JP2001215637A - 画像読取装置及びそのレンズブロック傾き調整方法 - Google Patents

画像読取装置及びそのレンズブロック傾き調整方法

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JP2001215637A
JP2001215637A JP2000023650A JP2000023650A JP2001215637A JP 2001215637 A JP2001215637 A JP 2001215637A JP 2000023650 A JP2000023650 A JP 2000023650A JP 2000023650 A JP2000023650 A JP 2000023650A JP 2001215637 A JP2001215637 A JP 2001215637A
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JP
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lens block
traveling body
spacer
lens
support rail
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JP2000023650A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズブロックの傾き調整方向及びその調整
幅の変更を容易にする。 【解決手段】 走行体支持レール24とレンズブロック
支持体25との対向面の何れか一方の面にその対向面と
直交する方向に段差26dのある複数の平坦面26b,
26cを形成しておき、走行体支持レール24とレンズ
ブロック支持体25との対向面にスペーサ34を挿入す
るか否かを選択し、しかもスペーサ34を挿入する場合
には、スペーサ34の挿入先を段差26dのある複数の
平坦面26b,26cから選択できるようにする。これ
により、同一厚さのスペーサ34を用いたとしても調整
幅を小刻みに変えることができ、したがって、レンズブ
ロック10の傾き調整方向及びその調整幅の変更を容易
にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置及び
そのレンズブロック傾き調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿が載置される原稿台の下部両側に一
対の走行体支持レールを配設し、ランプやミラー等の読
取光学系部材が搭載された走行体を、上記の走行体支持
レールにより走行自在に支持して設け、走行体を副走査
方向に走査させる過程で、原稿からの反射光をレンズに
より収束してCCD等のラインセンサに入射するように
した画像読取装置が広く知られている。また、メンテナ
ンスの容易性を図るために、レンズとCCD等のライン
センサとを、両者の相対位置関係を調整して一つのレン
ズブロックとしてユニット化することも行われている。
【0003】この種の画像読取装置では、読取画像に歪
が生じないように、読取画像のレジスト位置及びスキャ
ンラインの傾き(スキュー)の調整が必要であり、本来
は画像読取装置を実際に使用される状態において1台毎
に、走行体、この走行体に搭載されたランプやミラー等
の読取光学系部材、ラインセンサ等の傾きを調整しなけ
ればならない。
【0004】この場合、読取画像のレジスト調整は、主
走査方向、副走査方向ともに読取開始タイミングをずら
すことにより調整可能であり、機構的に、また光学的に
ある程度の精度が出ていれば最後の微調整をソフト的に
行うことができる。
【0005】走行体の位置をラインセンサからの光学的
距離が正しくなるように調整する方法としては、例え
ば、画像読取装置のフレームや、走行体を案内する前述
した走行体支持レール等の固定物に位置決め孔を形成
し、この位置決め孔に差し込む治具ピンの位置で走行体
の位置を調整する方法、或いは、特開昭63−1192
2号公報に記載されているように、走行体を案内する走
行体支持レールの上下方向の位置を調整する方法が知ら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スキャ
ンラインの傾き(スキュー)は、走行体の移動方向とラ
インセンサとが正確に直角でない限りソフト的には補正
できないため、収束用のレンズの傾きを高い精度で調整
することが要求される。また、ラインセンサ側の調整
は、そのラインセンサの出力波形を見ながら行う必要が
あり、オシロスコープ等の測定器や調整装置が必要で、
サービスマンが市場で行う作業としては極めて困難であ
る。
【0007】したがって、前述のようにレンズとライン
センサとを互いに相対位置関係を調整してユニットとし
て組み立てたレンズブロックを用意し、部品交換だけで
メンテナンスを可能にしている。これは、完成した画像
読取装置を一台毎に個々に調整すると、部品交換時に再
調整が必要になることと、生産効率の上から考えてもレ
ンズブロック単体で調整した方がよいからである。
【0008】ユニット化したレンズブロック単体では非
常に精度よく調整されており、交換するだけでも殆どの
ユーザーを満足させるだけの精度は得られるが、用途に
よっては非常に高い精度を要求される分野がある。例え
ば、CAD図面を出力するような場合にはユーザーの要
求を満足させることができない場合が生じるため、画像
読取装置毎に微調整することが要求される。
【0009】すなわち、画像読取装置の装置本体とレン
ズブロックとの組み合わせによっては、ごく僅かに光軸
がずれることがあり、また、装置本体を置く設置面の平
面度が悪い場合には装置本体全体が多少歪み、その影響
で光軸が僅かにずれる場合もあるからである。しかし、
この場合の調整、すなわち走行体の走査面に対してレン
ズブロックを平行にすることによりスキャンラインの傾
き(スキュー)調整は、従来の方法では調整用の治具が
必要となり、サービスマンが市場で調整する作業として
は困難であるという問題がある。
【0010】このようなことの改善を図るために、スペ
ーサを用いてレンズブロックの傾きを容易に調整する提
案(特開平10−322526号公報参照)がなされて
いるが、さらなる改良が要望されている。
【0011】本発明は、レンズブロックの傾き調整の選
択幅を広くして調整作業のさらなる容易化を図ることを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像読取
装置のレンズブロック調整方法は、原稿が載置される原
稿台と、前記原稿台に対向する読取光学系部材が搭載さ
れた走行体と、前記走行体の両側を走行自在に支持する
走行体支持レールと、前記走行体支持レールに固定され
るレンズブロック支持体と、前記読取光学系部材を介し
て入射される原稿画像を収束するレンズ及びこのレンズ
からの出射光が入射されるラインセンサを有して前記レ
ンズブロック支持体に固定されるレンズブロックと、を
具備し、前記走行体支持レールと前記レンズブロック支
持体との対向面の何れか一方の面にはその対向面と直交
する方向に段差のある複数の平坦面が形成されている画
像読取装置を用い、前記走行体支持レールと前記レンズ
ブロック支持体との対向面における何れかの前記平坦面
にスペーサを選択的に挿入することにより、前記走行体
の走査面に対する前記レンズブロックの傾きを調整す
る。
【0013】したがって、走行体支持レールとレンズブ
ロック支持体との対向面にスペーサを挿入するか否かを
選択でき、しかもスペーサを挿入する場合には、スペー
サの挿入先を段差のある複数の平坦面から選択できるた
め、同一厚さのスペーサを用いたとしても調整幅を小刻
みに変えることができ、したがって、レンズブロックの
傾き調整方向及びその調整幅の変更が容易になされる。
【0014】請求項2記載の画像読取装置のレンズブロ
ック調整方法は、原稿が載置される原稿台と、前記原稿
台に対向する読取光学系部材が搭載された走行体と、前
記走行体の両側を走行自在に支持する走行体支持レール
と、前記走行体支持レールに固定されるレンズブロック
支持体と、前記読取光学系部材を介して入射される原稿
画像を収束するレンズ及びこのレンズからの出射光が入
射されるラインセンサを有して前記レンズブロック支持
体に固定されるレンズブロックと、を具備し、前記レン
ズブロック支持体と前記レンズブロックとの対向面の何
れか一方の面にはその対向面と直交する方向に段差のあ
る複数の平坦面が形成されている画像読取装置を用い、
前記レンズブロック支持体と前記レンズブロックとの対
向面における何れかの前記平坦面にスペーサを選択的に
挿入することにより、前記走行体の走査面に対する前記
レンズブロックの傾きを調整する。
【0015】したがって、レンズブロック支持体とレン
ズブロックとの対向面にスペーサを挿入するか否かを選
択でき、しかもスペーサを挿入する場合には、スペーサ
の挿入先を段差のある複数の平坦面から選択できるた
め、同一厚さのスペーサを用いたとしても調整幅を小刻
みに変えることができ、したがって、レンズブロックの
傾き調整方向及びその調整幅の変更が容易になされる。
【0016】請求項3記載の画像読取装置は、原稿が載
置される原稿台と、前記原稿台に対向する読取光学系部
材が搭載された走行体と、前記走行体の両側を走行自在
に支持する走行体支持レールと、前記走行体支持レール
に固定されるレンズブロック支持体と、前記読取光学系
部材を介して入射される原稿画像を収束するレンズ及び
このレンズからの出射光が入射されるラインセンサを有
して前記レンズブロック支持体に固定されるレンズブロ
ックと、を具備し、前記走行体支持レールと前記レンズ
ブロック支持体との対向面の何れか一方の面には、その
対向面に選択的に挿入されるスペーサの挿入箇所を選択
するための複数の平坦面が前記スペーサの厚さ方向と対
応する方向に段差をつけて形成されている。
【0017】したがって、走行体支持レールとレンズブ
ロック支持体との対向面にスペーサを挿入するか否かを
選択でき、しかもスペーサを挿入する場合には、スペー
サの挿入先を段差のある複数の平坦面から選択できるた
め、同一厚さのスペーサを用いたとしても調整幅を小刻
みに変えることができ、したがって、レンズブロックの
傾き調整方向及びその調整幅の変更が容易になされる。
【0018】請求項4記載の画像読取装置は、原稿が載
置される原稿台と、前記原稿台に対向する読取光学系部
材が搭載された走行体と、前記走行体の両側を走行自在
に支持する走行体支持レールと、前記走行体支持レール
に固定されるレンズブロック支持体と、前記読取光学系
部材を介して入射される原稿画像を収束するレンズ及び
このレンズからの出射光が入射されるラインセンサを有
して前記レンズブロック支持体に固定されるレンズブロ
ックと、を具備し、前記レンズブロック支持体と前記レ
ンズブロックとの対向面の何れか一方の面には、その対
向面に選択的に挿入されるスペーサの挿入箇所を選択す
るための複数の平坦面が前記スペーサの厚さ方向と対応
する方向に段差をつけて形成されている。
【0019】したがって、レンズブロック支持体とレン
ズブロックとの対向面にスペーサを挿入するか否かを選
択でき、しかもスペーサを挿入する場合には、スペーサ
の挿入先を段差のある複数の平坦面から選択できるた
め、同一厚さのスペーサを用いたとしても調整幅を小刻
みに変えることができ、したがって、レンズブロックの
傾き調整方向及びその調整幅の変更が容易になされる。
【0020】請求項5記載の画像読取装置は、請求項3
記載の発明において、前記レンズブロック支持体と前記
レンズブロックとの対向面の何れか一方の面には、その
対向面に選択的に挿入されるスペーサの挿入箇所を選択
するための複数の平坦面が前記スペーサの厚さ方向と対
応する方向に段差をつけて形成されている。
【0021】したがって、走行体支持レールとレンズブ
ロック支持体との対向面に、或いはレンズブロック支持
体とレンズブロックとの対向面にスペーサを挿入するか
否かを選択でき、何れの対向面にスペーサを挿入するに
しても、スペーサの挿入先を段差のある複数の平坦面か
ら選択できるため、同一厚さのスペーサを用いたとして
も調整幅を小刻みに変えることができ、したがって、レ
ンズブロックの傾き調整方向及びその調整幅の変更が容
易になされる。
【0022】請求項6記載の画像読取装置は、請求項3
ないし5記載の発明において、前記平坦面の段差は前記
スペーサの厚さより小さい寸法に定められている。
【0023】したがって、スペーサの挿入先を段差のあ
る複数の平坦面から選択することにより、一枚のスペー
サの厚さ以下の調整幅でレンズブロックの傾きを微調整
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
いて説明する。図1は画像読取装置の内部構造を示す縦
断正面図、図2は走行体駆動手段の構成を示す斜視図、
図3は片側における走行体支持レールとレンズブロック
支持部とレンズブロックとの取付関係を示す分解斜視
図、図4は片側における走行体支持レールとレンズブロ
ック支持部とレンズブロックとの取付関係を示す側面
図、図5は片側における走行体支持レールとレンズブロ
ック支持部との対向面にスペーサを挿入した状態を示す
側面図、図6はレンズブロック支持部とセンサブロック
との対向面にスペーサを挿入した状態を示す側面図であ
る。
【0025】図1において、画像読取装置の装置本体1
の上面には透明なガラスにより形成された原稿台(コン
タクトガラス)2が設けられ、この原稿台2の上にはこ
の原稿台2の上面に原稿を押える原稿押え(図示せず)
が開閉自在に設けられ、この原稿押えには原稿を搬送す
る搬送ベルト3が設けられている。
【0026】装置本体1の内部には、それぞれ走行体と
しての第一のキャリッジ4と第二のキャリッジ5とが原
稿台2の下面に沿って設けられている。第一のキャリッ
ジ4には、それぞれ読取光学系部材としての光源6とミ
ラー7とが搭載され、第二のキャリッジ5には読取光学
系部材としてのミラー8,9が搭載されている。図1で
は図示しないが、第一、第二のキャリッジ4,5は紙面
と垂直な方向に所定の間隔を開けて平行に配列された一
対の走行体支持レールにより走行自在に支持されてい
る。走行体支持レールについては後述する。
【0027】また、装置本体1の内部にはレンズブロッ
ク10が設けられている。このレンズブロック10は、
レンズ11が保持されたレンズ保持体12と、ラインセ
ンサとしてのCCD13が設けられた基板14とを共通
のベース板15にユニットとして組み立てた構成で、こ
のユニットの単位でレンズ11とCCD13とは互いに
相対位置関係が精密に調整されている。これは前述した
ように、完成した画像読取装置を一台毎に個々に調整す
ると、部品交換時に再調整が必要になることと、生産効
率の上から考えてもレンズブロック単体で調整した方が
よいからである。
【0028】次に、第一のキャリッジ4と第二のキャリ
ッジ5とを、速度比を2:1の関係で副走査方向(図1
における紙面において左右方向)に走査する走行体駆動
手段16の構成を図2に基づいて説明する。ステッピン
グモータ17の回転力をベルト17aを介して受ける駆
動軸18が回転自在に設けられ、この駆動軸18の両端
付近には伝動プーリ19が固定的に嵌合され、第一、第
二のキャリッジ4,5の走査方向(矢印AB方向)の両
端側の定位置には伝動プーリ20,21が図示しない側
板によって回転自在に支持されて設けられ、第二のキャ
リッジ5の両端部には伝動プーリ22が回転自在に支持
されている。そして、各サイド毎に伝動プーリ19〜2
2にワイヤ23が巻回されている。ワイヤ23の両端2
3aは図示しない支持部材により固定されている。ま
た、ワイヤ23は第一のキャリッジ4の両側に止着され
ている。
【0029】すなわち、ステッピングモータ17を反時
計方向に駆動して駆動軸18を反時計方向に回転させた
場合は第一、第二のキャリッジ4,5が原稿の画像を読
み取る副走査方向(図2における矢印A方向)に走査さ
れ、ステッピングモータ17を時計方向に駆動し、駆動
軸18を時計方向に回転させた場合は第一、第二のキャ
リッジ4,5がホームポジションに向けて(図2におけ
る矢印B方向)に戻されるように構成されている。
【0030】このように、第一、第二のキャリッジ4,
5を副走査方向に移動させる過程で、原稿の画像が光源
6により照明され、原稿からの反射光がミラー7,8,
9により偏向され、レンズ11により収束されてCCD
13に結像され、これにより、原稿画像の読み取りがな
される。
【0031】図3ないし図6に示す24は走行体支持レ
ールである。図では片側しか図示してないが、走行体支
持レール24は第一、第二のキャリッジ4,5の両側を
副走査方向に移動可能に支持するもので、第一、第二の
キャリッジ4,5はCCD13からの光学的距離が正し
くなるように調整されている。これらの走行体支持レー
ル24には、前述したレンズブロック10のベース板1
5の両側を支持する一対のレンズブロック支持体25が
取り付けられている。
【0032】これらの一対のレンズブロック支持体25
には、一対の走行体支持レール24のそれぞれの下向き
の面24aに上向きの面26aで取り付けられる取付部
26と、レンズブロック10が有するベース板15の下
向きの面15aを上向きの面27aで支持する取付部2
7とが形成されている。
【0033】図3に示すように、走行体支持レール24
には、第一の締結ねじ28を通す取付孔29が第一、第
二のキャリッジ4,5の走査方向に沿う二箇所に二つず
つ形成され、これらの取付孔29に対向するねじ孔30
がレンズブロック支持体25の取付部26に形成されて
いる。そして、走行体支持レール24とレンズブロック
支持体25との対向面の何れか一方の面、この例ではレ
ンズブロック支持体25の取付部26の上向きの面26
aには、後述するスペーサ34の挿入箇所を選択するた
めの複数の平坦面26b,26cがスペーサ34の厚さ
方向と対応する方向に段差26dをつけて形成されてい
る。
【0034】レンズブロック10が有するベース板15
の両側には、第二の締結ねじ31を通す取付孔32が第
一、第二のキャリッジ4,5の走査方向に沿う二箇所に
二つずつ形成され、これらの取付孔32に対向するねじ
孔33がレンズブロック支持体25の取付部27に形成
されている。そして、レンズブロック支持体25とレン
ズブロック10との対向面の何れか一方の面、この例で
はレンズブロック支持体25の取付部27における上向
きの面27aには、選択的に挿入されるスペーサ34の
挿入箇所を選択するための複数の平坦面27b,27c
がスペーサ34の厚さ方向と対応する方向に段差27d
をつけて形成されている。
【0035】さらに、走行体支持レール24の上向きの
面24bと内側面24cとが交わる角部には、取付孔2
9のそれぞれに対応する位置で下向きの面24aに向け
てスペーサ34を選択的に挿入するための複数の四角い
穴35が形成されている。スペーサ34はレンズブロッ
ク10が有するベース板15の下向きの面15aとレン
ズブロック支持体25の取付部27の上向きの面27a
との対向面にも選択的に挿入されるもので、板ばねのよ
うに薄い板材により形成され、形状は第一、第二の締結
ねじ28,31の軸部を挿むようにフォーク状である。
【0036】このような構成において、走行体支持レー
ル24の取付孔29に通した第一の締結ねじ28を取付
部26のねじ孔30に螺合することにより、レンズブロ
ック支持体25が上向きの面26aで走行体支持レール
24の下向きの面24aに取り付けられる。また、ベー
ス板15の取付孔32に通した第二の締結ねじ31を取
付部27のねじ孔33に螺合することにより、レンズブ
ロック10の両側がベース板15の下向きの面15aを
もって一対のレンズブロック支持体25の取付部27の
上向きの面27aに支持される。
【0037】この取付状態では、図4に示すように、第
一の締結ねじ28は、走行体支持レール24とレンズブ
ロック支持体25の取付部26との二者を重ねて固定
し、第二の締結ねじ31は、レンズブロック支持体25
の取付部27とレンズブロック10のベース板15との
二者を重ねて固定する。
【0038】第一、第二のキャリッジ4,5の走行面に
対してレンズブロック10のベース板15が、上下方向
に傾いている場合(スキャンラインが傾いている場合)
には、第一の締結ねじ28を緩めた後に、図5に示すよ
うに、片側(この例では紙面上で左側)のサイドにおい
て、走行体支持レール24の下向きの面24aとレンズ
ブロック支持体25の取付部26の上向きの面26aと
の対向面にスペーサ34を挿入すると、走行体支持レー
ル24は固定されているのでスペーサ34の厚さの分だ
けレンズブロック10が左下がりの方向に傾く。
【0039】また、第二の締結ねじ31を緩めた後に、
図6に示すように、同サイド(この例では紙面において
左サイド)において、レンズブロック支持体25の取付
部27の上向きの面27aとレンズブロック10が有す
るベース板15の下向きの面15aとの対向面にスペー
サ34を挿入すると、スペーサ34の厚さの分だけレン
ズブロック10が左上りの方向に傾く。
【0040】すなわち、レンズブロック10の傾き方向
に応じて、上述のように、走行体支持レール24とレン
ズブロック支持体25との対向面にスペーサ34を挿入
するか、レンズブロック支持体25とレンズブロック1
0のベース板15との対向面にスペーサ34を挿入する
かを選択することにより、レンズブロック10の傾き調
整方向の変更が可能である。
【0041】図3ないし図6では反対側の走行体支持レ
ール及びレンズブロック10を図示してないが、この反
対側において、前述したスペーサ34による調整作業を
行っても同様の効果を得ることができる。
【0042】また、走行体支持レール24の下向きの面
24aと、レンズブロック支持体25の取付部26の上
向きの面26aとの対向面にスペーサ34を挿入する場
合でも、その調整作業を左サイドで行うか右サイドで行
うかを選択することにより、レンズブロック10の傾き
調整方向を対称的に変えることができる。同様に、レン
ズブロック支持体25の取付部27の上向きの面27a
とレンズブロック10が有するベース板15の下向きの
面15aとの対向面にスペーサ34を挿入する場合で
も、その調整作業を左サイドで行うか右サイドで行うか
を選択することにより、レンズブロック10の傾き調整
方向を対称的に変えることができる。
【0043】上記の調整作業をする場合でも、厚さの異
なるスペーサ34を複数用意するか、用いるスペーサ3
4の枚数を変えることにより、レンズブロック10の傾
き調整角度を任意に設定することができる。
【0044】また、図5及び図6に示すように、スペー
サ34を挿入する調整作業をするにしても、片側(例え
ば紙面の左側)において、走行体支持レール24とレン
ズブロック支持体25の取付部26との対向面にスペー
サ34を挿入すると、レンズブロック10が左下がりの
方向に傾き、反対側(例えば紙面右側)において、レン
ズブロック支持体25の取付部27とレンズブロック1
0のベース板15との対向面にスペーサ34を挿入する
と、レンズブロック10は右上りの方向に傾くため、レ
ンズブロック10の傾き方向の調整幅を倍加することが
可能となる。
【0045】この場合、レンズブロック10が有するベ
ース板15の一方の片側の高さだけを変えることによ
り、前述のように、ベース板15の一方の片側の高さを
下げ他方の片側の高さを上げて調整幅を広げる方が、レ
ンズブロック10の主走査方向のずれ量を小さな範囲に
抑えることができる。
【0046】なお、第一の締結ねじ28、第二の締結ね
じ31は、スペーサ34を用いての調整作業の後に締め
付けるが、締め付けた状態において、第一の締結ねじ2
8は、走行体支持レール24とスペーサ34とレンズブ
ロック支持体25との三者を重ねて固定する。第二の締
結ねじ31は、レンズブロック支持体25とスペーサ3
4とレンズブロック10のベース板15との三者を重ね
て固定する。したがって、スペーサ34が脱落すること
はない。
【0047】図1で明らかなように、原稿画像をCCD
13に入射する光路の関係で、第一、第二のキャリッジ
4,5の走行面はレンズブロック10より高い位置にあ
り、これに伴い走行体支持レール24の位置も高い。こ
れにより、走行体支持レール24の下向きの面26aに
スペーサ34を挿入する作業を、レンズ11よりも高い
位置で行える。したがって、レンズ11へのゴミの付着
防止、フレア光の入射防止のためにレンズ11をカバー
(図示せず)で覆ったとしても、そのカバーを取り外す
ことなくスペーサ34を挿入することができる。
【0048】上記のように、走行体支持レール24とレ
ンズブロック支持体25との対向面、及びレンズブロッ
ク支持体25とレンズブロック10との対向面には、そ
れぞれ第一、第二のキャリッジ4,5の走査方向に沿っ
て複数(2枚)のスペーサ34が挿入される。これは、
第一、第二のキャリッジ4,5の走査方向に沿うレンズ
ブロック10の傾きを防止するためである。
【0049】ここで、本発明の特徴部分について説明す
る。図3を用いて説明したように、走行体支持レール2
4とレンズブロック支持体25との対向面の何れか一方
の面、この例ではレンズブロック支持体25の取付部2
6における上向きの面26aには、選択的に挿入される
スペーサ34の挿入箇所を選択するための複数の平坦面
が26b,26cがスペーサ34の厚さ方向と対応する
方向に段差26dをつけて形成されているので、走行体
支持レール24とレンズブロック支持体25との対向面
にスペーサ34を挿入するか否かを選択でき、しかもス
ペーサ34を挿入する場合には、スペーサ34の挿入先
を段差26dのある複数の平坦面26b,26cから選
択できるため、同一厚さのスペーサ34を用いたとして
も調整幅を小刻みに変えることができる。
【0050】同様に、図3を用いて説明したように、レ
ンズブロック支持体25とレンズブロック10との対向
面の何れか一方の面、この例ではレンズブロック支持体
25の取付部27における上向きの面27aには、選択
的に挿入されるスペーサ34の挿入箇所を選択するため
の複数の平坦面27b,27cがスペーサ34の厚さ方
向と対応する方向に段差27dをつけて形成されている
ので、レンズブロック支持体25とレンズブロック10
が有するベース板15との対向面にスペーサ34を挿入
するか否かを選択でき、しかもスペーサ34を挿入する
場合には、スペーサ34の挿入先を段差27dのある複
数の平坦面27b,27cから選択できるため、同一厚
さのスペーサ34を用いたとしても調整幅を小刻みに変
えることができ、したがって、レンズブロック10の傾
き調整方向及びその調整幅の変更が容易になされる。
【0051】また、レンズブロック支持体25の取付部
26に形成された平坦面26b,26cの段差26d
と、取付部27に形成された平坦面27b,27cの段
差27dとは、スペーサ34の厚さより小さい寸法に定
められているので、スペーサ34の挿入先を、複数の平
坦面26b,26cから選択し、或いは複数の平坦面2
7b,27cから選択することにより、一枚のスペーサ
34の厚さ以下の調整幅でレンズブロック10の傾きを
微調整することができる。
【0052】次に、図示しないが変形例について説明す
る。まず、走行体支持レール24のレンズブロック支持
体25との対向面に段差のある複数の平坦面を形成して
もよい。この場合、走行体支持レール24の上向きの面
24bにレンズブロック支持体(但し、構成上、上記の
形状とは異なる)を取り付ける構造を選択することがで
きるため、その構造に応じて走行体支持レール24の下
向きの面24aと上向きの面24bとの何れかに、平坦
面26b,26cに代わる平坦面を形成することができ
る。
【0053】同様に、レンズブロック支持体25とレン
ズブロック10との対向面に段差のある複数の平坦面を
形成してもよい。この場合、レンズブロック10が有す
るベース板15を走行体支持レール24の下向きの面に
取り付ける構造を選択することができるため、その構造
に応じてレンズブロック支持体25の下向きの面と上向
きの面との何れかに平坦面を形成することができる。も
ちろん、ベース板15側に段差をつけた複数の平坦面を
形成してもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の画像読取装置のレンズブ
ロック調整方法は、走行体支持レールに固定されるレン
ズブロック支持体と、このレンズブロック支持体に固定
されるレンズブロックとを具備し、走行体支持レールと
レンズブロック支持体との対向面の何れか一方の面には
その対向面と直交する方向に段差のある複数の平坦面が
形成されている画像読取装置を用い、走行体支持レール
とレンズブロック支持体との対向面における何れかの平
坦面にスペーサを選択的に挿入することにより、走行体
の走査面に対するレンズブロックの傾きを調整するよう
にしたので、走行体支持レールとレンズブロック支持体
との対向面にスペーサを挿入するか否かを選択でき、し
かもスペーサを挿入する場合には、スペーサの挿入先を
段差のある複数の平坦面から選択できるため、同一厚さ
のスペーサを用いたとしても調整幅を小刻みに変えるこ
とができ、したがって、レンズブロックの傾き調整方向
及びその調整幅の変更を容易にすることができる。
【0055】請求項2記載の画像読取装置のレンズブロ
ック調整方法は、走行体支持レールに固定されるレンズ
ブロック支持体と、このレンズブロック支持体に固定さ
れるレンズブロックとを具備し、レンズブロック支持体
とレンズブロックとの対向面の何れか一方の面にはその
対向面と直交する方向に段差のある複数の平坦面が形成
されている画像読取装置を用い、レンズブロック支持体
とレンズブロックとの対向面における何れかの平坦面に
スペーサを選択的に挿入することにより、走行体の走査
面に対するレンズブロックの傾きを調整するようにした
ので、レンズブロック支持体とレンズブロックとの対向
面にスペーサを挿入するか否かを選択でき、しかもスペ
ーサを挿入する場合には、スペーサの挿入先を段差のあ
る複数の平坦面から選択できるため、同一厚さのスペー
サを用いたとしても調整幅を小刻みに変えることがで
き、したがって、レンズブロックの傾き調整方向及びそ
の調整幅の変更を容易にすることができる。
【0056】請求項3記載の画像読取装置は、走行体支
持レールに固定されるレンズブロック支持体と、このレ
ンズブロック支持体に固定されるレンズブロックとを具
備し、走行体支持レールとレンズブロック支持体との対
向面の何れか一方の面には、その対向面に選択的に挿入
されるスペーサの挿入箇所を選択するための複数の平坦
面がスペーサの厚さ方向と対応する方向に段差をつけて
形成されているので、走行体支持レールとレンズブロッ
ク支持体との対向面にスペーサを挿入するか否かを選択
でき、しかもスペーサを挿入する場合には、スペーサの
挿入先を段差のある複数の平坦面から選択できるため、
同一厚さのスペーサを用いたとしても調整幅を小刻みに
変えることができ、したがって、レンズブロックの傾き
調整方向及びその調整幅の変更を容易にすることができ
る。
【0057】請求項4記載の画像読取装置は、走行体支
持レールに固定されるレンズブロック支持体と、このレ
ンズブロック支持体に固定されるレンズブロックとを具
備し、レンズブロック支持体とレンズブロックとの対向
面の何れか一方の面には、その対向面に選択的に挿入さ
れるスペーサの挿入箇所を選択するための複数の平坦面
がスペーサの厚さ方向と対応する方向に段差をつけて形
成されているので、レンズブロック支持体とレンズブロ
ックとの対向面にスペーサを挿入するか否かを選択で
き、しかもスペーサを挿入する場合には、スペーサの挿
入先を段差のある複数の平坦面から選択できるため、同
一厚さのスペーサを用いたとしても調整幅を小刻みに変
えることができ、したがって、レンズブロックの傾き調
整方向及びその調整幅の変更を容易にすることができ
る。
【0058】請求項5記載の画像読取装置は、請求項3
記載の発明において、レンズブロック支持体とレンズブ
ロックとの対向面の何れか一方の面には、その対向面に
選択的に挿入されるスペーサの挿入箇所を選択するため
の複数の平坦面がスペーサの厚さ方向と対応する方向に
段差をつけて形成されているので、走行体支持レールと
レンズブロック支持体との対向面に、或いはレンズブロ
ック支持体とレンズブロックとの対向面にスペーサを挿
入するか否かを選択でき、何れの対向面にスペーサを挿
入するにしても、スペーサの挿入先を段差のある複数の
平坦面から選択できるため、同一厚さのスペーサを用い
たとしても調整幅を小刻みに変えることができ、したが
って、レンズブロックの傾き調整方向及びその調整幅の
変更を容易にすることができる。
【0059】請求項6記載の画像読取装置は、請求項3
ないし5記載の発明において、平坦面の段差は前記スペ
ーサの厚さより小さい寸法に定められているので、スペ
ーサの挿入先を段差のある複数の平坦面から選択するこ
とにより、一枚のスペーサの厚さ以下の調整幅でレンズ
ブロックの傾きを微調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像読取装置の
内部構造を示す縦断正面図である。
【図2】走行体駆動手段の構成を示す斜視図である。
【図3】片側における走行体支持レールとレンズブロッ
ク支持部とレンズブロックとの取付関係を示す分解斜視
図である。
【図4】片側における走行体支持レールとレンズブロッ
ク支持部とレンズブロックとの取付関係を示す側面図で
ある。
【図5】片側における走行体支持レールとレンズブロッ
ク支持部との対向面にスペーサを挿入した状態を示す側
面図である。
【図6】レンズブロック支持部とセンサブロックとの対
向面にスペーサを挿入した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 原稿台 4,5 走行体、 6〜9 読取光学系部材 10 レンズブロック 11 レンズ 13 ラインセンサ 24 走行体支持レール 25 レンズブロック支持体 26b,26c 平坦面 26d 段差 27b,27c 平坦面 27d 段差 34 スペーサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される原稿台と、 前記原稿台に対向する読取光学系部材が搭載された走行
    体と、 前記走行体の両側を走行自在に支持する走行体支持レー
    ルと、 前記走行体支持レールに固定されるレンズブロック支持
    体と、 前記読取光学系部材を介して入射される原稿画像を収束
    するレンズ及びこのレンズからの出射光が入射されるラ
    インセンサを有して前記レンズブロック支持体に固定さ
    れるレンズブロックと、を具備し、 前記走行体支持レールと前記レンズブロック支持体との
    対向面の何れか一方の面にはその対向面と直交する方向
    に段差のある複数の平坦面が形成されている画像読取装
    置を用い、 前記走行体支持レールと前記レンズブロック支持体との
    対向面における何れかの前記平坦面にスペーサを選択的
    に挿入することにより、前記走行体の走査面に対する前
    記レンズブロックの傾きを調整することを特徴とする画
    像読取装置のレンズブロック傾き調整方法。
  2. 【請求項2】 原稿が載置される原稿台と、 前記原稿台に対向する読取光学系部材が搭載された走行
    体と、 前記走行体の両側を走行自在に支持する走行体支持レー
    ルと、 前記走行体支持レールに固定されるレンズブロック支持
    体と、 前記読取光学系部材を介して入射される原稿画像を収束
    するレンズ及びこのレンズからの出射光が入射されるラ
    インセンサを有して前記レンズブロック支持体に固定さ
    れるレンズブロックと、を具備し、 前記レンズブロック支持体と前記レンズブロックとの対
    向面の何れか一方の面にはその対向面と直交する方向に
    段差のある複数の平坦面が形成されている画像読取装置
    を用い、 前記レンズブロック支持体と前記レンズブロックとの対
    向面における何れかの前記平坦面にスペーサを選択的に
    挿入することにより、前記走行体の走査面に対する前記
    レンズブロックの傾きを調整することを特徴とする画像
    読取装置のレンズブロック傾き調整方法。
  3. 【請求項3】 原稿が載置される原稿台と、 前記原稿台に対向する読取光学系部材が搭載された走行
    体と、 前記走行体の両側を走行自在に支持する走行体支持レー
    ルと、 前記走行体支持レールに固定されるレンズブロック支持
    体と、 前記読取光学系部材を介して入射される原稿画像を収束
    するレンズ及びこのレンズからの出射光が入射されるラ
    インセンサを有して前記レンズブロック支持体に固定さ
    れるレンズブロックと、を具備し、 前記走行体支持レールと前記レンズブロック支持体との
    対向面の何れか一方の面には、その対向面に選択的に挿
    入されるスペーサの挿入箇所を選択するための複数の平
    坦面が前記スペーサの厚さ方向と対応する方向に段差を
    つけて形成されていることを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿が載置される原稿台と、 前記原稿台に対向する読取光学系部材が搭載された走行
    体と、 前記走行体の両側を走行自在に支持する走行体支持レー
    ルと、 前記走行体支持レールに固定されるレンズブロック支持
    体と、 前記読取光学系部材を介して入射される原稿画像を収束
    するレンズ及びこのレンズからの出射光が入射されるラ
    インセンサを有して前記レンズブロック支持体に固定さ
    れるレンズブロックと、を具備し、 前記レンズブロック支持体と前記レンズブロックとの対
    向面の何れか一方の面には、その対向面に選択的に挿入
    されるスペーサの挿入箇所を選択するための複数の平坦
    面が前記スペーサの厚さ方向と対応する方向に段差をつ
    けて形成されていることを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記レンズブロック支持体と前記レンズ
    ブロックとの対向面の何れか一方の面には、その対向面
    に選択的に挿入されるスペーサの挿入箇所を選択するた
    めの複数の平坦面が前記スペーサの厚さ方向と対応する
    方向に段差をつけて形成されていることを特徴とする請
    求項3記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記平坦面の段差は前記スペーサの厚さ
    より小さい寸法に定められていることを特徴とする請求
    項3ないし5の何れか一記載の画像読取装置。
JP2000023650A 2000-02-01 2000-02-01 画像読取装置及びそのレンズブロック傾き調整方法 Pending JP2001215637A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047844A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

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