯取り機の稼動効率等を大幅
に向上させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0031】図1は第1の実施の形態によるレンズ芯出
しクランプ装置を備えたレンズ芯取り機を示すもので、
これは、図示左側の固定側ベルホルダ1に、図2に示す
ようにレンズR1 を吸着して仮保持し、第一の回転駆動
部3によってベルホルダ1、2を低速回転させながら、
可動側ベルホルダ2を左方へ移動させて、固定側ベルホ
ルダ1に保持されたレンズR1 に押圧し、固定側ベルホ
ルダ1と可動側ベルホルダ2との間にレンズR1 を低圧
挟持するクランプ工程において、可動側ベルホルダ2の
レンズ当接部2aとレンズR1 の接触点に作用する接線
力等を利用して、各ベルホルダ1、2のレンズ当接部1
a、2aに対してレンズR1 を滑らせることで初期の芯
出しを行ない、続いて、レンズR1 の吸着を解除し、両
ベルホルダ1、2の間にレンズR1 を低圧挟持した状態
で、第二の回転駆動部7によって両ベルホルダ1、2を
高速回転させることで、レンズR1 の芯出しを完了する
ように構成されている。
【0032】固定側ベルホルダ1は、中空部11aを有
するスピンドル11と一体的に結合され、スピンドル1
1は軸受12によって回転自在に支持されている。スピ
ンドル11の中空部11aは、ニップル11bによって
真空吸着ライン11cに接続され、これによって、固定
側ベルホルダ1のレンズ当接部1aにレンズR1 を吸着
するための吸着力を発生させる。また、可動側ベルホル
ダ2は、スピンドル21の一端にこれと一体的に結合さ
れ、スピンドル21は軸受22によって回転自在に支持
されている。
【0033】両ベルホルダ1、2を回転させる第一の回
転駆動部3は、モータ30の駆動を電磁クラッチ30a
の作動により、固定側ベルホルダ1のスピンドル11に
伝達する回転軸32およびギア側33、34と、可動側
ベルホルダ2のスピンドル21に伝達するギア列35、
36に連結自在である。
【0034】第一の回転駆動部3によるベルホルダ1、
2の回転数は、150rpm以下の低速回転で任意に制
御され、研削手段である砥石10によってレンズR1
外周部等を研削する研削工程(芯取り)等に用いられ
る。
【0035】両ベルホルダ1、2を回転させる第二の回
転駆動部7は、第一の回転駆動部3とともに回転駆動手
段を構成するもので、モータ70の駆動を電磁クラッチ
70aの作動により、固定側ベルホルダ1のスピンドル
11に伝達する回転軸32およびギア側33、34と、
可動側ベルホルダ2のスピンドル21に伝達するギア列
35、36に連結自在である。
【0036】第二の回転駆動部7によるベルホルダ1、
2の回転数は、2000rpm以下の高速回転で任意に
制御され、図1に示すベルホルダ研削ユニット6によ
る、レンズ当接部1a、2aの研削工程と、両ベルホル
ダ1、2を高速回転させて自動クランプによるレンズ芯
出しを行なう工程に用いる。
【0037】可動側ベルホルダ2を軸方向へ移動させる
軸方向駆動部4は、可動軸すなわち可動側ベルホルダ2
の軸中心を加圧し、移動させるもので、可動側ベルホル
ダ2の回転中心と軸方向駆動部4の駆動軸を合致させた
ピストン41を有するシリンダ42と、中心押圧治具4
3、44、フレキシブルジョイント45、シリンダ42
の移動検出用センサ46等を有する。
【0038】シリンダ42は、ベース5上に支持され、
上記のようにシリンダ42の軸中心と可動側ベルホルダ
2の軸中心は、同一直線上に配設され、中心押圧治具4
3は、シリンダ42のピストン41に連結され、中心押
圧治具44は、フレキシブルジョイント45に連結さ
れ、可動側ベルホルダ2のスピンドル21にも連結され
る。
【0039】シリンダ42の移動検出用センサ46は、
シリンダ42のハウジングに配設され、レンズR1 に可
動側ベルホルダ2が到達したことを検出するセンサであ
り、レンズR1 までの移動距離が変化した場合、移動検
出用センサ46は、シリンダ42のハウジングの軸方向
に移動できるように構成されている。
【0040】シリンダ42は、図示しない加圧方向切り
換え弁を介して、低圧挟持のための低圧レギュレータ
と、高圧挟持のための高圧レギュレータに接続自在であ
る。加圧方向切り換え弁は、可動側ベルホルダ2の左方
軸方向移動と右方軸方向移動に用いる。高圧レギュレー
タの接続は、レンズR1 の外径部の研削時等であり、低
圧レギュレータとの接続は、レンズR1 を吸着した固定
側ベルホルダ1に向かって可動側ベルホルダ2を軸方向
に移動させ、自動クランプによるレンズ芯出しのために
両ベルホルダ1、2を回転させる工程で行なう。
【0041】砥石10の駆動部は、レンズ芯取り機の支
持台であるベース5の上面に配設された送り方向のスラ
イダ10a、軸方向スライダ10b、砥石回転部10c
等を有し、砥石回転部10cは、モータ10dの回転を
砥石10のスピンドル10eに伝達するためのベルト1
0f等を備えている。
【0042】ベース5は、図1の(b)に示すベルホル
ダ研削手段であるベルホルダ研削ユニット6を、取り付
け手段であるビス等によって取り付けるための切欠部5
1を有し、また、前述のスピンドル11、21を回転さ
せるための回転軸32、ギア列33〜36等はベース5
に内蔵されている。
【0043】ベルホルダ研削ユニット6は、固定側ベル
ホルダ1と可動側ベルホルダ2のレンズ当接部1a、2
aを研削する工程で用いられるもので、ベース5の切欠
部51に対して着脱自在に構成される。
【0044】前述のレンズ芯出し工程においては、各ベ
ルホルダ1、2のレンズ当接部1a、2aに偏芯等があ
ると正確な芯出しを行なうことができず、また、各ベル
ホルダ1、2のレンズ当接部1a、2aをレンズR1
押し付けることでレンズR1を滑らせるときの摺動抵抗
が大きいと芯出しに時間がかかり、加えて、各ベルホル
ダ1、2のレンズ当接部1a、2aが損傷しやすい。
【0045】そこでベルホルダ研削ユニット6による形
状補正を行なうものであるが、各ベルホルダ1、2のレ
ンズ当接部1a、2aを研削するときは、第一の回転駆
動部3の電磁クラッチ30aをオフにして、各ベルホル
ダ1、2を第二の回転駆動部7によって回転させる。
【0046】図2に示すように、第二の回転駆動部7
は、モータ70と、その回転を回転軸32に伝達するギ
ア列および電磁クラッチ70aを有し、前述のように電
磁クラッチ30aをオフにすると同時に、電磁クラッチ
70aをオンにして、各ベルホルダ1、2を第二の回転
駆動部7によって回転させながら、ベルホルダ研削ユニ
ット6による研削を行なう。
【0047】ベルホルダ研削ユニット6は、図1の
(b)に示すようにベース5の切欠部51にビス止め等
によって固定される支持体61と、これに支持された送
り方向スライダ62とその上に載置された軸方向スライ
ダ63と、該軸方向スライダ63の上面に配設されたバ
イト保持具64を有する。バイト保持具64は、各ベル
ホルダ1、2の内径・外径出しおよびレンズ当接部1
a、2aの研削のために超硬、ダイヤ、CBN等の刃先
65aを有する研削用バイト65を取り付け自在であ
る。
【0048】レンズR1 の芯出し工程において、固定側
ベルホルダ1は、前述のように、スピンドル11の中空
部11aおよびニップル11bを介して真空吸着ライン
11cに接続され、吸着ユニット8から発生する吸着力
によってレンズR1 を吸着する。このように固定側ベル
ホルダ1にレンズR1 を吸着し、軸方向駆動部4の駆動
によって可動側ベルホルダ2を固定側ベルホルダ1に向
かって前進させて低圧挟持するクランプ工程で、低速回
転する両ベルホルダ1、2のレンズ当接部1a、2aに
対してレンズR1 を滑らせることである程度の芯出しを
行ない、続いて前記吸着力を解除し、両ベルホルダ1、
2の間にレンズR1 を低圧挟持したまま高速回転に切り
換えて、レンズR1 の光軸と両ベルホルダ1、2の回転
中心を完全に一致させる高精度なレンズ芯出しを行な
う。
【0049】すなわち、固定側ベルホルダ1にレンズR
1 を吸着した状態で両ベルホルダ1、2の間にレンズR
1 をクランプする工程において行なわれる初期の芯出し
と、固定側ベルホルダ1の吸着力を解除して両ベルホル
ダ1、2の高速回転によって行なわれる高精度な芯出し
によって、レンズR1 の芯出しは完了する。
【0050】吸着ユニット8は、吸着力となる真空圧を
計測するゲージ81、真空スイッチ82、真空源83お
よび流量調整弁84を有し、真空源83から発生される
真空圧を、吸着力制御手段(流量調整手段)である流量
調整弁84によって、固定側ベルホルダ1からレンズR
1 に作用する吸着力が、初期の芯出しを効果的に行なう
ための所定のレベルである略98kPa以下になるよう
に制御する。
【0051】図7は、図1のレンズ芯取り機によるレン
ズの加工工程を示すフローチャートである。
【0052】まず、ステップS1にて、レンズ芯取り機
の制御ユニットに下記の内容を設定する。 (1)第一、第二の回転駆動部の回転数 (2)芯出し時間
【0053】ステップS2でレンズR1 を固定側ベルホ
ルダ1に吸着させ、ステップS3で起動ボタンを押す。
ステップS4で砥石10の回転をスタートし、電磁クラ
ッチ70aをオフ、電磁クラッチ30aをオンにする。
ステップS5で第一の回転駆動部3による両ベルホルダ
1、2の低速回転を開始し、ステップS6で軸方向駆動
部4の低圧レギュレータにより可動側ベルホルダ2が左
方へ移動する。
【0054】ステップS7で可動側ベルホルダ2がレン
ズR1 ヘ到達し、移動検出用センサ46がオンとなっ
て、ステップS8でレンズR1 の吸着を解除する。ステ
ップS9で第一の回転駆動部3による回転駆動が終了
し、ステップS10で電磁クラッチ30aをオフ、電磁
クラッチ70aをオンとし、ステップS11で第二の回
転駆動部7による両ベルホルダ1、2の高速回転が開始
され、同時に芯出し時間の計測が始まる。
【0055】設定された芯出し時間になったら、ステッ
プS12において、軸方向駆動部4の低圧レギュレータ
がオフとなり、高圧レギュレータによる可動側ベルホル
ダ2の加圧が行なわれ、レンズR1 が高圧挟持される。
【0056】ステップS13で第一の回転駆動部3によ
る両ベルホルダ1、2の回転が開始され、砥石10によ
るレンズR1 の外径研削等による芯取り工程が開始され
る。
【0057】ステップS15でレンズR1 の研削が終了
すると、固定側ベルホルダ1にレンズR1 が吸着され、
ステップS16で軸方向駆動部4の高圧レギュレータが
オフ、低圧レギュレータがオンとなり、ステップS17
で低圧レギュレータによって可動側ベルホルダ2が右方
へ移動され、ステップS18で固定側ベルホルダ1の吸
着が解除され、加工ずみのレンズR1 が取り出される。
【0058】なお、図示しないオートハンド等の搬送装
置によってレンズをレンズ芯取り機に搬入し、固定側ベ
ルホルダに受け渡す工程では、オートハンドによる吸着
力が弱いと、搬送時にレンズが位置ずれを起したり、ベ
ルホルダに対する受け渡し作業が停滞したり、あるいは
レンズ落下等による装置停止等の事故が発生するおそれ
があり、高速搬送が困難となる。特に、大径レンズ等の
高重量のレンズを加工処理するときには作業効率の大幅
な低下が予想される。
【0059】そこで、レンズを搬送するときには、比較
的高い吸着力が必要となるが、固定側ベルホルダにレン
ズを吸着した状態で可動側ベルホルダを接近させてクラ
ンプする過程でレンズを滑らせて初期の芯出しを行なう
工程では、レンズの吸着力が高いと、レンズが滑りにく
いためにほとんど芯出しが行なわれず、次の高速回転に
よる芯出し時間を長くしなければならず、このためにス
ループットの低下を招く。
【0060】このような理由から、吸着ユニットの流量
調整弁を用いて、芯出しクランプ工程におけるレンズの
吸着力を略98kPaすなわち1kgf/cm2 以下の
低圧に制御するものである。
【0061】このように固定側ベルホルダの吸着力を弱
くして初期の芯出しを効果的に行なうことで、次の高速
回転による、レンズの芯出しに必要な時間を短縮し、従
来の自動クランプ方式に比べて全体の芯出し時間を大幅
に短縮できる。
【0062】また、従来の自動クランプ方式では適用が
困難とされているZ係数0.1以下のレンズ形状にも適
用範囲を拡大することができ、さらに、0.1≦Z係数
<0.15の場合にも自動クランプ方式のみによる芯出
しが可能となり、しかも芯出し完了までの必要時間が短
縮されるという特筆すべき長所がある。
【0063】図8はレンズ芯出し工程の吸着力がレンズ
搬送時の高いレベルのままである場合と、吸着力を略9
8kPa以下の低圧に制御した場合を比較するものであ
る。(a)は固定側ベルホルダにレンズを低い吸着力で
真空吸着させて可動側ベルホルダによってクランプした
場合で、高速回転に切り換える直前の時刻T2 におい
て、両ベルホルダの回転中心О1 とレンズの光軸О2
間には角度θ1 だけずれがある。図8の(b)は搬送時
と同じ吸着力でレンズをクランプした場合で、時刻T2
における上記角度ずれはθ2 である。高速回転による芯
出し終了時にはいずれもベルホルダの回転中心О1 とレ
ンズの光軸О2 が完全に一致するが、吸着力が強い
(b)の場合の角度ずれθ2 は吸着力が低い(a)の場
合の角度ずれθ 1 より大であり、従って、高速回転によ
る芯出し完了時T4 までに費やす時間は(b)の場合の
方が長くなる。これは、吸着力が高いとベルホルダのレ
ンズ当接部に対してレンズが滑りにくく、レンズを吸着
した状態で行なう初期の芯出しの効果が少なくなること
による。
【0064】実験の結果、このような初期の芯出しを効
果的に行なうためには、レンズの吸着力を略98kPa
以下に低減することが必要であると判明した。
【0065】図3は第2の実施の形態によるレンズ芯取
り機を示すもので、これは、ベース5の一端にレンズス
トッカ90を配設し、その上面に多数のレンズを載置し
ておき、XYロボットに懸下されたオートハンド91に
よってレンズを取り出して、搬送ベース92上の搬送手
段であるレンズ搬送装置93に受け渡して、固定側ベル
ホルダ1にレンズを供給する自動搬送機構9を備えてい
る。
【0066】ベルホルダ1、2、第一、第二の回転駆動
部3、7、軸方向駆動部4、ベルホルダ研削ユニット
6、吸着ユニット8、砥石10等については第1の実施
の形態と同様であるから同一符号で表わし、説明は省略
する。
【0067】自動搬送機構9のレンズ搬送装置93は、
搬送ベース92上をシリンダ93aによって往復移動す
る搬送台93bと、搬送台93b上のレンズを吸着して
固定側ベルホルダ1に受け渡すオートハンド93cを、
搬送台93bに向かって旋回させる旋回シリンダ93d
と、オートハンド93cを上下動させるシリンダ93e
と、オートハンド93cを固定側ベルホルダ1に向かっ
て旋回させる旋回シリンダ93f等を有する。図4に示
すように、レンズ搬送装置93のオートハンド93cと
レンズストッカ90のオートハンド91の吸着力は、そ
れぞれ固定側ベルホルダ1の吸着力を発生させる吸着ユ
ニット8の真空源83によるものであり、真空スイッチ
85a、85bを介して各オートハンド91、93cに
所定のタイミングで伝達され、レンズの受け渡しを行な
う。
【0068】レンズ搬送時のオートハンド91、93c
の吸着力は、オートハンド93cから固定側ベルホルダ
1がレンズを受け取るときの吸着力と同様に、大型で高
重量のレンズを安定保持できる程度の高いレベルの吸着
力が必要である。レンズを固定側ベルホルダ1に吸着さ
せたのちは、第1の実施の形態と同様に流量調整弁84
によって吸着力を略98kPa以下の低いレベルに低減
し、両ベルホルダ1、2によってレンズをクランプする
過程での初期芯出しを効果的に行ない、続いて吸着力を
解除し、高速回転による芯出しを開始する。
【0069】このようにして、レンズ芯出しを効率的に
行ない、短時間で芯出しを完了する。
【0070】図5は第3の実施の形態を示すもので、こ
れは、吸着ユニット8に流量調整弁84を設ける替わり
に、固定側ベルホルダ1に貫通孔1bを設けることで、
自動搬送機構9のオートハンド91、93cの吸着力よ
り固定側ベルホルダ1の吸着力の方が低くなるように構
成したものである。
【0071】固定側ベルホルダ1に設ける貫通孔1bの
数は、1個でもよいし、複数でもよい。
【0072】ベルホルダ1、2、第一、第二の回転駆動
部3、7、軸方向駆動部4、ベース5、ベルホルダ研削
ユニット6、吸着ユニット8、砥石10、オートハンド
91、93c等については第2の実施の形態と同様であ
るから、同一符号で表わし、説明は省略する。
【0073】次に、以下の評価レンズを用いて比較実験
を行なった。
【0074】
【0075】≪共通加工条件≫ 加工時間 60秒 低圧加圧 68kPa 高圧加圧 196kPa 研削液 油性 第一の回転駆動部によるベルホルダ回転数10rpm
【0076】個別加工条件は以下のように設定した。
【0077】加工条件A 第1の実施の形態による第二
の回転駆動部によるベルホルダ 回転数(高速芯出し回転数)800rpm ベルホルダの吸着力98kPa(76cmHg) 芯出し回転数立ち上げ時間は0.3秒
【0078】 加工条件B 第二の回転駆動部によるベルホルダ 回転数(高速芯出し回転数)800rpm ベルホルダの吸着力49kPa(38cmHg) 芯出し回転数立ち上げ時間は0.3秒
【0079】加工条件C 第3の実施の形態による第二
の回転駆動部によるベルホルダ 回転数(高速芯出し回転数)800rpm 固定側ベルホルダの貫通孔径φ0.75mm ベルホルダの吸着力49kPa(38cmHg) 芯出し回転数立ち上げ時間は0.3秒
【0080】加工条件D 特開昭48年48140号公
報に記載の装置における第二の回転 駆動部でのベルホルダ回転数800rpm ベルホルダの吸着力117.6kPa(91cmHg) 芯出し回転数立ち上げ時間は0.3秒
【0081】上記の共通加工条件・共通加工条件・機械
条件にて、設定した個別加工条件での優位性を評価した
結果、加工条件A〜Cの場合に、芯出し時間は短く、か
つ、偏芯および偏芯バラツキ幅も小さく、またベルホル
ダの耐久性も優位であることが判明した。
【0082】図6の(a)に示すように、芯出し時間に
ついては、加工条件Aの場合に、加工条件Dに対して約
45%を短縮でき、また、加工条件B、Cは、約63%
を短縮できた。
【0083】偏芯および偏芯バラツキ幅は、図6の
(b)に示すように、加工条件Aの偏芯量の平均値は、
加工条件Dに対して約1/2を縮小でき、また、加工条
件B、Cは、約1/3に縮小できた。
【0084】加工条件Aの偏芯バラツキ幅は、加工条件
Dに対して約36%を削減でき、また、加工条件B、C
は約55%を削減できた。
【0085】さらに、ベルホルダの耐久性は、図6の
(c)に示すように、加工条件Aのベルホルダの耐久性
は、加工条件Dに対しては約3倍、また、加工条件B、
Cは約4倍アップさせることができた。
【0086】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0087】ベルクランプ式のレンズ芯出し機構におい
て、レンズの芯出し工程に費やす時間を短縮し、かつ、
レンズやベルホルダの損傷を抑えて、自動クランプによ
る芯出しの適用範囲を拡大できる。これによって、レン
ズ芯取り機の稼動効率等を大きく改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるレンズ芯取り機を示す
もので、(a)はレンズ芯取り機を示す斜視図、(b)
はベルホルダ研削ユニットのみを示す斜視図である。
【図2】図1の装置のベルホルダ駆動部を示す図であ
る。
【図3】第2の実施の形態によるレンズ芯取り機を示す
もので、(a)はその斜視図、(b)はベルホルダ研削
ユニットのみを示す斜視図である。
【図4】図3の装置のベルホルダ駆動部を示す図であ
る。
【図5】第3の実施の形態によるレンズ芯取り機を示す
もので、(a)はベルホルダ駆動部を示す図、(b)は
固定側ベルホルダを拡大して示す拡大断面図である。
【図6】比較実験の結果を示すもので、(a)は加工条
件と芯出し時間、(b)は加工条件と偏芯評価結果、
(c)は加工条件とベルホルダ耐久評価結果の関係をそ
れぞれ示すグラフである。
【図7】図1の装置による芯取り加工のフローチャート
を示す図である。
【図8】ベルホルダの吸着力が高い場合と低い場合のレ
ンズ芯出しを比較する図である。
【図9】レンズの形状に合わせた芯出し方法を説明する
図である。
【図10】一従来例による芯出し機構を示す図である。
【図11】図10の装置による芯出し工程を説明する図
である。
【符号の説明】
1 固定側ベルホルダ 1b 貫通孔 2 可動側ベルホルダ 3 第一の回転駆動部 4 軸方向駆動部 5 ベース 6 ベルホルダ研削ユニット 7 第二の回転駆動部 8 吸着ユニット 9 自動搬送機構 10 砥石

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のベルホルダのうちの一方にレンズ
    を吸着保持し、両ベルホルダを互いに接近させて前記レ
    ンズを狭持するクランプ工程を有し、該クランプ工程に
    おける前記ベルホルダの吸着力を、前記レンズの芯出し
    のための所定のレベル以下に制御することを特徴とする
    レンズ芯出しクランプ方法。
  2. 【請求項2】 ベルホルダの吸着力を略98kPa以下
    に制御することを特徴とする請求項1記載のレンズ芯出
    しクランプ方法。
  3. 【請求項3】 一方のベルホルダの真空吸着ラインに設
    けられた流量調整手段によって吸着力を低減することを
    特徴とする請求項1または2記載のレンズ芯出しクラン
    プ方法。
  4. 【請求項4】 一方のベルホルダに設けられた貫通孔に
    よって吸着力を低減することを特徴とする請求項1また
    は2記載のレンズ芯出しクランプ方法。
  5. 【請求項5】 吸着力を解除したうえで両ベルホルダを
    高速回転させる工程を有することを特徴とする請求項1
    ないし4いずれか1項記載のレンズ芯出しクランプ方
    法。
  6. 【請求項6】 軸方向駆動部によって互いに接近距離間
    自在である一対のベルホルダと、一方のベルホルダにレ
    ンズを吸着する吸着力を発生させるための真空吸着ライ
    ンと、両ベルホルダを回転させる回転駆動手段と、前記
    吸着力を前記レンズの芯出しのための所定のレベル以下
    に制御するための吸着力制御手段を有するレンズ芯出し
    クランプ装置。
  7. 【請求項7】 軸方向駆動部によって互いに接近距離間
    自在である一対のベルホルダと、一方のベルホルダにレ
    ンズを吸着する吸着力を発生させるための真空吸着ライ
    ンと、両ベルホルダを回転させる回転駆動手段と、前記
    吸着力を、前記レンズを前記ベルホルダに搬送するため
    の搬送手段の吸着力より低い値に制御するための吸着力
    制御手段を有するレンズ芯出しクランプ装置。
  8. 【請求項8】 吸着力制御手段が、真空吸着ラインに設
    けられた流量調整手段を備えていることを特徴とする請
    求項6または7記載のレンズ芯出しクランプ装置。
  9. 【請求項9】 吸着力制御手段として、一方のベルホル
    ダに少なくとも1個の貫通孔が設けられていることを特
    徴とする請求項6または7記載のレンズ芯出しクランプ
    装置。
  10. 【請求項10】 吸着力制御手段が、吸着力を略98k
    Pa以下に低減するように構成されていることを特徴と
    する請求項6ないし9いずれか1項記載のレンズ芯出し
    クランプ装置。
  11. 【請求項11】 ベルホルダの真空吸着ラインの真空源
    によって、搬送手段の吸着力が発生されるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項7ないし10いずれか
    1項記載のレンズ芯出しクランプ装置。
  12. 【請求項12】 請求項6ないし11記載のレンズ芯出
    しクランプ装置と、これによって保持されたレンズの外
    径部を研削する研削手段を備えたレンズ芯取り機。
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