JP2001220525A - 木工塗料用光硬化性組成物 - Google Patents

木工塗料用光硬化性組成物

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JP2001220525A
JP2001220525A JP2000031692A JP2000031692A JP2001220525A JP 2001220525 A JP2001220525 A JP 2001220525A JP 2000031692 A JP2000031692 A JP 2000031692A JP 2000031692 A JP2000031692 A JP 2000031692A JP 2001220525 A JP2001220525 A JP 2001220525A
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meth
acrylate
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compound
component
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JP2000031692A
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Juichi Fujimoto
寿一 藤本
Seiji Nurishi
誠司 塗師
Hiroshi Fukushima
洋 福島
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低粘度で塗工時の作業性に優れ、速硬化型であ
りながら、硬化時の体積収縮が小さく、耐クラック性に
優れた硬化塗膜が得られる木工塗料用光硬化性組成物を
得る。 【解決手段】 分子内に1あるいは2個のラジカル重合
可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物(a1)およ
び分子内に(メタ)アクリロイル基を3個以上有する化
合物(a2)を重合して得られる、平均一次粒子径10〜
1000nmの範囲にある架橋微粒子(A)、および分
子内に少なくとも1個のラジカル重合可能なエチレン性
不飽和結合を有する化合物(B)、光重合開始剤(C)
からなる組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗工作業性、硬化
性および耐クラック性に優れた、硬化性組成物に関する
ものであり、特に木工用途に有用な光硬化性組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、木工合板、床板、家具、楽器
などの木工製品の表面加工分野においては、エネルギー
コストが低く、生産性良好な速硬化型の光硬化性組成物
が多く利用されてきた。木工塗料分野において利用され
る光硬化性組成物のなかでも、とりわけ不飽和ポリエス
テル樹脂を含む組成物は、得られる硬化塗膜の光沢や、
肉持ち感などの仕上がり外観に優れ、また安価であるこ
とから多く用いられてきた。しかしながら、該組成物で
は、塗膜表面の硬化性が内部に較べて遅く、塗装硬化品
の生産性に問題があった。さらに、該組成物が含有する
モノマーやオリゴマーの硬化収縮により、硬化塗膜の内
部歪みが大きくなるため、熱および冷却の繰り返しによ
り、硬化塗膜にクラックが発生しやすいという課題があ
った。
【0003】そこでこれらの課題を改善するために、例
えば、特開平4−202213号公報には、特定のグリ
コール成分を含むマレイン酸系不飽和ポリエステルを用
いた組成物が開示されており、また、特開平5−202
163号公報には、エポキシアクリレート、特定のアク
リルポリオール成分およびイソシアネート化合物を用い
る組成物が開示されている。しかしながら、特開平4−
202213号公報記載の組成物は塗工作業性を向上さ
せるために希釈剤としてスチレンモノマーを用いる必要
があるが、それにより表面硬化性が低下し、さらにスチ
レンモノマー揮発による臭気で作業環境が不良となって
しまうのが現状である。また、特開平5−202163
号公報記載の組成物では組成物の粘度が高いため、塗工
作業性を向上させ実用に供するには有機溶剤等の希釈剤
を必要とするので、やはり作業環境を向上させることは
できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】このように従来の
木工塗料分野では、組成物の粘度が高く希釈剤を使用し
なければならず、塗工時の作業環境が不良であった。本
発明は、組成物の粘度が低く、塗工時の作業性に優れ、
速硬化型でありながら、硬化時の体積収縮が小さく、耐
クラック性に優れた硬化塗膜が得られる、木工塗料用光
硬化性組成物を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、分子内
に1あるいは2個のラジカル重合可能なエチレン性不飽
和結合を有する化合物(a1)および分子内に(メタ)ア
クリロイル基を3個以上有する化合物(a2)を重合して
得られる架橋微粒子(A)、分子内に少なくとも1個の
ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合
物(B)、および光重合開始剤(C)からなる光硬化性
組成物にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、各成分について詳細に説明
する。なお、本発明において「(メタ)アクリル酸」は
「アクリル酸またはメタクリル酸」を、「(メタ)アク
リロイル基」は「アクリロイル基またはメタクリルロイ
ル基」をそれぞれ意味する。
【0007】本発明の組成物は、分子内に1あるいは2
個のラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する
化合物(a1)および分子内に(メタ)アクリロイル基を
3個以上有する化合物(a2)を重合して得られる、平均
一次粒子径10〜1000nmの範囲にある架橋微粒子
(A)、分子内に少なくとも1個のラジカル重合可能な
エチレン性不飽和結合を有する化合物(B)、および光
重合開始剤(C)を構成成分とする。
【0008】本発明でいう架橋微粒子(A)とは、分子
内に1あるいは2個ラジカル重合可能なエチレン性不飽
和結合を有する化合物(a1)および分子内に(メタ)ア
クリロイル基を3個以上有する化合物(a2)を乳化重合
して得られる微粒子である。なお本発明でいう架橋微粒
子(A)とは、水分を除去した乾燥状態のものをいい、
また、該架橋微粒子(A)の構造は、単層構造、コア/
シェル構造、複層構造など、特に限定されるものではな
い。
【0009】本発明に用いる架橋微粒子(A)は、後述
する分散媒である(B)成分に添加した際に、粘度上昇
が少なく、かつこれを用いた組成物の硬化塗膜は低収縮
となるという従来にない優れた特徴を有するものであ
る。本発明に用いる架橋微粒子(A)を得るために用い
る(a1)成分は、分子内に1あるいは2個ラジカル重合可
能なエチレン性不飽和結合を有する化合物であり、本発
明の組成物の用途、要求性能等を考慮して、適宜選択す
ればよい。
【0010】(a1)成分の具体例としては、例えば、ス
チレン、α−メチルスチレン、α−クロロスチレン、ビ
ニルトルエン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビニル系モ
ノマー類;酢酸ビニル、酪酸ビニル、N−ビニルホルム
アミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−2−ピ
ロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アジピン酸ジビ
ニル等のビニルエステルモノマー類;エチルビニルエー
テル、フェニルビニルエーテル等のビニルエーテル類;
ジアリルフタレート、トリメチロールプロパンジアリル
エーテル、アリルグリシジルエーテル等のアリル化合物
類;アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
N−メトキシメチルアクリルアミド、N−ブトキシメチ
ルアクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミド、ア
クリロイルモルホリン、メチレンビスアクリルアミド等
のアクリルアミド類;(メタ)アクリル酸、(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、
(メタ)アクリル酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸t
−ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アク
リル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリ
ル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル
酸テトラヒドロフルフリル、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプ
ロピル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル、
(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸ジ
メチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチルアミ
ノエチル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アク
リル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸フェノキシ
エチル、(メタ)アクリル酸トリシクロデカン、(メ
タ)アクリル酸アリル、(メタ)アクリル酸2−エトキ
シエチル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)
アクリル酸フェニル、ジ(メタ)アクリル酸エチレング
リコール、ジ(メタ)アクリル酸ジエチレングリコー
ル、ジ(メタ)アクリル酸トリエチレングリコール、ジ
(メタ)アクリル酸テトラエチレングリコール、ジ(メ
タ)アクリル酸ポリエチレングリコール、ジ(メタ)ア
クリル酸1,3−ブチレングリコール、ジ(メタ)アク
リル酸1,4−ブタンジオール、ジ(メタ)アクリル酸
1,6−ヘキサンジオール、ジ(メタ)アクリル酸1,
9−ノナンジオール、ジ(メタ)アクリル酸ネオペンチ
ルグリコール、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリ
コールジ(メタ)アクリル酸エステル、ジ(メタ)アク
リル酸プロピレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸ジ
プロピレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸トリプロ
ピレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸テトラプロピ
レングリコール、ジ(メタ)アクリル酸ポリプロピレン
グリコール、ジ(メタ)アクリル酸ポリテトラメチレン
グリコール等の(メタ)アクリル酸エステル類等が挙げ
られる。これらは、1種単独または2種以上を併用して
用いることができる。
【0011】次に、架橋微粒子(A)を得るために用い
る(a2)成分は、分子内に(メタ)アクリロイル基を3
個以上有する化合物である。この(メタ)アクリロイル
基を3個以上有する化合物(a2)は、反応性が高く、優
れた架橋効果を発揮するものであり、前記(a1)成分を
架橋するために必要な架橋剤成分である。本発明におい
て、(a2)成分の代わりに、(メタ)アクリロイル基を
2個有する化合物を用いた場合には、架橋密度が低い架
橋微粒子となる傾向にあるため、該微粒子を分子内に少
なくとも1個のラジカル重合可能なエチレン性不飽和結
合を有する化合物(B)に分散させると、該微粒子内部
に(B)成分が浸透してしまい、極度に樹脂組成物が増
粘する傾向にある。
【0012】(a2)成分の具体例としては、例えば、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリル酸エステ
ル、エトキシレーテッドトリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリル酸エステル、プロポキシレーテッドト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリル酸エステ
ル、グリセリントリ(メタ)アクリル酸エステル、エト
キシレーテッドグリセリントリ(メタ)アクリル酸エス
テル、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレー
ト、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリル
酸エステル、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
ル酸エステル、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)ア
クリル酸エステル、ジペンタエリスリトールペンタ(メ
タ)アクリル酸エステル、ジペンタエリスリトールヘキ
サ(メタ)アクリル酸エステル等のアクリル酸エステル
類;ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、水添ジフェニルメタンジイソシアネート等のイソシ
アネート化合物の3量体以上の多量体に、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、4―ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレートやそれらのカプロラクトン付加体等の
水酸基を有する(メタ)アクリレートを付加したウレタ
ンポリ(メタ)アクリレート類;3官能以上の多官能フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂、3官能以上のクレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂、ペンタエリスリトー
ルポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパント
リグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒ
ドロキシエチル)イソシアヌレート等の分子内に3個以
上のエポキシ基を有するポリエポキシ化合物に(メタ)
アクリル酸を付加したエポキシポリ(メタ)アクリレー
ト類等が挙げられる。これらは1種単独または2種以上
を併用して用いることができる。
【0013】本発明において、架橋微粒子(A)を構成
する、分子内に1あるいは2個のラジカル重合可能なエ
チレン性不飽和結合を有する化合物(a1)と分子内に
(メタ)アクリロイル基を3個以上有する化合物(a2)
の使用割合は、好ましくは(a1)成分と(a2)成分の合
計量100質量%のうち、(a1)成分は95〜55質量
%の範囲、特に好ましくは95〜65質量%の範囲であ
る。また、(a2)成分は5〜45質量%の範囲、特に好
ましくは5〜35質量%の範囲である。
【0014】(a2)成分が5質量%より少ない場合に
は、架橋微粒子の架橋密度が低くなり、得られた該微粒
子をラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する
化合物(B)に分散させた際に、該微粒子内部に(B)
成分が浸透し、極度に組成物が増粘する傾向にあり、ま
た、(a2)成分が45質量%を超える場合には、重合時
にゲル化を起こす傾向にある。本発明において、架橋微
粒子(A)を得る方法としては、公知の重合法にて重合
して得ればよいが、特に乳化重合法が好ましい。
【0015】さらに該乳化重合法としては特に限定され
るものではなく、具体的には、例えば、一括混合重合
法、モノマー滴下法、プレエマルション法、シード重合
法、多段階(コアシェル)重合法等いずれも使用可能で
ある。
【0016】架橋微粒子(A)を乳化重合法で工業的に
製造する場合、乳化剤を用いて重合することが好まし
い。
【0017】本発明に用いる架橋微粒子(A)を乳化重
合で得る場合に好適な乳化剤の具体例としては、例え
ば、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル、
ポリエチレングリコールドデシルフェニルエーテル等の
ノニオン性界面活性剤;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウ
リルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナト
リウム等のアニオン性界面活性剤;ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテルアクリル酸エステル、ポリオ
キシエチレンアルキルプロペニルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルプロペニルフェニルエーテル
硫酸エステルアンモニウム塩、α−スルホ−ω−(1−
((ノニルフェノキシ)メチル)−2−(2−プロペニ
ルオキシ)エトキシ)−ポリ(オキシ−1,2−エタン
ジイル)のアンモニウム塩等のラジカル反応性界面活性
剤等が挙げられる。
【0018】上記した中でも、ラジカル反応性界面活性
剤は架橋微粒子(A)中に重合により組み込まれる。そ
のため、この該界面活性剤を使用して得た架橋微粒子を
本発明の樹脂組成物に使用すると、その硬化塗膜から界
面活性剤がブリードアウトせずに、耐久性を向上させる
傾向にあり好ましい。ラジカル反応性界面活性剤の中で
も、ラジカル重合性アニオン型乳化剤であるポリオキシ
エチレンアルキルプロペニルフェニルエーテル硫酸エス
テルアンモニウム塩やα−スルホ−ω−(1−((ノニ
ルフェノキシ)メチル)−2−(2−プロペニルオキ
シ)エトキシ)−ポリ(オキシ−1,2−エタンジイ
ル)のアンモニウム塩等が、乳化安定性の観点からより
好ましい。
【0019】本発明において、(A)成分を得るために
用いる乳化剤の使用割合は、乳化重合時の総量(つまり
(a1)成分、(a2)成分および純水の合計量)に対し
て、0.1〜8質量%が好ましい。また、乳化重合時の
(a1)成分、(a2)成分および純水の配合割合は、例え
ば、純水100質量部に対して、(a1)成分と(a2)成
分の合計量が0.15〜1.5質量部の範囲とすること
が特に好ましい。
【0020】このように得られた乳化液を乾燥、微粉化
すれば、本発明で用いる架橋微粒子(A)が得られる。
ここで行う乳化液の乾燥方法は、凝固、洗浄して乾燥
し、微粉化する方法や、スプレー乾燥法等、特に限定さ
れるものではなく、公知の方法で行えばよい。特に、ス
プレー乾燥法で得た二次粒子の粒径が小さい架橋微粒子
(A)を用いた組成物は、硬化後の塗膜外観が良好とな
り好ましい。
【0021】本発明に用いる架橋微粒子(A)の重量平
均一次粒子径は、平均値が10〜1000nmの範囲で
ある。これは、(A)成分の重量平均一次粒子径が10
nmより小さいと、これを用いた硬化性組成物の粘度が
極度に上昇する傾向にあり、また、1000nmを超え
ると、これを用いた組成物の硬化後の塗膜外観が不良と
なる傾向にある。本発明において、特に好ましい(A)
成分の重量平均一次粒子径の範囲は、50〜800nm
の範囲である。このようにして得られた架橋微粒子
(A)は、水を除去した乾燥状態で化合物(B)に配合
される。
【0022】本発明において、架橋微粒子(A)のメチ
ルエチルケトン中での体積膨潤率(V%)が300%以
下であれば、得られた該微粒子を化合物(B)に分散さ
せた際に、該微粒子内部に(B)成分が浸透しても、極
度に組成物が増粘しない傾向にあるので好ましく、特に
好ましくは250%以下である。
【0023】ここでいう架橋微粒子(A)のメチルエチ
ルケトン中での体積膨潤率(V%)は、以下の方法で算
出する。
【0024】前記乳化重合法により得られた架橋微粒子
の一次粒子径を、動的光散乱法を用いて測定した平均粒
子径をRとし、乾燥微粉化された架橋微粒子(A)を
メチルエチルケトン中に再分散して同様のシステムを用
いて測定した平均粒子径をR とする。メチルエチルケ
トンへの分散の方法としては特に限定されるものではな
く、混合後、ホモディスパー、ディゾルバー、三本ロー
ル、ボールミル等任意の分散機により、分散が可能であ
る。架橋微粒子(A)のメチルエチルケトン中での体積
膨潤率は、V=(R/(R×100で算出
する。
【0025】本発明において、(A)成分の分散媒とし
ては、分子内に少なくとも1個のラジカル重合可能なエ
チレン性不飽和結合を有する化合物(B)を用いる。こ
の架橋微粒子(A)を分子内に少なくとも1個のラジカ
ル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物
(B)中に分散配合させる方法は、特に限定されるもの
ではなく、具体的には、例えば、混合後、ホモディスパ
ー、ディゾルバー、三本ロール、ボールミル等任意の分
散機により、分散させることが可能である。
【0026】(B)成分の具体例としては、例えば、前
記した(a1)成分の具体例に記載されている化合物類、
および(a2)成分が使用可能である。
【0027】また、その他にも、フタル酸、アジピン酸
等の多塩基酸、エチレングリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等の多価アルコールおよび(メタ)アクリ
ル酸またはその誘導体との反応で得られるポリエステル
ポリ(メタ)アクリレート類;マレイン酸、フマル酸等
の酸成分と、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2
―メチルプロパン−1,3−ジオール、ネオペンチルグ
リコール、トリエチレングリコール、テトラエチレング
リコール1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、ビスフェノールA、水添ビスフェノールA、
エチレングリコールカーボネート等のグリコール成分を
エステル化した不飽和ポリエステル化合物類;不飽和ポ
リエステルを合成する際に、エチレングリコールモノア
リルエーテル、ジエチレングリコールモノアリルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノアリルエーテル、ポリ
エチレングリコールモノアリルエーテル、プロピレング
リコールモノアリルエーテル、ジプロピレングリコール
モノアリルエーテル、トリプロピレングリコールモノア
リルエーテル、ポリプロピレングリコールモノアリルエ
ーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、グ
リセリンジアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリ
アリルエーテル等の多価アルコール類のアリルエーテル
化合物をエステル化した空乾性不飽和ポリエステル化合
物類;ビスフェノールAジグリシジルエーテル、エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサン
ジオールジグリシジルエーテル等のグリシジルエーテル
化合物に(メタ)アクリル酸またはその誘導体を反応さ
せたエポキシポリ(メタ)アクリレート類;ヘキサメチ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、水添キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ナフタレンジイソシアネート、ノルボルナンジ
イソシアネート等のイソシアネート化合物類と、ポリエ
チレングリコール、プリプロピレングリコール、ポリテ
トラメチレングリコール、ビスフェノールAのエチレン
オキサイド不可物、ビスフェノールAのプロピレンオキ
サイド付加物、ポリエステルポリオール、ポリカーボネ
ートジオール等のポリオール化合物と、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート等の水酸基を持つ(メタ)アクリレート類と
を反応させたウレタンポリ(メタ)アクリレート類等が
挙げられる。これらは、1種または2種以上を併用して
用いることができる。
【0028】これらのうち、エポキシポリ(メタ)アク
リレート類およびウレタンポリ(メタ)アクリレート類
からなる群から選ばれる少なくとも1種と、分子内に少
なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有するポリエ
ステル系およびポリエーテル系化合物からなる群から選
ばれる少なくとも1種を併用することが好ましい。
【0029】本発明において、架橋微粒子(A)と化合
物(B)の配合割合は、(A)成分と(B)成分の合計
量100質量部のうち、(A)成分は2〜50質量部の
範囲が好ましく、より好ましくは10〜45質量部であ
る。また、(B)成分は50〜98質量%の範囲が好ま
しく、より好ましくは55〜90質量部である。(A)
成分が50質量部を超える場合、得られる組成物の粘度
が高くなり、取り扱い性が不良になる傾向にあり、また
(A)成分が2質量部より少ない場合には、本発明の目
的とする硬化性と低収縮性が十分に発揮されない傾向に
ある。
【0030】本発明の光硬化性組成物は、前記(B)成
分中に(A)成分を分散させた配合物中に、光重合開始
剤(C)を適宜混合して用いる。
【0031】(C)成分の具体例としては、例えば、ベ
ンゾフェノン、4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾ
フェノン、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、メ
チルオルソベンゾイルベンゾエート、4−フェニルベン
ゾフェノン、t−ブチルアントラキノン、2−エチルア
ントラキノンや、2,4−ジエチルチオキサントン、イ
ソプロピルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサ
ントン等のチオキサントン類;ジエトキシアセトフェノ
ン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロ
キシシクロヘキシル−フェニルケトン、2−メチル−2
−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1
−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4
−モルホリノフェニル)−ブタノン等のアセトフェノン
類;ベンゾインメチルエーテル、、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン
イソブチルエーテル等のベンゾインエーテル類;2,
4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオ
キサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−
2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイ
ド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェ
ニルホスフィンオキサイド等のアシルホスフィンオキサ
イド類、メチルベンゾイルホルメート、1,7−ビスア
クリジニルヘプタン、9−フェニルアクリジン等が挙げ
られる。
【0032】これらの光重合開始剤(C)は、1種また
は2種以上の併用が可能である。本発明の(A)成分お
よび(B)成分の合計量100質量部に対して、好まし
くは0.01〜20質量部の範囲、特に好ましくは0.
1〜10質量部の範囲で配合される。光重合開始剤
(C)の添加量が0.01質量部を下回る場合、光硬化
性が極端に低下し、実質的に工業生産に適さない。ま
た、20質量部を超える場合、照射光量が小さい場合
に、硬化塗膜に臭気が残る傾向にある。
【0033】さらに、本発明の光硬化性組成物には、必
要に応じて、エタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミ
ン、4−ジメチルアミノ安息香酸メチル、4−ジメチル
アミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸ア
ミル、4−ジメチルアミノアセトフェノン等公知の光増
感剤を添加してもよい。
【0034】本発明の光硬化性組成物には、その他、離
型剤、滑剤、可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、光安定
剤、紫外線吸収剤、難燃剤、難燃助剤、重合禁止剤、充
填剤、顔料、染料、シランカップリング剤等、公知の添
加剤を用途に応じて適宜使用可能である。
【0035】本発明の光硬化性組成物は、塗工作業性を
向上させるための、水および溶剤を実質的に含まない形
態でも使用可能であるが、その配合組成物粘度は塗工作
業性の観点から、25℃において5000mPa・s以
下の範囲であることが好ましく、より好ましくは25℃
において2000mPa・s以下の範囲である。
【0036】本発明の光硬化性組成物の被塗物への塗工
方法としては、バーコーター法、カーテンフローコータ
ー法、ロールコーター法等、公知の方法を適用可能であ
る。
【0037】本発明の光硬化性組成物は、光により硬化
させると、低収縮で、臭気のない優れた硬化塗膜とな
る。本発明の光硬化性組成物の硬化時に使用する光の種
類としては、電子線、紫外線、可視光線等の活性エネル
ギー線が使用可能であるが、装置コストや生産性の観点
から紫外線を利用することが好ましい。また、光源とし
ては、超高圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、中圧水銀ラ
ンプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、高周波
誘導水銀ランプ等が適している。なお、本発明の光硬化
性組成物の硬化時の雰囲気は、空気、窒素、あるいはア
ルゴン等の不活性ガス中のいずれでもよい。
【0038】以下、実施例および比較例により本発明を
具体的に示す。
【0039】実施例1 [原料プレエマルションの調整]メチルメタクリレート
50質量部、n−ブチルメタクリレート30質量部、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート15質量部、ジビ
ニルベンゼン5質量部、過酸化物開始剤(日本油脂
(株)製、商品名:パーブチルH)0.3質量部、ラジ
カル重合性アニオン型乳化剤(旭電化(株)製、商品
名:アデカリヤソープSE−10N)5質量部、純水5
5質量部を混合し、攪拌を続けることにより、プレエマ
ルションを得た。
【0040】[架橋微粒子の調整]2Lの4つ口フラス
コに、純水145質量部、ロンガリット0.3質量部、
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム0.01質量部、
硫酸第一鉄七水和物0.0025質量部を入れ、いかり
型攪拌棒により150rpmで攪拌した。窒素ガス通気
により系内を置換した後、昇温を開始し、内温が60℃
に達したところで、プレエマルションの滴下を開始し、
30分かけて40質量部滴下、30分間内温60℃で攪
拌を続けた。その後、原料プレエマルションの残り12
0質量部を2時間かけて全量滴下し終えた。内温を60
℃に維持したまま攪拌を2時間続けたところで冷却し、
乳白色のエマルションを得た。得られたエマルションの
一部をサンプリングし、大塚電子(株)製ダイナミック
光散乱光度計DLS―600を用い、25℃における平
均一次粒子径Rを測定した結果を表1に示した。得ら
れたエマルションは、大川原化工機(株)製L−8型ス
プレードライヤーにより、噴霧乾燥を行い、架橋微粒子
(P1)を得た。噴霧乾燥の条件は、チャンバー入口温
度120℃、チャンバー出口温度60℃、アトマイザ回
転数25000rpmであった。得られた粉体にはブロ
ッキング物は認められず、高い流動性を示した。
【0041】[微粒子メチルエチルケトン分散体の調整]
得られた架橋微粒子(P1)20質量部、メチルエチル
ケトン80質量部を混合、ホモディスパーにて回転数2
000rpmで5分間攪拌し、乳白色の樹脂組成物を得
た。得られた乳白色の樹脂組成物の一部をサンプリング
し、大塚電子(株)製ダイナミック光散乱光度計DLS
―600を用い、25℃における平均一次粒子径R
測定した結果を表1に示した。
【0042】[架橋微粒子の有機溶剤中での体積膨潤率
の評価]表1に示した、乳化重合後の乾燥噴霧前のエマ
ルションの平均一次粒子径Rと、メチルエチルケトン
中での微粒子の平均一次粒子径Rより、有機溶剤中で
の体積膨潤率を計算し、表1に示した。
【0043】[光硬化性組成物の調整]得られた架橋微
粒子(P1)30質量部、トリプロピレングリコールジ
アクリレート50質量部、三菱レイヨン(株)製ウレタ
ンアクリレートUK−6091を20質量部、光重合開
始剤(チバスペシャリティーケミカルズ(株)製、商品
名:イルガキュア184)3質量部を混合、ホモディス
パーにて回転数4000rpmで5分間攪拌し、乳白色
の光硬化性組成物を得た。
【0044】[光硬化性組成物の評価]得られた光硬化
性組成物につき、柾目ナラ材ツキ板合板上にバーコータ
#60にて塗装し、80w/cmの高圧水銀灯1本、ラ
ンプ高さ15cm、コンベア速度10m/minの条件
で、指触乾燥性テストにて塗膜表面がタックフリーとな
るまで紫外線を照射した。こうして得られた塗膜につい
て各種の性能試験を行い、結果を表2に示した。
【0045】[性能試験方法]硬化性:指触評価でタッ
クフリーとなるまでの紫外線照射回数を測定し、以下の
評価基準で評価した。 ○:2回以下 △:3回以上5回以下 ×:6回以上
【0046】塗工作業性:塗装硬化後の塗膜外観を目視
により評価した。 ○:平滑な面で良好 △:バーコータースジがやや残る ×:凹凸が明らかに残り、使用不可能
【0047】硬化収縮率:配合液比重および硬化塗膜比
重から求めた収縮率について、下記の評価基準に従い、
評価した。 ○:8%未満 △:8%以上10%未満 ×:10%以上
【0048】耐クラック性:80℃で2時間と−20℃
で2時間を1サイクルとするサイクルテストを繰り返
し、塗膜にクラックが発生したときのサイクル回数で評
価した。 ○:50サイクル以上 △:10〜49サイクル ×:10サイクル未満
【0049】実施例2〜4、比較例1〜5 実施例1と同様の手法により、表1に示した通りの組成
からなる架橋微粒子(P2〜P5)を合成した。これら
を実施例1と同様にして、表2に示した組成の(B)成
分で分散配合し、光硬化性組成物を得て、実施例1と同
様にして塗膜の評価を行った。この評価結果は、表2に
示した。
【0050】
【表1】
【0051】なお、表中の略号は以下の通りである。 MMA:メチルメタクリレート nBMA:n−ブチルメタクリレート THFMA:テトラヒドロフルフリルメタクリレート ACMO:アクリロイルモルホリン DVB:ジビニルベンゼン BD:1,3−ブチレングリコールジメタクリレート TMPTA:トリメチロールプロパントリアクリレート PETA:ペンタエリスリトールトリアクリレート60
%、ペンタエリスリトールテトラアクリレート40%混
合物
【0052】
【表2】
【0053】*1)P6:MMA/nBMA(=62質
量%/38質量%)の線状ポリマー(質量平均分子量2
万) *2)P7:積水化成品工業(株)製、架橋ホ゜リメチルメタクリ
レート粒子MB20X−5(平均粒子径5μm) *3)P5を化合物(B)に分散する作業中、微粒子に
化合物(B)が浸透し、樹脂全体がゲル状となり、評価
は不可能であった。なお、表中の略号は以下の通りであ
る。 UK−6091:三菱レイヨン(株)製ウレタンアクリ
レート UK−1102:三菱レイヨン(株)製不飽和ポリエス
テル TPGDA:トリプロピレングリコールジアクリレート HCPK:1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
【0054】
【発明の効果】以上示したとおり、本発明は、低粘度で
あるため希釈溶媒を使用せずに、塗工作業性に優れた速
硬化型の塗料が得られ、かつ架橋微粒子(A)を用いる
ことにより、分散させた架橋微粒子(A)の分だけ体積
収縮率が小さくなり、得られた硬化塗膜は内部応力が小
さく、耐クラック性を向上させることを可能としたもの
であり、木工塗料用光硬化性組成物として工業上非常に
有益なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J011 PA65 PA68 PA69 PC08 QA02 QA03 QA06 QA08 QA09 QA20 QA22 QA23 QA26 QA34 QA38 RA03 RA10 SA01 SA21 SA25 SA31 SA51 SA64 UA01 WA02 4J038 CC022 CF022 CG002 CK002 FA041 FA061 FA091 FA111 FA121 FA141 FA161 FA261 FA271 GA01 GA07 GA11 JA33 KA03 MA08 MA10 NA11 NA23 NA24 NA27 PA17 PB02 PB05 PC06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子内に1あるいは2個のラジカル重合
    可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物(a1)およ
    び分子内に(メタ)アクリロイル基を3個以上有する化
    合物(a2)を重合して得られる、平均一次粒子径10〜
    1000nmの範囲にある架橋微粒子(A)、分子内に
    少なくとも1個のラジカル重合可能なエチレン性不飽和
    結合を有する化合物(B)、および光重合開始剤(C)
    からなることを特徴とする、木工塗料用光硬化性組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1において、(A)成分が2〜5
    0質量部、(B)成分が50〜98質量部((A)成分
    と(B)成分の合計量を100質量部)、および(C)
    成分が0.01〜20質量部((A)成分と(B)成分
    の合計量を100質量部に対して)であることを特徴と
    する木工塗料用光硬化性組成物。
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