JPH11179641A - レンズ芯出しクランプ装置およびこれを用いたレンズ芯取り機 - Google Patents

レンズ芯出しクランプ装置およびこれを用いたレンズ芯取り機

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JPH11179641A
JPH11179641A JP36404097A JP36404097A JPH11179641A JP H11179641 A JPH11179641 A JP H11179641A JP 36404097 A JP36404097 A JP 36404097A JP 36404097 A JP36404097 A JP 36404097A JP H11179641 A JPH11179641 A JP H11179641A
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lens
bell
bell holder
holder
holders
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JP36404097A
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Kenji Fujiwara
研二 藤原
Hiroyuki Imamura
広之 今村
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Canon Inc
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Publication date
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  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズをクランプするベルホルダの耐久性を
向上させる。 【解決手段】 固定側ベルホルダ1にレンズR1 を吸着
仮保持し、可動側ベルホルダ2を固定側ベルホルダ1に
接近させてレンズR1 をクランプする過程でレンズR1
の芯出しを行なう。各ベルホルダ1,2の材質をビッカ
ース硬度200以上の材料または静的摩擦係数0.13
以下のプラスチック材料にすることで、レンズR1 との
摩擦による損傷を防ぎ、耐久性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子であるレ
ンズの外径部を研削して芯取りを行なうためのレンズ芯
取り機等に用いるレンズ芯出しクランプ装置およびこれ
を用いたレンズ芯取り機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学素子であるレンズの外径部を研削し
ていわゆる芯取りを行なうためのレンズ芯取り機は、レ
ンズを保持して光軸まわりに回転させるレンズクランプ
機構と、回転するレンズの外周部に砥石を当接して研削
する砥石等の研削装置を有し、レンズクランプ機構とし
ては、レンズをクランプする過程でレンズの光軸と回転
軸を一致させるためのいわゆる芯出しの機能を備えたレ
ンズ芯出しクランプ装置が用いられることが多い。
【0003】図10は特開昭58−160051号公報
に開示された一従来例によるレンズ芯出し機構を示すも
ので、これは、図示上向きの固定側ベルホルダ(下カッ
プ体)101にレンズR0 を吸着して仮保持し、可動側
ベルホルダ(上カップ体)102を回転させながら下降
させて、固定側ベルホルダ101に保持されたレンズR
0 に押圧し、固定側ベルホルダ101と可動側ベルホル
ダ102との間にレンズR0 を挟持する。このようにし
てレンズR0 をクランプする過程で、図11に示すよう
に、可動側ベルホルダ102のレンズ当接部102aと
レンズR0 の接触点に作用する接線力等を利用して、各
ベルホルダ101,102のレンズ当接部101a,1
02aに対してレンズR0 を滑らせることで芯出しを行
なうように構成されている。
【0004】固定側ベルホルダ101は、中空部111
aを有するスピンドル111と一体的に結合され、スピ
ンドル111は軸受112によって回転自在に支持され
ている。スピンドル111の中空部111aは、ニップ
ル111bによって図示しない真空源に接続され、固定
側ベルホルダ101のレンズ当接部101aにレンズR
0 を吸着するための真空吸着力を発生させる。また、可
動側ベルホルダ102は、スピンドル121の一端にこ
れと一体的に結合され、スピンドル121は軸受122
によって回転自在に支持されている。
【0005】両ベルホルダ101,102を回転させる
回転駆動部103は、モータ130の駆動軸130aの
回転を固定側ベルホルダ101のスピンドル111に伝
達する回転軸131およびギア列132,133と、モ
ータ130の駆動軸130aの回転を可動側ベルホルダ
102のスピンドル121に伝達するギア列134,1
35を有し、駆動軸130aと回転軸131の間は一方
向クラッチ136を介して連結されている。
【0006】一方向クラッチ136は、レンズR0 の外
径部を研削するレンズ芯取り工程においてモータ130
が正回転するときには、その回転を両スピンドル11
1,121に伝達し、両ベルホルダ101,102の間
に挟持したレンズR0 を図示しない外径研削用の砥石に
対して回転させる。
【0007】また、両ベルホルダ101,102にレン
ズR0 を挟持させる過程のレンズ芯出し工程において
は、モータ130を逆回転させ、その回転をギア列13
4,135を介して可動側ベルホルダ102のスピンド
ル121のみに伝達して、固定側ベルホルダ101に仮
保持されたレンズR0 に対して可動側ベルホルダ102
を相対的に回転させ、前述のようにレンズR0 を滑らせ
て偏心を補正する。
【0008】可動側ベルホルダ102を軸方向へ移動さ
せる軸方向駆動部104は、シリンダ141と、該シリ
ンダ141のピストン142の直線移動を可動側ベルホ
ルダ102の軸受122に伝達するピンオン−ラック機
構143〜145等を有する。
【0009】このようなレンズ芯出しクランプ装置にお
いて、両ベルホルダの材質としては黄銅が好適であるこ
とが、社団法人日本オプトメカトロニクス協会発行の光
学素子加工技術’92等に開示されており、また、ベル
ホルダの取付部を改良した構造としては、特開平3−1
61231号公報に記載されたものがすぐれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、レンズを両ベルホルダのレンズ当接部
に対して滑らせてレンズの芯出しを行なうレンズ芯出し
工程において、ベルホルダのレンズ当接部の摺動抵抗が
大きいために芯出しに費す時間が長く、かつ、ベルホル
ダの損傷が著しく、ベルホルダの耐久性が低いという未
解決の課題がある。ベルホルダが損傷すると、定期的に
ベルホルダのレンズ当接部を研磨する等の修正作業が必
要であるが、ベルホルダをスピンドルに対して着脱する
工程は複雑であり、また、スピンドルに対してベルホル
ダを取り付けるときには、ベルホルダとスピンドルの同
軸度を調整する作業も必要となり、このような複雑な作
業のためにレンズ芯取り機の稼働率を大きく損う結果に
なる。
【0011】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、各ベルホルダの材質
を硬度の高い材料、あるいは静的摩擦係数の小さいプラ
スチック材料にするとともに、レンズ当接部を表面粗さ
Rmax1.0μmに鏡面化してレンズに対する摺動抵
抗を低減しておくことで、ベルホルダの耐久性を向上さ
せ、レンズの芯出しに費やす時間を短縮して、レンズ芯
取り機の精度と稼働率を大きく改善できるレンズ芯出し
クランプ装置およびこれを用いたレンズ芯取り機を提供
することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のレンズ芯出しクランプ装置は、支持台上に
おいて軸方向に互いに接近離間自在である一対のベルホ
ルダと、少なくとも一方のベルホルダを軸方向に移動さ
せる軸方向駆動部と、各ベルホルダを回転駆動する回転
駆動部を有し、両ベルホルダによってレンズを挟持する
過程で該レンズの芯出しを行なうように構成されたレン
ズ芯出しクランプ装置であって、各ベルホルダの少なく
ともレンズ当接部の材質が、ビッカース硬度200以上
の材料であることを特徴とする。
【0013】あるいは、支持台上において軸方向に互い
に接近離間自在である一対のベルホルダと、少なくとも
一方のベルホルダを軸方向に移動させる軸方向駆動部
と、各ベルホルダを回転駆動する回転駆動部を有し、両
ベルホルダによってレンズを挟持する過程で該レンズの
芯出しを行なうように構成されたレンズ芯出しクランプ
装置であって、各ベルホルダの少なくともレンズ当接部
の材質が、静的摩擦係数0.13以下のプラスチック材
料であることを特徴とするレンズ芯出しクランプ装置で
あってもよい。
【0014】各ベルホルダのレンズ当接部が表面粗さR
max1.0μmに鏡面化されているとよい。
【0015】また、支持台上において軸方向に互いに接
近離間自在である一対のベルホルダと、少なくとも一方
のベルホルダを軸方向に移動させる軸方向駆動部と、各
ベルホルダを回転駆動する回転駆動部と、各ベルホルダ
のレンズ当接部を表面粗さRmax1.0μmに鏡面化
するためのベルホルダ研磨手段と、該ベルホルダ研磨手
段を前記支持台に着脱自在に取り付けるための取り付け
手段を有し、各ベルホルダの少なくとも前記レンズ当接
部の材質が、ビッカース硬度200以上の材料または静
的摩擦係数0.13以下のプラスチック材料であること
を特徴とするレンズ芯出しクランプ装置でもよい。
【0016】
【作用】一対のベルホルダによってレンズを挟持する過
程でベルホルダのレンズ当接部に対してレンズを滑らせ
てその芯出しを行なうに際して、ベルホルダのレンズ当
接部の摺動抵抗が大きいと、レンズの芯出しに必要な時
間が長くかかり、このためにレンズ芯取り機の稼働率が
低下する。また、レンズの芯出しによるベルホルダの摩
耗や損傷も著しく、ベルホルダの耐久性が低い。
【0017】そこで、まず、各ベルホルダの材質を、ビ
ッカース硬度200以上の硬い材料または静的摩擦係数
0.13以下の摩擦の少ないプラスチック材料とするこ
とで、レンズ芯出し工程におけるベルホルダの損傷を低
減し、ベルホルダの耐久性を向上させる。これによっ
て、ベルホルダの再研磨等の修正作業の必要性を低減
し、レンズ芯取り機の稼働率を改善することができる。
【0018】加えて、ベルホルダのレンズ当接部を表面
粗さRmax1.0μmに鏡面化してレンズに対する摺
動抵抗を小さくしておき、さらに、ベルホルダのレンズ
当接部の環状のエッジ部を曲率半径1mm以上にアール
化して芯出しの工程でレンズにキズがつくのを防ぐこと
で、ベルホルダの耐久性をより一層向上させるととも
に、レンズ当接部の滑りをよくして、迅速かつ安定して
芯出しを行なうことができるようにする。これによっ
て、レンズ芯取り機の稼働率をさらに改善することがで
きる。
【0019】ベルホルダのレンズ当接部を鏡面化する工
程の前に、研削バイトによるベルホルダの内径出しの工
程を付加してもよい。
【0020】また、着脱自在であるベルホルダ研磨手段
によってレンズ芯取り機上で、ベルホルダの内径出しか
ら鏡面化、アール化等の作業を順次行ない、ひき続き、
予め設定されたプログラムに従って、レンズの芯出しを
経てレンズの外径出しすなわち芯取りを行なうレンズ芯
取りサイクルを開始することで、レンズ芯取り工程全体
に費やされる時間を大幅に短縮できる。
【0021】すなわち、ベルホルダによる芯出し工程に
かかる時間を短縮し、ベルホルダの耐久性を大幅に向上
させるとともに、レンズ芯取り機上でベルホルダの内径
出しから鏡面化等を一貫して行なうことで、レンズ芯取
り機の稼働率を大きく改善できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0023】図1は一実施の形態によるレンズ芯出しク
ランプ装置の主要部を示すもので、これは、図示左側の
固定側ベルホルダ1にレンズR1 を吸着して仮保持し、
可動側ベルホルダ2を回転させながら左方へ移動させ
て、固定側ベルホルダ1に保持されたレンズR1 に押圧
し、固定側ベルホルダ1と可動側ベルホルダ2との間に
レンズR1 を挟持する過程で、可動側ベルホルダ2のレ
ンズ当接部2aとレンズR1 の接触点に作用する接線力
等を利用して、各ベルホルダ1,2のレンズ当接部1
a,2aに対してレンズR1 を滑らせることで芯出しを
行なうように構成されている。
【0024】図2に示すように、固定側ベルホルダ1
は、中空部11aを有するスピンドル11と一体的に結
合され、スピンドル11は軸受12によって回転自在に
支持されている。スピンドル11の中空部11aは、ニ
ップル11bによって図示しない真空源に接続され、固
定側ベルホルダ1のレンズ当接部1aにレンズR1 を吸
着するための真空吸着力を発生させる。また、可動側ベ
ルホルダ2は、スピンドル21の一端にこれと一体的に
結合され、スピンドル21は軸受22によって回転自在
に支持されている。
【0025】両ベルホルダ1,2を回転させる第1の回
転駆動部3は、モータ30の駆動軸31の回転を固定側
ベルホルダ1のスピンドル11に伝達する回転軸32お
よびギア列33,34と、モータ30の駆動軸31の回
転を可動側ベルホルダ2のスピンドル21に伝達するギ
ア列35,36を有し、回転軸32と駆動軸31の間は
一方向クラッチ37を介して連結されている。
【0026】一方向クラッチ37は、レンズR1 の外径
部を研削するレンズ芯取り工程において、モータ30が
正回転するときにはその回転を両スピンドル11,21
に伝達して、両ベルホルダ1,2の間に挟持したレンズ
1 を図3に示す研削手段である砥石10に対して回転
させるが、両ベルホルダ1,2にレンズR1 を挟持させ
る過程のレンズ芯出し工程においては、モータ30を逆
回転させ、その回転を可動側ベルホルダ2のスピンドル
21のみに伝達して、固定側ベルホルダ1に吸着された
レンズR1 に対して可動側ベルホルダ2を相対的に回転
させ、前述のようにレンズR1 を滑らせて偏心を補正す
る。
【0027】可動側ベルホルダ2を軸方向へ移動させる
軸方向駆動部4は、シリンダ41と、該シリンダ41の
ピストン42の直線移動を可動側ベルホルダ2の軸受2
2に伝達するピンオン−ラック機構43〜45等を有す
る。
【0028】このように第1の回転駆動部3は、固定側
ベルホルダ1に仮保持されたレンズR1 の芯出しを行な
う工程と、固定側ベルホルダ1と可動側ベルホルダ2に
挟持されたレンズR1 の外径部を図3の砥石10によっ
て研削する芯取り工程等において用いられるもので、モ
ータ30の回転は電磁クラッチ30aを介して駆動軸3
1に伝達される。
【0029】砥石10の駆動部は、レンズ芯取り機の支
持台であるベース5の上面に配設された送り方向のスラ
イダ10a、軸方向のスライダ10b、砥石回転部10
c等を有し、砥石回転部10cは、モータ10dの回転
を砥石10のスピンドル10eに伝達するためのベルト
駆動部10f等を備えている。
【0030】ベース5は、図3の(b)に示すベルホル
ダ研磨手段であるベルホルダ研削研磨ユニット6を、取
り付け手段であるビス等によって取り付けるための切欠
部51を有し、また、前述のスピンドル11,21を回
転させるための駆動軸31、回転軸32、ギア列33〜
36等はベース5に内蔵されている。
【0031】ベルホルダ研削研磨ユニット6は、固定側
ベルホルダ1と可動側ベルホルダ2のレンズ当接部1
a,2aを研削、研磨する工程で用いられるもので、ベ
ース5の切欠部51に対して着脱自在に構成される。
【0032】前述のレンズ芯出し工程においては、各ベ
ルホルダ1,2のレンズ当接部1a,2aに偏心等があ
ると正確な芯出しを行なうことができず、また、各ベル
ホルダ1,2のレンズ当接部1a,2aに対してレンズ
1 を滑らせるときの摺動抵抗が大きいと芯出しに時間
がかかり、加えて、各ベルホルダ1,2のレンズ当接部
1a,2aの先端によってレンズR1 が傷つく等のトラ
ブルを生じる。
【0033】そこで、クランプされるレンズの硬度等に
基づいて、ベルホルダの材質にビッカース硬度200以
上の材料または静的摩擦係数0.13以下のプラスチッ
ク材料を選択する。例えば、比較的硬質のレンズの場合
には、ベルホルダの材質をビッカース硬度200以上の
炭素工具鋼、合金工具鋼、プリハードン鋼とし、比較的
軟質のレンズであれば、ベルホルダの材質に静的摩擦係
数0.13以下のポリアセタール樹脂やポリイシド樹脂
等のプラスチック材料を用いる。なお、静的摩擦係数
は、PV=10kg/cm2 ・m/sicで空気中無潤
滑の安定状態で計測した摩擦係数である。
【0034】本実施の形態は、ベルホルダの材質とし
て、ビッカース硬度200以上の金属材料等、あるい
は、静的摩擦係数0.13以下のプラスチック材料を用
いることで、レンズの芯出し工程におけるベルホルダの
損傷を防ぎ、ベルホルダの耐久性を大幅に向上させるも
のである。例えば、ビッカース硬度110前後で静的摩
擦係数0.14〜0.16である黄銅を材質とする従来
例のベルホルダに比べて、ベルホルダの耐久性を4倍以
上に改善することができる。
【0035】さらに、上記のように限定された材質のベ
ルホルダ1,2を各スピンドル11,21にを取り付け
た状態で、ベルホルダ研削研磨ユニット6によって各ベ
ルホルダ1,2のレンズ当接部1a,2aを研削、研磨
し、予めレンズ当接部1a,2aの内径出しや鏡面化等
を行なう工程を設ける。
【0036】このように各ベルホルダ1,2のレンズ当
接部1a,2aを研削、研磨するときは、第1の回転駆
動部3の電磁クラッチ30aをOFFにして、各ベルホ
ルダ1,2を第2の回転駆動部7によって回転させる。
【0037】第2の回転駆動部7は、モータ70と、そ
の回転を回転軸32に伝達するギア列および第2の電磁
クラッチ70aを有し、前述のように第1の電磁クラッ
チ30aをOFFにすると同時に第2の電磁クラッチ7
0aをONにして、各ベルホルダ1,2を第2の回転駆
動部7によって回転させながら、ベルホルダ研削研磨ユ
ニット6による研削、研磨を行なう(図2参照)。
【0038】ベルホルダ研削研磨ユニット6は、図4に
拡大して示すように、ベース5の切欠部51にビス止め
等によって固定される支持体61と、これに支持された
送り方向スライダ62と、その上に載置された軸方向ス
ライダ63と、該軸方向スライダ63の上面に配設され
たバイト保持具64等を有する。バイト保持具64は、
各ベルホルダ1,2の内径出しのための超硬、ダイヤ、
CBN等の刃先65aを有する研削用のバイト65を保
持する。また、バイト65の替わりに、各ベルホルダ
1,2のレンズ当接部1a,2aの前述のような鏡面化
のための研磨用の砥石66aを有するエアーグラインダ
ー66(図5参照)と、各ベルホルダ1,2のレンズ当
接部1a,2aの先端に丸み(R)をつけてバリ等を除
去する前述のようなアール化のためのダイヤモンドシー
ト67aを貼り付けたアールバイト67(図6参照)を
それぞれ取り付け自在である。
【0039】各ベルホルダ1,2のレンズ当接部1a,
2aをベルホルダ研削研磨ユニット6によって内径出
し、鏡面化する工程は以下のように行なわれる。まず、
ベルホルダ研削研磨ユニット6に研削用のバイト65を
取り付けたものをベース5の切欠部51に装着し、第2
の回転駆動部7によって両ベルホルダ1,2を回転さ
せ、研削用のバイト65の刃先65aの位置や送りを調
節して、各レンズ当接部1a,2aの内径出しを行な
い、続いて、研削用のバイト65をエアーグラインダー
66に交換して上記と同様に両ベルホルダ1,2を回転
させ、各レンズ当接部1a,2aを鏡面化し、レンズ当
接部1a,2aの表面粗さをRmax1.0μm以下に
する。
【0040】次いで、エアーグラインダー66をアール
バイト67に交換して、上記と同様に両ベルホルダ1,
2を回転させ、図1の(b)に示すようにレンズ当接部
1a,2aの先端のバリ等を除去し丸みをつけるアール
化を行なう。この工程は、アールバイト67を用いるこ
となく、図7に示すように、人手によってダイヤモンド
ペーパー68を保持し、回転するベルホルダ1,2のレ
ンズ当接部1a,2aに当接してもよい。
【0041】ベルホルダ1,2のレンズ当接部1a,2
aのバイトによる内径出しの工程と、エアーグラインダ
ー等の研磨工具による鏡面化の工程等におけるベルホル
ダ1,2の回転速度や切り込み速度は、ベルホルダ1,
2の材質によって適宜選定される。表1は、ベルホルダ
1,2の回転数を500rpmとしたときの、上記工程
における切り込み速度を各材料について示したものであ
る。
【0042】
【表1】 上記のように内径出しと、鏡面化とアール化を終えたベ
ルホルダを用いてレンズの芯出しを行なえば、レンズを
ベルホルダのレンズ当接部に対して滑らせるときの摺動
抵抗が小さいために芯出しの工程に費やす時間が短くて
すみ、また芯出しの精度も大幅に改善される。さらに、
芯出し工程においてベルホルダが損傷することも少なく
なるため、ベルホルダの耐久性がより一層向上する。
【0043】レンズ芯取り機のベースに対して着脱自在
であるベルホルダ研削研磨ユニットを用いることで、ベ
ルホルダの内径出しや鏡面化等とレンズの芯出しおよび
芯取りの全工程を連続的に行ない、レンズ芯取り機の稼
働率を大幅に向上させることができるという特筆すべき
長所がある。
【0044】加えて、上記の研削、研磨の工程等におい
てベルホルダのレンズ当接部の先端にバリ等が発生して
も、最後のアール化の工程で完全に除去されるため、バ
リ等によってレンズの芯出し作業が妨げられることな
く、また、ベルホルダのバリ等によってレンズが傷つく
おそれもないため、芯出しを安定して速やかに行なうこ
とができる。
【0045】このようにベルホルダのレンズ当接部を鏡
面化およびアール化する工程が付加されていれば、ベル
ホルダとレンズの双方に損傷のおそれがないため、ベル
ホルダの材質に、硬度の高い金属や摩擦係数の小さいプ
ラスチック材料等を用いることが可能となる。例えば、
従来は、ベルホルダによる芯出しの工程でレンズが傷つ
くのを防ぐためにベルホルダの材質にはビッカース硬度
110程度で静的摩擦係数0.14〜0.16の黄銅を
用いるのが一般的であったが、本実施の形態によれば、
例えば比較的硬質のレンズの場合には、ビッカース硬度
200以上の炭素工具鋼、合金工具鋼、プリハードン鋼
等を用いることができる。このように、ベルホルダの材
質をより硬質にすることで、ベルホルダの耐久性を4、
5倍向上させることができる。
【0046】逆に、比較的軟質のレンズの場合には、静
的摩擦係数0.13以下のポリアセタール樹脂、ポリア
ミド、ポリイミド樹脂等を用いることで、ベルホルダの
耐久性を4倍程度向上させることができる。
【0047】(第1実施例)一般的な光学レンズのビッ
カース硬度は、表2に示すように、400〜850と硝
種により幅を有している。ビッカース硬度850に近い
硝種を硬硝種レンズ、ビッカース硬度400に近いもの
を軟硝種レンズと仮称する。
【0048】
【表2】 凹形の硬硝種レンズをベルホルダによってクランプ保持
してレンズの外径部を研削する芯取り工程において、ベ
ルホルダの素材は、ビッカース硬度200以上の炭素工
具鋼・合金工具鋼・プリハードン鋼等を用いる。あるい
は、他の鉄鋼材を熱処理等によりビッカース硬度200
以上にしたものを用いる。
【0049】ビッカース硬度200以上の素材の選定
は、レンズ硝材の硬さ・レンズの除去体積・除去速度・
レンズ保持力・レンズ径・レンズ形状等に基づいて行な
う。
【0050】このように、硬硝種レンズのレンズをクラ
ンプ保持するベルホルダの硬度を上げることにより、レ
ンズと接するベルホルダのレンズ当接部の損傷を防ぎ、
耐久性を大幅に倍向上させることができた。
【0051】次に、レンズと接触するベルホルダのレン
ズ当接部をベルホルダ研削研磨ユニットによって表面粗
さRmax1.0μm以下に鏡面化することで、レンズ
を滑らせて芯出しを行なう工程における摺動抵抗が低減
され、芯出し作業時間を大幅に短縮できた。加えて、ベ
ルホルダの損傷を低減し、その耐久性をさらに向上させ
ることができた。
【0052】また、レンズと接するベルホルダのレンズ
当接部の環状のエッジ部を曲率半径1mm以上にアール
化することにより、研磨等にて発生した先端部のバリ等
の影響を受けることなくレンズの芯出し作用が安定して
行なうことができた。上記のバリ等のためにベルホルダ
のレンズ当接部が損傷するのを防ぎ、ベルホルダの耐久
性をさらに向上させることができた。
【0053】一例として、材質をプリハードン鋼とした
場合と、従来のものとベルホルダの耐久性を比較した実
験結果を図8に示す。
【0054】レンズの外径はφ15(mm)、静的摩擦
係数は0.1、ビッカース硬度847kgf/mm2
レンズの加工条件は、各レンズの加工時間50秒、クラ
ンプ圧力40kg/cm2 、カム制御方式を採用し、カ
ム1回転(360度)で1サイクル、外径方向カム5m
m/312度、横送りカム5mm/140度、砥石は電
着砥石#275/#325を使用した。ベルホルダの材
質が黄銅のものをサンプルAとし、ビッカース硬度40
0のブリハードン鋼のものをサンプルBとして、ベルホ
ルダによってレンズに損傷が生じるまでに何枚のレンズ
を加工できるかを調べたところ、サンプルBはサンプル
Aの4〜5倍の耐久性を示した。
【0055】(第2実施例)ビッカース硬度400に近
い凹形の軟硝種レンズをベルホルダによってクランプ保
持してレンズの外径部を研削する芯取り工程において、
レンズをクランプ保持するベルホルダの素材は、静的摩
擦係数0.13以下のプラスチック材料、例えばポリア
セタール樹脂、ポリアミド、ポリイミド樹脂等を用い
る。
【0056】静的摩擦係数0.13以下のプラスチック
材料の選定は、レンズ硝材の硬さ・レンズの除去体積・
除去速度・レンズ保持力・レンズ径・レンズ形状等に基
づいて行なう。
【0057】このように、軟硝種レンズのレンズをクラ
ンプ保持するベルホルダの素材に静的摩擦係数0.13
以下の材料を用いることにより、レンズとベルホルダの
間の摩擦を低減し、耐久性を大幅に向上させることがで
きた。
【0058】次に、レンズと接触するベルホルダのレン
ズ当接部をベルホルダ研削研磨ユニットによって表面粗
さRmax1.0μm以下に、鏡面化することで、レン
ズを滑らせて芯出しを行なう工程における摺動抵抗が低
減され、芯出し作業時間を大幅に短縮できた。加えて、
ベルホルダの損傷を低減し、その耐久性をさらに向上さ
せることができた。
【0059】また、レンズと接するベルホルダのレンズ
当接部の環状のエッジ部を曲率半径1mm以上にアール
化することにより、研磨等にて発生した先端部のバリ等
の影響を受けることなくレンズの芯出し作用が安定して
行なうことができた。上記のバリ等のためにベルホルダ
のレンズ当接部が損傷するのを防ぎ、ベルホルダの耐久
性をさらに向上させることができた。
【0060】一例として、材質をポリイシド樹脂とした
場合と、従来例のものとベルホルダの耐久性を比較した
実験結果を図9に示す。
【0061】レンズの外径はφ20(mm)、静的摩擦
係数は0.09、ビッカース硬度413kgf/mm
2 、レンズの加工条件は、各レンズの加工時間60秒、
クランプ圧力30kg/cm2 、カム制御方式を採用
し、カム1回転(360度)で1サイクル、外径方向カ
ム5mm/312度、横送りカム5mm/140度、砥
石は電着砥石#275/#325を使用した。ベルホル
ダの材質が黄銅のものをサンプルAとし、ポリイミド樹
脂摩擦係数0.29のものをサンプルB、ポリイミド樹
脂摩擦係数0.12のものをサンプルCとして、ベルホ
ルダによってレンズに損傷が生じるまでに何枚のレンズ
を加工できるかを調べたところ、サンプルCはサンプル
Aの2〜4倍の耐久性を示した。
【0062】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0063】ベルホルダの材質を限定することで耐久性
を向上させ、かつ、レンズ当接部に鏡面化やアール化等
の処理を施してレンズに対する摺動抵抗を低減しておく
ことで、レンズの芯出しに費やす時間を短縮する。これ
によって、レンズ芯取り機の稼働率を大きく改善でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態によるレンズ芯出しクランプ装置
の主要部を示すもので、(a)はベルホルダを示す部分
断面図、(b)は(a)の一部分を拡大して示す拡大部
分断面図である。
【図2】図1のベルホルダの駆動部を示す図である。
【図3】レンズ芯取り機を示すもので、(a)はその斜
視図、(b)はベルホルダ研削研磨ユニットを示す斜視
図である。
【図4】ベルホルダ研削研磨ユニットを拡大して示す図
である。
【図5】図4のベルホルダ研削研磨ユニットに取り付け
自在なエアーグラインダーを示す図である。
【図6】図4のベルホルダ研削研磨ユニットに取り付け
自在なアールバイトを示す図である。
【図7】図1の装置のベルホルダをアール化する手作業
を示す図である。
【図8】第1実施例の実験結果を示すグラフである。
【図9】第2実施例の実験結果を示すグラフである。
【図10】一従来例による芯出し機構を示す図である。
【図11】図10の装置による芯出し工程を説明する図
である。
【符号の説明】
1 固定側ベルホルダ 2 可動側ベルホルダ 3 第1の回転駆動部 4 軸方向駆動部 5 ベース 6 ベルホルダ研削研磨ユニット 7 第2の回転駆動部 10 砥石 65 バイト 66 エアーグラインダー 67 アールバイト 68 ダイヤモンドシート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台上において軸方向に互いに接近離
    間自在である一対のベルホルダと、少なくとも一方のベ
    ルホルダを軸方向に移動させる軸方向駆動部と、各ベル
    ホルダを回転駆動する回転駆動部を有し、両ベルホルダ
    によってレンズを挟持する過程で該レンズの芯出しを行
    なうように構成されたレンズ芯出しクランプ装置であっ
    て、各ベルホルダの少なくともレンズ当接部の材質が、
    ビッカース硬度200以上の材料であることを特徴とす
    るレンズ芯出しクランプ装置。
  2. 【請求項2】 支持台上において軸方向に互いに接近離
    間自在である一対のベルホルダと、少なくとも一方のベ
    ルホルダを軸方向に移動させる軸方向駆動部と、各ベル
    ホルダを回転駆動する回転駆動部を有し、両ベルホルダ
    によってレンズを挟持する過程で該レンズの芯出しを行
    なうように構成されたレンズ芯出しクランプ装置であっ
    て、各ベルホルダの少なくともレンズ当接部の材質が、
    静的摩擦係数0.13以下のプラスチック材料であるこ
    とを特徴とするレンズ芯出しクランプ装置。
  3. 【請求項3】 各ベルホルダのレンズ当接部が表面粗さ
    Rmax1.0μmに鏡面化されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載のレンズ芯出しクランプ装置。
  4. 【請求項4】 各ベルホルダのレンズ当接部の環状のエ
    ッジ部が曲率半径1mm以上にアール化されていること
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載のレン
    ズ芯出しクランプ装置。
  5. 【請求項5】 支持台上において軸方向に互いに接近離
    間自在である一対のベルホルダと、少なくとも一方のベ
    ルホルダを軸方向に移動させる軸方向駆動部と、各ベル
    ホルダを回転駆動する回転駆動部と、各ベルホルダのレ
    ンズ当接部を表面粗さRmax1.0μmに鏡面化する
    ためのベルホルダ研磨手段と、該ベルホルダ研磨手段を
    前記支持台に着脱自在に取り付けるための取り付け手段
    を有し、各ベルホルダの少なくとも前記レンズ当接部の
    材質が、ビッカース硬度200以上の材料または静的摩
    擦係数0.13以下のプラスチック材料であることを特
    徴とするレンズ芯出しクランプ装置。
  6. 【請求項6】 ベルホルダ研磨手段が、各ベルホルダの
    レンズ当接部の内径出しを行なうためのバイトを取り付
    け自在に構成されていることを特徴とする請求項5記載
    のレンズ芯出しクランプ装置。
  7. 【請求項7】 ベルホルダ研磨手段が、各ベルホルダの
    レンズ当接部の環状のエッジ部を曲率半径1mm以上に
    アール化するためのアールバイトを取り付け自在に構成
    されていることを特徴とする請求項5または6記載のレ
    ンズ芯出しクランプ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7いずれか1項記載のレ
    ンズ芯出しクランプ装置と、これによって保持されたレ
    ンズの外径部を研削する研削手段を有するレンズ芯取り
    機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007044806A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Tdk Corp 切断装置及び切断方法
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