JP2904965B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2904965B2 JP3198927A JP19892791A JP2904965B2 JP 2904965 B2 JP2904965 B2 JP 2904965B2 JP 3198927 A JP3198927 A JP 3198927A JP 19892791 A JP19892791 A JP 19892791A JP 2904965 B2 JP2904965 B2 JP 2904965B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷結合素子(以下、C
CDと称す)等の固体撮像素子を用いて原稿の読取りを
行うディジタル画像読取装置に関し、詳しくはディジタ
ル画像装置における光学特性等の調整に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCDを用いたスリット露光方式
の画像読取り装置においてその調整方法の多くは生産ラ
インの中における治具を用いて行なわれている。
【0003】この従来の調整方法を図9及び図10を用
いて説明する。図9において、原稿像をCCDにまで導
く光学素子として、大きくはスリット91と第1ミラー
92及び図示しない照明装置とから成る全速ミラーユニ
ット93と、第2ミラー94及び第3ミラー95から成
る半速ミラーユニット96と、原稿像を縮小してCCD
上に結像する結像レンズ97、CCD98、CCDドラ
イバー99からなる結像ユニット100があげられる。
【0004】調整時、着目すべき所は倍率、レンズの解
像力といった光学素子として基本的に必要なポイントだ
けでなく、スリット露光特有の調整項目がある。それ
は、全速ミラーユニット93の走査方向(図9のP)に
対するスリット91の中心線Qの直角性、該スリット中
心線QとCCD98の長手方向の軸線Rとの平行性、及
び各光学素子を介したスリット中心線QとCCDの長手
軸線Rとのスリット短辺方向の合致性(以下同期調整と
呼ぶ)などがあげられる。
【0005】生産ラインでの調整方式では治具用スリッ
101をコンタクトガラス(図示せず)の位置に保持
し、背面から露光しCCD98上に治具用スリット10
1の像を結ぶ。
【0006】チャート101上のイの部分で解像力を、
ロの部分の間隔で倍率を、ハのテーパー状のチャートで
前記同期調整を、ニの部分で直角調整を行う様にそれぞ
れのCCDの出力信号をパソコン102で処理し、モニ
ター103でモニターしながら調整する方式が一般的で
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、市場にて原稿反射光を複数枚のミラ
ーを介し結像レンズによりCCD上に結像するまでの光
学経路のうちどれか1つでも不具合が生じて交換する様
な場合には、生産ライン用の治具がないため、治具用ス
リット101(背面露光手段を含む)処理用パソコン1
02,モニター103などがなければ調整することが難
しく、これらの画像を見ながら調整箇所を少しづつ追い
込んでいくしかなく、市場でのメンテナンスという意味
で設計上その配慮が欠けていた。
【0008】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、特
別な治具を必要としないで上記の光学配置特性、特にア
ウトプット画像からは判断しにくい直角調整と同期調整
とを簡単に、かつ精度よく実現することができる画像読
取装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、スリット部材を有した走査光学
をスリットの短辺方向に移動させ、スリットを通過し
た原稿の反射光又は透過光固体撮像素子上に結像して
原稿像を読取る画像読取装置において、上記固体撮像素
子の最大原稿読取り時の受光領域よりも外側の素子に対
応するように、上記スリットの短辺方向の幅よりも小さ
い別スリットを上記スリット部材に設けたことを特徴と
する。
【0010】
【0011】
【作用】而して本発明によれば、特別な治具を用いるこ
となく走査光学系と固体撮像素子との精度の高い直角調
整及び同期調整を行なうことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施例を適用する画像読取
装置の概略構成を示す断面図、図2は図1の装置の光路
配置を展開した平面概略図である。
【0014】図1において、1は全速ミラーユニットで
あり、原稿を照明するための照明ランプ11,反射笠1
2,13,14,第1ミラー15及び余分光をカットす
るスリット16とを備えている。2は半速ミラーユニッ
トであり、第2ミラー21及び第3ミラー22を備えて
いる。3は結像ユニットであり、結像レンズ31,CC
D32及びCCDドライバー33を備えている。原稿台
ガラス4上に載置された原稿は、全速ミラーユニット1
によって光学的に走査され、スリット16を通過した原
稿の反射光は半速ミラーユニット2の第2ミラー21,
第3ミラー22を介して結像ユニット3へ供給され、C
CD32上に結像される。
【0015】図2はその経路の長手方向を示す図であ
り、Aで示す巾が最大原稿読取り巾(約300mm)であ
る。一方、本実施例においてCCD32は原稿を400
dpi(ドット/インチ)で読み取る様に構成されてお
り、CCD32は長手方向に5000画素を有している
ので、原稿上では(5000×25.4/400=)3
17.5mmの画像を読み取る事ができる。実際には、通
常図中矢印D方向の位置誤差を考慮してもCCD32の
両端部の画素には充分な余裕がある。
【0016】図3は図1で説明したスリット16の平面
図である。同図に示すように、スリット16には、最大
原稿読み取り巾Aに相当する巾よりも広いエリアl×E
(Eは0.5〜10mm程度)の開口を形成しており、そ
の開口の両端部のセンターには長さl1 ,巾がCで示す
極細のスリット(Cは10μ〜1mm程度)が形成されて
いる。この時、スリット16の開口長さトータルL(L
=l+2l1 )はCCD32の読み取り可能巾Bに相当
する巾よりも広く形成されている。
【0017】図4はCCD32の片端部の平面図であ
り、図5はその拡大図である。図中41で示すのがCC
Dの読み散り用の1画素チップであり通常約10μm四
方程度の大きさを持っている。結像レンズ31との関係
により最大原稿巾Aに相当する受光エリアはaで示す部
分であり、その外側(両端部)には余裕画素bが存在
し、余裕画素bのうち、cで示す画素にはマスキング5
1が設けられており、その中央部には巾Fで示すスリッ
ト52が設けられ、Fで示す巾に光線が入射しなければ
cで示すエリアの画素には光が入らない様になってい
る。Fで示すスリットの巾は調整後に必要な精度と原稿
近傍に設けたスリット16の巾Cとから決定される。
【0018】以上の様な構成において、調整の方法を説
明する。原稿近傍に設けたスリット16の極細部l1
は、図3で示す様にCCD32の全画素に相当する巾B
よりも広く構成してあるので、CCD32の両端部に設
けたマスキング部cには、常にスリット16の極細部l
1 を透過した光が入射される。
【0019】実際に調整する際には、図1において原稿
台ガラス4上に白紙を載置し、照明ランプ12を点灯さ
せ、CCD32の出力を読み取り装置には当然内蔵され
ているCCDドライバー33を介して図5のcで示した
マスキング51の画素の出力をモニターする。モニター
する方法は、工場調整時には図9で示した様にCCDド
ライバー33の出力を外部のパソコンで処理してCRT
上に表示する事が可能であるが、前記した様に市場で結
像ユニット3もしくは全速ミラーユニット1又は半速ミ
ラーユニット2を交換した際などには、画像読取り装置
を調整モードにして、この時cのマスキング51に一定
光量の入射光があった時、画像読み取り装置の操作部上
のLEDを点灯させる事で可能になる。
【0020】調整手段としてはいくつか考えられるが、
図6及び図7を用いて結像ユニット3側で調整する方式
を例に挙げて説明する。図6は結像ユニット3の斜視図
であり、図7はその一部分を拡大した詳細図である。結
像ユニット3は3本のピン61,62,63により画像
読み取り装置のベース板64に位置決めされている。ピ
ン61〜63にはネジが形成されており、それぞれに調
整用ナット65,固定用ナット66が係合され、これら
によってレンズ支台67を固定位置決めしている。ピン
61にある調整用ナット65を回転させると、結像ユニ
ット3は図6中の矢印Hで示した方向に傾き前述の同期
方向の調整ができる。又、ピン62、或いはピン63に
ある調整用ナット(図示せず)を回転させると、結像ユ
ニット3は図中矢印Gで示す方向に傾きスリット16の
長手方向aとCCD32の長手方向bの平行調整すなわ
ち直角調整が可能となる。したがって、調整用のモニタ
ー,或いは市場においてあらかじめ決定してある操作部
上のLEDの出力を見ながら前記調整用ナット65を回
転させ、スリット16の極細部を透過した光がCCD3
2のマスキング51のスリット52に入射する様にすれ
ば、スリット16の長手方向aとCCD32の長手方向
bはほぼ完全に一致し、同期及び直角とも簡単に精度よ
く調整することが可能となる。
【0021】他の調整手段としては、全速ミラーユニッ
ト1や半速ミラーユニット2を微調したり、全速ミラー
ユニット1や半速ミラーユニット2が走査するレール
(図示せず)を調整する方法もあるが、それらの調整方
向においても前記したように本実施例を用いれば簡単に
精度よく調整が可能となる。
【0022】図8は本発明の第2の実施例に係る原稿面
側に設けるスリットを示す平面図で、最大画像読取り巾
に相当するエリアAを越える領域に巾Eで示すスリット
を、その外側に巾Cで示す極細スリットを第1の実施例
と同様に設けたものである。その境界には81で示す様
にスリットの非開口部を設けてあり、これにより第1の
実施例の如く、同期,直角調整を行えるだけでなく、非
開口部81の間隔をあらかじめ本体CPUに入力してお
けば、CCD32上の光量の入射しない画素の間隔を読
む事によって、倍率調整も簡単にかつ精度よく、しかも
特別な治具を必要としないで市場においても可能とな
る。
【0023】上記実施例において、原稿側のスリットの
両端部に極細のスリットを設け、かつCCDの余裕画素
部にもスリットを設けて調整時にそれぞれのスリットを
対応させて、調整の簡単化及び高精度化をはたしてきた
が、原稿面側のスリットだけに極細のスリットを設ける
だけでも、図3において巾Eで示す露光有効巾に対して
巾Cで示す部分がCCDの画素エリアに投影されている
事が確認でき、(E−C)/2の露光余裕がある事にな
る。したがって、画像読取り装置が耐久変化やその他の
経時変化及び本体の移動によるゆがみ等が生じたとして
も、調整後にはE−C/2の余裕がある事になり、市場
での調整においても充分なラチチュードを確保すること
が可能となった。又、図4及び図5で示す様に、CCD
32の余裕画素部にスリットを設けると、原稿側のスリ
ットCに相当する像がCCD32の画素の中央に投影さ
れる所まで調整を追い込む事ができるためより一層の調
整精度の向上がはかれる事になる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきた様に本発明において、
別スリットは固体撮像素子の最大原稿読取り時の受光領
域よりも外側の素子に対応するようにスリット部材に設
けられているので、原稿読取りの際に別スリットが邪魔
になることもなく、随時光学調整を簡単に行なうことが
可能となる。 従って、CCD等の固体撮像素子のように
読み取りセンサーと原稿側スリットの各々の短辺方向の
中心線を合致させる合致精度を向上させることができ、
更に3ラインCCDを用いたカラーディジタル読み取り
装置の様に3ライン間に入射する光量比のバランスが読
み取った画像の色バランスに大きく影響を与えるため、
読み取り位置をつねにスリットの中央部に位置して
必要がある装置や、スリット通過光で実際に読んでいる
位置以外の反射光が読み取り精度に悪影響を及ぼす様な
装置などには特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像読取装置の概略構成
を示す断面図
【図2】図1の画像読取装置の光路配置を展開した平面
概略図
【図3】図1の画像読取装置のスリットの平面図
【図4】CCDの要部平面図
【図5】図4の拡大図
【図6】結像ユニットの斜視図
【図7】図6の要部断面図
【図8】本発明の第2の実施例に係る画像読取装置のス
リットの構成を示す平面図
【図9】従来の画像読取装置の概略構成及び光学特性の
調整方法を示す図
【図10】治具用チャートの構成を示す平面図
【符号の説明】
1 全速ミラーユニット 2 半速ミラーユニット 3 結像ユニット 16 スリット 32 CCD 51 マスキング 52 スリット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリット部材を有した走査光学系をス
    ットの短辺方向に移動させ、スリットを通過した原稿の
    反射光又は透過光固体撮像素子上に結像して原稿像を
    読取る画像読取装置において、上記固体撮像素子の最大原稿読取り時の受光領域よりも
    外側の素子に対応するように、上記スリットの短辺方向
    の幅よりも小さい別スリットを上記スリット部材に 設け
    たことを特徴とする画像読取装置。
JP3198927A 1991-04-08 1991-07-12 画像読取装置 Expired - Fee Related JP2904965B2 (ja)

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